英国人の彼女
6年間の遠距離恋愛の末、イギリスに嫁いできました。ロンドンで息子と3人で暮らしています。

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2004年03月26日(金) 国内旅行へ行ってきます

なかなか更新できなくてすみません。東京に内々定書を貰いに行ってきました。そして、住居手当が全くつかないことが判明。ありえなーい。いくら年収が500万でも、そのうち150万が家賃に消えれば、普通の企業とほとんど変わらないじゃない。しかも、年収が350万の人よりもたぶん激務で、高いクオリティを要求されるのに。かなり納得できません。そろそろ修士論文に本腰を入れなければいけないので、就職活動を続けるつもりはありませんが、やや入社に対するモチベーションが下がりました。



いよいよ明日、ダーリン(仮名)が日本に来ます。もう3日くらい前からドキドキして眠れません。どうしよう。いや、どうしようもなにもないんだけど、どうしよう。


しばらく2人で日本国内を旅してきます。


2004年03月19日(金) 内々定を頂きました

この間最終面接を受けまして、無事に内々定を頂きました。もう少し就職活動を続けようかとも思っていたのですが、十分納得の行く就職先ですし、就職活動をいつまでも続けるには時間もお金もないので、これで終了することにしました。思ったより早く終わって、とりあえずほっと一息、というところです。

そんなわけで、来年の春からは、経営コンサルタントとして第二の人生を歩むことになりました。2年間、大使館で雑用係として働いていた頃は、周囲が外交官や国際機関の職員などプロフェッショナルばかりの中で、自分1人が誰にでもできるような仕事をしていて、それがすごくストレスだったんですよね。だから、就職を考えたときに一番重視したのが、「手に職がつく」仕事ということでした。端的に言えば、世界中どこに行っても「自分が売り物になる」仕事。その中でいろいろと自分の興味の範囲や仕事内容を検討した結果、コンサルタントという職業にたどり着きました。

もう一つの条件は、給料。貧乏な家に生まれ育った分、ゆとりのある暮らしに対する憧れは人より強くて(しかも外交官達の優雅な暮らしをイヤというほど見せつけられてきましたし。)、でもコネもカネもない。となると、頼りになるのは自分の頭だけです。自分で努力して勝ち取るものなら、少しでも多い方がいいですよね。ということで、初任給450万円以上のところというのが最低条件でした。俗物と思われてもかまいません。


コンサルタントという仕事が自分にどれほど向いているかは、やってみないとわかりませんし、かなりの激務ということでそれはけっこうブルーですけど、人生の方向性が見えたことで、今日は晴れ晴れとしています。


2004年03月13日(土) 最終面接

来週とうとう最終面接を受けることになりました。某外資系コンサルティング会社です。

説明会に参加したときに、学生の質問に対して人事の人が、去年はだいたい250倍くらいの倍率でした、と答えたのを聞いて、受ける前からもうダメだと思ったのですけれど(ちょうどその会場にいたのが200人強だったので、この中で自分1人だけが受かるとはとても思えなくて・・・)、なぜかトントン拍子に事が進み、いよいよ最終関門です。もうここまで来たらフィーリングの問題だと思うので、自分らしく受けてきます。


でも、社会人になる、と思うとちょっと鬱。いや、もう学生の立場やイヤだ!社会人になるんだ!という決心から始めた就職活動なのですが、現実味を帯びてくると、ちょっと鬱。休みとかもほとんど取れないんやろうなー。今までみたいに、3ヶ月に一度は3週間程度の海外旅行、なんて、夢のまた夢になるのでしょうね。その会社に決まったら、東京に住まなきゃいけないし。はあ。わたしの性格を考えると、一つの会社にいるのは長くて5年だと踏んでいるのですが、もっと短くなるかもしれません・・・。


一応、将来は国連勤務を目指しているのですよね。コンサルティング会社を受けているのも、その下準備のつもりです。普通の会社で営業とかするよりも、プロフェッショナルとして認められやすいかな、と。でもその下準備が辛すぎ。って、内定してから悩めばいい話ですけれど。この時期に最終まで来ているのはかなり恵まれている方でしょうし、卒業までの1年間で方向転換しようと思えばできると思うので、とりあえず来週は全力で頑張ってきます。

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普段は、カウンターもMy Referenceもほとんど見ないので、自分の日記がどれくらい見て頂いているのか知らなかったのですが、最近ちょっと気になってカウンターをチェックしてみたんです。そしたら1日にだいたい30人くらいの人が見てくださっていることが判明しました。これってすごくないですか?30人!まあ、他の方のサイトに比べるとずっと少ないのかもしれませんが、私の戯言を30人の人が聞いてくださっているというのは、本当に驚異的です。だって、普段の生活をしていたら、30人を相手に「わたしが昨日何をしたか」なんて話すことは絶対ありませんものね。こんなに多くの方に興味をもって頂けて嬉しいです。いつもありがとうございます。


2004年03月12日(金) 複雑な心境

ええと、わざわざ新規更新にせずに前日の日記に書いてみたり。帰ってくるらしいのですよ。前彼が。あと1年は帰ってこない、と聞いていたのに(某ヨーロッパ在住)、日本で就職が決まったので繰り上げて帰ってくるのですって。

超、複雑な心境。

お互い将来は結婚すると思っていて、プロポーズもされて(返事は保留してましたが)、たぶん遠距離恋愛にならなければ、つまりわたしがいきなり辺境の地へ行ってしまわなければ、別れることはなかったであろう相手です。それがわざわざダーリン(仮名)と別れることを決意した直後に、帰国しなくてもいいと思いませんか・・・?どんなタイミングやねん、と。彼にはもう別の相手がいるのかもしれませんし、わたしのことなどもう何とも思っていないでしょうが、それでもやっぱり気になってしまうわたしはダメな女でしょうか。ショートカットが好きな人だったので、とりあえず髪を切ろうかな、とか・・・。


2004年03月10日(水) エントリーシートで疲労困憊

題名の通りの心境です。もうかなりうんざり。「あなたが弊社においてどのような貢献ができると思いますか?」800字、とか。まだ働いてないのに知るかー。


ダーリン(仮名)にロンリープラネット日本版を読んで、行ってみたいところを挙げろ、と行ったところ、次のような候補が挙がってきました。

【ぜひ行ってみたいところ】
京都、祖谷渓、高山、萩、角館、倉敷、津和野、鞆の浦

【気になるところ】
奈良、尾道、屋久島、沖縄、俵山温泉、白川郷、函館、金沢、松島、阿寒、宮島、天橋立、富士山、磐梯山、マゴメ/ツマゴ(日本アルプスの方にあるらしい)、洞爺湖、高梁、犬山、彦根、松本、松江、姫路

いったい何ヶ月かけてまわるつもりなのでしょうか。3週間弱しかないんですけれど。祖谷渓なんて、私、存在も知りませんでした。Iya Valleyに行きたい、というのを「いやきょうこく?」「いやたに?」「いやだに?」と変換し、祖谷渓が出てきたときはビックリしましたよ。これでイヤダニって読むんですねえ。ソヤケイかと・・・。

上記でわたしが行ったことがあるのは、京阪神一帯と沖縄、金沢、倉敷、尾道、宮島くらいのものなので、その他がどんなところなのか、さっぱりわかりません。どこかお勧めのところがあれば、ぜひメールででも教えて下さい。とにかく候補をいくつか絞らなくてはならないので、アドバイスをお待ちしています。

ちなみに、東京と大阪には何の興味もないようです。さすがエコ派・・・。


2004年03月09日(火) アメリ缶とトットちゃんと理想の生活

今日は夕方まで家でぐだぐだしてまして、徹子の部屋などを見たりしたのですが。徹子の部屋って嫌いなので滅多に見ないのですが、ゲストが小林なんとかさんっていう、アメリ缶とかやってる英語の上手なおじさんで(←実はよく知らない。)。帰国子女とかではなく、自力で英語を上達させた人とかって、わたしは無条件に尊敬してしまうんですよね。しかも彼は英語をしゃべっている声が妙にステキ。

でもねえ、いつも思うのですが、黒柳徹子のホストぶりはあまりにも酷すぎませんか?今回も、ゲストの人はすごくおもしろいのに、トットちゃんで台無し。ゲストに話を聞くのに、「そういえば、通訳されていたときに、とってもおもしろいお話があるんですって?赤い屋根の建物を神社だと紹介したら、実は中華料理店だったっていう?」っていうフリはないやろう。もう全部ゆってるやん。この後、「そうなんですよ、通訳していたときに赤い屋根の建物があったんだけど、何かわからなくてとりあえず神社だと説明したんですよね、そうしたら・・・」って説明する身にもなってみろ!と思いません?見てる方も、ネタがばれててつまんないよ。


まあそんな話はどうでもいいのですが。


先日、新婚の友達の家に行きました。小学校の時の同級生で、わたしが某僻地にいたころに結婚して、今妊娠4ヶ月。帰国してからまだ会っていなかったので、3年ぶりくらいの再会になりました。

実は、こういうこというと自分の心の狭さを公表するだけなのですが、会う前はかなりブルー入ってたんですよね。

彼女の生活、大学時代につき合ってた人と大学出てすぐ結婚→妊娠っていうのは、かなりわたしの理想の人生像なんです。地味だけど普通の幸せ。わたしはかなり複雑な家庭に育ったので、そういうものに理屈ではない憧れを抱き続けているんです。家に帰ったらお母さんがいて、夜になったらお父さんが帰ってきて、週末には家族でキャンプに行っちゃったりするような。そういう家に生まれてきたかったという希望があって、まあ今から生まれ変わるのは無理なので、自分でそんな家庭を築きたいと激しく思いこんでいるところがあります。

でも、大学院に進学したり(婚期遅れまくり)、プロポーズを断って2年も辺境地に行ってしまったり、自分のやることなすこと全てが「理想の家庭像」を得る行動にはほど遠く、さらに彼氏と別れかけだったりして、いまの状況で幸せ妊婦さんに会って、新婚生活を覗くのは気持ち的にちょっとキツイなあ、と思っていたんです。

(めっちゃ長くなってますね。すみません)


ところが・・・。家に行ってみると、なんか違うんです。わたしが思っていたのと。あまりにも所帯じみているというか。共働きだし、妊娠中だし、家の中のことがきちんとできないのはしょうがないと思うんです。でも、あんまり羨ましくなかったんです。ごちゃごちゃして物に溢れている家も、ダイエーで買ってきた食器と服も、義理の両親が毎週末訪ねて来るというシチュエーションも、パートの事務員という仕事も、結婚してから行った海外旅行が夫の会社の慰安旅行だけという事実も。

でも、これがまさにわたしが憧れていた「普通の結婚生活」だと思うんですよね。そしてなのに、実際に見てみると全然そうなりたいと思わない。間違ってた方向に進んでしまったと思っていた今の生活の方が、なんだか自分の行きたい道に近いんじゃないか、とまで思えてきました。今でも結婚はすごくしたいし、子供もすごく欲しいけれど、今すぐじゃなくてもいいような気もするし・・・。何が言いたいのかよくわかりませんが、とりあえずかなりのカルチャーショックを受けたのは事実です。そして、行きよりも少しだけ明るい気持ちになって帰ってきました。


ダーリン(仮名)とは微妙です。別れるならはっきりした方が自分のため、というメールを頂きました。ほんとにその通りだと思います。でも、自分が弱すぎて、実行に移せないのです。ダメダメですね。



2004年03月08日(月) その後

ダーリン(仮名)と話し合いまして。将来の目安も立たないし、別れた方がお互いのためだろうという結論に達しました。こうなることは、某僻地にいた頃から分かっていたのだから、もっと早くお互いが決心するべきだったんですけれど。

でもなんか、このまま一生会えないと思うとむちゃくちゃ寂しくなってきて、結局予定通り、今月末にダーリン(仮名)が日本に来てくれることになりました。それまでは別れ話はしないでおこう、と。会ってしまうとさらに別れがたくなるのはわかっているのですが、お互い嫌いになったわけでもないし、なんか辛いんですよね。やっぱり。ダーリン(仮名)の日本着は27日。桜とともに、春を運んできてくれそうです。


2004年03月05日(金) もう無理

彼氏に対してむっちゃむかついていまして。とうとう別れ話を出してしまいました。いろいろ鬱屈していた部分はずっとあるんですよね。でも、忙しいから仕方ないんだ、もうちょっとがんばれるかも、と思って我慢してきたのですが、昨日貰ったメールを読んでもう絶えられない、と思いました。

彼にしてはなんてことのない近状報告なのですが、もう感覚が違う、としか思えません。彼から誘って(!)女の子と二人っきりで乗馬に行って、そのあと家に連れ込んで楽しくおしゃべり、とかっておかしくないですか?普段から仲のいい友達なら別にかまわないんだけど、そういうわけではなくて、どっかの外交官パーティでよく会う人で、けっこう気があいそうだと思ったから、とか。最近週末とかどうしてるの?っていうわたしからのメールの返事に、しれっと、こういうことしたよー、と書いてくるぐらいだから、本人はやましいと何一つ思ってないのでしょうが、誘われた相手からしてみれば、あらこの人ワタシに気があるの?くらい思われてもおかしくないと思います。だいたい何がむかつくって、わたしもこうやって誘われてつき合いだしたクチだということ。ほんと、あり得ない。


電話で、もう別れようと言ったら、むっちゃ驚かれて、君のこと毎日考えてるし、今月末に日本に行くのを心から楽しみにしているのに、とか言ってましたけれど。それも本心だと思うけれど、よく知らない女の子を誘って2人で遊んだりするのが普通、と思っている人とつき合っていても、この先しんどいだけだと思うんですよね。わたしが男友達と遊びに行ったり、飲みに行ったりするときは、毎回、こういう人と会うけどいいー?って彼に確認しているだけに。彼は別に許可なんかいらないっていうけど、わたしも彼が「ダメ」と言うとはまったく思ってないけれど、それでも一言言っておくのが彼を尊重することだと、わたしは思います。逆に、そうやっていちいち断りを入れるのが自分の人生において制限になっているのならば、関係を解消したほうがいいのではないでしょうか。

なんか、そういう彼の行動とか、君とつき合っていたいけれど将来を約束できるほど深くお互いを知っているわけではないからもっと時間が必要、といっていたりとか(地球の反対側に住んでいて、一日一通メールをやりとりするのが精一杯で、これ以上どうやったら知り合えるというのでしょうか。もうアホかと思う。)、もうそういう一つ一つでどんどん私の彼に対する気持ちが冷めていって、今は別れようとしか思えません。日本にはやっぱり来るみたいですけど、別れ話をするために来るのなら、時間とお金の無駄だし、考え直したら?と言っておきました。




2004年03月03日(水) 東京

おひさしぶりです。

週末は、東京で面接を受けた後、土曜・日曜と北関東に遊びに行ってきました。宇都宮で餃子を食べ、日光のいろは坂を上って華厳の滝を見てから、鬼怒川温泉で一泊。世界中の大使館で雑用係をしていた同期と集まったのですが、かなり楽しかったです。普段、集団行動は苦手な方なのですが、この同期だけは、2年間全く交流のなかった人とでも妙に馬があって、十年来の友人のようにつき合えるんですよね。採用の最終面接では、精神科医が入ってタフそうな人を選んでいると言っていたので、似たようなタイプ(わりと気使いで、やりたがりで、基本的に気が強い人間が妙に多い)が集まっているのかもしれません。


東京の面接は合格していたので、来週また行ってきます。内定は欲しいですし、仕事内容もかなり興味のある分野なので頑張りたいと思いますが、唯一引っかかるのが東京勤務になるということ・・・。嫌いなんですよね。東京。イヤやなあ。まあ、内定貰ってから悩めばいい話ですが。





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