今年花似去年好
WIPER! 泡茶日記



 煮卵のお弁当

 昨日、読んでる本に出てくる江戸・本所の煮売りやのお徳おばさんに影響されて昨夜つくった煮卵。大根と葱もいっしょに煮た。それに今朝ゆでた菜の花、冷凍の一口サイズのハンバーグ。桜海老と胡麻を煎ったものとグリンピースであえた桜海老ごはん。紀州の甘梅と、築地のあさりの佃煮を添えて。大根も卵も味がよくしみていた。かんたんなので、またつくろうっと。



2005年02月22日(火)



 可愛い白玉(抹茶入り玄米茶)

 白玉のような、という例えがある。白玉のような顔と言ったら、つるっと色白餅肌、愛らしいお顔、かしら?白玉を見て、いま読んでいる宮部みゆきの「ぼんくら」「日暮らし」に出てくる14才の美形の男の子を思い出した。この本は時代小説。おねしょをしちゃうのがたまにキズだが、めっぽう頭のキレるこの少年、主人公の甥なんだけど、このコがだんぜん可愛くておもしろい。
 さて、今夜、コンビニで期間限定の白玉あずきを購入。どこぞの和菓子屋と提携した商品で、なかなかおいしい。量も軽めで食後にもちょうどいい具合に食べられる。先日同じシリーズの豆大福も食べたけど、これもおいしかった。コンビニもなかなかあなどれないのだ。

プラスチックの容器から
ちゃんとした器に移して盛れば
コンビニ商品とは思えない!
 ところで、「ぼんくら」と「日暮らし」に出てくるもう一人のお気に入りキャラに、煮売り屋のお徳、というおばはんがいる。彼女が毎日煮ているこんにやくだの里芋だの、さまざまな惣菜もおいしそうに描かれている。今夜は帰宅が9時頃だったので簡単にインスタントの山菜そばに卵を落として食べたんだけど(白玉はその食後)、急に、お徳みたいに“煮卵”をつくりたくなって、明日のお弁当用に、まず卵をゆで、それから大根や葱と一緒に煮、ごはんも炊いた。なかなかよい色合いに卵も煮えて明日のお昼が楽しみだ。

2005年02月21日(月)



 再会

 昼間はいつものように小学校の郷土芸能クラブに教えにゆき、いったん自宅に戻ってからこんどは獅子舞の練習会場に。がらがらと扉を開けると、そこに懐かしい顔が。4年前の祭を最後に、一度も顔を見せることのなかった前の世代の獅子舞の子N君だ。いまや彼は大学生。彼らが大学受験の頃から獅子舞には参加してくれなくなって、舞を出すことのできない年が1年。そして一昨年、いまの奏楽の少年部の子供たちの有志が立ち上がってくれて、なんとか獅子舞を奉納。昨年は曲目もふたつ増やして、がんばった。しかし、いかんせん、このコたちは、自分達がやる以外に、過去、獅子舞というものを見たことがない。熟練した舞手たちによる獅子舞を見たことがないのだ。が、本日、このN君登場。そして、後輩たちに一生懸命に舞の指導をしてくれた。N君たちは、小学5年生の頃から舞を始め、ほとんどの演目を厳しく亡くなった親方から学んだ。その体と心にしみ込んでいる伝統を、こうして後輩に伝える。その姿にほっと胸をなでおろした私だった。

2005年02月19日(土)



 築地、ふぐ三昧!

 この数年、ゼロから担当してきた某・カタログの制作。その立ち上げ当初、社外の制作スタッフを探して10社(人)以上のコピーライターやデザイナーのみなさんたちと会い、コピー2人、デザイン2社が決まって、3週間に一度発行するカタログ制作が始まった。あれから数年、カタログも好評で、発行部数も頻度も増え、いまはスタッフも倍以上…。それなりに愛情持って育てて来た仕事だが、悲しいかなサラリーマンの身の上、来月からは別の仕事の担当になることに…。やはり同じようなカタログ制作だけど、なんだか関わりあう人間が多すぎて、面倒臭い。イヤだイヤだ。一緒に数年頑張ってくれた制作スタッフのみなさんともお別れ…。彼ら彼女らとの仕事も刻一刻と最後に向う。
 そんな落ち込みムードを一新すべく、打ち合わせのあと、発足当時からのスタッフと築地へ繰り出す。築地の天竹でふぐコース!!ふぐのヒレ酒、ふぐ刺し、ふぐのにこごり、ふぐの唐揚げ、ふぐの酢の物、ふぐちり鍋、さいごは鍋に雑炊! 本日、ものすごく寒くてみぞれ混じりの雨もちらほら。だが、いっぱい食べてあったまる。この大満足のコースでも6,500エンくらい。お酒とにこごりは別だけど。築地の市場の隣にあって、ウマイわ安いわ。そうでなくちゃ叱られちゃう立地だ。

ふぐちりのふぐたち。これらがお鍋になるのだ!


2005年02月16日(水)



 チェット・ベイカー

 きょうはバレンタインデー。しかし、そんな気配は私の周囲では一切無し!!ウチの会社のウチの部は、バレンタインに男性社員にチョコをあげる、なんていう気配はゼロ!!圧倒的に女性多数の構成で、男の人たちのほうが肩身狭そうに仕事している。会社を一歩出ると、チョコレートを売るケーキ屋さんなどの出店がビルのロビーにも出ていて、ああバレンタインデーかあと思い出させるが。世の中にヘンな風習ができちゃったものだが、ウチの会社にいる限りは、煩わしいギリ・チョコも何もないので、それだけは良かったと思う。
 しかし、そんな私でもバレンタインデーとなると、つい頭に浮かぶものがある。それは、チェット・ベイカーが歌う“マイ・ファニー・バレンタイン”。“マイ・ファニー・バレンタイン”は“チェット・ベイカー・シングス”というアルバムに収められている。チェット・ベイカーはJAZZのトランペットの人だけど、そんな彼がボーカルとして出したアルバム“チェット・ベイカー・シングス”は好きなレコードの一枚。そう、懐かしい“レコード”!! 実はこれは1950年代に録音されたモノラルなのだ。さすがに私はCDで買い直して聴いているが…。しかしこれも不滅の名盤、JAZZ初心者の人でも聴きやすいソフトなボーカルと曲目だ。若かりしチェット・ベイカーのはにかむような歌い方と素朴な声は、耳にやさしい。このレコードを私に教えてくれた昔の恋人は今頃何をしているだろう?

CHET BAKER SINGS


2005年02月14日(月)



 獅子舞初稽古

 この週末は、ひさびさに都内の自宅で過ごしたが、きょうは実家のほうへ戻る。夕方から獅子舞の稽古があったからだ。3月最初の日曜日の火祭りに参加するため、獅子舞は今年初の練習。今年初と言っても、子供たちはみな奏楽の少年部のメンバーでもあるので、今年最初の顔合わせとなったのは、世話役の大人の人たちとだ。この子供たちは一昨年から獅子舞を始めたが、火祭りは今年が初めての参加となる。とりあえずは昨年の秋季例大祭で奉納した二演目をやることにする。子供たちに太鼓のリズムを教えつつも、私自身が笛の旋律を忘れかけている。ヤバイ!!ちょっと練習すれば思い出せるが、さすがに80曲近い獅子舞曲、全部おぼえていられないのよね…。

2005年02月13日(日)



 キモノで家事

 ひさびさの都内の自宅で過ごす休日。さらに明日とあさっては民俗芸能関係の練習も休み、ピアノも休みにしたので、お正月以来の3連休!!ただし、あさっては獅子舞の練習が始まるので実家に戻らなくてはならない。
 最近は自宅でキモノで過ごすことが多い。キモノ、と言ってもさっとはおって角帯でキュキュッと締めるだけの男キモノなんだけど。
 男キモノ…着流しは、獅子舞の時の装いで着慣れていて、裃と袴をつけるのも我ながら素早い。他の子供たちなどの着付けをさせなければならないので、自ずと自分の着替えは早くなった。たまに歌舞伎などを観劇に行ったときに、舞台の上で役者が裃と袴を付けるときなどつい、その着付けに見入ってしまう。それとほぼ同じくらいの短い時間で私も袴をはいている。
 自宅は、長袖Tシャツとかセーターの上にさっと着流しをはおり、帯1本を腰骨の位置でキュッとしばる。着流しは服を着るより簡単で早くてよいのだ。ものぐさい私にこれがうれしい。ボタンなんかを一個一個とめる、なんていう煩わしさがない。帯一本でいいんだもん。女性用の着物だとそうはいかないけど…。日頃の服装がいつもパンツで男の子っぽいスタイルの私には、キモノも男の装いのほうがしっくりくるのだ。
 きょうは掃除、だけどたすきをすれば袖も邪魔にならず、家事もバンバンこなせる。というわけで、掃除と洗濯で本日終了…。
 



2005年02月11日(金)



 ふたたび神楽坂

 朝から一日市ヶ谷のスタジオでカタログに掲載する製品の撮影。終わったのは7時半近く。帰り道、隣駅の飯田橋まで行って神楽坂の椿屋ヘ行く。椿屋は8時に閉まるので、急ぎ足で坂を上がる。
 毘沙門天の手前にある椿屋はお香のお店で、和紙のカードやかかわいいポチ袋なども置いてある。先週、節分の日に神楽坂に来たときに買った、壁などに掛ける匂い袋が気に入って、きょうは実家の玄関用にも買う。紀の善で大きな栗がトッピングされた豆かんをテイクアウトして帰宅!

栗がゴロゴロ、おいしい豆かん!!


2005年02月08日(火)



 神楽坂で節分(茜富士)

 きょうは節分。会社のSさんと神楽坂ツアーに出かけた。神楽坂はもともと花街、いまでも風情のある路地裏、昔からの料亭や小間物屋、和菓子屋、そして隠れ家的なバーや、近所の日仏学院などの影響なのかフレンチのカジュアルなレストランやカフェも多い。車一台の通りの幅の神楽坂を中心に、この小さなエリアには、軽子坂や本多横丁、地蔵坂、行人坂、…路地が入り組み、散歩も楽しい。昔ながらの伝統も息づく一方、この十数年の間に、神楽坂沿いの建物も随分と新しいビルが増えた。
 私は学生時代をこの神楽坂で過ごした。大学の教室にいるより、神楽坂にあるバイト先にいる時間のほうが長かった。その頃、バイトで遅番の時などは、バイトに入る前に神楽坂の銭湯に行ったりしたこともあり、ほとんど住んでいる気分だった。ともかくも、懐かしい場所である。神楽坂の上り口の左手に有る珈琲店の巴有吾有は常連で、よく時間を潰したものだ。紀ノ善という甘味やさんは、私が学生の頃はまだ木造の家屋で風情があった。その当時は毘沙門天より手前に、老夫婦が天秤で量り売りをしてくれるおせんべいやさんがあり、そこの柿の種が絶品だったが、この店は私が卒業してまもなく無くなった。
 ひさびさに訪れた神楽坂は可愛いお香の店や、器のお店なども増えていてびっくり!
 今日の目的地は、鳥茶屋という、関西風のうどんすきの店。ぶらぶら買い物したり毘沙門天をお参りしたりしてから鳥茶屋へ。この店もやはり十数年前に神楽坂に新しいビルが立ち始めた頃にできた。今日はその鳥茶屋の別邸へ行く。別邸は私は初めて。小さな路地の奥にあり、いい感じ! 節分の今日はなんと太神楽の一団が店にやってきて、獅子舞などを見せてもらった。おめでたい雰囲気!残念ながら、写真は撮りそびれてしまった。
 食後は別のお店でお茶。静岡のお茶、という茜富士と豆乳の豆腐花みたいなものをいただく。お茶は青々とした若い味だった。

茜富士。色もあざやかに。


こちらは豆乳の豆腐花。黒蜜をかけていただいた。
 帰宅後、日付の変わらぬうちに、先日浅草寺で買った“福豆”で、鬼は外!福は内、をした。これで今年の正月気分もしめくくり。

2005年02月03日(木)
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