+女 MEIKI 息+
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2002年06月28日(金) 外出


 奥歯を噛み締めながら心とは裏腹な言葉を吐かせたら、天下一品だろうと想像させる(自己申告によれば、ふつー)の、お姉さん(戸籍上も女)と会ってきました。
 商店街の先からこちらに向かってやってくるお姉さんは、アジアの売人でもなく、ごくふつーのイデタチでしたが、わたしを見つけ手を振るさまは、視力の悪いわたしを気遣ってか大胆な振りで、道行く人を多少なりとも威嚇する風はあったように(ごめんなさい、脚色ありです)

 以前から思うのですが、サイトをお持ちの方とOFFLINEで会って、どこぞの店に入り親睦を深めよう(?)とする時、場所を慎重に選んだりはしませんか?
 例えば、それは普通の会話であっても、隣りに居合わせた見ず知らずの客に聞かれてしまった場合、冷たい視線を浴びる可能性が多々あるように感じるのは、わたしの周りだけなのでしょうか?特に込み入った話をするでもなく、声が大きいせいでもなく、わたしの周りだからとてシモネタばかりに話題が逸れるという訳でもないのでしょうが、小心者のわたしはついぞ気にしてしまったりします。はい、そこ「をい、本当かよ?」と、言わない。ここは突っ込むところではないですから。

 今までも、何度かそうしてサイトをお持ちの方と会える機会が持てた時、活用するのがカラオケボックスです。お互いの喉を披露するのではなく、一応の防音に飲食付きなお部屋として、存分に喋り捲れるからです。ええ、もちろんそこで喉をご披露いただいても、わたしは一向に構いません。興じればノリもありますでしょうし、むしろ好きです。
 今日も、同様にカラオケボックスを利用しました。
 店の人が飲物を運んで来た時に、不自然さがないように一応マイクと歌本はテーブルに置きつつも、喋り放しでしたが。

 いやあ、女で良かったと(現在です)喋り捲っても、まだ話しは尽きず終了予定の時間までの数時間がアッというまに過ぎてゆきました。

 帰りの電車内にて
 乗り換えの時に立ち寄った本屋で見つけた単行本をドア付近に立ち読んでいると、直ぐ脇で女の子のけたたましい叫び声。驚いて振り向くと、その女の子の腕に大きなカミキリムシがとまっていました。きゃあきゃあと騒ぎながら多少混雑した電車内で腕を振り回す女の子。周りの乗客がどんどんと遠巻きに離れていくだけ。そのうちに遠心力に負けて、ポトリと落ちたカミキリムシを女の子が確認して、車内は静かになりました。(女の子は、虫が腕から無くなった時点で、何も無かったかのようにまた、友だちと雑談をはじめていました。うそだろうよ?と思わせるほど普通に)
 ところが、そのカミキリムシが丁度わたしの足元のすぐ前をノソノソと歩いています。電車は次の駅のホームに着き、反対側のドアが開くと、尚も乗客数は増えてほんの先にあるカミキリムシが踏み潰されそうです。それに気付いたのは、わたしとカミキリムシのその先の座席に座っていた女の人だけ。お互い目が合い、そしてカミキリムシを確認して、また目を合わせる…の繰り返し。次の駅のホームに電車がさしかかると、今度はこちら側のドアが開く予定です。そうなれば、カミキリムシはそのまま戸袋に潰されてしまうだろうと、尚もスリリングな思いで、絡む視線。もう、そのころには、変な連帯感が生じていました。
 電車が停車して、ドアが開くその間。わたしはポケットからハンカチを出して、虫を掴んでホームに捨てようとしたのですが、相手は頑丈な足をしたカミキリムシ。ハンカチをヒラヒラさせたぐらいでは、ガンとして離れようとはしません。降りる客の邪魔になり、乗る客が避けるように乗り込みも済み、迷惑とは思いつつもしゃがみこんで、ハンカチを振るわたし。陽気のせいとは言え、完全に変な人です。
 「どうしました?」天からの声が頭上で響き、嬉々として振り向きざま、その声の主にハンカチを差し出して「取って」と一言。その男の人は、簡単にハンカチから大きなカミキリムシを摘み取り、しゃがんでそっとホームに置き、それと同時にドアが閉まり電車が動き出しました。セーフ。
 「ありがとうございました」と軽く会釈をした後に、また本を開いて読むふりをして照れを誤魔化すつもりだったのですが、結局は、目的地の駅まで話かけられたまま話すことに。
 降りる駅が近づいてきたので、再度礼を述べていると、先ほどまで座っていた(カミキリムシの危機一髪の時にわたしと視線を絡めていた)女性も席を立ち、ドアに向かってきます。

 駅の珈琲スタンドで、その女性とカミキリムシを取っってくれた男性とその連れ一人、合わせて4人でお茶しました。

 たまには外出してみるもんですね。





 ほらね?
 無駄に長い ほのぼのサイトでしょ?>誰彼なく


2002年06月26日(水) ありがとね


 くかくかくか。
 ほいみんさんのページ (6/24 331.嗚呼、無情)
 を見て、物凄く頷いてみたり。


 あ、ここは閉じないよ。何があっても。
 なんて不確かなことを言い切ってしまうぐらいに
 ダラダラ書きは止められない。
 そりゃ、最近更新サボッてるけど、
 なんの反応も無いのかしら?と、辺りを伺ってたりするけど
 意味不明な言葉が飛び交って自己満足してるけど
 アダルトサイトに入り浸って時間の大半を費やしているけど
 貰ったメールの返事は保留にしたままだけど
 好きなサイトを読みに行って、ボディ喰らって眩暈起こしてるけど
 次のデザインが決まらずにそろそろ飽きてきてるけど
 好きな人から催促もらって喜んでたりしてるぐらいなんで
 早々には止められない。


 いや、ホントだってばぁ。


 インディアン餅つかない







 今日と同じ日が続いて行くのだけれど、
 それは十中八九、紛れも無く予想出来うることで、
 だからまた明日は頑張ろうと、思えたりもする。


 今日の日付が、特別な日だった人へ。

 永遠に続くであろう時の中で、
 同じ時を過ごし、巡り合ったことに感謝して
 おめでとう、そして ありがとう。



2002年06月24日(月) 無題





 好きなサイトが閉鎖した。

 つまんない。

 毎日欠かさず見に行っていたサイトでなくとも

 やっぱりもう書かないのかって思うと

 つまんない。



 ネットの個人サイトっちゃ、

 そんなもんなんだよね。



 何度かそんなことを味って

 分かってたつもりでも

 やっぱり同じように思うもんなんだな。





 見にきて貰うという

 見せる側としての姿勢っていうのかな

 そういう部分がハッキリと色濃く

 (良い意味でも、悪い意味でも)

 出ているサイトは好きだ。



 トクに媚びる訳でもない

 いつでも同じ姿勢で迎えているような

 そういう処が好きなのかもしれない。





 なんとは無しに、自分の処を見てみる。

 投げやりは良くないよ、投げやりは。







 週末夜、某所での盛り上がりに便乗しました。

 宴も酣、途中でこっそりと抜けての早帰り。

 家に着いて、そのまま大人しく寝ればいいものを

 やっぱりいつものようにPCに電源をつい、

 入れてしまったのが運の尽き

 気が付けば、キーボードに突っ伏して寝てました。

 デコにスペースキーの跡。



 寒さで起きだした午前四時。

 せっかくの早い時間(?)からの活動だと

 何を思ったか、富士山目指して遊びに出ました。





 富士国際花園ってところに行ってきました。



                 





 花を見に行くってわけでもなく

 いつぞや見たTVのクイズ番組で紹介されて

 つい、それをチェックしておいたところでした。



 梟が放し飼い状態という。

 その状態見たさ、梟触りたさで出かけました。

 金の工面で首の回らないわたしに

 これ見よがしのように、グルグルと回る首

 シャッターを押そうにも中々こっちを向いてくれません。

 それどころか、ふてぶてしい態度。

 可愛いじゃないですか。




                 





 呼ばなくても、トコトコと来るさま。

 やっぱり可愛い。



                 





 帰りに、牧場に寄って

 ウサギに襲われたり、



                 




 ヤギを正座させてみたりして

 遊んできました。




                 




 ああ、のんびり。














 とまどうペリカンも好き








2002年06月19日(水) Let's dance with me.

 ホテルのロビー、人が疎らにいる横をすり抜け人知れずひっそりと影を落すその薄闇の先、階段が見えてくる。そこを降りるとホテルの従業員ですら知らない者もいるだろうと思わせる地下室へと通じる。
 階段を下りるにつれ、段々と配管も露出する廊下が見えてくる。非常灯が眩しくさえ感じる、曲りくねった廊下が続くフロアに出る。その奥まった闇に、重いオーク材で堅く閉ざされた扉を隔て、一室がある。重厚感がある扉は、緊張の度合いに拍車をかけているようだ。
 部屋の中には、足元を照らすだけのぼんやりとした明かりと、部屋の中央に取り付けられた映すものをにび色に見せるであろうスポットライトが、歩みを沼に誘い込むように分厚い絨毯で敷き詰められたエントランス浮かび上がらせる。
 顔を上げると、部屋を仕切ろうように取り付けられた大きな扉。
 手前には、大きく黒い皮のソファと、金で縁取られた華奢な作りのスタンドの灯り。高い天井までの大きな仕切りの扉をあけると、このエントラスと続くひとつの部屋となり、奥の壁には、白くクロス状に取り付けられた太い角材、鉄のリング、鎖で繋がる黒皮の手枷。そして、その下には装飾が施された黒皮の足枷。見上げれば太い梁が架り、滑車が掛かっている。
 壁には縄と鞭とが整然と下げられた、とても静かな部屋。
 啜り泣きを吸い込む重い扉の内の厚い消音壁。

 胸から延びる細い鎖の先に、下げる錘の入った小箱、首輪を引く赤い組紐、追い上げる喜びの喘ぎを封じるGボール、悶える扉を開くためのフックのついたクリップ、それらは取り出しやすい棚に綺麗に並べられている。太股を伝う恥じらいの印までも写し出す大きな鏡は壁に掛けられ、さらなる快楽を求める肉体をゆったりと眺めるための深いソファ、愛しく身悶えする柔肌に光る汗を照らす証明へと続く。

 溢れたものをを纏いさらなる湧き出るものを呼ぶ太く逞しい形、喜びに定まらぬ視線の行方を追うのは光か陰か。
 打ち震える胸を絞り出す皮の帯、そして纏い付く縄目、耳元で低く内なるところへと響く囁き声、熱くうなじを撫でる唇、胸の稜線を伝う指先、動けぬ身体をくねらせる姿を楽しむ視線と言葉、微かなワインの香りと咽るほどの蘭の香り、テ−ブルから立ち上る紫煙は一筋、目を射る眩いライトの陰に映るのは、仄暗い部屋の中に一条の明かりで浮き出た肉体、薄く汗ばみ波打つ躯を晒して、一時の快楽に身を委ねてみて。
 壁の絵の貴婦人は微笑み、肖像の眼差しが枷を操る鎖を握る手に視線を送る。ほら、見据える先で広がる甘美な宴。

 狂おしく見つめる眼差しの先にあるものは
 快楽ですか
 愛ですか

もう此処へは迷い込まぬよう




鳥篭は今も部屋の隅に飾り
入り口の鍵の場所は誰も知らない
(カナリア)



2002年06月15日(土) しゅーちゅー


 朝も早くから家を出たので珈琲を飲む時間もなく、現地に着いたら真っ先に珈琲屋を探しました。
 現地に着いた頃は、雨も上がり鳥たちの声が木々の間から聞こえる爽やかさが…梅雨の合間にはそんな都合良くはなく、靄っていました。しかもジットリとした湿り気を帯びた感じで。



                  

       



 日頃のお疲れを癒しに(いや、疲れてないんですが。日頃からダラダラの日々ですが、ががが)気分転換に、ヌルヌルしてまいりました。
 両手に液を付けて、指の間からにゅるりんと出しては擦りつけて、硬くいきり立ったものを下から扱き上げては、またヌメリを擦り付け、上下運動を慎重に繰り返して集中してまいりました。しゅーちゅーぅ。
 一時間の使用料¥1000也。高いのか安いのか。あっという間に、その楽しい時間は過ぎてしまいました。




                  

                    



 ロクロを使って土を捏ねる前に、某氏にこの楽しみを分けようとメールをすると、お返事には「ロクロを使って土でちんこ作るの禁止」と。こんなところまで来て、わたしはちんこ作って帰るとでも思ってるんですか、まったく!

 せっかくお出かけをしたのだから、お土産を選ぼうかと団体さんもやってくるお土産センターに行きました。わたしが、ちんこ作らずとも、しっかりお土産になっていました。





                  

                    



 ここは、そんな観光名所だったのね。
 しかも、消費税プラスで1個70円。
 お買い得ですゼ、奥さん。餡子たっぷり。


                  



                    





 携帯を新機種に替えてから、モバイルカメラが玩具になってます。
 こんなの撮ってもえーんかのぉ?と、
 あらゆるモノを撮っては遊んでおります。
 こんな使い方で、壊れたらシャレにならんかも。






2002年06月14日(金) 吐息との融合

 雲の切れ間、抜けた蒼さが真っ直ぐに突き刺さる。気が付くと、わたしは長いことこの泥濘に立ち竦んでいた。輝く木漏れ日を、まだ水滴で光る睫の先に受け止めながら、そよ吹く風のまどろみを続けていた。足元から立ち昇る草木の息吹が、熱となり木々の声となってゆっくりとした流れに変わり、頭上から浴びる陽の熱とは違う湿り気で咽かえる蒸し暑い心地良さは、わたしの鼻腔を通し絶えず芯にあるものに向けて刺激を与えているかのようだった。

 湿り気と熱との融合の中を、急く気持ちを阻むような泥濘に足を取られながらも、微かな流れを起こすようにして、あなたはわたしを目指し向かってくるのが見えた。ようやくの思いでわたしの足元に歩み寄り、そして少しだけ息を弾ませたあなたは、わたしの躯に初めて触れた。
 わたしの感動には気付きもせず、あなたは歩みで上がった息を整える間もなく、息遣いがうわ言のように繰り返されるばかりだった。愛しい人の名を切なげに呟くその姿を、わたしはただ見下ろしていた。

 わたしがわたしであることを気付かせたあなたに。

 あなたの声を反芻し、あなたの耳元に唇を寄せて一度その耳朶に軽く歯を立ててから、あなたの指の動きをそっと止め小さく呟いてみたい。私を求めたければ求めて、身を硬くしたければ硬くして、あなたの心の赴くままに、ゆっくりとあなたの心も躯もわたしが開くから。こじ開けるなど致しません。


 足元から立ち昇る咽かえるような命の息吹の中、その空気と一体化をおこすようなあなたの熱情を、そっと見守るように見下ろしていた時、わたしの奥から少しずつ滲み出されたものに触れるあなたの指を感じた。その溢れ出るものの感触を確かめるかのようにゆっくりと繰り返されるあなたからの刺激は、わたしの芯に訴えかけるようでもあり、息づくこの湿り気を内なるものとすりかえて、わたしは尚も滲ませるのだった。あなたの指の動きにに合わせ、あなたの更なる空想へ誘うための旅券でもあるかのように、ゆっくりと糸を引き溢れ出すのだった。

 早くなったあなたの息遣いが、段々と弾ませ始めるころ、抱留めていたわたしとの接触面が更に大きく重く感じた。途切れがちに零していた呟きも、息と共に喘ぐ息遣いにかき消されていった。額に汗し、眉間の皺が深くなり、微かに開かれた唇からの吐息は、この場所に溶け込んでいくような熱さが感じられた。口を半ば開けたまま、何度も快楽を呼ぶ運動を続け、息を詰める間隔が少しずつ長く多くなり、呼吸は全て内から漏れる吐息となっていった。それは、まるで強引にその先にある刺激を導かんと、動きを更に激しくしているようだった。

 何度かうわ言のように呟いていたその人の名を、開かれた唇からはっきりと聞こえたその刹那、わたしは抱留めていた重みを一層強く感じ、あなたは息を溜めたまま、嵐で陸に打ち上げられた魚のようにビクンとひとつ大きく跳ねた。

 わたしからあなたに渡した旅券で、あなたは自らの頬を汚し、あなたはそれが旅券でなかったことを知る。それと同時に、あなたが見つめた先は、あなたでありわたしでもあった。
 そしてそれが形をなさぬよう、風もないのにそっと葉陰を作るのだった。





 近所の猫が発情期
 にゃおぉ〜ん、例のあの声が「火の用心」に聞こえるヤツが一匹居る。
 ひにょのぉぁ〜にゃおぉおん。
 朝に晩にの巡回ご苦労様です。五月蝿い。


 時期が来ればまた、静かに眠るのだろう。
 巡回猫も、わたしも。


2002年06月12日(水) 振り下ろされたのは

 刀を振り下ろせ
 あなたにそれが出来るのなら
 わたしでどうぞ
 試し斬り
 刀を振り下ろせ
 忌の際で叫んでも
 命拾いはさせないで


 で、振り下ろされたのは

 午前中に、東京電力云々から検査員がやってまいりました。なんでも漏電の検査とかで、玄関の天井近くに取り付けてあブレーカーを下ろされました。サクッと。
 それまで作業途中であったPCがスタンバイ状態だったのに気付いたのは、昼食も摂った昼下がり。作業の合間にメールのお返事でもしなきゃなと、スイッチを入れるとけたたましいエラー音。
 やっちゃいました。(甘栗むちゃいましたは、なんかえっちぃ)
 こんな時間に誰に連絡すれば、この対処法が分かるの?
 あ、姉さん。あんな時やこんな時、困ったことがあれば相談しようそうしよう、の姉さんが居るじゃないですか。
 電話をかけると数回の呼び出し音の後に「ぅいーっす!」の声。いくら先日、いかりや長介サイトでウィルスを貰ったからって、本人まで長介にならなくとも。
 事情を説明すると、高らかな嘲笑のあと、対処法を教わりました。とても細かい説明に聞き入ると、なんでも同じ体験をし、その事を自サイトにも書かれていたそうで、電話口でその過去文を読みながら確認してくださいました。
 電話を切り、指示通りにケーブルを抜き、その後30分は放置しろとのことなので「古畑任三郎」の再放送を見ながら一時間も放置し、元の通りに繋ぎ電源ON。
 ピーーーーーーーーーッ!
 またしても、けたたましいエラー音。

 んだよ?うるせーなあ、という顔で猫に睨まれつつ、諦めて電源を落とし、肩も落とし、小雨の降る中を傘もささずに自転車を走らせて、駅前のネットカフェまで行きました。
 珈琲と灰皿を持って席につき、最初にこの状態をメールでお知らせ各位様。
 ふっと右下を見るとメッセが、あーるじゃありませんか。
 早速サインインして「誰かいないかなぁ?」と見ると、おお、こんな時間でも居てくれたのね、わたしの大切なお姉さま。
 程よく時間も過ぎて、メール連絡も完了して、また小雨降る中を帰ってきました。


 昨晩は、あれほど蒸し暑かったのに、今日は肌寒い。
 みなさま、お風邪を召されぬように。
 東京電力保安なんちゃらが検査に来た時は、ご用心なさってください。





 それは挿されるたび、引き抜かれるたびに、抱えた沸点間近で膨らむ快感は、腰を打ちつける速さと同調し、息がそれにあわせる。リズムを取るように漏れる声と軋むソファの音。今まさにはちきれんばかりの昂ぶりを…

 と、ここまで書いて今日は終わり。





 更新の催促は、本当に嬉しい。
 例えそれが脅されようとも、蔑ろな扱いでも、エロ画像を添付されて更新しなきゃそれでヌケとメールされても、嬉しい。ありがとうね、見にきてくれてて。
 更新の催促を受けてるときだけ、えむぢょの目覚め?

 んなぁこたあ無い。
 素直に嬉しい、ありがとう。


2002年06月10日(月) 携帯電話

 限りなく一部の方々のみ、
 ご迷惑ご心配をおかけいたしました。
 液晶壊れ、着信のみが
 気紛れ可能になっていたわたしの愛機、
 新しく姿を替えて復活いたしました。

 商店街にある携帯屋に持って行き
 データの吸い上げを希望したところ、
 「ウチじゃできません」とアッサリかわされ
 「どこなら出来るの?」と訊くと
 「J-PHONE専門ショップでなら」答えが返ってきました。
 「じゃ、この近くのそこの店舗教えて」で、行ってきました。

 その店舗に行ってブツを見せると、ただ一言
 「無理ですね」アッサリとかわされてしまいました。

 手渡したブツを見もしないで答えるのを見て
 何処かで何か逆流する音が聞こえたか聞こえなかったか。

 □「みたんかい?」
 ○「いや、この状態では…」
 □「ジックリ見てみぃ」
 ○「いや、お時間が…」
 □「こっちは、たっぷーりあるわい」

 カウンタでそのやりとりを聞いていたのか
 奥から少し偉そうに構えた社員が現れました
 そして、またも同じ対応と同じ問答を繰り返すので
 何処かでプツンと音が聞こえたか聞こえなかったか。

 □「やりたくないのか、出来ないのか、どっちか答えてみぃ」
 △「…お調べさせていただきます」


 待つこと5分弱。
 あーら、なんて素敵なんでしょう。
 大破していたと思っていたデータは残っていました。

 取説が殆どの重さを締める新機種のパッケージをさげ、
 にこやかに店舗をでてまいりました。


 用心のため、書き写す作業を後回しにして
 色々な機能を説明書もろくに読まずに試し
 着信音をダウンロードして
 かけてくれた人それぞれに割り振るつもりが
 途中で見つけた曲の、あまりの素敵さに
 他に割り振ることが出来ず
 お仕事のお電話だけは「必殺仕事人」

 そして他全ての着信音は「燃えよドラゴン」


 これじゃ、はぁでんはムリ。











2002年06月08日(土) デヴィッド・ボウイ


 タイトルに意味なし。オジサマになっても素敵だなと。
 「地球に落ちてきた男」は、もう26年前?


 昨日、今日と夏になっちゃったの?ってぐらいの気温になりました。30℃を越したんですってよ、奥さん。
 エアコンのカバーを外すかの思案どころです。もう少し我慢して、梅雨時になったころに使おう、それまでは扇風機で我慢しよう。その扇風機も、一回キレイに洗わないと使用できない程に埃が被っています。せっかく、仕舞う時に大きなビニール袋を被せておいたのに、ウチの可愛いワガママ王子の、ガシガシとした噛み跡。見るも無残なビニールになっていました。デローン。

 このところ、メキメキと更新頻度が落ちてると思っています。言葉が思い浮かばないなんて格好いいことじゃなく、話をしていると元気を吸い取られるように感じる男はダメだと実感中なのです。
 あー、もうイヤだよ。って思う刹那、それを打ち消す同情とも呼べる感情が厭がる気持ちを捻じ伏せて、一人になってドット疲れる、そんなのは面倒なのに、と繰り返しております。これからの梅雨に向けて、うってつけなのでしょうか。


 小さい庭にある紫陽花は満開になり、雨恋しさに色褪せてしまいそうです。色を変え咲き誇る紫陽花は、その色を心に例え浮気者との花言葉。
 …多情仏心。







 Eroticismってさ、実体験が微かでも伴わないと想像出来ない部分が必ず出てくるでしょう?もしかしたら、こうなのかしら?と、状況や設定を空想することは出来ても何かが欠けると、すっぽりと嵌まらない部分が生じるように思うのです。
 その夫々の欠けている部分を、補充するように言葉で彩り続けていくと、ただの作文になってしまうように感じています。
 同じ感情を持つ部分に共鳴できるようなものとなると、やっぱりそれは大衆化したものになるのかなあ。
 んなことを考え出したら、一文も綴ることができない。と、安易に〆切りの引き伸ばしを訴えてみたり。


  (ノ ゚ο゚)ノ 嵐を 呼べぇぇぇ〜。









2002年06月04日(火) 文字の裏側


 気持ちの裏側

 好きな文章というものがある。
 それは、全体を通した話の筋に惹かれる以前に、その人の紡ぎ出すヒトツのくだり、その人の捕らえる視線からの描写の仕方、そういうものがあわさり流れを作った文章から受ける雰囲気が好きなのだ。
 その文章から感じる匂いのような説明し難い印象が、自分とのその時の波長に合うということもある。但し、この場合は書き手が伝えたいこととは違った印象も受けてしまうことも少なくは無い。
 例えば、以前にとある人の雑記を読んだ。
 それは悲しいお話でもなく、ましてや笑わせようとネタを考えた文章でもなかった。その人にとったら日常の1コマを切り抜いただけなのかもしれない。その書き出された内容は、今思い浮かべてもサラッと読み返せる内容だと想う。
 けれど、わたしはその文章を読んだときに、泣いた。
 途中でティッシュを掴んで、読み終わるころには、鼻をかんでいた。
 わたし自身が同じ境遇であるとか、今現在が同じ状況に立っているという訳でもなく、感動を受け、その書き手の人の心に共鳴した訳でも決して無い。それなのに、泣ける文章というものがある。
 強いて言うなら、その書き出された1コマがはっきりと鮮明に想像出来るものであったのか。
 そうした「どうして泣けるのだろう?」の部分に触れないまま、いや、表現できないままでいる。
 自分の思うことを言葉として表現し、それを文字に表し文章にしていく。今更ながらに難しいと感じる。


 感じる文章というものがある。
 その一言で、状況を丸呑みにするような、ヘビに射すくめられたネズミの気持ちを味わうような文章に出くわすことがある。
 それは、恐怖であると共に目が離せない状況になり、読み進めるうちに汗をもかきそうになるほどである。
 上記と同じようにその文章を作り出した書き手の人の思惑とは違っているのだろうけれども、その一文でヤラレテしまったわけだから、わたしは参った!と呟くのである。

 感じる文章というものがある(その2)
 貴方の心を振るわせる文章よりも、
 貴方の熱く滾るそこに訴え、撫で上げ、擦り、舐め上げて、嗚咽ともつかない哀願を受けるような文章を書いてみたい。

 と、いうことでほんの数分、お喋りのお付き合いを頂いたチャットのあなた。
 わたしの打ち出す文章にあなたが感じてくれたことが、どれだけわたしの躯を反応させたことか。
 エロ文章を書くだけでは、決して躯の変化は無い。どんな妄想の元に書き出したとしても、書くことに夢中で濡れたりはしない。表示された文章を読み、その相手が感じてくれることが、たまらなく嬉しい。ひとつひとつキーを打つたびに、あなたのうなじにかかる文字の微風が、新たな竜巻を一瞬おこしたかのように、躯中を駆け抜ける甘い疼きを呼び覚まし、あなたの中の感じる部分が、強く押し当てられた唇に吸いこまれ飲み込んで欲しい想いとなって湧き上がり、声が漏れそうになるのを堪えていることを想像させてくれることが、嬉しい。

 文字の裏側で、わたしはあなたの唇が押し当て易いような体勢を、仰け反る仕草であらわしたい。愛しさを覚え、あなたの舌にそっと自分の舌を絡ませてみるように。






 只今、意味不明なエロ文章に囚われております。
 しかも某氏の誕生日にあわせて、エロ雑文をプレゼントに替えろなどと、畏れ多い注文を受けてしまいました。
ああ、どなたか…。Please give エロ.



2002年06月03日(月) 意気消沈


 大切なオトモダチ、そして(表向きは)大切なお仕事関係者各位殿


拝啓 うっとうしい季節を迎えますますご発展の事お喜び申し上げます。

貴重な時間をさいてご多忙中にも関わらず
携帯電話にご連絡頂きましたのに、
わたくし、大ボケのため留守対応をしておりまして、
大変、失礼を申し上げております。


実は、携帯電話が大破いたしました。
せっかく教えてくださいましたあなた様の電話番号、
及び携帯メールアドレス、全てパアな状態でございます。

留守電の無機質な対応ばかりで、
何のおもてなしも出来ずお恥しい限りです。
しかも、ソレすら聞くことができません。
(普通電話からの、聞き方を知りません)
わざわざご連絡下さいましたのに
お気を悪くなさったのではないかと心配でなりません。


いずれ、新機種購入致しますが、
こちらからのご連絡が、データも消去状態ですので一切できません。
なにとぞご容赦下さいませ 。


上、とりあえず不在のお詫びまで



 現在、こんな状態になりました。
 わたしが懸念するほどに、連絡がくるわけではありませんが。
 (と、いうか皆無だったらそれはそれで悲しい)

 携帯に入力するだけで、控えをとっておかないのが
 こんなにも痛手だったとは、改めて知りました。

 しかも即、次の機種を買い換えようと思っても
 あと数日で安く買えると分かっていれば、
 つい先延ばしをしたくなるものです。

 仕事を干され、気が付けばオトモダチからも干される
 悪夢を見つつ…おやすみなさい。







 突然の、電話襲撃も出来ないのか。 ち。
 もしかしてこれは、あのボロッとした携帯を笑った祟りなのだろうか。


 あの方に、も一度番号とメアドを訊く勇気が、もう無いかも。
 かけないと分かっていても、取っておきたかったのに。
 ちくしょー、泣いてやるー。


香月七虹 |HomePage