Land of Riches


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 2001年01月31日(水)   #23、田原豊。 

一週間ほど前の訂正(?)です。シャボン玉石けん、石けんの匂いはします(笑)

もう1月も終わり。2001年も12分の1が終了です―この手の言い方、大嫌いです、今は。
昨日、アントラーズとレイソルで入団会見(柏は新体制会見かな?)がありまして、
スポーツニュースでも取り上げられたので、ご覧になった方もいるでしょう。
私はNステ以降をハシゴしたんですけど、鹿島だけという局が多くてビックリしました。
去年の5人組はスポーツニュース映ったのかな?!―とも思いつつ。
(羽田さんと出会ったのが2月末の鹿児島なので、私には分からないのです)

青木さん、すごい緊張してましたね。画面越しにこちらまで伝わってくるほど。
そして、彼の胸に躍る番号が24番なのは皆さんチェックされたかと…羽田さんは14番です。
柏でも17番俊太さんがセカンドユニのモデルしてましたが、ちょっと言葉を失いました。
ただオトコマエだけは何を着てもやっぱりオトコマエで♪ ラヴです。
どこのチームの会見でも思うのですが、やはりルーキーは細い…。

ふとしたことで、あるフットサルチームのホームページを紹介してもらったんですけど、
メンバーリストの23番に私の名前があったり、リンク集に ZEPHYR が載ってたりして、ちょっと切なかったです。
一応、ハンドルネーム入りの偽物ユニフォーム、まだ持ってるんですけど(^^;
そもそも23番にしたのは、現グランパス17番に合わせて…だったのを思い起こせば、時間の流れを感じます。
昨年A代表の試合は一度も行かず、若い子ばかり追い回していたので、皆様とお会いする機会も少なかったですが、
しゃべりの高速ドリブルが得意な奴をもし今でも覚えていていただけたなら、嬉しい限りです。

ナカマ…だったと思ってます、あそこの方々は(過去形…?)

前田遼一サマから羽田憲司さんへ「こちらこそ(今年もよろしく)」という温かいお言葉をいただけたそうで
(Mさんありがとうございます)やっぱり上半期はU-20と心中かな、とJ1の日程も把握せず平気な今日この頃です。

そして、頭の中では香港ほんこんホンコンHongKongという地名が、相変らず縦横無尽なダンスを繰り広げております。
世界の舞台で自分を試したいと言った彼の勇姿を見られるなら、行くべきなのか……(遠い目)

今日の一言:「あーおーきー、だから独りでフラフラしちゃダメなんだってば!」(ノーコメント(笑))


 2001年01月30日(火)   アルテマはおろかブリザドだって唱えられない 

香港ほんこんホンコン…<昨日一日頭をグルグルしていた単語(笑)

薦められたCD(廊下の伝言板にも書きましたが、ホフディランのベストいいです♪>Sさん)を
ヘッドホンで聴きながらバタンキューな昨夜でした。じ、時間がぁ〜(笑)

確かに、自力ではどうにもならないことってあります。ただ、手に入るかもしれない、その可能性があるなら
手に入らなくても、手に入れようとできる限り努力すればなんらかの満足…とはいかなくても、心境変化があるかもしれません。
うーん、こう書くと当たり前のように思えることすら見失ってるんだから、それを教えてくれる友達は、本当、大切。

あるチャットに、“プレッシャーがきつい大きな仕事”と“プレッシャーの乏しい適当な仕事”の
どちらがいいか…というログがありました。私はバイト探しで“誰にでもできる簡単な作業”というコピーに
割と惹かれる方なんですけど、イコールやり甲斐のあまり感じられないタスクになります。
はっきり言ってしまえば、別に私がやる必然性もない、まさに交換可能な歯車になってしまうということ。
仕事に限らないのかもしれませんが、ある高みへ登るには、それなりの苦悩が伴う…そうですよね?(やや私信)

自分がいない世界を想像して、それでも何事もなく回っていく―間違いなくその通り―のが
我慢できないなら、歯車になりきった一生は欲するところではないわけで、ならリスクを負うしかないと。

あるRPGで自分がいない世界が許せなくてそれを壊しまくるボスキャラがいますけど、実はその気持ち、かなり分かります(苦笑)
ただ、そのキャラは壊せるものが能力的に大きかっただけで―ヒトは誰も自分でめちゃめちゃに壊せるものがあって、
その大小が違うだけ、と言っていたのは「幽白」の幻海でしたか? ある人は家族であり、ある人は国であり。
私の場合、壊せるのは自分の精神的安定と手近にある紙(ストレスがたまると、いきなり新聞の折り込み広告を破りだしたりして
元彼を唖然とさせたことも何度かありました…)ぐらいなんですけど。

破壊衝動を創造衝動へ昇華できればいいのに。

この世で私にしかなしえないこと―なんか、これをずーっと昔から探している気もします。
やぶさんはやぶさんなんだから。よく言われますけど、自分が嫌いな今の私にはなんの慰めにもなりません。
理想と現実とのギャップを認めないのは、まだ大人になりきれてないから。
大人っていうのは、なんでも自分でできる人じゃなくて、いろんなことに諦観した段階を指すのかも。

プロサッカー選手は、サッカーを愛する者の中でも、選ばれし一握りのみが就くことを許される職で、
その中でもよりすぐりの精鋭のみが、日の丸を付けることを許される―そんな彼らを見つめ続けるのは
厳しい環境に置かれながら敢然と戦い抜く選手へ自己を投影することによって、“自分もそうなった気に”なるためかもしれません。

自分が見た他人は、他者そのものではなく、私の目が映し、心へ…脳へ描き出した像、すなわち陰。

今日の一言:「わ、本当にオレンジ色ばっかりだ!」
(注意:あくまでこの一言は常にフィクションです(笑)やっぱり雪の中、悪戦苦闘のお引っ越しだったんですね。
しかし、何をそんなに持ってきたんですか? 服? 電化製品? まさかサッカー雑誌やビデオの山?!)


 2001年01月29日(月)   W・H・Y 

昨日のお願い事訂正。私から why? を、ナンデ・ドウシテを奪ってほしいです。
これだけはなくなってほしい!―1日のうち、これに追いまわされている時間がどれだけあるか。
ナンデ生きてるの? ドウシテ二本の足で立ってるの? 立ってるのが分かるの?
五感すべてで感じたもの、それを理解する中枢、何もかもにクエスチョンマークです。
疑問に四六時中つきまとわれている状態ですから、ろくに動きもできません(><)
ナンデアタシハアタシナノ? アタシッテナニ? アタシハドコニイル?

あらゆる why に because があるとも思えないし、あっても簡単に見つからないはずなのに。

連日この手の話題を繰り広げているので、心配していろいろアドバイスして下さる方もいらっしゃいますけど、
お話はありがたく聞いておりますが、うなずけたりうなずけなかったりが半々です。当たり前ですが。
五代雄介@仮面ライダークウガの言葉を借りれば、他人の気持ちを分かることはできない、思いやることはできても。
共感性は、どうも私には欠落した要素らしくて…みんなと一緒でありたいという劣等感の解消を望みながら、
同時に集団から抜け出した存在でありたいと願う優越感の欲求も強い、嫌な矛盾を抱えています。

他者と同じ自分に加え、他者と違う自分まで求める、果てしない欲望。

壊れかけた心を癒した方がいいのは、言われるまでもなく分かるのですが、どうやったら癒されるのか分かりません。
サッカーは効きそうですけど、所詮は他人事…と空しく感じてしまう意識が抜けないのです。
(一喜一憂しているのは自分というのも一理ありますが、他人事なんだってプリンティングが強くて)
心のおもむくままに生きるには、少なからずのお金が必要です。どうしてこの世は何をするにもお金が必要なんでしょう。
会いに行くのもタダではできません。それが物理的な距離というものなんですけど。

…アルゼンチンへ行けなかったら、ますます壊れてしまいそうです。昨秋に、人生選択間違えた、と。
違う道を選んでいたら、今の倍ぐらいの月収が見込めるっていうのに、と。
何が正しくて何が間違っているかが分かるのは、時間が経ってからというのも頭では分かるんですが。

この Land of Riches をいつまで続けられるんだろう、とふと思ってしまいました。
あまり冗談ではないかもしれません…正気をなくせばという囁きが日ごとに強くなりつつあるので。
そんなことを言いつつ、選挙の投票へ行ってしまうのですから、まだまだ現実世界の住人です(苦笑)

衝動に操られるのだけは気を付けないと…買い物ぐらいならまだしも。

今日の一言:「香港?! おいしいものがいっぱいありそうだ!」
(行こうと思えば行けそうな場所ほど迷いをかきたてるものはありませんって! オニ!!)


 2001年01月28日(日)   ゴッド・セーブ・ザ・クィーンを聴きながら 

今ここにおのれが存在していること自体に疑念を抱いてしまったら、ひとときとて落ち着きなど得られない―

アンジェリックの抜き放った刀が、高窓から射し込む月光を散らす。
絢爛なシャンデリアは既にその刃によって役目を奪われ、絨毯の上できらびやかな残骸と成り果てている。
「どうして・・・?!」
この世で最も信頼に値する者だと信じて―勝手に思いこんでいた相手の行動に、華奢な吟遊詩人はわなわなと震えていた。
「引き受けた仕事はこなす、それが俺の務め」
「もういい」
赤いマントをまとった第二王子は、怒りと混乱で我を失いそうな友を押しとどめ、自ら一歩前へ踏み出した。
「父上と兄上が留守の間、城を預かるように言われているのは俺。殺すなら、俺を殺せ。他の奴を巻き込むな」
レイピアを構える。アンジェリックとの力の差は分かりきっているが、それゆえに恐怖も感じない。
縮れた髪の下で穏やかな光をたたえる二つの黒目が陰を帯びる。暗闇がその変化を誰も気づかせないが。

現実逃避に、オンラインゲームへハマってました。DQやFFから多くの影響を受けている私は、
どうしてもファンタジーに惹きつけられて―幻想は現実離れしているから面白いのです。

私にとって、サッカーは非日常空間(=日常から逃げる先)ですが、ファンタジーではなくリアリティです。
特に、ディフェンスは極めて現実的な作業です。戦術の名のもとに、理路整然と用意された数的不利(攻撃側から見て)を
乗り越えるイマジネーションが逆にオフェンスでは不可欠な要素であり、イメージを具体化する技術も必要となります。
(そう考えると羽田さんのインターセプトにスルーパスと同じ醍醐味を見出すのは間違っているのでしょうか?)

海外サッカーは語れる立場でないので控えますが、少なくともJ1リーグはどんどん守備重視になっていると思います。
2ndステージの優勝を決めたアントラーズとレイソルとの決戦がその顕著な例ではないでしょうか。
正直、今のアントラーズのサッカーは好きじゃない…というか嫌いなんですけれど。

ある結果を求める以上、その過程その素因は必ず発生します。逆に、目標を設定することで問題の解決が図れます。
中長期目標は無理かもしれないけど、せめてアルゼンチン以外の短期目標は置きたいですね。
ああ、ジャパンユースとか同類項はなしで(苦笑) 日々の生活を有意義にするためにも。

もしシェンロンが何か一つくれるというなら、鋼の精神力が欲しいですよ。強固な集中力。
言うならば、今の私は波だらけ。自分らしさの中でも、良い面を発揮するには上位安定が重要ですから。

今日の一言:「今日から青木も俺たちの仲間だね!」(悪天候がお引っ越しに響かないとよいのですが)


 2001年01月27日(土)   僕は電話をかけない 

最近また毎晩電話してますけど、もともと電話は苦手です。話を聞くのが苦手で(苦笑)
電話は距離をいとも簡単に超え(無論それなりの代償を払って)ますが、伝わるのは声のみ。
口に出さないと何も伝わらないし、沈黙は気まずさを意味します。お金の(時間も?)無駄ですから。
だから、“ただ隣にいる”状態も許される、直に会っている時とは全く違うんです。
しつこく述べているように、思うように思考…違うな、心理状態を表現できない今の私は
いつも以上に電話でのコミュニケーションができなくなっていて、それでも付き合ってくれる
稀少なお友達の皆様には本当に感謝しています。もう自分と他者との価値観の相違を俯瞰する余力などなくて。

昔、フリエが吸収合併を余儀なくされた時、フリエサポの方々から聞いた話が忘れられません。
詳しくは "S-MIND" 内の“最後のオブリガ”レポートにありますけど、なんであれ、
あるもののそれ自体は一個しかなくとも、それを見る見方は角度によって十人十色なのは当然であって、
それに対する好意を抱く理由も人それぞれです。それに対して望むもの―未来―も。
チームを応援するわけ、選手に惹かれるわけ、みんな違うんですから、
同じチーム、同じ選手を応援しているからといって話が合うとは限りません。
(個人的な経験で、特に若い頃は同じ選手を好きな女の子同士は合わない可能性も高いと思ってます)

持ち味、とか、魅力、とかいう漠然とした概念は感じ方も違うから伝えにくいけれど、
私から見たなりの、私の大好きなもの―チームや選手の良さをお伝えできれば、と思ってサイトやってます。
だから、やぶさんがいつもわーわー言ってるから○○くんが気になるようになった、と言われるのが、結構嬉しいんです(笑)

プレーヤー11人によって構成される組織2つと、1個のボールが織り成すドラマ。
こんな単純なものが人の心を魅了してやまないのですから、ヒトのココロなぞ分からぬものです。
ヒトはミクロコスモス(小宇宙)だと言われるゆえんですね。

さて、昨日はスイートルームの清掃をしました。ホテルで一番高い1泊30万円の部屋なんて、
こんなチャンスでもなければ一生足を踏み入れることもない(うちの台所よりも立派なシステムキッチンがあったり、
豪華なリビングとは別に会議のできる大きなテーブルがあったり、シャンプーなどのアメニティグッズも
全部イタリアから輸入したブルガリだったり、あちこちに飾ってある花が全部胡蝶蘭だったりする)でしょうし、
公演で1ヶ月名古屋に滞在中の松平健さんの寝るベッドを作ったりしました。
松平さんは旅慣れているというか、持ち込みブツがすごい!
服の枚数も半端じゃないですし、冷蔵庫や簡易サウナまで持ってきてました。散らかり放題ですよ。
ステイしてるゲストの部屋を掃除する場合、私物は基本的に触ってはいけないので、もう大変。

物の存在、物の購入によって気が晴れたり満足できる人は羨ましいです。あと着飾ったりメイクしたりも。

解決に向けてのベクトルとして、「ひたすらタスクを与えて考える余裕を奪う」か
「何も―考えることも―しないで心身のエナジー回復を狙う」のどちらにしようと迷って、
前者の道を歩いてきたんですが、どうもうまくいっている気がしません。
一週間ぐらい温泉へ療養にでも行きたいです。山のようなサッカーのビデオと、
話したい時に話せる同行者が絶対に必要だと思われますが(苦笑)

明日、岐阜市では県知事と市長のダブル選挙なので外がうるさい…名古屋勤務だと忘れてしまいますが。

今日の一言:「風邪には気をつけて。合宿だとみんなにうつしたりうつされたりがあるから余計にね」


 2001年01月26日(金)   "move"には「感動する」という意味もある 

睡眠時間は十分足りてるはずなのに、眠気と疲労はなかなか解消せず。
早寝早起きを意図しているわけでもなく実行中なんですが(苦笑)

「遠征ごとにキャプテンを代えました。キャプテンを代えることによって
その遠征でしっかり君がリーダーになって責任持ってほしいと、これが君の役割、と…そういう形で
のべ10回のキャンプがあったんだけど、10通りのキャプテンができたと。
最終予選は逆に、キャプテンに非常に責任を与えて、彼自身が選手同士掌握してミーティングする、
またはどうするということを決められる責任を与えました」

U-20西村監督のコメントです。逆に、という言葉が、私には重いです(微苦笑)聞いて、泣きそうでした。
すなわち、ワールドユース最終予選=アジアユース本大会でその座を西村さんから委ねられた人は
意図的に作られた10通りのキャプテンとは明らかに違う“役割”を期待されているわけで、
本人も強い自覚を持って大会に臨んだのは、各種メディアの発言でも伝わってきます。

チームをまとめる、引っ張ると言うのは簡単ですが、実行はそう容易でもないでしょう。
仲間とか信頼とかいう概念を実体験の乏しさゆえあまり想像できない―それは恋愛も同じ―私が
あまりゴチャゴチャと書くのは はばかられますが。そして、先頭に立つ姿をイメージできず
何かにつけて心配しているのは、私がベースとして見ているのは「アントラーズの羽田」であって
「市船の…」でも「ユース代表の…」でもないからだと思われます。両者の違いは
私なぞが指摘するまでもなく、本人が一番よく分かっているようですけれど。
鹿島でも、臆せず言うことは言って下さいね! (この人はなんだかんだと自分をよく把握してる…)

そういえば、水曜にトヨスポで隣にいた人も "Number" 買ったとか話してました。
聡太と青木がかわいいと―確かに聡太さんの唇はみずみずしすぎ(笑。Tさんが同意見のはず)ですし、
青木さんの素直さもよく表されていて好きな写真ではあります。

西村監督もメンタリティの弱さを生む素因だと述べていた、若い年代に蔓延するという個人主義。
幼い頃から個室を与えられ、家に帰ればそこへこもり独り過ごし…という過程は私も歩んだもので、
それが現在の“病”の下地となっていると感じているから、身に染みました、"We are not alone."。
いつも言ってますけど、ヒトは独りで生きる(そして…)ことを余儀なくされながら、同時に
独りでは決して生きられないという―おそらく人間が抱える中で最大の―矛盾を突きつけられ、
他人との距離の取り方に苦慮しつつ、与えられた時をどのようにであれ、過ごしていくのです。
いかざるをえないのです…ああ、時魔道士(漢字合ってますか?)になりたいなぁ…。

睡眠時間を確保するのは生物として大事な務めですが、寝てしまうと何もできないんですよね、とほほ。

あ、最後にもう一つ―今度の日曜にナゴヤドームで行われるグランパスのファン感謝デー、
招待券が手元で宙に浮いてます。行かれるという方、差し上げますのでご連絡下さい(私は仕事で行けないのです)

今日の一言:「言ってほしいのに言ってくれない時は、まずこっちから言うんだよ」
(フリークス最新号P.36の新人5選手対談は必見! 他人に話を振りまくる姿が見られます。
これも、他人を巻き込みたがるという、もともとの性格が出てるだけかもしれませんが(笑))


 2001年01月25日(木)   ショートケーキは苺を最後に食べるの? 

自力ではどうしようにもないことが世の中にはあって、それを諦められないから、潔い人に惹きつけられる。
「見るべきことのほどは見つ」―悔いのない一生、後悔のない一日を目指しているのに、達成感を得られず、ただもがき苦しむ。
いつからか、ヒトはおのれを無名の域にとどめおくのを拒む生物になりつつあるらしい。
世間を騒がす少年犯罪の動機でも、よく出てくる…他者の注意を集めたかったがゆえだと。
束縛を嫌い、優越感を求めながら他方で、孤独を厭い、理解者を欲している。何もかも矛盾だらけ。
止揚こそ人生の目的と考えながら、どうやったらできるのか見当もつかず、途方にくれる。
一朝一夕で解決するような命題がライフワークだなんて、ばかげているのも分かるのに。

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スタート直後に比べると、随分落ち着いてきたとは思うのですが、このコーナーに目を通してしまって、
いろいろと心配して下さる方がいらっしゃいます。感謝しておりますが、心配はご無用です、きっと(苦笑)

最初に書いたんですけど、これは一種の実験です。表現欲求の実現(とその完了による充実)を狙っているというか。
自身を正直に描く、そのために正直に見つめる必要があるんですけど、それができないと分かったので…。
(今思えば、就職活動時にやった自己分析のもろもろ、捨てたのが惜しまれます)
心の乱れを自分は即座に感知・理解できても、他者に伝えるには言葉というカタチにしなければならないんです。

絵が描ける人や楽器が弾ける人が羨ましいと昨日書きましたが、絵や音楽は自己表現が可能な手段だからです。
それは言葉とは別個の媒体ですから。サッカーのプレーもそうです。プロサッカー選手というのは、
サッカー(における一つ一つプレー。アウトオブボール含む)が最良の自己表現手段である人がなるべき職業だと私は考えています。
(3年前、フランスでの経験を語る=言語を介して伝えることを拒否した相馬さんにブチ切れたのに比べたら
格段の進歩だと自分では思います…でも相馬さんなら言葉でも十分自己表現ができる人だと信じているのですが。
そのくせ、おのれは旅行記の執筆を力量不足(!)で半ば断念している状態。あの半月間はあまりに重い…)

だけど、自分は言葉を通して表現することを好む人間だから、他者も同様に分析・理解しようとして
選手の発言、すなわちインタビュー収集をやたらやりたがるサッカーファンなんです(微苦笑)
プレーはあくまでその選手のパーソナリティの一端の発露に過ぎないと思いますけど、
それを直感的に受け止められたら最高です。うーん、そのためには自分もボールを蹴るしかないんでしょうか?

ある羽田サイト(こういう書き方はかえって失礼かな? "logic"というページです)に、
羽田さんを通してサッカーそのものを追求していく…というような趣旨文が載せられてますけど、私の場合は逆で、
サッカーという一種の表現手段を通して、羽田憲司のパーソナリティに迫りたいという思いが強いです。
これだから、選手のファンというステージを抜け出せず、サッカーそのものの醍醐味を語れないんでしょう。
前にも書いたと思いますが、彼ら選手や多くのファン・サポーターを全人類普遍的に惹きつけてやまない
フットボールというスポーツ自体も、もっともっと知りたい分かりたいという願望は強いんですけど。

表現とそれによる自己満足のレベルでとどまってくれればいいんですが、私の場合は他者への影響というか、
周囲に自分を認知してもらいたいという欲―段階の差さえあれ元来は本能に基づく感情かと―が強く、
自己愛というか煩悩というか、仏教なら忌むべきとされている執着心に縛られ、苦悩しています。
涅槃―波立たない状況が幸福と認められるなら求めたい境地ではありますが、どうも最近の自分を見ていると
何も考えない、考えられない空白域におのれを置くなんて私にはできないらしい…。

こうやって書いた文章も、ざっと読み返せば支離滅裂で、また自己嫌悪にかられるのですが、
近頃はその気分さえ続かないので、進歩も後退もない(あるかもしれないけど認識できない)です。
20年以上生きてきて、初めてカオスへ投げ込まれた気分です。いや、生まれたばかりの頃はそうだったのかな?
(なんかで読んだんですが、3歳ぐらいまではおなかの中のこととか覚えているそうなんですけど、
周囲に伝える手段を持たないので、誰もそれには気づかないんだそうです。本当かな?)

今日の一言:「自分の好きにできる時間って、欲しいんだけど、結構使い方難しいよね」
(ところでアナタはプロに入ってから増えたというその時間をどう使ってるんですか?(笑))


 2001年01月24日(水)   イカサイカア。 

考えない方が楽になれると思ってそうしてきたのに、どうやらそうではないらしい(微苦笑)
脳裏で思い描く像を形にする力はもともとない―絵が描ける人と楽器が弾ける人は憧れ―けれど、
浮かび上った思念を他者へ伝達する媒体に変換する=言語化する力はあると無意識に確信していたのだ。
イマノアタシハギターヲウバワレタギタリスト。

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明日が来月のシフト締切なんですけど、もともと長期的な視野で考えるのが苦手な私、
病んでしまった今は来月はおろか明日、いや今夜のことすら考えたくない状態で、困ってます。
悩む要因として、来月にあるはずのU-20合宿の日程が分からないのも大きいんですが(苦笑)

今日は21世紀初の生サッカー(^^;)として、新顔を多く迎えたグランパスの練習を見てきます。
いろいろ思うところはあるのですが、酒井さんがグランパスを選んだ以上、
近くに住むファンとしては見守ってあげるのが“義務”かな、と考えてますので。
(日本代表のアウトサイドはナイジェリアコンビ=本山&酒井が最強だと信じている私)

そんなわけで、久々にゆっくりお風呂に入りました(苦笑。選手権開幕戦前と同じですね…)
気を紛らわす(?)ために入浴剤を使うんですが、うちの母が匂いのついてるものがとにかく嫌いで、
アロマテラピーや香水は駄目、制汗スプレーや化粧水もノンフレグランスにしないと怒るんです。
入浴剤も1階の浴室から2階の自室へ匂いが上がってくる、と機嫌が悪くなって。
(もう構わず香りつきのものを使いまくってますけど。母は嗅覚過敏みたいです。私は逆に鈍い方)

匂いといえば…先日、名古屋のハンズで買った“シャボン玉石けん”について書きましたが、
岐阜のロフトでも発見して、簡単に手に入るのが分かったので、思い切って使ってみました。
今回使ったのは、1包6gのパウダー状ソープです(3パックで200円)
サラサラした粉がすっと泡立って、全身ソープだというので体・顔・髪と全部洗ったんですけど、
私の嫌いなつっぱり感も(普段使っている洗顔フォームは、だからDoveです)なく、
何より印象的だったのは、香料が入ってないので、匂いがしないんです。

先程、母が匂いのついたものを嫌うと書きましたが、そのくせ、風呂場にあるのは全部香り付きなんです。
シャンプーもリンスもボディーソープも。だから、洗うとほんのり何かの香りがするんです。
(多分値段で品を選んでいるからでしょうけど、シリーズが統一されていないので複合した香りに…)
だから、シャボン玉石けんで洗った後の“感覚”は、どこか新鮮でした。

…二島行って、おいしいお寿司を食べたいな…辰徳くんもキャプテンになったことですし…。

今日の一言:「フィジカルトレをちょっとずつやってこうと思ってるんだ。一気にやるとスピードなくなっちゃいそうだし」
(ローマは一日にしてならず、何事も地道に積み上げるしかないんですよね…365枚の紙は1枚より破りにくいんですから(^^))

2000.1.25 wrote.


 2001年01月23日(火)   「ハネ、“泥棒”が来てるぞ!」 


今日、医者で樹を描いてきました。イメージするものを全く具現化できない
画力のなさに自己嫌悪へ陥りそうになりながら(^^;

久しぶりにまともな(?)本を買いました。カード払いですけれど(苦笑)
大住さん後藤さんの『日本サッカーはほんとうに強くなったのか』。
本当は別のサッカー本を買いに行ったんですけど、パラパラと立ち読みしてみたら、
著者との価値観のズレが我慢できる範囲を超えているのに気づき、
(ジュビロを悪者扱いされるのは…と書くとバレるかな?)
周りにあった何冊かを物色した結果、今更(9月―シドニー開幕前発行)の購入となりました。

踏み切らせたファクターとして大きいのは、座談会形式で展開されている点でしょう。
文中でも何度か指摘されているんですが、サッカー好きって持論へのこだわりが強いらしいです。
だから、一人がおのれの説をだだーっと書き連ねるやり方だと、どう判断していいのか分からなくて。
もちろん、それは私のサッカーに対する知識が浅はかであるがゆえなんですけど。
それで、いろんな人の意見を一度に消化・吸収できる方に惹かれるようです。

育成・経営・報道など異なる面からサッカーに携わる人を集めて話しているんですけど、
一番印象的だったのはメディアのページ。最近、あるスポーツ新聞の振りまく憶測記事(ガセとも言う)に
振り回されまくっているんですけど―最も新しい例だと相馬さんの手術決意日―もともとスポーツ紙とは
そういう記事で紙面を埋めるというものであって、読者層もそれを承知の人(やや年代高め)がほとんどでした。
(スワローズが生活の機軸だった頃、サンスポをよく買ってましたが、かなり恥ずかしかったです)

#相馬さんは来月上旬の手術を決意されたようですね(ソース不明)

そこへ、野球へのカウンターカルチャー的要素も備えたプロサッカーが登場。
インターネット人口の拡大と時を同じくしてファンを増やしたサッカーフリークたちは
野球ファンに比べ情報に対する関心が強く(=反応が敏感)今までのようには行かなくなりつつある…と。
メディアページに登場された方は全員活字メディアに携わられている方で、即時性ではインターネットやテレビには
どうあがいても勝てないので、どんな切り口で記事を書いているかという話は勉強になりました。

私もサイトで試合を見た感想(レポートなどと呼んでますが、本来とてもそうは呼べない代物)を載せてます。
メディアの方々は、決勝点や監督采配のみならず、勝敗を分けたプレーを浮かび上がらせようとしていらっしゃるようですけど、
試合内容は素人の私が書くより、そうやって努力されている、そしてそれで生計を立てている方の文を読んだ方が
分かりやすいのは当たり前で、私としては、開設以来、現地へ行かないと分からないことを書くようにしています。
変な話ですけど、ベンチの様子とか、試合後の挨拶で先頭にたって歩いてきたのは誰かとか…。

基本的に、試合について書いた文は時系列には従ってません。ある選手の行動をまとめて書くようにしています。
(なにせどう頑張っても一度に3人―ボールも1人にカウント―ぐらいまでしか追えない貧弱な眼…)
“焦点”を定めてそれをずっと見ているので、どうしてもその選手以外に関しては記述が少なくなります。
得点シーンでも、どこからボールが出てきたのか分からなくて、周りにアシストとか確認するのが常ですし(苦笑)

練習は起きたことを順々に書いていけばいいんですけど、試合を文で表現するは本当に難しいです。
特に、代表戦などビジターの皆様も生やテレビでご覧になっている試合は。

…なんかもっと書きたいことあったはずなのにまとまらない! これだから思考=言葉を奪われた私なんて…。
医者には「あなたの悩みは、普通の人がストレスでコンディションを崩したから薬で改善、なんてレベルじゃなくて
性格とか生き方に根付いた深いものだから…」と半ばさじを投げたそうな言い方されました。

そういえば、大好きなあの人にも「やぶちゃんはいつも悩んでる」って言われたっけ。

今日の一言:「拓也が言う『ラデロン』ってマノンってことなんだ!」
(私どっちも分からないんですけど…(^^; man on the behind という意味だそうです)


 2001年01月22日(月)   無神経な奴は何年経っても無神経。 

3〜4年では人は変われないのかも。

誰にだって触れてほしくないタブーがあると思います。
でも、禁忌ゆえに自ら話題にすることなんてなくて、だから他人はそれが私にとってのタブーだと分からず、平気で口にしたりします。
こればっかりは我慢するしかないのかな…キレそうにはなるんですけど、もともと喜怒哀楽のうち最初と最後はあまり持続しない私
最近では中央二つすら続かないので、なんらかの行動に移ったりはしないです。何かをする気力がなくて。

高校時代から同じ悩みを抱えている人を「ぐるぐる回って円を描いてるだけ」なんて言ってた私自身がその状態。

憂鬱な感情すら続かなくて、心が空白域になったりするんです。それを空しく感じても、やっぱりその感情も続かない。
ぼーっとしていると眠っていたりして、レム睡眠の間に夢を見ている時が、今、一番幸せな時間かもしれません。「
(目覚めた瞬間には過ぎ去った夢への執着に駆られて暗く沈んでしまうのですが…)
以前は死んだり追いかけられる夢ばかり見ていたのに、近頃は割とハッピーなのを見るんですよ。

単純作業(昼&夜の仕事…)すら集中力が続かなくて困っているのに、文章を書くなんて到底できなくて、それが最大の悩みです。
言葉を奪われたら何も残らない人間なのに、おのれの手で奪おうとして。

…こうやってタイプしてる文が支離滅裂って分かるだけ、まだ理性が残っているのかな?
そんなのなくなってしまえば―気が狂ってしまえば楽かもってよく思うんですが。

そうだ…いつかやぶちゃんにも帰る場所ができる、って言われたのも4年前でした。
一人暮らしを不本意ながらやめて帰郷したのに、どうして帰る場所が欲しいと願い続けているんでしょう?
何に焦がれているのかな…4年前は幸せだったのかなぁ?

あらゆるものを投げ捨てて逃げ出したいと思いつつ、そうしたら一体何が手元に残ってるんだろうと考えると、それはそれで怖くて。

今日の一言:「ウッチーちゃんとサッカー教えれた?」(なんか壊れていたって話ですけど(^^;)


 2001年01月21日(日)   目覚めよ、若き獅子たちよ 

↑これが“獅子”か“志士”か分からなくて、昔は悩んでました(苦笑)<大戦隊ゴーグルファイブのテーマ

司会交代後のスーパーサッカーを始めて見てます。噂には聞いてましたけど、確かに硬派化傾向かも…。
(徳永英明さんはアーティストとしては嫌いではないですが、サッカーを語らせると(以下自主規制))

昼間、電話で話題になったため、夜はゴレンジャーのファンサイトを見ていました。これが結構あるんです(笑)
成り行きで他の特撮ものページも回っていたら、スーパーサッカーの時間になってしまいました。
(貴重な休日なのに、何やってるんですか…仕事しなさいって!)
リアルタイムで見た記憶はサンバルカンからライブマンまであるんですけど、一番覚えているのは
♪ハートに火がつくぜ 燃え上がるぜ♪の電撃戦隊チェンジマンだったことが判明。
各話のストーリーを細かに記したページがあって、ついつい読みふけってしまいました。
(あと放送は見てないんですが、メガブラック江原さん―武南時代選手権得点王―のも)

普通の人よりおそらく特撮を見ていた時期が長いと思われるんですけど、これは弟の影響です。
昔、戦隊ものは土曜夜に枠があって、夕ご飯食べながら一緒に見ていたので。
その後に続く聖闘士星矢も見てました。だからカラオケ行くと今でもよく歌うんです、「ペガサス幻想」。
結論としては、番号順に黄・桃・赤・緑・青で完璧だと思うんですが(私信)
明日は仮面ライダークウガの最終回。最近、これを見て出勤してるんです、恥ずかしながら…。

ちなみに、私の少女時代―少年時代と書く方が正確かも(苦笑)―のヒーローは
勇者ロト(ドラクエ)、戦部ワタル(魔神英雄伝ワタル)、羽柴当麻(鎧伝サムライトルーパー)、
アクエリアスのカミュ(聖闘士星矢)あたり。らんま1/2や機動警察パトレイバーも好きでした。
特にワタルくんは等身大の憧れでした♪ スポーツ観戦が趣味になる前はアニメファンでした…

昔話といえば忘れちゃいけないのがビックリマンチョコ! ヘッドロココがすごく欲しかったです。
結局ゲットできなかったですが(聖フェニックスやアンドロココは弟がゲットしました)
だから、中田英寿さんや柳沢さんが昔集めていたと聞くと親近感覚えます。歳がバレますな(笑)
マンガといえばジャンプでもサンデーでもなくコロコロコミックなのが真相だったりします。
(りぼん・なかよし・マーガレットなど少女マンガの雑誌は一度も読んだことないです。
コバルト文庫やティーンズハートよりスニーカー文庫やファンタジア文庫、スーパーファンタジー文庫でしたし)

子供の頃…というか、社会に出るまで人間は基本的に同年代の人としか行動しません。
話が合わないという事態―いわゆるジェネレーションギャップを感じることは少ないのです。
私が最初に痛感したのは、相馬サイトのオフ会だったような…相馬さんがこの手の話題を会報誌でされていて、
それが自分には全然分からなくて、ああ、相馬さんとは違う分類に属するんだな、としみじみした記憶があります。
(確か「マヨといえば誰?」だったような。カワサキかオカモトか、で)

今日の一言:「拓也はちゃんとバナキン2位になったんだね(^^)」


 2001年01月20日(土)   Let's Rock! 

日記をお借りしている「エンピツ」さんは、デザインに自由がきく反面、
(といってもセンスゼロの私は全く生かしてないのですが)
1日に1度しか書けないという制約があります。いや、1度書ければ十分ですが。
ですから、夜書き込む内容を昼からずーっと考えている日が多いです。
大抵の場合、朝考えていたことなど帰りには忘れているのですが…。

http://www.sponichi.co.jp/soccer/kiji/2001/01/19/03.html
今日はスポニチの「ポスト俊輔&城は本橋&田原」について。
これを見た瞬間に沸き起こった感情へ名前を付けるなら、“脱力感”しかありません。
“ポスト〜”や“〜二世”という呼称は、乱暴な書き方をすれば、未熟な選手へ与えられる形容です。
それは、確かに期待を込めての表現です。しかし、期待は上からのしかかりこそすれ、
下からおのれを支えてくれるものではありません。むしろ、乗り越えるべき壁です。
「期待を裏切らないように頑張りたい」そう語ったという本橋さんが、
そのために何をなすべきか、きちんと分かってくれていることを祈ります。
田原さんもそう。自分の立っている位置を、いつも、しっかり確かめて。

人生というフィールドでも、誤りのないポジショニングを。
(それを言うなら、私の位置取りなんか最低最悪…(自爆))

本橋さんは市船の同級生に比べると、ユース代表に縁薄い分、どうも地味な印象が否めず、
ファンとしては残念に思うこと頻りなのです。市船が選手権2回戦で負けた時も、
“西村さんが本橋くんを見る機会が…”とすぐに思いました。
Lefty in the Right―私の大好きなL⇔Rはこれの略だと一般には言われてますが
(ということを確かめるべく、昨日はひたすらファンサイトめぐり)
人間の特性上、振るたびにロジカルな左脳でなくアーティスティックな右脳が刺激される
レフティにこそ、真実が潜んでいるような、そんな気がします。

#「左利きの真実」の本来の意味は、少数派の声を大切に…のはず。違いましたか?

仕事でずっと親のマシンを使っているのですが、弟がネットをやりたがっているので交代です。
弟は1981年生まれ、ずっと言いたくて、それでも黙ってきたんですが、
羽田さんたちユース代表の選手と同い年なので、みんな、弟のような感覚で見てしまいます…。

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チェンジしている間に思い出してしまった(苦笑)ので、以下追記。
職場で、神戸の床が抜け落ちた家が話題になったんです。
息子の雑誌やビデオのコレクション(全部で8tだとか?!)の重みで床が抜けて、
下にいた母親が押し潰されて亡くなってしまったという話。
出勤前にスポーツ新聞WEB版のサッカーコーナーをチェックするのが精一杯
(この発想が既に間違っている)の私は聞くまで全く知りませんでしたけど、
昔、親が私の買い込んだサッカー雑誌を見て「床が抜ける…」と呟いていたのを思い出しました。

雑誌って、意外と重いんです。昨春、実家へ出戻った時、単身パックで十分だった程
荷物は少なかったんですが、もっとも箱数が多かったのは雑誌でした(^^;
しかも、業者すなわちプロが持ち上げて「これ重い…何入ってるんですか?」と聞いてきたんです。
ただ雑誌を詰めただけなのに(本来は服関係がナンバーワンの量になるんでしょうけど、
私は当時持っていた服の大半を処分してしまいました)あなどれません。
近頃は電車という空白域をしのぐため、以前なら立ち読みで済ませていた“レベル”(私的充実度)のものまで
ぽんぽん買っているので、本棚に入れる場所がなく困っています。少し整理しようかな?
(でも下手にスクラップして捨ててしまうと、捨ててしまった部分に後々興味を持った時困るんです。
嗜好の移り変わりは全く読めません。これは痛感していることです)

今日の一言:「モツ、一緒に入ったたくさんの仲間のこと忘れちゃダメだよ!」


 2001年01月19日(金)   やぶ21時就寝説の真偽を検証する(笑) 

普通のレイソルサポーターから見ると、中澤聡太&永井俊太の入団は
セット販売のようにも見えて、危惧する向きもあるらしい…大丈夫だって安心させてあげてよ!

下(昨日の22時前にアップしたもの)でああ書いておきながら、
歯を磨いて、顔を洗って…と就寝準備を済ませ、さあ寝るぞ、とベッドの上まで来たら
眠れそうにない自分がいて、愕然としてます。やっぱり、寝ようと思って寝ることはできないようで。

常時接続が可能になったんですけど、これまで身内のサイトしか回ってこなかったために
たとえば羽田さんのページだってあまり知らなくて、インターネット始めたばかりの人のごとく
gooやinfoseekで「羽田憲司」と打ち込んで検索しては新しいページを見つけ、感心ばかりしてます。
分かってはいたつもりなんですが、やはり人気者ですね。いろんな人が魅力を語ってました。
出場試合が限られているゆえに、ファンが合わせる“焦点”がみんなかぶっていて、
私自身もそれ(たとえば11/8のエスパルス戦とか)を見ているので、ああ、こういう見方もあるんだ、と感心するんです。
実際にあるもの、起きたことは一つ限りですが、それの見方=評価は角度などで百人百色ですから。

…だからこそ、四六時中ついているのは無理にしても、せめて大事な試合だけは生で見たいんです。
それは無論、羽田さんに限ったことではありませんが。自分の言葉で、自分の目で見た大好きな人を表現したい。

ファンが多い選手は苦手とさんざん言っているくせに、私が好きになる選手はファンが多いです、大抵の場合は。
苦手なのは、たとえば練習場で会った時、他のファンに圧倒されて何もできなくなってしまうからです。
(意気地なし…それでおめあての選手に逃げられたことがこれまで何度あったか)
魅力ある選手にファンが多いのは仕方ないといえばそうなんですが―本山・金古・羽田と来たら次は青木、
宮原・原と来たら次は…原田拓さん?(今年は酒井さんめあてで足を運ぶ回数が増えそうなトヨスポ)

…送ってもらった紙、大切にしようっと…。

今日の一言:「遼一だって、プロ入って最初の練習でへこんだって言ってたよ」


 2001年01月18日(木)   愛憎は紙一重、か? 

前田&山形サイトの1周年なんて、言われなければ気づきもしない…。

現在21時半を過ぎたところ…猛烈な眠気に襲われております。
最近では「やぶさんは夜9時を過ぎたら寝ているので、電話をかけても無駄」とさえ言われてます。
バイブレーションに切り替えてから寝る癖があるため、着信しても気づかないんですが、
この頃は着メロ―ミスチル「光の射す方へ」―が何度鳴り響いても、ぴくりともしません。
眠れないと医者に泣きついてからまだ1ヶ月も経ってないんですが…朝は胃の痛みで自然と目が覚めます。

昼の単純肉体労働に加え、夜もパソコンの前へ向かっている仕事を頂戴し、
お陰様で“忙しい”という感覚が復活(?)しました。余計なことを考える隙もない…。
一応、苦しむ自分の求めた生活がこれですから、とにかくやるしかないんですけど。

さっき、"ZEPHYR" のトップページを見たら、カウンターが50000を超えていました。いつの間に?!
何も更新されていないページに足を運んでくださる奇特なビジターの皆様へ感謝いたします。
ひたすらゆとりを奪う方向へベクトルを向けている現在の私は、更新をほぼ放棄せざるをえないという考えに達してます。
メールも、チェックの回数だけは維持しようと務めてますが、レスは遅れがちです。ご容赦下さい。

…昼間、何か書こうと思ってあっためていたことがあったのに忘れました…頭が働かない…。

ヒトリハイヤ。オネガイダカラモウヒトリニシナイデ。

今日の一言:「何も思いつかなかった時は、とりあえず『今日もみんなでがんばりましょう』って言っておくんだ」
(この欄が二重カギカッコの台詞になった時はネタ切れです(笑)実は個人的に懐かしい台詞だったりする…<発言者と関係なく)


 2001年01月17日(水)   誰か稲森いずみのカレンダー引き取ってください 

ここ何年か暖冬が続いていたのに、この冬はよく雪が降りますね。
今朝は「積もり」ました<岐阜市の降雪量は多くてこの程度

本日はお休みなので、ネスケ4.7を入れるわフレッツで接続するわと
ますます私物化傾向著しい親のばりゅ〜すた〜よりお送りしております。
多分、今日は一日この前にいるはず…BGMは某HPのミスチルMIDI。
(昨日電話でかかっていたのはこれです>Sさん)

接続するためにはUSBケーブルで10m近い長さが必要だったんですけど、
USBって5mが最長なんですね。昨日初めて知りました(死)
それ以上延長するためには、間へHUBを入れなくてはならないんです。
しょうがないので、1コネクタHUBともいえるリピーターケーブル(3500円ぐらい)を買ってきました。
10m伸ばすための総費用、約5000円。もちろんカード払い。

フレッツを入れると決めたのが私だったら、最初からTAではなくルータにして
家庭内LAN(有線(笑))を構築していたのですが…ぶつぶつ。

Numberで“今”より“将来”を感じさせる選手が多いと書かれている現ユース代表ですが、
U-20に限らず、若い選手はその可能性というか伸びしろを期待して見ている部分があって、
(ベテラン選手にはそれができないので、見ていて辛くなることがある)
他人の将来を嘱望しておきながら、自分の未来に目を向けないわけにはいかないんです。
嫌になっても、それは先に生まれてしまった者の宿命です(苦笑)

確かに、30代になってもサッカーが好きかどうか自信ありませんし、
仮に好きだったとしても、どういう形で好きかも分かりません。
相変わらず選手中心に見ているか、どこかのクラブを「サポート」できるようになるか。
…こういうのこそ、時の流れに身を任せるしかないんでしょうね。

大体、次のユース代表(でも今年起動するんですよね)だって
自分とどんな関係になるか分かりません。いや、昨年U-17を見に行っているので
下手したら現代表より思い入れが深くなってしまうかもしれませんが…。

そんなこんなで昨日ふと思い出したのが、"BlueGuys ML"のこと。
分からない人が多いでしょう。私が2年前にやっていた前ユース代表応援MLです。
このMLともう一つのML(柳本さん応援ML)をかつて運営していたんですけど、
どちらのメンバー様にも、今でもものすごく申し訳ない気持ちでいっぱいです。
HPは放置しておいてもいいんですけど、MLは投稿がなかったら
管理人が努力してメール流して持続させる必要があるのです…。
これをご覧になっていらっしゃる方がいたら、改めて謝ります。すみません。

BlueGuysはそんなほろ苦さ―あとナイジェリアのチームとシドニーのチームは別物だと
強く思い知らしてくれたこととか―と、ものすごく楽しい思い出の両方を
兼ね備えた記憶として、脳裏にインプットされています。
現ユース代表を語る上で"SeeTheSky"を外せないのと同様に、前ユース代表の話では、絶対外せません。
今まで唯一私が開催したオフ会も、とっても楽しかったですし。

でも、昨日思い出したのはそれではなく、自分がそんなMLを開設した理由を
またしても記憶からデリートしてしまっていることでした。思い出せないのです。
MLをBIGLOBEのサービスで動かしていた頃(ナイジェリア大会前)の
No.21からはログをとってあるのですが、その前はとってありません。
もし、お持ちだという奇特な方がいらっしゃいましたら、助けて下さい。

…前ユース代表があの頃から黄金世代と呼ばれていたら、絶対オープンなんかしてないはず…。

今日の一言:「チームを選ぶ時はフロントがしっかりしてるかも、ちょっとは考えたほうがいいんじゃないかなぁ(今更遅いっすよ!)」


 2001年01月16日(火)   どっと混む。(古…) 

学生時代、プライドにすがって生きる友達を笑っていたくせに、自分も負けず劣らずなのを思い知り自己嫌悪。
負けず嫌いも、もうちょっとまともな方へ出ればプラス作用となるだろうに…。
内面だけでなく外見も醜くなる一方。職場には鏡が嫌になるぐらいあるんですけど、
やつれた顔が映るたび、どうしようにもない気分(絶望感?)に襲われます。

今の私の場合、そんな気分でもまだマシな方で―常に焦ってます。always。
何もしていない時(何度も書いているように電車での移動など)は言うに及ばず、
何かしている時でも“何か”が私を駆り立てて集中できず、何もしていない時と同じ心境になります。
ご飯食べてても、仕事してても、ネットサーフィンしてても…だから何してても楽しくないですし、
自分の能力の半分も出せてない(何事においても)気がして、ますます焦るという悪循環。
時間を無駄にしている、という思いがどうしても消えず―現状への強い不安(不満というよりは)が
強く“変化”を求め、同じような毎日を繰り返す自分を責め立てます。止まらないのです。

部屋には相変らずU-20関係の雑誌が散乱してます。これすら読めなくなることも多々。
(田原さんのページ作り直したいよぉ〜(><))
そろそろ一時凌ぎも限界かなぁ…(ぽつり) 明日はちゃんと薬を持っていかなくちゃ。

すーさんあさひさんのフットボールカンファレンス@つくば報告を読むにつれ、
いろいろ(貯金とか仕事とか)失ってもいいから行けばよかったと後悔してます。
もっとも、人見知りの激しすぎる私が行っても、「今年は羽田さんからキャプテンを奪わないで下さい!」と
西村さんへ言うことも、「本当に田原さんをクビにしちゃったりするんですか?!」と横浜関係者へ聞くことも
絶対できないのは火を見るより明らかなのですが(多分、新キャプテンの人選理由すら尋ねられない)

大体、今、親から金を借りるほど困窮しているのは、アルゼンチンに備えて…というよりは
前の職場を辞めてから年末まで羽田さんと聡太さんを追い掛け回したツケ以外の何物でもなくて、
その証拠に、羽田さん記事で話題になる試合(vsソニ仙、vs清水など)は大抵、生で見ているのです。
そんな記憶たちを慈しむゆとりさえ取り戻せれば…更新とかでもう少し実りある時間を…。

これまで書いたのを読み返してみると、同じところを堂々めぐりしているくせに
やたらアップダウンする自分が、やっぱり嫌になります…。

笑顔の残像が血の通わぬ凍りついた固まりとなる前に、どうにか。

アシタナンテイラナイトサケンデモ、アシタハクル。

今日の一言:「群馬のお土産って何?」(♪夕食の話題さえ仕事に汚されていて、的な気分)


 2001年01月15日(月)   「昇平は同じことを何回も言う…」 

広告代理店でホームページを作っていた頃、フォームの入力漏れチェックは
(NTサーバの都合上、CGIではなくASPを使ってました。入社するまでASPの存在自体知らなかったのに)
入念にやるよう言われてましたけど、実際に書く側としては、あまり厳しすぎると窮屈だと感じる夜です。

気分の上下動が激しい分、安定剤の服用量はこまめに調整しないとまずいんですが、
一昨日(お休み)不安定だったので、心配で昨日は最大服用可能量(2錠。普段は1錠)を飲んで出勤したら、
頭がボーッとしすぎてミスを連発。ごめんなさいチーフ。水漏れにも休憩時間にも気づかないなんて…。
だけど、不器用な私にあの錠剤を半分にカットしろというのは至難の技(苦笑)
4分の1錠なんてどうやって作るのか、私には想像しかねますよ>某さん

つくづく読みの甘い私―“先のことを推し量る”行為を「読み」といいます。
(日本語としては、囲碁・将棋の世界に由来している単語みたいです)
ここをご覧になっている方ならご存知でしょうが、羽田さんがセールスポイントと自負するものです。
(以下、金曜日に書いた話題をしつこく繰り返します(苦笑)これも愛情表現ですよ〜)

昨年11月8日のエスパルス戦、視野の狭い私はゲーム展開を追うのを諦め、
(本当に視野狭いんです、Sさんによく言われますけど。その上、普通の視力も動態視力も悪い)
ボールとゴールと羽田さんの位置関係だけを見ていました。相手ボールの時だけですが。
攻め上がってくる相手に対して、羽田さんは「なんでそこに?!」という場所で待ち構えていることがあります。
中田英寿さんのキラーパスを見て「そこへ出すか?!」と唸るのと、ちょっと水準が違うかもしれませんが似た感覚です。

"See The Sky"の「フラット9」にも書いてますけど、スタンドで見ながら私なりに思い描いているボールの行方を
裏切ってくれる人に惚れるんです、*オフェンス*では。だからパサーが、特にロングキックよりも
スルーパスの軌跡が好きなので、10番タイプ(おそらく古き良き、という冠詞が必要でしょう)に惹かれるんです。
サッカースタイルの変化に伴って、サイドチェンジの長いボールに心踊らすシーンも増えてきましたが。
(そういう意味で、ロングキックが得意と公言する青木さんには期待してます)

本山さんの場合は、パス能力に加え、選択肢にドリブルがあるから尚更好きなんです。
ドリブラーも好きです。ドリブルの魅力は分かりやすいですよね―見てて華がある。
サッカーを見始めた―パスの魅力がまだ分からなかった―頃はかなりのドリブラー好きでした。福田さんや増田さん。

やぶさんの好きな選手はMFとDFばかりと言われます。確かにあまりFWやGKには目が行きません。
サッカー最大の醍醐味はゴールシーンとされますけど、どうも私の場合は違うようです。

しかし、DFで大好きな選手はいっぱいいますけど、純粋にディフェンスへ魅力を覚えたのは羽田さんが最初なんです。
意表を突く(無論、突かれているのは私の眼力が足りないからですけど)ポジショニングは、読みというより
「予知能力」―予知とは“前もって知る”という意味―とでも表現した方が適当ではないかと思うほどです。

「頭がいい」という表現も人によって解釈が違いますけど(日本では“記憶力がいい”という意味に
取られることが多いですね。漢字が書けるというのも、その漢字を記憶しているゆえですから)
私は“最良の選択肢を瞬時に判別できる人”だと(多分『イズミ幻戦記』の影響で)思っているので、
そう考えると、羽田さんは私的にすっごい頭がいい人なのかもしれません(爆)
…そのくせ、最近、雑誌のプロフィール欄に「頭脳派」とか「クレバー」とかよく書かれるのを見て
納得いかないとぐちぐち言っている私です。一体、彼をCBに据えたのは誰なんでしょう?(今度聞いてみよう)

おそらく、あげなければならないと盛んに口にしているシンキングスピードは、
ディフェンスではなくオフェンスの起点として…という意味なんでしょうね。

今日の一言:「アメリカ・ワールドカップの決勝って見たことある?」
(私ないんですよ…“伝説のリベロ”の永久に語り継がれるだろうと評されている読みを…)


 2001年01月14日(日)   どんな1日だって1枚の紙として積み上げていく 

昨日はお休みでしたが、休日は平日の倍近い“長さ”に感じます。
M嬢には羨ましがられましたけど、休みが嬉しくないって人間として根本的に間違ってません?

フレッツ導入後の初休日とあって、逃避先に選んだのはインターネット。
行った先はブックマーク(あくまでネスケユーザとしてこだわってみる(笑)お気に入りのことです)のうち
昔はよく行っていたけど最近は行かなくなったという“休眠”状態のところをまわってみました。
ゼロから行きたい場所を探すよりは楽かな、と考えて。ところが、これが裏目でした。

昔は行ってたけど今は行かないという変化には、なんらかの理由があるはずなんです。
私の興味(=好きな選手)の変化はしょうがないです。今回確かめさせられたのは、人間関係のもつれ。
ネットの世界にいる“人”は、顔こそ見えませんが、感情を持ってるんです(名前すらなくとも)
現実世界同様に、仲良くできる人もいれば、ケンカしてしまう人もいます。
個人的な経験だと、ネットでのケンカは、顔が見えず、文字だけで展開されるので、
リアルな口論に比べると、表現がストレートで、相手をボロボロにするような気がします。
解決法としては、どちらかが最終的にそのサイトから“消える”ことになるでしょう(どちらもの場合あり)
ただ、ネットの特性として、仮面をかぶれば、いつでも再登場できるのですが…。

嫌なサイトは見るな、というポリシーに沿ってネットを旅していたら、最終的に“自分の城”が一番気楽に思えて、
どこへも出かけたくなくなった…というのが、従量制電話料金時代の私でした(苦笑)

世界を広げたいという強い欲求があって、そのためにはリスクも無駄も必要だと頭では分かるのですが、
私が信じ難い大ゲンカを経験してもネットから離れられず続けているように、
ケンカ相手も死んだわけではありませんから、まだネットの世界にいるのです。当たり前…ですかね。

どうやら私はリアルでもバーチャルでも“居心地がいい場所”を求めさまよっているようです。
(正確には「さまよいたがっているが踏ん切りがつかず、現在の位置に執着している」)
…時に、“やぶ”という名のオリに閉じ込められている自分が見えたりもするのですが。

神様がなんでも欲しいものをくれるというなら、信頼とか、仲間とか、安らぎが欲しいです。お金で買えないもの。
あと視力は最近お金を積めば回復するかもしれないものへ変わりつつあるようですけど…。

「ダメはダメなりに頑張ればいい」
座右の銘にしたいぐらい好きな、中澤聡太さんの言葉。思い起こすと、彼のあの独特な濁音が響くのは
苦しい場面が多いような気がします。ピンチなのに「オゲェ!」とか(微苦笑)
明徳義塾戦のPK戦前、へこむチームメイトを一人励ましていたという話を聞いて、
Jヴィレッジでの最悪な練習試合後のシュート練習で大声出していた光景が蘇りました。
(そういう時って普通の人―特におとなしいキャラが揃うユース代表―は沈黙に陥ってしまうから)

ある程度の年齢になると、自分を包む方法が分かってくるのかもしれません。虚像というか、虚栄というか。
人間はみな地球へ投げ出された役者とはいえ、つかみとったような与えられたような役割をただ演じるだけなんて。
“本当の自分”という表現は詭弁だと言われますが、ではなぜ人は今の自身に違和感を覚え、それを探したがるのでしょう。

自分を100%表現できる人。これが最強の人なのかもしれません。
…きっと、聡太さんが好きなのは、ここに近いように私の目には映るからでしょう。

強制スクロールで時を刻むのではなく、自ら歩む道を描いていく、そんな強さを手に入れたいです。

今日の一言:「ピリピリした時ほど、強い気持ちが必要。それは練習でつけられるのか分からないけど、
毎日練習して、試合にも出て自分のプレーへ自信を持てれば、自然と勝ちへのこだわりも強くなると思う」
(1日1日を無駄にしない―その言葉は、今の私には諸刃の剣ですよ)


 2001年01月13日(土)   特掃班出動せよ 

眠気が一日取れないので、昼は薬を半分、夜はなしにしました。でも眠いです。理由は明白、仕事の疲れ。
年末年始のヤマを超えて時間に余裕があるので、今、年末にできない“特別清掃”をやっているんですが、
私もそのメンバー(特捜班ならぬ特掃班)に入ってしまいまして。染み取りや研磨など使用する薬剤が普段より強力なので
手の荒れぶりも凄まじく、指フェチだった元彼が見たら辞めさせそうな感じです(笑)
特掃班は名前の通りグループで活動するので、携帯メールをいただいても昼食休憩でしかレスできません。すみません。

あと今はお金が本当になくて(あったら今頃つくばですよ…行きたかったなカンファレンス。
でも、管理人しかも複数を派遣したサイトなんて、この世広しといえどもソラヲミナヨだけなはず。
日本各地に住んでいる9人のうち、1人がつくば市民だなんて奇跡でしかありえません。
いつも思ってますが、羽田さんたちの縁で参加させていただけたこと、光栄です<羽田さんの口癖(笑))
携帯へいただいたメールを常時接続になったパソコンからBIGLOBEのアドレスで返したり、
「18きっぷ」を早々と売り払って、やっと『サカマガ』や『Number』を購入している状況です。
いろいろお誘いいただいても応じられなくてごめんなさい。時給がアップする日祝日は外したくないんです、極力。
来週末に給料が出るんですけど、ほぼ間違いなく借金返済で大半が消えてなくなるでしょう。
アルゼンチンなんて、おぼろげすぎて思い描くことさえ後ろめたさを感じます。

秋から現在までの生活を長い目で見ると、現実からの逃避と現実への逃避を繰り返しているようです。
12月末に比べると、精神的に上向きで波も小さくなってきているとは感じてますが、
まだまだ“正常”とは思えないので―本当なら年明けから昼夜バイトに費やすつもりだったんですけど。

電車での移動が苦手なのは、他の人を見ていろいろ考えてしまうから。その分、下手すると浴室よりたち悪いかも。
あちこちでバーゲンが行われているので、大きな袋を持っている人をよく見かけるんですけど、
見ると、物を買って満たされたり、ストレスがなくなる人が羨ましい…って感じてしまうんです。
楽しそうに喋ってる人を見ると、そうやって話せる相手がいて羨ましい、と。
おそらく私以外の乗客全員は、私みたく、自分の身体のどこに“自分”がいるのか分からなくて、
二本の足で立っているのすら気持ち悪いなんて感覚は知らないんだろうな、と思うと、
全ての人が特別に見えて―そんなわけはなく、特別なのは自分で、一人だけ普通じゃないと考えてしまうんです。

入浴が苦手なのは、湯船に入ってしまうと、本当、自分の身体しかそこにないからです(苦笑)
自分しかいないので、つい自分について考えてしまう―これは小学生ぐらいからそうです。
就職活動時の自己分析―市販のマニュアルを一通りやった経験がある―ではありませんが、
おのれ(の正直な姿)を見つめるのは案外苦痛で、きっと“普通は”人生の節目ぐらいでしか考えないんでしょう。
私もまた、こういう状態に陥るのは節目前後であったりしますし(現在も節目をまたいでいる途中?)

「幸せなんかない」と諦めるのではなく「幸せも不幸せもない」と悟るのが“諦観”だと思うのですが。

写真を撮られるのが苦手(ちなみに撮るのも下手)なのも、自分があまり好きでない証拠かも。
ある瞬間の自身を切り取って、ずっと保存してくれるもの―本来はありがたい作用のはずですが。

そうそう、サッカー関連の写真を使った賀状は珍しくなくて、私も家族も特別扱いしないのですが、
選手権のために出すのが遅くなったと今日届いた1枚は、ちょっと胸打たれるものがありました。
アジアユース、銀メダルをかけた集合写真。選手はチームメイトのサインで黒くなったセカンドユニ着用。
そこには笑顔もあるんですが、一体この時彼らはどんな心境だったのか、と想像すると。
思い出すから見たくもないと語る選手も少なくない銀メダル。記念の品として手放せない仕様にされたユニフォーム。
もちろん、あの悔しさを忘れてはいけないと私も思います。でも…どこか残酷に感じるのは私が変なんでしょうか。

…いつか何もかもが昔話として笑って語れる日が来るはず。それが時という―私が忌み嫌っている―もの。
そう、フル代表までのぼりつめた中田浩二さんがインタビューで答えているように。
金色の鶴は、その日の訪れを祈っているのかもしれません。

今日の一言:「責任を植え付けるって、取られた方だってショックなんだよ。あれで目が覚めた気するもん、今思うと」


 2001年01月12日(金)   「みんなで温泉に入ろー!」 

昨夜、久しぶりにゆっくり湯船へつかりました。あんなに長時間浴室にいたのは、天皇杯準決勝前夜以来?!
(これから羽田さん聡太さんに会うんだから!―と自分を強迫して浴室にとどめ時間かけて洗ってました)
昨日は家族の中で入浴したのが私だけだったので、母が嫌うため使えない温泉の素を使ってみようと思ったんです。
随分前にM嬢が北陸土産だといってくれた加賀の温泉にトライ。実際の効用は謎ですけど、気持ちよくなれました。
この手の品を実際に使ったのは、昨日が生まれてから初めてかな?(ゆずを入れるゆず風呂を冬至にやったりしますが)

小さな不幸へ気づくのには天才なのに、小さな幸せなんてどこにも認められない、こんな私はつまらないと思います。
幸せだらけでなくてもいい、どちらもあまりない人生が平々凡々? 本当は幸せだけど分かってない?
“優しさ”は受け取るもので与えるものではないと、かつて最愛の人は言いました。なら“幸せ”は?

もう一つ、昨日初めて使った物があります。MDです。笑い声が聞こえてきそうですが、本当です。
私の部屋にはCDラジカセしかないので、音楽はCDからしか聴いてないんです。
今回、某U-20選手(羽田さん聡太さんじゃないですよ)にMDをあげよう、ということになりまして、
初めてMDを買い、家庭教師で夜に家を空ける弟へ頼んでコンポ借りて、CDから録音して編集しました。
「説明書置いとくから」の捨てぜりふを残して出ていった弟とのジェネレーションギャップを感じましたし、
メールってどうやって使うんだろう…とぼやく人の気持ちがちょっと分かった気がしました。

分かったといえば、MDを欲しがる選手の気持ち。編集、多分面倒な人には面倒なんでしょうね。
(私なんかだと性格的にきちんとタイトルを全曲入力しないと気が済まないけど、面倒)
同じ曲でも編集の仕方によって違って聞こえるから何枚同じ曲があってもいいとか(これは人によるかな?)
…誕生日プレゼントであげたかわいいダックスフンド形MDラック使ってくれてるかな…。

今更『Football JAPAN vol.3』(約1年前に出た雑誌。各チームのルーキーを5段階評価してます)を
見たくなって、アントラーズのページをFAXしていただいたんですけど、当時も見ているはずなのに
全く記憶にないのは何故でしょう。いや、5人にここまではまった自分がおかしいのか…。
羽田さんの評価は「この年代として守備力は文句なし。選手権で名を売ったが知名度はもっと上がる」というわけで
守備力5、有名度4、将来性5となってます。ちょっと異議あり?(笑)
…今、羽田憲司と聞いてサッカーファンが思い浮かべる彼は、何を着てるんですかね。
ユース代表でキャプテンマーク巻いているところ? アントラーズのやや頼りない24番?
それとも、やはり今でも市船の碧いユニフォームに袖を通した5番?
その守備力を語る上で、高校時代が外せないキーなのは、どこに書かれたプロフィールでも分かりますが。

最近…違う、昔からか、「頭脳派」だそうですね、羽田さんは。「クレバー」とも書かれますが。
常に考えながらプレーしているそうですけど、そうして取ったポジショニングは、
アントラーズ関係者が「すば抜けた予知能力」と評するほど、時に意表を突いたものだったりします。
(ちょうどスルーパスに嘆息するような気分を、羽田さんのポジショニングでも味わうことがあります。
DFでこんな気分を私にもたらしてくれたのは彼が初めてですから、そういう意味では特別な選手です)
読みが売り、と彼は言いますが、パスの予測は積み重ねによる判断力なのか、それとも直感なのか、
一度聞いてみたいな…とは思ってます。サッカーは予測→選択→実行の繰り返しだそうですが、
その過程の考え方(アルゴリズム、というと乱暴かなぁ)が知りたいな、と思って。
(既にこういう書き方をする時点でサッカーど素人と判断されるんだろうな、とも感じつつ)
なにせ私はスタンドからでも一度に3人しか追えなくて、しかも“焦点”(=見たい選手)がないと
集中してサッカー観戦できないという、スポーツの特性を理解しているのか怪しい奴ですから。

でも、私の中では俊秀さんや相馬さん、宮本さんみたいに知性でピッチ内外の差を感じさせない人こそ
「頭のいいDF」なんですけど(笑)まあ、何を頭がいいと表すかもそれぞれですし(微妙にトラウマ)
大学入る時、実はスポーツ関係の学科にも合格していて、どっちに入るか迷ったんです。
私の大好きな選手たちを虜にしてやまないサッカーというスポーツそのもの、あるいはそれを取り巻く環境。
いろんなことが知りたくて―でも、もう一つ興味があった分野(文学)を選んでしまいました。
だから、余裕があればお金と時間を費やしてでもサッカーの勉強がしたいです。
筑波のカンファレンスへ行かれる方が羨ましいです。ちゃんと聞いてきて下さいね!(私信)

…それにしても、いつになったら天皇杯の決勝ビデオ見られるんだか(話を聞けば聞くほど見る気をなくす)

今日の一言:「選手会の旅行って温泉なんだ?!(瞳きらきら)」


 2001年01月11日(木)   師が走る時期をすぎても 

とうとう「宙」が楽天さんの管理下に入ったようですが、今まで教えた言葉を全部忘れてしまったとか。
うちの防人(京輔さん)はちょうど人生の節目ですし、まあそれでもいいかな、と諦められるのですが…。
今日からフレッツISDNスタートでめでたく常時接続者の仲間入りを果たしたので、
がんばって仕込み直そうと誓いを新たにしております(というか、京輔さんの卒業後の進路、まだ正式には)

昨年末に2週間分の薬をもらったので、また昨日医者へ行ったんですけど、おろかにもまた混雑のピークに
(そこの医者は薬を2週間分渡すのが通例らしい)引っかかってしまい、なんと3時間半待ちました。
どうも一番たくさんの患者が属するサイクルに自ら飛び込んでしまった形…(呆然)
羽田さん田原さんの載ったサカマガ1冊だけでは耐えられず、待合室に備えつけてあった山田詠美さんの『放課後の音符』を
今更のように読んでたんですけど、最近は活字のみを長時間追い続けるのまで難しくなっているようです。残念ですけど。

前回と同じく、長時間の診察で私よりやつれて見える(苦笑)年老いた先生とそう話す気にもなれず、
朝慌てて書いた心理テストを渡して、薬の効きぶりについて報告して終わりでした。
情緒不安定とはいえ、安定剤が効きすぎてるきらいがあるんで、もう少し弱いのを処方してもらいました。

…ところが、これでおしまいではなかったんです。名駅で混んでいる快速をパスし、各駅停車で座って帰ろうとしたら
その電車が踏切で車と衝突してしまい、ブレーキ破損。ガラガラだったので車内に負傷者はいなかったと思うんですけど
(みんなロングシートに座っていたので。ちなみに車の方は帰宅後聞いた話ではお亡くなりになったそうです)
ブレーキが壊れた電車を動かすわけにもいかず、後続の電車に押してもらう形でなんとか駅までたどり着きました。
押してもらう間も徐行運転だったので、遅れは結局1時間52分!(JRアナウンスによる。ルールにより特急は
1時間55分以上遅れると特急料金を払い戻さねばならないので、普通これ以上の遅れは認めません)
サカマガにすら目がいかない状態に陥っていた私と電話で相手してくださったSさんに本気で感謝です。
(周りには迷惑だったでしょうけど…偶然同じ電車に乗っていた父に見つからなくて良かったです、本当)

Aさんが一人一人使用写真が違うという凝った賀状を下さったんですけど、そこにいたAさんいわく「82年モノ最高級品」の顔を見て、
「なんか顔がついとる」とクールに言いながら手渡してくれた母は、娘がその男―レイソルの5番(!)―とのツーショットを
賀状としてばらまいたのを知らない幸せな人です(笑) 今年は他に本山さんを2通いただいているんですが、
それを見てどう思ったか、想像するだけでぞっとします(昨日も書きましたが、部屋に顔の分かる物は飾ってないんです)

今日の一言:「竜太は鍛えるために電車でずっとつま先立ちしてたんだよ〜」


 2001年01月10日(水)   好きなチームを見る 

これのどこがいけないのか私には分かりません…。

昨夜はKさんとデート(笑)してきました。しかもKさんのおごり♪♪♪
(Kさんに惚れてんじゃなくて、おごりパフェにひかれて、私は不二家に行ってしまったのか?)

仕事でも家でも一人で過ごす時間の非常に長いので、いつも以上にマシンガントーク炸裂傾向の私ですが、
楽しい時間を過ごさせていただきました(このテンションも別れて3分と持たないのが、現在最大の悩み)
天皇杯決勝ビデオどうもでした! 早くM選手の歩む道が定まると良いですね…<昨日発表の移籍リストにもまだ名前が

一番大笑いしたのは、店先に並んだメニューにあったお子様ランチ(という名でないかもしれませんが、その類)の
ご飯に刺さった日の丸を見て、「野沢ならブラジルのに替えろって言うよ」と見事にシンクロしたこと(爆)
私たちをこんな風にしてしまった責任とってくださいよ!(笑)>タクヤフェチのSさん

待ち合わせの時間まで、本屋(サッカークリニックの西村監督インタビュー、“力はあるけどチーム戦術の都合で
入れなかった選手”の存在を口にしているのが、なんとも…)とハンズをウロウロしていたんですけど、
不安定な心理状態を反映して、ルーン文字の入ったリングやマイナスイオンを発生するブレスに心惹かれた私が
結局、給料日前でお金もないのに買ってしまったのは、1個の石けんでした。

「製造元 シャボン玉石けん株式会社 〒808-0195 北九州市若松区南二島2丁目23番1号」

2年前、初めて北九州へ行った時に手に入れた二島駅の入場券―今でも本山さんのサイン入り代表カードと
一緒にチケットホルダーへしまいこんでます―の話を、当時まだ稼動していた(泣笑)「本山組」BBSでした時、
二島といえばシャボン玉石けん、というレスをMさんがされて以来、実はずっと探していたんです。
ここが作っているのは、防腐剤・色素・香料などの化学物質を一切含まない純石けん分99%の無添加石けん。
確か、工場を見学に行くとお土産に石けんをもらえるはずなんですが…<役に立たない豆知識

名駅のハンズでは4種類を扱っていて、130円(浴用)200円(BEAUTY SOAP)300円(BABY SOUP)はともかく、
洗顔用の蜂蜜と葉緑素が入った1680円(!)というのがあるのには驚きました。1個で、ですよ。
私が買ったのは130円のですが、なんだか嬉しくて、部屋に唯一飾っている写真である
本山さんのサイン入り背中写真の前にお供えなんてしてます。変ですかね、私…<多分ずっと使えない

しかし、やはり石けんやサッカーaiでは大きくて仕事中身につけられないので(苦笑)
何かずっと手元に置いておけるお守りを探してます。選手権開幕戦で宙に舞った金テープも考えたんですが(笑)
職業柄、手というか腕に物をつけられない(腕時計も禁止です)ので、ペンダントになるかな…とは考えてますが。
おすすめの品がありましたら、私の心の平安のために、ぜひ教えて下さいませ。

最後に…横国で相馬さんが倒れた瞬間、ブルキナファソで起きたという出来事の様子と瓜二つだったので、
あの結果は予測通りでしかなくて、そう感じてしまう自分がすごく嫌です。
金古さんのように手術しても、宮原さんのように温存しても…相馬さんは二人よりずっと年上ですから…。
ワールドカップは、もう来年なのです!!

今日の一言:「サッカーマガジンにもヒサトやユタカと一緒に載ってるんだ」
(この後におよんでの集中攻撃は、私に対する嫌がらせとしか思えません(被害妄想))


 2001年01月09日(火)   独りの夜でも君のこと想ってる人は必ずいるから 

いるって分かっていても、距離の壁は越えられないんだよ、それなりの対価を払わないと。
会いたくなったら新幹線で飛んでいく、そんな生活をできるような立場じゃないんだから。
そう思うと、あの頃は不幸だったけど生きてきて一番幸福だった…んだね。
今でもほのかに愛してるなんて言ったら怒られますか?


日付が変わる前に眠ってしまい、朝6時前後にバチッと目覚める生活が続いてます。
本来素晴らしいことなんでしょうけど(体の疲れは一応それなりには取れるので)
心の疲労が取れるどころか増す気配もあるのが、ちょっと…。

早寝の何が辛いといえば、スポーツニュースが見れないこと!
朝の番組でもスポーツコーナーありますけど、所詮、番組の1コーナーとしてですから扱いが…。
大久保くん…違う、大久保“さん”かっこよかったですよ。西村監督もメロメロでしょう(笑)
(かなりの選手権組を含め35人程を招集して合宿をやるとか―どんな顔触れになるか期待と不安が交錯)

まだしつこく書きますけど、長崎駅で「国見3冠達成」という号外を配る人の顔を見たら
ものすごくすんなり見出しを受け入れられて、周囲の東福岡ファンとのギャップをまたしても感じました(苦笑)
周りがこの件を取り上げなければ、考えもしなかったでしょうが…私の至った結論は、
「公式戦52連勝で達成した三冠」と「ワールドユース準優勝」はかなり近い、です。ええ。

その偉大さは非常によく分かる―けれど、続くものにとってはやはり重荷。
勝ち続けることは勝つことよりもはるかに難しい、とおっしゃったのはスワローズ時代の野村監督ですが、
プロならいざ知らず、学生サッカーは毎年メンバーが変わるのです(選手権前年度出場校枠が納得いかなかった一因)

要するに、私が好きなのは金古さん率いる77回のヒガシで、連覇を成し遂げたのは
あの頃(リアルタイムで)思っていた以上にすごかったんだ…ということ。
そして、2代分の栄光を背負った“二島の三男坊”(本来この言い方自体すべきでないんでしょう)がいた
78回のヒガシも好きだということ。うまく言えないんですけど、冠一つ一つの重さは相対的、ということかな?
思い入れの度合によって、軽くもなり、重くもなる。それは人それぞれであって、
他人の―マスコミでの報じられ方もその一つ―価値観にとやかく口を挟む必要もない。

…マスメディアの洗脳力を考慮すべし、と言われるんでしょうね、きっと…。

伝統、という言葉が嫌いなんですよ。それは実際、間違いなく存在している概念なのですが。
おそらく、それはある時期に勝ち続けることによって生まれる(今アントラーズが必死になって
クラブへ植え付けようとしている体質ですよ)のですが、勝ちと負けがあるスポーツで
永遠に勝ち続けるなんて、ありえない。いつかは負ける。昔のジャイアンツだって偉大な横綱だってそうでしょう。
その時に、過去を懐かしむ言葉が「伝統」のような気がするんですよ。
(この考え方は卒業した某大学の方針に対する反発心―それすら伝統と呼ばれる―でしょう)

続けることを良しとする傾向。ファン歴だって、長い方がいいように思われてますから。

選手が常に勝利を目指す、という意味で「常勝」は目標であるべきだ、と以前Sさんから聞いたんですけど、
第三者―ファンはそこに含まれるのか?―がそれを強要していいのか。もう分かりません。
(ここまで書いた文章こそ、一部で非難されている「話題のすり替え」そのものですから)

蒲原くんたちが新チームでどんなサッカーをするか、注目したいと思います。今はとりあえず、それだけ。
山形恭平&松下裕樹しか名前と顔が一致しなかった1年前のユース代表合宿で見た、恭平さんを忘れられない私です。

ナニカニシバラレナガラヤルサッカーナンテタノシクナイダロ?―どうなんですか拓也さん。

昨日、帰ってきたらYさんから明徳義塾戦の聡太く…聡太“さん”の写真が届いてました。
確認はしてないんですけど、多分、試合前・ハーフタイム・PK戦前の3枚。
特に最後の1枚は、これが…と思うと、いつも通りの顔して写っているのが逆に、辛くて、辛くて。
キャプテンともどもの優秀選手選出は正直どうかと思いますけど―いつ活動するんですか?
(静岡ヤンフェスでの県選抜との試合は、地元では既に告知が始まっているようですが…)

今日の一言:「木曜発売のナンバーに俺や聡太の特集があるんだって!(にやにや)」
(明日の診療費どころか今日の昼食代すらどう捻出するか頭を抱えている私には、鬼の仕打ち…(泣笑))


 2001年01月08日(月)   称賛されるべき3つの冠 

順大の大学駅伝三冠に全く触れてませんでした…(呆)
本当は絶対的なエースがいるチームの方が好きなんですけど、区間賞なしとは逆にさすが、と。
(もはや箱根の花は山登り5区と呼ばれる時代)

生きる、ただ生きてるのがこんなに苦しいのは今が初めてです。
『生まれてこなきゃこんな苦しみ味わうこともなかった→じゃあ死ぬか』
これが、あらゆる悩みに通用する対処法として絶対に間違っているのは分かるんですけど、
“矢印”を阻む恐怖(?)さえ乗り越えてしまえば…と思わなくもなくなってる自分が恐ろしいです。
以前、「高い所から下を見た時、吸い込まれないよう気を付けるように」と冗談半分で忠告されたんですが、
今の職場はかなり高い場所なので、開かない窓を内側だけ拭く時、そう感じることもあります。
吹きつけた雪がビルに当たって舞い上がるので、窓のそばでは下から上へと動いていくんですよ。
それを見てると、自分も空を飛べるような気がしてくるのが怖くて…昨日また朝・昼と薬飲み忘れました…。

選手権決勝は国見 vs 草津東。大久保くんのゴールは盗み見たんですけど、素敵でした。
こんな素晴らしいゴールをゲットできる人が得点王ジンクスに陥るなんてもったいない!(大間違い)
(吉原宏太さんや北嶋さんは大成したストライカーと表してはいけないんですか?まだ早い?!)
正直言うと“柳沢さんの後輩たち”を応援していたので、悔しくはあったんですが。

開幕戦で試合の後、「次見る時は“黄色と黒”を着てるのか」と呟いたのが、遠い遠い昔のようです。
まだ10日も経ってないのに。こんなこと言うとファン失格なのかな…早く、違う色のウェアを着た聡太くんが見たいです。
俊太くんと本橋くんの第一印象は確かに“市船の…”なんですけど、聡太くんは“U-19の…”なので
(正確には7月の新潟でバスへの花道を駆け抜けていった姿がファーストインプレッションですが(笑))
中盤の二人に比べると、特にそう思います。それとも、単に三人の中で一番聡太くんが好きだからかな?
…こんな話すると本人に怒られそう(苦笑) でも、早く、サッカーしてる聡太くんが見たいんです。

何より、彼らを「くん」付けできるのもあと少し―自分の中だけで勝手に決めているルールではありますけど、
(現在は二種登録の選手をWEB上では「くん」付けしてます。以前は年下全員だったのですが。
更にもっと前は、自分より3歳年上の人まで「くん」付けという訳の分からないルールでした)
去年も切なかったです。確かヒガシが負けた直後、「本山組」BBSで「恭平“さん”」と書いて。違和感ありあり。
今年は選手権の決勝が終わったら、と密かに決めてました。コクミさん…か市船…が最後まで残ると思ったので。

サッカーと生きていく―今更ですけど、今回のコピー、好きです。
ただ、選手でもなく関係者でもない私が、実際にそういう人生(サッカーのために定職に就かないとか)を
送ってしまっているのはどうかな、と自嘲したくなる時も多々ありますけれど。
こんな滅入っている時にサッカー界がオフ。本当、辛いです。いかに依存しているか、よく分かります。

今日の一言:「もう1年たつんだ。なんかいろいろあったからな〜」
(一番印象に残っているのが準決勝前育戦というから、一度は我慢して見ないと、とも思うんですが…)


 2001年01月07日(日)   メランコリア 

生まれて初めてでしょう―休みなんかいらない、って本気で思いました。何の予定もない日なんか我慢できない!
苛立ちを抑えるため薬を飲めば、今度は頭にずっと眠気という重しが乗ったようで、何一つこなせなくなります。
拓也様も真っ青の集中力のなさで、ますます自分に嫌気が差すという悪循環。飲んでも飲まなくても落ち着かない…。

仕方なく手に取った父親の蔵書で「憂鬱質は古代、病気の原因とされたが、やがて瞑想にふける高邁な精神であると
認識が変わっていった」というような記述を見つけ、どこが素晴らしいんだ、と一人で毒づいてました。
いや、ほんの少し前までテオーリア(観想)にふける生活を憧れとしていたんですけど…。

せめて、ずっとやりたくてやれずにいる "ZEPHYR" の更新に取りかかろうとしたのですが、
ブラウザのバージョンを上げたら、今まで作ってきたページがひどいレイアウトに見え絶望的な気持ちになりました(泣)
作り直す気力もないですし、そもそもそのブラウザ(ネスケ6)がデファクトスタンダードから外れているので、
意味がないような気も…IE5.5が入った親のバリュースターは私の自由にはならないので…。
私のページは全てコンテンツというかテキストだけが鑑賞に堪えうるものなので、
こうなったら多少読み辛くても我慢していただくしかないです。本当にすみません。

挙げ句、ベッドへ横になったら眠ってしまい、22時半就寝6時起床(寝過ぎ!)
なんだかよく分からない有名人の一生を短時間で体験するという謎の夢を見て目覚めたので、気分は最悪。
「眠る」「休む」に罪悪感を抱くなんて、本当、やってられないんですけど…実際そうなんです(泣)
だから、スーパーサッカーの新司会1回目も選手権ベスト4への歩みも全く見てません。
寝てしまうことを予測して、なんでもビデオをセットしておきべきなんでしょうか…。

何をするにもお金がかかる世の中にあって、通信費は“後払い”なのでついつい費やしてしまうんですが、
多分今月の電話代(自分の携帯ではなくて家の)すごいです。すぐネットつないだり電話かけたりするので。
いや、精神的安定を金で買えるなら安いというのも分かるんですけど、実際“買えて”ないですし…。

11日からは―これって午前0時からという解釈でオゲェ?―ネットへの常時接続が可能になるので、
チャットへ逃避しそうな自分が怖いです(苦笑) いいサッカーチャットがあったら教えて下さい。

とりあえず、ある宙に書いてあった「本橋の画像を送ったらFマリノス好きから『誰?』と返された」という話が
かなりショックなので、今朝は短めにこの辺で―がんばれモッツ!!(絶叫)

……刺激のない単調な生活への我慢がそろそろ限界かも……。

[珍しく出勤前に時間が余ったので以下追記]
刺激がないといっても、自分でその状況を作ってる部分はあります。“余計な”刺激は与えないようにしてるんです。
年末に回顧番組が嫌だと書きましたが、同じく年始の賀正番組は一切見てませんし、
殺人事件や死亡事故がない日はない(…)ニュースもあまりチェックしてません。

何が刺激になるか分からないんです。医者には分かってもらえなかったんですけど、
今回の状況に陥ったキーとして外せないのは "FINAL FANTASY 9" なんです。テーマが…重過ぎて(微苦笑)
RPGはなんでも最低2回(DQ5は親子三代の物語に惹かれて5回やりました)やるんですが、
1回目、普通にやった時から感じてはいましたが、2回目、名前を初期設定と変えてやり直す途中にやられました。
一度違和感を覚えてしまうと、敵を倒して成長していくシステム自体もう堪えられなくて(苦笑)
ゲームや映画、マンガの影響で少年少女の犯罪が増えていると安易な指摘をする傾向にありますけど、
そういうのを通して考えられる下地を養えない大人の方に問題があると私は思います。

ちなみに、2回目に主人公へつけた名前は「ソータ」です(殴)
(ついでだから書いてしまえ。ガーネット=ハネ、ビビ=ネモ、スタイナー=モッツ、フライヤ=アオキ、
クイナ=ユタカ、エーコ=タクヤ、サラマンダー=ハユマ。あと勝手に考えた思い込みキャスティングとして
フラットレイ=松下、ベアトリクス=小原、ブランク=俊太、マーカス=秋田政輝、ルビィ=茂原、モグ=大和田…(壊))

FFには前作(FF8)もやられてまして(その時は主人公スコール=ヨシテルでした(死))
スコールは最初、嫌な奴として周囲から敬遠されてるんですが、その敬遠される素因になっている
“他人との関わり方”に対する考えが、ものすごく自分に似ていて、相当の自己嫌悪にかられました。
今まで生きてきて、こんな価値観の合う人間に会ったことがない…というぐらい(苦笑)
ただ、スコールにはリノア(=ヒロミ(殴))がいたけど、私にはいないというのだけが違うのかな?

…「きゅん」は本当に名古屋へ来てしまうんですね(吐息)

今日の一言:「アルゼンチンお肉がおいしいってホント?!(瞳キラキラ)」
(私はご飯なしでも生きていける人なので、パンがおいしいなら大丈夫です)


 2001年01月06日(土)   でこぼこ 

仕事疲れで導入剤抜きでも、寝たくもない時間から眠れるのは喜ぶべきなんでしょうけど、
21時就寝1時起床ってどうですか…(その後2時間ぐらい作業して、また7時に起きました)
前にも書きましたが、薬をもらった時、安定剤は食後、導入剤は寝る前というアバウトな説明しか受けてないので、
こういう時、たとえば上記のインターバル2時間で飲んでいいのか、分からないんですよ。
結局、昨日は忙しさにかまけて24時間一度も薬を飲まなかったんですが、大丈夫でした。こういう日が増えていくといいのかな?

こうやって訳の分からない日記(?)をつけ始めてしばらくになりますけど、現在お借りしている「エンピツ」でも
“日記の表紙”(上の Index をクリックして下さい)というのがあって、ずらずらーっと並ぶ日付&タイトルを見ると、
嫌がっている時の流れを感じると同時に、以前、『サッカークリニック』で布先生がおっしゃっていた
1日1日(の練習)は薄っぺらい紙かもしれないけど、毎日積み上げていくことで
簡単には破れない厚みになっていく、というようなお話を実感します。

たまにはタイムリーな話をしましょうか。選手権。といっても、先月休みを申請した時点で
自分の休みと選手権のインターバルがきれいに重なってしまった(苦笑)私は、一人仕事なのをいいことに
部屋の備品のテレビをミュート(消音)にして、チラチラと盗み見るぐらいでしかチェックできなくて、
ほとんど関東在住の方のメールに情報を頼ってるんですけど、ご存知の通り“波乱”(注目している人の多い学校が
次々と敗れていくという意味で用いさせて下さい。嫌いな表記なんですが)だらけの大会なので
周りでの選手権に対する注目度がつるべ落としで(泣笑)どんどん情報が乏しくなってます。

とりあえず、一つ言わせて下さい。前回優勝校の予選免除は、お願いですから今回限りにして下さい。
あんな思いを味わうのは、せめて、今年の市船イレブンだけで終わってほしいので。切実に。

3日に名古屋では富一の試合が放送されていて、それを盗み見ていたんですが、西野くんの背中が映った時、
「柳沢くん…」と思いました。思ってしまいました。18歳当時の柳沢さんの顔を思い浮かべてました。
富一の10番といえば“柳沢敦くん”。初めて富一を見たのは74回選手権で、その時も富一がPK負けした以降、
一切選手権を見なくなってしまった(この見方は昔からなんですよね…)のをよく覚えています。
PKをミスした“小田切くん”の手を引いて立ち上がらせる“柳沢くん”を…。

選手権前、ユース代表のエースとして活躍していた頃から注目してたんですけど、
日テレでお母様絡みの話(柳沢さんのお母様は彼が高2の9月に病気でお亡くなりになりました)を見て、
ああ、強い人だな…って感動して、もっと好きになりました。当時から現在に至るまで、私の目には
いつも瞳に陰を宿しているように見えるのですが、昨年末の日韓戦で見せたような執着心がつけば、
この人は日本一のストライカーだと―実は初めて見た頃からずっとそう信じてる―思います。

…本当は、富一の頃のように、“柳沢くん”の周りだけ時がゆっくりと流れているような姿もいいんですが…。

私の中で“ヒガシの10番”といえば、本山雅志ではなく宮原裕司なのも、同じ理由です。生で見たから。
76回選手権のヒガシは強かったです。ビデオで見てそう思いました。でも、愛着が湧きません。見てないので。
乱暴なたとえですが、後からつけた知識だという点では、三浦文丈キャプテン率いる清商が
昭和から平成への変わり目の選手権に優勝してる…という“知識”と、自分の中での重みは同じなんです。
…77回の前、唯一はっきりとした“記憶”として持っているのは、四中工と帝京の両校優勝のみ、です。
(でも部屋に自前の74回選手権決勝ビデオテープがあるのはなぜだろう…また何か忘れてるのかな、
Jユースカップ決勝で活躍した野沢様を一度脳裏から見事にデリートしてしまったように)

国見の「三冠」についてとやかく言う人もいるようですが、国見がもし優勝した時「三冠達成」と言われるなら、
今年の国見も、あの時のヒガシも、4つある高校が獲得可能なタイトルのうち、3つを獲ったというだけだと思います。
…いつか「四冠」を達成する学校があるかもしれない、ただ、それだけです。
(日本人は3が好きだから、そうなったとしてもあまり言われないかもしれませんが)
こう思うのは、76回のヒガシに対する思い入れがないからと返されても、一切言い返すことはありません。

本山さんも羽田さんも田原くんも、惚れたのは活躍した選手権の後です。
こういうファンって少ないので(苦笑)他のファンと交流するのが辛いと感じる時はあります。
もっとも、本山さんに関しては年々着々と活躍の舞台を得て、そこでまたファンを増やしているようなので
98年当時のように、ヒガシ時代を知らないという猛烈なコンプレックスに悩まされることもなくなりましたが。

昨日、職場で―ホテルの廊下で、小さな女の子に会いました。はやる心に任せて、両親に先駆けて部屋を出たものの、
オートロックでドアが外からは開かなくなり、ふてくされながら親が開けるのを待っていた、幼稚園ぐらいの子です。
お客様にお会いしたら挨拶が鉄則なのですが、彼女はそれに「おはようございますっ」と元気に応じてくれました。
サービス業の挨拶には応えない人も多いし、応えても事務的で、心のこもった挨拶をする人は少ないのではないですか?
だから、嬉しくて、本当は挨拶以上の話も禁止なのに(苦笑)「楽しかったですか?」と聞いてしまいました。
それにも「はいっ!」とすごい笑顔で返事してくれて。子供はいいな、って思いました。基本的に子供嫌いなんですが(笑)

無邪気な子供は悩みを知らなそうでいい、とぼやくと、子供には子供なりの悩みがあるんだよ、って言われます。
確かに「給食で出るミートソースに入っているグリーンピースの存在」の大きさは、今とは比べ物にならないぐらい、
当時は大きかったんです。分かるんですけど、それを忘れてしまうのが大人なのかな、と思ったり。
とにかく、自分が挨拶苦手なので(苦笑)昨日は気持ちよかったです。その子のお陰で。だから薬いらなかったのかな?
…本山さんに一目惚れしたのも、サインをお願いしたら「ありがとうございますっ」とあの高い声で言われたのが
どうしても忘れられなかったからです。あの頃大好きだった人も、すごい挨拶魔だったから。

自分にない部分を持つ人に惹かれるのは、よいDNAを残そうという本能の作用でしょうか?(苦笑)
高校時代、数少ない慕っていた先生だった生物(文系なのに得意だったんです)の先生が、
悩み多き受験生たちへ言ったのが、生き物なんてみんなDNAを伝えるための器に過ぎない、という言葉でした。
でも人間は、子供が一人前になった後でも(普通は)生きてるんですよね。なんででしょう。
子供を作れない人は生きている意味がない? 誰もそんなこと言わないでしょう? なぜ? なぜなぜ???

今日の一言:「落ち着かない時は水をコップ1杯飲むといいって阿部ちゃんに聞いたことがあるよ」
(自然に目が覚める時は必ず胃の痛みが素因なので、私もお茶とかよく飲みます…)


 2001年01月05日(金)   惑うことを楽しめる余裕を 


そうおっしゃって下さったのは、H高校のU先生でしたか。

昨夜、夕食を摂りにダイニングへ行くと、そこでは元旦に亡くなった近隣の方の葬儀が話題になってました。
なんてことない世間話ですが、今の私には最も堪え難い話題で、食事も摂らず部屋へ戻ろうかと本気で思いました。
私が精神的な安定を深刻に欠いていたら、“キレて”刺していたかもしれません。あれは、間違いなく“殺意”でした。

人生には限り―終わり―があること、時間は決して止まらないこと。
二つの“明白な真理”によって生ずる、時を浪費している後悔…というか不安。
…私が18歳の頃から直面している悩みや苦しみは、このたった2行なのですよ!
書いてみると、あまりの呆気なさで、嫌になりそうなほど。
ただ、ときどきの心理状態―抱いている将来への展望―で度合がアップダウンするだけで。

昨日の日記にも関係してくるんですが、とかくマイナス思考で、裏付けがないと何かを信じられない私は
(「なんで?」「どうして?」を乱用する人間は理系タイプらしいですが、数学音痴の私は文系でした)
未来への不安を誰よりも強く持ち、一人で悲観にくれては、街行く人々へ“嫉妬”を抱いています。
誰にだって該当する“真理”に気づいてないのか、知っていても目を背けているのか、
自分以外の全ての人は、街を歩いていて本当に楽しそうなのです(これが“偏見”“錯覚”なのは百も承知)

昨日は21世紀初の休日で、出かけた家族に家へ一人置き去りにされ、どうなるかと思ったんですが
薬がちゃんと効いてくれて、なんとか乗り越えられました。その代わり、常に頭がボーッとしていて
やりたいこともやれない―集中力が続かない自分が嫌になりました。考えないために仕方ないんですけど。
休む、という動詞は今の私にとって“すべきではないこと”と認知されているようです。
(また曖昧表現…これってもしかして“疑似多重人格”の後遺症…?)
have to に追われる生活が不幸なのはこれまでの経験で分かっているのに、今はないと堪えられません。
それでいて、must on holiday が山ほどあるのに、5行上の理由で本腰入れて取り組めない自分に嫌気が差して。
(たとえばたまっているレポートをサッカー界がオフの間に片づけるとか)

就職活動時の自己分析で、今後のライフプランを立てるというのがあったんですけど、
(女性は面接で必ず結婚後の就業継続可否を聞かれるので、絶対に考えないといけないんです)
自分の“真の姿”―見せかけようとする外からのイメージを見るのはたやすい―と向き合うのも辛いのに、
分かり得ない将来など、かげろうのような―幼稚園児の夢のように―はかなさでしか思い描けなくて、
その最初のステップである“就職”すらできなかった私に、今年6月以降の“未来”はありません。
2002年にワールドカップがあるのは分かってますけど(笑)<チケット申し込み、もうすぐ?!

6月とは、もちろん、ワールドユース・アルゼンチン大会のことです。
フランス・ワールドカップの時、半月分の旅費を稼ぐのに2年間かけたのを考えると、
正直、半年もない中、しかもこのコンディションでは何か奇跡が起こらないと無理っぽいです。
だけど、何か目標を…と言われたら、これしか思いつかないんです。そんな人生おかしいですか?
(おかしくないっておっしゃって下さる方にまだ一人しかお会いしたことがない…)

M嬢と会った時、電車内用安定剤として持参中の―効かない=読めないことも多々―『サッカーai』を見せたんです。
ちょうど“年賀状の子”(M嬢はまずプロフィールを見て「1982年生まれか〜」とぼやいてました)がいたから。
愚痴を吐いている時に比べると、サッカーの話をしているのは楽しいんです。相手にとってどうかは知りませんが(鬼)
ただ、プロサッカー選手は、世にある多くの職業のうち、相当―おそらく屈指の―厳しい部類に入るもので、
(世間の“仕事”には、誰がやっても大差ない“歯車チック”も案外多く、今働いている会社の正社員もそう。
職業に貴賎なしというのも分かるんですが、やり甲斐は職種によって天と地ほどの差があると私は思います)
彼らは常に高い向上心を持って激しい自己練磨に励んでいて、またその職に就ける時間が短いため、
成長つまり変化が激しく、それを見続けることこそ、まさに時間の流れを痛感する行為なんです。
(だからスポーツ選手のファンは辛い、とこぼしたら、アーティストだって変わっていくじゃん、と言われた)

おかしな話で、他人の未来は割と気楽に信じられるんです。若手選手とベテラン選手を見る時、やはり同じ見方では見られません。
サッカーファン歴も6年目に突入し、思い入れの深い選手も“大ベテラン”と呼ばれるようになりましたが、
そんな“大ベテラン”の未来を、まだプロへ踏み出したばかり、あるいは踏み出そうとしている選手の未来と
同様に信じて、応援してあげることはできないんです。結局はプロサッカーでは厳禁たるマイナス思考のせいですが。

応援する、信じる。口で言うと簡単ですが、難しいと思っているのは私だけですか?
ファンとは(普通は<たまにファンと結婚する人もいるから)永遠に実らない片想いだと思っていて、
相手の些細な言動で一喜一憂するし、自分や相手の変化によって心替りだってします。
今、この瞬間は中澤聡太くん(等々力での試合後の様子を伝え聞いて泣きそうになりました…こうやって
「くん」付けで呼べるのもあと少しですね)がすごく好きですけど、明日、いや1秒後はそうか分かりません。
…やっぱり時間は容赦なく流れていくのです。祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり、で。

現ユース代表が“狭間”と呼ばれるたびに、思い出す言葉があります。
前代がナイジェリア行く直前、注射問題などでトルシエの思うようなメンバーが選べなかった時、
指揮官自らがキレて「予選リーグ敗退」を口にし、マスコミも不安ばかりを煽っていました。
しかし、いざ開幕してみると、初戦こそ敗れたとはいえ、皆様ご存知の好成績。
どこまで勝ち進んだ時でしたか―稲本ファンの方がメールで書かれていた一言が忘れられないのです。
「このチームを信じてきて良かったね」
銀メダルを手にする少し前まで、あのチームだって悲観視されていた件は、声を大にして主張したいです。
ただ、私はあの“チーム”を信じていたのか、と今、自問自答すると、よく分かりません。
…現代表のアジアユースと違って、“なぜか”私が信じていた未来は明るかった気がしますけど。

3-6-1システムが機能しないのを目前で見せつけられた時―ソニー仙台戦―もそうです。
自力でどうしようもならない段階―たとえば西村監督がそれで行くと決めた―で、ファンは信じるのみなんです。
疑いなど挟まず。だから、きっと私自身が抱えているものの解決法も、それしかないんです、多分。
シンジル。マエヲミル。キボウヲモツ。カノウセイニカケル。モクヒョウニムカッテハシリダス。
…薬がよく効くと思考回路がこんな感じです。まとまらなくて本当にすみません。
(肉体的疲労と薬のダブルパンチで最近はものすごくよく寝てます(苦笑))

今日の一言:「聡太はこの1年が無駄だったなんて思わないだろ? 市船で良かったって思うだろ?」


 2001年01月04日(木)   迷い続けた DAYS 思い出にして 

できるといいな…と思いつつ聴いてます(私とSさんの共通点、これがかなり大きいかも(笑))

昨夜は、休憩時間すら取れなかった激務の疲れを引きずって、高校時代の悪友M嬢と会ってきました。
M嬢も昔から常に悩みの絶えない―私とは全く違う次元で―人で、よく愚痴につきあわされてきたんですけど、
私から弱音を吐くことは今回までなかったので、「コマ(オフラインでのコールネーム。絶滅寸前)は
強い人かと思ってた」と言われました(微苦笑) 本当は昔からナイーブで弱い人間だったんですが、
それを見せた人が片手の指で数える程しかいなかっただけです。“親友”いないし(更に微苦笑)

M嬢は自分を見つめ直そうと高校時代の日記を読み返して、当時、私が自身を“整理”するために
使っていた方法を思い出させてくれました。疑似多重人格。そんなのつけとくなよ…と思いましたが(笑)
自分がいますよね。そこから大嫌いな部分(またはどうしても守りたい大好きな部分)を“切り取り”別の名前をつけ、
「それは自分とは別!」と思い込んで扱うだけです。よくいう“もう一人の自分”に近いかもしれません。
ただ、もうちょっと自分との境界線をハッキリさせて“別の名の役を演じる”ような感じ?
(今まで内緒にしてましたけど、「コマ」というのは、その“別人”のあだ名です、本来は>Yさん)

私もM嬢もレベルの上下すらあれ、悩みの根本原因は高校時代と全く変わらず、ただ対処法だけが違うのに気づいて、
進歩してるか退化してるか分からないね、と笑いました。お互い、明らかに鈍くなってます。
世界を突き放して見るというか…いろんなことを「仕方ない」で済ませられるようになったというか。
昔から大人になるのが嫌だったんですけど、実際、年齢だけ重ねてしまって、あれだけ嫌がっていた
“物事に対しての反応がどんどん乏しくなっていく”オトナになってしまっているのですから、
いくら精神年齢は若いままだと思っていても、比較対象たる現実(=友達)と自己検証に走れば一目瞭然。
LINDBERG「胸騒ぎのAFTER SCHOOL」の歌詞だって、昔は意味が分からなかったけど、今は身に染みます。

1年前の1月3日、私とM嬢が出会った舞台でもある高校1年次のクラスの同窓会がありました。
生徒は常にテストで順位を争い、教師は担当クラスから何人を有名国立大(T大K大N大等)へ送れるかを競うという
実にすさんだ、いわゆる“進学校”にありながら、1年次の担任K先生は他の先生と違って
課外活動を奨励したり(他の教師は少しでも成績が下がったら「部活辞めろ」を連発していた)
話が分かるというか、人間味のある人で、すごく好きだったんです。その周りのメンバーも。
後でM嬢に「クラスの女子で来なかったのはコマともう一人だけだよ」と聞いて、すごく悔しかったです。
もちろん、1年前の私―1999年末から「1月3日は千葉へ集合!打倒市船!」を連発していた―は
迷わず欠席を通知したのですが、1日でもずれていれば…とも、当時から思ってました。
M嬢いわく、先生も私に何やら説教したがっていたようですし(笑) <当時かなり生意気な生徒でした
学校でいい想い出のある時期は本当に少ないので、惜しい機会を逃したと今でも悔やんでます。
いや、千葉へ行かなかったら、その何十倍何百倍の後悔を抱いていること間違いないですが。

千葉といえば、HPとのリンク等で東福岡高校の先生にお世話になったことがあるんですけど、
ヒガシの先生は皆さん生徒思いの魅力的な方ばかりで(部外者の私などにまで気遣って下さる)
文化祭レポートにも書いたかもしれませんが、生徒の皆さんが本当に羨ましいです。
大学まで行かないと自分の師を選べないのが普通の教育システムなので、
いい先生と巡り会えた皆さん、その想い出は絶対に大事にした方がいいですよ。

本当は1年前、実際に千葉で味わった体験というか気分について書くべきなんでしょうけど、
それについては、以前BBS「廊下の伝言板」で長々と語ったこともあるので、割愛します。
ほとんど書き込みないんで(自爆)まだログは残っているはずです。
箇条書きで要約するとこんな感じですか(すごく傲慢な言い振りですけど、譲れないことなので…)

・あの試合は市船が勝ったのではなくてヒガシが負けただけ、それも(主にエースの)“自滅”で
・“ヒガシの10番”しか見てないので他の人、特に市船側選手の印象は皆無に近い
・約1ヶ月半後に一目惚れした“市船のキャプテン”は、その時点ではもう“鹿島の一員”だった

今あの試合について書くと、とにかく詭弁だらけになってしまうのですが(自分自身を納得させるためだけに)
現在の私にとって重要なのは2番目でしょう。だから、羽田さんや聡太くんを好きになれるんです。
いや、唯一市船で記憶にある原さんですら、宮原さんとの相性で好感持ってますし、本橋くんは市船での彼しか知らないのに好きですし(^^;
(市船ユニを“受け付けない”のは、73回選手権あたりから続いていることです(苦笑)
75回の北嶋さんを三ッ沢で見ているので、絶対京輔さんも見ているはず…)

だから、怖くて市船@78回の映像は見られません。開会式のオーロラビジョンで少し見てしまいましたが。
ビデオは自分の記憶を塗り替えてしまうのです。極力、レポートを書いていない試合のは見たくない…。
(同じ理由で他人に理解されないぐらい拒絶しているのが、フランス・ワールドカップの3試合)
昔、サンフがステージ優勝を決めた磐田戦―ゴールデンタイムテレ朝系で生中継だった記憶が―のビデオを
1〜2年後に見た時、リアルタイムの時は広島側しか見ていなかったのに、ビデオ鑑賞では
ジュビロの俊哉さんあたりばかり見ている自分が―その変わりぶりの鮮やかさに嫌気が差しました。
わがまま言ってお借りしたヒガシ@76回でも、最初は本山さんしか見てなかったのに、
宮原さん→金古さん→恭平さんと自分の興味の移動につれ見返すごとに“焦点”がずれるのが、本当に嫌でした。
……間違いなく、今、あの試合を見たら、ヒガシではなく市船を見てしまう自分が想像できるんです(震)

今日の一言:「俊太、サッカーはキャプテン一人でするものじゃないし、抱え込む必要なんかないんだって!!」


 2001年01月03日(水)   拓也 

あなたのそばに、好きな分野へ飛び込んだものの、日本というフィールドが退屈で、
世界最高レベルに揉まれたいと願う、物怖じしない「拓也」という名の男性はいませんか?(笑)
…名前が人の性格を左右するって本当なのかな…。

多忙にかまけ朝・昼と続けて安定剤を服用し損ねた結果、久々に激しい落ち込みを味わいました。
仕事中に一人で叫んだり―試用期間を終えてから、また孤独な仕事を選んだのに気づくのです。遅い…。
夜は飲んで長電話をしたんですが、やっぱりダメで。バカ話をしながら陰に捕らわれるなんて最悪です。
すごく面白い話題で盛り上がってるのに、一方でガチャリと切って暴れたくなるような自分がいる。

毎日同じ単純作業の繰り返しだと、目標を持てと朝礼で言われても無理な話。
向上心が満たされないどころか、抱くことすら許されない環境に我慢できないのも既知の事実。

「好き?」とか「嫌いなの?」を連発するのも、不安定さの裏返し。
(注:電話の相手は別に恋人ではないです。そんなのいませんので。詳しくは後述)
これ、恋愛ではタブーに近いセリフ(のはず)ですが、私はかなり使ってました(苦笑)
「私のこと好き?」なら「好きだよ」、「私のこと嫌いなの?」なら「嫌いじゃないよ」って
ただそれだけ言ってくれればいいんです、何度でも。感情なんてこもってなくても構わない、その言葉が欲しい。
好かれてる、求められてるって自分を思い込ませられる―騙せる要素があればいいから。
…何人もの“恋人”の前で、全く同じ口調で言うのは私には無理ですけど(笑)

退勤後、そんな私を現実へ引き戻してくれたのは「市船PK負け」という携帯メールでした。
何がショックって、それにへこむ自分に―聡太くんも俊太くんも本橋くんも、個々には相当思い入れがありますけど、
市立船橋というチームへは感情移入できない自分を開幕戦で再確認したばかりなのに。
(今、映像で本橋くんが外すのを見て、どうしようもなくブルーです…モッツ…(泣))

ハガキの年賀状、今年もえらい反響なんですけど(笑)左側の自称189cmな人を、おのれが思う以上に好きらしいんです。
(出た、また自分のことなのにファジーな表現…)彼氏だの旦那だの各方面で勘違いされてますが、
写真を撮った前日にプレー1試合分(正味何分?)見ただけで惚れた、ただの高校サッカー部員です。
ソニー仙台戦は全体的にひどくてフィールドが静まり返っていただけに、彼の気迫あふれるプレー、
そして響き渡るオール濁音のコーチングが非常に頼もしく感じられたのです。

これは絶対釈明しないと、と思いつつ昨夜書き忘れたんですが、選手とのツーショット年賀状は
去年の山下さんとのが最初で、実は別にツーショットをばらまきたかったわけではなく、ただ、賀状のネタに困った時は
自分が映っている写真を探せという、元彼の洗脳(?)から抜け出せなかっただけなんです(爆)
1999年に撮影した自分の写真を探したら、無理やり撮られた(笑)あれが一番映りが良かったというだけ。
あの時も今回と似たような感想を多数いただきましたが―今年は年が離れているだけに罪悪感が強い(核爆)

中澤聡太=怖いというイメージもあるようですけど、人見知りが激しく、常に選手へ声をかけるのをためらう私が
吸い寄せられるように(!)初接触し、ぶっきらぼうながらも(本人は何も考えてないんでしょうけど、
言葉じりをいちいち気にしてるとこちらが傷つくかもしれません…)おおらかな物腰に触れた者として言うと、
そんなに悪い人ではないです(爆) 私的にはかなり好感度高いのに。それに比べ、なんて話し辛いハネケン…(ぶつぶつ)
選手のイメージって、初接触時の第一印象に相当左右されるので、一概には言えない部分もあるんですけど。

あと、感情移入の度合も関係しますかね? 大晦日に選んだ2000年印象深い出来事ベスト3全てにご一緒したという
ラブ度高い(?)Sさんが野沢拓也様を愛していて、野沢様の前では恐縮しまくっているのは身内では有名ですけど、
私、野沢様へ話すのには何の気構えもないんですよね。ちょっと(結構?)会話が成立しにくいですが(笑)
逆に、私が苦手に―なぜか苦手にしている羽田さんを、Sさんは喋りやすいとおっしゃるのですよ。

そうそう、Sさんほか天皇杯の速報を携帯メールで下さった皆様へ、改めて御礼申し上げます。
(Kさんの「本山、戸田をピッチから追放」には仕事中なのに吹き出しそうになりました。
皆さんそれぞれの表現でこの事態を伝えてくださったのですが、MVP差し上げます!(いらない…))
今朝ご飯を食べていたら、いきなり祖母へ「○○ちゃんが応援してたのは鹿島? 清水?」なんて言うので、
見てたのかよ…と舌打ちしつつ(まだ見てません!)答えずにいたら、父が「鹿島」と返したのには驚きました。
ま、部屋には24番のサイン入りTシャツや前ユース代表10番のサイン入り写真を飾ってますが。
三冠の前後、携帯のバイブレーションが止まらなかったのにはビックリしましたよ!

以下、Sさんへ私信。私、あまり趣味の合うサッカー友達がいないので、鹿とヒガシが好きで、
かつ過酷な移動もいとわない(ここ重要(爆))Sさんとお会いできたのが本当に嬉しいんですよ。
あの頃、パーマをかけた宮原さんと、それを知らなかった(自称)本山さんに感謝すべきですね!(笑)
お互い本山雅志と金古聖司を愛していて、それでいて、私は羽田憲司が好きで、あなたは野沢拓也が好き。
これが全てでしょう?(核爆)ラブラブと言うなら、私ではなく(以下自主規制)

現在、客室には新聞のテレビ欄の代わりに『ぴあ』がセッティングされてるんですけど、
沈みそうな時はスポーツチケットのコーナーに載っている、選手権開幕戦の情報ページを広げておきます。
原竜太さんへ抱きつく、碧いユニフォームを着たキャプテン―5番の写真を見て心を落ち着かせる。
この世で自分が一番…自分だけが孤独で、不幸だなんて感じてしまう状況と、早く決別してしまいたい。
生まれてきた意味がないなんて、信じたくない、思いたくない、思えない。うん、思えない。

今日の一言:「拓也、“みんなで一緒に”アルゼンチン行こうね!」


 2001年01月02日(火)   今度は、朝5時(泣) 

もともと正月対策の短期要員として雇われたから自然な成り行きなんですけど、年明けから見習い卒業で
一部屋任されるようになった(だから仕事中にチラチラ天皇杯を見れたんですが…部屋のテレビは
チャンネルをNHK総合、ボリュームも決められた数字にするというマニュアルがあるのです)ため、
二人で一部屋やっていたこれまでに比べ、活動量は倍増、疲労も倍増です。

昨夜も筋肉番付の途中で寝てしまいました。一昨日も紅白見てません。
年越しの瞬間を迎えず、いつも通りの電車でいつも通り出勤したからおめでたさ皆無です。
いや、今の私は「新年あけまして悲しいです」ぐらいの心境(特に21世紀の幕開けとあって
366日はおろか100年の経過をいやがおうにも意識させられるので)だから、いいのかもしれませんが。
…どんどん症状が悪化している気がします。電車乗り換えの3分待ちすら耐えられないんです。

あ、でも年賀状やグリーティングカードetc.は嬉しいです。今年は数が少ないだけに、特に(苦笑)
周りのほとんどが31日または1日に年賀状を出したらしいので、4通しか届いてないのも分かるんですが。

あと、仕事帰りに初詣した身代わり不動明王で引いた大吉のおみくじ、涙が出るほど幸せでした。
アジアユース前(辞めた広告代理店に勤めていた頃)毎日通って24円ずつ投げ、ひたすら「無事」を
(ワールドユース出場権獲得は無論、体調なども)祈っていたのですが、キャプテンが準決勝で退場したのに
決勝へ大きなばんそうこうをはって出場できたのは、まさに御加護あって、と勝手に思ってますから。

柳は春になって美しい緑となり、古い枝に残花は十分に咲き揃う。
霜、雪の重々と重なったうちにも、黄金は色を変せず、更に輝くといったさまである。

アジアユースよりバージョンアップしたU-20が見られるという意味だと思いませんか?(^^)

今日は最近、周囲で話題になったキーワードについて語ってみる形でいきます。
…バージョンアップしたネスケ6をなかなか思うように操れないので、
この日記もメモ帳で書いてコピー&ペーストしてます。やはりマシンスペックの限界?

▼三冠
まるで実感ありません(泣笑) 前に日記へ書いた通り、一つも生で歓喜の瞬間を迎えてない…。
しかも今回は、年明け後すぐに出すと宣言してしまった―自分の発言で首を絞めることが多い最近の私―年賀メールを
どうしても出勤前に処理したくて(9:06発の電車へ乗るのに、送信時刻が8:52)そちらを優先させてしまい、
ビデオ録画のセットを忘れてしまったので、いまだ得点シーンしか見てません。
アントラーズの先制点とエスパルスの2ゴールは仕事中にリアルタイムで見たんですが(笑)

だから、今一番欲しいものは決勝のビデオです。三冠の瞬間だから、というよりも
根本さんの初先発だから、というよりも(これも大きいんですが)今の私は、部屋でサッカーのビデオを
(見てなくても)BGMならぬBGVとして流していないと、何かに取り掛かることができないのです。
今も横浜で録画していただいた準決勝のビデオを流しています。あまり古いのも逆効果なので…。

▼サッカーai
すごく評判悪いんですけど(苦笑)私は嫌いではないです。いや、アジアユース総括が1ページというのは
確かに少ないと思いますが、aiにそれを求めるのは間違いでしょう。タイムラグもありますし。
撮り方に関しても同様。中澤聡太様の右手と目線はさすがにやりすぎだと思いますが…クラッときたけれど(殴)

毎回毎回高い高いとぼやきつつ、ここ最近4号連続で買ってます。
(今それを確認しようと最新号のバックナンバーページを見たら、前号の記事内容に野沢様の名前が…(泣))
経済事情で買う雑誌は割と限定している私ですが、購入/立ち読みを分けるポイントは、選手の発言量です。
私のサイトやメール(のシグネチャ)を見れば分かると思いますが、選手の発言を通して
プレーの意図やパーソナリティなどを知りたい欲求が強いんです。第三者の目より見た「レポート」(分析)ではなく。
サッカー雑誌も硬派から軟派までいろいろありますけど、aiほどインタビューが多い雑誌はないのではありませんか?

無論、そのインタビューが選手のコメントそのものでないのは、取材した/された経験上、分かっています。
だけど、選手が語ったものをベースにしてないと分かりえないことが多いんです。
(本当は自分が選手本人からいろいろ聞ける立場にあるといいんですけど…)
少なくとも私は、お願いしたアンケートに羽田さんがユース代表での目標を書かなかった理由が知れて、助かりました。
とにかく目の前のことをこつこつと―鹿島で少しでも試合に出ることが、6月につながっていくのだから。

別の雑誌で(多分アジアユースから時間がたたないうちに発した)“優勝宣言”してましたが、
それはSさんのご指摘通り、代表チームの目標であって彼自身の目標にはなりえないんですよね…。

▼WEB日記
選手権開幕戦後に "SeeTheSky" 管理人・関東組と納会(忘年会?)をしたんですけど、
(途中で鬱に襲われたり、慌てて薬を飲んで眠気にかられたりして申し訳なかったと思うんですが、
あれ、3軒トータルで6時間近くもやっていたんですね…そんな気は全然しませんでしたよ)
その時、ブックマーク(世間的には「お気に入り」と書いた方が通りがいいのかな?)に
「日記」というフォルダを作っているという話を聞いたので、私も集めてみました。
でも見ないんでしょう(苦笑)個人的な内容を書かれて、読んでいる側に意味の分からない文の多いのが嫌なんです。
自分が書いてる Land of Riches はその典型(笑)もともと他人の書く文章を読むのが苦手ですから…。

そんな中で愛読しているSさんの日記は、やはりマスターの「愚痴は載せない!」というポリシーがいいんでしょうね。
読者を意識してるというか(本人はそう思ってないかもしれないけれど、私はそう思ってます)
いや、Sさん自身がナチュラルに生活してても笑いのネタを山ほどくれるキャラだというのも大きいかもしれません(爆)

今日の一言:「井原さんを抜かす遼一、すごいかっこよかったよ♪」
(だけど、種目優勝してもコメント取ってもらえないあたり、バナキン@野沢様と同じ怒りがふつふつと…。
周囲の「環境」がすごかっただけに、収録時の心境を察すると胸が痛くて潰れそうです)


 2001年01月01日(月)   気づけば新年の朝6時だった(殴) 

だって、ずっと仕事ですもん…。

さて、とうとう2001年です―“あの子たち”(あえてこう言わせて下さい)も、今日からU-20。
ひとつ、前々から、区切り目に白状しようと決めていたことがあります。
10月の終わり、私がアジアユース前のJヴィレッジ合宿へ行ったのは、
「もうユース代表を見るチャンスはないかもしれないよ」という殺し文句に負けたからです。
…隠さず言いましょう。ワールドユース、無理だと思ってました。ごめんなさい、本当にごめんなさい。

始動以降、これまでのどのユース代表より合宿を長く組んできたと言われる現代表ですが、
“ベストメンバー”をなかなか揃えられず、戦術も招集のたびに猫の目のごとく変わり、
“ユース代表”として積み上げてきた何かがあるのか、ずっと首をひねってました。

決して彼ら個々のポテンシャルを信じてなかったのではなく、
それを完全に発揮できる環境を与えられぬまま、アジアユースという大舞台を迎えてしまった気がしていたのです。

彼ら一人一人は、前回のメンバーに負けないぐらい優れた技術と豊かな個性を持っていて、
その選手をこよなく愛する管理人が素晴らしさを語る選手名鑑こそ、"See The Sky"のメインコンテンツです。
そんな輝ける玉石をいくつも集めた光が、前回のチーム―これだって大好きだった―にどこが劣るのかなんて、
自分自身、はっきりとは分からなかったくせに、どうして信頼してあげられなかったのか…。
ユース代表は前々代から応援してますけど、今回のチームが一番長く見続けてて、感情移入も深く、
だけど、どれだけ並べても―エクスキューズを?―否定できない、あの時、間違いなく胸の片隅にあった“予感”。

…本来、こんなことは胸の内へおさめておくべきでしょうけれど、
2001年へ―真の勝負が控える年へジャンプするにあたって、心の大掃除(笑)をしたかったので。
(休みがないから部屋の掃除はできないまま新年を…机の周りにU-19関連記事のスクラップやコピーが散乱(殴))

皆様、いい6月を迎えましょう。そのために、ベストを尽くしましょう。
新たなる年が素晴らしいものでありますように!(−人−)


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