今日は望(満月)、それに今年最近(地球にいちばん近づいてる)だったらしいのに 曇りがちでちょっと残念。 夕方は金星も明るいので(−4.5等だそうですよ) 昔の人はこういう月や星が明るい晩を選んで(あるいは避けて) 行動してたんだろうなあ、と思います。
書くことないので(あからさま)金星の話も少し。 金星と水星は内惑星(地球よりも太陽に近い)なので、いつも太陽の近くに見えてて 夕方と明け方しかよく見えないのですが、金星はなにしろ明るくて、 あったかい気持ちになります。 ところで、朝方の金星(明けの明星、あかぼし、モーニングスター)は 英語でLucifer(ルシフェル、魔王)と呼ばれるらしいのですが。 夕方、沈んでいく金星(宵の明星、ゆうづつ、イブニングスター)の方が 美しさだけでなく、傲慢が過ぎて墜落した堕天使ルシフェルに相応しいような気が 気がしてなりません。どうでしょうか。
西洋では美神ヴィーナスだの美しい魔王ルシフェルだのと呼ばれる金星ですが、 中国では太白といって、老賢者の姿をイメージされているのですね。 なんかとっても文化圏の違いが出ていて、スキなのでした。
2001年02月04日(日) |
匂いの出るアトラクション |
ええと、サンリオピューロランドに行って参りました。 初めてじゃないんで驚きはないですが。つつつ疲れました。
休日で大混雑、とくに確実にキティちゃんに会って写真が取れるキティズハウスは1時間以上待ちで、しかし子供のリクエスト筆頭ですから避けて通るわけにもいかず泣く泣く並びました。 キティちゃんのおうち、そこは女の子の物欲のコレクション(笑)。
あそこに大人だけで行ける人の趣味はわからない(キティラーの方、ごめんなさい)。 とか言って、私も初めて行ったときは大人だけでした 仮設会場で、当時のトレンド?だったバージェス動物群(アノマロカリスとか、カンブリア期の変な奴ね)を扱っているのにつられて見に行ったのですが …限りなくB級な展示でした(笑)。
体感型シアター(3D眼鏡かけて揺れる椅子に乗るやつね)ではデジモンをやっていて、 空いていたし小さい子には適度にスリリングで良かったのですが、 このシアターについて少々。
さらなる臨場感を出すためか、客席に「匂いの出る装置」がついてるのですよ。 前に入ったとき(怪獣モノでした)と同じく、フィトンチッドというかエセ森林浴のような匂いで、 画面が緑の森に入ったときも秋の落葉樹林に入ったときもたぶん同じ匂いで、 ちょっと芸がないのががっかりでしたが。 …芸がなくて良かったのかもしれない。 (ここ読んでるお子様はいないと思うから、ネタバレしてもいいですよね) 今回の3Dデジモン映画の中で、画面の奥から大量の「ウ●コ」が飛んでくるという まさにお子様大喜びな場面があるのですが、 「ここで…リアルに臭い出したら…やりすぎだろーな」 と思ったのは私だけではないでしょう。 きっと企画段階で一度はスタッフの脳裏を掠めたであろう(そう信じたい) しかし口に出すのもちょっとあんまりな、リアルすぎる体感シアターの使い方。
遊園地に行くと、変な感想ばかり書いてる気がする…。 でも、ストレートに楽しめる大きな乗り物にはなかなか乗るチャンスがないので、 どうしても微妙にヘボいところのあるアトラクション(シアター形式多し)に 目が向いてしまうのですよね。 小さな子でも、「うまく言えないんだけど…なんだかツッコミたい」感想を 抱くことがあるでしょう。 それも遊園地の機能のひとつだと思うんですけど。
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