comfortable diary



父のつぶやき「U-571」バージョン。

昨日テレビを観ていたら、「U−571」のビデオのCMをやっていた。
それをみていた父が、「これ観たいなぁ…」とポソリとつぶやいた。
え?映画が観たい?まじ?お父さんが?えーーー?

父が映画をみるという図が想像できない。
バラエティ、相撲、釣り、ニュース…。父が観るテレビっていうのはだいたい
そんなもん。たまに「釣りバカ日誌」とか観ているようだが、時間になると
すぐ就寝してしまう。(父は9時を過ぎるとだいたい寝ている^^;)

そんな父が映画を観たいという。しかも「U−571」は私のお気に入りの作品!
なーんかうれしくて、「観る?観るなら借りてくるよ?でもまだ新作だから
1泊2日だー(悩)う〜ん、3泊になったら借りて来てあげるよ!」などと
ずぅ〜っと喋りっぱなしのワタシ(笑)

「俺はなー、戦争映画が好きなんだよ。あとは西部劇だな」

父がまたポツリと話す。お父さん!好きなら言ってよ!いつでもレンタルして
きてあげるさ!どうせビデオ屋には週に何回も通ってるんだからっ。
…とはやる気持ちを押さえて、「えー、そうなの〜?今度借りて来てあげよう
か?」な〜んて落ち着き払って答えてみる。

そんでもって今日。いつものごとくビデオ屋に行った。
なんともはや「U−571」が3泊4日になってるではないか!でも父の勤務の
都合上、たぶん3泊では観られないかもしれない。せめて1週間かりてあげ
たいなぁ…と思う。あ、そうか、3泊4日を3本借りると1週間レンタルできる
んだった!でもなかなか3泊4日の作品って見当たらない。あったとしても
それはこのmichiyoちゃん、ほとんどすべてみ尽くしているのだ(*^^*ゞ

そこにあったのが「グラディエーター」。
アカデミー賞12部門ノミネート。この超話題作を私が見逃すはずがない。
…がしかし、私はこれを東京まで見にいったのにもかかわらず、半分以上
爆睡してしまったいう汚点的過去がある…(/_;)
そうだ、これを見直そう。1本決まり!

あと1本がなかなか決まらない…。
ウロウロ店内を歩きまわるも、みたい作品は新作ばかり…。新作を借りると
1週間レンタルができない!お父さんに「U-571」を見せてあげられない!
そこに1本の作品が目に飛び込んできた。「ザ・ディレクター」。
そういえば昨日、うっちーがなかなかよかったと言っていたではないか。
わーい、決まった決まった!

店内30分以上ウロウロしてやっと3本の作品を借りることができた。
観たかった「2001年のおとこ運」にも間に合わなかったけど、父の喜ぶ顔が
観られたらそれでいいや!そんでもって、「コレ、面白かったなぁ〜」と
ポソリとつぶやいてくれたら、本望なのだー。

日曜日の夜にでも一緒にお酒を飲みながら、つきあって観ようかな。
お父さんのために、大嫌いな「日本語吹き替え版」借りてきてあげたよ。
…ま、いっかー、仕方ない付き合うとするか(笑)

2001年02月27日(火)

「昨日ですね、千秋庵で…」

PM4:00。職場の後輩、Mちゃんとコンピューターに向かって仕事をしていた。
Mちゃんはコンピューター入力しながら、昨日の休日に起こった出来事を色々
話してくれた。お買い物にいって、ビデオを購入したこと。お母さんの調子が
イマイチなこと。そしてそして「昨日ですね、千秋庵で…」から始まったアノ
出来事。それを聞いた私はびっくりしてしまい、思わず「ひえぇ、恐いぃぃ!」
と叫んでしまったのだ〜!

「昨日ですね、千秋庵で…。」その続きはこうだ。

Mちゃんは、お父さん、お母さん、おばあちゃん、Mちゃん、弟の5人家族。
全員甘いものが大好き。休日ともなると、美味いものを求めてお買い物に
行くというから相当なものだ。実はこのMちゃん、我が職場でも食べること
に関してはえらく有名(笑) 内緒だけど昔、イカメシ5ハイ(本人いわく
4ハイ半)を完食した記録を持っている。小食になった今も、その噂は
ついてまわり、不名誉なあだ名をつけられている始末!(本人に叱られる
ので、あだ名は伏せておこう^^;)

そのMちゃんは、昨日千秋庵に頼まれてお買い物にいったそうだ。
買ったお菓子は…。

・桜餅…10個
・かのこ…3個
・中華まんじゅう…2個
・もなか…5個

これだけでもすごくないかい?家族5人だぜ?…だけど、これだけでは終わ
らない。その次に、地元では結構有名な洋菓子「カ○ワキ」で…。

・生シュー…3個
・シュークリーム…5個

おお、素晴らしい。でもこれだけでも終わらない。まだあるのだっ!
私が一番気に入っているケ−キ屋さん「ペシェ・○ニョン」にて…。

・クロワッサン…3個
・甘いクロワッサン…1個
・食パン…1斤(ハーフサイズ)

すげー、すげーよMちゃん。自分ちで食べるために、こんなに甘いものを
買い込む家族なんてそうそういないっ!おみそれしました!参った!
更にすごいのは、Mちゃんってばこうのたまったのだ。

「え?これって異常ですか?どこのウチもこうなんじゃないんですか?」

(-"-;)(-"-;)(-"-;)(-"-;)(-"-;)
ねーねー、覚えておいた方がいいと思うよ。こんなに甘いものが溢れている
家庭なんてそんなにないって〜(笑)

この間私の家で法事があり、お客さんがたくさんくるので、「銀月」のお団子
を買いに行ってと母に頼まれた。大き目のお団子が3つ串にささっており、
醤油、ゴマ、あん、きなこの4種類がある。地元で団子と言えばここ!って
いうくらい有名なお店だ。全部で19本買って帰ったら、母に「誰がこんなに
買ってこいって言ったの!」ってえらく叱られた。それをMちゃんに話したら、
「えー、20本なんて普通じゃないですか〜」っていう答えが返ってきた。

やっぱりMちゃんの家族は、タダモノじゃないなぁと実は尊敬しているアタシ。
そういえば、Mちゃんちでごちそうになった茶碗蒸も、デカかったっけなぁ。
そしてめっちゃ美味しかったけなぁ…。
食べ物を美味しくいただける家庭って、シアワセ。そんでもってそのセオリー
通り、Mちゃんちはとても温かいのだ〜(*^-^*)

Mちゃん、食べきれなくなったらアタシに持って来てね。約束よぉ♪

2001年02月26日(月)

アブノーマルな体験がお好き。

絶対にヘンだ!って言われるのを承知で告白すると…。
アタシって何気に「喉つまり」が好きなのだっ。
やっぱりヘン?変わってる?…そうだよねぇ、おかしいよねぇ…。
「く゛る゛じ〜!」って思うんだけど、なぜか懐かしい気持ちになるの。
どういうことかというと…。

小学校の遠足で、はしゃぎまわったそのあとのお弁当ってすっごい美味しいで
しょう?私たちは給食世代だから、手作りのお弁当を食べられるのは、遠足や
運動会くらいだった。だからお母さんも子供の好きなものばかり作ってくれる。
リキが入っていたと思うんだよね(笑)
鮭おにぎりをほっぺ一杯に頬張りながら、タコさんウィンナーや、から揚げなど
をえらい勢いで食べちゃう。するってーと、つまる。すぐつまる。お茶を飲んで
も、深呼吸しても無駄(笑)
米粒が喉を通り過ぎていくのを、ただじっと待つしかないのだ。

美味しいから一杯食べる。たくさん運動してお腹が空っぽだから、どんどん食べる。
お母さんの愛情もまるごと食べる。友達と一緒で嬉しくなってがんがん食べる。
…故に、喉が詰まる(-"-;)
だから喉が詰まるっていうのは、私にとって「幸せなとき」にしか起こらない現象
なのだ。そーゆーわけですごい懐かしい気持ちになるの(笑)

社会人になりたての頃、私は今より体重が5〜6キロ多かった。
今まで体重なんて気にしたことなかったのに、急に自分の体重に愕然としたのが
溯ること8年前。それまで食べたいものを食べたいだけ食べていたことを反省。
ゴハンの量を減らしたり、なによりもよく噛んで食べるということを実行した
時期だったので、「喉つまり」は自然と発生しなくなくなった。
だから、最近は喉つまりの幸せ感をすっかり忘れていたのだけど…。

なんと今日思い出してしまったのである。あの甘美な瞬間を!
仕事を終えパンパンに張った肩凝りを解消していただこうと、今日は整骨院に
立ち寄った。っが、すごい混みよう!でも9時から映画を観にいきたかったので、
ま、時間潰しにはちょうどいいかな〜と思い、待つことにする。
しかし、待つわ待つわ。結局診療が終わったのは、なんと8時20分を回っていた
のだ。お腹はぐーぐー。しゃーない、コンビニでお弁当でも買って車の中で
食べようと決意。近くのコンビニで、のり弁とお茶を購入♪
映画開始まであと20分!駐車場から映画館まで徒歩で7分。トイレにも行きたい
しってことで、自然と食べる速度も速くなる。

……来た、来た、来たああああ!
大好きなから揚げや、フライをかっ込んでいるうちに、何年かぶりに詰まって
しまったのだ!苦しい、息ができない!でもなんだかイイ気持ち(笑)
好きなものを、はやる気持ちで、がんがん食べる。遠足や運動会が走馬灯の
よーに私の意識を駆け巡るぅ〜〜(*>0<*)
お茶を流し込み更に詰まらせながらも、だんだんと落ちていく「のり弁」。
蘇るあの快感!苦気持ちいい!(←クルキモチイイをお読み下さい)

なんだか今日はシアワセだった。「ひかりのまち」2回目を鑑賞できたし、仕事も
みんなに手伝ってもらって、予想より早く終われたし!そんでもって、久々の
喉つまりだって体験できたちゃったし♪(そんなに嬉しかったんかいっ!)
あー、今日の私ってちょっぴりアブノーマルかも(笑)


2001年02月22日(木)

「ひかりのまち」と「ペイ・フォワード」と「水曜どうでしょう」

昨日は午後からお休みだったため、映画のハシゴに行ってきた。
pm2:30からウィンターボトム監督の「ひかりのまち」を観る。
見続けるうちにだんだんと心臓が痛くなってきた。
誰も彼もが必死に生きていて、だけど映像にするとそれは日常のほんの一粒で。
雑踏のなかのcafe、走り行くバス、アパートの灯り、遊園地…。
ひかりにあふれているWONDERLAND。
きっと「これのどこがいいの?」っていう人はたくさんいるかもしれない。
日常すぎる日常…。だけどすごいリアリティがこの作品には溢れていたんだよ
なぁ…。みんな悩んでる。でもそれを乗り越えていくのもまた日常…。
涙があとからあとから流れ出た。なにに泣いているのかわからないくらい。

余韻っていうの?観終わったときには放心状態。映画館を出てもまだ涙が
止まらない(笑) お日様もでているというのに…。
気持ちの切り替えがうまくできないほど、あの世界にハマってしまったらしい。
2本目をみる気力も失せてしまった(笑) でも今日しかないのよー!と
自分を奮い立たせ、「ペイ・フォワード」へ突入する。

1本目をモロ引きずったままだったので、最初はうまく溶け込めない。最初は
ミミ・レダー監督の作品にはまったく思えず、いつサイキックなことが始まる
のか(これはシックスセンスの影響をうけすぎ)、ケヴィンはいつ化けの皮を
剥がすのか(これはユージュアル・サスペクツの見過ぎ)、そちら方面にばか
り気をとられてしまった。あー、これはこういう話だったんだ〜と気づいた
ときには、もうすっかり罠に嵌まっていた。

ラストには賛否両論あるだろう。私も最初は否定的だった。
でもこの作品には、欠かすことのできないものだったのかも…と思いはじめて
いる。んでもって、やっぱりボロボロに泣いてるんだな(笑)

2作品とも私にとっては「はじめの一歩」だった。(マンガじゃないよ^^;)
くだらないことでクヨクヨしてた自分に、「悩んでいてもしょうがない、
生きていれば悩みだってあるよ。どう乗り越えていくかが大事なんだよ」
って教えてくれた気がした。
道に迷ったときに、また観よう。きっと些細なことだって思えるようになる
気がするんだ〜。(^-^)

でもねー、さっき「水曜どうでしょう」観てたらさ〜、世の中にはこーんな
くだらないことやってる人がいて、そんでもってそれをゲラゲラ笑いながら
みてるアタシがいて、「あー、これでいいのだ〜」って気分になっちゃって。
大泉くん、アナタのせいでまたゲンキがでました(笑)

そうそう、業務連絡。うっちー、そろそろビデオが1本になりますぜ。
なったら早速送るからね。あと2週間くらいお待ち下され〜♪
相変わらず、柳生博でハンターチャンスやってます(T_T)

2001年02月21日(水)

おしおきよ、「かっとびファンカーゴくん」!

やってしまった。またもややってしまった…。
私の愛車「かっとびファンカーゴくん」(♂)にまた傷をつけてしまった!

前にも書いたのだけど、去年の6月に現金一括払いで「かっとびファンカーゴ」
を購入!とにかく可愛い。私の言うことはなんでも聞くし、私が行きたいとこ
ろへは文句もいわずついてくる。毎日会社へ出勤、あまり洗車もしないのに
ぶーぶー言ったりもせず、とにかく私に従順なのである。

だがその「かっとびファンカーゴくん」(♂)には弱点がある。
なんとタイヤに縁がないのだ。
昨年の9月くらいには、いきなりパンクした。2度ほど修理するもパンクの
場所がよくなかったらしく、結局新しいタイヤを購入。9000円なり(T_T)

そのすぐ1ヶ月後にはクギらしきものが刺さっており、走るたびにヘンな音が
して車屋さんに運び込まれる。結局パンク修理。
そんでもって11月に入り、さて冬支度のタイヤ交換でも…と思ったらば、
今度はタイヤを止めてあるネジが締まり過ぎてて交換できず。
ガソリンスタンドを2件ハシゴし、機械であけてもらおうとするがビクとも
しない(-"-;) 結局また車屋さんに搬入。

…いくらなんでももうトラブルはあるまいと思っていた。
だが今日、その予想は見事に外れるのである。

今日は母が同窓会で温泉に1泊するので、父の面倒をみるのに早く帰ってきて
あげなさいと母に口を酸っぱくして言われていた。わかってらい!と言った
手前、早く家路に着かねばならぬ。心なしかスピードは上がっていたに違い
ない。信号を避けるため、車2台がやっと通れるほどの裏道をなんだかいい
勢いで走っていた。前を走っている車とも車間距離は十分だし、雪も殆ど
溶けている。いい気になって走る「かっとびファンカーゴくん」。

ところが、前の車が急停止!なんだとーーー?こんな狭い道で止まるなー!
叫んだときはもう遅かった。車間距離は十分なので、ぶつかりはしなかった
ものの、横にそれた分、道にポッカリあいた穴に「どかん!」と落っこちて
しまったようだ。あまりの衝撃にこれは自慢のエアロパーツが破壊されたか
と思った。空き地を探し、車から降りておそるおそる確かめる。
あれれ?どこも傷はないぞ?あんなに強い衝撃があったのに無傷だなんて
なんてラッキーなの!神様っているのねっ!と胸をなで下ろし、車に乗り
込もうとしたその瞬間アゼンとしてしまった。

タイヤのアルミがないのだ!銀色のアルミは跡形もなく、黒い鉄板だけが
いやに光っている。急いで車に乗り込み、事故現場へ向かう。
急停止した車はもちろんもうどこかへ消えてしまい、私のアルミもどこかへ
行ってしまったと諦めたその瞬間、見つけてしまった。現場から10mの雪野原
にコロコロと足跡を残しつつ倒れているアルミちゃん!
ふははは、天は私は見放してはいなかった!

でもタイヤの鉄板部分が歪んでおり、アルミをはめようとしても嵌まらない。
悪戦苦闘していたら、それをみていた知らないおじさんが、わざわざ車を
降りて来て手伝ってくれた。「でもこれは修理した方がいいとなぁ」という
おじさんの助言をシカと受け止め、スタンドへ行き修理してもらう。
修理代、ホイルバランス込みで¥1800もかかってしまった。うぅ…。

今日もいろいろなことがあって実はとても心が荒んでいた。
なのにアルミは吹っ飛ぶは、タイヤの鉄板はぐんにゃり曲がるは、いいこと
ないなぁって落込んでいた。でも、知らないおじさんの親切にちょっと心が救わ
れた。なんだか涙がでるほど嬉しかった。もしも私にできることで、誰かが困って
いたら絶対に助けてあげようと思った!あぁ、私って単純だろうか(笑)

あぁ、「かっとびファンカーゴくん」、君のことはとっても愛しているけれども
少しタイヤ関係が弱すぎる!自分を鍛え直しなさい!(自分のことは棚上げ^^;)


2001年02月19日(月)

食べ歩き放浪記。

何を隠そう、私の趣味のひとつに「食べ歩き」っちゅーのがある。
「加藤さーん、ごはん食べにいきましょー♪」って言われると、よっぽどの
ことがない限り断らないのが自慢(笑)

昨日は残業の帰り、急に話がまとまりお食事にいってきた。
ちょっぴり郊外にあるそのお店は、こじんまりとした一軒家風の洋食屋。
柔らかな照明、クリームイエローのテーブルクロス。
前回はハンバーグを食べたので、今回は違うものにしようと思い、
「チキンソテーのガーリック風味」にしたが、これがまた!これがまた!
うっまーーーい!カリカリジュワー…(*^0^*)
そんでもって、デザート。
昨日はガトーショコラ、ティラミス、カスタードプリンともう一つ
(忘れた^^;)から選べるコース。私はもちろんプリン!だってここのプリン
は最高なんだもの〜♪カラメルソースのほろ苦さのウマさといったら!
きや〜、シアワセ。

今日はボーリングに行く予定だったのが急にキャンセル。
家には「ゴハンはいらないよー」って言ってあるし。うふふ、そりゃーどこか
に食べにいきなさいって神様がおっしゃっている証拠でしょう♪
今日は私たちの定番のパスタ屋さんに行ってきた。
ここは手打ちのパスタや本格的リゾット、ピザ、アラカルト、とにかく種類が
豊富。そんでもってめちゃくちゃウマイのだ〜!
今日は絶対にコレ!と決めていた、「カニとアスパラのフィットチーネ」に
する。幅広の手打ちパスタと、カニをふんだんに盛り込んだクリームソースの
絶妙なハーモニー、ズッキーニとアスパラのの食感がまた食欲をソソるのだ。
仕事の帰り(これ重要!)、赤ワインを嗜みながらの食事はまさに私の心の棘
を抜きさるには十分だった気がする。
たったこれだけでシアワセを感じられるアタシが、少しだけ好き(笑)
食べたいときに好きなものが食べられるって贅沢なことだよね。

明日の予定は「ハニートースト」!←まだ食うか!
今からとっても楽しみなのだー♪

2001年02月16日(金)

バレンタインデーなのにさー。ぷん。

街はバレンタインデーで浮かれているというのに残業して、職場を出たら
PM10:00を回っていた…。嘘だろ?オイ…。
まぁ、残業がなくたって別に彼氏を待たせているわけでもなし、関係ないと
いえばないのだけれど、この空しさは一体なんだろー(笑)
この上ないシアワセを噛み締めているカップルがたっくさんいるなかで、
なぜ私は残業なのかと思うあたり、きっと単なる自己憐憫なのだろう。

なんだかいろーんなことが重なって、久しぶりにまたどっぷりと落込んで
しまった。所詮、アタシは人の上にたって仕事のできる人間ではないし、
かといって人にあれこれ指図されるのも苦手で、一体アタシをいう人間は
ナニサマなのかっ!と怒りを露わにしたところで、なにも解決せず(-"-;)

まぁ、仕方ないので明日もまた仕事にいって、それなりにがんばって
くるとするか…。あぁ、今日は暗いなぁ…。

でもね、ひとつイイことが!
メールチェックしたら、「9月に結婚することになりました」っていう
メッセージが届いていた!おめでとおおおおおおおおお!
私の分もシアワセになっておくんな!

2001年02月14日(水)

オンナっぷりに磨きをかけようぞ!

最近、まつ毛パーマをかけた。
知り合いに頼んだので、なんと1000円で済んだ!きゃ〜☆ミ
まつ毛は恥ずかしいくらいクルンクルン(笑) でもちょっと嬉しかったので
2500円もかけて、「あゆ」のマスカラを購入してしまったのであーる。くす。

今年に入ってから、アタクシ何故か化粧品をたくさん購入しているのである。
今まで、お化粧にはあまりっていうか殆ど興味はなかった。
ファンデーションぬって、口紅ぬって、眉毛を書いて(これが一番重要なの!)
ハイ、できあがり。正味5分ってとこ。
それが、去年口紅を買いに行ってから少しずつ変わりはじめたのだ!

ヒマそうだった資○堂のお姉さんにつかまったのが運のつきだった。
いろんな口紅をつけてもらって、以外に淡い色の口紅でも平気なことに気が
ついた。でも見慣れなくてなんだか変。それを告げたらそこは美容部員!
このぼーっとした顔にチークをさしてくれた。(@_@)あーら不思議!
ほんのりと柔らかな表情になったではないかっ!チークひとぬりで!

ちょっとそれで目が覚めた。
次はビューラーを購入してみた。以前、瞼を挟まれて以来恐くて使えなかった
けど、思い切って「えいっ!」ってニギニギしてみた。ありゃりゃ、なんだか
いくない?目が大きく見えないかい?

目が大きくなったら、色をつけてみたくなってきた。
夏だから涼し気な水色にしてみよっかな?と思って、3500円のアイシャドーを
購入。つけてみたら、なんだか変だった。一昔前のアイドルみたいになって
しまった(泣) 淡い紫系の方が、私には似合うみたい。なぜならアタシは
アダルトだから。あっはっは(*`▽´*)
この前は宣伝に負けて、アムロちゃん仕様のアイシャドーも購入。
あぁ、止まらないわ…。

眉毛を書くヤツも、700円の繰り出しタイプではなく、ちゃんとしたのが欲しく
なってしまった。どーしても。
パウダーもついてて、ケースもつけたら全部で3500円くらいにもなってしまった!
でも値段を聞いて「い、要りません!」といえなくて、結局購入…(T_T)
こんなにオンナに磨き(お金?)をかけてるのだから、そろそろ成果が見えて
きてもいいんじゃな〜い?福よ、来たれー!来てたもれー!

…というわけで、昔5分だったお化粧時間が、倍以上になってしまった。
誰に見せるワケでもないのだけれど、ま、自己満足ってことにしておいて(笑)
次はリップライナーと、春色の口紅が欲しいでーっす!
誰か買ってくだしゃい…。もうアタシにはお化粧品にかけるお金はビタ一文
残っておりませぬぅ(`ε´)ぶーっ



2001年02月13日(火)

本、だーい好き♪

今日はまったーりと過ごしてしまった。
「まったり」というと聞こえはいいけど、本当は「だらだら」「ぐでーん」と
言うのが正しいのかも(笑)

「今日はうだうだ過ごそう」と決めたときは、私って本当に何もしない。
ゴハン食べて、ビデオみて、またゴハンたべて、ビデオみて。
そんでもってメールチェックして返事書いて、本を読んで寝るというのが
いつものパターン。ダメだ、こりゃ。(*_*)

今日もこれから本を読んで寝ようかなーと思ってるんだけど(本日ビデオは
3本制覇したので^^;)、今読んでいる本っていうのが、これまた厚い!
定規ではかったら、文庫本で厚さにして4cm!読んでも読んでも、ちっとも
進まないのであーる!

「狂骨の夢」−京極夏彦− というのがその題名なのだが、なんとなくみて
わかる通り、ラブストーリーではもちろんない。一応ミステリーの仲間だと
思う。シリーズ3作目なのだが、これがまたどんどん厚くなっていくのだ(T_T)

昔から私は読書が好きだったようだ。
幼稚園の入学のための面接試験の待ち時間、他の子供たちはきゃーきゃーと
騒いでいるのに対し、私は1人絵本を読んでいたと母は言う。
物語を聞くのが大好きで、挙げ句の果てには自作の物語を適当に作っては
ひとりでおしゃべりしているような子供だったという。
小学生になると、学校の図書館や町の児童館からいつも本を借りてきていた。
確か貸し出しランキングでは、いつも上位にいたと思う。

それが、小学5年生くらいから私に変化がおきはじめた。
「マンガ」に目覚めてしまったのである!「キャンディ・キャンディ」や
「おはようスパンク」「ガラスの仮面」…。この時代から高校卒業くらいまで
私の小説歴は一時氷河期に突入する(笑)

仕事に就いてから、しばらくの間はバス通勤をしていた。手持ち無沙汰が功を
奏したのか、再び小説にハマることになる。
ちょうど恋をしていたせいか、読むのは恋愛小説ばかりだった気がする。
田辺聖子さん、水上洋子さん、落合恵子さん、鎌田敏夫さん、吉本ばななさん…。
それが雑誌で紹介されていた「宮部みゆき」さんを読みはじめてから、私の
小説人生はミステリーへと移行していくのだった!

それ以降は、気になるものは手当たり次第。海外ミステリー、ショートショート
なんでも来いだ。面白ければそれで良し。趣味の合いそうな友達に、オススメを
聞いて読んでみたり、話題作はとりあえず読んでみたり。
本はもう私には欠く事のできない、もはや生活の一部なのかもしれない。
だって読む本がないと情緒不安定になるのだもの(笑)←これ、ホント(ё_ё)

とりあえずは京極夏彦さんを読み終える前に、次の作品を物色しにいかねば!
最近は古本屋さんがすっかり充実してるので本当に重宝してるのだ〜(*^^*)
さてさて、これから異次元の世界に入り込むとしましょう!
それではみなさま、また明日〜(*^^)/~~~~

2001年02月12日(月)

忙しいけど楽しくってわーいわーい。

私の職場っていうのは、月初めがなんとなーく忙しい。毎日10時・11時まで仕事
なのーって感じでもないのだけれど、とにかくやらなければならないことが沢山
あるのが月初めなのだ。
…という環境から、月初めにお誘いがあっても「残業週間が開けたらねー」と
いって後回しにせざるを得ないので、10日過ぎたあたりから、私のアフター5は
なんとなーく忙しくなる(笑)

昨日は映画好きのお友達と映画(クリムゾン・リバー)をみて、前々から約束の
タイ料理を食べにいってきた。あ、その前に金曜日は、残業週間の終止符を祝う
ため後輩3人と2時過ぎまで飲んでた(笑)
そんでもって今日は、美味しいもの好きのTさんとランチ、夜は行きつけのワイン
バーの鍋パーティの予約が入っていた。なんて忙しいのっ!きゃ〜!

Tさんっていうのが、私より4つ上なのだけど、なんともウマがある(笑)
とにかく美味しいものが好きなので、新しいお店ができたと言えば飛んでいく。
今日もさんざん悩んだ挙げ句、最近できたばかりのレストランでパスタランチを
頂いた。デザートまでしっかりいただいたが、6時からは鍋をたらふく食わねば
ならぬ。このままではお腹がこなれない!と言う結論に達し、2人でボーリング
に行く。2ゲームやって(私は負けを喫し、ジュースを奢った^^;)、その後時間
が余ったのでビリヤードもやってみた。久々にやったら非常に楽しかった♪

6時過ぎにワインバーに到着。もう常連さんはかなり集まっていた。

本日のメニューは…。

・ラムしゃぶのモンゴル風
・ピェンロー鍋
・生牡蠣

どれもこれもかなりウマかったけど、今日のみっちーのお気に入りは、ピェンロー
鍋!かなりお気に入りの逸品でしたん\(*^▽^*)/
白菜をクタクタになるまで煮て、鶏もも肉、豚バラ、春雨、干し椎茸を加え、塩と
胡麻油でいただくの!たったこれだけなのに、驚くほど旨かった!
生きてて良かったよ〜(T_T)

食べ物もワインも美味しかったけど、常連さんの皆さんの人柄の良さにすっかり
酔わされて参りました。話し掛ければ皆さん本当に気軽に接してくれるし〜。
今日、店主が生牡蠣を処理中に右手を怪我したの。手にタオルを巻いてがんばって
いたのだけれど、常連さんの1人が家から消毒液と、抗生物質、消炎鎮痛剤を
持って来てくれて、たまたま来ていた看護婦さんに処置をしてもらってた。
人類皆兄弟じゃないけど、みんなに心配されて、みんなに助けてもらえた店主は
シアワセ者だなぁって改めて思った。そんな中に呼んでもらっているアタシも
とてもシアワセものだよなぁって。

飲み屋のはずなのに、子供も大人も、そして3匹の犬までも一緒にいれる空間。
子供たちがミニモニで踊っていたり、買ってきたお菓子が転がっていたり、なんでも
ありの空間。時間がゆったりと流れている感じがして、そしてとても柔らかな表情の
自分にふと気づける空間。
とても居心地がよかった。北海道弁でいうならあづましかった(笑)

なんだかこの2〜3日はとても疲れたけれど、ものすごく充実してた。
こんな毎日が送れるのなら、人生そんなに捨てたモンじゃないかなって思った。
さぁ明日は休みだ!心もすっかりリフレッシュしたことだし、明日は身体を休めて
あげましょっ。もうそんなに若くはないのよ、ミチヨ君!わっはっは。






2001年02月11日(日)

深津絵里ちゃんが好きっ。

題名からみて察知できると思うけど、「カバチタレ」観ながら書いてまーす。
原作を読みたい、読みたいと思っているうちにドラマ化されてしまった。
しかも、大好きな深津絵里ちゃんが出ているではないか。(常盤貴子は興味なし)
こりゃー観るっきゃないでしょーってことで、今に至ります。

深津ちゃん(敬愛を込めてこう呼ばさせていただこう)って、最初は好きでも
嫌いでもなかった。普通の、でもちょっと存在感のある女優さんだな〜ぐらい
にしかと思っていなかった。
ソバカスだらけの顔、小柄で華奢で、顔がちっちぇー!(笑)
守ってあげたくなるような女性を演じていたかと思うと、誰も寄せ付けないくらい
のチャキチャキした女性を見事なくらいにやってのけてたり。

だけど等身大の女性を演じさせたら、彼女の右にでるものはいないんじゃないかと
実は思う。ベリーショートがこれまた似合う。私たち凡人が、一度はやってみたい
と思う髪型だ。でも絶対にできやしない。等身大の女性のようでいて、だけど彼女が
輝いてみえるのは、そのヘンにありそうだ。いそうでいないアノ潔さ、決して染める
ことのない漆黒の髪。そしてなんといっても瞳!あの瞳の力。(眼力っていうの?)
常盤貴子がかすんで見えるのは、ただの私の贔屓目だろうか。

一番最初に彼女を見たのはなんのドラマだったかな。
「予備校ブギ」にも出ていたらしいが、全然覚えていない。
「最高の片思い」当たりからだと思う。もっくんに「うさぎ」と呼ばれていた(笑)
でもなんといっても彼女の名前を不動のものにしたのは「踊る大捜査線」であるの
は間違いない。ショートボブは、あのキャラを演じるのには欠かせないアイテム
だったし!その後の「きらきらひかる」も良かったけど、なんといっても、
なんといっても彼女の作品の中で一番好きなのは「彼女達の時代」!

深津ちゃんと、水野美紀、中山…アレ、出てこない。美穂ちゃんの妹がでてる
女性の友情の物語だ。私たちと同じことで悩み、私たちと同じように笑い、
私たちと同じように挫折し、そして私たちと同じように毎日を生きて行くドラマ
である。深津ちゃんのつぶやきがいろいろなところで効果的に流されるのだが、
それがまたナミダを誘ってしまう。毎週、毎週楽しみにしてた。挿入歌の
Backstreet boys にもすっかりハマった。今思い返せば、それほどブレイクして
いない頃の加藤晴彦くんもでていたなぁ(笑)

映画でいえば、なんといっても「(ハル)」。暗ーい深津ちゃんの魅力が
あますところなく発揮されている傑作だと思う!
眉毛も太いし、髪型もロングで、しかもダサいワンピースなんか着ちゃって。
だけど、清々しさが感じられるのは、やっぱり深津ちゃんのあの親しみやすい声と
瞳の輝きであるのは間違いないと思う。

これからもずっと好きでいられる女優さんだろうなぁ。お友達にもなってみたい
と思うし。歳を重ねる毎にどんどん輝きを増していく数少ない女優さんのひとり
だと確信しているのだっ!

「カバチタレ」の深津ちゃんは、ヤリ手バリバリの自己主張をする女性。
だけど、とっても好感がもてる。千春の中に深津ちゃんが見える…と思うのは
それは単なる私の贔屓目だとは思うけどさ(笑)



2001年02月08日(木)

厄があけてhappyな雪の夜。

高校時代の友人とお酒をがんがん飲んできた。なんだかとっても楽しかった。
美味しいお酒(あそこのカシスグレープは最高だあ!)、美味しい食事(あそこ
のオムライスも最高だあ!)とくりゃ〜、弾むおしゃべり、軽やかになりすぎて
る私たちのイケないお口(笑) 名物先生のあだ名や、男女交際の話でやんややんや
の盛り上がり。

宴もたけなわ、そろそろ場所を変えようか〜と相談中に、隣の男性から「あの〜」
と声をかけられる。「お?ナンパか?」と思いきや、なんとその男性は私たちと
同窓生という。でも顔も覚えていない、名前を聞いてもピンとこない。
だけど話を聞いていると、正真正銘の同窓生らしい。彼の名前は「K君」という。

彼はお母さんを飲みに連れて来ていたが、なんと私たちと一緒に次の店に行くと
いう。お母さんに「息子さんをお借りしますっ」というと、「どーぞ、どーぞ。
こんな息子で良かったら、いくらでも」っていう返事が返ってきた(笑)
挙げ句の果てに「息子はマザコンじゃありませんので、よろしくお願いします」
とまで言われてしまう。オイオイ、お母さん、それは行き過ぎ(笑)

「K君」と私たち女性3人で、またまた同級生のやっているワインバーに乗り込む。
常連さんがたくさんいて、少しだけホッとする。
「つまみ無いぞ!」といわれていたので、ワインと少量のくっさーーーいチーズ
で乾杯する。そこに、私達の1コ下の後輩が乱入してきた。名前を「O君」という。

「O君」は今をときめく管制官、独身。でも25歳の3年付き合った彼女がいるという。
なのにいまいちパっとしない。ラヴラヴ感が見られないのだ。付き合いが長いせい
かもしれない。ところが。話をしていると、何故か「O君」の熱視線を感じる。
私の顔をじぃっと見ている。なんじゃ?なんかついてるか?アタシの顔。
なんと「O君」はこともあろうに私をエラく気に入ってくれたご様子なのだ。
そこで私たちは閃いた!「O君」を騙してみよう〜!

さっき会ったばかりの「K君」が私の10ヶ月付き合った彼氏という設定。
結婚もそれなりに考えているが、実は倦怠期で少しギクシャクしているというお芝居
を始めた。本気で信じる「O君」。迫真の演技を見せる「K君」&私たち女優軍団。
「K君」がトイレに行ったスキに、私にデートを申し込んでくる「O君」(笑)
どんどん口からデマカセが飛び出し、ちょっとヤバくなったなぁと反省した私たちは
彼に「ごめ〜ん、これ全部お芝居だったの!ごめんね〜☆ミ」と告白。どこが本当で、
どこが嘘か分からず呆然とする「O君」(笑)
調子にのっちゃいました、ごめんなしゃい、O君!

そんなこんなで夜は更けて、気づくともうam3:00…。それぞれ帰途につく。
思いがけない人に出会えたり、今まで知らず知らずに会っていた人が実は同級生で、
しかもまた1人知り合いが増えて〜。なんだか不思議な夜だった。
厄があけて初めての夜は最高に楽しかった。なんだかめっちゃ幸先良くない?
こんな夜がたくさんあればいいな〜。
外はしんしんと雪の夜。みんなの上にもシアワセの雪が降りますように〜。


2001年02月03日(土)

寒さに震えた映画館。

いきなりですが、今日はなんだかとっても頻尿だった(笑)
お昼にお茶を飲んでからは特にひどく、30分おきにトイレ通い。
だけどその日は、「ことの終わり」という映画の最終日。仕事が早く終わったら
観に行こうかなぁと思っていた。でもトイレが近い。しかもそとは大荒れ。
止めよう。映画はビデオになるまで待とう。しかとそう決意した。

ところが。
仕事を終え、PC初心者の職場の同僚(ましゃましゃ)の家で、メールの送受信
の仕方を教えていたら、友人から携帯にメールがきた。
「昨日ことの終わり、観てきました。とても良かった!悩んでいるなら是非!」

・・・なんだとぅ?良かっただとぅ?
ふつふつと沸き上がってきた映画に対する情熱。行かねば、行かねばならぬ。
時計をみるとまだ間に合う。ゴハンを食べてから行ったって、最終には間に合う
かもしれない!ましゃましゃの家を早々に引き上げた。
っが!外はものすごい吹雪だった…。こんな悪天候のなか映画を観にいく私の
この根性がたまらなく好きっ!

上映時間の15分前に映画館につく。トイレに行く。席に着く。観客は5人。
足が冷たい。始まる前にまたトイレに行っておく。
映画が始まった。寒い。しめったブーツを脱ぐ。今度は足が冷たくて集中でき
ない。だけど話の内容はなんだかとても好きそうだ。でも足が冷たい・・・。
このまま寒いとまたトイレに行きたくなるだろう。ドウシヨウ・・・。

足を温められるものは何かないかなと考える。…ふと思い付いた。
今日は毛糸の手袋をしてきたんだった!コートからゴソゴソ手袋をだし、
そっと足にはめてみた。おぉ、爪先があったかいぞ!(←アホだぁ^^;)
安心してそのまま映画を観ようとする。
でも今度はまた新たな難題が出現。靴を脱いで、しかも手袋をはめているので(笑)、
床に足が着けないのだ。また考える。

幸いなことに今日の観客は5人。前にも後ろにもお客さんはいない。ラッキー。
前の座席と座席の間に足をはめてみる。お、ぴったりじゃん!
片方ずつ座席と座席の間に足を入れ、なんとも情けない格好で映画に没頭する。

1時間もみた頃、さすがにその体勢もきつくなってきた。
まず足を下ろそうと思い、そっと持ち上げる。その瞬間、手袋が足から脱げた。
両足とも脱げてしまった。しかも手袋は前の座席に落ちてしまう…。あぁ・・・。

結局は、それ以上動くと他のお客さんに迷惑になると思い、そのままで最後まで
観た。手袋だけが置き去りのまま(笑)

だけどとてもいい映画で、私は満足して映画館をあとにする。
外は猛吹雪。荒れ狂っている。
でも大丈夫。手にはさっきまで足にはめていた手袋をしっかりはめてるから(*^0^*)



2001年02月02日(金)

イヨカンのはなし。

お昼休みのこと。
「昨日、スーパーで買い物してたらイヨカンが売ってたんですよ」
11月に結婚したばっかりの後輩Aがこんなことを言い出した。
「イヨカン」?あの果物の?って聞いたら、まさしくそのイヨカンらしい。
話の内容はこうだ・・・。

********************************

昔ながらの赤いネットに入った4個入りのイヨカン。
迷った挙げ句、後輩Aはどうしてもイヨカンビームに負けて買って帰った。
だけど後輩Aは、果物をむいたり切ったりが面倒くさくて嫌い。
なのでダンナがせっせと食べやすいように切ってくれた。←ここが新婚
久し振りに食べたイヨカンは、めちゃうまだったらしい。なんと2人で4個の
イヨカンを平らげてしまった!でも実際は、ダンナがむいたそばから後輩Aが
食べてしまい、ダンナはイヨカンをむくマシーンと化してたらしい(笑)
最後はさすがの後輩Aもギブアップ状態で、あとはダンナが処理してくれた
とさ。

********************************

…とここまでは微笑ましい新婚カップルの日常なんだけど。話の続きがあるのだ。

********************************

食べ終わってホッと一息。後輩Aは満ち足りていた。
するとダンナが「ちょっと、ちょっと」と後輩Aを呼んだ。振り向く後輩A。
そのとき後輩Aの瞳に映ったものは!
イヨカンの入っていたネットをかぶったダンナの姿!しかもダンナは後輩Aを
追いかけはじめたのだ!
初めてみるダンナの妙技に、後輩Aは呆れると同時にある衝動が芽生えた。
「アタシもかぶりたい…!」
ダンナからネットを奪いとり、アタマからずっぽりかぶり(笑)、なんということ
に、後輩Aもダンナを追いかけて遊んだらしい…。

********************************

端からみれば、彼女たちは本当に美男美女カップルなのだ。その2人がネットを
かぶり、追いかけっこ?ひひひ、想像するだけで肩が揺れてしまう(笑)
後輩Aも「ほんと、バカップルですよねぇ」って自分たちを笑っている。

でも私はそんな後輩Aが羨ましくて仕方がなかった。
もしも相手を間違えたら「アンタ、一体なにやってんの?」で一蹴されてしまう
ことだってあり得るし、「もう止めてよー、そんなバカなこと」ってバカ呼ば
わりされることだってあるかもしれないもの。
だけど、この夫婦はきっと「楽しい」と思えることが一緒なんだろうし、きっと
この相手だからこそお互いをさらけ出せるんだろうな。

星の数ほどいる男女のなかから、そんな相手に巡り会えるんなんて、本当に
奇跡に近いと思う。だからそこ大切に紡いでいかなくちゃね。
私もイヨカンのネットとは言わず、パンストをかぶってお互いに引っ張り
あえるような男性に、早く巡り会えるといいなって思ってます\(*^▽^*)/

PS.ははは、後輩A、バラしちゃった。許しておくんなっ♪




2001年02月01日(木)




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