2000年12月31日(日)
 『ナンダカンダ』 藤井隆 (雑記)

毎度のことではありますが、波乱万丈な日々でした。

浮き沈み激しくて(苦笑)
HPも中断期間がたっくさんあったりしたけれど
多くのひとに出会えて遊んで
総括するとやっぱり今年も楽しかったし
よいことがいっぱいあったな〜なんて思うきららです。

ずっと先のことだったハズなのに21世紀だよ〜びっくりだね。
夢がかなう来世紀です、ふふ。

これからもたっくさん遊ぼうね♪

さて今年の総まとめ。

■球蹴り■
ハッサン2世杯 日本代表 対 フランス代表

やっぱりどのチームよりも代表が一番思い入れあって、
そうするとダントツで今年一番楽しかったので。

■本■
(まんが)『イティハーサ』 水樹和佳子

やっと、とうとう完結。すごい、本当に。
(すでに完結してる作品のみ対象)
ハヤカワの文庫で全7巻、とにかく読んでみて欲しいです。

(小説)『一月物語』 平野啓一郎

えーっと、私が読んだのが2000年だったので。
元々明治文学なんかが好きなんですね、いや美しいです、ホント。
(話題になったデビュー作はすごいけど好きではない。)
泉鏡花?いいじゃないですか、どんなに望んでも鏡花の新作は
読めないんだから。きららはこういうのが好きなの。
ラルクの世界観なんかが好きなのも、私のこういう部分だし。
そして、ああ、やっぱり日本語って美しいなぁと思うのだ。

■音楽■
『Let go』 Bonnie Pink

一年通していちばんたくさん聴いたのがこれなんですよね〜
振り返ると・・・自分でもちょっと意外(苦笑)
気持ちよく晴れた日も雨の日も、休日ののんびりした午後には
いつも流れていたアルバムです。

■映画■
『ライフ・イズ・ビューティフル』

11月30日の日記参照。



今年中にアップしようと思ったら、走り書きになっちゃった(汗)


2000年12月24日(日)
 『ROUTE 666』 L'Arc〜en〜Ciel (ラルク)

今日は、待ちに待ったスカパーの日。
お嬢も夕方から、かけつけ時間まで6chのカウントダウンオールヒッツを見つつ、フラットでデカイが自慢のワイドテレビの前で、まるで本当のライブが始まる前かのような状態でスタンバイ!

その6chのカウントダウン〜が・・またいいのよ!コレが!
winter〜snow〜DIVE〜HONEY とラルクっち連発してくれて、その度に画面に手を振るバカ二人・・・。

最終日は、ちと席が遠くて前のバカップルのせいでよく見えず、そこんとこちょっと消化不良だったから目の前に邪魔なものが無いこの状態はウハウハ(はあと)

始まったら、やっぱいいのよ!!
get out~でのhydeくんの歌いだしで観客のざわめくあの瞬間!
ちょお〜っと化粧濃いかな・・・、グラサン早よはずさんかな・・、カラコン、コワイ・・・など思いつつ、でもショウの中身が良かったので文句は言わんさ。

この日、一番良かったのはshout!!
ユッキーのドラミング最高!!(5日の虹には劣るけどね)
kenちゃんのギターも、また良くて・・・(はあと)
私の好きなfateでもキュイ〜ンキュイ〜ンって、これでもかとやってくれたよ・・あの人は・・・!
次の日のマルチではいいとこ取りでチャンネルを変える作戦の為、チェックしつつ
全体映像のライブは終了!

そして、その日の夜中・・何を思ったか、バカ二人は異様なテンションで「おりどはりせん」さんち(掲示板)に乱入。
アホトークで荒らし、気付かれる前にとっとと退散・・。
今頃、気付いてくれてるかな?
なんてレスをつけてくれるのやら。多分、何事も無かったかのようにほっとかれるのがオチだがな・・・。
そして思い出したかのように掲示板に今日の報告を。
先ほどの異様なテンションは、まだ衰えず まるで夫婦漫才かのような書き込みを。
このノリについていける(た)人はいないようで、その後の掲示板の動きなし。

しかし、そんなことはお構い無しに今日も「お嬢」は突っ走るのであった!


2000年12月22日(金)
 『笑顔の行方』 DREAMS COME TRUE  (映画)

『地雷を踏んだらサヨウナラ』

ネット仲間のおりどはりせんさんのご推薦で観ました。
よかった、めちゃくちゃよかった。

この映画の何よりの見どころは、なんといってもタイゾーの笑顔だ。

大勢の人が亡くなるし、
フリーランスの戦場カメラマンとしての苦悩や
アンコールワットへの強い思い
ベトナム女性との恋(多分)など
エピソードはいっぱいある。

でもとにかくあそこで描かれているのは
タイゾーの、人間としての魅力なのだ。

映画の中でタイゾーは多くの言語を扱うが、
自分の中から湧き出る言葉を日本語でつぶやくその音が、
やさしくて、痛い。

アンコールワットに惹かれていく衝動は、わかる。
その美しさにもスクープ素材としても・・・
でもあんなひとがなぜ戦場に向かうのかはどうしても判らなかった。
判りたくなかったのかも知れない。

戦場に向かうにはお気楽過ぎだしやさし過ぎだ。
私は本物のタイゾーが撮った写真は知らないけれど
きっと戦場の写真より子供を収めたものの方に惹かれるだろう。
(作中使われていた写真が本物なのかな?)

この映画、絶対タイトルで損していると思う。
非常にインパクトがあるし、重要な台詞だし
恐らくモデルであるご本人が言った言葉なんだろうけれど
このタイトルじゃあ、私なら自発的にはみないもんなぁ・・・

浅野くん、最高です。
っていうか「タイゾー」が最高なのかも知れないけれど。
あの笑顔も声も。大評判の『鮫肌男と桃尻娘』と
やはりおりさんご推薦の『白痴』もみなければ。

「キッズ・リターン」以来、私は大好きだ、と
いえる邦画の傑作に出会えた、うれしい。
本当に凄くよかったんだよ、みんなにも観て欲しいなぁ。
これじゃあとりとめなさ過ぎてあんまり伝わらないだろうけれど
観てもらえれば私がここまで『笑顔』にこだわるのはきっと判るから。


2000年12月21日(木)
 『そんなヒロシに騙されて』サザンオールスターズ(一応サッカー・・・かな)

今日は映画を観てそれがとってもとってもよかったんだけど
感想は明日に回して、ちょっと今日はクールダウン、
お気楽に行こうと思っております。

映画の余韻に浸っている頃、とっても親しい友人から電話がきて
奴はケーキ職人ゆえクリスマス前の今時期は大忙し、
余裕無いだろうに、それでも夕べの試合が語りたいのね、ふふ。

「どした〜?」「昨日のことだよ、どうだったかね?」

ほら、やっぱり。
奴は欧州のサッカーが非常に好きで妙に詳しいんだけど
日本のことはずーっとバカにしてたんだよね、
つまんないし、弱いし(苦笑)そんなにーさんが日本代表に
目覚めたのはかの山口くんの超ビューティフル・ループ、
W杯予選の、日韓戦だったのだ。思うところあるだろう、うんうん。

あの日私たちはコートとか買うと入れてくれる横長の
ドデカイ紙袋2つ分、めいっぱい紙ふぶきを用意していた。
そりゃもう、いったい何点取るつもりなんだ?ってな量だ。
判ってるサポーターは決して芝目に詰まらないように大きく荒い
紙ふぶきをつくっていたし、近隣から苦情が来る前で、
この最終予選中の紙ふぶきの舞いっぷりは、
本場アルゼンチンも真っ青って美しさだった。

いつも覚めた目で冷静に試合を分析するこのにーさんが
サッカー好きの日本人にあるまじきことにドーハのあの瞬間
寝ちまっていたようなこのにーさんが
あのループの瞬間、誰よりも先に『やったーーー!!!』っと
そんだけの紙ふぶきいっぺんに全部まいちまったのである。

まこうとしたらなくなっていた私たちはあっけにとられつつ
同志が増えたので二重の喜びだった。代表戦の、
それもW杯予選の対韓国戦くらい、冷静でなんかいなくていい。
勝った負けたで大騒ぎしよう。
大爆笑しながら「どうしちゃったの〜?」って聞いたら
「いや・・・だってうれしかったから・・・(汗)」
↑多分本人が一番自分にびっくりしていた。

そんなことを思い出しつつ
「試合のこと?どうだったって何が?」(き)
「×××のことだよ」(にい)
は?よく聞こえないぞ。
「何がどうだったって?」(き)
「ヒロシだよ、ヒロシ」(にい)
「あ〜?名波?」(き)

なんで最初に名波なんだろう、とは思ったし、
何で名前で呼ぶんだろうとも思った。

しかし伏線として、昔試合中急に「なんで城のことってみんな
城って呼ぶんだろう?ファンの女の子でも名前じゃ呼ばないよね」
そうだね。城か城くん(さん)かフルネーム全部言うか・・・
って返事してる途中で「ショウジーーー!!!」って急に
名前で応援始めて、笑いながらやめなよ〜って言ったり
したことがあったから、名波も誰も浩とは言わないじゃん。
だからかなって思ったの。

それにまぁ、長い付き合いなので、奴のサッカーの見方は
よく知っている・・・っていうかお互い。
新しくめぼしい選手みつけた話をされたら
「へ〜・・・私好み?」なんて聞き方で通用するような。

だから奴はあの試合のキーを名波にみつけたのかな、
と思ったのだ。ナナと俊輔やシンジとの関係。
確かにシンジは面白い動き方を何度かみせたんだけど
名波が使いたいスペースをつぶしちゃうことがたびたびあった。
どっちが悪いというよりは連携の問題、
まぁ、そんな話かなと思った訳だ。

私は私で今日の柳沢は積極的で「いつもよりよかった」って
言われるんだろうけど、私的にはあれなら「いつものアツシ」
の方がよかったんじゃないかと思っていたので、
その辺のことにーさんに聞いてみたかった。

「違うよ、五木ひろしだよ」

!!!
・・・そ、そっちのひろしかい。
昨日のことでヒロシどうだったって聞かれたら
そりゃ名波だと思うだろう(苦笑)

ところがまた、彼が五木ひろしのことを聞くのにも理由がある。

昨日、私は国歌に間に合わず、いつも楽しみにしているので
真っ先に友人に尋ねていて五木ひろしが歌ったってことは知っていた。
この瞬間、さすがに「園長先生」はきてないだろうな〜と
ちらっと思ったのだ。でも試合みたらそんなのすっかり消えていた。

彼のおばさんは、幼稚園の園長先生をしている。
そして、ひろしに夢中だ(爆)
もちろん後援会にも入っているし、追っかけ同然、
それが生きがい。この日も、国立入りの前はなんか
歌謡ショー番組の収録に出演していたってことも知っている。

天皇崩御でなしくずしになった挙式に招待されていたってのが凄い。
いったい後援会にいくら払っていて、
ご祝儀はいくら包むつもりだったのだろう・・・
そしてこのおばさんが「ひろし」と呼ぶので当然彼の周辺では
ひろしといえば=五木な訳だ。

甥っこはあまり深く物事考えず、持ち物に趣味はないに等しい。
貰い物があればよろこんでそれで済ますし、
拾ったリュックサックを何年も大事に使うようなひとだ。
故に10年くらいおなじ財布を使っていた。後期はボロボロ。
みかねたおばさんがくれた二つ折りの上等の財布は
開くと金文字で「五木ひろし」のネーム入りである。
私は大爆笑したしよくネタにするが、本人はあまり気にしてない。
だって20代男性でこの財布使ってる奴が他にいるかって(笑)

そんな経緯で「昨日国歌うたったんだって?」と
サッカー好きの甥っこにビデオの請求が来た訳だ。
私たちがラルク情報回すように
園長先生には園長先生の情報網があるのだろう(苦笑)

ところがまぁ、国歌ってのはテレビ放送が始まる前にあるので
実際行かないと聞けないし、行ってみないと誰が歌うのかも判らない
そんなことをおばさんに説明し、うちにお伺いがきた訳だ。

深夜友人から届いたメールでは
「やっぱり君が代は五木ヒロシに限るね」だったから、
お、上等のデキだったのかな、と思ったら続きが
「サブちゃんにも笑えたけど」わ、笑えた!?
(いや、サブちゃんはカッコよかったっすよ、私的には)

うーん・・・
そんな訳でご覧になってた誰か、
ひろしがどうだったのか教えてください。


2000年12月20日(水)
 『(I Can’t Get No)Satisfaction』 The Rolling Stones (日韓戦)

今の若いこたちからみたら、またバーサンがなんか言ってるよ
ってなもんなんでしょうねぇ・・・。
日韓戦は特別って言ったら、今右翼呼ばわりされちゃうらしいよ。
実際に「本番」で、何度も悔しい思いしてないと
こういう気持ちって共有できないんだよね〜・・・と思いつつ、
今日の日記はアツイっす、久々に、お気楽ではないワタシ。


JFAnewsという日本サッカー協会の機関誌がある。
最近は一般の雑誌同様書店で入手できる、というか
今日国立競技場では「日本最古のサッカー雑誌」とうたっていた。
ちょっとびっくりだ。試合のパンフレットと共に積まれていて、
スタジアムで販売されているのをみるのははじめてだったので
これは何かあるぞ、と手にしたら別冊ふろくで
今世紀の日本代表の全記録集がついていた。

記録集の一番最後に、今日の試合の枠組みがある。

2000.12.20 国立  −  韓国 A
【監督】 フィリップ・トルシエ
【出場選手】
【得点者】

ここと通算成績を自らで記入して、この記録集は完成する。
今夜は、今世紀最後の代表戦。


大仰に言わせて貰うけれど私たちは一緒に成長してきた。
一緒に強くなった。戦ってきたのは一部の選手だけじゃない。
彼らは「私たちの」代表なんだもの。当たり前に夢を共有してきた。

鮮やかに目に焼きついた和司さんの後姿があって
ドーハで韓国に完勝して喜びすぎてしまった私たちがある。
喜びすぎてしまったが故のドーハの悲劇があって、逆転されても
決して俯かず戦って勝ち取ったジョホールバルの歓喜がある。

私たちは歴史の中にいる。
ことサッカーに限ればなんて幸せな時に生まれてきたんだろうって思う。


代表の強化プランでずっと言われてきたことに
ホームではなく、海外の厳しいマッチメイクが必要だ、というのがある。
当然だと思う。

でも今だけは、ちょっとまってよ、という思いがぬぐえない。
みんな忘れてるんじゃない?次の本番の舞台は「ここ」なんだよ?

この機会ならせっかく世界中の強豪国が普段ならあまりにも
遠いこの国に、おそらく喜んで足を運んでくれるのに。
「実際に2002年に戦うこのスタジアムで、下見がてらにどうですか?」
これは、とっても美味しいエサだ。
いや、ただ単に私が試合観たいってのが本心なんだけど
それは置いといて(苦笑)

ごく最近に限って言えば、よいゲームの記憶はブラウン管の中だ。

みるべきところのないJOMO杯
(私的には大好きなロビーとツゥットにはうはうはしていたが)
アジアカップ大丈夫かい!?(汗)
と思っていたら見事に中東でチャンピオンになった。

そりゃわくわくするでしょう、
アジアチャンピオンとして初の国内での試合、相手は韓国、
チケット代だって奮発しちゃうでしょう、
S席、18番入口の後段、私的には一番みやすいところで取れた、
血も騒ぐでしょう。

山本和範という野球選手がいた。
何が好きって、契約切られてバッティングセンターでバイトしながら
チャンスを待ってよみがえったそのハート。
”なんかやってくれそうだ”という空気を纏っていて
チャンスに強かった。ドラという愛称で、
ことダイエーファンにはこの上なく愛された選手だ。
(顔が怖いので女の子には人気がなかった。私は大好きだったけど)

彼がよく口にしていた「極端な話、平和台(福岡)のお客さんの前で
全勝できればいい」って。こういう選手は、愛される。

ホームでは絶対に勝たなければならない、
観客の期待に応えなければならない、そういう気持ち。
すごく当たり前じゃないか、給料を払っているのは
つきつめれば実際に試合を観る客だ。
もっと必死にやれよ(爆)

韓国は歴史の軋轢はもちろん
アジアカップ、オリンピックでのふがいない成績があって
ワールドユースの出場権も逃してしまって
なんとしても、日本に勝ちたかっただろう。
相手のほうが戦うモチベーションが上だったのだろう。

一人多い、という圧倒的優位さをうまくつけたのは数回で
やっぱりミョンボヒョンは尊敬に値する選手だ。凄い。

なんて感心したくないんだよぉ〜・・・
アンジョンファンかっこいい〜〜〜!!!
なんて思うのも別の機会でいいの。

ホームで、相手は韓国なんだよ?ドローで満足すんなよ
テストやってる場合じゃないんだよ、言い訳すんなよ。
今回は内容よりも結果なんだ、
ただのフレンドリーマッチじゃないんだ!!!
・・・という気持ちで戦って欲しかったんだ、
きみがフランス人であっても、私たちの代表を率いている限りは。

今世紀最後の締めくくり、これが妥当な結果なんだろう。
結局審判がくれたアドバンテージも数的優位も
ホームの利も技術もいかせず
その気持ちと身体の強靭さで彼らは私たちの前に立ちふさがる。
私たちは、結局韓国に勝てずに終わったのだ。
世界に出たら私たちの方が上だ、日本の方がいいサッカーをしてる、
そんな自尊心増幅させたって、
直接対決したら五分なんだ、ドローなんだよ。
やっとドローになれただけなんだ。

くやしかった。

友人と食事をして深夜ひとりの部屋に帰ってきてJFAnewsを開いた。
ふろくの記録集に書き足そうとしたら、くやしくて涙がでてきた。

ここ数年、今の若手は変なコンプレックスがなくて
頼もしいなぁと思ってきたけれど、
今夜悔しくて泣いた選手はいるのだろうか・・・。


2000年12月19日(火)
 『GOTHIC RING』 TRICERATOPS (映画)

『賢い妻が好き』The Rule Of Engagement

みるつもりもなくたまたま付いてたシネフィル・イマジカで
始まって、10分もない短編映画だったんだけど
これがすごい後味のいい、楽しい映画だったのよ〜
5行くらいで書けるようなたわいもないエピソードなんだけどね
(知りたいひとはメールでも下さい(笑))
なんか大当たりって気分♪
いいな〜恋したいな〜(すっかり口癖か)

機会があったらぜひぜひみてくださいな。

んでもこの映画、検索しても出てこないし
監督も出演者も判んないのだった。


2000年12月16日(土)
 『太陽は僕の敵(The Sun Is My Enemy)』 コーネリアス (サッカー)

一年前の私は、仕事にバイトに超忙しくしてて
帰ってくるのはいつも真夜中。

冷たい部屋に帰ってきて、とりあえずPC起こすと
”ただいま〜”っと報告する場所があって
週末ともなればお気楽に試合みながらあーだこーだ語る
サッカー好きが集まるチャットルーム。

そこは私の大好きなお庭で、毎日帰る場所のような存在でした。
いつも掲示板に遊びに来てくれるリカっちなんかは元々そこの仲間です。

行けば知っている誰かがいたし、
あのお気楽さ加減がちょーどよくて大好きでした。
一時期荒らしさんっぽいひとが多発したこともあって
今行っても知ってるひとは誰もいないけれど。

こうして週末の夜にのん気にサッカーみていると
試合みながら誰かと喋りたいな〜なんて思う。

特にこんな、大好きなジノラはでているけれど
たいくつな前半だと「つまんないね〜」って言いたくなるし(苦笑)

残り5分に1点差で負けててひとり少ないって状況で
大好きなジノラに同点ゴールなんて決められてしまったら
「すごいねーーー!今の観たぁ!?」って言いたくなる。

ちょっとさみしいな〜
楽しかったのに。

今夜はこれからメインのエスパニョール×レアル!
明日はユナイテッド×リバプールにローマダービー!!!

いつ寝るの?もちろんお日様が出ている間さ(笑)
週末のきららの体内時計は、欧州時間なのだ。


2000年12月14日(木)
 『Miserlou』 Dick Dale & His Deltones (映画)

『PULP FICTION』

映画ってサ、たいてーのひとが好きなモンだと思う。
どんな、はさておき。
全く自慢になりゃしないけど、アニメーションはともかく
実写の映画が好きではなかった。

活字中毒と言えるほど文学少女だったきららは友達に「速読?」
と言われる程のスピードでものすごい量の字を読んだ。
最近はすっかりおとろえちゃったけど、
「よくそんなことまで覚えてるね〜・・・」って言われるほど
細かいディティールを実によく把握していたし
それをソラで言うことができた。

だから言い訳ができた。偉そうな教育関係者かなんかの
「今の子供はテレビばかりで本を読まないから想像力が欠如してる」
なんて言葉に併合できて
そうだ、私には文字からイメージする力があるからいいんだ。
そう思ってた。
映像なんてつまらないとまで言った。
本のほうが偉いみたいな気持ちでいた。

実情は「判らなかった」だけなのだ。

例えば「黄色いカーテン揺れている」なんて物語の中で文字で読む。
私の中では前後の情報から勝手に様々なことをイメージする。
窓が開いているんだな〜とか黄色カーテンとその持ち主の
関係性とかを知らず知らずに思い浮かべて読み進む。

目で見る黄色いカーテンは、結構インパクトがあると思うのだけど
以前の私にはそういうのが全く残っていなくて
例えば作り手が以前出て来た部屋と同じ場所なんだよってことを
アピールしているような場合でもそれに気付けないのである。

文章では字面で誰が誰か判別できているものが
映像では登場人物が最初はストレートのロングで、その後髪を結って
でてきたら同一人物だと気付かずに見続けていたりする。

話が判るはずないのである(汗)

その頃チケット売りの仕事についていて、一緒に働いている仲間の
影響で映画をたくさん観るようになった。仕事柄試写状ももらえた。
カウンターでは日々「ぴあ」なんぞ眺めながら
様々な興行の話をする。芝居も観るようになったし
逆に仲間たちはサッカーを観にきたりするようになる。

映画っていうのは一回映画館に行くとたくさん「予告編」を
みせられて予告というのは実におもしろそうに作ってあるから
連鎖反応が起きて、どこかで「映像なんて」と思いながらも
何度も足を運ぶようになるのだ。

それでもやっぱり、私は映像に弱かった。
長い前置きですみません(汗)
つまり最初に観たときには私、全然判らなかったんですぅ(苦笑)

私にとってこの映画は冒頭にレストランでおばかカップルの
パンプキンとハニバニ(大好き〜)が立ち上がって叫んで
最初のテロップとタイトルが出るところで完結していたと
言ってもあながち間違いではなくって
今でもあのシーンのおばかっぷりが一番好きだし

後は、ロック姉ちゃんだった私の感覚だけなのだ。
いかんせんお話はチンプンカンプンだったのだから
ハッキリ言ってMTV(現VIBE)観てるようなもんだった。
例えば余りにも有名なダンスシーン、
手のひらで吹く投げキッス、

かっこいい〜〜〜!!!

一緒に行った、レザボアですっかりタランティーノに惚れ込んだ友達は
きらりんはそういう感覚的なひとなんだからそれでいいんじゃないかと
言ってくれたけれど、世間の評価が余りにも高くてびっくりだった。
「あれって、ものすごーくカッコよかったけれど
そんなに評価される映画だったんだろうか?内容・・・あったのか?
私には何がいいたいのかさっぱりわかんなかったぞ」

そんなきららもたくさん映画をみるうちに完全に打ちのめされる
作品にも出会ったし、今の私は”映像で表現するからこそおもしろい”
って世界があることも、よく知っている。

だからね、ずっとまた観ようと思ってたのよ。

そんな訳でチネグランデでのクリスマスの特別上映、
1000円の前売り券を整理券と引き換えると、クラブチッタ跡地には
クリスマスの飾りつけとウェルカムドリンクやチキンが用意されている。
わお、なんかいい感じー☆

あの頃の私、映画やお芝居を観るときにもいつも何か考えていた。
作り手が何を言いたいのか。

こういうの観るとね、「それについて書く」なんて
ほんっとくだらなくて意味がないことに気付きます。
一級の娯楽品。相変わらずカッコよくって、
サイコーーーにおもしろかった。
『パルプ・フィクション』なんてこれ以上なく内容を表してるよな〜

あの頃の私も、何も考えずにただただ楽しめばよかったのに。
カッコいいからいいや、まで行き着いてたんだから。

あーーー楽しかった♪

ここまでひっぱっておいて結末がこれかい(笑)


2000年12月13日(水)
 『Dude(looks like a lady)』 AERO SMITH (映画)

『Different for Girls』

16年ぶりに性転換した幼馴染に出会い、で、ラブストーリーって聞いたら
コメディだと思うよね〜?あたしだけじゃないよね?

んでもこれが意外によかったんだよ、
結構シリアスな性同一障害がテーマ(多分)の映画だった。
んで全編にチープなロックミュージックが流れているところがまたよし。

主人公の男は、33歳だったっけ?なのにほんっとやんちゃ坊主で
単細胞ですぐキレるし、イングランドのフーリガンとか
ライヴで騒いでる輩ってこういう奴なんだろうなぁという感じ。
警察官もスタジアムで警備してんのとか、こういう奴らなんだろうなぁと
私的には、かなりムカつく。

少年時代の彼らがすんごい美しかったのー
あそこ、もう少し丁寧に描いて欲しかったなぁ。

私って映画なんかは欧州のもののが肌に合うみたいです。

今日の曲は安直過ぎかなぁっていうか、
『ミセス・ダウト』のテーマだったね(苦笑)

明日は仕事が早く終わったらチッタに『パルプ・フィクション』
観に行くつもり〜えへ。やっぱり映画は映画館でみたいよね〜。


2000年12月10日(日)
 『ツイストで目を覚ませ』 ユニコーン (サッカーと雑記)

信じらんない・・・J1あがったら、これかよ。
ジャイアントキリングは、うちの(東京)おはこじゃないか
J2で連敗記録を打ち立てた甲府に、負けるかぁ?
全然結果知らなかったからマジでびっくりしちゃたよ、もう。
あ〜あ、この結果を知るまでは今日もご機嫌だったのに。

きららは今朝方大好きなロビーのブレッシアを生でみていたので
その時点ですでに6時半、なのに昨日の朝寝坊の余波でちっとも
眠くならなくって気が付いたら、9時。
11時過ぎにお嬢から「姉さん起きろ」Callがきても
そりゃあ眠くて眠くてどうしようもなかった。

お願いもう少し寝かせて〜とお願いして
「バカ写真発表会」には後から参加することにして寝直し・・・
お昼過ぎ再度姉さん起きろコール、今度はまぁなんとか起きれて
掲示板を確認してから来いという勧めに従いPC立ち上げて
(誰が管理人なんだろう(笑))レスつけて
目が覚めないよぉってぼーっとしてたら、またうとうと・・・

その時、どこか遠くから太鼓の音となんか大勢のひとが声を揃えて
・・・お神輿?そっか今日お祭りなんだ〜・・・
え?12月にお祭りぃ?ん〜でもダメ、思考能力、なし。
眠いからなんかちゃんと考えられなぁい

そしてまた眠りに入ってしまいそうだったその時
「大勢の人が声を揃えてなんか言ってる」という「音」でしか
なかったものが、急に「言葉」になって、びっくりして跳ね起きた。
ものすごーく聞き慣れたものだったのだ。

うら〜わレッズ!!!
ドドンドドンドン
うら〜わレッズ!!!

は、はい〜?ここまで、こんな大音響で聞こえるものなの!?

ああ、今日は天皇杯、そっかレッズ、ホンダロックに勝ったら
フロンターレとだったのか〜知ってたら自転車で観に行ったのに。

きらりんちは多摩川っぺりの東京側にあります。
んで、川向に等々力がみえるのだ。
ここに橋があったらほんっと5分で行けるのに〜。

等々力競技場があって、川があって、サッカーや野球のグラウンド
がある広い緑地があって、多摩堤通りって川沿いの道路があって
それにそって下に細い道路があって、
1ブロック入った辺りにうちの建物がある。
窓はもちろん、ベランダのシャッターまで閉まっている状態。

こりゃ、昇格が決まった試合でウォーリアーが浦和の駅まで響き
J開幕直後チアーホンは禁止になるのも当たり前だ。
ここ、閑静な住宅街だしなぁ。

身支度をしてバスに乗るべく多摩堤道路に立っていると
ますますはっきり聞こえるレッズのコール
「岡野オオ、岡野オオ♪」
おお、岡野出てるんだ、なんかやったらしいぞ。
なんて思いながらちょっと後ろ髪惹かれつつバスに乗る。
ちなみにフロンターレコールは一度も聞こえなかったよ(苦笑)

やっぱり一部と二部のチームってことかな〜。
逆の立場のナビスコの時もこう思ったけどね。

バスが付いた先ではすでにギャル2名が私の登場をまっていて
美味しく楽しく写真見て大騒ぎ。
やっぱり火独楽の焼きタンは極上だし、
私のkenちゃんは素敵。かっこいいよぉ。

今テレビではローマ戦、ヒデ、スタメンだったのね。
早朝はフィオとインテルだ〜みたーいっ
でも明日朝からお仕事なのでがまんしまっす。ちょっと寝不足だし・・・
あーんるいるいとヌーノにあいたいよぉ☆

掲示板はラル友が大挙としてやってきて賑やか〜
んでなんか、ユニコーンな今日この頃。


2000年12月09日(土)
 『イッツ・ア・ビューティフル・デイ』 Pizzicato five (チャンピオンシップ)

※12/10追記 アツは怪我で交代したんだってさ、全治3週間・・・ふぅ


夕べ掲示板の張替えなどでまたも朝まで起きていてしまったきらりん
今日は渋谷で色々所用があったのに、やっちゃいました、寝坊・・・
お昼前には起きるつもりだったのに、ハッと目が覚めたらもう3時前
いや〜よく寝た!

早めに行って席をとってると予告したのに、連れが国立についてる頃
きららは電車の中だったとさ、ごめ〜ん・・・
おまけに例の「おばか写真」現像できないってフィルム返されちゃうしぃ(涙)

さて、そんなかんなで『2000サントリーチャンピオンカップ』第2戦
私は結構楽しめてしまったのだ。初戦よりもずーっとね。
お気にのみっちぃ大活躍だし、お互い攻め合ったし。
最後は定石でしょ?後ろの席のお兄さんは
「鹿島は代表より時間の使い方を知ってるよ」だって。

鹿島のスタメンはいつも通り、対して横浜、
第一戦でもドリブルはいいものがあるものの慣れれば単調だし
ミスも多いし守備力には疑問がある木島くんの起用・・・
まずこれが何よりの疑問符でした。
第一戦だってアクセントになる選手交代ができなかったじゃない?
唯一木島くんがそういうタイプにみえるんだけど〜・・・

対面するのはきらりんごひいきのすっかりベテラン相馬直樹、
彼にはスピードはない、でもあのクレバーさとタイミングのよさは
やっぱり失われていないし、まぁなめられたもんだわな〜という感じ。

トップは城くん外してユさん(大好き)とエジできた。
城とユさんはタイプ的に被るしなぁ・・・妥当なのかな〜・・・

んでまぁ、予想通りの木島くん。
直樹(相馬の方)にいいようにされちゃってさ、あーあ。
すこーんと直樹フリーだし、また鹿島の選手はよくみえてて
いい感じに効果的にサイドチェンジするんだよ。

第一戦の何よりの不満は俊輔が引きっぱなしだったこと。
この日は、前線にはっていた・・・特に序盤ははりっぱだった。
いやあの・・・どっちにしてもなんでこんなに極端なんだ?
これは監督の指示なんだろうか・・・
それにしても俊坊にももう少し柔軟性が欲しい(苦笑)

テレビをみていた友人は特に1点目は審判のアシストだって
怒り方をしていたんだけどどうなんでしょ?
スタジアムではその辺りはよく判らなかった。
タカユキの反転は美しかったし、全然フェアにみえたんだけどな〜うん。
私が鹿島をよくみてた頃はほんっと使えない奴だったからね(苦笑)
ブラジル修行いって、成長したよ。親心のような心境、お姉さんはうれしい。

2点目も名良橋くん、大当たり。
あれがあるから鹿島連中は名良橋くんが少々無茶なことしても
普通では考えられない方向にドリブルをはじめても許してしまう。
笑っちゃうよ。今日はカズばりのフェイントまでみせてくれたし、ぷぷぷ。

中田浩のゴールは、びっくりでした。
「うわーすげー」と手を叩いて大喜び。
私は中田の攻撃力を高く買ってるひとなので
(いやあのこうまいよ、マジで。基本技術、みっちぃや本山より
上だって。トラップも巧いしパスも正確、その上ヘッドも強い)
誰もがセンタリングだと思うよな〜すげ〜!

「はいっちゃったよ〜へへへ〜」って顔で喜んでいたなぁと思ったら
単なるミスキックだってよ、センタリングだったって(笑)
なんだよつまんね〜なぁ、狙ってやったって言っとけよ〜
まぁ、中田くんってこういうキャラよね。

ハーフタイムにはこりゃスタメンから失敗だったかも〜と
友人と話しておりました。中盤も両サイドもすっかり鹿島に支配され
ポストプレーも皆無。これじゃあ攻め手がないわな〜
頼みは俊輔の「魔法」だけかい。チーム戦術は(苦笑)?

その上、マリノスは臆病になっていたかな〜・・・うーん・・・
みんな「へっぴり腰」っていう感じ。監督も含めてね。
恐かったんだろうと思う。でもさ、あそこで城入れるのにアツ外すか〜?
前半直樹(相馬)観戦で、せっかく後半はアツを楽しむはずだったのに。

怒りの松田直樹ばかりが私の目につきました。あれぞ「リベロ」(笑)
とにかく「俺は」3点取り返すって気迫、
身体能力うんぬんよりも、彼のこういう部分の強さが本当に好き。
さすがナイジェリア戦(アトランタ)で行ける上げられると思ったDF。

ヨシカツは・・・後引きそう、この敗戦。

さて、連れはマリノスサポーター。
きららが遅刻したことで最初からちょっと不機嫌そうだったのに(苦笑)
この、内容。
でもまぁ、人間大好きな美味しいもの食べればちょっとはごきげんも
よくなるもの。当人お気にの『じゃんがらラーメン』を食べるべく
原宿までお散歩。美味しかったよぉ〜〜〜えへへ。
あぶらっこいからたくさんは食べれないし
きららには中和させるごはんが必要なんだけど、
お腹ぺこぺこだったし、味は好き、ホントに。

んで、申し訳ないほど、私はごきげん♪

先週の怒涛のライブの余韻に浸り、のんびり朝寝坊して
俊輔やアツのいいとこ観れなかったのは残念だけど
みっちぃや直樹(相馬の方ね)大活躍で試合も楽しめた、
お散歩コースはクリスマスのイルミネーションがきれいで
風がないから思ったより寒くなくていい感じ。
そんで、らーめん、美味しかったし。

お気に入りの自分の部屋に帰ってきて
買ったばかりのワイドでフラット〜なテレビを付ければ
今日は週末で各国のリーグ。遠い海の向こうなのにリアルタイム、
今も画面の中を大好きなロビーが走っている。

新しい掲示板には書き込みがたくさんあるし
写真が現像できなかったことを除けば
でもそれだって友達もたくさん撮ってるから焼き増しして貰えるし

今日もいい日だったな〜。


2000年12月08日(金)
 『Don't You Ever Leave Me』 HANOI ROCKS (雑記)

今日は世間一般ではジョンの命日なんだけど
ジョンも大好きなんだけど、
私が本当に思い入れていたハノイ・ロックスという
バンドで太鼓やってたラズルの命日です。
(現地ではまだ8日、日本は9日っていわれてる)
当時同じように上り調子だったモトリークルーの
ヴィンスニールと飲んだくれて、
ヴィンスが運転する車で事故って死んじゃいました。

ヴィンスは無傷で、このことから「HOME SWEET HOME」
なんて曲も生まれてモトリーは超メジャーになり
片やハノイは・・・ラズルでなくっちゃ、ダメだったのよね・・・
一部でだけ深く深く愛される「伝説のバンド」になっちまいました。
期待のロックアーティストみたいな企画もんで
BON JOVIとカップリングでビデオがでたりしたバンドなんだけどね。

イベント続きだったせいか、日記ばっかりマメですが
今日は久々にHPいじったのよ、
友人からのリクエストで掲示板を携帯対応にしたのだ。
リンク作ってないし復活したよ〜っていう宣伝もしとらんので
掲示板あんま使われてなかったのでいい機会かと。

今朝方は久々にヒデを生でみました、UEFA杯。
トッティもバティも余裕で出番なしっ。
ヒデよかったよ〜、なんか安心した。さすがヒデだ。

明日はチャンピオンシップに行って来ます。
なんにしてもおもしろい試合になるといいなぁ。
絶対寒いんだから、内容が寒いのはやだーーー。
12月に19時半キックオフなんて信じらんない。
トヨタカップだって昼間に戻せって思ってるのに、私。
俊輔、アツ、みっちぃ(小笠原)、ちっとはうはうはさせてくれい。

12月は忘年会やらクリスマスやらで飲む機会が多いけど
飲酒運転は、やめてね。


2000年12月07日(木)
 『ペケペケ』 ユニコーン (映画)

なにげなーく観た『EVER AFTER』
私ね、好き、こういうの。
だいたいいい年して少女趣味で、おとぎ話が大好きなのよ。

でも、元もとのシンデレラのお話はあんまり好きじゃない。
あんな風にただいいこにしてれば魔法使いがやってくるなんて。
私が子供の頃から大好きなお姫様は「人魚姫」とかね
ちゃんと意思がある女の子が好き。

んでこの灰被り姫はいい根性してるのである。
おてんばで誇り高くて気が強い、愛情がたくさんある
とっても魅力的な女の子なのだ。
決して美人じゃないけど、どんどん可愛くみえてえくる。

王子様のまぬけぶりが個人的にまた好き。
なんていうんでしょ、単純なの。
お坊ちゃんでプライドは高い、
けど絶対頭悪いと思う。んで人の話聞かないし(苦笑)

その上、おとぎ話の基本中の基本、
お姫様を助けるってことさえできないのである。
王子様の役割さえまっとうできないのだ、くくく。
最後に「全てをあばく」にしても自分の力じゃなく皇太子の特権だし。
んでもこの単純さと素直さが彼のいいとこなのよね、うん。

なんとなくこう、ずーっと主導権は姫にあるんだろうなぁ(苦笑)

お父さんが大好きでお父さんに貰った本を大切にする
ところにものすごーく感情移入。
「くつに入った小石を愛せるか」決定的な一言でした、
これで継母と長女に対して怒り沸騰状態だったので
最後は爽快な気分でした。私も単純なひとなので。
素直な気持ちで観れたらよい映画よ〜。

魔法使いのダビンチおじさん、最高。


2000年12月06日(水)
 『ALL YEAR AROUND FALLING IN LOVE』 L’Arc〜en〜Ciel (ライヴ)

L’Arc〜en〜Ciel
TOUR2000 ”REAL”

※セットリストは「おぼえがき」の紫猫をクリックしてね♪

いやもう言うことないっす。
だってさ、日増しにいいんだもの、
すごくいいんだもの。参っちゃうよ。
きららのHPに遊びに来てくれるひとは概ね知ってると思うけど
私、すごく正直者で判りやすい。んで、毒舌だって評判だ(苦笑)
その私がここまでよかったと言うのだからよかったのだ、本当に。

この日のショウの模様はスカパーで今後も再放送があるので
観れるひとはぜひぜひ観てみてください。

今日のタイトルに選んだ『ALL YEAR AROUND FALLING IN LOVE』は
最近ものすごーく気に入ってる曲なんだけど、
今日の、この曲で一番重要な部分と私が思っている
「さよなら重力・・・僕は自由だ!」
のとこ、hydeくん、鳥肌ものでした。よかった・・・

彼の書くコトバはどこかにいつも毒があったり
儚くて悲しくなってしまったりするんだけど
この曲はハッキリと強いのだ。
『あなた』にも同質の強さがあるけれど、
「あなた」は「胸に」いるのね。
『ALL YEAR〜』は現実に一緒にいるの。

本当に好きなひとと一緒にいれたら、
絶対ひとりより強くって、自由なのだ。
それがすごい伝わるのよ〜
きっと素敵な恋をしてる(た)のね。

んで、今回の東京公演ですっかりラルクに惚れ直し
3年前の「It was a fine winter day」で
深くラルクにはまり込んだ日のことなどを思うきららなのでした。

ちなみに今日はゴシックロリータ系の可愛い白のハーフコート
白のワンピース、口紅もマニキュアもピンク系で超少女趣味。
クリスマスが近いし、「I WISH」聴きたかったなぁ

もちろん最後だもん、記念撮影したよぉ、例のkenちゃんと。
念のためにHPでの使用許可も貰っちゃったわよ(笑)

最後の最後の帰り際、ちょっと離れたところから
「kenちゃ〜ん、またね〜ばいば〜いっ」って手を振ったら
投げキッス返してくれたのよ。
きゃ〜っ
やっぱ、女の子でも好き。

一緒に遊んでくれたみんな、すごーくすごーく楽しかった。
また次のツアーで会おうね、また一緒に遊ぼうね。

よいショウをしてくれたメンバーと
私をまるで恋をしてるかのような状態にさせてくれた流川さん
に感謝。

そして・・・
照れちゃうから絶対本人に向かっては言えないけれど
極上の席を押さえて私を連れまわしてくれて
お友達に紹介してくれるラル友、りあちゃんに。
心から、大好きよ。ユッキーも決まってたよ。

んじゃ、イブの夜は一緒にスカパーの再放送観るということで(爆笑)


2000年12月05日(火)
 『NEPENTHES』 L’Arc〜en〜Ciel (ライヴ)

L’Arc〜en〜Ciel
TOUR2000 ”REAL”

ショーの出来がやたらよかったからだ、絶対。
私は、うかれていた。そりゃあもううかれっぱなしだった。
こんなに気合を入れて仕度したのはいつ誰のライヴ以来だろう

超ミニの黒のタイトスカート、
フワフワにゴージャスな羽が袖ぐりと
首周りから裾までについているビロード系生地の黒い上着
極めつけは黒のエナメルのパンプス(もちろんヒールは高い)
そしてもちろん網タイツ。
(行き帰りはそれに黒のロングコートはおってました)
メイクもばっちり、深紅の口紅。(きらりん普段ノーメイクです)
マニキュアも深紅。
イメージは外タレにくっついてような金髪のセクシーなお姉さん
きゃーーー。

今日の席は4days中一番よい、アリーナの2列目
これでkenちゃん誘惑するんだ〜♪ってな気分。
んで、これでおととい会ったkenちゃんそーっくりのお兄さんと
また記念撮影して貰うのだ、えへへ。

しかしkenちゃん(そっくりさん、ちなみに流川翠さんという)
を発見する前に、待ち合わせた現役女子高生ゆりちゃんに
衝撃の事実を聞かされる。

「あのkenちゃん、女の子なんだって」

え?え?えーーー?
初めは確かに男の子か女の子かの判断に迷った。
んでも身内での話し合いの結果、男だろうって判断したのね。
背も高かったし、あのおひげが作り物!?嘘ぉ!?

こうしてきらりんの恋は2日で終わってしまったのであった。
あーあ、男なら誘惑することもできたのに(爆)
それはさておき、女の子なら心置きなく容赦なく抱きつける〜♪
という訳で、ええ、遠慮なくみつけるたんびに
「kenちゃんだあ(はぁと)」ひしっ!!!
という状態になっておりました。

やば〜・・・あたしこういうキャラじゃなかったのに。

だいたい本物のkenちゃんにしたってあのせくし〜な音に
参っちゃってるのであって、別にそんなに容姿が格好いいと
思っていた訳ではないのだ。
もちろん私にとっては可愛いし格好いい。
でもそれはあのギターあってのもので
彼がギター弾いてなかったら、絶対なんとも思ってないよ。
キッパリ言っちゃうけど。
それがさ〜・・・(苦笑)

あのkenちゃんの前では、相手が女の子だと判っても
妙に可愛くなってしまうのである、性格が。
んで散々べたべたしまくってた(笑)
本物だったらいったいどうなるんだろう。
こんなにkenちゃんが好きだったのか、私は。

すっげーかっこよかったよ〜今日も。
kenちゃんの音ってやっぱセクシーなのだ。
私の身体中を駆け巡るあの「きゅいーん」って音、
もうたまりません。酔う酔う、お酒なんかよりずっと。
これこそ私の『NEPENTHES』なのかも知れない。
これと、サッカーのスペクタクルね、
特にファンタジックなスルーパスとゴール。
どっちもものすごーく気持ちいいんだもの。

そしておとといも「うわ、コイツ日本人じゃねぇ」って
ドラミングをみせてくれたユッキー、
特に今日の『虹』はすごかった。

さて終演後もちろんしてもらった念願の記念撮影。

この日私はキメてきた甲斐あって、周囲の女の子たちに
セクシーだと大好評(?)散々みんなでいえーいと写真
とりまくってたので、すっかり撮られることに慣れてきていた。
それゆえの悪乗り。

kenちゃんの隣で「セクシーポーズしていい?」などとのたまい
中腰で両手をももの付け根のあたりに開いて乗せて
(・・・つまりスカートはそれっくらい短い)
胸元羽で隠れちゃってるけれど空いてれば谷間がみえるような感じ
にして下からカメラを見上げる(爆)

そしたらサービス精神旺盛な彼(彼女)が「じゃ、俺も」
と、シャツを片肩はだけてくれたのね〜きゃーーー

もう頭の中ではインチキっぽい映画のポスター
この格好のお姉さんの隣ではロック系の兄ちゃんが
シャツ片方ずり下げてくわえタバコでモデルガン構えてるんだよ

いやもう現像できるのが本当に楽しみだわ。
同行の友人に「・・・倒錯の世界」と言われてしまった。

んでこのいつも一緒にラルクを観に行ってるお嬢さんも
そういうキャラじゃなかったのに、先日この世界では余りにも有名な
hyちゃんコスのお姉さんに出会い目覚めてしまったばかりである。

4days初日に初対面したばかりというのにすっかり打ち解けた
この友人の友人であるなっちは、コスする気がなくてもてっちゃんそっくり。
大好きが高じて髪型と服装が一緒なだけで
コスしているかのような状態になってしまうので少女たちに大人気。
喋くってると次々と「写真撮らせてくださ〜い」攻撃を浴びる。

んで、先日私のkenちゃん(おいおい)となっち並べて写真撮りたいね〜
となって、えーと、hydeくんコスはたーっくさんいるので自然と
混ざって被写体となって、こうなると、どうせなら4人並べたくなる。
ところが探すとなるといないのだ、ゆっきーが。

酔っ払いと化していたお嬢は、立ち位置が違うだの
ユッキーはどこだだの演出家になって注文をつけ・・・
ているうちに、お嬢とユッキーって髪型にてるよね、となり
そこでゆりちゃんが極めつけな一言
「友達がユッキーのと同じオゾンのジャージ持ってるよ」

そんな訳でこの日お嬢はジャージを受け取り、明日の最終日
ユッキーコスをやることになるのである。
我が家に泊まったお嬢は深夜までユッキーになりきるべく
研究に励んでおったとさ。わはは。


2000年12月03日(日)
 『Promised land』 L’Arc〜en〜Ciel (ライヴ)

L’Arc〜en〜Ciel
TOUR2000 ”REAL”(12/2→3)

※セットリストは「おぼえがき」のカレンダーの
むらさき色のねこさんをクリックするとみれます。


復活のあの日以来の東京ドーム、
だけどあんまりわくわくしていなかった。
昼間観たJリーグのチャンピオンシップが
試合自体はあんまりおもしろくなかったから
すっかり疲れていて身体も重かったし・・・

初日の席は1階スタンド中央より
ちょっとてっちゃん寄りの前の方、
邪魔だと思っていたバックネットを外してくれてて
うれしかった。名古屋の2日目、邪魔だったんだ〜

ショウが始まる・・・
ん?ん?思ったよりも音がいい・・・
特にhydeくんの声がよくでてる!
演出効果も、名古屋より、いい!
大阪、福岡とツアーをこなしてできてきたのかな?

斜め後ろのお兄さんがあまりにも大きな声で
それも外れてても声が出なくてかすれてもお構いなしに
歌いつづけてツインボーカル状態だったことを除けば
ステージ自体は納得の出来。
やっぱり『HEART』以降の曲だけだけど
セットリスト自体も流れ的にも今日のほうがずっといい〜
きゃーーーっ

喝采でアンコールへ。
久々の曲をやりますってMCで始まったのは『虹』

ラルクの初の東京ドーム公演は「復活」の時だった。
メンバーの覚せい剤所持が発覚して謹慎休業、
そのメンバーが脱退後、最初のシングルが『虹』
そしてその初回プレス分にだけ、
ドーム公演決定ってニュースが入っていた・・・

その公演でのオープニングナンバーが『虹』
中央のモニターにセピア色の馬車が走っている映像
カウントダウン
そしてあのせつないイントロが始まった時は
全身にゾワゾワと鳥肌が立った。
いきなり泣きそうだった。

公演の一番最後に、もう一回聴いて下さい、って
また『虹』をやった。同じステージで同じ曲をやって
最後の『虹』は、最初よりもっともっとよかった。

元々の楽曲のよさに加えて、
特別に思い入れのある曲なんだよ。

そして『DIVE TO BLUE』
あの日新曲を聞いてくださいってやったのが
これと『winter fall』だった。
いっぺんで好きになった。

カジノ、ドライバーズとお馴染みの曲をやって
最後は『あなた』

もうね、ボロボロ泣いた。半分は改めていい曲で
感動したからで、半分は思い出し泣き。

『あなた』を初めて聴いたのも、あの日。
公演は全部終わったけれど客電は消えたままで
『あなた』が始まった。スクリーンには
全国ツアー決定、そしてその日程が次々と
スクロールされていった。あの日の私たちの歓声・・・
どんなにうれしかったことか。

「きっともう、こんな普通のホールでの全国ツアー
なんてないかも知れない・・・」
私ってこんなにラルクが好きだったんだなぁって思って
過去形なのが、ちょっとさみしい。

そういえば、あの日もサッカーとはしごだった(爆)
駒場で、ガンバ×アントラーズ、天皇杯。
レッズを観るつもりだったのに負けちゃうんだもんな(苦笑)

2日目、ショウの出来がよかったせいか
サッカー帰りの普段着+厚着とはうってかわって
気合を入れて、しっかりメイクして出発。

友人の友人のてっちゃんコスの女の子と友達になって
更にkenちゃんそっくりのかっこいいお兄さんをみつけて
記念撮影、やっちゃったよ、とうとう〜(笑)
私はこれ系のヒトではなかったのに
そっくりさんってだけでこんなうれしいものだったなんて。

「写真撮らせてくださ〜い」やってる少女たち
今までごめんね。私はもう君たちのことを笑えない(苦笑)

で、ショウ。
昨日より2曲も少なかったんだけどよかったんだよまた
昨日よりも。kenちゃんの音が本当に本当に
私の大好きな音で、カッコよかったよぉぉぉ。
Shoutのソロ、最高。ちょうどまたココで目の前に
来てくれたし。明後日はYahooで中継があるらしいので
きっとメニューもちょっと変わってるだろうし、楽しみだな〜♪
ちなみに最終日はスカパーで中継。
コピーガード付きだから意味ないんだけどね・・・
まぁ再放送を観るさ。

kenちゃん(そっくりさんも)またあさってね。
ふふふ、何着て行こうかなぁ、わくわく。


2000年12月02日(土)
 『DIVE TO BLUE』 L'Arc〜en〜Ciel (チャンピオンシップ)

このカードで、この舞台で、
さすがの私でも決して華麗なものを求めては
いませんでしたが、に、しても
予想以上の泥仕合でございました。

後半入ってしばらくすると
マリノスサポの友人と私
すっかり覚悟しておりました。

得点はプレースキック、もしくは事故しかなく
恐らく今日はスコアレスドロー・・・

同じスコアレスドローでもこないだの日曜とは大違い(汗)
・・・つまんなかったよぉ〜〜〜っ

ストレスたまりまくり。
どっちもどっち・・・
来週はもうちーっといい試合を頼んます。
(それでも行くのか!?)

午前中にね、グァテマラ2000の準決勝2試合を
観ていったのがまたね〜・・・

圧倒的な技術、ファンタジー、その上
残り7秒勝ち越しゴールなんてスペクタクル付き
あぁ(うっとり)・・・って状態だったもんなぁ。

間にもうひとつイベントはさんで(詳しくは明日ね)
帰宅後はユナイテッド×スパーズを観戦中。

パルマ×アタランタをLIVEで観たかったんだけど
さすがに今日は疲れてるから、寝る〜。
おやすみなさい。


2000年12月01日(金)
 『12月』 SION (映画)

今日から12月なんだね〜寒いわけだ。

今日はテレビで『イン&アウト』を観ました。
結婚式のシーンまでは結構笑えたんだけどなぁ

だって何がおかしいって「濡れ衣」だからでしょ?
本当にそうだったらおもしろくもなんともないじゃん。

そうかも知れない伏線なんか踊りだしたら
止まらないとこしかないじゃない?
あのシーンはよかったのにな〜
なんて言うんでしょ?踊りたきゃ踊ればいいのだ。うん。

まぁいいや、マッド・ディロンは好き(笑)
この映画で一番おかしいのは最初の授賞式のシーンかも。



BACK *  INDEX  *  NEXT




↑エンピツ投票ボタン
My追加 mail