東南アジアサッカー調査メモ...ogaoga2k

 

 

10 minutes:Buzz Asian Football! - 2004年12月31日(金)

というわけで、前回に続き

「ドキッ!アジアだらけのサッカー談義」

な忘年会に行った。


今回は前回よりも1人増えて、なんと4人である。
このペースで行けば、28年後には60人になるはずだ。


今回は当方で店を決めたので、ベタにマラヤン・フード・
レストランにしてみたのだが、思いのほか客が来ていて、
ジャパンの年末にあれほどマレーシア料理を食うジャパニーズが
いるのかと、ちょっとビックリした。



そんで、いろいろ話をしたのだが、やはり現地語を理解
できる人々のサッカー情報というのは相当濃い上に、
やたらオモシレーのであった。




興味深かったのは、東アジアにあって欧州に少ないもの、
という話題である。

 ・円陣を組む
 ・胴上げをする
 ・ギャルサポのパワー
 ・サポの持つハートマークの多さ

は、東アジアが世界で一番発達しているのではないか、
という話題が上がった。

(ちなみに東南アジアで見ると、ギャルサポはタイとシンガ
 ポールには極少数居るハズ)




確かに言われると、あんまり欧州サッカーで見たことが
ないような気がするものばかりである。

 

だが結構可笑しかったのは、ギャルサポというのは
中国で居ることは居るらしいのだが、日韓に比べると、
相当少ないらしい。


なぜかというと、それは…


「現地のオッサンが、ギャルサポと同じようなこと
 をしているので、ギャルサポが入る隙が無い」

とのことだ(笑)



 選手のサイン会やっても、駆けつけるのはオッサン
 選手の缶バッジ集めてつけているのはやっぱりオッサン



などなど、ギャル系オッサンは相当なモンらしい。



以前、アリ・ダエイが空港に現れた時にコーフンする
イランのオッサンサポの動画を見て、腹を抱えて笑ったが、
やはり同じ東アジアでも、半島・列島と、大陸では違う
もんなんだなぁ、とつくづく感心した。





あと、胴上げに関して言うと、韓国はへたくそで、
中国はすぐ脱がしにかかるとか聞いて、これも
笑わせてもらった。



まあ聞けば聞くほど、日韓というのは、違うといえば
違うが、同じといえば同じなので、やはり他地域から
してみれば、ほんとうに微々たる差なのであろう。




その後、アジアのサッカーサイトがまだまだ少ないんすわ、
という話をしたところ、実は韓国人選手の日本語ファン
サイトというものは結構あるそうで、それを含めると
アジアのサッカーサイトが少ない、とは言い切れないとか。


これにはカナリ驚いた。チェックしきれてねーな、俺。


「では、そういう人たちを上手く誘導して、

 ”絶対アッラー・フバイル”

 とかいう、西アジア系選手のファンサイトはできないか」


と問うてみたが、


 「多分無理」


とのことだ(笑)。でも、東南アジアはカワイイ子ぞろいなので、
もしかしたら出来るかも、とのことである。



・・・


つーわけで、2005年は色々な予選年でアジアの
サッカー界も注目されそうですが、どんな年になるの
だろーか楽しみであります。


ではThe Dragon Football および Unofficial FootballAsiaで
お世話になった管理人さん、そして見に来てくれた皆様が
よいお年をお迎えできますように!!




...

シンガへのジェラシー・ムラムラ - ベトナム - 2004年12月27日(月)

さて、タイガーカップ準決勝進出に失敗したベトナムですが、
地元メディアのNhan Dan紙が今大会の各国を評価しております。

実はベトナムのメディアは今回の失敗について、結構監督に
責任が…とか、監督をきちんと見極めなかった責任が…とか
あって、訳したいとこなのですが、師走は忙しい(笑)ので、
これでカンベン。


ちゅーわけで、以下、ベトナムのメディアが見た各国について。

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◆東南アジア各国をどう評価する?

Which positions for Southeast Asian countries?

Last updated: 16:37 - December 23, 2004

BY Minh Nguyen / HCM City Sports newspaper



東南アジアにおいて2番目の強豪と考えられていたベトナムだが、
タイガーカップ2004での準決勝進出の失敗は、苦い経験と
なった。

選手達はミスを犯したが、その責任は、エドソン・タヴァレス
監督にあることは間違いない。

だが、インドネシアにホームで0−3という惨敗という経験は、
ベトナムサッカーは自身を見直す機会を得ることができたと言える。

ベトナムは多くの才能ある若手選手に恵まれている。例えばBao Khanh,
Tai Em, Cong Vinh, Van Quyenと言った選手達だ。

だが、もっと重要なことは、ベトナムは自分達にあった監督と
その練習法を選択すべきということである。

ベトナムサッカー協会には、タイガーカップ、SEA Games
という短期的な目標と、アジアカップ、アジア大会、W杯という
長期の目標に対する戦略や努力がもっと必要だ。




タイは今大会のGL敗退で、11年に及ぶ東南アジア王者の座から転落した
ことは大きな痛手であろう。

98年にタイガーカップ優勝が出来なかったが、タイはその時ベスト4に
進出している。今大会のGL敗退は彼らにとって、まさにショックな
出来事だった。

タイはその失敗を、1年に4人もの代表監督を交代したことや、世代交代を
その原因と説明するかもしれない。

だが、それでも言えるのは、タイの若手選手は、キャティサックやその他
選手達が、タイの東南アジアの盟主として名を馳せた若かりし時よりも、
素晴らしい選手達ではない、ということだ。

タイの若手選手はいい技術と戦術を身につけているが、フィジカル
(フィットネス)が弱い。もし彼らがこの弱点を克服できれば、彼ら
タイ代表はアジアでも強豪になるかもしれない。

だが、タイが韓国、サウジ、イラン、日本、中国と言ったアジアの
'強豪勢'に加われるようになるには、長い道のりが待っている。




インドネシアは今大会で最もタイトルに近いチームだと考えられている。
1年前はタイに0−6で敗れたインドネシア(※SEA Games2003)
だが、この変化はなんだろうか?

答えはイギリス人監督のピーター・ウィズだ。インドネシアのサッカーは、
まさにベトナムが失ったものを得た形となった。彼は東南アジアのサッカーを
他の外国人監督の誰よりも熟知している。そしていわゆる「勝ちに行く本能」
すなわち、インドネシア代表選手に自信をもたらしたのだ。

だが、彼のこの努力は、まだまだインドネシアで確固たるものにはならない
かもしれない。6ヶ月前、インドネシアのメガワティ大統領がSOSを発信
したとおり、インドネシアはそう簡単にいい方向に動くことができない状況に
あるからだ。彼らがタイガーカップでよい結果を持ち帰ったとしても、まだまだ
インドネシアにはやるべきことが多く残っている。




マレーシアはタイガーカップ準決勝進出を果たしたが世代交代をすでに
経験していると言えよう。前代表監督のアラン・ハリスによって才能ある
選手達を育て、それが現代表ビクスケイ監督に受け継がれたのだ。

マレーシアは、Khalid Jamlusといったベテラン勢に頼るきらいががあるが、
これは長い目で見ると、マレーシアサッカーの発展に良いこととは言えない。
付け加えれば、テクニカル・ディレクターのカール・ハインツ・ヴァイガングの
離脱は、マレーシア代表に新たな問題の種を生むことになるだろう。

だが。タイガーカップで成功すれば、マレーシアサッカーとビクスケイ監督に
とって素晴らしい刺激となるだろう。




ミャンマーは今大会で最も印象的な活躍をしたチームだ。若い力と、
良いテクニックを身につけたチームは、今大会で準決勝進出を成し遂げた。

そして、ミャンマーは彼らにあった監督、イヴァン・コレフを選択した。

ミャンマーは現在、そして未来に繋がる選手達を見出しらたのは間違いないが、
彼らへのサポート、そして政策(※政情不安な点?)の行く末が不安定な点が
問題となるだろう。




シンガポールの今大会の準決勝進出は、シンガポールではそれほど話題に
挙がっていない。シンガポールは選手共に大きな大会での経験をしておらず、
そして観客もサッカーには無関心のようだ。故に、シンガポールがアジアで、
そして東南アジアでトップとなるのは難しいだろう。



フィリピンは’外国人’選手の起用によって、タイガーカップ史上初の勝利を得た。
だが、ミャンマーやタイに大敗してしまった。フィリピンに前進はあったが、それは
それほど大きいものではない。



カンボジアとラオスは、まさに失速した。以前よりも後退してしまったかもしれない。


東ティモールは、カンボジア・ラオスぐらいの実力だという前評判どおり、あまり
強い印象をつけることなく、デビューを飾った

http://www.nhandan.com.vn/english/sport/231204/football.htm

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この記事中、他国の成功に関しては「監督がイイよなー」と思っている
感じがしますね。ベトナムはあんまり協会や選手に怒ったりしない感じが
します。


実はインドネシア監督、ピーター・ウィズ氏はベトナム代表監督の噂も
あったのですが、タッチの差でインドネシアに取られちゃったから、
余計そう思うのかもしれませんが。




んでも、この記事結構根拠が薄い気が・・・メガワティとサッカーとか、
カール・ハインツ・ヴァイガングが抜けると何故ダメなんだとか。

ちなみに、このカール・ハインツ・ヴァイガングさんは、元南ベトナム代表
監督さんです。




あとベトナム、シンガポールにやたらジェラシー感じてねーか?

「あんなサッカーに興味のない(なさそうな)国に…キーッ!!!」
「絶対本当なら、俺らの方が強いのによぉ!!!」

ちゅー感じかもしれんなー(笑)



でも俺もベトナムの準決勝進出は信じてたからなー。

今大会の失敗をしっかり分析して、アジア大会2006、
アジアカップ2007であの東アジア・イジメキャラとして
活躍してくれ、

ヴィエト・ナーム!



...

ビルマのサッカー、ミャンマーのサッカー - ミャンマー - 2004年12月20日(月)

タイガーカップでまさかのグループ首位となり、準決勝に進出する
ミャンマーですが、そのへんについて色々探っていると、なかなか
面白い記事を発見しましたので、要約します。

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■サッカーとビルマのナショナリズム
Soccer and Burmese Nationalism (Online Commentary)

By Wai Moe
December 17, 2004


ビルマ代表がタイガーカップ2004グループBを首位で終え、
大会開始の96年以来、初のベスト4へと進出した。

このビルマ代表躍進にほとんどの人々は驚きを隠すことが出来ない
ものとなった。メディアは若手中心のビルマ代表をダークホースと
呼び、70年代以来東南アジア地域で陽の目を見なかったチームに
注目している。




ブルガリア人のビルマ代表イヴァン・コレフ監督は、今回の勝利は
ファンの声援が大きかったとして、「ファンは12番目の選手だった」
と述べた。


ビルマ対レーシア戦で目撃したのは、6千人ものビルマ人が詰めかけ、
ビルマ語で書かれた「黄金のビルマ」「我々ビルマに勝利を!」などの
横断幕を掲げていた。その中には、民主化運動のシンボルである孔雀を
揚げたものもあった。

ビルマが得点すると、多くのビルマ人観客が「我ら、ビルマ人、勝利!」
という歌が湧き上がった。この歌は、30年程前にはよく歌われたもの
だった。




他のアジア諸国同様、ビルマでもサッカーは最もポピュラーなスポーツだ。

だがビルマ全土でプレイされているとはいえ、隣国タイの学校がサッカー
のフィールドを確保しているのに対し、ビルマではほとんどそういった
ことはない。故にビルマの小さな子供達は、路上や畑でサッカーをプレイ
する。サッカーシューズを持っている子供達は少なく、多くは裸足だ。


60・70年代、ビルマは、SEA GAMESにおいて5連覇を成し
遂げた。66年と70年にはアジア大会でも優勝。当時のサッカー選手で
あるバハ・ドゥー(Baha Doo)やウィン・ライン(Win Hlaing)といった
人物は、国のヒーローであり、おなじみの名前でもあった。

だが、ビルマのサッカーは後に大きく後退した。政府が干渉を始め、
そして間違った指導方針が問題の原因だと言われている。




現在、ビルマには2万人のサッカー選手がおり、600のクラブがある。

つけくわえると、ビルマ人選手には、隣国のプロリーグでプレイする選手
もいる。


1988年、(ミャンマーの)軍事政権は「ミャンマーのスポーツ界は
世界へ羽ばたくべき」とのスローガンを発表した。ビルマのスポーツ委員会
は軍部によってコントロールされるようになり、10月に失脚したキン・ニュン
大将(首相)がビルマスポーツ委員会、ビルマ五輪委員会のチェアマンを
兼任した。政府は国家主義的な機運を、スポーツを利用して作り出そうと
したのである。


だが、サッカーの試合は多くのビルマにとって、このような政策に反対
する絶好の場所となった。人々はサッカーだけを観に行くだけのものでは
なくなった。


例えば、軍隊のチームと市民のチームの間で行われる試合では、常に
騒がしいものとなった。

軍隊チームの選手がファウルを犯すと、怒りの言葉を軍隊チームに
ぶつけるのだ。

例えば「暴力メーカー!」「うそつき野郎!」「人でなし!」と言った言葉だ。
言うまでも無く、観客は軍隊チームが敗れるのを期待している。



現在のビルマ代表の準決勝進出という栄光は、現政権とそれに反対勢力
共に「プライド」をもたらした。反対勢力のビルマ・ファンドのウィン・ミン氏は
「ビルマ代表は、ビルマの人々のために勝利せねばならない」と語った。


http://www.irrawaddy.org/aviewer.asp?a=4219&z=29

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この記事を訳していて気づいたのですが、この雑誌、現政権に対して
ミャンマーという言葉を使い、デフォルトではビルマ、を使っています。

タイのバンコクポスト紙は常に"ビルマ"を使うのですが、なんだか
微妙な関係があるのでしょうね、きっと。



海外でプレイするミャンマー人選手と言うのは、噂があったことは事実ですが、
今は聞いた事がありません(ビルマ系、なら居るかも。インドとか)。

ついでに五輪委員会とかの会長は知りませんが、現在ミャンマーサッカー
協会の会長は軍部(政府)の人じゃなかったと思いますです(たしか今年1月に
変わっているハズ)。


文中にあったように、軍隊・政府系チームが嫌われるちゅーのは、なんだか
東欧とかでもあったような気もするエピソードだと思うので、古今東西、
政情が不安定な国での軍隊チームってのは、好かれないもんなんだなぁ、と
いう気がします(ちなみに、ミャンマーじゃあんまり強いチームじゃないです)。


まー、この雑誌はかなり民主化運動のどーたら臭いので、あんまり
サッカーの参考にならないかもしれません。あえてサッカーを取り上げて
利用しているきらいも無きにしもあらず、なので。



でも、スタジアム熱狂度は、もしかしたらベトナム・インドネシアぐらい
高いのかもしれませんね。これまで結構報道がありましたけど、野次を
ぶつけるコツや、相手をビビらせるコツというのは、60年代くらいから
伝統がありそうです。

チョウ・ディンさんが、この辺も教えてくれれば、今頃日本代表の
試合を行う国立競技場は、

トーキョー要塞

として世界に名を轟かせたのではないかと思うと、残念で
なりませんが(笑)


...

ラオスサポはリアリスト - ラオス - 2004年12月15日(水)

というわけで、前回はミャンマーだったのに対して、今回は
ラオスの掲示板をのぞいてみました。

全部訳すと大変なので、面白かったのだけ。

ちゅーわけでLao Football's Forumより。
太字はトピックのタイトルです。


■ラオス対インドネシア!
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 L-fan : Dec 5, 04 - 8:58 AM
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 タイガーカップ初戦はラオス対インドネシアだ!
 得点と結果はどうなると思う?

 僕はラオス1−1インドネシアだと思うな。


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 konlao : Dec 6th, 2004 - 8:51 AM
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 ラオス、とにかく頑張れ!
 でも、イラン対ラオスを見た後だと、ラオス0−4インドネシア
 ってトコかな?

 あんまりそう思いたくないけどね…。


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 David : Dec 7th, 2004 - 10:08 PM
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 お前ら、寝ぼけてるんじゃねえぞ!

 現実はラオス0−6インドネシアだったじゃねーか!
 しっかりしてくれよ、ラオス!

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■ラオス対カンボジア
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 MAX : Dec 8, 04 - 6:09 AM
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 結果はどうなる?
 今回はやってくれることを祈るけど。


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 konlao : Dec 8th, 2004 - 4:03 PM
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 ラオス1−0カンボジア。
 せめて1勝してくれ、ラオーーーーーーーーース!!

 もしこれで負けたら、ラオスが東南アジア最弱だよぉ。。。


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 L-fan : Dec 8th, 2004 - 10:55 PM
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 ラオス2−0カンボジアかな。


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 LAC : Dec 10th, 2004 - 8:41 PM
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 5分5分じゃないかなー。

 カンボジア1−9ベトナム、ラオス0−6インドネシアでしょ?
 まーそこから考えると、ラオス1−0カンボジアかもね。

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※結果は2−1でラオス勝利




■ラオス対シンガポール
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 LAC : Dec 12, 04 - 6:42 AM
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 ラオスがシンガポールに勝つ・・・そんな奇跡を見届けようぜ!
 がんばれ、ラオス!

 で、みんなの予想は?


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 L-fan : Dec 12th, 2004 - 7:06 AM
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 ラオスが勝利!勝利!


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 Super Do : Dec 12th, 2004 - 6:54 PM
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 シンガポールもラオスも見てないから何にも言えないけどさー、
 今の代表監督はあんまり良くないから負けると思うよ、ラオス。


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 LAC : Dec 13th, 2004 - 2:22 AM
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 おおーっっ!!ラオスが1得点きめてるぞ!


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 LAC : Dec 13th, 2004 - 5:55 AM
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 (※記事のコピペ。シンガポール6−2ラオス)


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 Super Do : Dec 13th, 2004 - 8:14 AM
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 だから、”ラオスは負ける”って言っただろ!!


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■ラオス対ベトナム

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 konlao : Dec 13, 04 - 2:41 PM
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 頼む、頼むからベトナムとは僅差の試合をしてくれ…。

 ラオス0−6ベトナムぐらいになるとは思うけど、
 そうならないような試合をしてほしいよ。。。


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 LAC : Dec 13th, 2004 - 3:37 PM
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 0−6の様な試合にはならずに、0−9ぐらいかなー。
 わははは…。


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 Mit : Dec 14th, 2004 - 8:00 AM
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 ラオスはこの試合でベストを尽くすと思う。これが最後の試合だし、
 0.5%くらいは準決勝のチャンスはあるんでしょ?

 勇気をもって戦え、ラオス!


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 MAX : Dec 14th, 2004 - 6:31 PM
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 ベトナム4−2ラオス。これが僕の予想。

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結構ラオスの掲示板は現実的なのですが、やっぱりそうですね。
ベトナムと僅差の試合してくれー、とかシンガポールにゴールだ!とか。

カンボジアに勝っても、あんまりぶっ壊れたりしてないのは
「まー、負けなきゃいいやー」って感じなんでしょうか。



あと、ラオスは確かにMit君が言うように、準決勝進出の可能性は
残っております。

そのためには、ラオスがベトナムに勝利した上で、カンボジアが
シンガポールを破るということが必要です。

(確かに俺も0.5%くらいだと思う…すまん、ラオス)



LAC君は、このフォーラムの常連さんなのですが、最後の方はヤケクソに
なっていて、なんだかこちらも落ち込んできます(笑)

でも、俺もベトナムは意気消沈している上に、監督交代で混乱しているので、
付け入るチャンスはあると思うぞ!


ちゅーわけで、チアー・ラオ!


...

ぶっこわれるミャンマーサポ - ミャンマー - 2004年12月14日(火)

さて、タイガーカップGLも中盤。

個人的なオドロキは、

1.ベトナムのGL敗退濃厚
2.シンガポールの躍進
3.ミャンマーがタイに引き分け、マレーシアを倒す

ちゅーとこでしょーか。

まー、簡単に言うと、ここ数年タイ、インドネシア、
ベトナム、マレーシアというベスト4勢と、すぐ下のランク
だったミャンマー、シンガポールとの差が縮んだのか??
とか思ってしまいます。

(まー、ベトナムは不運、タイは世代交代中、てのはあるけど)



んで、当のシンガポール、ミャンマーの掲示板とかメディアを
読んでみると、シンガポールは投書で


 おい、ベトナムと引き分けたんだぞ!なんで騒がないんだ!

 みんなイングランドがゴールしたら騒ぎやがるくせに。

 
 民放じゃ放映しねーし、シンガポールの新聞は一面扱いじゃないし。

 
 お前らシンガポールがサッカー国になりたくねーのかよぉ…



という、日本のJヲタのようなことを言っている人がいて
結構笑ったりしてたのですが(毎度、こういう人が出てくるので)、
もっとおかしかったのは、ミャンマーがマレーシアを倒した(1−0)
あとの、ミャンマーサポの壊れっぷりでした

掲示板にあったレスを訳すとこんな感じ。


------

 やったぞ。。。。。僕らのミャンマー代表が
 マレーシアに勝った!

 ずっと、ずっと待ち続けた勝利・・・。
 夢が現実になたよ・・・



 今回準決勝はH&Aだミャンマーは決勝に行ってほしい!


 ミャンマーの選手達がヤンゴンに戻ってきて、ホームで
 試合をすれば、絶対スタジアムはファンで満員になるはずだ!

 ………そう……

 ホーーーーーーーーーームなら無敵無敵無敵!!


 準決勝がシンガポールと相手なら理想的だなぁ。
 H&AじゃなくてH&Hになるからなー。わはははは。

 ミャンマー代表がシンガポールにきたら、すっげー
 応援するつもりだよ。

 もう、シンガポールはミニ・ヤンゴンになるね。

 チェキアウ、YO!

http://groups.yahoo.com/group/myanmarsoccerrulesasean/message/1556
(メンバーにならないと読めません)
------


これを読むと、シンガポールにもミャンマー人が
多いっぽいですね(マレーシアにはミャンマー人が
多数在住しているそうなので)。


あ、このレスはスペルミスとか普段よりも多いので、
そんな感じで翻訳してみました。

最後がCheck it out, yo!なのがヒップホップ風で
カッコイイのですが、普段この掲示板は


「我がミャンマーは負けたが良くやった。次に繋がると思うよ」
「そうだ!」
「ところでミャンマーサッカー協会はナニやってんだ?」


のループ(笑)なのですが、さすがに今回は嬉しそうです。

さて、今日は東ティモールVSフィリピン、タイVSマレーシア
というどちらのカードもお互いのプライドがぶつかる好カード。



ちゅーわけで、チェキアウ、YO!


...

10minutes: 鹿島戦 - 2004年12月12日(日)

タイガーカップで、ミャンマーがタイに
引き分ける時代である!


ジャイアント・キリングのその勢いは、東アジアの
島国にも、もたらされるのである!

というわけで、ジャパンで最も歴史ある大会、
エンペラーズカップを観戦に行ってきた。



相手はバンビちゃんではあるものの、Jリーグ
では名の知れた、鹿島というチームだ。


このスタジアムは、俺にとって相性が悪いスタジアム
である。今のところ、応援に行ったチームが勝った
試しはない。


まあ、応援していたチームがBECテロサーサナとか
プルシジャとかマレーシア代表なので、相性もクソも
無い
ような気がするが。




ウォームアップを見ていると、うーむ…似ている。
やはり元スタッフや選手が多いと、似てくるのだろうか。




おお、相手サポが「ふろーんたーれをぶっとばせ〜」
と歌ってくれているではないか(ぶっつぶせ、かも)


嬉しい。素直に嬉しいぞ!

今までJ2という、タフではあるものの、圧倒的に
メディアに出ることが少なかったリーグのチーム名を
歌ってくれているのである。

そして味方の観客数も多いぞ!

少なくとも、プルシジャ・ジャカルタよりはわが
川崎フロンターレは魅力がある、ということだな。



相手チームのメンバーの発表になると、結構凹んだ。

…うぅ……ほとんど知ってる有名選手ばかりである…。
あまりJ2では感じなかった重圧だ。

「マシュー、このやろう」とかそりゃ相手チームでスタメン
を見たとき、ちょっとした恐怖みたいなのは経験しているが、
実際日本代表選手を対戦相手として名前を出されると、かなり
凹む。

とか考えているとキックオフ。


試合内容は割愛するが(普通はしないが(笑))、開始直後は
個人技がやっぱすげーなー、とか、J1のチームは大きくスペース
を使うんだなーとか、ドキドキしながら見ておったわけです。



んで、もう川崎が2−0になったときは

「J1では勝ち点800くらいいくのではないか!」
「アジアは川崎のものになってしまうのではないか!」

とか、無茶苦茶なことを考えていたが…。




おれが甘かったよう…。
そしてぐやじい…。


そして、帰りにツレからメールで、年末年始はどーするんだ、
というどーでもいいことを聞かれたので


「うるせえ!俺は青と黒の勇者と共に闘い、そして散ったんだ!
 そんな気分じゃねーんだ!」


と返信したところ、


ドラクエの話は今度聞くから、早く予定教えろや」


と返ってきました。





あ、J1のチームの選手は、転がる時の回転が
J2の選手よりも早いと思いました(と軽く嫌味)


...

Anything can happen!タイガーカップ開幕(パート2) - 2004年12月08日(水)

昨日の続き。
実はグループAよりも僕は予想が立てづらいグループBです


●マレーシア

グループBのホスト国で、古豪マレーシア。W杯最終予選、
中国の最終予選進出がかかった試合での対クウェート戦で、
かなり注目を集めました(結果1−6の大敗)。

この試合では、国内で注目を集めているマレーシアカップ
準決勝があった為、多くの主力選手が出なかったり、準備
期間が十分でなかったので、むやみに「弱いなー、マレーシア」
とは言えないチームであります。


前大会は、英国人のアラン・ハリス監督でしたが、現在は
ハンガリー人のビクスケイ監督。

アラン・ハリス時代は、彼自身がU20監督の頃から育てて
きた選手をA代表に引き上げていたので、チームは1つの
イメージがありましたが、現在は「ディシプリンに欠ける」
という理由で選手との衝突の報道が若干目立つのが、個人的に
ちょっと心配の種。

今大会は、マレーシアのスターFW、アクマル・リザル・ラクリが
怪我、MFのインドラ・プトラ・マハユディンが不調で、代表に
おりませぬ。2人ともキープレイヤーなのですが・・・。

というわけで、注目はFW/MFのリュー・キット・コン。
(中国系のイメージがありますが、あんまりそうは見えません)



●東ティモール

おそらく、フットボール・ムンディアルが飛びつきそうな、
アジアで最も若い代表チーム。

元インドネシアの土地柄なので、サッカー熱は高く、
タイガーカップ直前のインドネシアU21代表との
親善試合は、スタジアムのキャパを大きくオーバーして、
陸上トラックまで観客が押し寄せたとのこと。

監督さんは、ポルトガルのクラブ、ベンフィカの元FW
ホセ・ルイスさんです(東ティモールは、インドネシアの
前はポルトガルの領土だったのであります)


注目選手は海外組でしょうか。インドネシアリーグや
ポルトガル2部でプレイする選手達がチームに居ます。

でも、さすがに急造チームなので、どこまでできるか
サッパリわかりません。

ちなみにインドネシアU21代表とは、1−2でホーム戦を
落としております。


どーでもいいですが、東ティモールの現大統領は、元GK
だったりします。



●ミャンマー

東南アジア最強の伏兵で、このチームの成績によって、
グループステージの展望が大きく変わると思います。

現代表監督は、タイガーカップ2002ではインドネシア
代表監督だったイヴァン・コレフ。アジアカップ終了後に
解任され、しばらくしたらミャンマー代表監督になって
おりました。

メンバーを見ると、日本五輪代表と戦った、ミャンマー
五輪代表メンバーが数多くいますし、またさらに若手が
加わっているようです。アシスタントコーチ曰く、
「代表メンバーと初めて会ったとき、僕らはユースを
任されるのかと思った」とのことです。


シンガポールで行われたタイガーカップ前の親善大会では、
シンガポールに0−1で敗れるものの、香港に2−2の引き分け。

地元クラブチームとの親善試合では、今季Sリーグ優勝の
タンピネスと1−1、SAFFCに3−1の勝利、として
おります。

メディアでの注目選手は、4年ぶりの代表復帰となるベテラン、
ミョ・ライ・ウィン(31)と、ミャンマー屈指の大型
(それほどでもないけど)FW、ヤン・パイン。



●タイ

これまで東南アジア王者の名にふさわしい活躍をみせていた
タイ代表ですが、W杯一次予選中、ホームで"北朝鮮ショック"
(1−4で敗戦)をきっかけに、チームは若手路線へと変更し、
監督も新たになりました。現代表監督は、ドイツ人のヘルト監督。

この人、たしかガンバ大阪の監督をやったことがあります。

キャティサック、ドゥシットと言ったベテランは外れ、そして
シンガポールで活躍するステー(アジアカップ日本戦で得点を
決めた)は怪我のため、代表入りしておりません。


最近だと、ホームでイエメンと引き分けてしまうなど、苦戦
しておりまして、そしてFW陣の得点力不足が報道されたり
してますが、まー、タイはタイなので、なんとかしちゃうん
じゃないかなー、と思います。

注目選手はタイのダイナモMFタードサック(26)が、
よくメディアで取り上げられます。そんなに年齢的にベテラン
じゃないと思うのですが、周りが若いので、チームを引っ張る
存在として取り上げられてます。



●フィリピン

日本だと五輪代表の時のイメージが強く、GKパランパンだの
小野選手を壊しただの、そんなのばっかりですが、前大会では
現グアム代表の神戸さんが代表監督でありました。

今は、フィリピンの大学サッカー部の監督さんが、兼任している
はずです。

メンバーは来年、フィリピンはSEA Gamesという東南
アジア版五輪の開催国なので、それに焦点をあてたU23代表の
メンバーが主体かと思います(この大会のレギュレーションが
そうなので)。


今季のフィリピン大学リーグにこのU23代表は参加しており
ますが、国際親善試合などの経験はあまりなさそうなのが、
弱点かなーと思います。


フィリピンには、フレディー・ゴンザレスというスター・ストライカー
が居て、前大会のときの活躍に、ベトナムリーグに移籍するほど
だったのですが、今大会は召集されませんでした(理由は諸説あり)。

本サイトのBBSにナイスな情報を書き込んでくれる、"元MAJ"さん
という方のお勧めの注目選手は、米国の大学でプレイする右サイドのMF、
アントン・デ・ロザリオというスピードとテクニックに秀でた
選手だそうです(情報サンクス!)




というわけで、グループBはすごーく予想が立てにくいのですが、

Anything can happen!ということで、1位マレーシア、2位ミャンマー
という大胆予想をば。

(実際はタイは来るとは思うけど、totoなら1億狙いってことで)



...

Anything can happen!タイガーカップ開幕(パート1) - 2004年12月07日(火)

ハァハァ…

W杯だのチャンピオンズリーグだの、そんなもんは
どーでもいいんじゃー!(良くないけど)


ついに来たッ!

天皇杯の鹿島−川崎戦ぐらいアジアでは重要な、
東南アジア最強を決める大会がよぉ!!


ちゅーわけで、かるーく俺的見所を。

今回はグループAをば。

あ、言うのを忘れましたが、グループは2つあり、
各グループは5チームです。

グループAはベトナム、グループBはマレーシアで
集中開催。総当たり戦で、上位2チームが準決勝
進出です。

そんで、準決勝からはH&Aという、とてつもない
恐ろしいことをやります。

これで決勝がベトナム−インドネシアなんてことに
なった日にゃ…(笑)



●ベトナム

グループAのホストで、しかも東南アジア屈指のサカヲタ国。

以前ベトナム開催でのタイガーカップでは、ベトナムと当たる
のを相手国は相当嫌がったそうで。


ついこの前まで、ブラジル人監督のタヴァレスさんのお眼鏡に
かなうDFがなかなか居ないよーとか、11月初旬の地元
クラブとの親善試合で勝てなかったりしてたのですが、
最近はレバノンとアウェイで引き分けたり、中国に遠征に
でかけたりしていて、準備はしっかりしている雰囲気です。


注目は、ベテランFWレー・フィン・ドゥックに集まりがち
ですが、MFのファン・ヴァン・タイ・エムとかFWの
レ・コン・ビンなども高い評価を受けているので、要チェキ。


ちなみに横浜FCが目をつけた、アジアカップで韓国相手に
ゴールを決めて一躍注目を浴びたファム・ヴァン・クエン君は、
不調から代表から外されてしまいました。



そんでもまー、僕個人の感想としては、ほぼグループステージ
通過は間違いないでしょう。ベトナム。



●ラオス

個人的に、一番伸びがあるチームだと思います。

新監督さんは、カズが引退してすぐにU17代表監督、
そんでA代表監督を任された…よーな感じの元スター・
ストライカーでありますが、まだ国際試合の監督経験は
1試合だけのはずです。


ラオス代表は、W杯最終予選中に突然

「もー、守備的なのはヤメじゃ!攻撃的に行くぞ!」

と路線変更しまして、あのヨルダン相手にホームで一時
勝ち越したりしております(結果2−3で敗れたけど)


そんで、あのイラン相手に真っ向勝負を挑んだかは定か
ではありませんが、0−7でボコボコにされるは、ダエイに
100ゴールを与えてしまうは、ということも経験しております。

チームはカナリ若手中心。U20、U17で7人占めて
おります。弱点はフィジカル。

どっか大物食いするとみた。



●インドネシア

実はサポな俺(笑)ですが、アジアカップで指揮した、イヴァン・
"クソッタレ"・コレフ(by インドネシアサポ)は、アジア
カップ終了後解任され、元タイ代表監督のピーター・ウィズ
さんが指揮っております。


スリランカに引き分けたり、その上今回はあんまり代表の親善試合を
行っていないので心配ではありますが、W杯一次予選最終戦、トルク
メンにホームで勝ったりしているので、そんなにチーム力は落ちて
ないのかもしれません。


注目はFWのイルハム君。トルクメン戦でハットトリックを
決めております。

インドネシアは比較的FWがいいので、結構点を取ってくれる
と思います。

ちなみに、前大会得点王のバンバン・パムンカスは今回代表入り
しませんでした。


ラオスに引き分けるとか、そーいうことをしなければ準決勝かな〜?



●シンガポール

日本との2試合で思った以上に善戦して、今回は個人的に期待が
出来そうです。

やっぱりヤング・ライオンズ(U23代表)が比較的多いのですが、
準備大会として香港・ミャンマーとの試合を行ったりしています

(結果は○1−0ミャンマー、▲0−0香港)


ただ、2トップは日本戦のインドラとアグー・カスミルになると
思いますが、怪我が完治している状態ではないはずなので、そこが
ちょいと心配。あと、ノー・アラム・シャーも。


あと、シンガポールはなぜか同じ東南アジア勢には大敗することが
あるので、その辺がムムムです。


今のところとしては、インドネシアと勝ち点で並ぶも、得失点
差で3位、というトコを予想しておきますが、どっちに転がっても
全然おかしくないと思います。



●カンボジア

ほとんど情報がないのですが、とりあえずは11月初旬に、
ベトナムVリーグの上位クラブチーム、GDT‐LAが
カンボジア遠征に出かけ、7−0でボコボコにしてしまい
ました。

このときカンボジア代表は、比較的若手中心の構成だった
ことと、GDT−LAの監督さん曰く"守備が浅い"と
指摘してた、という点が分かっていることです。

あと、最近代表で集まったかと言えば、ベトナムで行われて
いた東南アジア軍隊サッカー選手権出場の為、10人の選手が
抜けてしまったそうです。

(ちなみに、GDT−LAはカンボジアの軍チーム相手に
 5−1で勝利)

ホック・ソチェトラも今回いませんし、ちょっとツライかなー。




ちゅーわけで、キックオフはまもなく!



...

10 minutes: 雑誌『FootballAsia』廃刊 - 2004年12月04日(土)

今日郵便受けに、香港からアジアカップのピンバッジセットが
着いており、「こりゃ縁起がいいや!」と思ってたら、手紙が
入っておりました。

曰く


 資金難のため、雑誌FootballAsiaは、
 現在発行している号が最後となります。

 現在、アジアのサッカー情報はFootballAsia.com
 で随時提供しておりますので、そちらでお楽しみ
 いただけますよう、よろしくお願いいたします。 



とのこと(本当はもっと長いけど)。

んで、ピンバッジは、コレまでのお礼とお詫びらしい。


ちっとも縁起がよくねーじゃねーかッ!俺!

…俺の、1ヶ月に1度の楽しみがッ……。



オンラインには出ないロング・インタビューとか、

「おお、こんな選手がいるのか」とかいう喜びとか、

「今月は来ないんじゃねーのか?」という疑いとか
(結構遅れるし、1度来なかったこともあったので)

そーいう楽しさは、もう味わえないんだな。。。



最終号は「イッツ・シャオ・タイム!」か。。。



まーThe-afc.comとかも出来て、広報的な使命は
確かに薄くなって来たかも知れんけど、今後は読み物
としてもっとやってくれるかなー、とか思っていた矢先の
出来事であった。



やっぱ資金繰り、キツかったのか。。。
マレーシアでもシンガポールでも香港でも
買っている人見たことなかったしなぁ。。。

アジアでもこーなんだから、日本ではもうアジアのサッカー
雑誌なんざ、ぜーったい、不可能だなァ…

プレミアシップマガジンとかいうイングランドの雑誌すら
廃刊だしな。

うぅぅぅ…


でも、今まで楽しかったぞ、雑誌FootballAsia!

またいつか、あえる日を楽しみにしているぜ!

その頃は

「UEFAカップって、AFCカップみたいなもん?」

とか言われている世の中になっていて欲しいな…。



...

猫とアジア人 - マレーシア - 2004年12月03日(金)

さて、タイガーカップもかなり近くなり、東南アジア全域では
「タイガーカップである!」と盛り上がっていることは想像に
難くないと思いますが、思ったほどじゃない国もあります。


フィリピン?カンボジア?


いやいや、マレーシアであります。


マレーシアは国内リーグでは観客数が伸び悩み…的な報道を
見たりするのですが、マレーシアカップ決勝はいつも大騒ぎで、
今回も、


 「応援ツアーのバスが足りんので、タイから借りるぞ!」
 
 「ええーい、コーヒー100杯タダじゃい!」


などなど、タイガーカップよりもそっちの方に現地新聞は
紙面を割いております。

ちなみにコーヒーは、ハーバル・コーヒーとか言う代物らしいですが。


そんなわけで、明日のマレーシアカップ決勝戦に出場する、
プルリスのサポの行動を見てみましょう。


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■プルリス・ファン、28Kmを走る 
      − そうすれば、チームは優勝だ


 Fan runs 28km - so that Perlis can win final


 熱烈なプルリスファン、チャラン・ディン・ルアンは、もし
 プルリスがマレーシアカップで準決勝まで行けたら、チュピンに
 ある自宅からカンガーまで走ろうと誓った。

 プルリスは実際、それ以上のことをやってのけ、決勝戦に
 進出したのだ。願いがかなった彼は、決勝戦をクアラ
 ルンプールに観戦に行く前に、昨日自宅からヘリテージ・
 ハウスまでの28kmを走った。

 タイ系マレーシア人で38歳になるチャランは、プルリスが
 決勝戦で勝つには、誓いを守らなければならないと語った。


 「もしプルリスが準決勝に行ったら自宅から走ろうと
  心に決めていたけど、実際プルリスは勝ったんだ。

  誓いを守らないと、プルリスは土曜日の決勝戦に
  負けるような気がしてね」


 驚くべきことに、チャランは長距離を走った経験は全く
 なかった。

 だが、ムエタイ解説者のリァム・イデン・タットと
 マラソン選手のチャン・ゴンがペースメーカーとして彼に
 付き添った。


 彼は午後5時にスタートして、午後8時30分頃に23Kmを
 走ってのけた。
 
 一方、6人のプルリス・ファンが、勝利を信じて丸坊主にした
 という。
 
http://www.thestar.com.my/news/story.asp?file=/2004/12/2/sports/9552150&sec=sports
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やはり、俺的自論、

 アジア人=猫系
 欧州人 =犬系

ということを見事に表現していると思うぞ!

コーフンすると走っちゃうのは、アジア人か猫
相場は決まっているのである(西アジアは知らない)。



でも、やっぱり願カケってのは、東・東南を問わず
やっちゃうもんだと思うのですが、明日の土曜日に向けて、
日本とマレーシアで同じような感覚の人がいると考えると、
ちょっとだけ

 「あーアジアって近いんだなー」

という気がします。


さすがにFマリサポと浦和サポが走っている図は
目に浮かばないけど…。


...



 

 

 

 

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