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2005年09月28日(水) いつだって

去るものは振り返らず
留まるものこそ寂しい。

おっちゃんが作った“うしょうにん”のカシラ、
これからも大事に家のお守りにするけんな。



2005年09月25日(日) 名物

生まれた町に用事で行ったついでに
鯛めし(刺身に溶き卵とタレをつけて飯に載せたもの)を食べた。
鯛は炊き込みにしてもいいダシが出て滅多に不味くはならないが、
個人的にはこういう食べ方も好みだ。

ハイウェイカード、無事に使い切り。
車だったから端数があっても大丈夫だったのに
たまたま残額ポッキリだった。
心なしか料金所のおじさんも嬉しそうだった(笑)。



2005年09月20日(火) 紀州ツーリング最終日

朝食は基本的な和食だが、残すと勿体無いほど
一つ一つ丁寧に作ってあった。
食事を待つ間、談話室でシニアのご夫婦と居合わせた。
穏やかでとても仲の良いお二人。後で知ったことには
子供さん夫婦からのプレゼント旅行だったらしい。
僕とは逆廻りで、今日、那智に行くという。
膝の調子が良くない奥さんに、表参道は避けるよう勧めて、
宿を出たら僕には不用になる痛み止めの湿布と塗り薬を譲った。

チェックアウトの時、宿のご主人に昨夜の燻製の製法について
訊ねたら、他にも色々なレシピを教えて下さった。
何年もかけてびっしり書き込まれた大切なノートを
惜しげもなく見せてくれる心意気に感じ入る。
「一人旅なんで、いい景色を見たり美味いもん食べたりしても・・・」
「“せい”がないですわいね」
そう。そうなんですよ、ご主人。
だから、“美味い”と伝えて喜んで貰えるのはこっちも嬉しいんです。
出先での親密過ぎる距離感や内輪内輪した雰囲気は
正直苦手だったりするのだが、この旅館はよかった。
思いがけず、値段ではない贅沢を頂くことができた。



午前9時半、樫野埼を目指して走り始める。
平日のためか閑静な遊歩道の周りに、トルコ友好の記念館記念碑
土産物屋や喫茶店が建ち並んでいた。
灯台に登って周囲の海を眺めてから、海岸沿いの国道に戻って西進。
すさみの道の駅でイノブタの肉を求めたら、冷凍便の
送料の方が高くつくかもと言われた。

田辺から内陸に入り、巨岩の連なる奇絶峡付近を通って龍神へ。
標高1000mにもなると流石に肌寒かった。
高野龍神スカイラインは、さほど楽しく感じなかった。
峠を攻めるライディングならよかったのだろうか?
おまけに高野側で接続している3ケタ国道が悪路で
そのくせ交通量は多く、だらだら車に率いられた。
龍神から2時間半走り和歌山市内に入った頃、
乗ろうかと思っていたフェリーのタイムアウト。
2時間後の次便を待っても、計算上は高速を自走よりも
1時間帰着が遅れるだけなのだが、徳島に上陸するのは
日没後と思うと落ち着かずそのまま高速に。
幸い渋滞には巻かれなかったものの、資源とお金と体力の
無駄使い・・・我ながら馬鹿だなア。

京阪神と西四国を結ぶルートには、瀬戸中央道(倉敷〜坂出)と
神戸淡路鳴門道がある。
淡路経由は15kmほど距離が短いものの通行料は少し高く、
鳴門付近が一部下道で、接続している徳島道も片側1車線区間が多い。
それでも、眺めがよく空いているので個人的には好きである。
帰路は瀬戸中央道を通ったが、実際、区間所要時間は
往路より5分短いだけだった。
どうにか午後9時前に帰り着き、サービスエリアで買った
サワラ寿司を味わった。


本日の走行距離:745km(うち高速505km)



2005年09月19日(月) 紀州ツーリング中日

酒気が抜けると、未明から何度も目覚める。
いくら早く就寝しても寝溜めできないのが悲しい。
薄明るくなってくると眼前の山に雲がかかっていたので
山を下りるまでは霧雨混じりだなと覚悟していたら、
ただの朝霧だったようで晴れて暑くなった。
オカンが思い出話で言ってたなぁ。
大学を出て山間の町で働いていた頃、朝の雨に
傘を差して出掛けたら、誰も傘など持っていない。
これは霧だ、こんな日はいい天気になるんだと笑われたって。

朝食には湯豆腐や茶粥などがあって、ちょっといい感じ。
山中で祝日でもあり、燃料が心配だったので
宿の人が問い合わせてくれたガソリンスタンドで給油してから
午前8時半に出発する。
集落を繋ぐ県道沿いにニホンオオカミの像を見ながら国道に接続。
快走路だったが、途中、分岐が判らず、予定より少し遠回りして
三重県側に出た。
南四国の風景によく似ていると思った。
紀伊長島の道の駅で、磯めしコロッケ(アサリやホタテなどが入った
おにぎりを薄めのパン粉衣で揚げたもの)とアイスを食す。
イカに米を詰めたイカ飯も丸ごと同じように揚げていたので
そういう土地柄なのかと尋ねたら、そのお店のオリジナルだそうな。

交通量の多い中、急なアップダウンを
繰り返した後、熊野からは広い砂利浜が見えた。
七里御浜の海は綺麗な水色。(MPEG4・3MB)
那智勝浦辺りから、室戸や足摺のような
黒い岩礁が増えてきた。
寄り道して壮麗な那智の滝を眺め、参道の
石段に一汗かいて熊野那智大社にお参りした。
(MPEG4・6MB)

再び海岸沿いに南下。
橋杭岩などの景観を眺めて潮岬灯台に到る。
夕日に照らされながら、直線とループが印象的な
くしもと大橋
を渡った。
ご夫婦で切り盛りする紀伊大島の小さな旅館では
2時間煮込んだというイカ飯をはじめ、刺身・酢の物・燻製・天麩羅と
イカ尽くし・心尽くしの料理。
魚の煮こごりや牛スネの煮込み、松茸の鴨肉挟み、
冬瓜のあんかけなども付いて、和歌山のお酒(“羅生門”(田端酒造))で
十六夜の月を堪能させて貰った。


本日の走行距離:295km



2005年09月18日(日) 紀州ツーリング初日

前日の夜中まで仕事でどうするか迷ったが、折角の3連休なので
まだ行ったことのない紀伊半島を走ることにした。
帰宅して午前0時に床に就くも、3時過ぎから1時間毎に目覚め、
6時の目覚まし前に諦めて起きた。遠足前の小学生か?(- -;)

ツーリングは登山やトレッキングに似ていると思う。
少なくとも僕の場合は、だが。旅の目的地そのものだけではなく
大まかな計画を消化していく移動の過程が重要なのである。
常日頃大袈裟に意識しているわけではないが、バイク旅は
リスクを伴うスポーツであり、社会人で且つ公道を使う以上
必ず余裕と限界の兼ね合いを図り、装備を整え、
注意を怠ってはならないものだと思う。

雨は降りそうにない曇り。案外に涼しい。
峠一つ越えると霧で、高速に乗っても消え残った月のような太陽と
水墨画のように空に溶けていくモノトーンの山並みが続いた。
平野に散在するマンション群は、中米の遺跡の写真を想起させる。
淡路のサービスエリアで給油。人間には恒例“命の水(真実的黄金)”。
明石焼きを売っていたが、寝不足でもたれそうだったので断念した。

高速と言えば、ハイウェイカード廃止を控えて残分を
使い切ろうと思ったら、クレジットカードとの併用は不可とのことで
全てクレジットカードで払った。それにしても、料金所のたびに
大切なクレジットカードを出し入れするのは嫌なものである。
バイクの場合、料金所の通過には非常に神経を使う。
停まって何かするからバランスが・・・というのは勿論なのだが、
グローブをしていたり収納場所が少なかったりで手間取って
小銭を落としたり通行券を風に飛ばされたりすることもある。
すると、スタンドを立ててバイクを降りて取りに行かねばならないのだ。
だから、手軽なハイウェイカードは高速ツーリングの強い味方だった。
バイク用ETCが現実的でない現在、各種割引を受けた四輪よりも
自動二輪の通行料金が高くなるのは確かに合点がいかないが、
そのこと以上に不便を被っている。

宝塚辺りから一気に暑くなった。
吹田以南の近畿道・西名阪道を走るのは初めて。
引き続いて名阪国道に。
近くの道の駅はお昼時で大混雑していた。
伊賀牛のおにぎりと大和肉鶏の串焼きを買う。
鶏串は大きなネギ間で食い応え十分。
腹に余裕があったら皮串も食べたかったなぁ。

そこから南下。
3ケタ国道をひた走ったら、結構路面が悪く
おまけに離合が多くて判りにくかった。
一部は県道を迂回した方がよかったみたい。
護岸のない川沿いに田んぼ、杉林と裏山を背負った民家という
昔話の挿絵に出そうな風景を過ぎると、狭く低い木立の屋根。
異界に続いていそうな暗いトンネルを幾つか抜けて川上村に着いた。
吉野川沿いの温泉宿を予約していたが、一旦通り過ぎて
伯母谷ループ橋を走ってみる。トンネル区間であまり実感がなかった。
しかし、道を通らせて貰う者として、便利になるのは有り難いことだ。

材木を縦に吊り下げて運んでいるヘリもいて
それなりに山の中に来たと思うのに車が多い。
それだけ周辺が都会ということか。
近くの鍾乳洞や明日香村などに寄るというテもあったのだが、
午後3時、早々にチェックインして温泉で一息つく。
夕食はどうせならと豪勢なプランを注文していたので盛り沢山。
川魚(アマゴ?)に焼き銀杏、マイタケ天ぷらなど好みにも合い
マツタケの土瓶蒸しのお汁はとりわけ美味かった。
地酒も飲んだ後、自販機でビールとツマミを買い
部屋で流暢な虫の声を聞きながら月見と洒落込む。
流石に1缶は空けずに眠った。


本日の走行距離:560km(うち高速435km)



2005年09月17日(土) 相棒よ

喜べ、久々の遠出だぞ。



2005年09月12日(月) もてなし

昨日は子連れで帰省した姉貴を連れて
ばあちゃん&叔父貴宅に寄ったら、
朝市で買ったというサザエを壷焼きにして
じゃこ天などと一緒に振舞われた。
姉貴&子はうちに一泊したので、今朝は
バナナの天麩羅をドーナツ衣で揚げた。
その後、実家に送り届けたついでに
皮付きのトウキビをダッチオーブンで石焼きにした。



雨上がりで空気は澄んでいるが、真夏にも劣らぬ
入道雲と、焼き付くような砂浜の照り返しだった。
波打ち際をフグの子だろうか、数センチの魚の群れが
横切って行った。


今日の晩酌:“すだち酒”(徳島・本家松浦酒造場)
低めの度数で酒臭くなく、上品なすだち酎割りといった感じ。



2005年09月09日(金) 残暑

道端に流れるホースの水に
シオカラのつがいが舞いよる。
なんぼ涼しいか知らんが
そこはすぐ干上ってしまうぞ。



2005年09月07日(水) 温暖化

そんな生易しい言葉では
表現し尽くせない。
子供の頃、遠い将来のように
思っていた変化が
その巨体を軋ませながら
まさに眼前を通り過ぎようとしている。


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