続・無気力童子の紙芝居
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2005年10月23日(日) 何度も言うようだが

あたしは本能ってやつが大嫌いで

でもお腹は空くし、眠たくなるし
生き物ってすごいなあとは思うのだ
人や動物を愛しいとも思う

だけれども時々
本当に時々 ぶっと掠める この気持ち悪さはなんだろう

神秘的だなんてとんでもない
渦巻く肉と欲と、猛々しい生は
あたしを時々絶望へ追いやる

何を美化しているんだろう
何を望んでいるのかしら

オタク女によくある病気
あたしは違うと思ったって 違いなんて照明できないです
あたしはあたしが大嫌いな つまらない くだらない オタク女なんですね


2005年10月22日(土) 時代祭

母親が行きたがっていた時代祭に行ってきた。
すごい人です。
治安も悪いしな。

ゆば泉さんのゆば懐石が絶品。
五条東山から清水寺のほうへ坂をあがっていく途中にあります。
是非。


2005年10月19日(水) Sちゃん

フィクションです。空想のおはなしなのでご注意ください。

うちのクラスの女の子にSちゃん(仮名)がいます

お勉強がよく出来て、自分の考えははっきりと主張します。
しきりたがりで、物事が筋道どおりに進まないと機嫌が悪いのです。
やや協調性にかけるようで、また頭がよいのも災いして あまり友達はいません。
しかしながら、周囲の子供のことを見下しています。

Sちゃんは、友達がいないので先生に媚を売ります。
目はぱっちりとしていますが、真っ黒で剛毛の天然パーマ、日に焼けた素肌
あまりあたしの好みではないんですよね。それはそれとして。
「にゃん★にゃーん★」などと可愛い子ぶってネコのポーズを決めてみても
周囲からは「なにそれ…」
「S、お手伝いするにゃん♪」と上目遣いで言われても
ついつい「外で遊んでおいで」といってしまいます。

そんなSちゃんの新しい席は 大好きな男の子の隣です。
誰も呼んでいないようなだっさいあだ名で彼を呼び、まわりは引いています。
毎時間彼を見つめては話しかけたり 気を引く為に必死です

正直吐き気がします

でもそれは
自分に似ているからかもしれない
そうおもったら もっと吐き気がしました


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