2009年04月10日(金)
 『FISH STORY』 逆鱗

部屋の窓を開けて、その窓枠に座って、もぐもぐと朝パンを食べる。

あぁ、花散る里だ。

くるくる舞う花びらを浴びる。

もう花も終わりだし、どうにかこの感動を残せないものかと
携帯の動画で撮ってみるも、全くもって伝わらない。
ただし、鳥のさえずりの録音って意味ならちょー傑作。
これどこ!?って感じ。






『フィッシュストーリー』を観る。

ちょーおもしろかったー! 爽快!

色々言いたいけど、まだみてない読んでないひとは
そのまま、何の予習もせずに映画館に行くべし! 絶賛上映中!!!


森山未來くんかっこええ。

大森南朋さんとゆーか、レコード屋の店長いいわ〜。
あの店行きたい。もし私もあの状況だったら

もごもご。

あぁ、やっぱり何言っても話の筋と関係しちゃうな。


帰りTSUTAYAで原作本買って帰ってへらへら読もうと思ったのに
あそこハードカバー少ないから在庫なかったよー。
明日本屋さん行かなきゃ!



僕の孤独が魚だったら、巨大さと獰猛さに、鯨でさえ逃げ出す


じゃじゃじゃじゃーん

しつこく脳内でリピート。


予告はみていたけれど、正直劇場に行くつもりはなかったんだよね。
いやだってほら、ちびのりだーが売れないパンクバンドの
ベーシストだって言われてもねぇ。悪いけど違うと思うの。

なんてゆーか持ってる空気がパンクスじゃないじゃない。
やっぱこう、シドみたいであって欲しい訳ですよ。えぇ。


いやー『逆鱗』見事な完コピでした。
そして、きっちりパンクロッカーでした。

ごめんね。

さすが、役者。



そーいや去年、ピストルズが再結成してサマーソニック来たんだけどさ
ジョン・ライドンつかジョニ−・ロットンが記者会見みたいなので
来日のことをきかれて、あいつ「金のために決ってんだろ」って
言ってのけたんだよね〜。私さぁ、怒るどころか手ぇ叩いて喜んじゃった。

あははは!

決してみんなが望むようにはなってくれないねぇ。すげー。素敵。
ほんっとへそ曲がりで、曲がりっぷりが筋通ってるからかっこいい。


やっぱりパンクは音楽の一ジャンルというよりは
その思想と行動だと思うのですよ。

ロックの持つある部分の…言葉にすると安っぽくなっちゃうけれど
衝動とか反骨精神とか破天荒さのようなものがより抽出されるのね。

私、音楽的影響は圧倒的にストレートなロックンロールが好きだし
むしろメタル系や歌謡曲やポップスの方ががぜん色濃い。
パンクロックの音楽的影響は「疾走感」をやたらと好む部分くらいか。


でも、それでも私は自分をパンクスだと思うの。
私の中のそういう部分を失うことをよしとしない限り、パンクスなのだ。
これは、私の中の話だから、私にしかわからないかも知れないけど。





横浜、とうとう勝ったねー!

ちょっと会社のひとと話題騒然だったんだけど、
私はほとんどやきうはみないんですが、
会社のひとたちが横浜弱過ぎって話してたのね。

た、確かに毎日みたいに試合やってて、
そんだけ点取れない勝てないって凄いかも。。。

と思ってふと気が付く。

あれー?サッカーも横浜のチーム一度も勝ってないですよ?多分。
サッカーに詳しくない会社のひとは逆にそのことに驚く。


すげー。なんかある意味すげー。


サッカーは、特にマリノスさんの方はまぁ近い内に勝つと思いますよー
ちょっとしたズレみたいなもんで。力のある選手たくさんだし。
つーかたぶん監督…って3年くらい言ってる気がするな、コレ。
(でも正直内容なんか多分うちの方が重症〜。。。)


しかし野球の方は、全然勝てる気配がないんだという。


そんなことねぇべ、ほぼ毎日やってて負け続けるなんてーとサッカーは
週末までないので、今週は野球の勝敗をみんなで注目してました。

昔とても親しかったひとがハマっこで大洋時代からのファンで
日本シリーズの時はチケット取り協力したし連れていって貰ったり
していたので、ちょっとあんまりだなぁと思ってさぁ。

連日負け続けるって、きっついじゃん。

なんか、他人事なのにすごい安心した(笑)


2009年04月09日(木)
 『Following Step』 WEDNESDAY

昨日の朝、寝ぼけたまんまぼんやり朝ごはんを食べていた。
ダイニングテーブルの向こうの窓から桜の花びらがひらひら。

ぼーっとみとれる。

我が家の窓の向こうには森があります。

窓枠右上部に、斜面に立ってる桜の枝。
手前に若草色の葉を付けた木の枝。
降り注ぐ朝日、降り注ぐ花びら。
小鳥が枝に止まってさえずる。


なんだなんだ、この窓枠の額は。
贅沢すぎる。



あまりにもあまりにもだったので久々に奮発して
美味しいけど高いパンを買ってくる。

そしたら、今朝は風があまりなくて昨日ほど幻想的ではなく
さえずりは聞こえるけれど目の前に鳥も来なかったw

まぁ、それでも充分気分はいいけれどね!

自分の部屋に下りて、しばらく最盛を過ぎた桜をみあげていたら
部屋まで花びらが届いた。なんかしあわせ。





「もう、迷うな」

自分の書いた言葉にドキッとする。
全く、強い言葉を選ぶなぁ。

子どもの頃から、大人の望むいい子になりたいのになれない、
っていう葛藤を抱えてきたけれど、全くいつまで続くんだか。
迷うのやめたら、終わるのかな。でも迷わずにいられるのか?(笑)


もうひとつ、本の返却をお願いするのにするっと「送って」
という言葉が出た。前に貸した本を友人間で回すのに
私の本を友だちから友だちに「送った」ときいてびっくりしてたけど
(お互い忙しくて会う算段がつけられなかったのと、
 20世紀少年は結構たくさんあって重かったから運ぶの大変だからかな?)


でもさー友だちだからいつでも会えると思ってるけれど
なかなか会えないこともあって、いつか…と思っていると、
なかなかその「いつか」は来ない。結構努力が必要だったりする。

そうか、会えない時は送ってもいいんだなーと
なんか、するっと思った。また自分の書いた言葉になんか驚く。


んー。
こういうのもある種清算が必要だね。棚卸し的な。

私のまわりでは文化が好きなひとが多いから循環してる方だと思うけど
でも「いつでもいいや」で放置しているものが結構あるよなー。

中長期計画で「いつか」って思っていたモノを思い出して片付けよう。
貸し借りは整理して、みてないもの読んでないものみて読んで
返すべきものは返して、回収するものは回収することにしよう。うん。

意思を持って、一旦リセットするべー。


こないだ買って来たインディーズバンドがなかなかよくて
今後がちょーーー楽しみ☆フェス来ないかなー。


2009年04月07日(火)
 『My Favorite Song』 ELLEGARDEN

ぐお。

人の多い渋谷で、目的地へ向っている時に、
こっち向ってくるひと避けてまた進もうとしたら、
がっっっつり、膝丈のオサレ花壇の角にガコン。

ちょーーーいてーーー。

膝に大きなこぶたんこ。

いつも足を組む下側の足なので、乗せると痛いので組めないが不便。
つーか歩きにくいし。

すんげ腫れてるよ… 冷やした方がいいのかな… 痛い…

避けなきゃよかったのか!?

足下みろって話ですか。

はい。





桜が満開で毎日ちょーきれい。
朝、花に誘われて少しだけ遠回りに川沿いの桜並木を進む。

春の匂い。
春の色。

あ、ここに出るんだ!
今まで郵便局行ったら遠回りで帰ってたよ。

桜に新しい道を教わる。




好きなバンドのインストアライブの入場券を確保するために
タワレコにCDの予約に行ったら、明日ELLEのDVDの発売日で
がっつり平積みだった。なんか縁があるんだな。
そんなしょっちゅうタワレコ行く訳でもないのに。

そもそもELLEGARDENとの出会いもたまたまタワレコにラルクのCD買いに
行った時にみつけて試聴して、ヒト耳惚れで即買い。
今日も、他の用でいったのに活動休止前の最後の音源入荷日。
これはやっぱり縁があるんだろうなぁと思って買って帰ってくる。


結構悩んでたのに、店頭の映像みてるだけで気が付いたら笑っていた。


無事にインストアの入場券も確保できて
週末のせっちゃんの舞台挨拶付き映画の鑑賞券も確保できて

もうどうにもならなかったから諦めて1週間以上電源切ったまま
チャレンジさえしていなかったテレビが、
何事もなかったように普通に映って、彼らの映像を流し続ける。


膝を傷めたこと以外は、とてもいい日だった。
私は、自分で自分の機嫌を取るのがずいぶんとうまくなった。



でもあれだな。
やっぱライブはこうしてみるもんじゃなく、
あの渦の中で感じるモノなんだなーと思う。


あぁ、今年のフェスには彼らはいないんだなぁ。。。


でもまた今日も、試聴して、お、と思った
インディーバンドをみつけて買ってきた。

ELLEGARDENの変わりになるものは決して存在しないんだけれど、
でも、こうして音楽はいつも私と共にあって続いていくのだなーと思う。

休止のままもう活動はなかったとしても、
彼らが作ったものは永遠に私の中にあって、
絶対に消えない宝物として存在し続ける。圧倒的な力で。



I turned it on
I love the moment of picking a CD

Things are pretty simple around me
Days are quick to pass me by
All I wanna do is to be with my favorite things

My favorite songs My favorite TV shows are never ending
My favorite books My favorite radio shows will never die
They echo inside me

No need to understand me
Don't force me to be the way you are
Don't tell me if I am good or bad
I wonder why people do not live
their lives the way they reall want to

Things are pretty easy around me
It may appear I'm wasting my time

But all I wanna do is to be with my favorite things





機嫌を損ねるものを上手に避ける人たちを
大人だなーと感心することしきりで

私はなんだか果敢に立ち向かってしまう

怒りたくなんかないのにな
疲れるし


まぁでも考えてみたところで

仕方がない。

これが私だ。



よくよく自分と向き合ってみれば、
私はこれっぽっちもそうなりたいなんて望んじゃいないのだもの。


なんとなく穏便に済ますとか
悪者にならないように避けるとか
不正やら不平やら見て見ぬ振りするとか


あーやだやだやだ。


偉いなーとは思う。でもそういうのって私らしくないし、
多分私はそれおかしいんじゃねぇ?と思ったら
叫び続けるのをやめないよ。しかも諦めないよ(笑)


そういう部分は子どもじみてても子どものままでいいや。


それで傷つくし色々と実害もある。
自分の小ささにヘコミもする。


でも同じ事改善されないまま繰り返すのや諦めるのはもっと嫌なんだもの。


そこで見て見ぬ振りなんかしたら、
自分に出来ることをしなかったと感じたら、
自分で自分が嫌いになってしまう。


私は中学生だった自分に、あんな大人にはなりたくない、
と見捨てられるような大人にはなりたくないし多分なりようにないのだ。


なんだ、これは生涯ロックねーちゃん宣言か!?
別に宣言しなくても、存在自体がロックだけどなw



もっとみんな自分勝手でいいのになー。

不自由さで相手にも不自由を強制するんじゃなくて

みんなでもっと自由に楽ちんに生きたら、
他人の自由も尊重できるだろうに。

ルールなんて、各個人の思いやりだけでいいはずなのに

なんか、きゅうくつなのおおいー。

疲れるー。

規制するから余計に混雑するのとかすごいいやー。


自由な空間で自然に生まれるルールが好き。
自然に生まれるルールって、すごくピースフル。
それは強制じゃなくて、自由な選択だから。



おれ、結構がんばってた気がするよ。
んで、途中からがんばり方間違えてたわ。



でもまぁ、大人にはなれなくても、なるべくなら機嫌良くしてたい。
とりあえず自己責任で、不機嫌な時の甘えに気をつけよう。
グチらないとか八つ当たりしないとかさ。


ロックンロールがあって良かったねぇ。
問題は解決しなくても、速効で機嫌取りセルフれるもんな。
ムダだけど愛おしいものたちと笑って生きる、そんなイメージ。
子どもの頃からの幻想だけど、絶対に手放さない大切なもの。

もう、迷うな。

どうせいいひとになろうったって無理なんだから!



早くフェスの出演者発表されないかな。


チャンピオンズリーグもとうとうR8、
これから起きてみるひと、おはよう。


おやすみー。


2009年04月03日(金)
 『夜空ノムコウ』 スガシカオ

ゆうべのこと。

いつものように自転車で坂道を上がって
あとちょっとで家の前ってところに桜の木が立っていて

風に舞う花びらが私の目の前をすいっと横切ったので
自転車を止めて、振り返ってその木を仰ぎみた。


わぁ。


濃紺の夜空に薄紅色に浮かび上がる花、花、花。

その向こうに、なんて見事な上弦の月。

ちりばめられた満天の星。


あぁ。


もうね、綺麗なんて一言で片付けられない。


ただただみとれる。


骨折の時は本当に大変だったけれど、
私はこの丘の上の我が家が、とても好き。








きらの友社設立のため日々邁進中です。

って、主にやってることはtotoを買うこととロト6を買うことだけど(笑)

編集アシスタントの内職も役に立つか。

そして、写真や工作のワークショップで勉強する。
遊んでるんだけど、きらの友社設立の観点からなら勉強だ!


PIEから今日の写真集作りのためのワークショップまでの
この2週間の色々はすっごい楽しかったなー。
実はちょーへこんでもいるんだけど、でもすっごい楽しかった。



PIEは今年もアルバムの工作が1つ。
それから新製品の気になるデジタル一眼レフを貸してくれて
みんなで公園とカフェで撮影して、1枚選んで、講評して貰うってやつ。

私この1年ちらほらワークショップ出てるんだけど
アルバム工作かカメラ貸して貰って使ってみるってのばかりで
一度も写真の撮り方とかテクニックは教えて貰ってないな(笑)


■工作→楽しい

■カメラ欲しい→どれ買うか決め手がないから色々触ってみたい


だから、目的に叶ってるんだけど、一向に写真は上手にならない。


でね〜こういうの出ると、みんな本当に上手なんだぁ。
今日のも入れてこのワークショップ3連発で、さすがに痛感した。
ちょっとはずかしいの、差があり過ぎて。


今日集った皆さんは、自己紹介聞いたら、
カメラ歴何年とか、小学生の頃からカメラ持たされて、とか
毎年カナダとか北極圏に行って、こーんな(ってどんなだよ)
望遠レンズで白熊撮ってますとか言ってて(北極熊の写真ちょー萌え☆)
自作できちんと製本してある写真集なんかみせてくれたりして


もーすんごい上手なのさ、ほんとに!


うぎゃー。

「カメラが趣味です。」

って、こういうひとたちの言葉なんだよな ↓↓↓



初デジイチの提出は、展示するなんてゆうもので
少し狙って撮ってもみたの。なんてゆーかこう、
カメラ日和とかLOVEカメラとか女子カメラとかに載ってそうな感じで
白くしたり、ぼかしてみたり。一眼色々できて楽しいな、と。
カフェのお料理は山瀬の奥さん風イメージで、とかさ
(笑。ちょーーーうまそうだよね、あれw)


でも上手なひとたちのと並べられると思ったら
そういう写真てますます恥ずかしくて。
それって私じゃなくていい写真だし。


結局、悩みに悩んで、べったり全ピンテクニカル要素ゼロの
「あぁこれはきららっぽいな、きららが撮った写真だな」
ってのを出す。カメラマンの先生とかは講評に困るだろうけれど
知ってるひとがみて私の写真だってわかっても全然恥ずかしくはない。


「私っぽいでしょ」


って言えるから。



そういえば、この写真の講評は土曜日で、
金曜日も工作しにビッグサイト行ってて
あの、mixiの方にはハイテンションで
本物のワールドカップ!本物のワールドカップ!書いたんですが

翌日出直してちょーびっくり。

私の写真、ワールドカップのすぐ側に展示されてた。

ワールドカップにテンション上がり過ぎだよ!
なんですぐ横に自分の写真あるのに気付かないんだよ!(笑)




ふー…。


言い訳すれば、デジイチでちゃんと写真撮るの初めてで
小一時間公園に撮影に行って、展示する写真出せって厳しい。

アルバム作るから撮った写真プリントして持って来いって言われて
持っていく物は、ほとんどがおもちゃのカメラで撮ったものだ。


友だちにみんな上手で凹む〜言うたら、
きららはまともなカメラを持ってさえいないじゃん、と言われたけれど


でも、弘法筆を選ばずってなもんでさ、才能や技術やセンスがあれば
同じHOLGAちゃんで撮った写真でも、上手なひとは凄い写真な訳ですよ。
あぁ、みんなでチェキや写るんです使った時は私もそこそこいけたか。


例えば友だちの女の子が、主に自分とこのわんこの写真撮るんですが
彼女をみていると、彼女はデジイチ持ってるんだけど
なんてゆーんだろ、問題はカメラじゃないなぁって思うのね。
コンデジでも携帯のカメラでも、素敵に撮ります。さくっと。

センスや才能というのは絶対的にあって
(まぁだからこそプロの映像編集さんをやっている訳だよな)


私には上手な写真を撮る才能はないんだなーとしょんぼりですよ。


おもしろがれるとかおもしろい被写体をみつけるとか
とにかく楽しめるとか、そういう才能はそこそこあるんだけどね。


凹みつつも、楽しいからこれからも遊ぶし、
みんなの撮った写真みてたら自分の中に自然と欲求が浮かび上がって来た。


私ちゃんと写真撮る。


で、おもちゃだから〜これは遊びだから〜
てんじゃなくて、「作品」を作る。
まぁ、遊びは遊びなんですけど、もっと真剣に遊ぶという。

こないだまでの「ひとにみせようと思って撮ってないもーん」
って姿勢から、ひとにみせられる写真を撮ろうと思います。




まずは、カメラを買う(笑)




思えば、骨折の頓挫はちょっと痛かったな。

せっかくカメラ日和学校の秋講座楽しんでたのに
4回のうち半分しか行けなくて(泣)
本当はここで初デジイチできるはずだったのになぁ。
(今回気に入ったのの前のバージョンだけど)

今号でみんなの卒業制作載ってて、またちょっとしょんぼり。
一応提出の声は掛けて貰ったけれど、
半分しか受けてないから卒業した気がしないんだもーん。

あんなきれいに載せて貰えるならなんか送れば良かったかな?
学校の様子で工作準備中の手とか掲載されてるから記念にはなったけど。
一応チェキで撮った写真は載ってるしな!w


あの時はまだ、そういう「タイミング」じゃなかったのかな。
って思っておこう。。。






今日の先生はプロカメラマン2名と編集の方1名。



> BOOKLUCK代表、編集者山村光春さんと、
> フォトグラファー東泰秀さんによる
> 「写真集作りのためのワークショップ」を開催いたします。
>
> プロの編集者とフォトグラファーが、
> 写真集の考え方や作り方のコツをレクチャー、
> みんなで自分の撮った写真を持ち寄り、
> 実際にシュミレーションをしようというものです。


という触れ込みでしたが、当日行くと金玖美さんもいらっしゃって

最初に、プロっぽくみえる写真集になる(かもしれない)7カ条
を編集の山村さんからレクチャーして頂きました。

これが、ちょーーーおもしろくてすっごくためになった。
プロの編集さんに教わる「本」の作り方。
実際に編んだ写真集で狙いを説明してくれるからすごいわかりやすーい。


自分用メモ。

■パラパラ感

■トーン・モチーフを合わせる

■時間の経過を想像させる

■フリとオチ

■余韻と余白

■共通と対比

■視点の先



あー失敗した。

写真集作るっていつもの工作感覚で来ちゃって
実際どういう作業するのかわかってなかったから
1冊になるなら統一したテーマがあった方がいいのかと思って
旅行のスナップ写真持って来たぞ。

30枚〜50枚も持ってこいって言うから
そうなると数足りる統一のものって去年の北海道旅行しかないのさ。
あぁ、ワールドカップも数はめちゃめちゃあるな。思い出さなかった。

こうしてページをイメージして
構成をテーブルの上に並べて発表ってんなら
色んな種類の写真持って来た方がおもしろかったなぁ。


って呟いてたら編集長が言う。


大丈夫、こないだ浜松でワークショップやった時は、
全部カラオケ大会の写真ってひとがいたから。全部だよ全部。
全部おじさんとおばさんがマイク持って歌ってる写真。


おおぉ〜。
それは凄い。

それよりはどうにかできる気がする(笑)



持って来た写真をまじまじ眺める。

あぁ、他の皆さんと差があり過ぎ。

ネタに走るしかありません。



それでも先生のレクチャーを生かして、
共通点やアイデアを探す。


発表はえっらい緊張しました。
写真並べる手が震えました。
写真そのものには自信ないし力ないのも判ってるし。


だって「北極圏で立派なカメラとレンズで撮った
ちょープリティな自然な生態の中にいる北極熊の親子」のすぐ後に、

おもちゃのカメラで動物園で撮った北極熊だよ!(笑)
しかもガラス越しのヤツだかんね!(笑)



実際カメラマンのおふたりは正直コメントに困っていた気がする。
構図はいい、くらいしか言うことない感じ。


でも編集さんが、とてもありがたい言葉をたくさんくれまして
ただの旅行写真であっても、作品にする構成力があるとかなんとか
写真があんまりなので、慰めてくれてるかのようにやたら誉めてくれて

あなたは、どんな素材を与えてもなにかしら発表することができるだろうと

おおー。
お世辞でもまじうれしい。

編集者さん鋭いかも。

だってそれは多分、私の唯一と言っていい強みだ。
「あるものでなんとかする」は数少ない取り柄だと思う。


着眼点がいい、センスがある…

いやもう、恥ずかしいからそこまで慰めてくれなくていいし(笑)

















って思ってたら、まんざらお世辞でもなかったらしくて

えーと、総評で本日の優秀作品2つの中に選んで頂けて
ご褒美に先生たちの写真集を頂きました(*^_^*)v

わーい。

写真は、間違いなく一番下手っぴだったのに。




そしてハタ、と気が付く。

そうか〜今日のワークショップは、写真講座じゃなかったんだ。
いい写真のレクチャーがあった訳じゃなくて「本」作りなんだもんね。

この中でたぶん唯一私だけが(あ、編集長もそうか)
ベースが「フォトグラファ−」じゃなくて本好きとか紙好きなんだ。



参加費2000円で、いい話たくさん聞けて
実際発売されてるの写真集が出版されるまでの課程をみせて貰えて
(紙だの製本だの好きだとたまらん展示だったよ。
 実際のカメラマンと編集者がその場で質問に答えてくれるしー)

参加記念っていうか、勉強の成果を出す宿題でphotobackっていう
1冊写真集作るののフリーチケットを全員が貰えて、
今サイトみたら2310円、これだけで元取れてるんじゃーん。
http://www.photoback.jp/about/bunko/index.aspx



しかも写真集まで貰えてしまった。

イギリスの写真で、壁に貼られてるのみておぉと思ってたから
じっくりゆっくりみれるのうれしいよー。
レクチャーで紹介されてないページを、
編集者の意図を汲みながら楽しもう。
作り方と同時に今までと違う写真の見方を教わったんだなぁ。


目の前のご本人から頂戴したので、サインを頂く。



遠藤さんへ
これからも写真続けて下さいね!


わー。
うれしい。


はい!

でも、どっちかっていうと、これから始めるところです。

多分、今がスタートです。



宿題の締切りは7月末。

さぁて。



だからまず、写真機買わないとね(笑)



えー骨折の保険金とぉ、定額給付金とぉ…



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