a q u a + f o r e s t * * *

振リ返ル彷徨ウ軌跡ヲ見ル

■ 2005年10月30日(日) *

もう少し あと少し

いつも楽しい時間の後には 淋しい別れが待っていた


あと少しで

一緒の家へ帰れる日が来るんだね


■ 2005年10月27日(木) *

そうなんだ

結局表面上では何も無かったように
過ぎ去っていくんだ

まるで見えない壁に阻まれているように
君に近づくことが出来ないんだ

君は私には気づかずに
ただ日常を紡いでいく

私のことなど知る良しもなかったかのように


最初に近づいてきたのは君だったのに

突き放して離れていったのも君だった


傷つくことも傷つけることも嫌だった
だから私は何も言わずに逃げ出した



今、何事も無かったかのように過ごしてる君を
とても遠くから見ている気がする

どれだけ力いっぱい叫んでも
私の声は君には届くことは無い

声にならない声は 見えない壁にかき消されてしまうから

君に届かないでと願うから


■ 2005年10月26日(水) *

そこがゴールじゃないってことはわかってる

長い長い道のりの休憩地点



だけど

がんばるばかりじゃ疲れてしまうから

少しだけ ゴール気分を味わせて


■ 2005年10月17日(月) *

きっとたくさんのものを失くしてきたんだろう

思い出とか 喜びとか 努力とか


失ったものは 二度と戻らないから


■ 2005年10月08日(土) *

どんなに手を伸ばしても届かない

空に漂う雲のように


■ 2005年10月06日(木) *

『もうダメだ』って諦めた時

本当に全てがダメになる


最後まで諦めないことが

最大の力


■ 2005年10月04日(火) *

あたしはきっと

泣くことしか出来ないんだ


振リ返ル彷徨ウ軌跡ヲ見ル


此ノ場所ヲ記録

written by キサラギ | 手紙












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