「自由と責任と義務と報告と」 2009年08月06日(木)

電波の発達により便利で気軽になった半面、
嫌な時代になったものだ、と思う。

壁の低さは機密性の低さでもあり
何かをする度に他人の悪意を疑わねばならない。

言葉も文字も写真もイラストも感想でさえも
己の外に放たれれば立派な『情報』になる。
内に留めて置けず共有空間に放たれたソレらは
他者に如何様に使われようと止める事は出来ない。

例え何気ない一文だろうと、
ソレが火種に成りうる可能性を忘れては成らなかった。
火の粉が降りかかるのが己のみでないのなら
己外への発露には細心の注意と最大限の考慮があるべきだ。

けれどソレは制限に他ならず
自由で気軽な感想は行き場を失う。

もっと頭を使えれば問題ないのだろうけれど
自分の迂闊さも甘さも無知さも自覚しているのなら
私はネット上ではペンを折るべきだ。

だってソコまで気にして日記なんて書けない。

それに自分以外にも被害があるのなら
ペンを折ることを惜しみはしない。



気付いたのが物凄く今更で申し訳ないが
個人情報の範囲が判らないし、もうちょっと考えたいので
暫らく日記を更新しません。
「放り投げて閉じ篭って目を閉じる」 2009年08月05日(水)

自分は臆病だと思う。
あるいは卑怯者だ。

失敗も叱責も、他者の落胆の溜息すらも恐ろしい。

だから苦手意識があるモノには極力関わらない。
どうしていいか判らなくなったら目を閉じて見ない事にする。
あ、駄目そう、と少しでも思った時点でピュ〜っと穴倉に逃げ込み
その後は遠くからビクビク眺めるだけだ。

何てチキンで愚かしい生き物だろう

自覚ある癖に改善されないのは
どこかで仕方ないと自分を甘やかしてるからだろう。

そんな訳で。
誠の頭が悪いってのもありますが、
基本『勘』とか『勢い』で生きてるので
色々と考えすぎると何もかもが面倒臭くなって
全て投げ捨てて閉じ篭りたくなります。

ある意味たちの悪い鬱病。
悪い癖です。
「金樽を空しく月に対せしむることなかれ」 2009年08月03日(月)

己の意志で動けるのは今しかない。

時が流れ逝く限り同じ日は二度となく
どんなに願おうと嘆こうと戻る事はできない。

未来を想おうと未だ手は届かず姿を見る事も出来ず
過去を想おうと眺めるだけで手を加える事はできない。

人は南斗より出でて只管に北斗に向かう道を踏みしめるのみ。

過去が美しいのは、
換える事できぬモノから余雑な色が抜け落ちて
硬質な綺羅のみが鮮やかに残るからだ。

未来を漠然と不安に想うのは
今が楽しく目が眩んでいるからだろう。

けれど、今を楽しめずして生きる意味などありはしない。
苦難あろうと楽しんだ者が勝利者だ。
時々ふと、将来に疑心暗鬼になる。過去の思い出に囚われて先に進みたくなくなる。どうしていつまでもあのままで要られなかったのだろう。大人になんてなりたくなかった。
ソレは臆病者の逃げ口上だと識っているけど。死に向かって進む道を恐ろしく空しく感じてしまう時があるんだ。

「静けさの中で呼び起される音」 2009年08月02日(日)

週末は泊り込んで亨君の原稿のお手伝いです。

部屋が広くて綺麗、
最新のPCがある、
誘惑が少ない、と言う理由から
またも家主を追い出して彼氏さんの部屋で作業です。

しかも(彼氏さんの)手作り夕食付き。
なんて出来た人なんだ。
おかげで修羅場?なのに食事も睡眠もちゃんと取れました。

誠にできる原稿作業は、消しゴム掛け、ゴミ取り、トーン指定位ですが
今回、始めてデジタルトーン処理をやらせて貰いました。

慣れないうちは髪や小物の細かさにグッタリしましたが
(愛があっても日/向と常/世は面倒くさいヨ!)
慣れてくると楽しい作業でしたv
ベタ髪とか手間掛かるけど結構楽しかったです。

不器用なのでやたら時間が掛かる割に雑な仕上がりでしたが。
雑な出来は亨君が巧く修正してくれると信じてます!
(それじゃ手伝いになってないヨ)


作業中はネタ曲やマニアックトークのせいで脱線しがちですが
今回は殆ど脱線しなかった、ような気がします?

でも食事中のDVDのせいでバッチリ洗脳されました
遥か原稿やってたのにミュに洗脳されたなんて・・・!

負けては成らぬ〜と無駄に男前〜の曲がエンドレス脳内再現。
た、助けて・・・。


しかし2次元→3次元変換って凄いデスネ。
誠は原作を知りませんが、コレ絶対にスポーツ漫画じゃないです。
とりあえず6角は仲良しで良し。
K部のあのシーンは強烈吃驚。つか、噴いた。
顔だけの棒な人も動きが可笑しい人も声が良いエロい人も
とても中学生には見えません!
あと話の奇想天外っぷりが物凄い。
見てて笑いとツッコミが止まりませんでした。


原稿は途中でしたが、日付変わる前にお暇。
(残りのゴミ取り原稿を宿題に貰いました)

また遅くまでお邪魔してごめんね。
夏に無事、新刊が出ることを祈ります!