家族進化論
Sawmen

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2017年02月28日(火) Review

試験作成や授業編成、大いに反省のある月。

北九州マラソンは完走、そのメソッドをどう活かすか。

TOEFLの準備に、メソッドを活かす。

Action→英作文完成済。値が張るがIDYに添削依頼(入金後)

バスケ→3/13

3月→全てを台無しにする花粉は、先取りしてつぶしていく。



2017年02月27日(月) 自分に期待を持つ

人間を賢くし、人間を偉大にするものは、
 過去の経験ではなく、未来に対する期待である。

 なぜならば、自分に期待を持つ人間は、
       ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
 何歳になっても勉強するからである。
 ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

 バーナード・ショー
 (アイルランドの劇作家、ノーベル文学賞受賞



■私(鮒谷)自身、今がまさに、

 「フォームの改造期」

 であると位置付けており、

 フォームが見苦しくなっていることは
 百も千も承知しているし、


 それに伴い、それまでには生じなかった、
 さまざまな変化が身の回りで起きている、

 ということが現に生じています。



■けれども、いちいち、
 そんなことを恐れていては、

 あるレベルまでは到達できても、
 そこから先のレベルには到達できません。


 だからこそ、あえて(その一点においては)
 他者の意見をシャットアウトし、


 「新たなフォームを身に付けるために、
  徹底的に深く思索をし、仮説を立て、

  実行してはフィードバックを受け、
  さらに深く思索しては(、、以下略)」


 を日々、どころのスピードではなく、
 時々刻々、のレベルで、

 自分と世界との関係性や距離感を図りつつ、


 再現性高く、より負荷のかからぬ
 綺麗な形で、期待する成果を出し続けられる、

 そんなフォームを確立したいと
 思っているわけです。



■そのためには、

 「急いで急がず、急がず急ぐ」

 の精神が重要であり、

 焦燥感に駆られて、
 ことを性急に進めてはなりませんし、

 かといって、その速度が遅すぎると、
 一向に「閾値」に至ることもできないので、

 「急ぐ」と「急がず」の折衷の精神を以て、
 ことに臨んでいるつもりです。


 こうしたフォーム改造の取り組み中はいわば、

 「生みの苦しみ」

 のようなものが常にあるわけです。



■つまり、それまで10のパフォーマンスを
 発揮していた人間が、

 新たなフォームを創り出そうと試みると、
 必ず一定時期、パフォーマンスが落ちるのです。


 それまで10出せていた成果が9、
 場合によっては8や7に落ちるかもしれません。


 しかしながら、一時の足踏みを恐れていては
 11、12、さらには

 「それを遥かに超える、新たな型」

 を生み出すことはできませんので、
 目をつぶって全力で駆け抜ける必要があるのです。



■こうした高速の仮説検証の延長線上に、


 「ある一つの仮説(枠組み)を
  前提として動けば、

  これまでの成果を大きく超える結果を
  出せるのではないか」

 という型(の候補)を見出せるようになります。



■ひとたび、その型が決まり、
 さらなるテストを繰り返すと、

 最初は予感、やがて実感、
 最後には確信のレベルで、

 取り組んでいる型を信じられるようになり、
 ついには


 「とうとう金鉱脈を掘り当てた!!
  (=必勝の方程式が確立された)」

 という世界に出られるようになるのです。



■ひとたび、この境地にたどり着けば、
 その後は、

 「成果が約束された、大きな枠組み」

 の中で、ただひたすらに微細な改善を
 繰り返していくことによって、

 あたかも、さなぎが蝶になる如き、
 大いなる変態を遂げることとなるのです。



2017年02月26日(日) たい焼き【引用】

今回の試験の失敗は、たい焼きの形がまだできてなかったという準備不足・・

■あの「たい焼きの型」を用いることなく、

 「自分の力だけでたい焼きを
  作ってやろう!」

 と意気込み、


 家庭で自分が試行錯誤しながら
 たい焼きを作ろうと思って取り組んでも、

 間違いなく、質が低く
 (とてもたい焼きには見えない形状で)、

 さらに生産個数は本職の、
 十分の一ないし百分の一にも満たぬ、

 そんな程度にしか
 ならないのではないでしょうか。



■たい焼き屋さんのたとえ(?)なら分かるのに、

 翻って自身の仕事においては

 「型を持っていないし、作ろうともしない」

 人の如何に多いことでしょう。


 私(鮒谷)は、十数年前に起業して以来、
 ただひたすらに


 「必勝の方程式」

 「黄金のワンパターン」

 「確立された方法論」

 「結果が約束されたノウハウや知識」


 を作り出そうと、すなわち

 「型作り」

 を意識して取り組んできました。



■別の言葉でいうと

 「自分独自の教科書編纂を行ってきた」

 ということになりますね。



2017年02月25日(土) 北九州マラソンメソッド

4月1日。予定が入るかもしれないが。
TOEFLiBT、再挑戦。
文法力がない。語彙力がない。リスニング力がない。
力不足を解消するには、強制的に勉強の結果発表を入れるしかない。

時間がない?


北九州マラソンの練習はできたじゃないか。
タイムマネジメントで、時間は捻出するもの。

残り32日。

英作文はIDY。
TOEFL Writingを自分で作成して、提出。



2017年02月24日(金) 再掲載 スマホデトックス

自分の責任において、行動をしていく。

(平成進化論引用を再掲)
 たまーに電車に乗ると、

 スマートフォンに没頭している人たちの
 割合に、驚かされることがあります。


 別に良い悪いではありませんが、

 私自身はメールやIT機器は
 あくまで人生を豊かにするための手段であって、

 それ自体が目的ではないと固く信じているので

 「限られた可処分時間の中で、
  触れる時間を極力少なくしよう」

 と努めてきました。



■おかげさまで、

 パソコンに触れる時間は
 現状ほとんどありません。


 必要に応じて、適宜、タブレットを使い、
 集中的にメール処理などは

 「まとめて一気に」

 行うようになりました。

 (それ以外は極力、触れないようにしています)


 こうしたことを可能にする、様々なシステムも
 相当の時間をかけて作り上げました。



■もちろん、

 その反対で、IT機器やツールをフルに
 活用することで人生を有意義に過ごす、

 そんな生き方もあると思います。


 それぞれ、価値観の違いや、
 向き不向きもあると思いますが、

 むしろそのようなものに気を取られて
 本来やるべきことがやれていない、

 そんな悩みを持つ人も少なからずあるのでは
 ないでしょうか。



■そういう人は、

 あえてデジタル世界から遠ざかってみる、

 そんな取り組みをされてみても
 良いのではないでしょうか。


 それでも一定の成果を残せるのではないかと
 思っていますし、

 私自身が結果を出すことによって、

 「こんなことも可能ですよ」

 と言える存在になれればとも考えています。


 また、ITツールに触れなくなるほど、

 「喜怒哀楽の感情や、驚きや感動」

 といった感受性も高まっていくようにも
 思われます。



2017年02月23日(木) 写真

高かったけど、マラソン写真購入。
褒美。そして、いい意味で忘れて次に進むため。



2017年02月22日(水) 次のターゲット バスケ

クラスマッチのバスケ。

Eの優しさに救われる。

さあ、ロスを乗り越えよう。



2017年02月21日(火) 北九州マラソンロス

マラソンロスを振り切れ。


20170219 (本番)42km
20170223 (再開)2km



試験作成時のミス、どうにかできないものか。
具体的な対策と行動が必要。



2017年02月20日(月) Review in KitaQ3

成功した点

☆カーボローディング
ここまで、体力が持つとは思わなかった。スポーツは科学。
☆北九州完走キット
ザバス ピットインジェルがこんなに効くのにびっくり。後一本準備しておけば。
☆夕飯を米ではなく肉に
KFCは賛否両論だが、一貫してできたのがよかった。
☆プロテイン
高いが、疲労回復にはこれしかなかった。

戦略
☆後半勝負
ギリではあれ、もし前半飛ばしすぎていたら・・・
☆ヒルトレ(田上台、足立山)
本番まで時間がないのに悩まされたが、これからもヒルトレ有効活用したい。
☆雪トレ
リスクもあるが、その後の濡れ処理など、学ぶことは多かった。
☆颪対策
服装など、相当準備した。フルシーズン走るための勉強代だった。
☆脱水対策
シンガポールでの経験が活きた。

ギア
☆シューズ(ウェーブライダー)
ミズノでのフィッティングは大英断。これでなければ脚痛めていた。
☆靴下(足王)
これでなければ爪割れていた。
★スポーツインナー
安物は、すぐ補正効果がなくなる・・・
★サポーター
これなかったら、右脚壊れていた。ぞっとする。
☆スポーツグラス
シンガポールの智恵。これからもお世話になります。

マインド
☆現地で試走。本当にやってよかった。門司に向かう時、「小倉に絶対戻ってくる!」「一度走っている!」と心の支えになった。
☆何よりも、最大の完走理由はEの存在。ここまで燃え上がってスポーツをやったのは、初めてという位。ありがとう。



2017年02月19日(日) Review in KitaQ2

Review in KitaQ

Weak Point
★根本的に、km当たりのスピードが遅い。取り組みが甘かった。
→6kmランを、30分目標に

★一度でいいので。30kmランは必要だった
→与次郎、北九州空港コースを使う

★足首のストレッチ、準備体操不足!10kmで左足首。
→体操のルーティンを決める

★液体(レッドブル)は飲んでトイレ。長距離でカフェインは厳禁。
→ゼリー状のヴァーム、OS1活用。

★エアーサロンパス売り切れ
→あまり効かないが、事前に購入必須。

★フォームチェック、整体選び、直前でブレまくった
→ダンスは、連れてきてくれた人と踊るべき(諺)

★制限時間に追いまくられた。前半は捨てていたが、後半大して伸びていない部分を見ると、レース構想を考え直す必要がある。



2017年02月18日(土) Review in KitaQ

1km 0:07:07
5km 0:35:35
10km 1:11:06
15km 1:46:39
20km 2:22:12
22km 2:30:00
25km 2:57:45
30km 3:33:18
35km 4:08:51
40km 4:44:24
43km 5:00:00

Start 00:06:59 09:07:00
5km 00:47:59 0:41:00 09:48:00
10km 01:22:47 0:34:48 10:22:48
15km 01:58:10 0:35:23 10:58:11
折返し1 02:23:25 11:23:26
20km 02:39:24 0:41:14 11:39:25
中間 02:47:38 11:47:39
25km 03:18:23 0:38:59 12:18:24
30km 04:04:47 0:46:24 13:04:48
折返し2 04:22:03 13:22:04
35km 04:49:24 0:44:37 13:49:25
40km 05:30:08 0:40:44 14:30:09
Finish 05:45:44 0:15:36 14:45:45



2017年02月17日(金) 完走

42.195km 完走
2017/02/19 北九州にて



2017年02月16日(木) 後48時間

自分の甘さと向き合う42km。


【捲土重来】
昨年は自分たちで自滅しただけ。同点(の場面で登板し9敗)での自分の投球など、昨年のV逸は自分のせいだと書いてくれ。借りを返すために調整してきた。優勝したい。明日から全部のメニューをやるよ。ブルペンにも入る

(デニス・サファテ 福岡ソフトバンクホークス投手)



2017年02月15日(水) フルマラソンペースチャート

2070215 6km

5時間完走に必要なペース。

1km 0:07:07
5km 0:35:35
10km 1:11:06
15km 1:46:39
20km 2:22:12
22km 2:30:00
25km 2:57:45
30km 3:33:18
35km 4:08:51
40km 4:44:24
43km 5:00:00


(パスピエ S.S の歌詞より)
言いたい言えない 形を失っては宙に舞った
倫理と不条理の間で



2017年02月14日(火) バレンタイン

ロイズ。キルフェボン。ゴディバ。レダラッハ。

色々あるけど、今年は授業と英検で地味に頑張っている子のチョコが
とても印象に残った。

後一踏ん張り!

20170214 2km



2017年02月13日(月)



■転送歓迎■ H28.12.25 ■ 48,488 Copies ■ 4,287,209Views■


■1.「しつけを受けた人は年収が高い」

「幼児の頃にきちんとしつけられると、大人になってから社会的にも成功し、年収が高くなる」という興味深い調査結果がある。

__________
 神戸大学の西村教授らは、「しつけ」という違った角度から研究を行いました。4つの基本的なモラル(=ウソをついてはいけない、他人に親切にする、ルールを守る、勉強をする)をしつけの一環として親から教わった人は、それらをまったく教わらなかった人と比較すると、年収が86万円高いということを明らかにしています。[1,956]
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 話題のベストセラー、中室牧子著『「学力」の経済学』の一節である。これは「教育経済学」という分野の研究結果で、教育を一種の投資活動と捉え、子どもをどのように教育したら投資成果があがるか、を実際の社会調査データなどを用いて研究する分野だそうな。

 上述の研究成果は、我々の先人が行っていた「しつけ」が、子供たちの成人後の収入に大きく影響する、というのである。年収86万円の違いというと、単純に22歳から62歳まで40年間では、3,440万円にもなる。

 なぜ、しつけを受けた人は年収が高いのか、その理由については、山形大学の窪田准教授の研究が参考になる、という。

__________
 窪田教授らは、しつけが子どもの勤勉性に因果効果を持つことを明らかにしました。すなわち、親が幼少期のしつけをきちんと行い、基本的なモラルを身につけさせるということは、勤勉性という非認知能力(JOG注: 知能指数などで計測される認知能力と異なり、忍耐力、社会性、やる気など直接計測できない能力)を培うための重要なプロセスなのです。

そして、このしつけによって育まれた勤勉性が、平均的な年収の差につながったのだと考えられます。[1,956]
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

「4つの基本的なモラル(=ウソをついてはいけない、他人に親切にする、ルールを守る、勉強をする)」を躾けられれば、子どもは真面目に忍耐強く、勉強やクラブ活動に取り組み、ごまかしをせず、友だちとも助け合うだろう。

 そんな子どもが学力だけでなく、立派な人格を持ち、社会に出てからも活躍する、というのは、わが国の伝統的な子育ての智慧とよく合致する。


■2.幼児教育がもたらす人生での成功

「非認知能力」とはこなれない訳語だが、分かりやすく「人格力」と言い換えても良いだろう。その他の研究でも、幼児からの人格教育が、その後の人生での成功にも非常に効果的だ、という結果が出ている。

 ノーベル経済学賞を受賞したジェームズ・ヘックマン・シカゴ大学教授は、1960年代から開始されたミシガン州のペリー幼稚園での実験結果を定量的に分析した。この幼稚園では、低所得の黒人家庭の3〜4歳の子供たちに、次のような「質の高い就学前教育」を施した。

・幼稚園の先生は、修士号以上の学位を持つ児童心理学等の専門家に限定
・子ども6人を先生1人が担当する
・午前中に約2.5時間の読み書きや歌などのレッスンを、週に5日、2年間受講
・1週間につき1.5時間の家庭訪問

 無作為に選ばれた58人の子どもは入園を許されて上記の教育を受け、65人の入園を許可されなかった子どもたちと比較する研究が、その後、約40年も続けられた。その違いは目覚ましかった。この教育を受けた子どもたちは、受けなかった子どもたちに比べ、

・6歳時点のIQ(知能指数)が高い
・19歳時点の高校卒業率が高い
・27歳時点の持ち家比率が高い
・40歳時点での所得が高い、逮捕率は低い

 という事が明らかになった。

 こうした影響は、本人の収入を上げるだけでなく、その働きによって社会全体を豊かにする効果を持つ。ペリー幼稚園での教育投資が社会全体に与える「社会収益率」を、ヘックマン教授は7〜10%と推定している。これは4歳の時に投資した1万円が、65歳の時に60万円から300万円となって社会を益するということである。

 現在の日本の10年もの定期預金金利が0.1%程度だから、これでは1万円を60年間、寝かせても、618円の利子しかつかない。余裕資金があったら定期預金に預けるより、幼児の人格教育をした方がはるかに効果が大きい、ということである。


■3.人生を成功に導く人格力

 興味深いのは、二つのグループの違いが、知能指数ではないことだ。確かにペリー幼稚園で「質の高い就学前教育」を受けたグループの知能指数は4〜5歳ごろは高かったが、8歳頃にはその差が無くなってしまった。それでは何が違ったのだろうか。中室准教授はヘックマン教授の他の研究も引用しながら、次のように語っている。

__________
 ヘックマン教授らは、学力テストでは計測することができない非認知能力が、人生の成功において極めて重要であることを強調しています。また、誠実さ、忍耐強さ、社交性、好奇心の強さ─これらの非認知能力は、「人から学び、獲得するものである」ことも。

おそらく、学校とはただ単に勉強をする場所ではなく、先生や同級生から多くのことを学び、「非認知能力」を培う場所でもあるということなのでしょう。[1, 859]
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 これも我々の社会経験から頷ける。学校の成績は良くとも、誠実さ、忍耐強さ、社交性に欠けて社会では成功しない人もいるし、逆に勉強は苦手でも人格面で優れているために、企業の中で信頼され、重要な仕事を任されて活躍している人もよく見かける。

 ペリー幼稚園の子どもたちは勉強もさることながら、優れた教師たちにじっくり教わる過程で、忍耐強さ、誠実さ、社交性などの人格力を身に付けていったのだろう。


■4.「やり抜く力」

 人格力の中でも、特に重要と考えられているのが、「やり抜く力」である。ペンシルバニア大学のダックワース教授は、かつてニューヨークの公立中学校で教師をやっていた際に、成績は知能指数とはあまり関係ない、という事実に衝撃を受けた。知能指数がそれほど高くなくとも成績の良い子がおり、逆に知能指数が高いのに成績が良くない子もいる。

 そこでダックワース教授は考えた。中学1年の数学で習うレベル、たとえば平行四辺形の面積を出す、というような問題は、どんな生徒も十分な時間をかけて、一生懸命勉強すれば、解けるようになる。だとしたら、成績の違いは、一つの問題に取り組み、それが解けるようになるまで「やり抜く力」の違いではないか、と。

 教授は、教師を辞めて大学院に行き、心理学者になって「やり抜く力」に関する研究を始めた。「やり抜く力」を測定するアンケートを何千人もの高校生に行って、その力の高い高校生の方が、高校卒業まで辿り着く確率が高い事が分かった。

 同様に、ウエストポイント陸軍士官学校で士官候補生が厳しい訓練を受けて卒業できるかどうか、教育困難な地区で働く新米教師が学年末までやり遂げられるかどうか、販売店員がどれだけ売上げを上げられるか、などのケースでも、やはり「やり抜く力」の高い人間が成功していた。

 教授は、「やり抜く力」を次のように定義している。

__________
 やり抜く力とは、超長期目標に向けた情熱や忍耐力で、スタミナがあることでもあります。やり抜く力は明けても暮れても自らの将来にこだわることです。その週だけとか、その月だけではなく、何年もの間、一生懸命に取組み、その夢を実現することです。やり抜く力は、短距離走ではなく、マラソンを走るように生きることです。[2]
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 ダックワース教授のこの説明は、まさに教育勅語での「學ヲ修メ業ヲ習ヒ以テ智能ヲ啓發シ?器ヲ成就シ(学問を怠らず、職業に専念し、知識を養い、人格をみがき)」の一節を彷彿とさせる。「やり抜く力」とは、まさにわが国の教育伝統でも重視されてきた人格力の一つなのである。


■5.人格力を育てる方法

 こうした人格力を育てるには、どうすれば良いのか。ペリー幼稚園の事例では、優れた教師が子どもに密着して指導していた。この点がヒントになりそうだ。

 中室准教授自身の研究では、親が口先だけで「勉強しなさい」などと言っても、効果はない。

__________
 逆に「勉強を見ている」または「勉強する時間を決めて守らせている」という、親が自分の時間を何らかの形で犠牲にせざるを得ないような手間暇のかかるかかわりというのは、かなり効果が高いことも明らかになりました。[1, 579]
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 子どもの勉強を見るのは、親でなくとも良い。

__________
 祖父母や兄姉、あるいは親戚などの「その他の同居者」が、子どもの横について勉強を見たり、勉強する時間を決めて守らせていても、親とあまり変わらない効果が見込めることがわかっているのです。[1, 590]
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 子どもは誰かが自分に関心をもって、勉強している姿を見てもらいたいのだろう。そうする事で、勉強は自分一人の孤独な作業ではなく、自分の努力を認めて貰える。そういう人とのつながりの中から、忍耐強さ、やり抜く力、誠実さなどを学んでいく。ペリー幼稚園の子どもたちは、まさしくそういう形で教師たちに育てられたのである。

 日本では福井県の小中学生が、塾に通っている率は低いのに、全国学力テストでトップクラスの成績を収めて、教育関係者を驚かせた。これは学校がたくさんの宿題を出して、家庭でお母さんたちが家事をしながら、そばについて見ていること。そして三世代住宅が多いので、お母さんが働いている場合は、お祖母さんがその代役を努めている事が多いからだった。[a,b]


■7.良い先生の大切さ

 ペリー幼稚園の実験では、子どもたちは「修士号以上の学位を持つ児童心理学等の専門家」に、毎日2.5時間も教わったのだが、こうした「教員の質」が、子どもの教育に大きな影響を与える、という事が、今までの研究で明らかになっている。

 スタンフォード大学のハヌシエク教授の研究では、もともと学力の水準が同程度の子どもたちに対して、能力の高い教員が教えた場合、子どもたちは1年で1.5年分の内容を習得できたのに対して、能力の低い教員が教えた場合は0.5年分しか習得できなかった。

 ハヌシエク教授はこの結果をもとに、能力の高い教員は、子どもの遺伝や家庭の貧しさすらも帳消しにしてしまうほどの影響力を持つ、と結論づけている。

 全国学力調査では、日教組左派活動の活発な北海道、沖縄県、三重県、大阪府などは学力調査で下位に並んだ[c]。「子どもの権利」などと甘やかされ、「ゆるみ教育」しか受けず、また先生も組合活動で「自習」ばかりとなれば、学力低下も当然である。

 これは弊誌の勝手な推測ではあるが、今まで紹介した研究事例から見ると、「良い先生」というのは学力だけではなく、人格力もある先生なのではないか。子どもたちに粘り強く向き合い、思いやりをもって接し、勉強だけでなく、子どもの人格を育てるには、先生自身の人格力が大事なのだろう。

 子どもたちの教育よりも、自身の政治活動に重きを置くような、人格力に欠けた左翼活動家では、子どもたちの人格力を磨くことは無理な相談だろう。


■8.「子は国の宝」

 わが国は江戸時代から寺子屋教育が普及し、庶民の就学率は当時の西欧諸国と比べても高かった。1850年頃の江戸での就学率は70〜86%だったが、イギリスの大都市では20〜25%に過ぎなかった。

 日本全国では1万5千もの寺子屋や塾があって、子どもたちを教育していた。そこではお坊さんや神主さん、ご隠居さんなど人格力のある人々が、少人数の子どもたちにマン・ツー・マン教育をしていたのである。ペリー幼稚園の教育を、わが国は江戸時代にすでに全国レベルで行っていたのだ[d]。そうした教育に、幕末に来日した外国人たちも、一様に目を見張っている。[e]




 こうした江戸時代の子育てをベースに、明治日本が国家政策として取り組んだのが「学制」だった。財政も不安定な中で、全国津々浦々に現在とほぼ同数の2万4千校の小学校を作り、志ある多くの青年たちを師範学校で教師として養成した[f]。そして教育勅語で、教育の理想を説いた。

 ここから生まれた学力と人格力を備えた無数の人材が、明治日本の急速な発展を実現したのである。まさに「子は国の宝」である。

 最新の教育経済学の研究成果は、我々の先人が長い年月をかけて磨いてきた子育ての智慧が正しいことを科学的に立証しつつある。
(文責:伊勢雅臣)

1.目標を書き出す。
   →明日の予定に書き込みました。(8時〜11時)

   しばらくは、編集作業も行います。


 2.目標を毎日見る、唱える。
   →「朝、起きてからすぐ」と「寝る前」はもちろん
    慣れるまでは暇さえあれば見て、唱えて、
    潜在意識に落とし込みます。



2017年02月12日(日) 英文添削サービス入金

いい意味で、自分を追い込んでいく。
今の部屋のモノの定位置を決める。

★オーディオブックを聴くため、コンポを替える

ブックライター上阪徹さんの音源より引用

・自分の良い文章を「定義」する。

 ・中身がつまらなかったらそもそも読まない。

 ・文章を書く「目的」と「ゴール」を決める。

 ・何を書くかは自分の頭の中ではなく「外」にある。

 ・文章が書けないのは「素材」がないから。

 ・取材7割,文章3割。

 ・文章は「寝かせる」ことにより,読者目線になる。

 ・読者がどれくらい「相場観」があるかをイメージする。

 ・雑誌売り場の特集記事で世の中をつかむ。

 ・自分の立ち位置,相場観を理解する。

 ・この文章で一番何を伝えたいかを書き出してみる。

 ・出だしが大事。

 ・しゃべるように書く。

 ・文章を書くということはひねり出すものではなく,
  「すでにある事実をつむぐ」こと。

 ・文章は感想ではなく,事実を書く。

 ・具体的な事実,エピソード,数字を書く。

 ・五感を使った文章は深みがある。

 ・形容詞を使わなければ,事実を書くしかない。

 ・事実や数字が形容詞の代わりになる。

 ・文章を書くうえで意識する10のポイント。

 ・文章を書く目的を明確にすること。



2017年02月11日(土) 17年ぶりのコンビ

高校時代の仲間とバスケ。
17年ぶりだけど、そのシュートフォームや得意なコースは覚えている。
あれから17年。よりよい選手になっているか。

進化論 2017



2017年02月10日(金) 1週間前!

バスケ3日連続。
丁寧に太ももの内側を鍛える。
ストレッチ。コアトレ。

中敷を購入。恐らく最後のグッズ。
この1週間は、テスト前だが疲れを残さないことが第一ミッション。



2017年02月09日(木) チンゲイ2017

20170210 6km
20170211 4km

バスケ一時間づつ。

元同僚から、チンゲイパレード2017の動画を頂く。
なんで自分が踊っていないんだろう。二年連続で踊っていたのに。

悔しくなるけど、今はこの場所で咲くしかない。
いいテストを作る!
わけへだてない態度で接する先生になる!
一週間後の北九州マラソン完走する!



2017年02月08日(水) 刃を研ぐ

バスケットボール購入。
太ももの内側を鍛える。
右脚にのみ中敷きをひく(脚の長さが違う)
右脚にサポーター。
チケットを購入しておくこと。

走れないが、走るだけが準備じゃない。
刃を本番ギリギリまで研ぐこと。


■書籍『7つの習慣』に記されている
 有名な話があります。


 以下、引用(432ページより)。

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 森の中で木を倒そうと、一生懸命、
 ノコギリをひいているきこりに出会ったとしよう。

 「何をしているんですか」

 とあなたは訊く。


 すると

 「見れば分かるだろう」

 と、無愛想な返事が返ってくる。

 「この木を倒そうとしているんだ」


 「すごく疲れているようですが…。
  いつからやっているんですか」

 あなたは大声で尋ねる。


 「かれこれもう五時間だ。
  くたくたさ。大変な作業だよ」

 「それじゃ、少し休んで、
  ついでにそのノコギリの刃を研いだらどうですか。

  そうすれば仕事がもっと早く片付くと思いますけど」

 あなたはアドバイスをする。


 「刃を研いでいる暇なんてないさ。
  切るだけで精一杯だ」

 と強く言い返す。



2017年02月07日(火) Never swap horses crossing a stream.

Never swap horses crossing a stream.

色々したくなるけど、残り12日。

ゾーンに入るためには、余計なことに手を出さない。

【平成進化論より引用】


 「聴かれた人に、圧倒的な質&量の
  着想を与えられるようになるためには、

  どれだけのカネと時間と体力と精神力を
  投入し、失敗経験を重ねる必要があるのか」


教員の資質を高めるのに、避けては通れない考え方。



2017年02月06日(月) Routine works

☆ショウガで体調維持
☆整骨行く
☆弁当・自炊で栄養管理
☆水分補給の際は塩タブレット
☆長距離よりもヒルトレ
☆北九州完走キットをチェック
☆一週間前からカフェインカット(本番レッドブルOK)
☆プロティンは食べきっていい


☆バスケットボール購入


【RPEさんより引用、トランプさんはEU崩壊を願うのか?】
この体制に不満だったのが、欧州のエリートでした。

冷戦時代は、「ソ連の脅威」から守ってもらうために、アメリカが
必要だった。

しかし、ソ連が崩壊し、最大の脅威が消滅したので、「もうアメリ
カの保護は必要ない!」となった。

欧州エリートが考えた戦略は、以下のようなものでした。


1、EUを拡大する(主に東欧を吸収する)ことで、経済規模、人口
でアメリカを上回る「国家(?)」をつくる

2、ユーロをつくり、ひろめることで、ドル基軸通貨体制に対抗し
ていく


そして、それは着実に実行されていった。

つまり、「アメリカの覇権をぶち壊したのは、EUだ!」ともいえ
る。

その中核は、ドイツとフランスです。


そして、この二国、メルケル・オランド現政権の特徴は、


「きわめて親中国」


である。

両国とも、2015年3月、イギリスの後を追って、ダッシュで
AIIBに加盟しています。


だから、トランプが、「EUをつぶしてしまおう!」


「欧州は、NATOを通して軍事支配しよう!」


と考えたとしても、まったく不思議ではありません。

私たちは、「欧米」といいますが、実は「ドロドロ」なのです。

そういう意味で、トゥスクさんの懸念は「正しい」といえるで
しょう。


考えてみてください。

トランプさんは、「アメリカを再び偉大な国する!」といって
いる。

もしEUが崩壊し、ユーロも消滅すれば?

ドルは、再び世界唯一の基軸通貨になり、アメリカは偉大にな
るのでは?

こういう発想が出てくるのは、当然でしょう。



▼2017年は、「EU崩壊の年」になるか?



そういう意味で、今年の「天王山」は、フランス大統領選挙です。

現在、「フランスでもEU離脱の賛否を問う国民投票を実施すべき」
と主張するマリーヌ・ルペンさんが、支持率トップにたっていま
す。

彼女が勝つと、

1、EU離脱の賛否を問う、国民投票が実施される


結果、イギリス同様、「EU離脱支持派」が多数を占めれば、


2、フランス、EU離脱


EUの「3大国」といえば、ドイツ、イギリス、フランスでした。

イギリスは、すでに離脱を決めた。

これでフランスも抜ければ、EUは、事実上「崩壊」ですね。

これは、「ソ連崩壊後もっとも大きな歴史的事件」になるでしょう。


トランプは喜び、中国は嘆くことでしょう。

ユーロは暴落し、世界経済は大混乱に陥ります。




2017年02月05日(日) プレッシャーに弱い自分を

結果を考えずに自分のルーティーンを変えようとして、新しいものを考え始める。
次の24時間後、そこには必要のない戦いが生まれてしまうんだ。

(エリックスポールストラ、NBAヘッドコーチ)

プレッシャーに弱い自分を克服する際に、なんでも頭に浮かんでくる自分の癖を把握しないといけない。
相当多くのことを無駄にしてきた。特にバスケ技術、日々の教員としての資質育成。



2017年02月04日(土) I really like you

Carlie Ray Jansen

20170206 6km
脚を痛めた時と同じく、右に痛みを感じる。
明日は整骨。


大失敗の日。
失敗は消せないが、夜のLINEで救われる。



2017年02月03日(金) 多分、風。

♪サカナクション 多分、風。

北九州マラソンまで後、2週間。

北九州空港までの道を、てくてくウォーキング。

夕方、風が少し出てくる。

旅客機が、空に浮かび上がる瞬間を見る。

..畳んどいた、羽根が開いてしまった。



2017年02月02日(木) UFO

20170204 8km ウォーキング

この選択肢は、自分が選んだもの。



(Mr.Children UFOの歌詞より)

僕を信じ切っているあの人を嫌いになれもしないから
よけい分かんなくなるんだよ
なぜ二人 今になって惹きあってしまうんだろう



2017年02月01日(水) Being

2070202 6km

シンプルに進む。

まずは、どうあるか。

邁進。


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