日々の泡・あるいは魚の寝言

2003年10月31日(金) ままかりな夜

岡山は倉敷にやってまいりました。
倉敷駅につくといきなり目の前にチボリパークがあったのにはびっくりしました。なんていうのか…まるで長崎駅の真ん前にハウステンボスがあったようなインパクトが…って、長崎の人じゃないと、このたとえはわからないでしょうね〜。

長崎市も観光都市ですが、それは「生活環境が知らない間に観光の町になっている」わけですが、倉敷の人たちは、「観光都市=おとぎの町の中に住環境がある」という感じがしました。
駅前に観覧車が回ってる町って…なんてメルヘンな。

さて。岡山にきたなら、ままかりだけは食べないと、と思っていたので、居酒屋さんで、食しました。
ごはんとままかり、手羽先の焼き物、という取り合わせで頼んだら、
「あの、お飲物は」と案の定聞かれたので、
「お味噌汁いただけますか」と、笑顔で切り返したら受けました。
…こういうとき、飲めないとつまんないんですよねえ。せっかくの女一人旅、のんでたらそれなりに旅先のロマンとか生まれちゃうかもしれないのに。

ままかりは、おいしかったです。
で、お店の人が、すごく話好きの方で、ままかりの由来から現状まで話してくださったので、楽しかったです。そのお店に入ってよかったな。
ままかりって、私は生魚の酢漬けバージョンしか知らなかったのですが、焼いたのを南蛮漬け風にする調理法もあるとか、おみやげやさんのは長期保存をするために、酢や砂糖がきついのもある、とか…。
お料理の話を、お店の人にきくのって、うん、楽しかったなあ。

明日は、児童文学者協会岡山支部のイベントに参加させていただきますが、その前に、駅から美観地区のあたりを、ひとりでふらふら散歩しようかと思っています。

☆香水日記☆
今回の旅のお供は、ちょっと寒いかな、と、思いつつ、大好きなエクラ・ドゥ・アルページュ。藤とリラとレモンの、高貴な香りです。

☆人形日記☆
スーパードルフィーののさんについて、メールでメイちゃんからエールを送られちゃいましたが(笑)、やっぱりのめりこんじゃって、今手元に彼女がいないのがつまらないです。
早いところ、自立パーツを組み込んで、二本の足でたつようにしてあげたいです。
なんかこう…工作欲をそそる人形ですねえ。



2003年10月29日(水) カスタムな…

仕事の下準備をしたり、しらべものをしたりしているうちに、どうしてもどうしても、ののさんのメイクに手を入れたくなってきて…

真夜中にカスタマイズ(笑)。

デフォルトのメイクの、唇の色が、柿色に赤を混ぜたようなオレンジっぽい赤だったのを落として、ホルベインのアクリラで明るいピンクに塗り替える。
まつげはきれいに描いてあったけど、手持ちのつけまつげを使いたかったので、これも落として、つけまつげをふせぎみに仮に装着。
目の周囲が、きつい茶系のオレンジで囲ってあるのを、柔らかいピンクで軽く縁取る。

明日、唇や目元に、透明なニスをかけて、まつげを木工用ボンドで貼り付けたら、とりあえずは完成ですが…。
(とりあえずなのは、ほほ紅をどうするか迷っているから。今後、画材や色を決めて、後日チャレンジしなくては)。

いまでも充分かわいい〜v

なるほど、人はこうやって、スーパードルフィーにはまってゆくのね。
世界で一体の「うちの子」が作れるから。

でも私は、ほかのお人形も変わらず好きですね。
ののさんが来てから、よけいにサアラ60の表情の柔らかさになごむようになったし。ボディの感じは、サアラのオビツボディの方が好きだし。
六分の一ドールの、ジェニーやエリーナ、サアラ27の繊細さが、ひときわ愛らしく見えるようにもなった。

しかし、久しぶりのアクリラの匂いで、部屋の中の空気が悪いなあ。



2003年10月28日(火) 乾いたり熱でたり

昨日(火曜日)はなんか具合悪いなあと思ったら、熱が八度超えてて、頭痛がするし、体はやたら乾くしで、郵便局いったほかは寝てました。

でも、亡きランコの親戚がなんと見つかったり、待っていたスーパードルフィー旧ののさんがきたり、と、なごむ日ではありましたね。

熱は風邪ではなく、疲れからでたものらしく、今朝(水曜日)起きたらすっきりしていたんですが、のの嬢はお見舞いに来てくれた感じで、嬉しかったです。

SDは、おとな向けの大きな着せ替え人形というか、今風アンティークドールといった趣のお人形です。うちにきたののさんは、群青の目がちょっとつった、妖精のような雰囲気の子ですが、なるほど、のめりこむ人もいるんだろうなあ、とうなずけるだけの魅力がありますね。
これはある意味、究極のお人形かもしれません。

よそのおうちの子だったのを譲り受けたお人形ですが、もううちから外には出さず、大事に可愛がってゆこうと思っています。

今週末は岡山行きです。
長崎からだと、かもめと新幹線を乗り継いでゆく大旅行になるので、疲れないようにイベント前日に移動するようにしたのですが…。
帰りはどうしようかなあと、いま思案中です。
福岡で途中下車して、一泊して翌日長崎に帰ろうかなあ…。
体力にいまいち自信がなくなった、ワタクシなのでした。

福岡に一泊すると、お友達の時間が空いてたら遊んでもらえるし、SDのお店にもいけるしね〜♪<結局は元気なんだろうなあ




2003年10月27日(月) ちょっとかなり忙しく…

忙しいのと移動と疲れで、メール関係が書けなくなっています。
一応、長崎には帰ってきたのですが、またすぐに旅に出ますので。

申し訳ありません。



2003年10月23日(木) 子どもたちからの感想とどく

わが母校、千葉の二俣小学校の図書館の方から、子どもたちの感想文がとどきました。岩崎書店さん経由です。どうもでした〜>Y嬢

「村山早紀コーナー」まで作ってくださっている司書の方にも、力入れて感想文書いてくれた子どもたちにも、ほんと、感謝するのみです。
(いやほんと、生の子どもたちの字には迫力ありますね〜!)

おまけに今回の子どもたちからの感想文、一枚一枚を厚紙にはって、ファイルで綴じて、アルバムみたいに読めるようになってるんですよ〜。
中表紙には、「村山早紀コーナー」の写真まではってあるんですよ〜。
同封のお手紙を書いてくださった司書の方が、お仕事お忙しいんでしょうに、職務の合間に作ってくださったんでしょうね。
いやそもそも、「コーナー」の展示じたい、すごくこっていて、かわいくかわいくしてくださっているし…。

…なんて思うと、もともと、子どもの感想文で感動しているところなので、さらに涙腺がゆるんだり。

ちょっと早めのクリスマスプレゼントをもらったみたいでした。
ありがとうございました。司書の方、子どもたち。
いつかふらっと、二俣小に遊びに行くからねえ♪



2003年10月22日(水) ばたばた…

季節風大会までに読まなきゃいけない原稿を拝読したり、旅行の準備をしたり、と、ばたばたです。
風邪気味なので、風邪薬飲んだら、眠くなって仕事がはかどらなくなったり。
あー。なに着ていこう?

そんなこんなで、掲示板その他のレスが遅れていますが、ご寛恕くださいまし。



2003年10月21日(火) 駆け足お休み

原稿を某社に送ったあと、美容室いったり、お買い物したりしてきました。

お買い物は、トイザらス、パソコンショップ、ダイエーと回り、ブラッツをみて、「おお、視線が追ってくる」とかおののいたりしてました。
ミニブラッツにちょっと好みな子がいたので(画学生ふうのショートヘアの子で、紙製のペットの猫がついてる)、買って帰ろうかな、と、思いましたが、とりあえず今日は心を強くしてやめておきました…。
この上、ブラッツにまで手を出したら、恐ろしいことになりそうで(笑)。

猫街物語ナーゴをひとつ買ったんですが、古本屋さんの猫が当たって、すごく嬉しかったです。本の上に乗っかって(というか後ろ足で踏んづけて)、うにーっとのびている猫で、これはほしかったんです。本を足蹴にしているところが、とにかくよくて。猫らしくって。

パソコンショップでは、CFカードと、マルチカードリーダー/ライターを買いました。
で、ダイエーでは、お人形のドレス作りのために、お裁縫箱を。

ちょっとの間だったけど、駆け足だったけど、楽しかったですね。
明日からまた、お仕事の日々が始まります。



2003年10月20日(月) 一仕事終了

某ヤングアダルトの改稿版、二百枚で完成。
…完成した、と、わたしは思う(笑)。
端正に書き上がった、いい作品だと思うけどなあ。

でもそれは、先方が判断することです。
明日、じゃない、今日のお昼にでも、メールに添付で送りましょう。

ただいま、21日、早朝四時四十一分。

おなかすいた…。



2003年10月19日(日) 人形ネタ再び

とりあえず、スーパードルフィーののさんがうちに来たら、汚れやほこりといっしょに、デフォルトのメイクは落として、アクリラと色鉛筆でメイクし直してやる、と、はりきっています。

デフォルトだと、真っ赤な口元なので、ここは淡いピンクに塗り直して、グロスを塗ったような、うるんだつやもだしたいところ…。
お絵かき道具、フル活用ですね。
上まぶたには、つけまつげもつけよう。ちょうど、去年のシンシア・ローリーのコフレに入っていた未使用のつけまつげ(人間用)があるから。

あとは目を見て、もし、曇った瞳をしていたら、グラスアイを購入して入れかえちゃおうかなあ?
ウイッグも、新調しちゃおうかなあ?
ドレスは、なんとか型紙を手に入れて、サアラさんとおそろいで、クリスマス用のワンピースを作りたいなあ。
その前に、ミシン買う?
六分の一ドールと比べると、手縫いには限界が…。

…仕事と旅行の合間に、えーとどうやって時間を作ろうか(^^;)?
まあなんとかしよう(笑)。

結局、まだきていない人形にせかされるようにして、今夜からお仕事再開です。鼻風邪だからって、寝てるわけにはいかないのよ。
サアラさんと、これからやってくる、ののさんのために(笑)。
お人形さんたちのことを考えていると、心が弾んだり、働こうという気になるので、あのお嬢さんたちは、我が家の福の神なのでありましょう。

今日は、弟一家が家にきたので、写真が得意な弟に、デジカメでサアラさんを撮ってもらったのですが、さすがにうまかったです、弟くん。
人形がまるで、人形でないように撮影できていました。
まるで、タカラのお人形のカタログのようでした。
いずれ、サイトにアップしますので、お人形仲間の皆様は、お楽しみに。
…お人形趣味にひいてしまう人は、「こういう世界もあるのか」と、楽しんでくださいまし。

仕事は忙しい。くしゃみは困ったものだ。
でも、お人形は来るし、なんだかんだいって、お仕事は大好きなのです。



2003年10月18日(土) ちょっとまた鼻風邪気味

鼻がぐすぐすいってます(笑)。
やっぱ、一仕事終わると、体の力が抜けるんでしょうか?

昨夜は久しぶりに、一時より前に寝て、今日も、少し夕方に寝たりしたんですが、どうもだるー、という感じで。
ビタミン剤や、サプリをせっせと飲んでいます。

ルルー7の二稿が終わって、某社の原稿の直しと、サンケイの童話集のゲラが終わったら、もう東京旅行です。

東京行きの前に、美容室は行きたいし、エスティのカウンターに、限定色のグロスの色を見に行ったり、ビヨンド・パラダイスを買いに行ったりしたいんだけど、時間があるかなあ…。

☆megmegさん、メールのお返事、遅れててすみませぬ。
ちょっとまっていてください。

☆いたち部屋さん、ナイスな絵はがき、ありがとうございます。
っていうか、すごすぎます(笑)。あの本をずばり再現しているところが。



2003年10月16日(木) 一日とか人形者の心とか

☆今日は、JTBに、来週の東京行きと、再来週の岡山行きのための、チケットを買いに行きました。

ほんというと、仕事のあとで、疲れがたまっていたんだけど、ごろごろ寝ていたかったんだけど、なんだか、「今日」いくべきだという気がして。
いって正解でした。
JTB、いつのまにか、「出立予定日の十日前」までに申し込みしなきゃいけなくなってたし。九月までは、七日前までだったのに。
やばかったですね〜。

☆ベッドに座らせている、サアラ60さんをみていて、思ったこと。
私は笑顔のお人形さんが好きらしい。
ジェニーもそれで好きだったわけなので。

子どものころ、私は、ぬいぐるみ派でした。
昔は、お人形は、外国製の「怖い顔」のお人形しかなかったし。
おとなっぽすぎるか、こどもっぽすぎるかのどっちかで。

人形が本格的に好きになって、下手なのにドレスを作ったり、顔のかきかえをするようになったのは、二十代になって、たまたまダイエーでワゴンセールになっていた初期ジェニーの笑顔にひかれてからでした。

マイフェアレディふうの衣装を着ていたその子を、最初に家に連れ帰るときは、いい年の女として、ものすごーく抵抗があったのを覚えています…。
でも、目が合うと無心な笑顔でにこにこしてくれる柔らかい表情が、どうしても好きで、とてもなごんで。
気がつくと、二度と戻れない人形者の道へ…。
もう十数年も昔のことです。

最初に来たその子は、いまは顔色も髪の色も褪せていますが、でも、変わらない笑顔のまま、目が合えばほほえんでくれます。
昔集めたお人形は、状態のいいものや高価なものは、お子さんがいる家庭に、里子にだしたりもしますが、このジェニーさんだけは、私とずっといっしょにいてほしいと思っています。
作家志望で投稿生活を送っていたころから、作家になって十年目のいままで、ずっとうちにいて、にこにこ見守ってくれていた子なので。

サアラにしろ、初期ジェニーにしろ、ほほえみを浮かべている人形は、オーナーに向かって、絶対的な肯定と癒しを与えてくれます。
「あなたはそれでいいのよ」という視線と、耳には聞こえない言葉。
この「絶対的な肯定」というのは、心理学的にいうと、ペットが与えてくれるものだという話があるわけですが(つまり、だから人はペットを飼うわけです)、そういう意味では、あるいはお人形は「ペット」に近いのかもしれません。
でも、「ペット」とかいっちゃうと、人形に怒られそうな、魂を感じたりもして(笑)。「私はもっと格が上の存在よ」みたいに。
やっぱり人形は、精霊に近いのかも。

仕事しているとき、ふと振り返って、ベッドに座らせたサアラがこっちをみているのと目が合うと、なんかちょっと落ち着きますね。

そして、この精霊は、かわいがると魂が入るようで…。

今日、久しぶりに、母にサアラを見せたら、
「うわーかわいい。かわいいけど、なんか、家にきたときと、顔が変わった」とかいって、微妙にひいていました。

…怖かったのか、母(笑)。

私が死んだら、髪が伸びるかもな〜。

☆<香水日記>
体調悪かったのにがんばって原稿を書いた自分へのご褒美に、ラブパスポートを買いました。ペイネの絵が箱にあしらってあってかわいいフレグランスです。
香りの傾向としては、エクラ・ドゥ・アルページュに似ているかな?
レモンがきいた、エクラより甘い、あったかみのある香りです。

今日はオムニアつけてる人とすれ違いました。
寒くなるのを待ってたんだろうなあ…。
私はもう少し寒くなるまで、あれは封印する予定。



2003年10月15日(水) 第一稿完成

それはめでたいんですが、256枚ですよ。
道理で、書いても書いても終わらないと思った(苦笑)。

どうしましょう? かなり、削らないとなー。
でも、いまはとりあえず、一仕事終わったあとののんびりした気持ちになっています。
今日はできれば一晩休んで、明日は一日、他社の仕事をして送り出して、気分転換をしたところで、あさってからルルーにまた戻りたいような気も。
それとも、続けて一気に書き上げちゃった方がいいかなあ。

一応、エンディングの所。まだ文章が、荒いですが、こんな感じ。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

(人は誰も、心のどこかに故郷を持って、そしてそれぞれが、故郷から、遠くに旅だってゆくものなのかもしれないわ。でも、帰るべき場所があるのなら、もし、そこに二度と帰らないようなときが来るとしても、幸せでいられるのよ。さみしくなったりはしないの)
 ルルーはペルタを抱きしめ、そして暗い海が映す星々のきらめきと、近づいてくる船の明かりを見つめながら、思いました。
(わたしの故郷は、エルナ姉さんの思い出。そして、風の丘の家で作ってきた、いろんな人たちとの思い出だわ。わたしの心は、いつもあそこに帰る。だから、わたしはひとりじゃない。どんな遠くに旅に出ても、ひとりきりのときでも、帰る場所があるんだもの)
 人は誰も心に楽園を抱いているのです。
 帰るべき場所、心がつながっている場所を。永遠に消えることがない思い出を。
 サラの歌声は、遠く響き澄みきって、まるで星空と島とルルーたちを見えないつばさで包み込もうとするように、やわらかく広がってゆくのでした。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

今回は、「歌のつばさに」のイメージで書いてみました。
最後のサラが歌っているのは、ずばりそうです。

さて。仕事が終わるまでは、眠い眠い早く寝たい、仕事が終わったら、一日中でも寝てやる、とか思ってたんですが、仕事一つ終わると、なんか元気になっちゃって、目がさえたりして(笑)。

でも、今夜は早く寝たいなあ…。



2003年10月14日(火) あとちょっと…

百九十八枚をこえてしまった。
これから終章だから、できあがりは二百十枚か二十枚くらい?
できれば、明日の夜明けくらいまでには書き上がるといいなあ。

今日はコンビニで、ロッテの「ゼロキャンディ」というのの袋が目について、なんだかあの袋に書いてあるゼロのかたち、みたことのあるような…と思って思案して、気がつきました。
Opera7のアイコンに似てるんだ(笑)。

甘いものがちょうどほしかったので、買って帰りました。
砂糖不使用で、「体に優しい」って書いてあるし。
あとは、ブルボンのディズニーキャラが描いてある、本のかたちをしたケース入りのキャンディを買ったり。
コンビニでお買い物するの、大好きです。

さて、仕事しよっと。



2003年10月13日(月) がんばるLaVieさん

☆ルルー7,二百枚が目の前に見えてきたけど、終わらないよう。
どうしよう(笑)?
どうしようったって、とにかくラストまで書いて、削るしかないんですが。
前半は、かなり削れそうな予感がするし。

で、前に日記に書いたような気がするんですが、執筆用機サテライトが永眠したので、いまは我が家のメイン機LaVie Nで、ネット関係から執筆から、すべてこなしているわけですが、すごく安定してますね。
パソコンじゃないみたい。なにがあろうとかたまらない。奇跡のようだわ。

普通、わたしといっしょに、朝四時五時まで働いて、また朝に起きて、一日電源ONの生活をしていたら、疲れそうなものを…。
それも、換毛期の猫どもの毛が舞い散る部屋で。

限界まで積んだメモリがよかったのか、扇風機とクーラーで常に部屋を冷やしているのがきいているのか、xpが偉いのか、GタイプNが偉いのか、いやそもそも、NECが立派なのか。大当たりで特に丈夫なのが我が家にやってきたのか。
パソコンこれで五台目くらいだけど、歴代のパソコンの中で、いちばんじょうぶで、安定しているなあ。機械がないと仕事にならない職種なので、涙が出るほどありがたいNさんです。

でも、人間の方は、左の手首が痛んできて、ちょっと今日はアンメルツとか塗り塗りしています。
あと、お肌が荒れて、ちょっとやだ。
しかし、あと少しで書き上がるので、がんばる。
書き上がって、某社の直しをしてから、休むのだ。

☆しかし、うちのサイトの常連さんたちは、おとなも子どもも、素敵な人ばかりだなあ、と、かみしめる今日この頃(^-^)
みなさん、本当にありがとうございます。

☆今日の香りは、ミッシェル・クランのコメディ。
アイリスが甘くて、いい香り。



2003年10月10日(金) 不思議な響き

体調がよいときや、気力が充実しているときに、頭の中で聞こえる音があります。
ファラララララ、って感じの、高いラッパの響きのような澄んだ音。
SLGで、自軍が攻撃するときのBGMのような、というか、竜踊りで、竜が玉を追いかけて走るときのラッパの響き、というか。

ここのところ、この不思議な音をきく回数が増えてきたので、だいぶ復活してきたな、と、ほっとしています。

いやほんと、体調悪かった〜。

さ、今夜もがんばって原稿を書こうと張り切る、夕方六時なのでした。



2003年10月09日(木) 龍にあった日

「祭りの風に吹かれると寿命が延びる」というのだそうです。
日本のどこかの地方での言い伝え。
以前に何か、民俗学関係の資料を読んでいたときに見かけた言葉です。

で、ちょっと今日は、寿命を延ばしに行ってきました。
街へ、祭りを見に。

長崎の秋の大祭、長崎くんちの期間中は、街には屋台が並ぶし、人通りは多くなるし、歩いていればどこかしらで、船やら竜(じゃ)やらにあえるのです。

もう屋台で買って食べる年ではなくなっているので、冷やかしながら、ふらふらと歩き、開発されてきれいになった海沿いのあたりを散歩しました。

日傘を差して青い海を見て、停泊している船を見て、今書いている物語のルルーの気持ちになってみたり。

街のCD屋さんで、Every Little Thingのアルバムを買い、中古ででていた東京パフォーマンスドールのアルバムを買い。
にぎわう街をとことこ歩いていたら、あいました、龍に。

緑色の籠町の龍がいるじゃないですか。そう、竜踊りの、龍です。
龍は、金色の玉を追い、さがし、ぐるぐるととぐろを巻き、のびたり歩いたりして、最後は道路を横断して行きました。

不思議なもので、龍を動かしている人の姿って、意識しないと見えてこないんですよね。ああいう生き物がいるみたいで。
あるいは、あれを作り物だと意識すれば、竜は、街を舞台に演劇をする巨大な人形、といえないこともなく。

長崎は、不思議な街です。



2003年10月08日(水) かなり復調

けっこう元気になってきました。
まだちょっと頭痛はとれないけど、くしゃみはでなくなりました。
ので、また夜明けまで働く人になっています。

ただ不思議なもので、体調が悪いと、手が汗ばむんですね。
キーボードをたたいたりしていると、べたつくのでいやだなあ。

ルルー7,だいぶ進んでいます。
これをなんとか、今週中に書き上げたいんだけど…。

夏さんから、お人形のドレスの差し入れがありました。
わあい♪ これは27センチドールさんににあいそう。
まっかなクリスマスのドレスです。

サアラ60さんにも、某所経由で、北海道の方から素敵なドレスやアクセサリーを譲っていただいて、着替えさせました。白と薄い青色系のシンプルなキャミソールとスカートなのですが、長崎は暑いので、着せると涼しげでよかったです(^-^)。

デフォルトで着ていた紺色の学生風の上下は、まだ季節的に早い(長崎では)のと、猫の毛が目立つので、着替えさせてあげたかったんですよね。

猫といえば、25日付産経新聞に掲載予定の、「シロコの鈴の音」ですが、改稿するとき、私が削ろうとした台詞を、サンケイT記者が、
「えーっ。その台詞、削るの? そこがいいのに。もったいないよう」
とおっしゃるので、残してしまいました。
個人的には、削った方がかっこいいと思うんですが、まあ削らないという選択肢もアリかなあ、ということで。

さて。夕食前にもう一仕事して、また夜明けまで働こうっと♪



2003年10月06日(月) とろ火の一日

銀行にお金を振り込みにいったり、猫と寝たりしていました。
微熱がこんなに何日も続くと、とろ火でどこか煮えるんじゃないかと不安です。

「シロコの鈴の音」は、サンケイT記者に大好評だったのですが、字組を直すと、行数がオーバーになることがわかったので、あとで少々削らなきゃいけません。今回から、家のファックスではなく、クロネコファックスを使うので、やりとりが、ちょっと楽しみです。
(今月25日の産経新聞に掲載予定です。お楽しみに!)。

仕事しなきゃと、パソコンの前に座っても、一仕事のあとはやはりつかれていて、つい、一太郎を開く前に、ネットにつないで、しらべものしたりお買い物したり。
(そしてあとで、「どうせ仕事しないんだったら、パソコン閉じて休めばよかった」と反省するんだ、これが…)。

サアラさん関係のサイトを見ていたら、「誕生日は1月7日。山羊座に設定されている」と書いてあるサイトさんがあって、そのサイトのオーナーさんも、「自分と同じ山羊座だ」と喜んでらっしゃったんですが、わたしも、「そうか、わたしも山羊座だし」と妙に納得したり(笑)。
山羊座オーナーが多いんだろうか?>サアラ<まさか(笑)

るるななが終わったら、サアラ60についていた洋服と共布の布を使って、プリーツスカートを作りたいなあ、と、ぼーっと考えています。
バーバリー風の、チェックの布のブラウスを着ているのですよ、サアラさん。
あの布は、スカートにすると絶対かわいいと思うのだ。

いろいろメールとかお手紙とか、かかなきゃなんですが、すみません…。
へたれな村山を許してください。とにかく、るるななが終わるまでは…。



2003年10月05日(日) 四枚の短編を書く

産経新聞に掲載予定の、短い話です。<いつ掲載かはきいてないです。
これは、子ども向けの「怪談」であることという決まりがあります。

実は最初、本八幡で本屋さんを探した話を脚色して書いてしまおうかと思っていたのですが、おとといだったか、ふと話を思いついたので、そっちにしちゃいました。

捨て猫の幽霊の話です。

なんだか頭痛がとれないので、今日は早めに寝れたらいいな。
書き上がって、もう、サンケイの記者さんにメールで送ったので、気分はいいです。あ、気分って精神状態の方ですね。体調はだめだめ〜。

それにしても、猫は捨てちゃいけないと思う。
わたしは捨て猫を見たり、話を聞くたびに、元飼い主に対して激怒する人間なので、捨てられて死んだ猫は、たたっちゃっても、全然オーケーだと思うんだけど…。

猫好きで妖怪好きのわたしは、今回もまた、「心温まる化け猫の話」にしてしまったのでした…。
毎度、捨て犬捨て猫の話を書くたびに、「いい話」になってしまう…。

ううむ。たまには、「たたる猫」とか、「怖い猫」も書きたいんだけどなあ。どうしても、幽霊猫も妖怪も、「よい子のお友達♪」になってしまう…。

ちなみにタイトルは、「シロコの鈴の音」。
タイトルだけは、一見怖そう…かも。



2003年10月02日(木) 頭痛で一日休み

すみません。メールなど、お出ししなくてはいけない方々がいるんですが、今日は夜明けごろから、頭痛で半死人状態でした…。

明日以降、え、今日か?
復活する予定です。

今日は、パソコンの画面がまぶしくて、立ち上げられなかったので、人形のペチコートを縫ったり、魚や猫とたわむれたりしていました。



2003年10月01日(水) サアラさんとか陰陽師とか

☆相変わらず、体調は低空飛行してます。右目の下がぴくぴくしてる。
寝起きがとにかく具合が悪いのがいやだなあ〜。

今日は原稿の読み直しと加筆をしたので、ストーリーの流れとしては進まなかったから、ちょっとストレス。内容の補修はできているんだけど、自分自身が先までかけていないとはりあいがなくて。
目に見えるかたちで原稿が進まないと、快感に乏しい。

☆「で、お人形は、なにを買ったんですか?」という質問が、ぱせり子さんと夏さんからとどいちゃいましたね(笑)。
アゾンのサアラ60です。
今日、福岡からとどきました。思ったよりは大きくなかったですが、やはり、27センチドールと比べると、巨大ですね。
でも、とにかく顔が癒し系でかわいい〜。目が合うと、心が安らぐ。

寝起きで具合が悪かったときにとどいたんですが、疲れも吹っ飛ぶ愛らしさ(笑)。金髪青い目のせいか、天使みたいですね。
ただ、顔の色が真っ白で、貧血起こしてるみたいなので、チークを入れました。
あまりのかわいさにもったいなくて使っていなかった、エスティの限定チーク・ピュアエデンの花びらみたいな形状のものを、指先でそっとなでて、さささ、と。
このチークは、細かいゴールドパールが入っているので、つやもでるんですね。うっすらとほほを桜色に染めたお嬢様になりました。

今はベッドに腰掛けさせたままでおいているんですが、りや子がよく横に来て寝ているので、かわいいです。ひとりと一匹の大きさは大体同じくらい。
猫一号レニの方は、わたしのうれしい気分が伝染したのか、今日は一日、爆発して、ひとりでおもちゃを放り投げながら走ったりして、家の中を駆け回ってました。今は疲れ果てて、本棚の上で、うなされながら寝ています(笑)。

☆ファミリーマートの「陰陽師2」限定グッズが当たっちゃいました。
携帯で応募して、その場で当落がわかる形式のものなので、当たったといっても、実物はまだ見ていないのですが、ちょっとアヤシイデザインの腕時計と式盤バンダナのセットがいただけるのです。
「陰陽師」って、実は原作も映画も漫画も、興味がありながら素通りしていたんですが(あ、いつだったか、新聞で連載されていたのは読んだ)、これはいけない、見ないと罰が当たりそうだ、と思って、今日はテレビで放映されていた「陰陽師1」を仕事しながら見ました。

なんだかほのぼのした映画だったんですねえ。安倍晴明さんが、ほんとに妖しく人間離れして見えたのと、蝶々の娘さんがよかったです。
「2」も見に行きたくなってしまった…。

☆さて、もう少し仕事しようっと。
あら。今日の日記は、気がつくと、「限定」ものの話ばかりだ(笑)。


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