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半年ぶりの,友人 - 2003年02月26日(水)

今日から東京です.
もうすっかり,新幹線には慣れてしまいました.
窓からみる景色も,通勤電車の中からの風景ほどにはなじみはないけれど.
それでも,「真新しい景色」ではなくなっています.

それでも,相変わらず,東京駅の中では迷いそうになります.
東京って,表示自体が,大阪よりも不親切だと思う….
電車の中から,停車した駅名を見ようと思っても,すぐ見ることができる位置に,駅名表示がない.
大阪だと,割と近い間隔で,駅名表示があるんだけどなあ.

仕事を終えてからは,大学時代の友人と食事です.
彼女とは8月に東京に行ったときにあって以来なので実に半年振りです.

新宿の南口で待ち合わせ,私よりも先に私を見つけた彼女は開口一番
「変わらないね」
と笑います.

誉められてるのかなあ….

といっても,彼女もあまり変わらないんだけどな.
彼女とは,大学時代はあまり話をしませんでした.
授業で一緒になることはあまりなかったし,私は割とのんびりと学生時代を過ごしていたけれど,彼女は自分の興味のある分野での活動に忙しく動き回っていたし.

それが,卒業してからこんなに話をするようになったのが,とても不思議です.
反対に,学生時代にあんなに仲がよかった友人とは,それほど会わなくなったのに.

人間の縁って,本当に不思議

彼女とは,旅をするときのスタイルとか,ブランドや,ものに対する価値観が私と欲にています.
「高いからいい」「ゼイタクがしたい」
ある意味,バブル期のような考えではなくて,どちらかといえば
「人が付けた価値観ではなくて,自分の価値観で価値あるモノを考える」
という感じ.

だから,彼女はとても自然体です.
気が強い,というのも似ているかも(笑).

ただ,私は彼女ほど物事をドライに割り切ることはできません.
彼女が持つ,自分への自信を羨ましく思うときもあるけど.

私は,やっぱり私なんだと,彼女をみるたびに
そう,思うんです.



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いい街 - 2003年02月23日(日)

高知,二日めです.
昨日とは打って変わって,まさに「南国土佐」の日差し.
それほど厚いコートでもないのに,少し歩くと汗ばんできます.

3時過ぎの飛行機のため,昼過ぎまでしか観光ができません.
というわけで,ホテルからも近く,みやげ物も一気に解決する,「日曜市」へ行ってきました.

旅先では,市場に行くのが好きです.
国内でも,国外でも.
市場の,人の活気と,生活の匂いが好き.

この日曜市は,地元の人も買いに来るというのは聞いていたけれど,ほとんどの人が,近郊から来た人のようでした.

店のほとんどは,地元の農家の人が,自分のところの畑でできたものを売っています.
トマト,白菜,春菊,水菜….
後は,四万十川で取れる小魚の煮つけとか.
こういうところでみると,ついつい買いたくなってきます.

というわけで,飛行機に乗らなければならないのは知っていたのだけれど,トマト,春菊,水菜,アオサなどを買いました.
安くて,新鮮で,言うことなし,です.
もちろん,持っていったかばんには入らないので,急遽,市場の近くのダイエーのなかにあった100円ショップで,大きな紙袋を購入(笑).

ああ,楽しかった.

高知は,いいところです.
といっても,日曜市しか見てないのだけれど(笑).

街が歩きやすい.

それって,結構「いい土地」の条件だと思うんです.
だって,迷って歩き疲れる,なんてことがないのだから.





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占いに行ってきました - 2003年02月22日(土)

本日は高知に来ました。
目的は占い。

「わざわざ占いに高知まで!?」

と驚かれます。
まあ、そうです。

たかが占い。されど占い。

といっても、私よりも先月来落ち込みの激しい友人を励ます(?)意味合いの方が、強いかも。

この占い師は、四柱推命を中心に占ってくれますが、その人の先祖や前世が見えるらしい。

「そんなんはったりじゃん」

という人もいるでしょう。
私も、そこまでではなくても、ある程度眉つばもあるんじゃないかと思っていました。



行ってみてオドロキ。
「本当に見えるんだろうなあ」
という事を言われるんです。
先祖・前世に限らず。

例えば、私は以前好きだった人の風貌を当てられました。
名前も、生年月日も何も言っていません。
ただ

「好きな人がいました」

そう言っただけ。
それだけで、先生から返ってきた言葉は
「あら〜。可愛い子ねえ」(注:相手はオトコです)

当たってる(笑)
一緒に行っていた友人(顔を知っている)もびっくりです。

ちなみに、私の前世は、武士の奥方だったそうです。
紫のみちゆきの着物を着た、筆の上手な淀君のような人。
「だからあなたのラッキーカラーは紫よ」
といわれました。なるほど。

先祖は、琉球の王族だったらしい。
「初めて見るわ」
と先生も言っていましたが。
琉球の王族の、何代かは分からないけれど、4番目の王子だった人物が先祖だったらしい。
「一段高いところにいて、楽器を弾いている人たちを見ている姿が見えるわ」
といわれました。ちなみに、オトコマエらしい。

ふーむ。だからあんなに沖縄に惹かれたんだろうか。

ちなみに、占ってもらう時に、自分の生年月日と名前を書くのだけれど、先生が私の名前を見て一言。
「まあ、あなたユニークねえ。怖いものないでしょ」
・・・ん〜そうでしょーか。

トータルすると、私はかなり運がいい部類に入るらしい。
よく友人からは言われていたし、自分でもそうかなあ、と思うことはあるけれど。
どうやら、本当にそうらしい。

ちなみに、私の先祖は、私のやり方が悪くて、まだ力を出しきっていないのを見てイライラしているらしい(笑)
「もっと動かなきゃだめ」
なんだそうだ。

そうそう、前に好きだった人とは「財を成す相性」なのだそうだ。
いいも悪いもないけれど。
今までの占いでは、ことごとく「駄目」といわれたけれど、今回はそんなことはいわれなかった。

「付き合ってなかったの?」
と聞かれたので
「付き合ってません」
というと
「おかしいわねえ。デモ、彼はあなたを好きだったことがあったはず」
らしい。
そのうえ
「あなたのやり方が悪かったのね」
だそうだ・・・。
そうか・・・私のやり方が悪かったのかあ。
どうやったら、上手くいったんだろう・・・?
というか、私を好きだったことが、本当にあったんだろうか…?

でも、そう思えるのは、ケッコウ嬉しいものだったりする。

復活があるかどうかは、「するなら今年中」といわれたけれど。
「復活できる」かどうかは、いわれなかったなあ。

いやいや。
高知まで来たかいがありました。
なかなか、楽しかった。







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今日はなんだか - 2003年02月21日(金)

今日は,なんだかとても疲れていて,いきなりだけど大学の友人をカラオケに誘いました.
忙しいかもしれないと思っていたけれど,なんだか都合がついたみたいで
二人でごはんに行ってから,カラオケに行きました.

ご飯を食べながら,彼女と今度行く高知の占い師の話をしていました.
その占い師を紹介してくれたのは,彼女でした.

彼女とは,最近なんだかよく話します.
人生について
恋愛について
結婚について

誰かと話すというのは,やっぱりストレス発散になるもんなんです





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いっそのこと - 2003年02月20日(木)

先日,久しぶりに本を買った.
その本の存在を知ったのは,あるメルマガの広告で紹介されていたからだ.

本のタイトルは「イラクの小さな橋を渡って」という.
写真を本橋成一氏.
文は池澤夏樹氏.

これはもう,私に「買え」といっているような組み合わせだ.

内容は,2002年の11月に池澤氏がイラクへ行ったときの紀行本といったところだろう.
しかし,もちろん「イラク」だ.現在最も世界の注目を浴びている国.

本自体はどちらかといえば薄いものだ.
おそらく,すぐに読めてしまう.
でも,私はなかなか読めないでいる.
それは,時間がないとか,そういう物理的なことではなくて,
「読むのがもったいない」
ということ.

ふと考えることがある.

この地球上から,戦争による直接の,または戦争の置き土産とも言うべき地雷やなんかでの死や,ケガなどがなくなったら,どれだけの人が生きていられるのだろう.
そして,どれだけの医療費が節約されるのだろう.

どんな理由があれば
自国の「正義」にそぐわない国にミサイルを落とすことが
正当なものだといえるのだろう.

いっそのこと
トップ同士が直接殴りあいでもなんでもすればいい.

「愛国心」をタテに
他人に代わりに殴りあいなんて
させるな



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「音の名匠展」に行ってきました - 2003年02月19日(水)

本日は仕事を早く切り上げて百貨店でやっていた
「音の名匠展」(多分、こんな名前)を見てきました。
早く言えば、楽器の展示即売会です。

しかし、コンド、フリーぺーパーで、ヴァイオリン職人にインタビューに行く計画を立てているため、私としてはやはり足を運んでおかないと。

私自身、それほど楽器に知識があるわけではありません。
プロとしてやっているわけでもないし、ピアノを10年以上やっていたことと、ヴァイオリンを少し、かじったことがあるくらい。
ギターは趣味で曲何かは作ったりしていたけれど、それも自己満足の域を越えていない。

なので、「音さえ出ればいい」超アマチュアの私は勉強も兼ねていってきました。

しかし、時間が既に遅かったのもあり、片付けには言っていたり、
やはり「即売会」なだけあって、それほど説明書きもなく。
結局、名器のアマティ、グァルネリ、ストラディヴァリウスのヴァイオリンを見てきました。

「見る」だけで、「音」が聞けなかったのがすごく残念ですが
かわりにマンドリンの演奏を聞いてきました。
おそらく、マンドリンとギターでユニットを組んでプロとして活躍している人なのでしょう。
ファンらしき人もちらほらと見受けられました。

楽器はやっぱり好きです。
楽器、というよりも音が好き。
特に、管楽器よりは、弦楽器が好きです。

ピアノ、ギター、ヴァイオリン、ウクレレ、琴

私が少しだけでも弾ける楽器はすべて、弦楽器です。
学校の授業で習った、というのなら,たて笛も吹けますけど。

このテンションを持ったまま、インタビューの準備を始めましょう。
とりあえず、百貨店の帰りに図書館によって、ヴァイオリン関係の本を借りてきました。

インタビューに行く以上は、最低限の知識を持っておかないと、やっぱり失礼ですしね。



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なんだか本当に - 2003年02月18日(火)

疲れました.

というひと言しか,浮かびません.

なんだか,今日は本当に疲れました.


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どうにでもなるさ - 2003年02月16日(日)

なんだか今日は疲れた.
明日はとうとう山場.

もう,どうにでもなるさ


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酔っ払った馬の時間 - 2003年02月15日(土)

「酔っ払った馬の時間」という映画を(ようやく)見に行きました.
かつての会社の後輩と見に行ったのですが,二人の都合が合わなかったり,約束した当日に私が寝坊したり….
 紆余曲折があり,ようやく今日見に行くことができました.

 映画史上,始めてくる土語で撮影された映画だそうです.
 舞台はイランの国境に近いイラク領クルディスタンの小さな村.ここで暮らす兄弟を描いた映画です.

 はっきりいって,「映画」を見た気がしませんでした.
 厳しい自然,貧しい生活.子供でさえも,容赦なく働かなければならない現状.真冬の,自分の背丈ほども積もるかという雪の中,小柄な体の裕に3倍はある大きな荷物を背負い,密輸の品物をイラクへと運ぶ仕事.

 まるで,ドキュメンタリーのように見えたのは,おそらくそれが彼らにとって「演技」ではなく,「日常」だからでしょう.

 主人公は12歳の少年.彼は5人兄弟の次男だが,長男は不治の病で働けない.映画の冒頭で,密輸のキャラバンに参加していた父親は亡くなる.そして,主人公の少年が課長となり,一家を支えていく.

 ストーリーの核は「家族愛」だ.
 言葉にすれば陳腐になるかもしれない.けれど,体の成長が止まり,知能も幼児波にしかない長男.手術をしなければ長くは生きられない.しかし,手術をしたとしても,長くもって1年.つまり,手術をしてもしなくても,彼には死が待っている.
 それでも,その長男に手術を受けさせるため,危険で過酷な密輸のキャラバンに参加する12歳の少年.
 そして,手術台が1ヶ月では稼げないと分かったとき,その長男の手術を受けさせることを条件に嫁ぐことを決めた長女.

 「家族を守りたい」
その思いが見ている観客には伝わってくる.

 嫁ぐ姉を見送る次男.そこに浮かぶのはつらい仕事でも泣き言も言わず,ひたすら家族を守っていた家長としての少年ではなく,年相応の,姉がいなくなることが悲しい12歳の少年.そして,家族を守れなかった自分への悔しさもあるのかもしれない.

すべてにおいて,過酷な現状.
ドラマとか,ストーリーとかは見ている途中からはどうでもよくなった.

私の知らない世界がそこにあった
なんという世界だろう.
あの状況にあって,いや,あの状況にあるからこそ,「生きよう」という意志であふれている.少しでも長く.

見終わった後,なんともいえない感覚が残りました.
決して不快な感覚ではありません.

ただ,ひたすら
「この映画に遭えて良かった」
そう,思えました.



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エリート意識 - 2003年02月14日(金)

久しぶりの友人に会った。

「もう,だめやわ」
というメールが来たのが1月末。
何があったのかと気になりつつも,なかなか二人の予定があわずに結局今日になってしまった。

私がみる彼女はかなり不思議な人物だ。
容姿は抜群にキレイ。
自分でもある程度それを認識しているようだが,なぜか自分で「モテない」と思い込んでいる。

頭だっていい。
現在彼女は公務員をしているが,公務員の中の試験でも難しい部類に入る試験に,彼女は現役合格をした。

おそらく,大多数の人が羨ましがる「王道」を歩いている。

今日は,そんな彼女にほぼ半年以上ぶりに会った.
そして,会って驚いた。

「エリート意識が強くなっている」

もともと,彼女はエリート意識が強かった。
そりゃそうだろうと思う。
いくら「公僕」といったって公務員だ。
世間の評価は高い。信頼度も厚い。

それが間違ってるとは思わないけれど
全面的に正しいとも思わない私はその根拠がどこにあるのかをいつも不思議に思う。

でもまあ,世間一般的に「公務員」はエリート意識を強く持っていると聞く。
ましてや彼女の家は公務員一家だ.
彼も公務員。

彼女の中には「公務員が最高」という意識が常にあるのだろう。
話の端々で,それが感じられる。

それが,不快というわけではない.
職業なんて,結局本人に興味があるかないかでその人にとっての「重要度」は変わってくるのだろう。

公務員とはほとんど対極にあるような仕事をしている私には
公務員という仕事には全く魅力を感じない。
安定していて,高給だとしても.

もちろん,そんなこと彼女に言えるわけはないが.

彼女を見ていて面白いのは
「自分の理想」
に縛り付けられているようなところだ。

「こうあるべき」
という安定した未来のために,いろいろなものを決めていく。
「こうあるべき」の「こう」は,結局は自分の好きなもの,ということだろうが,
未来の「こう」のために今のやりたいことを我慢する。

まあ人それぞれの生き方がある。
どれが正しいのかは分からないけれど。

最近,自分が決めたことに縛り付けられている人をよく見かける。

自分が決めたことなのだから,臨機応変にいけばいいのに,と思うのだけれど
どうもそうはいかないらしい。

自分に甘い私は
「こうあるべき」と思ってもついつい現在の快楽に流されてしまう.
もしかすると,彼女からすれば「最も歩きたくない人生」を歩いているのかもしれない。(笑).

でもまあ仕方ない。
それが私なんだから,

結局彼女の「もうだめ」とは,彼女のとんでもない上司の話なのでした。









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よくない - 2003年02月13日(木)

仕事のしすぎというのはやはりよくないと思う。

頭が疲れてくると,なかなか冷静にはなれなくなってくる。

なんだか,イマイチ調子がつかめないのだ。
ふむ.

やっぱり何事も「〜過ぎる」というのはよくないんだ。




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オーケストラに似た記事の執筆 - 2003年02月12日(水)

なんだか今日は,記事がかけそうな気がした。

多分,それは,昨日から何かを書きたいという「書きたい欲求」がちょうどいい具合にたまっているからだ。

記事を書くのに,私はある程度のテンションをいつも保たなければならない。
そうしないと,書いた文章を後で読み返してみても,やっぱりつまらなくなっているからだ。

施設記事を書くときは,いつも頭の中でオーケストラの演奏を思い描く。
最初は,静かな導入部分。
途中で盛り上げて,複線なんかも混ぜちゃったりなんかして,そして最後にオチをきれいにつけて,締める。

最後の一文字を書き終えたとき,頭の中で
楽器が指揮棒にあわせて一斉に「ジャン!」と終える瞬間を思い浮かべる。

これが上手くきこえると,その記事は,たいてい自分で納得している。
それがきこえないと,どこかで自分が思い描いた記事とずれているのだ。

さて,明日こそ,残りの記事を書かねば。


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至福のとき - 2003年02月11日(火)

本当は「酔っ払った馬の時間」という映画を見に行く予定でしたが…
一緒に見に行く約束をしていた後輩からの電話で目が覚め,来週に持ち越し,となってしまいました….

というわけで,「酔っ払った馬の時間」を見に行った後に,見に行こうと思っていた「至福のとき」という映画を見に行ってきました.

チャン・イーモウ監督の「しあわせ三部作」と呼ばれる映画の最後の作品です.
この監督の映画は,私が見た限りでは,はずれはありません.
「人情」という,ともすればクサくなってしまいがちなテーマを「日常風景」に溶け込ませて自然に描くことのできる監督は,早々いないと思います.

この映画は,今までに私が見た中でもベスト5に入る映画でした.
「笑い」のセンスのよさ,ラスト10分で一気に物語を盛り上げるその構成.どれをとっても超一流です.さすがです.

泣ける映画も,感動する映画も多々あるけれど,見終わった後に「幸せ」を感じる映画はそうそうないのではないかと思います.泣いているのに爽快感すら,漂います.
まさに「しあわせ三部作」のラストを飾るにふさわしい.

今日の早い時間にこの映画を見たので,今日一日,天気は雨にも関わらず,なんだかうきうきとした,楽しい気分で過ごせました.

映画を見た後は,古本屋街を巡っていました.
久しぶりに嗅ぐ,あの誇りっぽいにおいはやはり私にとっては特別です.
これほどゆっくりと本を眺めたのも久しぶりかもしれません.
目当ての本を探していたわけではないので1軒1軒ゆっくりと眺めて,気になった本を手にとってぱらぱらとページをめくる.

映画系の本屋も途中にあったために立ち寄り,「QRANK」という映画雑誌を買いました.まだしっかり読んでないけれど,創刊2号目のその雑誌は,映画批評というよりも,映画の裏方に焦点を当てた雑誌のようです.それがまた面白い.

他に買ったのは
魯迅著「故事新編」,遠藤周作「勇気ある言葉」,池田晶子「残酷人生論」

今日はまさに私にとって「至福のとき」をだったわけです.



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タイミングが悪い日 - 2003年02月10日(月)

なんだか,すべてに疲れた日だった.
自分で立てた予定が上手く行かないといらだってしまうのは私の欠点ではある.
まあ,著者の「もうほとんど出来上がってるから」という言葉は信用してないけど.

何をするにもタイミングの悪い日,というのはやはり存在するのだろう.
イライラ・ウロウロ
を繰り返しても何も進まない日.

いろいろな本が読みたいのにそれすらもままならない.
帰りに立ち寄った本屋では読んでみたい本がたくさんあったのに
買えないまま結局帰った.

昔からあまりハードカバーは買わない.
高いから,というのがそのほとんどの理由だけれど.

読みたい本がたくさんあるから
近くに図書館や古本屋があればいいといつも思う。

もし今度引っ越すなら
近くに図書館か古本屋があるところにしようと思う。



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よく笑いました - 2003年02月09日(日)

本日は,年末に会った友人から持ちかけられたコンパ(飲み会)でした.
あまり,コンパの幹事はしないほうなので,珍しいイベントです(笑).

結果的には,かなり楽しい会になりました.
それぞれが,かなり面白い人たち(男女とも)が集まったので笑いっぱなし,でした.

なんだかまともな人(という表現は失礼かもしれませんが)とのコンパ,というのはとっても久しぶりかもしれません(笑).

いやいや…本当に楽しかったんですよ.
いろいろな人が見れる,という点では初対面の人との飲み会も結構楽しいんです.




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いいことだらけ - 2003年02月08日(土)

本日は,淡路島まで七福神巡りに行ってきました.
結果的には,5つしか回れなかったのだけれど,楽しい行程でした.

年末年始,ここ最近で一番落ち込んでいた私.
その時に見た「七福神巡り」というツアーパンフ.

「神様にもすがりたいくらい」の当時の私が行きたかったんです.
今はすっかり立ち直ってしまってはいたのですけれど,そのときとは微妙に目的が変わっていはいたけれど,それでもやっぱり行ってよかった.

初めての明石大橋を渡って
初めて淡路島に足を踏み入れて
初めて鳴門大橋を見ました

温泉も気持ちよかったし.
いいことだらけです.
回っている途中からは大雨になりましたが,帰りに見た,雨に煙った明石大橋のライティングはきれいだったし,それも,ラッキー.

一緒に行ってくれた人が,ずっと運転してくれていたので,なんだかとても悪かったのですが,でもその人の車だし,保険は30歳以上と言うことなので,私には運転ができません.

もちろん,その人のほうが運転が上手いので,私の出る幕ではないのですが(笑).

とりあえず,お土産は淡路島産のたまねぎと,味付け海苔と,落花生,そしてオニオンスープの素です.







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見習わなければいけないこと - 2003年02月07日(金)

今日は,友人から誘われてコンパ,というか飲み会に行きました.
相手は漁師です.

今まで,いろいろな職種の人に会ったけれど,漁師は初めてでしょう.

年齢的に私よりはかなり上だったので,なかなか話の面で難しいとこはありましたが(笑).
同席していた幹事ではない友人は彼女特有の「聞き上手」な面を発揮していました.

さすが.
見習わなければならない点が多いのです.




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いつか本当になる - 2003年02月06日(木)

今日は,本当は会う予定だった友人が急遽キャンセルになり,代わりに別の友人からの誘いで夕飯を食べに行きました.

今の彼女に,私の声がどれだけおどくかは分かりません.
歯がゆく思うこともあります.
甘ええいると思うこともあります.

けれど,それを自分で分かっていてもどうしようもないこともあるのだということも
分かっているんです.

「明けない夜はない」

なんて,どこかの安っぽい小説や歌のなかでの言葉だけれど
それは本当のことなんだ,ということを彼女には信じていてほしい.

今がどれだけつらくても
これ以上がんばれないと思っても
そう信じていれば,それはいつか本当になるんだから




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あのころの私は - 2003年02月05日(水)

本日は少し早めに帰って,髪を切りに行きました.
この間切ったばかりですが,なんとなく気に入らなくて(というより,もう少し,切りたかったから)もう一度切ってもらいました.
一週間以内だから,タダです.

結構今度はばっさりと短くすっきり.
うん.これで当分美容室には行かなくてすむ(笑).

年始からずっと落ち込んでいる友人.
「いつでも話を聞くよ」
といっても,私のほうもいろいろと幼児がかさみ,なかなか思うようには行きません.

3年前.
私は,いつも誰かに一緒にいてもらった.
一人ではいたくなかった.
いろんな人に連絡をとって会いにいっていた.

彼女が私と同じだとは思わないけれど.

それでも
ついつい同じ話をしてしまう
のも
時間が薬だとわかっていても考えてしまう
のも
あのころの私と同じだから.

できるだけ,彼女と一緒にいてあげたいんだ.

どれだけ,私が自分の経験談を話しても
おそらく同じ経緯をたどるのだろうと分かっても
彼女自身がそれに気づかなくては意味がないから.

時間は,誰にでも公平に過ぎていくんだと
3年経って私はようやく気づいた.
あのままの時間で止まっていたらと思うときもあるけれど
もう今は大丈夫

「懐かしいね」

そうやって笑うこともできる

「がんばれ」とは言わない
ゆっくり,ゆっくり,君のペースで進めばいい.

だけど

今までがんばってきた自分は,好きでいてあげようね




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がんばりましょう - 2003年02月04日(火)

なんだか今日は,今度の新連載の執筆者とのやり取りで疲れてしまいました.
メールだけでどこまで伝えられるのかは,難しいところです.

少し,気難しいところもあるけれど,それでも,いい連載にしたいから.

だから,もう少し,がんばりましょう


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ドキドキ - 2003年02月03日(月)

「節分」という季節の行事がなければ,今日はただの月曜日です.
本当は,部屋へ帰ってパスタでも作ろうと思っていました.
けれど,残業をしていると母からのメールが入りました.

「太巻き食べなさいよ.イワシも.家に来たらあるよ」

必ず,食べなければいけないというものではないのだけれど,改めていわれるとなんだ食べたくなるもんです.

というわけで,帰る予定がなかったにもかかわらず,帰りました.

家に帰ると,いつもなら迎えにくる犬がいません.
コタツの片隅で熟睡していました.
少し見ない間にずいぶんと老けた感じがします.そりゃ,もう13年になるのだから,当然かもしれません.
最近は,ずいぶんと耳も遠くなったようです.

人間は,多分周囲の変化で自分の時間を計るものなのかもしれません.
この犬が家にきたときの私とは,今はもうずいぶん変わってしまいました.

ちょうど,実家においてあった保存版のフィギュアスケートのビデオを見ました.
この間見た,クーリック選手ばかり映っていたりする,保存版です.

17歳のころの彼もいます.
最初のほうは何度も繰り返し見たのでところどころ伸びていたりします

見ながら,一つ一つの演技にふと笑えたり,ドキドキしたりしていることに気づきました.
何度も見て,覚えているプログラムなのに,それでもみるたびにドキドキする.

やっぱり,フィギュアは面白いんです.



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スケーターズ・エキスポ - 2003年02月02日(日)

本日は,かなり以前から楽しみにしていた
「スケーターズ・エキスポ」の日.

そう,生クーリックを再び見れる日です!

実は,去年,SS席という一番いい席を取ったのだけれど,サイドの手すりがあるほうのSS席だったために,微妙に全体を見渡しにくく,今年はSS席よりは少し広報になるけれど,全体を見渡せるS席を頼んでいました.

しかし,クーリックが出ることが決定したときは,とても悔やみました.
だって,至近距離で見れることなんて,そうそうあるわけないのだから.

そしたら,なんとなんと,頼んでいた総務の人の手違いで,一番いい席であるSS席で取れていたのでした!
やはり,日ごろ,真面目に仕事をしておくものです.
これはきっと,神様からのごほうびです.
しかも,今年は去年のようなサイドの席ではなく,スケーターたちを正面からみることができる席です.
コンサートで言うと,アリーナ席といったところでしょうか.

というわけで,楽しみにしていた幕が上がります.

海外の招待選手はオープニングとエンディングに一曲ずつ滑ります.
その間には,いろいろなテーマに沿ってプログラムされたショーが行われます.

私が気に入ったのは「ランデブー・ストリート」のコーナーです.
四季それぞれに合わせた曲に沿って,繰り広げられるショー.

春は松任谷由美の「春よ」にのって,サクラをイメージした衣装ですべる群舞.
夏は,桑田圭介の「波乗りジョニー」やサザンの「勝手にシンドバッド」の曲にあわせて,サーフボードを持ったTシャツに短パン姿のスケーターたちのスピード感あふれる群舞.
秋は「恋人よ」に合わせてしっとりと,寂しげなペアのダンス.
冬は「クリスマス・イブ」にあわせて真っ白な衣装を着た男女の演技.

どれも,楽しくて,寒さも途中で忘れていました.
そしてそして,なんといっても今回の目玉であるクーリックの演技.

前半に踊った1曲目はタンゴ調の曲に合わせて,ブルーのシャツに黒のパンツ.
あまり大技は入れず,どちらかといえば,ステップと手のフリで魅せていました.
ジャンプはダブルアクセルくらいだったかな.

それでも,十分観客をひきつけています.
長野のときよりもぐっと伸びた身長.少し老けた感もしますが(笑),それでも長い手足はただ滑っているだけでも,その優雅さと,存在感を発揮します.

2曲目は,テクノの音楽を基盤に刀で風を切るときの音を効果音に入れて白の半そでシャツと黒のパンツ,そしてサスペンダーという出で立ちです.

2曲目は,ジャンプとスピンを多用し,1曲芽よりも迫力がありました.
彼特有の,上半身を90度後ろに倒したまますべる演技もあったし,足を交差させたままのスピンも披露.
やっぱり,プロ,って感じです.

かっこよすぎです.

エンディングが終わってからは,花束とサインと写真攻撃.
まだまだ人気です.
私は,花束は渡しませんでしたが写真はとりました.

最高でした.
彼の演技を生で見れるなんて.

長野のときがおそらく優雅さでは今よりも勝っていたかもしれない.
でも,あのときにはない迫力が今はありました.

最高の一日でした.



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驚いた顔と笑顔と「ありがとう」という言葉 - 2003年02月01日(土)

今日は,来月結婚する友人の独身最後の大学ゼミの同窓会です.

彼女に何かあげたくって,考えた結果,ゼミ生の有志によるアルバムになりました.
もちろん,ただのアルバムではありません.

まず,表紙は小学校や中学校のころに使われていた出席簿.
それに,中表紙には大学名と,ゼミの名前.そして,私がインターネットを見ていて見つけた,担当教授そっくりのイラスト.
それから,一人一枚,名前や自己紹介,そしていくつかの質問を書いて,裏に彼女へのメッセージを書いてもらいました.

こういう企画をしながら,やっぱり自分は企画をするのが好きなのだと思いました.
誰かを喜ばせたり,驚かせるためのイベントの企画を言い出すのはいつも私からでした.
ゼミ生で京都に観光に行くときは「遠足」と呼び,温泉に行くときは「社会科見学」という名称をつけたり.
卒業のときには,ゼミ生だけの卒業アルバムを作りました.

今回の企画は,あまり時間をかけられなかったために,自分の中では少々不安になることもあったけれど.
それでも,出来上がりを見たときは,満足感でいっぱいです.

そして,彼女に渡したとき.
彼女の驚いた顔と,笑顔と「ありがとう」という言葉.

苦労が報われるという言葉がぴったりで
その顔を見た時に,「編集者がなぜ企画をするか」という答えをわかったような気がしました.

当たり前だけれど

「読者に喜んでもらいたい」

ただ,それだけなんだと.

皆からは労いの言葉をかけられたけれど
もちろん,それは私だけの力ではできない.
企画をしても,それに協力してくれたみんながいたからできたんだから.

それでも,「ありがとう」といわれると,嬉しい.
苦労したことも,いらいらしたこともすべてがその一瞬で流れてしまう.
「やってよかったな」
そう思えるのだから.

だから,編集はやめられないんだ



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