いや〜、映画って本当に…part2
街頭のナナカマドの実が色づき始めてきました。でも赤ではなくオレンジ色。 だんだんと冬に向かっているんだなぁ。ちくしょー、淋しいなぁ。。。 ということで、Septemberにアタクシがみた映画の感想なんぞ。
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【リアリティ・バイツ】9/8(fri.)鑑賞
その時には気づけなくて、済んでしまってからわかったり。 その時は何の意味も持たないのに、あとから宝石のように輝いて見えたり。 この作品が好きな理由は、もがきながら苦しみながらも、自分の価値を見出 していくところ。だけど、この若者たちが何十年かたって振り返ったときに、 「あの頃は楽しかった」と絶対に言えるだろうなぁと思わせる爽快感。
ウィノナ・ライダーって等身大の女性を演じさせたら、右にでるものはいな いんじゃないかしら。目一杯強がって、でもものすごく傷つきやすくて。 素直になれなくて、格好悪い自分を認めたくなくて。 イーサンのことが気になって仕方がないのにケンカばかり。嫌いな相手を あそこまでかっちょよく撮ることなんてできやしないのに! 顔も知らない電話相談のおばちゃんだけには素直になれて、何時間も受話器 を握り締めているウィノナのいじらしさに、微笑まずにはいられない。
若いって…時には研ぎ澄まされた刃物。時にはミルクたっぷりのカフェオレ。 でもその時には気づかない。後になってから眩しく思えたり、甘酸っぱく 思えるモンなんだろうなぁ〜…。(胸に覚えあり^^;)
【ミュージック・オブ・ハート】 9/28(Thu.) 鑑賞
「信念」って持ってますか?もし持っているのなら、それを貫き通す第二の 「信念」持っていますか? この作品の素晴らしいところは、この「信念」が奇跡をおこすこと。そして それが決して台本の中ではなく、トゥルー・ストーリーであること。
ヴァイオリンを通して絆を深めていくロベルタと生徒たち。だけど息子の 情緒不安定、家庭の破綻…決して楽な道のりではなかったはず。 持ち前のバイタリティで、家庭と教育の両立を成し遂げ、更には打ち切りに された音楽クラスの存続のため、カーネギーホールでチャリティ・コンサート まで成功させてしまう。これが彼女の「信念」といわずなんであろうか。
「難しいからって、止めてはダメ」
全てこの言葉に尽きる。ロベルタだって夫に逃げられ、逃げた夫にすがり、 安直な道を歩もうとしていた。でも子供たちのため、生活のため…と始めた 音楽教師の道。投げ出したくなることだってあった。でも困難の次に溢れ出る 音楽への愛情、生徒たちの満足げな顔、それらを抱きしめロベルタ自身も成長 し、自立していく物語だと私は思う。
「ここで弾くのよ」*** music of heart***
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あぁ、書いてて気がついた。これってネタバレだろうか…?\(゜ロ\) いや大丈夫。きっと大丈夫。たぶん大丈夫!
明日は後輩の結婚式。彼女にとっては一生忘れられない1日になるんだろうな。 私にとってはなんでもない1日であっても。一生懸命、お祝いしてあげよう。 おめでとう!って何回も叫んであげよう。きっと何倍になって返ってくるかな?
…こうやって見返りを期待してるからロクなことがないんだわ、きっと。(自爆)
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