貞子。(早矢花)のきまぐれ日誌

2010年07月25日(日) 旅立ちました。

先ほど0:50頃、
愛猫のまめが虹の橋の向こうへ逝きました。
手術をして約一カ月、早かったような短かったような。
なんだかよくわかりませんが、
私がNY行ってる間にいなくならなくてよかったとは思います。

最後は苦しそうに何度も痙攣を繰り返して、
とても怖い顔になっていたから、
とても苦しかったと思う。
けれど、もう苦しむこともないし痛い思いもすることもないよ、と
思えば少しはいいのかなと。
目を閉じさせて口も閉じさせて、穏やかな顔で寝かせてあげました。


よく頑張ってくれたなぁと。
飼い主のエゴだけで手術させられたり、
おむつさせられたりと我慢をさせっぱなしで、
怒って頭叩いたりしちゃったこともあって至らない飼い主だったけど、
14年間一緒にいてくれてありがとう。
うちの子になってくれてありがとう。


本当にかわいい子。
私が欲しいって言って、来てくれた子。
うちに来た時のこと、まだ覚えてます。
仲介してくれた人の、オーバーオールのポケットから顔だけ出してた。
小さいうちから親から放してかわいそうなことをしたと思ったけど、
本当にかわいくてかわいくて、
手のひらに載るくらい小さくて、寝るときはいっつも一緒で。
最後に一緒に寝たのはいつだっけか。
手術の前日だから、ひと月前か。


もうあの重さがないのかと思うと、
さびしい限りです。


長年かわいがってくれた方、
ご心配をかけた方、ありがとうございました。
もう一匹を大事にしたいと思います。


 



2010年07月03日(土) ぬこさんのはなし。

人間ではないけど命に関わる話です。
お嫌な方はスルーを。


うちのねこ・まめさん(14歳めす)が膀胱炎になって薬を飲ませていたんですね。
でも当初、膀胱炎だと思っていた病状ですが、一向に快方に向かわずそれどころか
ご飯さえ食べなくなり体重が激減、鮮血も増えたため再検診を受けたところ、
膀胱周辺にしこりが発見されました。
発見が遅れた理由として、溜まった尿で膀胱が膨らみすぎてしまい、
それにしこりが隠れてしまったことが考えられます。
至急、手術が必要との判断で1日置いて、6月30日にまめは開腹手術を受けました。


結果、尿道の半分以上が腫瘍に冒され、膀胱の一部にも腫瘍が見つかりました。
腫瘍の所為で晴れ上がった尿道は当然尿が排泄されず、膀胱には100cc以上の血尿がたまって破裂寸前でした。
尿道は細い器官ですので腫瘍だけの切除は不可能。
結果、尿道すべてを切除し、膀胱から直接カテーテルをつなぎ腹部に通して体外に排出するという処置になりました。
切除した腫瘍部分は病理検査に持ち込み、腫瘍自体が悪性か否かを調べています。
(取りきれなかった分がまだ体内にあるため)
まめは今、入院中です。


最悪のケースは脱しましたが、なんでこんなになるまでぼやっとしていたんだろうと、
のんきな自分が許せません。
あの泣き声の中にどれだけ助けを求める声が混じっていたのだろうと思うと、後悔しきれません。
同時に、助かったと素直に喜べないのは器官を切除してまでまめを生かすのはエゴなのか?と、あの子の腹の中はからっぽじゃないかと、そんな状態でこの先生きていくことがまめの幸せなのかと考える日々です。
かといって、安楽死させるか?といわれれば、絶対NOなのですが。
人間でも膀胱も尿管も切除したよ、って言う人たくさんいるでしょうが、私にとっては何の励みにもならない。


と、まぁこのところずっとgdgdしていたわけですが。


今日、様子を確認しにお見舞いに行ってきました。
術後の経過はわりと良好だったんですが、
今朝になって突然肝臓の数値がよくない数値を示し、
まだ予断を許さない状態になってしまいました。
経過が良ければ実は今日おうちに帰ってくる予定だったらしい。
けれどそれは当分お預けということで。
残念だけどそんな状態で帰ってきても十分ケアが出来るとは言い難いし、
受け入れる用意も出来てないのでまぁ仕方がないかな、という気持ちです。


おなかの傷も下腹部から伸びたカテーテルも実際見たのですが、
なんか思ったよりショックが少なかった。
それよりやっと会えたまめがかわいくて仕方がありませんでした。
体を触られるのが大嫌い(ブラッシングも嫌い)な子が、
おとなしく体を預けて撫でさせてくれるのが、
すごくうれしかったです。
おしっこも確かに臭かったけど、
手術前のあの血が混じったどろっとした状態じゃなくて、
ちゃんと正常な色とにおいだったので、安心しました。
体調が悪くてごはんが食べれないのが心配ですが、
術後の回復のためにもごはんは必要。
数値の以上が一時的なものであってほしいです。


少しでも長く一緒に生きてほしい。
改めて今日思いました。


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