今年花似去年好
WIPER! 泡茶日記



 演奏会!!!

 昨日の天気予報では、昨日からの雨が今朝も引き続き、大雨、ということだった。今朝、秋のふれあい祭りという地元のイベントのオープニングに、文化会館前のお祭り広場で少年部の10分ほどの演奏がある。雨ではと心配していたら、なんと朝には雨が上がった。オープニングの演奏では、大太鼓を2台使って、豪快な屋台囃子を賑やかに演奏。広場でのびのびと演奏することができて良かった。少年部のパワーで雨もどこかに行ってしまったのだろうか。
 そして、午後早い時間。文化会館ステージでの当グループの演奏の1時間前。控え室で、会員30数名のみなさんにプログラムの流れ、機材の基本セッティングなどなど確認し、12個の小太鼓、5つの大太鼓、それに附随する機材、その他の楽器などひとつひとつ確認してもらう。この確認を怠ると、演奏に支障を期し、ステージ上で慌てることになるのだ。
 ステージの上に平台をセットし、マイクをつなげ、楽器類をセットして、演奏の準備が整い始める。そして、開幕。
 通常、大太鼓1台、小太鼓3台で演奏する当地の屋台囃子は、大太鼓のリズムがむずかしく、小太鼓も、熟練の腕が必要だ。が、わが少年部は、今年は皆かなりの上達を見せていたため、私は思いきって4つの大太鼓で、きょう出演する少年部メンバー全員で合わせることにした。それが、きょうの第1曲目。昨日のリハーサルで合わせたのは1度だけ。しかし、彼等はやってくれた! スゴイかっこいい。小太鼓もみなよく合って、いいビートになっている。大太鼓も難しいリズムなのに大きなアクションで良く合っている。ふだんは普通の中学生と高校生なのに、なんかものすごくかっこいい。高3のリーダーT君がコンサートマスターの役割をよく果たしてくれていた。

少年部、4つの大太鼓で屋台囃子!

 そして拍手の中に曲が終わると、リーダーT君が指揮して楽器の配置を変えてゆく。曲の解説をメンバーがやっているうちに次の曲へ。私は客席中央の通路にビデオ・カメラをセットし、また首からカメラを下げて、演奏の様子を記録。かつ、ステージ上の配置をチェックしながら、問題ありそうな時だけ、出てゆく。客席と舞台の袖を走って往復。が、今回は、高校生たちが、大人の演奏のシーンでも良くセッテイングに注意をはらってくれて、私が出てゆかなくちゃならないようなシーンはわずか。これも、ドイツ遠征の賜物 ?
 4曲目、問題の初挑戦曲。これもミスってはいたけれど、無事に演奏を終え、胸をなでおろす。こうして曲は進み、今月私が指導に通った大人の支部のみなさんの演奏も感動的な仕上がりだった! 何百年と続いて来た篠笛の美しい曲など、その後もスムーズに運び、40分の演奏が終わる。
 客席の見知らぬ人から、「感動しました」と声をかけられた。地元のみなさんも聴く機会のない地元の伝統曲、よその地の人はもちろん、海外の人だっていいものには感動してくださる。ステ−ジの上で姿勢を正して立っている少年部のみんなの姿、そして演奏後の会場からの拍手、これらがあって私の苦労も報われる…。この秋の出演は、あと1回。来週を残すのみとなる

2004年10月31日(日)



 リハーサル

 今夜は、明日の演奏のリハーサル。大太鼓5つ、小太鼓12個を使う大掛かりなセットなだけに、台本や舞台配置を考えるのも容易ではない。11曲を曲ごとに奏者が入れ替わりながら演奏。それを今夜一度だけのリハーサルでカタチにしなければならない。
 この十年、台本、舞台監督、すべて一人でやってきているが、今年は少年部もいろいろ手慣れて機材の配置なども配置図を見ながら、よくやってくれる。そして、いつもの練習は会場に大太鼓が2つしかないが、今夜他の支部から集まった大太鼓5台のうち4台を選び、初めて大太鼓4つで屋台囃子をあわせることができた。ものすごい迫力! かっこいい〜!!
 そしてきょう昼間の30分ほどの練習で暗譜できたばかりのメンバーたちの初挑戦曲も、なんとかかたちになる。あとは明日の本番を待つのみだ。そう、昼間、中3のH君、Y君も小学校の郷土芸能クラブの時間に来てくれて、そこで初挑戦曲の三度目の練習をする。まだみんな楽譜無しではできなかった。がなんとか形になり、夜のリハーサルで初めて暗譜で演奏。「だいじょうぶ?」と聞くと、中3のH君は「だいじょうぶです!」と言う。他の子たちもそんな感じ。よし、じゃ、明日やろう! みんな、やらずにあきらめちゃうより、挑戦したいのだ。もちろん私も。
 大人の会員たちは、年輩の方も多く、中でも若手(と言っても40代50代)の3人の人に進行係を頼む。が、細かくは、少年部の上級生たちに割り振って、11曲の演奏すべてセッティングを変える今回の配置転換を乗り切ることにする。うまくゆくかどうかも、この配置替えにかかっていると言っても過言ではない。
 帰宅後、きょうのリハーサルで変更した点など、配置図を書き直したり、ビデオカメラなどを用意したりしてから寝る。


2004年10月30日(土)



 きょうは唄の先生

 きょうは地元の商工会が月に1度対外的(地域外の人も対象)に開催している地元発祥の民謡の講習会の日。囃子、唄、踊り、の3部門で講習が行われる。毎年9月に開講、6月に終了。10回の講習だ。私の奏楽のグループも、囃子部門、唄部門の講師を担当しており、私は唄部門を教えている。先月の開講の日、仕事の撮影で行けなかったので、きょうは行かねばならない。こんな日は、フレックスの勤務時間を利用して、早めに会社を出て地元に戻る。仕事が忙しいときはけっこうしんどい。唄の教室には県内、県外、各地から生徒さんが集まり、30人弱の人たちが待っていた。姿勢から発声から、様々な基本のポイントから始まり、みなさんの声がのびやかに出てくるところまでを当・民謡の歌い出し部分を使って練習。
 講座の最初の頃は生徒さんたちの口があまり開かない。日本人は日本語をほとんど口の形を変えなくてもしゃべれてしまうので、“ア”の口も“エ”の口も“イ”の口も、みんなおんなじ形ですませてしまっている。そこでだいたい、最初は“ア”の口の練習をしたりする。これで声量もかなり違ってくるのだ。口の筋肉をふだん使っていないので、なかなか口の形が自在に動かない。筋肉がほぐれて良く動くようになると、顔の肌のリフトアップ効果になるので、今夜の教室でのレッスン内容忘れてしまっても、これだけは普段からやっといてください。などと言って終わりにする。
 ふだんは太鼓の音の中で、きょうみたいな時はたくさんの声の中で、私の声はそれな負けない大きな声になる。これだけ声を出すと疲れる。健康で無ければできないよなー。ほんとに体が資本、と思う。私の目標、あと30年は元気に後継者育成活動をするぞ!! とつくづく最近思うのだ。


2004年10月28日(木)



 一次試験突破!

 出勤後間もなく、朝10時半頃、突然ビルがゆらゆら揺れだした。地震はまだまだ予断を許さない。このビルは耐震構造になっているから安心です、みたいなアナウンスがビル内に流れる。でも揺れるのは気持ち悪いよ〜。
 さて昼休み、食事をしているとケイタイにメールが入る。覗いてみると、受験生T君から、「一次試験合格しました」というメール!! 良かった。ほんとに。私もすぐさま彼にメールを送った! 推薦とは言え、小論文を書いたり、さまざまな資料を作ったり、それをサポートした私としては、責任重大!! しかし、彼は民俗芸能の後継者として10年近くも活動を頑張り、また責任感もって参加してくれた。発表を待つ間、不安がっていたけど、そんな彼に、君の活動の内容はホントに志願者の中でいちばんだと胸張っていいよと、私は告げていた。そして、実際この一次通過の知らせ。胸をなでおろした。二次試験もあるのだが、そちらは、彼の度胸で頑張ってもらうしかない。でも、このストレスだらけの日々の中で、ほんとにすっきりうれしい日となった!
 今夜は残業して零時過ぎに帰宅し、また今週末の演奏会の舞台配置、キャスティングなどを検討している。毎年のことだけど、今年ほど悩んだことはない。それは、メンバーみんなの演奏力がアップしているからなのだ。曲ごとにどの子をフューチャーするか、ほんとに悩まされる…。

2004年10月27日(水)



 一打入魂…

 きょうは小学校のフェスト、朝、9時半に集合して、開会式直後は郷土芸能クラブの発表。伝統的な囃子や練習曲として編曲したわらべうたなど、7曲を20分間元気いっぱい、見事に演奏した小学生たち! 6年生の女の子たちは曲の解説を分担してナレーション。これもしっかりできた。高校生たちもスタッフとしてよく手伝ってくれた。 これで一つイベントが終了。
 そして今夜は5時から奏楽の少年部(中・高生)の練習、その後7時に練習会場にバスが迎えに来て、国体に参加する全国から集まっている選手のみなさんを迎えての出演。この出演は先週急に決まり、きょうの練習で役割発表。メンバーたちは問題なくどの曲の演奏もこなしてくれる。みな、この夏のドイツ遠征などもあって、演奏は上達している。ほんとは来週の文化会館での発表の練習をしたかったのだが、時間が無くて少ししかできない。
 6時には、昼間の郷土芸能クラブの小学生たちがやってくる。彼らクラブ全員が今夜の演奏の中の一部で踊りで参加する。小学生たちは、中高生のお兄さんたちの迫力ある演奏を見て、練習の時からなんだか興奮して盛り上がっている。
 7時過ぎ、楽器は手伝ってくださる大人のメンバーがやってきて軽トラに積み込んでもらい、子供たちと私はバス乗り込み会場へ。
 保養地の宿泊施設である会場には、各県の選手のみなさんが集まってくれ、演奏を聴いてくださる。高3受験生のT君が大太鼓を務める豪快な屋台囃子や、神楽曲、獅子舞曲などの情緒ある篠笛の曲など、25分ほどの演奏に、拍手喝采!
 特にT君の屋台囃子、練習の時に、このリズムが生まれた背景を話し最後に「一打入魂」と伝えたが、その通りの演奏をしてくれた。狭い会場だったが、彼の今年でいちばんの演奏だったのではないかと思う。今月初頭の祭りでも26年ぶりの演目の中で同じ太鼓を演奏して、肌で古からの伝統を実感したことも大きかったかもしれない。
 とりあえず、また一つイベント終了。一つずつ片付いて、そして来週の演奏会。わが奏楽のグループ全体少年部から大人会員まで全支部そろっての合同。舞台配置、なかなか決まらず頭を悩まされ続けるこの数日間だ…。

2004年10月24日(日)



 お囃子三昧

 明日は小学校のフェスティバルで、そのオ−プニング後に、郷土芸能クラブの子供たちが20分間の演奏発表をする! ので、きょうの練習は、前半は最終の役割で、曲ごとに練習。後半は、発表の場の体育館のステージに楽器一式持ち込んでリハーサルをする。奏楽の少年部の高校生も、夏からこの郷土芸能クラブの指導に参加してくれて、だんだん先生も板に付いてきた感じ。配役とか立ち位置とかも含めて、彼らに面倒を見てもらう。小学生たちもだんだん高校生のお兄さんたちを“先生”と認めてきた感じ?はじめの頃はこわがってたのか人見知りしてたのか、小学生たちの中にためらいがあるのを感じて心配したけれど…。信頼感が生まれて、高校生たちもさらにやる気が出ている様子だ。
 夕方から夜は自宅のピアノ教室。高校生の女の子のレッスン中、突然グラッっと来て、ぎしぎし家が揺れる。グランドピアノも揺れてる。特に私も生徒も動じずレッスンを続けていたが、その後何度も揺れるので不気味だった。
 夜、奏楽のグループの大人のみなさんの練習に教えにゆく。こちらは来週末の発表で演奏する曲の練習だ。鎌倉時代から伝わる獅子舞の伴奏曲で、笛も太鼓も展開が多くて難しい。昼間小学校の練習にも来てくれている高3受験生T君は、この夜の大人の練習にも来てくれる。彼は今月頭の例大祭にも参加してくれてその時の曲と同じ曲を発表するため、大人に混ざって笛を吹いてもらことにした。
 大人15人ほどが合奏する今回のこの曲、間違えやすい部分などを集中的にレッスンして、最後はなんとかなりそうな感じまでになる。あとはウイークデイにみなさんで練習してもらうのみ! そして、来週末の30人以上の出演者が入れ替わりながら演奏する舞台の進行や配置、プログラムの流れ、役割など、まごつかないよう台本つくらなくてはならない! この2週間程、連日これが頭を悩ませる。出演者がはっきり決まっていればまだしも、出れるかどうかはっきりしない人もいるから、結局ギリギリにならないと決められないのが毎年のことだが…。

2004年10月23日(土)



 散髪デー(高山茶)

 本日は散髪デー。私が散髪に行く、と言うとみんなが笑うけど、ヘアカット、って言うより散髪なのよね。前にも同じこと書いているけど。今回も超短いっていうか、地肌が見えている。伸びかけの五分刈り状態。冷たい空気も日ざしももろに地肌に感じる感じ。切ってくれる人はもう10年来の付き合いになるが、彼は、ついに中国の四川に店を出してしまった!私が四川のお店に散髪に行くことも、そのうちにありそうな気がする。

 台湾の高山茶を台湾製の茶杯で飲む。これはもしかしたら私が始めて買った茶杯かも(記憶が定かではない)。薄手で繊細な絵がついていて、お気に入り! 高山茶のバニラような香りに鼻も味覚もうっとり。



●高山茶について


2004年10月22日(金)



 ひさびさ落込む(獅峰龍井)

 ひさびさに落ち込んだ。どんな苦境でも“落込む”こと無く馬鹿がつくほどの脳天気が私の取り柄なのに。超落ち込んだ。それは、“英語”!! きょうは英会話のレッスン2回目だったのだけれど、先生がA4サイズのさまざまなシチュエイションの絵がかかれた紙を選ばせて、それについて説明しろと言うのだが、なんだか、がうちょうあー(←広東語)! なんか、あまりに小中学生の英会話クラスみたいな感じで、がく然とした。ゲッ、私ってそんなにダメ? 確かに流暢に話せないけど、頭では分かっているつもりだったのだけど。しかし、言いたいことが全然話せなくて、さらにドドーンと落ち込む。うーん。そして、来週は月に1回の地元民謡の唄の講習会に教えに行くため、レッスン休み。英語、なんとかしなくちゃ…。
 落ち込んだ晩、透明なガラスの蓋碗で龍井(ろんじん)茶を飲む。中国茶の6つの分類で緑茶。この中国の緑茶は渋くならないし、甘みすら感じる。癒されるう。


●獅峰明前龍井について
●龍井茶について/名の由来など

2004年10月21日(木)



 台風だけど

 台風23号、日本列島直撃。各地で被害が。
 東京も夜から暴風雨と言う話で、ウチの会社の人たちもきょうは帰りが早いが、私は残業! しかし、きょう香港から知人一家が来日していて、7時に銀座で待ち合わせ…。が、外部のスタッフが社内で仕事してくれているため、残して出るわけにもゆかない状況。昨夜もタクシー帰りだったけど、きょうはとっとと切り上げて銀座へ行きたいのだが、やっと出られたのは約束の時間を大幅に過ぎてから。先に日本人の友人が行ってくれているという安心感もあったけど、遅れてほんとに申し訳ない…。
 しかし、ひさしぶりに香港の彼女たちの笑顔を見て、ほんとに懐かしくうれしかった! 今年は5月に香港へ行ったけれど、それからの3カ月は奏楽の少年部のドイツ遠征準備と事後処理に明け暮れ、その間に夏の観光イベントや体育祭などでの演奏、9月後半から10月にかけては、秋季例大祭の祭礼への芸能奉納の準備、少年部の大学受験生の手伝い、そしていままた、今月末っていうか、来週と再来週、そて11月第1週に予定される演奏会の準備に終われていて、結局台湾行きもキャンセルしたし、好きな香港映画を見る時間もなく、香港の友人たちの来訪はほんとに新鮮だった。
 ほんとに短い時間だったけど、いつもと変わらぬ彼女たちのやさしい笑顔に癒された。せっかくの来日、もし時間があったら、歌舞伎座でも連れて行き一幕見でも体験させてあげたかったと思うが。いつかそういう機会もくるだろう。今年のうちには絶対香港で会いましょう、と言ってお別れした。雨は強いものの、台風の荒れた天気には遭遇せずに帰宅できた。

2004年10月20日(水)



 調律しましょう(バナナ茶)

 きょうは実家のピアノの調律をしてもらった。1年ぶりだ。調律してもらったあとのピアノはやはり、音がとてもクリアに聴こえて、弾くのも楽しい。実家の商売道具でもあるこのグランドピアノはDIAPASONという銘柄で、日本製だが台数も少ない手作りのなかなかいいピアノだ。音色がとても深みがあって好きだ。某・国内有名ブランドYのピアノだったら高額出さなければこのような音色のピアノは実現しない。
 ところでこのピアノはすでに我が家に来てから32年も経つ。ピアノはきちんと調律を続けていればずっと弾ける。「ウチはもう誰も弾かないから」と調律をしない、というのはナンセンス! ピアノは弾いていないものほど、1年に1度でもいいから調律をしてメンテナンスしてあげるべきなのだ。そうすれば、またその家の孫子の代で弾くこともできる。孫がピアノを習いたいと言うのでまたピアノを調律してください、なんて申し出があっても、ずーっと調律せずに放っておいたピアノは、お金も手間もかかる。
 動物愛護と一緒で、ピアノは生き物、一度我が家に受け入れたら、ちゃんと面倒見てあげて欲しいのだが、調律されずに無用の長物となってしまった可哀想なピアノが日本中のあちこち、きっと数知れずあるに違いない…。可哀想!!!もったいない!!!かつてのピアノブームでウチの実家の四方八方ご近所にも、可哀想なピアノはいっぱいあるのだ。
 きょうはドイツで買ったバナナの紅茶をあけてみた。パナナフレーバーの紅茶だとばかりおもっていたら、紅茶ではなく、ハーブティーだった。バナナ・フレーバーの良い香りにバラの花なども少量ブレンドされていて、おいしい。クレープのケーキと良くあっておいしい。

バナナのハーブティーはとてもきれいな黄色のお茶!

 きょうも午後は小学校の郷土芸能クラブ。24日の発表まで、あと2回しか練習できない。きょうは楽器の担当を決めて、発表する6曲を通して練習してみた。なんとかカタチになっている。指導を手伝ってくれる高校生たちも自分達が関わるようになって初の発表会だからか、熱が入っている。

2004年10月16日(土)



 英語…(凍頂烏龍)

 英会話レッスン、本日から始まる。マンツーマンなのでマジメに取り組めば上達するだろう。が、以前も書いたけど、英語ってぜんぜん興味がわかないのが悩みの種。仕事なので仕方ないんだけど。
 とは言え、30分の時間内、気が付いたら物足りないくらいあっと言う間だった。先生は若い英国人男性。私は英語にコンプレックスがあるので、広東語と北京語とドイツ語勉強している。そして、時々言葉がミックスして混乱すると言う話をしたら、その先生もドイツ語を話すということで、ドイツ語で質問される。“しまったヤブヘビ!”、と思ったけど、おもしろかった。自己紹介しろと言うので、毎週末、日本の伝統楽器の篠笛と太鼓を教えていて、7月にドイツに演奏に行ったことも話した。なんでか、アジアの旅のおかげで、英語の文章になって話してないのに、コミュニケーションはできちゃうのが不思議だ。広東語ドイツ語もだけど、実は、語学の実力ではなく、気持ちだけでムリヤリ通じさせちゃってるんだよね。
 先生は映画にも興味があるようで、香港の監督の王家衛のことが話題になったとき、私が広東語発音でウォンガーワイと言うと、先生が“ウォン・カーウェイ?”と言うので広東語ではガーワイ、と教えた。ブルース・リーが好き、と言ったら、ゲッと言うよーな顔をされてしまった。先生が知ってる役者って李小龍くらいと思ったので言ったのに。
 こんなんで、私の英語はビジネス英語の域に達する日が来るのであろうか? この30分、私の頭の中では単語はドイツ語、語順は広東語、という図式が駆け巡った後に、口からなんちゃって英語が出てくる。めちゃくちゃなスタートとなった。次回から、1週間に2時間の宿題を出すと言われた。OK!無問題、kein Problem!
 そうそう、以前、ベトナムのハロン湾を旅した時に、東京で英会話教師をしているという英国人男性と一緒のツアーになって食事など一緒にしたことを思い出した。あの時の彼に良く似た風貌だけど、この先生のほうが、もうちょっと若いかな。
 へろへろになって帰宅後飲んだのは台湾の青茶・凍頂烏龍。爽やかだ。英語ストレスが癒される。秋の夜長は着流しを着て中国茶でリラックス。これから熱い青茶おいしくいただける季節かな。


2004年10月14日(木)



 台風でも子供は元気!

 例大祭は終わったけど、後片付けもあるし、きょうはまた小学校の郷土芸能クラブの練習。この郷土芸能クラブの小学生のうちの何人かは昨日の祭でも活躍してくれたコたちだ。
 このコたちは24日の発表に向けての練習だ! 台風接近中で、夕方から暴風雨になる、という不安定な天候にもめげず、子供たちはみんな練習に来てくれた。先生見習い中の高校生たちも来た。エライ!  難しい笛の大曲を与えていた6年生の女の子が自主的に自宅で練習してきていたのにびっくり。エライ! 楽器の担当を分担すると、みなそれぞれに責任感を持ってくれる。ウイークデイにイヤな大人たちを見てるから、週末の子供たちとの交流は素直に楽しい。
 夜は、台風騒ぎもどこへやらで、知らないうちに通り過ぎてしまったみたい。そして野球部ピッチャーの中学生のK君が、野球部の練習を終えてからピアノのレッスンに来る。彼のいま演奏している曲はなかなか雄大な感じの曲で、弾くのも楽しいし聴きごたえもある。で、彼がその曲を家で練習始めるとおじいちゃんおばあちゃんから家族中が集まってきて聴くのだそうだ。そんな話を彼のおかあさんから聞いて、とてもいい話だと思った。そういう環境、家族の応援があれば、何ごとでもますますやる気が出るというものだ。
 昼間の小学生たちといい、このコといい、都内から電車でそう遠くないこの地に、まだまだそういう素朴な子供たちやあったかい家庭環境があって、この町もなかなか捨てたものじゃないなと感じた。
 さて、K君のレッスンの後は、また別の講習会場へ、おじさんたちに民俗芸能の楽曲を教えに行く予定だったが、こちらは台風のせいで練習中止、との連絡が入る。しかし、とっくに風もおさまっているのだけれど。子供たちのほうが熱心、てこと?


2004年10月09日(土)



 秋季例大祭2日目

 椋神社秋季例大祭。台風が近付ていてるということで、きょうは朝から今にも雨が降り出さんばかりの重い雲が空を被っている。そして出かける頃にはついに小雨が。昨日と今日は平日なので、祭に出る子供達は小学生も中学生も高校生も、みな学校を休まなければならない。例年、あらかじめ教育委員会なども通して、各学校には出席扱いになるようにお願いしてある。
 結局、あいにくの雨、いつもなら境内の庭で舞うところを今日はなんと、神殿の中(お賽銭箱の奥の間、神様が祭ってあるところ)で舞うことに。

 ぼんぼりが灯る神殿、赤い毛氈の間で舞うのは厳かな雰囲気も高まって、さらに良い感じの獅子舞奉納となった。そして昨夜子供達の練習のかいもあり、26年ぶりの演目も、きのうとは段違いに良くなり、イキイキとした舞いになった。
 受験生のT君と私の篠笛が神殿の中に響くと神殿は異次元の空間となり、獅子たちが舞う。この笛は、鎌倉時代から響き続けて来た旋律。それにあわせて舞う一人立ち3匹の獅子舞は風流系、下妻流。時空を超えて遊び跳ねる3匹の獅子たちの幻想的なお話の世界には18の物語(演目)がある。この貴重な財産をなんとしても守らなければならない。
 「これにて本年の千秋楽」と裃、袴姿の仲立ちが声を張り上げる。すべてが終わった時、また一年後、少しでも継承者が増えることを願って笛を置いた。

獅子頭をとった子供たち


2004年10月08日(金)



 秋季例大祭1日目!

 秋季例大祭初日。この例大祭は本日は遥拝所のここ諏訪神社と、明日の椋神社の2カ所で行われる。きょうは暑いくらいの快晴。不思議なことに毎年、7、8日のいずれかは雨になる。きょうがこんなに良い天気なので、明日は雨かもしれない…。
 朝9時には子供達がみな集まり、控所に広げられた獅子頭、衣裳などの準備を始める。獅子舞が始まるのは2時間後で、まっさきに境内に響くのは神楽殿の神楽の奏楽。私の奏楽のグループは、この神楽も獅子舞も、すべての奏楽の後継者育成をしているため、神楽殿で舞う人々、笛・太鼓などを演奏する楽人もみな仲間のみなさんだ。
 奏楽の少年部高校生メンバーのT君はすでに篠笛も太鼓も楽譜を見ればどんどん演奏できる実力がついているので、今回は獅子舞をメインに手伝ってもらうが、獅子舞が始まるまでは神楽の楽人の衣裳をつけて、神楽殿で笛を演奏してもらう。
 天鈿女命(アメノウズメノミコト)の舞や猿田彦命(サルダヒコノミコト)の舞などが、おごそかに行われると、神社の祭典が始まる。祭典の玉串奉テンという、榊を神様に捧げて参拝する時には、楽人の笛“ジンカウラ”という曲がしめやかに流れる。これの途中までを手伝ってT君が獅子舞の楽屋に飛んで帰ってくると、今度は獅子舞の笛人の衣裳である、黒の紋付、裃、袴に着替えさせる。女の子の着物&袴、猿田彦命の狩衣やらの装束も着替えさせて、最後に自分も黒の紋付、裃、袴。獅子頭を付けて舞う子供達も衣裳を着替えて、腰に太鼓を付け、出番を待つのみ。
 そして初日の3つの演目は、まあまあの出来。特に、26年ぶりの演目は、見に来ていた年配のかたも、見たことがない、と言う人がほとんどで、喜んでいた。舞った子供たちも良かったけど、この演目では高3のT君の太鼓と私の笛のアンサンブルが、夜家でビデオで見直したら、予想以上にスリリングなセッションになってて、おもしろい!
 ほかの演目も子供達の舞は昨年より慣れてきていて良かったが、なんと子供達がきょううまくできなかった演目をもう一度今夜練習したいと言い出す。エライ(中には塾を休みたい理由のコもいたけど)。
 しかし今夜は明日出願〆きりとなる受験生T君の書類の整理を一緒に片付けなければならない! きょうの祭のあと、T君がウチにやってきて、最終確認をする。そしてウチで夕食をとってから、私達はまた獅子舞の練習会場へと向かった。すべては明日に向かって動いている、という感じ…。

2004年10月07日(木)



 いよいよ明日!

 本日、仕事を半日で終わらせて、午後、実家に戻る。明日はいよいよ本番だが、なんだか実感がわかない。この短期間で、子供達もよく練習してくれた。あとは、今夜、26年ぶりの演目について獅子頭をつけて打ち合わせるのみとなった。子供は無邪気、かぶった獅子頭の口から、舌のように手を出して、べろ〜り、と遊んでいる。ちょっと気持ち悪い。
 昨年演じた演目のほかに2つも新しい演目を出せるとは、この練習が始まった先月末には思いもよらぬことだった! 
 実家に戻って、夜は、高3受験生の資料として提供するビデオなどを確認したり、明日の準備をして早めに休む。

練習でへたれてしまった
2頭の可愛い大神楽獅子
これは特別な出し物の二人立ち獅子
(二人が一頭の獅子に入る)
通常の舞では一人が獅子をかぶり
腰に太鼓をつける一人立ち獅子


2004年10月06日(水)



 

残業。

2004年10月05日(火)



 今夜も練習だけど

 また一週間が始まる。仕事のため都内に戻る。が、今夜も地元では獅子舞の練習がある。しかし、私はさすがに今週はあさってからまた地元に戻らなければならないので今日は帰ることを断念した。代わりに、私の自宅に置いてある獅子頭を関係者に練習に持って行くことを頼み、26年ぶりに上演する予定の演目の練習をしてもらう段取りにした。
 今夜は雨。残業して、自宅に戻ると、ケイタイが鳴る。地元の練習会場から高校生のT君がかけてきたのだ。練習での疑問点等を訊ねられる。そして明日も練習をしたいのだが私に来れるかどうかと言う。さすがに私はあさってから戻るので明日はムリだと返事をする。うーん。ほんとは帰りたいのはやまやまだけど、6日の午後から会社を休むため、片付けなければならない仕事もあり、難しい。

2004年10月04日(月)



 体力必須!

 今月は、7日8日の祭りのほか、24日には小学校の郷土芸能クラブのこどもたちの発表、31日の演奏会など、イベント目白押し…。
 少年部は5時から2時間、屋台囃子集中講座。屋台囃子は、この地方ならではの太鼓の音楽で、大太鼓、小太鼓とも体力を要するが、大太鼓のリズムや小太鼓のビートは耳に心地よく、そこに篠笛の澄み渡る音色が絡み、スリリングなセッションとなる。これの大太鼓の新しいリズムパターンを教えたり、小太鼓のリズム感をレッスンしたりする。通常はこの曲だけ2時間ぶっ通しで練習するなんてことはないのだが、子供達のたっての希望で、集中講座をすることにした。
 その後、7時からは獅子舞の練習会場へ。獅子舞もやっている少年部の一部のメンバーと私は、4時間ぶっ続けで練習!!疲れる。昨日の小学校の郷土芸能クラブの練習で、5年の女子2名が急に獅子舞をやりたいと言い出したので、親と相談の上、やる気があるのなら今夜の練習に来るようにと告げた。その2人が今夜の練習に現れた。祭まで4日、すぐにできるものを指導する。

2004年10月03日(日)



 祭前、最後の週末

 秋の例大祭前の最後の週末。 朝から書類の整理を始めた。いつもの土曜の朝なら、都内からこちら実家に向かって移動中なのだが、今回は獅子舞の練習のため昨夜のうちに帰ってきていたので、朝から実家でいろいろできる、というわけだ。ふだん忙しくてなかなかできなかった奏楽のグループのほうの書類のファイルをまとめる。昔の出演役割とかプログラムとかでてきて懐かしい。昨年の父兄宛の手紙など見ていたら、つい最近のことみたいなのにもう一年も経つのかと驚く。
 午後はまた小学校の郷土芸能クラブ、夜は獅子舞の練習で終わる。


2004年10月02日(土)



 ホトトギス(芝蘭香)

 今週は、月曜も実家に帰り、そして今夜も7時からの獅子舞の練習に戻る。今夜から“天狗拍子” という10年近くやっていない演目の練習をする。さらに30年近くやっていない演目もやる予定なので、こどもたちは“ムズい”とか言ってる。“ムズい”ってへんな日本語だ。始めて聞いたときは、なんかカユいのか、あるいはイヤなのか、と思ったら、“むずかしい”の略語…。
 月曜日に原稿におもいっきり“赤”を入れた受験生Tくんのレポートだが、彼はきちんと書き直して、さらに高校の先生にもチェックしてもらったということで、よくまとまっていた。よしよし。なんだか心配していたが私も気持ちが楽になる。
 実家に戻ると食卓には、ホトトギスが飾られていた。庭にあるとちょっと地味だけれど、良く見るととても個性的な植物で、ホトトギスという名前からして鳥のホトトギスに似ているのかなと思うが、不思議な形の花だ。

 今夜は、レポートもできてたせいか、なんとなくほっとしてホトトギスを見ながら、芝蘭香を飲む。中国茶の6つの部類で青茶に属す鳳凰單叢の芝蘭香。蜜蘭香と似たような感じだけど、芝蘭香は少しメントールのような感じがすると思うのは気のせい?なんかピリッとしたかんじがするんだけど…。

2004年10月01日(金)
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