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財務金融委員会 関税法改正の質疑 2007年03月23日(金)

 3月2日の徹夜本会議以来、開かれていなかった財務金融委員会が久しぶりに開かれた。毎年この時期に審議される関税法改正は、2年前、私が繰り上げ当選をして初めて財務金融委員会で質問に立ったのがこれだったので、思い出深い。97年から2年間、関税局で課長補佐をしていて馴染みもあるので、毎年買って出ていて、今年で3年連続。他に関心を持っている議員がいないこともあり、今年も民主党の70分を私が全てつかうことになった。
 14日に国会は正常化したはずだったのだが、与党の議会運営(委員会の開催日程など)の強引さに民主党は引き続き抵抗姿勢を示していて、審議拒否はしないという大原則の中、質問に立つが「通告はしない」という方針。
 通常は、質問に立つときは、前日に担当省庁に、だいたいどのような質問をするか伝えるのが慣例になっているのだが、それを一切しないという方針。そうなると、担当省庁も事前に大臣の答弁を用意することが出来ない。専門的なやりとりは難しいので、私も、基本的なことで議論することにした。
 今回の関税法改正における通関手続(輸出入の際の税関での手続き)の改正が、「日本版C-TPATの導入に向けて」ということを大上段に唱っているので、本家アメリカのC-TPAT(Custom-Trade Partnership against Terrorism。テロ防止に向けた税関と貿易関係者の協力)について聞いたら、尾身大臣は「そんな細かいことは、通告無しに答えられない」ときた。民主党筆頭理事の池田元久議員が怒って、委員会は一時中断。意図せず、私にとっては初めて審議を止めることになった。
 アメリカの制度を導入するなら、アメリカのように「輸出は届出制」(日本は許可制)にして、取締りは輸入に特化すべき、というかねての持論を展開したら、大臣は「名前を借りただけで、中身は全く別物」とまで言ってしまった。あきれて、しばし絶句・・・
 通告無しの質疑は、深い議論は難しいが、大臣の真の力量が露わとなるのでなかなか面白かった。


さわやかツアー第1弾 2007年03月22日(木)

 親しくしている観光会社が企画している「さわやかツアー」。静岡新聞の全面広告でお馴染み。その中の1つ「国会議事堂見学ツアーと春爛漫の上野公園」は、「衆議院議員・田村謙治が国会見学ツアーをサポートします」と銘打って何度も広告に掲載された。3日あるうちの今日が初日。
 私の名前が入って、いったいどれ位の人が参加してくれるのだろう、と心配していたが、100名近くの方が来て下さった。
 最近の寒さのせいで、桜の開花は昨日だったので、「春爛漫」とはいかなかったが、快晴。議員会館の地下食堂で昼食、そして国会議事堂見学。小学校で国会見学の社会科見学が廃止されたお子さん連れの親子や、ご高齢の夫婦など老若男女。小学生のときに見学した方も、やはり大人になってからの見学は一味もふた味も違うようで、皆、とても喜んでくれた。
 あと2日、どちらも晴れますよーに!


四本やすひさ総決起集会 2007年03月20日(火)

 民主党公認で富士宮・芝川地域で擁立している四本康久県議候補予定者(現・市議)の総決起集会が文化会館大ホールで行われた。文化会館大ホールは収容1200名。私自身の集会でも、とてもそこまで集めることができないので使ったことが無い。ちゃんと埋まるのか不安だったが、1000名以上の方に来て頂き、会場はほぼ一杯になった。
 私は選対本部長として「今まで、国でも地方でも、自民党支配の政治が続いてきた。自民党政治は、自民党議員と自民党を応援する業界と業界に天下りをする役人が利権をむさぼり、皆さまの税金を食い物にする『強者の政治』。皆さまの生活、弱い立場の方々にしっかりスポットを当てる政治に変えるために、民主党の四本康久さんを県議に押し上げて下さい!」とお願いのご挨拶。応援に駆けつけて下さった連合静岡の平野会長や細野豪志衆議院議員も力強い応援演説。本人の決意表明も熱のこもったものだった。

 情勢は、自民党現職3人と新人四本氏の大混戦。 
 さぁ、あと17日。勢いをつけて頑張ろう!


衆議院正常化 2007年03月14日(水)

 夕方、衆議院が正常化した。つまり今まで「不正常」だったということ。3月2日の夜中、午前4時前まで本会議をして以来、民主党をはじめとする野党が、松岡大臣の事務所費問題をはじめとする「政治とカネ」問題で予算委員会の集中審議を要求し、各委員会の開催に抵抗し続けていた。そのため財務金融委員会も、今まで一度も開かれなかった。
 民主党国会対策委員会のメンバーでない私は、よく事情が分かっていなかった。ましてや、一般の皆さまは、衆議院がもめていたことなど一切知らないだろう。審議拒否が過去のものとなる今、いわゆる「国対」(国会対策)を野党がどのようにしていくのか、模索が続いている。
 国民にアピールできるようなものでなければ、単なる自己満足に終わるような気がするのだが・・・


仲人 2007年03月03日(土)

 生まれて初めて仲人を頼まれた。支援者の息子さんで、今日は結納式。
 昨晩(というか今朝まで)の本会議が長引いたら、参加できないところだったのでヒヤヒヤした。結納式という行事は、私自身が結婚したときにはしなかったので、初めて。式の後に市役所に行って入籍するとのこと。
 ひなまつりカップルのお幸せを心より願ってます。


深夜の本会議 2007年03月02日(金)

 国会が荒れた。与党側は、予算案をなんとしても今日中に衆議院通過させたいため、今日一日で本会議採決までもっていけるような予算委員会の日程を決めた。野党側は、特に「政治とカネ」(事務所費問題)について更に審議すべきと主張し、抵抗。予算委員会での野党の質問時間の間、理事はずっと委員長席のところに詰め寄り、押し問答。私も、後ろで大勢の若手同僚とともに見守った。2時間半経過。与党は強行採決。民主党の予算委員メンバーは委員長席を取り囲み抗議。
 その後、財務金融委員会と総務委員会。予算関連法案(税法など)の採決。私の所属する財務金融委員会も、与党の強行採決。古本理事からの指示で、我々は委員長席に詰め寄る。自分が加わるのはもちろん初めて。
 本会議が始まったのは午後10時半。明日の昼すぎまでかかるという話もあったが、それよりは早く、でも午前4時前まで。枝野議員が1時間半の大演説。深夜の本会議、70歳を超えた年配議員も皆、参加。


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