" misty blue "
by aoi ・・・ BACK + NEXT + NEW + INDEX



2005年06月28日(火)
体温。


6月が終わってしまう…(+_+)

日記書かな過ぎですが、
実際、下宿と実家の往復生活、課題、制作…とか、
気分が落ちてたりしててエンピツには書き込まずにいた。

手元のノートに書いたりはしてたけど。



いろいろあったなぁ、6月。





リストカットは割りと頻繁で、
ますます長袖しか着れなくて、自分で自分の首を絞めてたり。(阿呆。)
暑いよ、40℃の空間は。


男友達の下宿に何度か遊びに行ってる間に、
なんだか親密な感じになってきてたり。
遊びに行くというか、本当に密会のような感じ。
オープンじゃないからねぇ。


最初に遊びに行ったときから、
こうなることを予想しなかったわけではない。

前の日記にも書いた気がするけど、
私が素の自分でいられて、受け入れてくれることの心地よさとか。
後から絶対に厄介なことになるとは思ったけど、
その時、その空気に甘えていたかった。

数年間、ずっと独りきりでいた反動…なのかもしれない。


対等に向き合えないなら、どれだけ心地よくても、
迂闊に思わせぶりな態度を取るべきではない。
わかってはいた。

でも、自分を罵ってばかりで弱った心は、
すぐそばにあるおおらかな優しさを、
ただひとつの命綱みたいに、手離したくなかった。




嫌な女だ。
都合よく、人の好意につけこんで甘えて。


「甘えていいよ」と言ってくれたけど。

彼の部屋でおしゃべりして、
肩に寄りかかってみた。
温かい…。





「恋人同士になりませんか?」と言われた時は、
断るしかできなかった。



『恋人同士』。

彼が、関係をはっきりさせて安心したいと思うのは分かる。
なあなあな関係は、私にとってはとても楽だったけど…。

恋愛に関する考えは、私はとても非常識だ。
人と人が寄り添いあって生きるというのも嫌だし…。
つまりは人間嫌いから来てるんだけど。
好きかな、という人ができても、付き合いたくない。


私には全く未来が見えないし、悲観的だから、
パートナーとの未来など見えるはずが無く…。
「恋人」という言葉に縛られるのも、
私にはプレッシャーでしかない。
恋人になってしまうと、逃げられないから。
このコンプレックスの塊を、
受け入れてくれる人なんかいるのかとも思うし、
それを見せなければいけないときが来るのも恐れてる。

あと、現実問題、恋人同士ってオープンになるのが恥ずかしい…^^;




昨日も。
部屋にお呼ばれして。
課題があるから、制限時間をつけてたのに。
恋人にはなれなくても、まだ彼に甘えたかった。
私はいい加減で、私を本気で想ってくれている彼を
もてあそぶような真似をしていることに罪悪感はあったけど、
やっぱりそこは居心地がいい。
結局、制限時間を無視して、
実家に帰れるギリギリの時間まで結局居座ってしまった。



彼にとっては、早く私のことなんか忘れて、
新しい次の人と幸せになったほうが絶対いいはずなのに。

堂々と、彼を好きになれたらいいのに。



私はどうしたいんだろう?
いつまで振り回すんだろう?


「好き」が分からない。
居心地がいいのはダメなのかな?






彼を見てみる。
私を見つめ返して、「何?」と聞いてくる。
その声も、表情も、優しい。



ごめんね。ごめんね。

こんな女でごめんね。


こんな半端な関係にしかなれなくて、
まだ言ってないけど、
自傷行為なんかに手を出してしまった愚かな人間で。


ごめんなさい。





彼だからなのか、人の体温にドキドキしてるのか。
よくわからない。




でも、今まで逃げ続けてた、人と人との関係っていうのを。
考え直すいいきっかけかもしれない。



普段とは違う、私の前だけで見せる彼の姿とか。
ちょっと、いとおしいと思ったよ。本当に。




17:10



aoi ・・・ | BACKNEXTNEWINDEX
一言物申し。



My追加


エンピツユニオン