西方見聞録...マルコ

 

 

ラノベの友 - 2010年09月23日(木)

 このごろなんか疲れているのか、本読むのも仕事以外の本だと、軽いものが多い。有川浩の「フリーター家を買う」とか「阪急電車」とか。このまえは「ちょんまげプリン」とか。そうすると片っ端から1号さん@中1が借りて行き、読了しては友人同士の貸し借りの輪に流している模様。

 中1みんな短期間で返してきます。

 そうか、わたしってばラノベ(ライトノベル、いまいち定義が難しいけど「中高生向け図書」ってくくります)読んでたんだな〜。

 でも上記の本ってみんな映像化が決まってる本だな。映像化、中高生を読書にいざなう良い機会かも。

 それにしても、1号さんの借りてくる携帯小説は、う〜ん。楽しめない。この違いは何であろう。

 今後も、「おかあちゃんの貸してくれる本は軽いけど、面白い」という線をはずさないようにラノベの友の輪の中で生息していきたいものである。

 


...

だれかにがんばれっていわれた - 2010年09月16日(木)

 さて、タイ出張中。なんだかいろいろあったんだが、一番大変な日、ぐれそうになってパソコンつないでGメールをチェックしてたら、出張出発前に文字通り「投げるように」提出した投稿論文の採択通知が来ていた。

 誰かに耳元で「がんばれ」って言われた。

 「うん、がんばる」と心で応える、チェンマイのインターネットカフェ。


...

小さな風呂敷 - 2010年09月05日(日)

 8月の終わりから9月の初めにかけていろいろと原稿の締め切りが集中していたのだけど、一応、脱稿。

 お盆過ぎまで、現在お給料をもらってるところ関連の雑用仕事がてんこ盛りで破裂寸前の危機だったのだけど、危機を脱した模様。そんで、この1週間は査読がついて戻ってきた投稿論文の修正作業をしていた。

 あと平行して、秋学会の抄録原稿を書いてたんだが、家族から病人が出たこともあり、これはもう、新しい調査をあきらめ、D論の中でいったことを粛々とまとめる形にしてさっくり提出。

 実はもうひとつ、ベルサイユ宮殿デビューを目指してた原稿があったけど、それは締め切りが延びたので、ありがたく塩漬けにする。

 毎年夏休みの終わりは宿題に苦しむ子どもと一緒になって原稿がかけないの学会発表の準備ができないのとナーバスになっていたのだけど、今年はわりとするすると懸案が片付く。たぶんダウンサイズした風呂敷の広げ方を習得したのだろう。

 次は10月のあたりにいろいろと集中する予定なんだけど、まあ、そんな先のことなんて誰にもわからないし、とりあえず忘れることにする。

 


...

再び無花果の香る頃 - 2010年09月04日(土)

 さて昨年8月22日に博論を提出して、その直後から早朝ランをはじめたので、そろそろ1周年になる>早朝ラン。

 途中ひざを痛めて少し休んだ期間もあったが、大体週に2〜3回7、8キロを走っている。

 別にやせないし、とりたてて何か成果があったわけではないけどでもなんだか朝走る習慣というのは「よきもの」を手に入れた、という感じがする。私のマラソン師匠のNEOさんとNEOさんを走らせた村上春樹に感謝だ(ところで1Q84のテロおばあさんの設定は素で過激フェミニストだったのですね。絶対フェイクだと思っていたんですが)。

 取り立てて成果がないと書いたが、内面的にはいろいろ変化があった。>走る私。

 まず長年の悩みだった肩こりと腰痛が解決した。これは金哲彦の体幹ランニング関連本を読んで以来なのだが、肩甲骨を寄せて、尾てい骨を少し突き出す感じで姿勢を良くして走る、あるいは普通に暮らすことをするようになった。そうしたらマッサージや整体に定期的に通わなくても良くなった。私に金哲彦を紹介してくれたSさまありがとう〜

 あとはマラソンコースを通じてわが町とより親しくなった。観光地でもないのに蓮の花が咲き乱れるレンコン畑、季節によって表情を変えるたくさんのため池、季節ごとに空気の香りを変える果樹園の数々。そしてそのマラソンコースにしている歩道の保守のため地元の人が定期的に草刈をするために早朝から働いてくれてること。水利組合のおっちゃんたちが水路の管理に5時台から集まって仕事していること。朝この町を走らなかったら知らないままでいたことがたくさんある。

 そしてやっぱり走る私はいろいろと前向きなのだ。

 つらいこともはらわたのよじれるようなことも、とりあえず朝の光が浄化してくれる。怒っていてもしょうがない。とにかくやれることをやるしかない。

 で、今後も歩き始めるその日までぼちぼち走っていこうと思う。
 目標としては、「飲んで食っても現状の体型&体重維持」って感じの運動量を目指している。

 

 


...

知ってる子 - 2010年09月03日(金)


 知ってる、、といっても本人は知らない。でもそのお母さんのハンドルネームを知っていて、彼女の書く文章は共感できるな〜と思ってみていた人なのです。その彼女の息子さんが今度渡米して心臓移植を受けることになった、という話を複数の板友さんから聞きました。

 詳しくは下記↓


よしきくんを救う会

 心臓移植のための募金というのはこれまでも何度か目にしたことはあったのですが、こんなに身近にその話が起こったのは初めて。

 いろいろ意見のある問題だとは思うのですが、でも知ってる子なのです。

 助かってほしい。もし自分の子どもだったら、何が何でも助けたいと思うだろう、ということを実感として理解し、募金しました。

 この暑いさなか、埼玉のほうで街頭募金もしているそうです。

 街頭募金についてもいろいろ意見のある人は居られると思うのですが私は以前別のところで書いたこともありますが

「街頭募金の目的と言うのはファンドレイジング(資金集め)と言う目的と
もうひとつ社会の中にはこういう支援が現在必要である、と言う注意喚起を
市民に対して行うと言う機能があると思います」

と思っています。臓器移植について、これまであまり深く考えたことはなかったのですが、これをきっかけに考えて行きたいと思いました。

 


...



 

 

 

 

INDEX
past  will

Mail Home