Land of Riches


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 2017年06月30日(金)   相乗効果 

※このエントリは7/2に書いてます(活撃3話まで及びアポ2話までのネタバレです!)



会社の存続も怪しいレベルの爆弾をぶつけられながらも定時退社して、
バルト9の先行上映×2に行ってきました。アニプレックスもFateと刀剣乱舞の
それぞれの未アプローチ層を巻き込むために先行上映も本放送も連続にしたんでしょうけど、
(そしてTLを見る限り、その試みはうまくいっている)
18時開始はきついものがありました…案の定、遅刻者続出。

背景だけは綺麗(キャラはHF劇場版と比べるとやはり微妙)なufotable。
活撃は3話で1エピソード終了、ということでここまでの上映を決めたんでしょう。
ゲームではなあなあで流されている過去での戦いを精密に掘り下げてますが、
見終わって真っ先に思ったのが「これ円盤売れるんだろうか」でした。
3話まで来ても三日月どころか鶴丸さえ出てきてないんですから。

アニプレックスUSがやらかして、活撃は登場する男士の顔触れが全員判明したんですが、
(物語のメインである和泉守たちの部隊は、まさかの第二部隊。
 審神者は物を使い倒すように冷淡に男士たちをこき使うタイプ)
推しが薬研以外いないのは財布的には救われたと思うべきでしょうか。

戦闘は派手ですけど物語の進み方は丁寧にして地味。
考えてみたら第二部隊だから大仕事をしているわけがないんですけど…!

蜻蛉切が大福好きをカミングアウトするなど、どのキャラも一般的なイメージとは
若干ずれた面を見せる中、最も食い違いを感じたのは、審神者以外には超絶無愛想な薬研。
自分について語らず、淡々とやるべきことだけをこなしていく短刀です。
(くどいですが、彼らは第二部隊なので未成熟でも納得)

なんと言いますか、TVで続きを見るのは楽しみですけど、円盤は買わないだろうな、と。

Apoはストーリー知っているので、声と動くことに驚きを覚えるのですが、
(原作にはない二世とフラットの会話が一番興奮しました)
連続2クールと発表され、どんどん凄惨な展開になっていくのは分かってるので、
この可愛いマスターが…と思ってしまったりすると今の場面すら重苦しく見ちゃったり。

活撃の声優トークも、このメンバーでいつもやってるからだろうな…と分かる
楽しそうなノリでしたが、Apoは人数が多い(10代からベテランまで、
そしてFateオタから世界観知りませんでした、まで)からこその味を感じました。

諏訪部さんは長年アーチャーをやっていただけに、背中で語ってきただの
ツインテールのJKに召喚されていただの触れてくれて凄く嬉しかったです。

一番驚いたのは古川さんが大久保さん並みのガチFateオタだったこと。
話し方がガチオタ特有の早口でしたよ!(今までとうらぶイベでしか見たことないので新鮮)


 2017年06月29日(木)   副読本 

今日はめちゃくちゃ金曜気分ですよ!(謎)

刀ステの密着スペシャル後編を見ました。
前編以上にネタバレがひどい…観劇前に見るのはどうなのか(苦笑)

義伝の主軸は伊達家の刀剣ですが、末満さんは分かり易く表に出してた
織田組と違って伊達組は主に対しての想いが成熟している、大人な対応…的な
発言をしていて苦笑いでした。長谷部は黒田家に対しては表に出さないんですよね…。

一番遅れてきた一番長生きの鶴丸は後ろから見守ってて、
2代の刀だった貞ちゃんは政宗を徳川の世をうまく渡り歩いた人だと思ってて、
燭台切はかっこよさを追求することを学んで、一番元の主に近い位置にいるのは
若い頃に似ていると言われた、戦場で散りたがっている大倶利伽羅という。

殺陣もキャラに合わせてつけてて、三日月は美しく強く、山姥切はマントを活かした
回転(マントの音もついてる!)、燭台切はオーソドックスながら視野広めで
後ろを見てないのに受けるとか、鶴は驚きを求め、貞ちゃんはレベル1からの成長、
大倶利伽羅は戦闘マシーン、小夜は殺し屋、歌仙は力強く、だとか。

ライビュがより楽しみになりました!


 2017年06月26日(月)   笑顔 

笑えるって大事なことだな、と思います。

…と昼間からの憂鬱を軽くしてくれたニコ生(りんりんのたこ焼き屋さん)に感謝。
和田さんは時々さり気なくすごく大事なことを言うんだよね。
あと終了間際の投げキッス!(笑)

土曜に続いて朝10時にセブンイレブンでスタンバイもしました。
とうらぶライビュ…活撃はアポクリファと並べてくるアニプレックス?の
作為を感じますけど(同時刻に発売されてもどちらかしか取りに行けないっつーの!
迷った挙句、活撃から取りに行ったら活撃は現地なのにアポは隣のスクリーンというオチ。
諏訪部さん登壇するのに)刀ステは普通に人気があり過ぎてヤバいです。
流石伊達組というべきか…亀有が瞬殺とは驚きました…。



※27日に少し加筆しました


 2017年06月25日(日)   時間は買うもの 

水戸でジェフとカマタマーレが2週連続で試合をやるので、
TLでたまに見かけるプロカフェのコーヒー…は無理だとしても
コラボクレープを食べに行こうかと思っていたのですが、いろいろあって二転三転。

朝はまず幸運にも同行させて頂いたアニメイトの刀ステカフェへ。
私も暇さえあれば空席予約サイト見続けてきましたが、行ける時間には空席見つけられず。
活撃の全国展開がリリースされましたけど、こちらこそ地方に行ってほしかったと
切実に思ったタイミングだけに、本当に嬉しかったです。

コースターも全8種類ですし、ドリンクもコラボカフェにしてはカシスシロップ入り烏龍茶、
普通のホットミルクなど飲みやすいものが揃っています。トレーディンググッズもないし!
(コースターも2.5だと役者さん人気も絡んでくるため交換が成立しやすく)
何よりフォロワーさんと刀ステのネタバレ話をできたのが嬉しかったです。
まだまだライビュまで時間ありますし、webでは話せませんからね!

とらのあなでずっと待っていた本の後編を買い、上野駅からひたちで水戸へ。
ひたちだと上野の次が水戸で、1時間6分しかかからないんですね。衝撃。
柏に停車するときわは停車駅が多いので…水戸、全然遠くないですわ。

体調がすぐれなかったのもあり、プロカフェではなく徳ミュで児手柏再現を
見る方を優先しました。本当に表と裏で刃文が違って、見事な再現でした。
燭台切の再現ももうすぐ出来上がるようですが、とても楽しみになりました。
あと何気に別の展示室で組まれていた水戸黄門特集も面白かったです。
光圀も政宗ばりに新しいものに興味津々だったんですね。
常設展には筆や道服が遺品としてあるのに、特別展は靴下ですよ!(ほとんど今と同じ)

夜は最終目的のKsスタジアムへ。桜山からシャトルバスに乗れることを今回学びました。
もう無駄に1日乗車券買う必要もなくなるのです…(下調べ不足)

現実的な(クラブが昇格できないから選手を個人昇格させることを目標としている点も)
戦いで結果を出しているホーリーホックに対し、理想に舵を切った結果、
守備が疎かになってしまい勝てなくなってしまったカマタマーレ。

仲間さんは頑張っているとは思うし、レベスタよりは余程ボール思っていた、
おまけに先制まで出来て大喜びだったのに…最終的にはAdd.タイムの
セットプレーで逆転負けを喫するという。6月も終わるのに、まだ2勝ですよ。
カマタマサポでもない私でさえこんなにダメージ受けてるのに、サポさんの心境は如何ばかりか。

正直思い出したくないくらいの試合でした。

2017.6.27 wrote


 2017年06月22日(木)   視野狭窄 

気がつけば「いのちの電話」のNo.書いたページを見てたりするからどうしようもなく。
追い詰められてるというよりは、煮詰められてて息が詰まりそうな感じです。


 2017年06月21日(水)   独りで戦い、独りで死ぬ 

公私ともに怒られる1日でした。
この世に味方がいないのは自分が一番よく分かってるくせに。


 2017年06月20日(火)   飛散 

隣の部署(厳密にはこの言い方はおかしい…だって別の会社…)の
ホワイトボードに日付が書いてあるんですけど、今日見たら当然20日で。
この前見たの13日だったのに…と時間の飛び去るスピードに唖然としました。

私には家族いないし、仕事も10年以上同じことをしてるから、
自分から変化をつけないと、単調な毎日になってしまうのです。
そして、何をしたわけでもないのに、家ではぼんやり動画見たり本読んで寝落ち。

今朝は学生時代に好きだった人の夢を見ました。
夢見てる間は幸せでしたし、そんな自分をひどく哀しく思いました。


 2017年06月16日(金)   ビジネス 

私から2.5次元への偏見を取り除いてくれた恩人でもあるテニミュ三代目氷帝、
青木さん(跡部)と赤澤さん(芥川)が揃って出演した映画「くらわんか!」の
完成試写会に行ってきました。場所は品川区荏原。東急目黒線、初めて使ったような…?
一本おきに三田線と南北線に乗り入れする電車が来るので難易度高いです…。

とある芸能プロダクションが定期的に映画を作る試み(当然自前の新人もねじこむ)で
主演として青木さんが呼ばれた格好でした。チケット買った時点で残席ありまくりでしたが、
実際現地に行ってみると、お金払って見に来た人はそんなに多くは無さそう
(払ってくる人は挨拶終わったら帰ってしまったような…3回上演したんだっけ)でした。
あまり周囲のマナー良いように思えませんでしたが、付き合いで来てるならやむなしか…。

作品にもっと吸引力があれば良かったんですけど、強引な展開を、
「大阪人のお節介」で片づけてしまうような流れで、特にハートウォーミングでもなく。
(主人公の善意は結局は独り相撲だったので)
枚方市とタイアップしてやたら名所をねじ込まれてたのも集中を欠かされたというか。

ともあれ、この国で邦画をヒットさせるのは想像以上に難しいんだと実感させられました。

2017.6.20 wrote


 2017年06月12日(月)   23世紀になっても 

★注意! 舞台刀剣乱舞「義伝 暁の独眼竜」のネタバレです!★

虚伝・長谷部役の和田さんは劇団シャイニングの稽古が苛烈過ぎて、
義伝をとても見たいのに機会を取れず、ライビュに行こうとニコ生で言ってましたが、
私が行った今日、ミュの倶利伽羅役である財木さんが見に行っていたようです。
それも台湾でのイベントからの帰国直後に。同時期に同じキャラクターを
別の役者が演じるというのは滅多になく、拡樹さんでさえライバル心を隠さないのに、
見に行って素直に(少なくとも表面上は)褒められる財木さんは真面目だと改めて。

とうらぶが原作ゲームでの台詞が少なすぎたりというのもあるんでしょうが、
同じキャラクターながらミュとステの倶利伽羅は役者の着眼点が違ったり、
ストーリーでの役割が違うので、かなり異なるベクトルの姿として板の上に現れます。
ミュでは一人の農民との交流で変化していくのですが、ステでは徹頭徹尾
孤高を貫く一匹竜王のまま。一切馴れ合いません(花丸もそうでしたが、
二次創作でも最終的には絆されるパターンが多いので、ある意味新鮮)。
どこかワガママですらある振る舞いは、ひどく義伝の政宗と似ています。

そろそろ核心に触れても大丈夫かな?
もう少しだけあんまりストーリー関係ない感想を。

▽殺陣がやばい▽
これを1時間半くらいしかないインターバルで1日2公演3日連続とか
鬼畜の所業としか思えぬヘビーな殺陣です。二階建てではなくなりましたが、
今回も結構きつそうな八百屋舞台です。キャストがマッサージ系の器具を使ったり、
やたら肉を食べに行ったり、見に行った人が怪我無く…を連呼するのも納得でした。

▽予習は必要?
パンフレットの対談は読んでおいた方がいいし、歴史知識も多少は必要かも。
忠興の兜だけで誰だか分かってしまったりとか…とはいえ、あまりに独自性が強く、
本当に伊達や細川が好きな人から見たらどうなのだろう、とも思いました。
虚伝の復習は必要ないですが、見てると「あ、同じフレーズ?」とにやにやできるかも。
(義伝の政宗は信長をリスペクトしていた設定)

▽拍手のしどころがわかりにくい
OPは怒濤過ぎてする暇なし、EDもフライングして目立ってた人いたけど凄く気持ち分かる、
日替わりはむしろ板の上から拍手を要求される?みたいな感じで、
これ何気にめちゃくちゃ難しいと感じました…カテコでいっぱいすればいいですが!










※ここからストーリーについて

今回は休憩ありで1部70分+休憩15分+2部100分の3時間5分公演。
これで脳が焼き切れそうになったから、4時間と噂の「子午線の祀り」に耐えられるか不安…。
(ちなみに虚伝は休憩なしの140分)

全体として7面の「九曜と竹雀の縁」がベースで、そこに太鼓鐘と倶利伽羅が
回想をする関ヶ原を貼り合わせ、いろいろふくらませた贅沢なストーリー。
(小田原征伐も出てきて、アンサンブルの演じる秀吉がいたり…。
 今回はアンサンブルは演じる役が本当に多くて大変そうです)

パンフレットで和田琢磨さんが、それぞれに物語があるけれど、
どんどん切り替わっていくから散らかった感じにならないように…といった
話をされていた通り、1部は「貞ちゃんとの再会が嬉し過ぎてジャイアントスイングや
テンション高すぎる料理(エビのアヒージョおにぎり?!)や畑当番をする燭台切」
「遠征先で仲違いする倶利伽羅と歌仙(東北の田舎刀複数回頂きました!)」
「小夜を心配するもまともに話せず相手にされない近侍の山姥切」
「死に場所について意見が相違する伊達政宗と細川忠興」などの場面が
とにかく切り替え早く繰り出されて、把握するだけでオーバーヒートに。
そう言えばオペラグラス全く使わなかったです…1階席の一番端だったのに。

小夜に山姥切が絡むのが刀ステ本丸独特の要素で、山姥切を更に三日月が
見守ってます。三日月は他のメンバーについても引いたところから見ていて、
虚伝でも張られていた伏線(自分はいつかいなくなる)を殊更に強調します。
この本丸は過去ではなく“未来に”大きな試練に襲われる、そのために
みんながもっと心を強くしなければならないと説くのです。
(虚伝再演でループ説が唱えられてましたが、この三日月は未来を知っている可能性あり)

政宗は天下を欲し、その負の感情がお馴染みの黒い鎧に宿ります。
刀が正の付喪神なら、鎧が負の付喪神というオリジナル設定ですね。
鎧に憑かれた政宗は本来なら縁のない関ヶ原に登場し、大暴れした結果、
親友の忠興に討たれます。ここでFate/haばりに時間が巻き戻され、
関ヶ原は何度も夜明けの開戦を迎え、阻止しようと動く男士たちは
黒い鎧の圧倒的な力に屈し、巻き込まれて暁に巻き戻されてしまいます。
(伊達の真剣必殺攻めで勝てそうになるも、倶利伽羅が政宗を斬れずループに)

勝ち目のなさゆえに憑依されることを選んだ鶴丸は黒鶴と化して一行とバトル。
最終的には執着を断ち切った政宗と伊達刀たちによって辛くも勝利しました。
1部の猛烈なスピードに比べると、2部は殺陣こそ派手ですが、
ストーリーがループなので間延びした印象は受けました。
殺陣も、まだ勝てないのか、まだ倒せないのか…と思ってしまうくらい。

一方、本丸の小夜と山姥切は言葉と刀で激しくぶつかり合い、最終的には
復讐心と向き合うために小夜がこっそり修行に出るところで終わります。
他のメンバーがラーメン光忠で宴会する(刀ステ本丸の燭台切は
妙な名前のカタカナ料理が好きなチャレンジャー系料理人っぽい)のと対照的です。

とにかく熱く、重く、そして続きが気になる刀ステでした!


 2017年06月08日(木)   処刑宣告 

理不尽に切れそうになったら、目を閉じて綺麗な景色を思い浮かべて
冷静さを取り戻すように…と毎週読んでる占いに書いてありました。
実践したら、そこで連想する景色のストックを持っていないことに気づきました。
汚い、醜いものはすぐに連想できるのに。旅先で見かけた水回りとか。

今年は大変なことになるぞ、が春から大変なことになるぞ、になり
きっと夏は大変なことになる…というのが職場の現状なんですけど、
確実にやばい時期は来なきゃいけないのに、システム開発の遅れで
それがいつ来るか分からない生殺しになっているのが今の私です。

月に何回も舞台が見られるほど収入があればいいのに。
死ぬまでに一度くらいはボーナスとやらをもらってみたいものです。



本当に大切なことはwebに晒す程バカでもないし、痛い目も見てませんから。


 2017年06月07日(水)   乾いてた 

2日前に、とある方からキリンカップの招待券を頂いたので、
各駅停車にすら乗れない京王線で行ってきました、東京スタジアム!
(お金の絡みで代表戦では味スタと呼べず、トイレの各個室にある
 雨水再利用の小さなプレート全てのAJINOMOTOに黒いビニールテープが貼られていた。
 代表の、特に最近スポンサーになった企業は個人的には割とろくでもないイメージある)

さすがに中村航輔さんは出られないだろうとは思ってましたが、
彼がフル代表の一員としてsubstituteで呼ばれたのにはそれなりの感慨がありました。
というか、今の代表戦ってスタメン発表で所属チームも読み上げるんですね。
Jリーガーの方が少ない…海外組ばかりです。

飛田給駅からの道では、朝日新聞(やっぱりろくでもな(略))が
ジョホールバルから20年の号外を配布していて。このシリア戦からの
着用となった新しいユニフォームも、あの時の炎ユニをモチーフとしています。

結果として無駄にしてしまったチケット1枚、昼間に大学生からお声掛け頂いて。
自分も若い頃には生活のほぼすべてをフル代表に捧げていたのだと思いました。
今となっては、号外をもらった小学生にパパが、初出場の時の思い出を話しても、
日本がワールドカップに出るのは当たり前だと思っている少年にはピンと来ないのですが。

フランス大会の予選、アルゼンチンワールドユース(ソラミナ)、
そしてRKUを1年追いかけ倒した経験は、代表戦を見ても贔屓クラブの選手が
いるかいないかでしか物事を見ない人たちとは違う目を培ってくれたんだと
今更ながら思いました。いや、毎年同じことの繰り返しである
Jリーグのリーグ戦やカップ戦に私はそんなに魅力を見出していないんだと改めて。

そもそも野球からサッカーに移ったのも、毎年同じことを繰り返してるのに
耐えられなくなった…ぶっちゃけ飽きてしまったゆえだったのでした。
そして、今、喜びよりも悲しみや怒りをより多く与えられることに心が砕けたというか。

それでも、代表の選手は圧倒的にボール扱いが上手で
(むしろ普段見ているJ2のレベルの低さを再確認しただけかも)
本番前週にこんな結果でいいのかという疑問は置いておいて、
乾さんのボール扱いは特に好きだなと感じたのでした。ドリブラー好きは直らない。

試合の感想を一言で言えば「乾いてる」でしたもの。
いぬい いてる。

お手洗いに行きたくて、長いロスタイムが終わる前にスタジアムを出たのですが、
それでも京王線は通勤ラッシュも真っ青なくらい混んでいて。
途中で帰らなきゃいけない人がもっと増えるのは確実なんですけど、
それでもさいたまスタジアムには田舎にあるなりの利点(?)があるのだとも
気づかされたのでした。あそこは一応専用だからね…。

ピッチの上をずーっとクローンが飛び続ける時代。
海外組は増え、ワールドカップ出場が当たり前のような感覚があって、
ほとんど変わっていないものはチームチャントくらいなのかもしれません。

2017.6.8 wrote


 2017年06月06日(火)   時は来た、ただそれだけだ 

どんなに有能な人間でも無能な人間でも1日の長さ、1か月や1年の日数は
同じだと勤務先は全く理解してない悪寒しかしないんだぜ?(挨拶)

退社後に刀ステトレブロの交換で池袋へ。待ち合わせまでの時間潰しに
三省堂へ行ったんですけど、平積みされていた演芸系雑誌の表紙に
「子午線の祀り」の文字があって大興奮。大学時代から見たいと切望しつつ、
タイミングが合わなくて10年以上の歳月が流れてしまっている作品です。
(私の大学での卒論テーマは「平家物語における平知盛像」)

前回公演が2004年、その前が1999年、更に前は…といった調子で、
初演が1979年なのに過去7回しか上演されていません。
多分野から人を集めないといけないので、なかなか難しいようです。

それが、なんと今年の7月に野村萬斎さん主演で13年ぶりに上演されるとのこと。
待ち合わせ前にコンビニ走って、即行でチケット取りましたよ。
ほとんど残っておらず、ラッキーでした。何が何でも7月まで生きなきゃ!
池袋を交換場所に指定してくださったろフォロワーさん、そして三省堂。
いろんな偶然が積み重なってようやく取れたチケットと言えます。

古典芸能と大衆演劇の各ジャンルから演者を集め、群読で化学反応を狙った
昭和屈指の戯曲。しかしながら、2004年公演で知盛を演じた萬斎さんには
悔いが残っていたようで…平成の今に合う演出を、と今回は芸術監督。
これまで古典サイドが担ってきた義経を現代劇サイドにするなど
独自性を見せながら、武満徹さんの音楽は継続使用、など昭和屈指の戯曲が
古典芸能のように伝えられていくことも目指す公演だそうです。

知盛は平家物語で入水する前の台詞が格好良すぎることで有名ですが、
「子午線の祀り」では更にその後、意外な人物の名前を叫んで散っていきます。
そこまでの展開を踏まえて、え、そこで叫ぶ?!って思うんですが、
岩波文庫で脚本しか読んだことがない私でも非常に印象に残っているひとことです。

これを、ついに生身の人間から発せられるのを聞けるんです。楽しみでしかないですよ。

2017.6.7 wrote


 2017年06月04日(日)   終わるまでは常に暫定 

「福岡行きたいです。あと仙台。」と4/20付のラストに書いてあって笑いました。
twitterで思い出してその3日後には福岡行きを予約したのですが。

今日は洗濯と延ばし延ばしにしていた断髪で終了。
夜はレッズのチャントがよく聴こえてきましたが、だからと言って映像も見ず。

数年前のお金の使い方を省みると、なんであんなに散財できてたのか分かりません。
消費税が上がったりしてる(給料は今の仕事始めてからほぼ一緒です。
一度上がってその後下がったので)からでしょうか…。

人を蹴落とす、蔑むことでしか快楽を得られない趣味なんか無い方がいいですよ。


 2017年06月03日(土)   それでも戦う理由 

最近、寝落ちがとても多いのですが、酔ったとは言えまさか旅先のホテルでまで
寝落ちしてしまうとは思いませんでした…本当はもっと寝ていたかったです。
(この季節に13時キックオフは選手には拷問でしかないと思います…)

いきなりメガネのパーツが壊れたので、最初に向かったのは博多駅AMUのJINS。
博多駅はすっかり綺麗になって、もうなんでもあるといった状態。
(少し前までなら天神に行かなければならないところ。名古屋の栄はこの状態で
かなり衰えてしまったのですが、西鉄がある天神は寂れはしないと思いたいところです。
キャナルシティは中途半端な立地で苦戦しそうですが…天神までバスで100円とはいえ)
1月の小倉で誤ったオーダーで食べそびれたシロヤのオムレットさえ博多駅で買えるのです。
(5個200円で保冷剤までついてて元手が取れてるのか心配になるレベル)

あまりに古いフレームを使い続けてるせいで、同じパーツが用意できなくて…と
謝られながらも直して頂いた後は、午前中だけは列が短い駅構内の
ミニクロワッサン(これも安いのに美味しい…九州のパンってなんであんなに安いの)を
買い込んで、千代県庁口へ向かいました。崇福寺の裏にある黒田家墓所に行きたかったのです。

土日しか公開されていないため、これまでの長谷部展示ではタイミングが合わず、
福岡市内の黒田家ゆかりのスポットでは数少ない行きそびれていた場所。
崇福寺はそもそも博多に建てられた経緯からしていろいろあるのですが、
平成に至るまでの紆余曲折の果てに、墓所は現在福岡市の管理です。
(なので入るのに本来の藤水門ではなく、外側に改めて作った小さな門へ
お寺の広大な…小さくなったとはいえ周囲の住宅街を考えると相当な距離を
回り込んで入らなきゃいけないという。google mapのお世話になりました)
土日は警備員がいて、その人がマンツーマンでアンケートを頼んでくるから、
断れないという。なお私の前に来てた人は台湾からと名古屋からとのことでした。

荒廃しきった結果、20以上あった墓が12にまとめられて改葬されたのが昭和25年。
まとめられなかったのは藩祖の如水と初代の長政だけなのですが、
長政の墓は傷みがひどすぎて再建されています。当初の墓は一番上の
笠の部分だけが現在は地面に転がされているという有様。

東京の長政の墓には何回かお参りしてますが、骨が眠っていないとはいえ
大切にされてきたのだと実感します。昔のままの石を使っているのは
如水のだけなんですけど、こちらは本人の骨がここにはありません。
藩祖の遺体は、いまだにどこに眠っているのか分からないままなのです。

とうらぶの元主たちを祀った神社やお墓に行ったらひたすら謝り倒すのですが、
今回は去年1月に出した黒田本でネタにした如水・長政・高政の三人に謝り倒しました。
長谷部が背負うものに恥じない審神者になりたいと思いました、真剣に。


炎天下(鼻の頭焼けました…赤いです)をレベスタに向かうと、
丸亀の観光協会がコシのあるうどんを振る舞い、対抗して地元のウエストが
やわうどんの食事券を配るイベントを行い、フェイスデコはこの試合限定で
「うどんはバリやわ」「ラーメンはバリカタ」とサッカー要素皆無の文字が
施されてたりしてました。本当に罪深い名前ですカマタマーレ。

選手や写真が撮れないHKT48(一眼がピッチに向けられるとスタッフが走ってくる)が
灼熱のピッチで頑張る中、メインスタンドで私は涼しい風に吹かれてました。
2位のアビスパと下から2番目のカマタマですから苦戦は覚悟してましたが、
ふたを開けてみれば左SBに高木さんを起用している苦しすぎるカマタマは、
右SBが西さんなのもあって守備陣が繋ぐか蹴り出すかの意思疎通から始めてくれ、と
ぼやきたくなるような実態。おまけにRKUの人だから悪く言いたくないんだけど、
瀬口さんがこれは止めてくれるだろというものまではじいてしまったり…。

試合前のサポーターへの挨拶を先導していた仲間さんは最後の最期まで
闘志を絶やさず頑張っていましたが、出場している選手のオフェンシブな偏りに対し
守備力が不足している現状ではなかなか苦しいのではないかと思いました。
試合後に高木さんがめちゃくちゃ悔しがってましたけど、なんというか、
集められた選手のタレントと取っている戦術が噛み合ってないというか。
(どこかのチームで見たような選手ばかり、というのはどちらも同じですが、
アビスパはそれが元代表クラスで、カマタマは元J2クラスかな…と)

試合で一番印象に残ったのは、MDPのインタビューに出ていたアビスパ堤さんが
毎試合前に必ず筥崎宮を参拝していた話でした。「いつもありがとうございます」から
祈りを始められる人は強いに決まってます。さすがはユースの頃から
レッズサポーターにお礼の挨拶が出来た選手です。当時のレイソルのキャプテンとは大違い…。

試合後は迷いながらもひらおの本店で衣がパチパチしてるレベルの
天ぷらと美味しい塩辛を頂き(それでも天ぷらの為だけに徒歩片道15分は
きつすぎると思いましたが、6月には大名に新店が出来るそうで安心)
博多駅でカマタマの選手と再会しながらも自分用に土産を買い込んで帰りました。

博多と仙台は本当に大好きですね。何度行っても。

2017.6.4 wrote


 2017年06月02日(金)   暗黙の了解 

いろはずのあまおう、九州限定だそうですが、無果汁のくせに甘い甘い…!(挨拶)
※340mlで150円、75kcalとのこと。明らかに高級品。

福岡市博物館の企画展示「黒田長政の読書」が見たくて、福岡遠征を組みました。
無理をしたくなくて、正午過ぎに福岡空港に到着するスターフライヤー
(機内設備やサービスなどから私はスターフライヤーとソラシドが好み)で
向かいました。要するに朝早く起きたくないんですよ。メトロはそれでも遅れてくれましたが。

市博の喫茶室でポンペイ展合わせの特別メニューを食そうと目論んでましたが、
残念ながら特別メニューも日替わり弁当さえも完売済。周囲の客を見ると、
百道には飲食店が少ないため、車いすでも来られる近所の老人などの憩いの場、
つまりごくごく普通の喫茶店として機能してるっぽいと感じました。

ポンペイは私にとってもゆかりの深い単語(メルアドでも使ってますし)ですけど、
噴火で埋もれた都市に知識として触れるのは初めて。古代ローマで既に
遠近法っぽいものが導入され(その理由が部屋の広さを演出するためなのは
ちょっぴり切ないですが。あと大理石に見せかけた描き方もあったり)てるのは驚きでした。

神話の登場人物や戦車競走なども画材で、説明に添えられた固有名詞で
覚えがあるのはFGOで見たものばかり。改めてFGOが多種多様なネタ元を持つと
再確認しました。カルデアのマスターは化け物ですね。みんなを従えてて。

めあての企画展示は、長政が意外に俗っぽいというか、暇つぶしのために
物語というか文学方面に手を出しているような印象を受けました。
教育パパなところは知ってましたが、結構人間味あふれる人かもしれません。
ついに二十四騎展のバカ重い図録を買ってしまいました…。

夜は教えてもらった飲み屋に行って派手に酔っぱらいました。
博多駅の土産物屋は一体何時まで営業しているんでしょうか…?

2016.6.4 wrote


 2017年06月01日(木)   伝達 

水無月を迎え、刀ステ伊達編こと義伝開幕となりました。
今回は劇場だけでなく、原宿の2.5Dカフェでも公演グッズの物販を行うというので、
退社後に行ってきました。カフェのtwitterで特に売切れ等は告知していなかったので、
割と気軽な気持ちで向かったのですが、建物横に50人ほどが並んでました(苦笑)

しかも最後尾への誘導もなかったので、最初普通に店へ入っちゃいましたよ。
数量制限なしと豪語し続けたのにトレブロが品薄になるとか、
いつの間にか最後尾に店員を配置して静かに受付終了の案内をするとか、
相変わらずの問題だらけな運営でしたが。2.5Dカフェに期待する方が無理だと
私もいい加減に学習した方がいいのでは…キャストへの初日の弁当差し入れは
2.5Dカフェの少量ではなくもっと美味しいものにしてあげて…。

50分ほど並んで、パンフレットと運試しのトレブロ5枚だけ買いました。
全60種類(今回は8キャラ全員の手合わせ28パターンがある)なので
1枚も燭台切が出なくてもおかしいことはないのですが、改めて今回の物販の鬼畜さと、
虚伝でこうでなくて良かったのか悪かったのか…と思いました。

パンフレットは興味深い内容でした。役者同士のプライベートの仲の良さを
生かしたキャスティング、虚伝とは殺陣をつける人が代わったがゆえの変化。
ストーリーも驚きをもたらしてくれるともっぱらの噂で、観劇が待ち遠しいです。

2017.6.3 wrote


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