日々の泡・あるいは魚の寝言

2003年05月30日(金) ありがとうございます

☆掲示板カフェかもめ亭に、たくさんのお祝いの書き込みをありがとうございます。
それから、春の宴さん、お祝いのメールをどうもありがとう。メールします。少しだけ時間をください。
とも子さん、くるみのケーキと、不思議な二面猫をありがとうございます。くるみと猫の力で、今夜はぐっすり眠れそうな感じです。

☆お祝いスレッド、うれしくてレスをしたくても、どこでわりこんだらいいのかわからないというか…。
崩したくないというか…。
明日、別のスレッドをたてて、ひとりひとりにお礼のお返事をしますね〜。
うれしいです。ていうか、なんか、しみじみ幸せです。

ヤングアダルトについても、いろいろ語りたいんですが、これも明日以降に…。
真夜中にのりのりで書いちゃうと、勢いで過激なこと書きそうで怖くて。気持ちだけは、書きたくてつっぱしってるもので。
でも、私のヤングアダルトをみなさんが応援してくださってるんだな、って思うと、ほんとに勇気と力がわいてきます。がんばります!

☆今日はつきのかりんさんの作品の添削をきっちりとして、郵便局から発送いたしました。>まっててくださいね、つきのさん

☆携帯にメールくださったメル友濱野さん(笑)。
テレサ・テンや綾戸智絵について、また語らせてください。いろいろ教えてくださいな。

☆ぼちぼち時間に余裕が出てきました。少しずつ、仕事と同時進行で、いろんな人と交わした約束のタスクを実行していかなくては。
なんとか、七月には引っ越しができるように。



2003年05月29日(木) サイト開設三周年

そういうわけで、開設三周年なのであります。
振り返ると、思い出は走馬燈のように(笑)、なんてことはなく、どっちかというと、スライドのように、断片的に幾枚も幾枚も、よみがえるのでした。

喜びもわずかな悲しみもどきどきもあったけど、振り返ればいつも、楽しかったですね。
サイトを続けてきて、よかったと思います。
もちろん、私一人ががんばったのではなく、いろんな人に支えられてきて、できたことではありますが…。

これからも、無理なく長い道をたどるように、ゆったりと続けてゆきたいと思っています。

みなさん、よろしくおつきあいください。



2003年05月28日(水) 頭痛とか添削とか

今日も朝から偏頭痛〜♪ らららら〜♪
もう歌うしかないというか(笑)。

二回頭痛薬を飲んで、何とか復帰。
つきのかりんさんの原稿を再読して添削。
勘のよさが行間からにじみ出ているので、今後の伸びが楽しみです。後は、今回の私の指導を、どの程度消化して書き直せるか、そこが問題で。
「教えられること」が上手な人と下手な人がいて、それは「文章を書く才能」と必ずしも一致するとは限らなかったりするので。
さて、彼女はどっちの人でしょうか。
つきのさんの原稿は、明日こそ投函しようと決意。
今日は、手紙書くだけ体力が回復しなかったので…。

偏頭痛になると、目に見えて落ちるのが、気力と握力。
もうものがもてないというか、へなへな〜っと、なってしまうので。
頭痛薬飲んで、カフェインいっぱいとって、暗い部屋でじっとしているしかないんだけれど、それやると仕事できないし。
あーもー。

今日は深夜にサイトの更新をしたかったので、添削のその後は、ビルダーを動かしていました。
内容はお友達の作家たからしげる先生のコーナーの更新なのですが、今度私が関東圏に引っ越したら、本格的にたから先生のHPも立ち上げるお手伝いをしたいなあと思案中です。
今後も著書が増えて、人気が出そうな方なので、サイトを持っていないのはもったいないんですよね。

どうやったらいいのかなあ?
あらかじめビルダーを買って、ノートにインストールしておいていただいて、それを持参してもらって、どこかの電源かしてくれる場所で、作業したらいいかなあ?
なあんて、ちょっと楽しみな私なのでした。

ふと気がつくと、ポプラ社からファックスがきていました。
ちょっとしたやりとりだったんですが、お相手は元他社にいた担当編集者H氏。
違う社の電話番号でファックスが送られてくるのは、なんだか不思議な気がするのでした(笑)。
ついこの間まで、「魔法少女マリリン」を一緒に作っていたお相手の方と、今度は「風の丘のルルー」を一緒に作るというのは、おもしろいようなふしぎなような、なんともいえない楽しさがあります。
がんばりますね〜>Hさん



2003年05月27日(火) いろいろ2

☆通信講座の添削、杏実さんの分は、今日発送いたしました。
おたのしみに〜☆>杏実さん
明日は、つきのさんの作品をきっちりしあげなくては。

☆私は過呼吸の人なのですが、東京だと楽に呼吸できるんですよね。
長崎に帰ってきてから、いまいち息苦しい。
なんでだろう? あっちは関東平野だから、どこまでも地平線が見えて、解放感があるからかな? それとも言葉のせい?
やっぱり、子ども時代に関東平野に順応しちゃったのかなあ。

☆東京といえば、こないだ行った、ちょうどそのころ、いろんな雑誌やパンフレットに載っている大人向けのこじゃれた小説を読んで、
「ああ、こういうの書きたいなあ…」と思っていたら、向こうで
ヤングアダルトの依頼を受けることになってしまいました。
それも二冊分…。

どちらも、尊敬する編集者の方からのご依頼なので、いい話を書きたい、と思うのです。
思うんだけど、現時点で、頭の中になにもなかったりして…。

あーどうしよう。

でも書きたい。すごくいい話を書きたい。
吉本ばななというか、宮本輝というか、保坂和志というか、何かそういう、純文学っぽい、切なくてきれいな作品を書けたらなあ。

とりあえず、締め切り迫るシェーラと噂の怪談を書いて、ルルー7(今度は孤島の館での謎解きメイン?の、ミステリふうのものになる予定)も書いて、その間に、言霊が降りてくるのを待つしかないですね。

あ、ホラーの直しもあった。
ちなみにたまにこの日記で進行状況を書いていた、子ども向けホラーのシリーズは、来年からのスタートになりそうです。
女の子向け「地獄堂霊界通信」みたいでおもしろいので、読者の皆様は、期待して待っていてくださいね。



2003年05月26日(月) いろいろ

☆湯上がりに、冷たい甘いものがほしいと思って、カルーアリキュールで自家製カルーアミルク作ったら、酔った。酔っちゃった。暑いです〜。
普段お酒飲まないから、分量がわからなくて。たぶん入れすぎたんでしょうね。

☆今日は、うちみたいに子ども用の掲示板を持つサイトの管理人さんたちと、電話でお話ししたり、メールでやりとりしたりしました。
子ども用掲示板は、子どもたちが喜ぶから続けてゆきたいけど、色々気苦労も多いです。でもそれでも、続けたいなあ、とやっぱり思ってしまう。
子どもの喜びは、純粋でかわいいから。
他のサイトさんも、同じことを思って続けているのでしょうね。

☆今日の香りは、久しぶりにつかったエスカーダのラヴィングブーケ。
トップが薬みたいな香りで、どうしても受け付けないんだけど、ミドル以降がマスカットの香りがして、とてもすき。
…でもとにかくトップの香りが嫌いなので、最初が辛い…。

そうそう。さっき、以前から予告していた香水のコンテンツを作ろうとして、家にある香水のリスト作りをしてみたのです。
片手にシグマリオンを持って、移動しながら、家中においている香水の名前を書き込んでいったら…これが、いつまでも終わらない…。
実は、まだ終わってない…。

これはやはり、新シェーラ2及び、来月締め切りの平成うわさの怪談の原稿を先に書いた方が良さそうですね。
三周年記念コンテンツにしたかったんですが、無理みたい…。

恐ろしい。今うちには、いったいいくつ、香水瓶があるんだろう。
知りたいような気もするけど、知りたくないような気もする。

 



2003年05月25日(日) 本を読む

土曜日あたりから、微妙に風邪気味なので、今の段階でなおしておこう、と、今日はお布団で寝ていました。休養の時間、ということでパソコンも電源オフのまま。

でも、休養といっても私の場合=読書の時間になるのです。
元気なときは、黙って本を読んでいる時間がない訳なので。体が疲れたとき、猫と一緒に寝そべって読書、というのが毎度のパターン。
自分で買った資料や趣味の本と一緒に、部屋にはいつも、出版社や著者さん、新聞社からいただいた贈呈本が積んであります。
休養の時間には、少しずつその宝の山を崩します。

今日は、「落ちてきた時間」(たからしげる パロル舎)
「しのびよる図書室の亡霊」(平成うわさの怪談2 岩崎書店)
と読んできて、今は、「マジカル ミステリー シャドー」(芝田勝茂 学研)を拝読中。
たから先生の本は、仲良くしていただいてるからほめるわけじゃないけど、完成度はこれまでで一番高いかも。例によって、不思議に怖い日常の中の怪異を描く連作短編集です。
「しのびよる‥」は、次の恐怖ものアンソロジーにご依頼いただいた関係で、いただいた本ですが、ちょっと後味が悪い話が多いので、個人的には、私はそうじゃないのを書こう、と思いました。
怪談や短編で後味が悪いものは好きじゃないんですよ。
それはたぶん、私自身がオカルト的なものが好きで(そういうものの存在を百パーセント信じているかどうかは別にしても)、だから(っていうのもあれだけど)お化けも妖怪も幽霊も、人間の友達であってほしい、と思っているからかもしれません。
怪異のものに、人間が不幸にされたり、人間が怪異のものを倒して終わり、というような話は書きたくないなあ。
やっぱり、怪異と人間は、共存共栄しなくちゃねえ、などと、微熱の脳で決意。

芝田先生の本は、架空の(でも現実感がある)受験戦争の時代に生まれついた子供たちが、謎のあやし〜い、塾で勉強法を教わる、というお話らしいですが、まだここまでしか拝読してないので、この先が楽しみです。挿し絵もかわいいし。あと、大先輩にこんなこと申し上げるのは失礼なのわかってるけど、本当に文章が上手な方だなあ、と、しみじみ再認識。
今夜はこの本をもう少し読み進めてから、早めに寝ようかしら。

メイン機ラヴィNの電源を一日落としてるといっても、自分のサイトのチェックはその他のものを使って、ちょこちょこしています。
子どもが来るサイトなので、ほったらかしにはできなくて。
レスを書き込まないだけで、毎日すべての掲示板はみていたりして。
疲れているときは、きちんとしたレスをつけられる自信がなくなるので、よほどのことがない限りは、その日はレスしなかったりします。
でもほんと、みてるし、読んでるんですよ〜。

あー。熱っぽい。でも今夜のうちには治そう。きっと治してやる。



2003年05月23日(金) 講座とか綾戸智絵とか

今日は通信講座の原稿を拝読していました。
杏実さんの作品と、つきのかりんさんの作品。
杏実さんのものは、何度も書き直している異世界(といってもいいかな)ファンタジーものの短編で、つきのさんのものは、「日常の魔法」タイプのファンタジーの中編です。

おふたりにはもちろん個別に感想を書かせていただくのですが、ここにちょこっとだけ書いちゃうと、どっちもよかったです。
杏実さんの作品は、何度も磨かれた原石のような深い輝きがあったし、つきのさんの作品は、器用で達者。一言二言のアドバイスで、一気に伸びる人だろうなあと予感させるものがあります。
先生は満足であります☆
児童文学者協会の通信講座。こんなに楽しくていいんだろうか…。

夜になって、テレビをつけっぱなしで仕事していたのですが、気がつくと、ジャズシンガーの綾戸智絵がSMAPの中居君となごやかに話しているじゃないですか。
なんとはなしに話を聞いていたら、綾戸智絵の半生の再現フィルムが流れて、あまりに劇的なのと再現フィルム部分の女優さんのかわいさにひかれて、手を止めてみてしまいました。
十代で渡米。二十代終わりに乳ガンの手術。三十三歳で結婚、後に離婚。
四十歳でデビュー…。

なかなかにドラマティックすぎて、シリアスに語ればいくらでも暗くなるだろう話なのに、綾戸智絵は、大阪のギャグが好きなおばさん、って感じで、冗談交じりに笑いながら話すのでした。
番組の構成もかっこよかったなあ。最後に「世界に一つだけの花」を中居君とふたりで歌うシーンが、ぐっときました。

なんか感動しちゃって、ちょうど用事があった弟に携帯でメール打ったりして。
「四十歳でデビューなんてあたり、とくに励まされちゃった」とかいって。
なんせ私も、この年で、ひとり住む土地を変えますのでね。
すると弟が察したように、「いくつになっても遅すぎることはないと、私はいつも思ってる」と返事を返してきました。
彼はちょうど羽田に着いたところでした。会社の仕事の関係で、出張中なのです。
学生時代を過ごした東京の下町を、ついでに歩いてきたいといっていました。

人にはそれぞれ人生があり、分かれ道がいくつもある。
どの分岐を選ぶのも選ばないのも人生。
でも、たった一つ、死の時に後悔しないように、それだけは考えていたいですね。
より幸せになれるように生きていたいと、思います。
昨日よりも今日、今日よりも明日、もっと遠くへ行けるように。
たくさんの人と出会えるように。



2003年05月21日(水) 帰ってきました

とりあえず、さっき長崎に帰ってきました。

いつも羽田を発つとき、寂しくて悲しい気持ちになるのですけれど、今日は、またすぐに戻ってくるんだ、と、思ったので、さほど落ち込まずにすみました。

帰ってきたら、猫たちが大喜びして、かわいかったです。
無言で目を見開いて、しっぽの根本が太くなってました。

ホテルのお部屋に飾っていた、小さなアジアンタムをいつもの部屋のベッドサイドに置きました。
これをみながら、東京であった人たちとの会話を思い出しながら、明日から原稿執筆に取りかかります。
新シェーラ2「旅立ちの歌」。きっとおもしろく書き上がる予定。



2003年05月18日(日) いろいろ人と会う

昨日は児童文学者協会の総会があり、今日は同人誌季節風の分科会ファンタジー研究会の例会がありました。

いろんな人とお会いできて楽しかったです。
総会のパーティーで声をかけてくださったみなさん、ありがとうございました。
またお会いしましょうね〜。
季節風ファン研のみなさん、これからもがんばっていきましょう。
楽しかったです。

この二日間のことは、いろいろ書きたいこともあるのですが、今夜はこれから仕事があるので(明日月曜日の打ち合わせのための資料を完成させなきゃなので)、またの機会に。

でも、とっても楽しい二日間でした。
やっぱり、人と会ってお話しするのは楽しいなあ。



2003年05月16日(金) 西新宿のとあるホテルにて

ただいま、夜の九時少し前。
ここは、こないだ某ドラマでちょこっとフロントがうつった、巨大なシャンデリアがあるホテルの一階フロアです。

今夜は移動で疲れたのと、仕事があるのとで誰とも会わないオフの夜。
今からお部屋に行って仕事するか〜隣のビルのマクドナルドに行って仕事するか〜ううむ、どっちにしようかな、といったところ。
お夕食は、豪華にホテルでいただきました(旅行なんだし、それくらいは)。

しかししかし。
さっき、なにげにのぞいたアンティーク市で、ブルートパーズの指輪を衝動買いしてしまったので、お財布は冷え切って寒いのです。
あーもう。今回の旅行は、今日以降は質素にしなきゃなあ(涙)。
なんだって、こんな近場で、あんなイベントがあっていたんだろう?
まあでも、昔の指輪は、青くてとてもきれいだから、いいか。

とりあえず。
コンビニにコーヒー買いに行こう。
マックにいくより、その方が安上がりだ…。

ええと。追伸。
先日の「おひねりほしい」の日記のあと、おひねりメールをくださったみなさま。ありがとうございます。



2003年05月14日(水) 必要とされること

☆KOBUさ〜ん。お手紙書きましたからね〜☆
すみません…三月にいただいたお手紙のお返事が遅れて(涙)。
そのかわり、おまけもついてます(笑)。
私はお手紙書くの、下手なので、おまけをメインで楽しんでください。
(作家の割に、なんていうか…作家だからこそ、言葉が嘘をつくと知っているので、真実の言葉で書こうと手探りしているうちに、自分でなんだかわからなくなっちゃうんですよね…。結果的に、すごく無愛想な芸のない文章になってしまうという)。

☆引き続き、本が増刷されたり、わずかでも売れてくれたり、依頼があったりと、ありがたいなあと、思います。
私は、誰かから望まれないと、作品が書けないので。
「あなたの作品が読みたい」と、編集者さんから読者さんからいってもらえないと、一行だって書く気になれない。ていうか書けない。
なんていうのかなあ、私が語る物語を聞く人がいて、初めて、私の作り出すものは完結するのです。
物語を待ち望む人がいないのに、作品を書くのは、私には無理だなあ。
そのかわり、待っていてくれる人々がいるのなら、魂を削ってもいい作品を書こうと思います。

いつか、私の作品が誰からも読まれなくなったら…。
そのときは、潔く作家をやめるのが私の夢です。
子どもはおもしろいし、関わり続けていたいから、そのときは、子ども相手の作文教室でもやろうかなあ。一応教職持ってるし。

読者対象がいなくても作品を書ける人は、たぶん芸術家なのでしょう。私は芸人で職人だから、拍手やおひねりをくれるお客さんなしでは、仕事なんてやっていけないや。



2003年05月13日(火) ダウンの続き

先週末に、アカネヒメ3「たそがれの約束」と新シェーラ1「ふたりの王女」の増刷が決まったので、その関係の作業が、突如として飛び込んでたわけです。
二刷りがでるときに、初版で誤字脱字がある部分は直す機会があるのです。
編集さんもチェックするけど、当然作者も読み直します。

でまあ、実は先週末は、通信講座のお弟子さんの指導があったので、そっちを先にやりました。
読み直しの締め切りは月曜日朝。日曜日一日あれば、自著の二冊くらい、よめるさ、と思っていたのですが…。

こないだの日記に書いたように、ひどい頭痛の襲来がありまして。

結局、作業に取りかかれたのは、日曜日深夜からでした。
それから朝までチェックをして、ばたっと寝て。
朝方、なぜか児文協事務局の次郎丸氏とメールのやりとりをする夢(これがなぜかiモードで、絵文字ばりばりのメールだった…)を見ていたら、童心社N嬢に電話で起こされました。
「先生、おきてらっしゃいました〜? あー。やっぱりまだ、早かったですねえ。日記は読んでたんですけど〜」
「今、何時〜?」
「十時半です〜」
起きられなかったので、そのまんま、お布団に寝たまま内容の確認をしました。
で、電話が終わった後。もう体力がなかったので、寝たまま、iモードで岩崎書店Y嬢にメールを打ちました。

…いい時代になったものです。
ありがとう、F2051。

で、昨日は疲れて仕事にならなかったのですが、早く寝ようと思うと、これが眠れなくて、今日も朝まで起きていました。
朝から、ぼけぼけです。
だがしかし、今日はKOBUさんにお返事を書く、という使命が私にはあったので、いつものとおり大きなバッグ(文房具ひとそろいがはいってる)をつかんで家を出たのでした。
行き先は郵便局。そこにはお手紙を書くスペースと、お茶やコーヒーがあるのです。
が。郵便局に着いたら、肝心の便せんを忘れてるのに気づきまして…。

結局、お手紙は明日書くことになりました。
今夜書こうと思ったけど、今はもう眠くて、脳が働かない〜。
ごめんなさい、KOBUさん。明日こそ、必ず。

今夜は寝たいなあ。
眠れるかなあ。



2003年05月11日(日) いろいろダウン

なんだか今日は朝から頭痛が壮絶で、ダウンしてたんですが、頭痛薬がやっときいてきた夜になったら、今度は借りているサーバがダウンしてます…。

まあ、サーバダウンもたまにはいいというか、掲示板に気を配ってなくてもよくなるので、休日という感じになるんですけどね。
うちの場合は、子ども用掲示板も置いているし、サイトの訪問者も子どもが多いので、他のサイトさんよりもまめなチェックが必要になるから、神経が疲れるんです。
困った場所や困ったものにリンクを張られた投稿がないかどうかのチェックは当たり前として、書き込み内容のチェックがある。
子どもはだいたいにおいてネット初心者で、ネチケットがあまり身に付いていないことが多いし(このへん、かなりの個人差はあるんですが)、個人情報の守り方も知らないから…。
今日も住所氏名を書き込んじゃった子どもがいたものなあ…。

とにかく、子どもが一人でネットにつなげる環境にあるご家庭では、ブラウザの履歴を毎日チェックするくらいの熱心さで、子どもさんの安全を守っていただきたいと思います…。
どこにいってなにを見て、なにを書き込んでいるか。子ども自身にそれを隠すスキルが身に付く年になるまでは(笑)、保護者が把握していた方がいいと思うのです。

私もほんとなら、人の子の親になっていてもおかしくない年なので、けっこう気になってしまいます。子どもたちの安全は。
もっとも母親としてじゃなく、人生の先輩というか、教師の目線で見守っているんですけどね。



2003年05月09日(金) 父と娘

うちの弟には、八月に四歳になる娘がいるわけですが、これがもう、かわいがってかわいがって育てていて、みていてほほえましいです。
で、甘やかしながらも、うっとりした目で、将来への希望を語ったりしてて。
父親の愛ってねえ(笑)。

私と私の死んだ父は、性格が似ているところもあり、正反対のところもあり、で、反目しあったり、お互いを認め合ったりしあったりしながら、一緒に暮らしていたわけです。
父はとにかく、愛情が濃い人で、感受性が豊かな人で、冗談やじゃれあいが好きな人でした。
過干渉が嫌いで、神経過敏で、家族といえど一線を引いたつきあいを好む私とでは、なかなかうまくいかないのもあたりまえというわけで。
おまけに、父は自衛官で、私は戦後民主主義の中で育った人ですから。一緒にニュースでも見ていたら、口論からケンカに発展するのが常でした。
またお互いに理論派っていうか、理屈っぽい親子だったし。
でも、決して嫌いな人じゃなかったな。善人だってわかってたから。
英語が堪能なのも、漢字に詳しいのも、尊敬していた。
父も私のことを、気に入っていたと思います。

父には、私をこんな風に育てたい、という希望がいろいろありました。
常に口に出して、いわれていたものです。
「誇り高くあれ」「賢くあれ」「人に頭を下げるな」「正しいことを行え」「困っている人がいれば、自分の身を犠牲にしても助けるべきだ」
…どこのお嬢様を育てようとしてたんでしょうか(笑)?

まあ、父の希望のすべてが叶ったかどうか知りませんが、気がつくと大人になった私は、勘違いお嬢様のように、常にプライド高いです。
どこにいっても誰と会っても、笑顔でいられるのはいいことだと思っているけれど、その代わり、人に頭を下げるのは苦手だし、ざっくばらんとかそういうのが不得手な、常態がフォーマル仕様な人間になってしまいました。それで損することもたびたび。
ああ、お父さん。あなたは一度も、「素直になれ」とか、「長いものには巻かれなさい」とか、「女らしく」とはいわなかった…。

父は作家志望でしたが、結局は夢は叶いませんでした。
私にライバル意識を燃やして、「負けないぞ」といつもいっていた人でしたが。
癌で死ぬ少し前に、「おまえのことは心配していないから」といってくれた父は、私に関しては思い残すことはなかったのでしょう。
ある意味、著書を残せなかった父がこの世に残した作品が、私という人間だったのかもしれないな、と、今日、ふと思いました。



2003年05月08日(木) ちょっと息切れモード

ちょこっと疲れました。
疲れているときに掲示板にレスをつけるのはよくないので、微妙に出現回数が減っています。

このごろ元気だったので、夜も寝ないで、だーっと片づけたりしていたのが、さすがに疲れが追いついてきたらしく、ちょっと体が重いです。
それでも今日は、パソコン関係の作業はしたのだ。
…予定していたこと全部は終わらなかったけど。

出さなきゃいけないメールとか、しなきゃいけないやりとりとか、いろいろあるんだけど、少しずつやるようにしよう。

南のうお座さん、メイちゃん、メールいただいてます。
お返事ちょっと待っててください〜。

今夜の香水はミラク。意味はミラクル。奇跡のこと。
こないだ書いた作品の中で小道具としても使いましたが、ラストノートがふんわりと甘い包み込むような香りで素敵です。
奇跡とは、どこかの空から降ってくるものではなく、自分が道を切り開いていると思いがけず開く見えない扉のようなものだと私は思っています。
そういうお話を書きました。
…ああ、あれも打ち合わせをしなくてはならないのです。
よりよい本にするために。
大好きな物語だから。



2003年05月07日(水) 耳の底に残る声

☆今日は一日、早めの母の日ということで、家族で過ごしました。
中華街で、北京ダックを食べたり。
これが生まれて初めての北京ダック…。
香ばしくておいしかったのですが、今度はちゃんとコースで食べたい…。
今回は予算その他の都合があって、コースは断念したので。
単品でとると、それも昼間に食べると、どうも、「いかにも中華料理」という雰囲気に乏しいんですよね。せっかくの中華街で食べる中華なんだから、もっと「らしい」気分を満喫したいものなのでありました。
次回は是非、街に明かりがともる夜、それこそチャイナドレスでもきて、個室でフルコース、といきたいものです。

☆ここ数日は、部屋を片づけながら、古いCDを聞き返していたのですが、好きだった歌手やらバンドやらで、今は名前を聞かなくなった人が多いのに、少し寂しくなったり。
ルックだとかサブリナだとか、デートオブバースだとか。よかったのになあ。

☆明日は、通信講座のお弟子さんの原稿の添削をしなくては。
それと、ラヴィとクリエとたわむれなくては。
あとなにか、することなかったかなあ?
あ。夏物のファンデを買いに行くんだった。

あとは…のんびり雑誌でも読む時間がとれればいいなあ。

☆今日の長崎は、曇り後雨。一日湿り気の多い、蒸し暑い日でした。
中華街の雑貨屋さんで、きれいな声の女の人の中国語の歌が鳴っていて、そこはCDもある店だったから、お店の人に売ってるかどうかきこうかと思ったけれど、所有して何回も聞くのではなく、そのときだけ聴く歌というのもいいなあ、と思い返して、歌が終わるまで聞いて、店を出ました。
今はもう、メロディも忘れてしまったけれど、かすかに響く水のせせらぎのような、声の響きだけは耳の底に残っています。



2003年05月04日(日) いろいろ

だいたい部屋が片づいてきました。
やれやれ。

一人暮らしに備えて、先日カードを作りました。
カードはもともとあまり好まないのと、なければないで不自由さもさして感じていなかったので、今まで持たなかったのですが、まあしょうがないかな、と。

カードって、時として身分証明書の代わりになるし、大金を持ち歩かなくてもよくなるので、一人で生きていくにはあると便利なのですよね。
で、ちょうどドコモのカードが始まったので、作ってみました。
いやあ、案の定、自由業には厳しい世界で、審査に一ヶ月もかかりましたよ。
ちゃんと収入があって、健康保険も年金も期限を守って払っていても、月々の決まった収入がないというだけで、マイナス評価になってしまうのですね。
でもとりあえず、カードは私の手元にやってきました。
なんだか「一人前の大人」になったような気がするから不思議です。

最初のお買い物は、記念になるように、ゲランのフレグランスにしました。
ミモザの香りのシャンゼリゼ。
そうして、カードはそっとお財布の中に封印しました。
お買い物するために作ったカードじゃないんですからね。

家にあった児童書を、まとめて近所の小学校に寄付しました。
今日、お礼状をいただいたのですが、なんと、二百冊もあったそうで…。
今までよくもまあ、部屋の床が抜けなかったものだ、とくらくらしました。
これでブックオフに売った本と、うちに残した本を足すと…
うちにはいったい、何百冊の本があったんだろうか?

お仕事関係の連絡を、携帯でやりとりする連休中。
携帯と携帯のやりとりだと、チャット状態で会話できるので非常に便利です。
ああ、原稿、好評でよかったあ…。ありがとう>N嬢&Hさん


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