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2010年02月05日(金) 22/2/2/2



 今週の火曜日(平成22年2月2日午後2時)、日比谷公会堂で「頑張れ日本!全国行動委員会」結成大会、そして 日本解体阻止!外国人地方参政権阻止!全国総決起集会に参加するため前の日から東京に入った。
 京都から冷たい雨が降り続き、この集会の大将である田母神俊雄さんが、以前、これからはアパホテルを利用してくださいと言っていたので、日本橋のアパホテルに宿を取って、ついでに銀座の画廊に挨拶をしに行き、ホテルまで歩いて帰る頃には風をはらんだ冷たい雨が本格的に降り始めた。

 田母神大将推薦のこのホテルに備えてある本雑誌が面白い。普通は聖書か仏典が置かれているが、まずだ〜れも開きもしないだろう。ところがアパには「報道されない近現代史 著 アパの社長」だとか、アップル(コンピュータとは関係なし)タウンという月刊誌が置かれていて、この雑誌の特集が面白かった。

 張作霖爆殺日本軍説を否定した、ロシアの歴史作家、ドミトリー・プロホロフを日本へ招聘してのインタビュー記事や、田母神大将が自衛隊を首になる(表向きには定年退職だが)きっかけとなった、「真の近現代史観」懸賞論文の第二回受賞者の表彰式などの記事(記念すべき一回めの受賞者が田母神大将、今回二回めが旧皇族の竹田恒泰)他が満載。

(と、ここまでは完璧なのだが、真っ向反対を行っている「朝日新聞」が、玄関一階エレベーター横に、百部くらい山積みに置かれてあって、無料配布していた。どういうこっちゃ?筋としては「産經新聞」でしょうが。)

 気分が良くなった所で、屋上階に大浴場サウナ露天風呂があると案内書きがあったので、早速浴衣のまま(このホテルでは浴衣のままで良いと書いてあった。)で大浴場へ向かった。
まず体を洗った後、水風呂に一分。全身に緊張がみなぎった所で、湯へ。
湯気で曇ったガラス張りの向こうに露天風呂があり、早速行ってみた。先に一人入っている人がいたので話しかけたら「北海道から就活(就職活動の略らしい)に東京に来ている」と言った。
話が弾んで喋っていると、牡丹雪が沢山降って来て大雪になった。
じっと湯船につかっていると、溶けた雪で頭が濡れる位になったが、都心にいてまるで山間の温泉にいる気分になってとても愉快だった。

 この後、部屋に戻って朝まで、「さらば吉田茂(改訂版は日本永久占領)」の著者、片岡鉄哉が、何度も何度もその死まで読み返していたと言う本、血液の権威、千島喜久男博士の千島学説を紹介した本を読み続け、気がついたら朝になっていたので、眠らずに靖国神社に行き、遊就館の零戦の前で待ち合わせた友人と昇殿参拝をした。
雪の靖国神社は空気が張りつめていて、本殿までの床の冷たさに気持ちが引き締まった。本殿で正座し、玉串を捧げて礼拝した。

 九段にある、北大路魯山人とも縁あったと言う蕎麦屋で、めづらしいトリフを練り込んだという蕎麦を食べて時間を過ごし、午後二時から日比谷公会堂にて開かれた「頑張れ日本!全国行動委員会」結成大会& 日本解体阻止!外国人地方参政権阻止!全国総決起集会に、参加した。

 予約席がほぼ埋まっていて空いている席が演壇中央前から三列目しか見当たらなく、仕方なしに着席した。ところが背後の壁一杯に貼ってある巨大な日の丸の赤が登壇者を包み込み、視野一杯に目に入って目がチカチカし、正視出来ない。
三時間我慢した(映画アバターは15分くらい我慢したが、ついに途中退館した。多分いつも対象につかみ掛かるように見て描いているせいか、眼鏡をかけての受け身な上に、文字の部分の3Dと画の部分3Dがふらふら不安定で気持ち悪くなった)がついに二部を待って、椅子席を辞して最後列の入り口近くに立ったままで傍聴、後半三時間を過ごした。各出席者の熱い思いはあっちとこっち同じであった。

 帰途、東京駅まで乗ったタクシーの運ちゃんは、この二千人以上の大集会があった事も知らなく無頓着で、「 日本の政治も警察もCIA(がコントロールしている)なんでしょう?」と言った時は、なぜか悲しくなった。










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