日々の泡・あるいは魚の寝言

2007年05月30日(水) 正確には三十一日の早朝

お仕事中です。
「レミ」の直しやってます。

さっき、moraに音楽を買いにいったら、ZARDの曲がヒットチャートにあがっていて、胸が痛くなりました。
なんともいえず、切ないです。

今日は、朝、なかなか目が覚めなかったのですが、スタバの限定品のステンレスタンブラーをかいにいくんだ、と、それを自分へのご褒美にして、とにかくおきあがって着がえてメイクして、書き物関係の仕事をバッグに詰め込んで、街に出ました。

夏限定のタンブラーは、北欧っぽい白と青のツートンカラー。以前から、ステンレスのものはひとつはほしかったのですが、お気に入りの色とであえてよかった。
早速、カフェミストをいれていただいたのですが、さすがステンレスというか、いつまでも熱くさめない性能、猫舌にはひとしお、なのでした。
窓際の席で、仕事をして、終わらせて、手帖のスケジュールを読み返して、メールチェックなどしてmixiをみて、それでもまだ、さめてなかった…

しかしそれなりに席を空けないと、お店にも迷惑なので、がんばってのんでお店を出ましたが、夜中になったいま、舌の火傷に気づいて、氷かじって冷やしたりしてます。
今度は、冷たいものをたのもうかな。
それか、熱いメニューをたのんで、タンブラーを手に店を出て、海辺の木陰でカフェの気分もいいかも。

月末から来月にかけては、レミを終わらせて渡して、携帯電話の機種変更をして、博物館の古い人形の展示を見に行って、と、たのしみつつ忙しい日々が続くことになりそうです。

サイト開設八年目のお祝いの言葉、みなさま、ありがとうございました。
まったり続けていきますので、今後とも、よろしくおつきあいください。



2007年05月29日(火) 七年

☆おかげさまで、今日で、サイト開設から七回目の誕生日を迎えました。
みなさま、ありがとうございます。
(あと、管理組合の仲間のみなさまも、多謝v)。

これだけ長いこと、サイト続けていると、サイトをもっていない状態というのが、ちょっと想像つかないので、たぶんこのまま、続けていくんだろうと思います。
ただ、いいことなんですが、これから、来年に向けて、私の仕事がさらに忙しくなりそうなので、私自身が掲示板でレスをする、その頻度は下がっていくというか減っていくことになりそうな気がしています。
それは、どうしたって、物理的に時間がとれなくなるから。
…と、いままだ時間的に余裕があるうちに、書いておこう(笑)。

ただ、掲示板の書き込みは、つねにいつも、レスがないときも、読んでいると思います。
携帯電話に自動で転送してますからね^^
もうなんていうか、二十四時間管理しているようなもので。

☆七年目の感慨…とか、ちょっとふけってみると。
根が楽天家なので、どうしても、よかったこととか、いい思い出がまず浮かんじゃいますね(笑)。こんな嬉しい書き込みがあった、とか、常連の子どもたちが、どんどん大きくなってくよ、受験合格おめでとう、とか。
大きい子(笑)たちだと、卒業おめでとうとか就職おめでとうとか、結婚おめでとうとか。

悪い思いでは…うーん。なにかトラブルがあっても、身内(管理とか、友人知人とか)の結束をかためるためのイベントで終わったりするし。

あ、でも、一度辛かったのは、小さい女の子の掲示板荒らしで、夜、うちの父の法事をしている最中に、延々と、ダブルハンドルで荒らされた時ですね。
わけがあって、アクセス禁止がかけられなかったので、困りました。
こっちは、死んだ父親のことをほんとは考えたいし、家族ともいろいろ話したい、そもそも法事なんだから、泣きたい気持ちなわけですよ。
でもねえ、小さい子だし、向こうはこちらの事情とか、わからないですから(笑)。
あのときは、特に日記とかにもこのことを愚痴らなかったので、事情をご存じない方、お気づきではなかった方も多いかと思います。
たいへんだったんですよー。あの夜は(笑)。

最終的には、プロバイダに連絡して終わったのでしたが、あの子は、いまはどうしているのかな、と、たまに思い出します。
できれば、ずっと大きくなってからで良いから、自分がなぜあのとき怒られたのか、みんなから諭されたのか、理解してほしいな、と思います。ダブルハンドルという行為が、なぜあそこまで叱られることなのか、をね。

私が尊敬している、ある大きなサイトの管理人さんが、子どもたちに、なぜダブルハンドルはいけないのか、という理由を説明するときに、「それは嘘だから」と、ひとこと、書いていました。
「嘘がなぜいけないことなのか」を、理解できるようになるには、その子の中に、モラル(公的な自分を意識する心、といいかえてもいいでしょうか)が育っていないといけないわけですが、このモラルは、大きくなってもどうかするとおとなになっても、育たない人がたまにいたりします。

でも私は、あの子が、ちゃんと育っていて、いまははずかしく思っていることを期待したい。私のことを怒っていても、憎んでくれていても良いから、ダブルハンドルはダメらしいって、それだけは記憶してくれていたら嬉しいです。

まあ、なんといいますか、もとが私の本の読者さんなんですから、私の側には、愛があるわけですよ(笑)。
あのときは、ほんとにね、困ったし怒ったんですけどね。

七年。
ほんとに、いろんなことがあったサイトでした。

そしてまた、今日から、新しい歴史が始まります。



2007年05月24日(木) お仕事進むなあ

☆東京に行くと、やはりなにかエネルギーをもらって帰ってくるのか、元気なまま、ばりばり仕事してます。
児文協のアンソロジーに掲載される予定のお話の、その最後の仕上げも終わって、さっき無事に、担当の方にメールしました。
ほんとは「夜じゃないとあがらないかも」と予告していたので、朝一で届いていて、喜んでくださらないかしら、と、ちょっと楽しみだったりして^^

並行して、新シェーラ最終刊の、ラストの台詞あたりとか、書き上げたりとかしてました。もちろん、本文を書き終わってのことではないですが、「ああこんなふうに終わる話なんだな」と、自分でみえてきました。
我ながら、うまくまとまるなあ、と、他人の書いた文章を読むみたいに、うなずいていたりしました。

今月はこのあと、ポプラ社さんの「レミ」の仕上げがあるので、新シェーラを実際に描くのは、今月末から来月頭の仕事になりそうです。
あらすじはもう書き上がっているんだけど、今回は、いきなり原稿を書き上げて、担当H氏にも、話の流れを知らないままで、いきなり読んでいただきたいような気が(^-^)
それが許していただけるなら。

☆今日はカウンセリングの日で、あれ? そうか、私は病院にも行ったのか。すごいな、加速装置でも、どこかでつけてきたんだろうか^^;?

☆さて。少し寝て、また働きましょうか。



2007年05月22日(火) 正確には23日朝だけど

☆新シェーラ最終巻「天と地の物語」のあらすじが、頭の中でできあがってきたので、ざっと大体の構成をまとめてみました。
お話のなんとはなしの流れやイメージは、東京滞在中にできていたので、構成を時系列に沿って組み立て直してみた。
こんな感じでいけるんじゃないかな。
というか、自分では、デザイン的に構成がバランスとれていて美しいなあ、と自画自賛。

問題は、枚数とのかねあい。
サファイヤをメインに据えるとしても、他のキャラクターをせめて、エンディングでださないわけにはいかないわけで。それが作者の楽しみでもあるわけで。かといってどうしたって、最終巻なので、いわゆる戦闘シーンには枚数が必要になるのでした。どこをどうはしょろうかなあ。

〆切までは時間があるので、シェーラはちょっと寝かせておいて、明日水曜日から週末にかけては、別の急ぎのお仕事をします。

☆構成をまとめながら、ひさしぶりに、ファルコムの英雄伝説3のサントラをきいていたんですが、やっぱり、しみじみいいですね。
いろいろ仕事が終わったら、今更ながら、「空の軌跡」とか遊んでみたいなあ、と思います。…いやそれだけの時間はとれないかなあ。
でもたまには、人が作ったお話の世界で遊びたいものです。

☆人が作ったお話といえば…そういえば、東京からの帰りの飛行機の中で、藤田和日郎「邪眼は月輪に飛ぶ」を読みました。普通、機内では、寝てるか機内誌読むか、日経新聞をもってきていただいて読んでいるんですが、第一ターミナルの売店で見つけて買った「邪眼」を、なにげに機内でちょっと開いたら、とまらなくて一気読みしてしまった^^;
犬の名前のくだりで、涙腺決壊。ネタバレになりそうなので、あとの感想はパス(笑)。
しかし、帯のプレゼント企画ですが…
ええと、私はあんまりあれはほしくないかも、とちょっとだけ思いました^^; さすがに、邪眼のフクロウプレゼントは、ねえ^^; そもそも、痛そうでいたいたしいんだもん、あの目が(涙)。
(同じく藤田先生の漫画のファンの、某K社のSさんや、D社のH氏も読んだかな、あの本^^?)

☆東京滞在中にお会いして、メールや電話をくださったお仕事関係のみなさま、ありがとうございました。
いまちょっと、お仕事と戦っていますので、間を縫って、少しずつ、お返事さしあげます^^
しばし時間を〜。



2007年05月20日(日) 帰ってきましたよ

夕方明るいうちに長崎駅前についたので、駅ビルで食事しつつ、仕事してから帰宅しました。


昨日は、児童文学者協会総会、懇親会、二次会、三次会、と、いろんな方とおあいできて楽しかったです。ただ、その場にいらっしゃるのがわかっていても話せないままに終わった方もいたりして。
でも、パーティーも数多く参加するうちに、あえない話せないひとがいた、残念だった、と思う、その余韻をたのしめるようになった私がいます。

話せなかったひととは、次にあったとき、お話できればいいのです。今度はきっと、と思う思いって、なにか華やかで前向きで楽しい。
残念がって滅入ったり、挨拶できなくて失敗したと落ち込むよりも、少しの切なさを次回につなげればいいのだと思えるようになりました。


しかしほんとに楽しい一日だったなあ…。



2007年05月18日(金) 西新宿滞在日記というか時計の話かも

☆昨日は、無事に羽田に到着。そのまま羽田でポプラ社K嬢とうちあわせしつつお昼、という楽しい時間を過ごしました。
合間に、絵本のテキストをみていただいていた某出版社の担当の美女様からのメールを受信。これはたぶん、好感触…と判断したい…なあ(笑)。さて、どうなることでしょう。

☆で、羽田でのうちあわせは実は、今日はいる予定が日にち変更になったものだったので、今日の予定はあいたのです。が、まあ今日はちょっと休んで散歩とか目の保養とかするかな、と、ホテルを起点に、一日、五月の緑に包まれた新宿の西側をふらふらしてました。
お昼をゆったり、コーヒーハウスでいただいて。新宿駅前のヨドバシカメラの時計館にいって。シチズンの電波時計についてのレクチャーを感じがいい青年の店員さんからうけたり。
ヨドにいったのは、普段使い用に、少し前のbaby-Gが安くでかえたらなあと思ったからでした。まさかお風呂にはいるときまではつけないですが、腕時計はわりと二十四時間に近く、いつも身につけているので、気軽で丈夫な時計がひとつはほしいなあ、とか思ってて。
でも、たまたま話しかけられたその青年は、シチズンの時計がいいですよ、というので、どのへんがいいのか、教えていただけて、楽しかったです。
そのうち、なにかいいことでもあったら、アテッサかクロスシーをかおうと思いましたね。もうちょっと若かったら、ウィッカ買うんですけどねえ。デザインはすごく好きなんですよ、ウィッカ。乙女心をくすぐるというか。コスメでいうと、マジョリカマジョルカな感じで。ああいう魔法かわいらしい世界観。

そのあとは、ボディショップにいって、あきびんを返してポイントをつけていただくついでに、オシアヌスのタルカムパウダーを買ったり。
オシアヌス大好きです。いやされる海の香り。

そのあとは、センタービルのあたりで、某童心社担当氏と、たのしく電話でお話ししたりとか。

某ビルの中の商店街に行ったら、何度かお買い物をした、バッグと雑貨のお店に「閉店します」みたいな札がかかっていて、もの悲しい気分になっていたら、大丈夫、店舗の場所を縮小して、いちぶひっこすだけです、という説明を店長さんからうかがえて、ほっとしたり。
で、流れで、バッグを安く売っていただけちゃったり(笑)。

マックでコーヒー買ってお持ち帰り、部屋で午後の一休みして、新聞読んだりして、夜はのんびり近所のお店で、安くておいしい鰻たま重をいただいて。

元気を補充して、そのあと夜八時近くに、もう一度、ヨドバシにいったのは、昼間見に行ったときに、少し気になるモデルがあったのと、すごく親切に会話してくれたのに昼間は買い物せずに帰ったので、申し訳ないなあという想いがちょっとあったからで。
でも、結局、ショーケースの中の時計をつくづくみて、うーんこれは、時計としてはすてきなデザインだけど、私がきる服とはあいそうにない、にあうひとがかったほうが時計も幸せだ、と、店を出ました。
昼間の店員さんにであわなかったので、それも可能だったというかなんというか。

で、宿に帰ろうとしたときに、ここまできたからには、さくらやにもいこう、と、さくらやの四階時計コーナーへ。
国産の時計、海外の時計、おもちゃっぽい時計、精巧な時計、豪華な時計、親しみやすそうな時計。などなど。
明るめの照明の中で、ガラスケースに飾られて、あるいは壁につるされて、きらきら誇らしげに輝く時計たちを、心ゆくまでのぞきこんで、じっくりみて、楽しかったですね。
途中で、感じのよい女性の店員さんに話しかけられたので、閉店時間を念のためにたずねてから、まったりみてました。

ちょうど、もうお店も混まない時間になっていたみたいなので、その店員さんに、いろいろ時計のことを質問したり、パンフレットやカタログをもらったりしていたのですが、ふと、まるで時計と目が合うように、ある時計を発見。
黄色に白が入った色の樹脂バンドのデジタル表示のその時計は…

菊田まりこさんの「いつでも会える」バージョンのBaby-Gパピーズじゃないですか! 液晶には手をとりあうシロとみきちゃん。バンドにもシロちゃん。
これはもう、手に入らないものだと思ってたのに(涙)。

迷わず買いました。

お店の方がカタログを調べてくださったのですが、2005年10月発売の時計だったようです。であえてよかった(涙)。
しかし、普段使い用にと買った時計なのに、こんなに気に入っていては、気軽に使えなくなってしまいそうです。
でも、ふだんいつも、あの絵本のテーマのことを考えていられるというのは、いいことなのかもしれない。

さくらやで、ポイントカード作って、レジのところにあったアテッサのファイル(シチズンの時計のカタログ入り)を喜んでもらい、大切にさくらやの紙袋にいれていただいて、ふらふら夜景を見ながら、ホテルに帰りました。

週末の夜、仕事帰りのひとびとが、老若男女つれだったり笑いあったり、道を急いだりしながら、ゆきすぎます。屋外のお店で語り合う人々あり、みちばたで誰かと電話ではなしこんでいるひとびともいて。
西新宿の平日の、夜九時台の情景は、いつでもこういうにぎやかなありさまで。働くひとびとがつかの間やすらうようすを、明かりをともした高層ビル群が見守るように、空で輝いているのでした。

☆あとは昨日今日となにをしたかというと…
あ、そうだ。新宿駅の近くで、某お菓子屋さんのアンケートに答えたら、新製品のお菓子と、のど飴たくさんいただいたりとか、外国の人に地下鉄の駅への道を尋ねられて教えたりとかしたんでした。
そうそう。上にかいたバッグやさんで、ほかのお客さんに、バッグを勧めてかわせてしまったり…もとい、背中を一押ししてさしあげたりもしました。でも、あれはほんとにおしゃれなバッグだったと思うの。

そして、あいまに、お友達のあの方この方と、電話で話したり、メールやメッセでやりとりしたり。
楽しかったです、ありがとう。
私は本当に、友達に恵まれていると思います。
いつもうまくお礼が言えないけれど、いただいたぶんだけは、みなさんに優しさをきっと返します。
だから、遠慮しないでね。

☆で、「いつでも会える」のイラスト入りの時計。さっそく箱から出して、部屋に飾ってます。もったいなくて、まだ腕につけられない…。
また全体が渋い、いやされる色彩のカラーリングなんですよね。いい時計です。
あとやはり、この基本的なbaby-Gのデザインはいいですね。すごくバランスがよくて、みているだけで、気持ちがうきうきします。
明日は違う時計をつけていくので、シロの時計が活躍するのは、あさっての日曜日からかな。



2007年05月16日(水) 旅行準備しつつ

☆昨日今日と、絵本のテキストがやっと降ってきたので、某社担当さまに、書いて送りました。…これでいいと思うけどなあ^^; 絵本はどうも勝手がわかりません。
ただ、画家さんの名前を最初からあげていただいているのと、ちいさいこ向けなるべく食べ物の話で、よんだあと楽しくなる話、というご依頼をいただいているので…ううん。あれでいい…はずだと思いたい。

☆明日から東京です。
ポプラ社さんに読んでいただいたレミ第一話が、担当K嬢におもしろいですとほめていただけたので、安心して旅立ってきます(^-^*)
レミのうちあわせもするですよ、羽田での予定^^



2007年05月13日(日) うまうまとか猫たちとか

☆原稿をお渡しするのが、月曜日朝で良い、ということになったので、週末はちょっと時間ができて、ひさしぶりに、まともな(当社比)料理作ったりしていました。

金目鯛を三枚におろして、頭はお味噌汁、残りはムニエル〜♪とか、ネットでこんな感じのレシピを見たな、と思い返しながら、たけのこを豚の薄切り肉で巻いて、梅酒と醤油、バター風味で味付けしながら焼いたり、とか。

☆魚を料理するのは好きです。
内臓とかさわるのも嫌いじゃない。そもそも、包丁を使うのが好きなんだと思います。いのちをひとついただいて、食べるためのかたちに整えてゆく作業って、自分の手でできるならした方が良い、大切にしたい時間だと思っていますし。
私は、生きている魚にとどめを刺すところから、料理するところまで、一応ちゃんとできる人間で、そういう自分で良かったな、と思ってます。それだけは、ささやかに自慢だったりする。
(でも、情けないことに、あさりの酒蒸しとかは、作るの苦手だったりするんですが…。なんかこう、フライパンの中のあさりの側の気持ちに同調してしまう難儀な人間なので…)。

あと、魚介類は、なんていうか、「収穫の喜び」に近いものを、調理していると感じます。
たぶんこれは、人間としての原始的な喜びなんじゃないかな、と思う。
貝塚とかね、ほら、私たちの先祖の人間たちも、美味しいな、嬉しいな、と思いながら、貝を食べたのだろうと思うのです。
その血が、現代に生きる私にも流れてるんだなあ、とか思います。

☆生きるということの意味を見失いそうになったとき、私は、家の猫たちの表情をみます。
彼らは、シンプルに生きているから。

生きているのは嬉しいこと。家族が家にいるのは嬉しいこと。目があうのは楽しいこと。追いかけっこはわくわくすること。おもちゃでいっしょに遊ぶのは、愛情と友情の再確認。
いっしょに眠るのは幸せなこと。起きて目覚めてあいさつを交わすのも幸せなこと。
ご飯の時間は、目が輝くように、素敵なこと。毎日の、いちばんの楽しみ。

☆猫たちは、私の大事な先生なので、この子たちのごはん代を稼ぐために、今日も明日もあさっても、がんばって原稿かかなきゃなーと思います。

しかし、勘がいい縞三毛レニ子が、私が今週また家を空けるのにもう気づいたらしく、べったりはりついて離れないので、困ります^^;
私が家にいないと、鳴きながら探すというので、この猫は。また鳴くんだろうなあ。
しかしまさか、ホテルに連れて行くわけにもいかず…。
うう。私も辛いんだよう、レニちゃん。

☆そういえば、今朝みた夢に、死んだ父がでました。
家族ででてきていたのですが(つまり、家族の中に、平然と生きている姿で、登場してるんですね、違和感なく)、上等な仕立てのスーツを着て、元気そうでした。お父さんも死んでから長いことたって、だいぶ成仏してきたのかなあ、なんて思いました。
死んだ直後とか、年月がたたないうちは、辛そうな表情や、病人の姿で、私の夢枕にたっていた父でしたので…。



2007年05月10日(木) クロノグラフは勇気の証

☆働くとは、「はたがらくになるように」することだ、と、いいますが、作家も、読者さんが楽に(楽しく)なるようにする仕事かなあ、とか思いつつ夜を明かすここ数日。
いまこれを描いているのは、実は、十一日早朝だったりします。

徹夜は大好き。もともと、「生きている」ということを味わっている(意識している)状態が好きなので、仕事しつつ、長時間時間を過ごせる状態の時って、いちばん幸せだったりします。

まあ、〆切を常に抱えている状態というのは、それなりにきついものではあるんですが、〆切をクリアする快感というのは、〆切がない仕事をしていたら知らない喜びなわけでして^^
楽天家な作家だということもあって、いやあ今回の仕事も、ふりかえれば、楽しかったなあ。

☆東京旅行と、他社さんのお仕事あれこれが入ったりして、一時中断していた「レミ」も、そういうわけで、めでたく第一稿が書き上がりました。
完成しました、と報告さしあげるメールは、さきほど打ったので、あとはこれを読み返して、手を入れて、今夜にでも、担当さんのところに送っちゃおうと思っています。

首尾良く行けば、来週末には、東京で、担当さんとうちあわせです^^
また飛行機で空を飛びますよ。

☆今回のレミ、中盤あたりのBGMは、さだまさしベスト1〜3をきいてまったり書いていました。ラストあたりは、一転して懐かしのFE「聖戦」のサントラとかきいていましたね。「聖戦」のサントラは、ときどき聞き返したくなります。切なくていい曲が多いんだ。
問題は、サントラをききながら書いていると、物語に集中できているときは良いんですが、ふと気が抜けたときに、ふと、目の前にMAPやキャラの顔グラフィックが浮かんできたりするところでしょうか^^;?
FEは、何度もやり返すので、余計に記憶に残りますよね。
プレイしているときは、「ああもう二度とこんなにめんどくさいゲームはやりたくない」とか愚痴っているのに、時間をおくと新作が買いたくなる、魔のゲームです…
今夜ももう少しで、ハードといっしょにソフトを注文しそうになって、危うく首を横に振ってやめたところでした。
いかんいかん。そんなひまはないのだ^^;

☆今日は(ほんとは昨日の話ですが)あとは、「こんな本を書きたいな」という企画を思いつき、長いつきあいの某担当氏に、「いかがでしょう?」と問い合わせたら、乗り気になってくれたので、よし、やるか、と思ったり^^
まだ内容は内緒ですが。

今年はこれから初夏、夏、秋、冬、と仕事の連続になりそうです。そして来年は来年で、順調にいけば、大きな仕事が始まる。

☆自分の気持ちとしては、季節が移り変わったことを意識しています。
遊びの時間、のんびりできた時間はもうおしまいっていうのかな。
これからは、作家として、自分の人生の残り時間を数えながら、慎重に、まっすぐに書いていかなければいけないなあ、と思っています。
でないと確実に、時間がたりない。

☆私はもともと時計が好きで、高級な時計はまだないにしろ(まだ、と書くあたりが重要(笑)。いつかは機械式時計のいいのがほしいと思っています)、腕時計がいくつかあって、常時みんなが稼動しています。
古くは大学進学の時、祖母にもらったお祝いのお金で買った、セイコーの腕時計。手でねじをまわさないと動かない、ロシアのブレスウォッチ。ムーブメントは国産だけど、中国製の豪華でおもちゃみたいなかわいい時計いろいろとか。
カシオのタフソーラーの電波時計や、シチズンのアナデジテンプ、カシオのデータバンクと、その血をひくようなノリのDFC、それに、ANAの機内販売で買った女性用のクロノグラフがいまはお気に入りかな。

深夜、クロノグラフの小さな針が動くのを見つめていると、自分が操縦席に座ったパイロットになったような気がします。
夜の砂漠の海を渡る、ひとり旅の飛行士。
思えば、誰もみな、自分の時を刻む時計を持つ、旅人なんですけどね。

クロノグラフは旅の道連れ。自分を信じ、飛行機を信じ、この方角で正しいと、確信するための、大切な針。

仕事机においた、クロノグラフの針は、いま、窓越しの朝の光と、電気スタンドの明かりをうけて、きらりと光っています。

☆ていうか、やはり、多少ぶつけても壊れないようなBaby-Gあたりをひとつ、普段使いように、手に入れておきたいかなあ。さて、どれを買おうかな♪
長崎か東京で、リアル店舗を歩いてまわって、であったのに決めてしまおうかな(とか、お買い物の計画を考えているときが、時計はまた楽しいんですね。困った道楽だなあ)。



2007年05月05日(土) 都心の緑




☆西新宿のあたりって意外と緑が多くて、つややかな街なんですよ^^
長崎市内にいるときよりも、緑の鮮やかさや匂いに包まれているのを意識したりもします。

なんて写真をアップしつつ、私はいまはもう長崎に戻ってきているのですが。

今月はこのあともう一度、空を飛んでいく予定。
いつものホテルがとれるといいけど。

もはや何度あのホテルに泊まっているのか、私は把握していません^^;
私のような、ごくごく一般庶民の旅人でも、回数泊まっていると、ホテルの方々に顔を覚えていただけるのがわかるので、ホテルへの愛がまして、するともうあそこじゃないと泊まりたくないなあ、とか思い始めてしまって^^;
都内は、他にも素敵な宿がたくさんあるんだろうになあ。

でもきっとまた、私はあのホテルにいくのだと思います。
生きている間にあと何回泊まれるだろうとか、遠い目になってしまうほど、あの場所の空気を私は愛しています。

☆今日は、通信講座のお弟子さんの原稿をだいて、カフェにいったのですが、案の定、こんでいたので、早々に退散。連休期間はやはり、外で仕事は無理ですね。



2007年05月01日(火) これから雷雨?

☆東京は、夜に雷雨、と、携帯のお天気サイトでみていたので、晩ご飯友達と食べる約束延期したのに〜
なんか、夜の七時前の時点で、雷雨はまだじゃないか〜?

こんなことなら、約束を延期にするんじゃなかったと思いつつ、モバイル機で、ポプラのレミの続きを描いています。まあ、この時間、思いもかけず、仕事ができたからいいと思うべきなのか。うーん。でも、今日は、ひとりでご飯の気分じゃないのになあ。
でも、そろそろ、どこかにごはんにいきますか。なにかあったかいものが食べたいし。遅くなると、ご飯食べにでるのがおっくうになるから。

☆今日は、ある出版社さんとの第一回の打ち合わせがありました。このことについては、年末くらいまでは、詳しいことをここにはかけないです、が、大がかりなお仕事になりそうだな、と、思っています。光栄なご依頼だなあ、と、今日、打ち合わせの場で、詳細をうかがいながら、かみしめていました。
読者のみなさまは、年末あたりを楽しみにしていてください。

しかし、どんな時でも、どんな新しいお仕事でも、おもしろそう、がんばっちゃおう、と、思えるあたり、精神力だけはいつも無限大なんだなあ。
締め切りの数がまた加算されるけれど、まあ、なんとかなるでしょ。
なんとかするさ♪

新しい担当さんは、はつらつとした、射手座の若いお嬢さん。いろいろ趣味の話があって、楽しかったです。
彼女の期待に添えるような、よい仕事をしないとな、と思います。

いつも、そうやって、期待してくれているひとたちがいたから、わたしはかいてこられたわけで。これからも、それはかわりません。きっと。

☆さ、ご飯食べに行って、レミの続きだー。


 < 過去  INDEX  未来 >


chayka [HOMEPAGE]