あ い の う た 。



2012年08月13日(月)  世界が色を取り戻すまで


やっと、解放される。





安心、してるはずなのに

不安など、何もないはずなのに。





微塵も夢をみなかった、と言うと

それは嘘になる。





頬が、ぴたりと重なる、

肩のとこ。

あの感覚が、いちばん、すきだった。





嘘泣きのつもりが

本気で泣けてきてしまった。





貴方は、

あたしを忘れるかな。





あたしは、

貴方を忘れるかな。





最後にもらったものは。





眼下に拡がる、

夜景になり損ねた、

白黒の世界。





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2012年08月02日(木)  0730


縋る術を知らない私は

答えを貴方に任せることを選んだ。

貴方は、私を試したのかな。

そうだとしたら

投げやりな口調ですべてを合理化していく貴方の言葉を

少しくらい否定すればよかったのかもしれない。





いま、きっと貴方が思っているよりも、ずっと、不安だ。





思いがけず、扉は閉じられた。

あと3日。




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