東南アジアサッカー調査メモ...ogaoga2k

 

 

タイガーカップ参加各国プロフィール - ベトナム - 2002年11月28日(木)

プロフィール最終回は、アジア麺”フォー”でおなじみのベトナム。

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ベトナムは近年、東南アジアの強豪チームの1つとして頭角を
現してきました。



2000年のタイガーカップでは、ベトナムは2大会連続の決勝
進出につまづきました。

対インドネシア戦、ベトナムは試合終了の土壇場で2−2に追い
つき、延長戦に突入しましたが、インドネシアのGendut Christiawan
によって、Vゴール負けをしてしまったのです。



しかし、タイガーカップでベトナムを大きく印象付けたのは、
98年の開催国として出場した大会です。ベトナムは決勝戦、
0−1でシンガポールに破れてしましましたが、準決勝では
96年の優勝チーム、タイを3−0で一蹴したのです。



現在ベトナム代表は、ポルトガル人監督のEnrique Calistoと、
鮮やかな金星紅旗を身に付けたサポーターたちのもと、これ
までの3大会全て成し遂げた準決勝進出を狙っています。

タイ、シンガポール、マレーシアと別のグループステージに
なったことも、この目標の達成の後押しとなることでしょう。



Calisto監督は、U23で構成されたアジア大会代表と、
カタールで10月に行われたAFC U20選手権に参加した
ユースのメンバーから、多くの選手を代表メンバー入りさせた、
若いチームで大会に挑みます。


Pham Van Quyenは、AFC U20選手権のドーハでの試合中、
ベトナム代表が記録した3得点全てゴールした選手です。中国
との2−2で引き分けた試合も彼のゴールです。

彼はまだ18歳ですが、ベトナムでは最も活躍が期待できる選手
の一人となっています。



ベテランのLe Huynh Ducは、ベトナム代表の攻撃を中心と
なって、今大会も好成績をもたらすでしょう。3大会で8得点
を稼いだ彼は、今大会でもさらにゴールを量産すると思われます。


2000年、カンボジアを相手に6−0で勝利したベトナム代表
ですが、そのうちの2点を、そして1−0でシンガポールに勝利
した試合の得点はLe Huynh Ducのゴールです。

彼はベトナム初の海外移籍選手として、2000年・中国FA
CUPの優勝チーム・重慶力帆にレンタル移籍した経歴があります。


http://www.asian-football.com/scripts/runisa.dll?m2:gp:667803:39913+tg/02/display+46824+E


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ホアンさんによると、ベトナムのメディアは
準決勝進出に、楽観的な見方が多いそうであります。

まぁ、インドネシア・ベトナム・カンボジア・ミャンマー・フィリピン
てグループ(上位2チームが進出)なんで、順当に考えれば

そーかもなぁ。。

って感じなんですが、「ミャンマーは脅威」という点で、アセアン・
サッカーサイト管理人同士の見解は一致しております。


まぁ、"ミャンマーに気が抜けねぇぜ・・"と心配する日本人てのも
若干特殊な気がしますが、まぁ、いいじゃん。


ちゅーわけで、そろそろカウントダウンですな。タイガーカップ!


↑これも”Tiger Cup”


↑これも”Tiger Cup”


↑これは”Tiger Cub”


↑これは”Tiger Groin Cup”



...

タイガーカップ参加各国プロフィール - タイ - 2002年11月27日(水)

アジア大会で記憶に新しい、タイランドであります。

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前大会優勝チーム・タイは、もっとも優勝に近い強豪チームです。


過去3回行われたタイガーカップでは2回、SEA Games
(東南アジア競技大会)では、5回連続優勝という偉業を成し遂
げ、ここ10年間では東南アジア最強といえるでしょう。



元イングランド代表のピーター・ウィズ監督は監督に就任して4
年。タイ代表は、彼の元でスピードがあり、流れるようなゲーム
運びを行うチームとなりました。

タイは昨年、初めてW杯地区最終予選ラウンドに進出し、また、
今年行われた釜山アジア大会では準決勝に進出。
タイチームの力強さを見せました。



「我々タイ代表チームは、今回のタイガーカップも優勝して、
 2連覇を狙っていくつもりだ。
 
 しかし、他国の代表チームは、どんどん進歩している。

 当然、そう簡単に行くことはないだろう」 



スター・ストライカーのKiatisuk Senamuang、プレイメーカーの
Tawan Sripan、DFのChoketawee Promrutといった、シンガポール
やベトナムでプレイをしている華やかな面々がタイ・チームの
中心となっていくでしょう。



タイ代表は、攻撃面においては、動きの速さと豊富な運動量が
目に付きます。

守備陣も強力です。前述したChoketaweeと共に、Anuruck Srikerd、
Niweat Siriwongといった選手たちは、彼らを拠点として攻撃に
出られるような守備の形を担っています。



26歳のKiatisukは、Piyapong Pue-on以来のタイ人選手の逸材
として有名です。

98年のタイガーカップには出場しませんでしたが、釜山アジア
大会では、彼はいまだトッププレイヤーであり、今回のタイガー
カップでも100%出来ることを見せてくれました。


今大会も、Kiatisuk”Zico”の攻撃に注目しましょう。

http://www.asian-football.com/scripts/runisa.dll?m2:gp:489520:39913+tg/02/display+46818+E

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うーむ、、どう考えてもタイが決勝に進むような気がするのだが、
開催国、インドネシアというアウェイの怖さが気になるのと、
ベトナムの成長ッぷりに、俺的伏兵のミャンマーにコロッと・・
というシナリオもなくはないなぁ・・と思う次第であります


そして最後は、Kiatisuk”Zico”も現在プレイしている地、
ベトナム!


...

タイガーカップ参加各国プロフィール - シンガポール - 2002年11月25日(月)

ではタイガーカップ共催国のシンガポールをば。


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Egmar Goncalves、Mirko Grabovac、Daniel Bennett。

3人ともに、今回のタイガーカップのシンガポール代表メンバー
です。このトリオは全員、今大会では大きな話題となっている
帰化選手達です。



シンガポール・チームでの「外国人」選手の存在は、それほど
目新しいものではありません。

80年代と90年代前半のマレーシアカップでは、シンガポール
のチームには何人かの外国人選手がプレイしていました。

Abbas Saad, Alistair Edwards, Warren Spink, Jang Jung,
Craig Foster・・彼らは帰化した選手ではありませんでしたが、
当時のシンガポール代表のユニフォームに袖を通した選手たちです。



(*注:シンガポールは、現在のブルネイの様にマレーシアリーグ
   に参加していました。ここで使っている代表とは、どっちか
   というと、”シンガポール地区代表のクラブ”であります。
   多分。)



一方、現代表のDF、BennettとFWのGoncalves、Grabovaは
シンガポールに帰化した選手たちです。

3人は、今回のタイガーカップでも再び優勝トロフィーをチームに
もたらすことを期待されています。

今大会の共催国となるシンガポールは、98年、開催国ベトナムを
破って優勝を成し遂げた偉業があります。

代表監督のJan Poulsenが彼らを代表メンバーに選んだことは、
優勝への強い野心の表れと取る事ができます。



「経験と年齢は、メンバー選出の過程において重要です。

 でも私は、明らかに良いプレーしてれば、誰もが代表入りする
 可能性があると思ってます。」



デンマーク人であるJan Poulsenは、92年の欧州選手権で母国
デンマークを優勝に導いた人物です。



今大会、彼の経験豊富な目によって、シンガポール最高の選手たちが
代表に集められました。


シンガポール代表キャプテンでTampines RoversのMF、
Nazri Nasirは、89年から代表入りしており、チームのカリスマ的
な存在です。

彼はやや後方寄りの中盤の位置から、チームを動かしていくでしょう。



「98年のタイガーカップのタイトルを取った思い出は、私のサッカー
 人生の中で最高の出来事のうちの1つだね。」

「シンガポールが国際大会で勝ち取った、初めての優勝トロフィー
 だったんだ。

 でも、重要なのは今回もう一度それを手に入れることだね。」



http://www.asian-football.com/scripts/runisa.dll?m2:gp:773419:39913+tg/02/display+46817+E
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Jang Jungさんは、元ゲイラン・ユナイテッドの韓国人監督
てのを最近知ったんだけど、往年の名プレイヤーだったんだな。

帰化と市民権の違いってのがいまいち分らないけど、
まぁとにかくシンガポール人ということであろう。

ひそかに準決勝進出だとにらんでおるのですが・・。
(すまん、マレーシア)

にしても、
この応援Tシャツはカンベンだぜ・・。

次は、優勝候補NO1、タイランド。




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タイガーカップ参加各国プロフィール - フィリピン - 2002年11月21日(木)

海外に進出しているのは選手だけじゃないぜ!
ちゅーわけで、日本人監督が率いるフィリピン。

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1954年のAFC創設のメンバーの一員であるフィリピンは、
タイガーカップでは12試合中11敗、4得点35失点という、
あまり誇るべき成績ではありません。


これまでのベストの結果は、98年大会予選ラウンド、カンボジア
との1−1の引分けというものです。

2000年大会のフィリピン代表キャプテン、Norman Fegideroが、
カンボジアに先制された3分後に同点弾を決め、勝ち点1を得た
試合でした。

この引き分けによって、チームは決勝ラウンドのベトナムの地に
足を踏み入れる事が出来たのです。

(*注:98年大会は、決勝ラウンドにシードされた4カ国と、
 予選ラウンドを勝ち抜いた4チームが決勝ラウンドで出会う
形式。詳しくは■ココ



もし今大会、フィリピンがタイガーカップで初勝利するとすれば、
おそらくはフィリピンのスター・ストライカー、Freddy Gonzalez
のゴールの可能性が高いでしょう。

98年のミャンマー戦、フィリピンは5−2で破れましたが、
Freddy Gonzalezはその2点をゴールし、存在をアピールしました。

そして彼は2000年、フランスのチーム・カレーで2シーズンを
過ごしました。


彼は前・フィリピン代表監督の今井 雅隆氏との関係に亀裂が
生じ、結果として家族の仕事に専念するため、代表チームから
去りました。

しかし、現・代表監督で、同じ日本からやってきた神戸 清雄氏
は、対戦するチームと競り合う為にも、KayaでプレイするGonzalez
をチームの基盤として、今大会では起用したいと考えています。

Gonzalezにチャンスを与える選手として期待されている攻撃の
選手には、同じkayaでプレイするMFのAlvin Ocampo、Ali Go
がいます。


運動量豊富なOcampoは、フィリピン国内ではパス供給が最も
優れた選手であり、またAli Goのディフェンス突破力は、対戦
チームにとって常に脅威となるでしょう。

http://www.asian-football.com/scripts/runisa.dll?m2:gp:801800:39913+tg/02/display+46825+E

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たしか、フランスのカレーはアマチュアだったんだよな。

フィリピン、このサイトが出来始めたときに調べたから、
愛着あるよなぁ(ヘンな愛着の仕方だと思うけど)

んで、今井さんとゴンザレス君、不仲だったのか?
誤訳なのかもしれないけど・・。

うーむ、歴代日本代表の最多失点を記録している
チームがフィリピンなので、その辺繋がりで頑張って
欲しいものよ。

ちゅーわけで、次はシンガポール。

(2003/02/01に誤訳を修正しました)



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タイガーカップ参加各国プロフィール - ミャンマー - 2002年11月19日(火)

今回は猫や竪琴で有名な、ビルマことミャンマー。

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ミャンマーは、インドネシアと過去3大会、全てインドネシア
と同組に入っています。

またミャンマーは、今まで一度も準決勝進出を果たしていない
チームでもあります。


ミャンマーは65年から73年までの間、東南アジア競技大会
(SEA Games)で5回の入賞を成し遂げた強豪でした。

今回、かつての栄光を蘇らせるためにも、準決勝進出へ向けて
戦いを挑みます。

しかし、ミャンマーは今大会の若手主体のチームの1つとして
挑まなければなりません。



前回大会直前に、ミャンマー代表監督に就任したデビッド・ブース
監督は、次のように述べます。



「準決勝進出は可能だと思います。 

 ただ、それは我々チームの若い選手達が、いかにしてベテラン
 選手達と融合するかにかかっています。

 その件については、見ものですね。」


「今回の代表メンバーの大部分は、ユース代表から選びました。

 しかしユース以外のメンバーを見ても、彼らはミャンマーで
 代表たる選手達です。」
 


ミャンマーのユース代表は、東南アジアでは強力なチームです。


代表選手のスター、Soe Myat Minがキャプテンを務めたミャンマー
U23代表は、昨年のクアラルンプールで行われたSEA Games
で、インドネシアを1−0で破り、3位となり銅メダルを獲得
しました。

その試合の得点者、Yan Paingは、大会のグループリーグで
シンガポール相手にも得点し、2−1でチームに勝利をもたらした
選手です。


彼の勢いは留まることを知らず、今年1月、バンコクで行われた
AFF U20選手権ではミャンマーは決勝に進出し、その大会
で6得点を決めました。


5月のAFC U20選手権予選ラウンドでは、ミャンマーは
開催国のシンガポール相手に1−0、中国相手に1−1とい
う成績でしたが、そのいずれも彼の得点です。

しかし、中国と得失点差で破れ、予選突破はなりませんでした。

http://www.asian-football.com/scripts/runisa.dll?m2:gp:572884:39913+tg/02/display+46822+E

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実はデビッド・ブース、ミャンマーの前はブルネイ代表監督
でした。

んで、現在のブルネイ代表監督、マイク・ライアンとは、
イングランドのGrimsby Townで、共にマネージャー経験あり
という、ブルネイ-イングランド繋がりがあったりします。


にしてもミャンマーの若手、ここんトコなかなかの成績です。

つっても、ミャンマーのグループAは、ベトナム、インドネシア
という強豪がひしめいてます。が、のこりはカンボジアとフィリピン
なので、おそらくは3位・・てのが大方の予想だと思います。


ま、ベトナムもインドネシアも1回くらいポカをしそうな予感
なので、ミャンマーは準決勝は狙える、という意見には同意です。


次は、日本人監督がアセアンズに殴りこみ、なフィリピン。
あ、ゴンザレス君復帰!?



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タイガーカップ参加各国プロフィール - マレーシア - 2002年11月18日(月)

それじゃ、マレーシアのプロフィール。

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マレーシアは今回のタイガーカップで、予選敗退をした
今年のアジア大会の記録を一蹴する結果を残そうと
励んでいます。


マレーシアは古くからのライバル、タイと同グループに
入りました。

タイは2000年のタイガーカップ・準決勝、そして
96年の同大会・決勝で、マレーシアを破っています。

今回の大会は96年と同じ、シンガポールが開催地と
なります。



英国人のマレーシア代表監督・アラン・ハリスは、過去
3年にわたって、U19代表チームから数人の選手を
A代表にメンバー入りさせました。

U19代表チームは、彼が代表監督になる前から育てて
きたチームです。

そのこともあり、今回のマレーシア代表チームの大部分の
選手は、釜山アジア大会でプレイしたU23代表選手で
占められます。


釜山アジア大会のマレーシア代表の成績は、

●0−1 vs オマーン
○3−1 vs モルジブ
●0−4 vs 韓国

というものでした。

韓国はタレント揃いの強豪で、大会で3位の成績を
収めたチームでした。


Khalid Jamlusは、2002年のMリーグ・プレミア1:
ゴールデン・ブーツ賞を受賞した選手です。

この大会でモルジブにハットトリックを決めたことからも、
今大会代表の攻撃の核となる選手でしょう。

その他、Hairuddin Omar、Akmal Rizal Rakhliといった期待
の若手選手も居ます。しかしAkmal Rizal Rakhliは、足の
怪我の回復が心配されます。


また、Perakのキャプテン・Ahmad Shahrul Azhar、そして
SlangorのGK・Azmin Azram Abdul Azizといったベテラン
選手達が、この若手中心のチームに安定感と、2人の経験を
加えることになるでしょう。

この2人は、アジア大会ではオーバーエイジ枠で出場した
選手です。



マレーシアは、タイ以外にもラオス、そしてグループBの
開催国・シンガポールと同組に入りました。この4カ国で
準決勝進出を争う事になります。


マレーシア代表チームには、多くのマレーシア代表ファン
が、ちょっとした旅行がてら国境を越え、応援にやってくる
でしょう。


しかし彼らは今年7月、マレーシア・パハンで行われた
シンガポール代表との親善試合で、1−2で破れた借りを
返そうと、高いモチベーションで初戦のシンガポール戦に
臨むと見られます。

http://www.asian-football.com/scripts/runisa.dll?m2:gp:952575:39913+tg/02/display+46819+E

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マレーシア、ちっと不運続きなんだよなぁ。

他にも1人は怪我しちゃうし、もう1人はタイガーカップ期間
中に結婚があるとか言ってるし(これはある意味メデタイのか)。


タイは強豪、シンガポールは開催国+帰化選手3人擁しているし、
ちょっと不安なラインナップ、な気がする。


んでも、シンガポールが欧州に若手を送るって決めたのも、
実はマレーシアのやり方を見て、てのも大きかったらしいから、
現地ではマレーシアの若手、いい評価なのかもしれん。


ちゅーわけで、次はミャンマー


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タイガーカップ参加各国プロフィール - ラオス - 2002年11月15日(金)

今回はラオス代表プロフィール。

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Souksakhone Oudomphetラオス代表監督は、今回のアマチュア
で構成された代表チームが、初の準決勝に進出する可能性は
”とても小さい”と考えています。

ラオス代表は、同グループで2回の優勝を誇るタイ、開催国
で98年の優勝チームであるシンガポール、2000年は3
位、96年は準優勝したマレーシア、という苦しい組み合わ
せの対戦となります。


今回のラオス代表のメンバーには、FWのKholadeth Phonphachanh、
MFのChalana Luangamathという2000年タイで行われた
タイガーカップの代表メンバーが居ます。


しかし、彼らにとってのその大会は、苦痛なものでした。

対マレーシア戦は5−0、対シンガポール戦は3−0、対ベ
トナム戦は5−0、という結果だったのです。この大会の結
果、当時のラオス代表メンバーから複数の選手が、以降の代
表戦から姿を消すこととなりました。


チームは昨年のW杯地区予選でも、自信回復の機会を得るこ
とができませんでした。ラオス代表はアレッポで行われたシ
リア代表戦は2試合で20点、マスカットで行われたオマー
ン代表戦は2試合で19点を許す結果となったのです。

しかし、フィリピン代表との試合はホームで2−0、アウェ
イで1−1という結果を残し、ラオス代表のプライドは救わ
れました。



一方、ラオスの若手選手達の活躍は、ラオスのサッカーに明
るい兆しを見せています。

昨年のクアラルンプールで行われたSEA Games(東南
アジア競技大会)では、スター選手Phengta Phounsamayがカン
ボジアに対して2ゴールをあげ、2002年の1月に行われ
たAFF U20ユース選手権では、ラオスはフィリピン・
ブルネイ・ベトナム・カンボジアという構成のグループBで
トップとなり、準決勝に進出したのです。


今回のラオス代表は、過去3回行われたタイガーカップで最
高成績を記録した場所、シンガポールで試合を行います。

96年シンガポール大会、ラオス代表はカンボジアを破り、
ベトナム代表との試合では、72分にChalana Luangamath
で先制したものの、Le Huynh Ducに同点され、1−1の引
き分けに終わりました。

ベトナムはその大会で3位、というチームでした。


http://www.asian-football.com/scripts/runisa.dll?m2:gp:669427:39913+tg/02/display+46820+E


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今回は写真を見つけることが出来ませんでした。


マジで死のグループだよなぁ・・強豪・古豪・開催国・・
そして全部が一応、プロ(に近い)リーグ持ってるし・・。

その上ラオス、若手で臨むらしいし、ボコボコにされて
自信を無くさなければいいんだけどな。

てなわけで、次はマレーシア。



...

タイガーカップ参加各国プロフィール - インドネシア - 2002年11月14日(木)

参加国プロフィール第2弾は、インドネイジア。
もとネタはAFCであります。もちろん訳はやっつけ。

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インドネシアは過去3回のタイガーカップでは4位、3位、
2位という成績でした。ジャカルタの熱狂的なサポーター
の後押しもあり、今回は過去以上の成績、すなわち優勝へ
の期待が高まっています。


しかしながらインドネシアは、2年前の決勝戦で開催国タイ
に4−1で敗北し、取り損ねたチャンピオンの座を、今回は
新しいメンバーで臨もうとしています。


経験豊かなGK、Hendro Kartiko(29歳)、DFのSugiantoro(25歳)、
そしてMFのUston Nawawi(25歳)らは、前回のタイガーカ
ップの顔ぶれですが、今回のIvan Kolev監督による代表チー
ムのメンバーの多くは、ここ1、2年で代表デビューを果た
した選手達で構成されています。


Kolev監督は、ホームとなるそのインドネシアの地で優勝トロ
フィーを上げることのみが、多くのファンが納得する成績で
あることを理解しています。

したがって、予選で同グループに入った、ベトナム、ミャンマー、
フィリピン、カンボジアに対し、強力なスタートを切らなけれ
ばならないでしょう。


以前Persija Jakartaの監督で、インドネシアでの経験のある
ブルガリア人のKolev監督は以下の様に述べます。


「自分の目にかなった数人の新しい選手をチームに引き入れました。

 これは重要なことです。というのも、協会がチームに課した目標とは、

 "決勝進出、できれば優勝"だったからです。」



インドネシア代表チームは、Sugiantoroがディフェンスの要
であると予想され、一方Nawawiが、Bima Saktiの不在、とい
う深刻な状況の穴埋めをすると考えられています。

Bima Saktiは今年8月、ベトナムでのLGカップ準決勝、対
インド戦で右足首を負傷したのです。


前線の選手には何人かのタレントがおり、レギュラーを争っ
ています。2000年のリーグ得点王で22歳のBambang Pamungkas、
そしてPetrokimia Putraを今年リーグ優勝に導く大きな材料
となった、25歳のJainal Ichwan(Ichwan Jainal)などが
挙げられます。

http://footballasia.com/scripts/runisa.dll?m2:gp:514618:39913+tg/02/display+46823+E

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てなわけで、出てきた選手の写真をPSSI(インドネシア
サッカー協会)などのwebへリンク。

(画像クリックでそのページに)


Hendro Kartiko




Sugiantoro




Uston Nawawi




Bima Sakti




Bambang Pamungkas




Jainal Ichwan

【No Photo】


Ivan Kolev監督




そんでこの監督は、クルニアワンというスター選手を
外し、インドネシアで議論を沸かせました。

最近の試合では、アウェイ・シンガポールで1−1の引き分け
(PK負け)だったのですが、かなりインドネシアが押していた
とのこと。

文中にあったように、タイガーカップでは開催地で、その上
東南アジア最強サポ集団(おそらく)がいますから、結構期待
できそうです。

ちゅーわけで、次は・・ラオ!


...

タイガーカップ参加各国プロフィール - カンボジア - 2002年11月13日(水)

近づいてきやがったぜ・・・

東南アジア最強を決める、タイガーカップがよぉ!

つーわけで、各国のプロフィールが出ましたので、
全部翻訳します。適当だけど。


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■タイガーカップ2002:カンボジア代表プロフィール


カンボジア代表チームは、東南アジア地域のトップストラ
イカーの一人、FWの Hok "ジェット" Sochetraの復帰に
よって、タイガーカップでの活躍が期待されます。


カンボジアは2001年4月1日、初めてW杯予選に参加
しましたが、Sochetraはモルディブと1−1で引分けた試
合後、携帯電話会社での仕事に専念するために、代表チー
ムから身を引きました。


64試合中42ゴールを記録したことを誇りにしている彼
は、チームにとって最も貴重な財産である選手です。

2000年のタイガーカップでは、ラオス相手に2点を叩
き込み、チームは3−0で勝利しました。この試合は、カ
ンボジア代表にとってタイガーカップでの初勝利だったの
です。

また、98年のタイガーカップ予選では、フィリピン相手
に1−1の引き分けを記録しました。

しかしこの地域では、カンボジアは今だ”発展途上のチー
ム”の評価が続いています。


カンボジア経済は、数十年間の政治的混乱が続いた結果衰
退しました。

サッカーはその影響を受け、国内リーグの資金・スポンサ
ーを見つけるのが困難な状況にあります。

しかしカンボジアは、サッカー2004年タイガーカップ
の開催地の候補です。そのため、カンボジア政府はサッカ
ーに対して力を入れており、またスポーツ関係者はサッカ
ーに対して前向きな姿勢を見せています。


2000年のタイガーカップでは、カンボジア代表18名
のうち、23歳以上の選手は5名だけでした。彼らの中に
は、新たなスター選手、Chea Makaraがいます。彼はラオス
に対し、先制点を上げた選手です。


彼は当然にSochetraの後継者とよく言われていますが、タ
イガーカップ2000・カンボジア代表監督のJoachim Fickert
と共に、彼のオリジナルの印象を刻み込むような偉業を成
し遂げるかもしれません。

ドイツ人監督のJoachim Fickertは次の様に述べます。

「不運なことに、ジェット(Sochetra)はサッカーを
 始めるのが、少しばかり遅かったんだ。」

「もし彼がサッカーを10年間プレーしていたら、彼は
 世界のスター選手のうちの一人だったと思うよ。」

http://footballasia.com/scripts/runisa.dll?m2:gp:565686:39913+tg/02/display+46823+E

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このプロフィールは、多分National Radioちゅーオンライン
マガジンからずいぶんと参考にしているっぽいのであります。

一応、出てきた選手の写真と、そこに関連したページをば。
画像をクリックすると、National Radioの記事に飛びます。

Hok "ジェット" Sochetra




Chea Makara




Joachim Fickert監督



それにしても、ミドルネームにニックネームを入れるのは
構わんが、"タイガーカップ"に"ジェット"とか言われると、
タイガー・ジェット・シンを思い出すなぁ。

あと、Joachim Fickert監督は、W杯予選で中国代表との
敗戦後、カンボジアのメディアに嫌味な質疑応答された
らしいのです。

しかし当時中国代表監督のボラさんが、カンボジアのメディ
アに釘を差し、彼を擁護したという心温まるエピソードがあ
ります(笑)


ちゅーわけで、次回はインドネシア。



...

10 minutes:田中邦衛が攻撃参加 - 2002年11月08日(金)

この間、スカパーで映画「レッツゴー!若大将」(’67年)
を観ていたら、大学サッカーの決勝戦がクライマックスだった。

んで、

加山雄三(若大将)の背番号が9番。
田中邦衛(青大将)の背番号は5番。


田中邦衛は、背番号からすると後ろの方だと思うのだが、
やたら前に出て攻撃していた。松田やアウグスト、稲本
あたりとダブる。

走り方は、ヴェルディの北澤っぽかったのだが・・。


そして加山雄三は、FWとして物足りなかった(笑)

「いやー、ぼかぁ幸せだなぁ・・」が似合うFWちゅーのも
見てみたい気がするが。



んで映画でちょっと目を引いたのは、


・観客が座席でタバコを吸っている

・チアガールがアメリカンではなく、鼓笛隊っぽい格好。

・応援はみんなで肩を組んで、左右に大きく揺れる。

・観客に着物のオネーチャンがいる。


という、両チームサポ(笑)の姿である。

タバコが欧州風で、応援は野球風で、チアガールが米国風、
そして女性が民族衣装を着ている、と言う点がタマラン。

まぁ、タバコは無理やり欧州にしたけど。




んでも、解せなかったのが、若大将のチームが逆転するシーン。

終了のホイッスルが鳴る前に、若大将側が点を入れた時点で
勝ったことになっていた(結局ホイッスルのシーンがなかった)。


推定するに得点は88分くらいだ。
時計が直前に映ったから間違い無い。

おい!
まだわかんねーだろ・・
それに、ロスタイムがあるハズだろ・・・


で、色々考えたのだが、どうもこれは、野球の9回裏の逆転
ホームラン、のイメージではないのか。

9回裏=90分、逆転する=もう終わり
という感じがしたなぁ。応援とかからも考えると・・。


このへん、当時と今のサッカー観違いが出ている、と思ったの
だが、俺も20年後に「ダラダラ観ていたなんてなんてヤツ
だったのだろう・・」と反省するかもしれん。


ちゅーわけで、今を生きるぜ!俺。



...

タイ・サッカーについて(タイ国内事情) by 名無しさん  - 2002年11月07日(木)

今回はタイ・国内事情編です。

ネタ元は、やっぱりBBSに書き込んでくれた、名無しさん。

---
■2002年10月19日に行われた、King's Trophy (Cup)について

(結果はBEC Tero Sasana 2 - 4 Osotspa。

 ちなみに、この試合の1週間後にタイリーグ開幕。)


英語で「ディビジョンAカップ」って書いてますけど、これは
タイで「トワイ・コー」と呼んでるカップのはずです。

トワイはタイ語でカップの意味、コーはタイ語のアルファベット
の最初の字だから意訳して“ディビジョンA杯”。


タイのカップ戦はいろいろゴチャゴチャしてて、未だによくわ
かってないんですが、「トワイ・コー」は昔々、まだリーグ戦
などもなく短期間のカップ戦トーナメントを色々やっていた頃
の国内最高グレードのカップだと認識しています。

なお“〜B杯”“〜C杯”もあり、2部や3部みたいな物と思って
れば大きな間違いはないでしょう。

(今はリーグがあるのでそちらの1部、2部もあり、ややこしいです)



スーパーカップもある意味正解ですが、去年から今年のタイ
国内サッカーのスケジュールはFAカップをやらなかったり
となんだかめちゃくちゃになっています。

それでも王様から下賜された「トワイ・コー」だけは、毎年
なにか試合をして優勝者を決めないと不敬罪になりかねない
ので、1試合だけでもリーグの1,2位のチームで争えばそ
の勝者は 最上位レベルのカップを受けるに値するチームと
言えるからでしょう。



それから、タイで一番人気のイングランドサッカーのチャリ
ティ・シールドに倣って「トワイ・コー」をこの時期にやっ
たんだと思います。



■タイの主なカップ戦

【キングスカップ】
 タイ代表チームが出る国内最高イベント。


【クイーンズカップ】
 クラブチームのカップ戦、ただし外国からの招待チーム
 があり、しばしば優勝するので「タイ国内最強」を決め
 るトーナメントと言えない。


【モーヴォーコーカップ】
 皇太子杯。国内クラブと予選を通過した県代表チームなど
 で争う。近年、なぜか行われなくなった。

【タイFAカップ】
 なぜか昔はなかった。上の皇太子杯がその役目を果たして
 いたのだろうか。

 数年前、気が付いたらあった。それと入れ替えるように皇
 太子杯はやらなくなってしまった。

【トワイ・コー】
 “A級”杯。リーグがなかった時代の1部リーグのような
 もの。

【トワイ・コォー】
 “B級”杯。リーグがなかった時代の2部リーグのような
 もの。

【トワイ・ンゴー】
 “C級”杯。リーグがなかった時代の3部リーグのような
 もの。

【タイランドカップ】
 県の対抗カップ戦。昔は1部のスター選手が数多く助っ人
 に出ていた。



主なカップ戦以外にも、やたらといろいろなカップ戦があり、
数日から数週間をかけるものなどを1年の間にいろいろ散り
ばめて、さらには国体もある。

リーグ戦も10年ほど前には「セミプロリーグ」(今のタイ
リーグの始祖鳥のようなもの)という、あまり長期間でない
リーグが既にあった。

さらにUリーグ(大学のリーグ)誕生以前は、大学のチーム
にも所属する選手も少なくなく、毎年1月には「チュラ・タマ」
戦で盛り上がる。

高校生以下の大会は多すぎて割愛。



■タイ選手の国内での移籍


実はタイ国内のクラブ間でも、スポットレンタルというのは
時々あります。既出のように多くのカップ戦があるんですが、
すべてのチームがすべてのカップ戦に出場しないわけで、不
出場のクラブからスター選手を借りてきて参加するクラブも
あります。


短期の移籍というのはタイ人のライフスタイルというか、国
民性というか、そんなものによく合っていると思います。

田舎で農業をして、農閑期になったらバンコクに出てきてタ
クシー運転手などで働き、また時期がくれば帰って農業をす
るとか、高校までは出たんだけど、家庭の収入を補うために
何年かフルタイムで働き、その後また学業に復帰して上級
学校で学ぶという話はタイでよく聞きます。

----

不敬罪、とか短期の移籍、の下りが読んでいて興味深いですな。
うーむ、タイ・・と感じざるを得ないです。


この話を聞いた後、「一方、レッズの福田選手、鹿島の長谷川
選手などは日本社会の縮図といえるのです」とか言われたら、
思わず納得しそうだ。


それにしても、天皇杯とかキングスカップとか、王様系の大会
はカッコイイなぁ。ハサナル・ボルキア・トロフィー(東南ア
ジアU21大会)も、実はブルネイの王様の名前だし。

ちゅーわけで、サッカーからもお国がらが見え隠れする情報を
いただいた名無しさんに、再度お礼を申し上げます。




...

タイ・サッカーについて(タイ国外との関係) by 名無しさん  - 2002年11月06日(水)

さて、掲示板に謎の名無しさんが、とっても貴重なタイサッカー
事情の記述を残してくれました。


日欧とタイとの関係、タイ国内事情など、ニュースではわからない
点が多かったので、名無しさんのご承諾を得て、こちらに転載させ
て頂きます。


すこし長めなので、タイ国外、タイ国内と2つに分けました。

なお、本文の一部及び構成は、変更してある点があります。

---------

■タイに対する欧州のサッカー協会の姿勢


欧州の場合、(基本は「ギブ&テイク」のディールに過ぎないん
ですが)FAT(タイサッカー協会)と“The FA(イングランドサッ
カー協会)”やDFB(ドイツサッカー協会)には、良い関係の話を
いくつか知っています。

端的な例がピーター・ウィズ氏(現タイ代表監督)の来タイのい
きさつなどです。



■タイに対する日本のクラブ・リーグの姿勢


クラブチームに関していえば、今まで日タイ間では何度か、主に
AFC格式の試合で対戦&交流の機会に恵まれ、タイのクラブ、
選手、役員のために、骨を折り親切にしてくださった日本のJリ
ーグクラブ関係者は、数え切れないほどいらっしゃいます。

本当に、本当に、本当にありがたいことです。

また、98W杯主審のピロム氏を、Jリーグは99年に招聘してあた
たかく迎えてくれました。


ですが、欧州にはタイ選手・コーチを修行のために練習させてく
れるクラブや、テストを受けさせてくれたクラブがいくつかある
以上、日本のクラブのほうが親切度で上を行くかどうかは疑問符
が付くと思います。


一例を挙げると先日のアジア大会でも代表に入ったダッサコンは、
タイでは「カイザースラウテルン所属」の扱いになっています。

日本のクラブも、せめてタイ選手にテストの機会だけでも与えて
くれるようになれば・・・そのぐらいの素質の選手はいると私は
確信してますし、それを望んでる選手もいるようです。



■タイ選手の海外チームへの移籍


(マレーシア・シンガポールからテロサーサナへ選手が帰ってきたり、
 カタールのチームがオファーを出していることを受けて)
  

タイ人選手が他国クラブへ行ったり来たりは、タイリーグと他国の
リーグとの時期の違いを、うまく利用していることが多いですね。

ですからタイリーグが終われば、あるいは他国のリーグが始まれば、
またタイの選手たちが異国で活躍するかもしれません。 

契約もおそらく完全移籍というのはほとんど無いのでしょう。

ローンというか、短期レンタルというか… 中東のクラブはそうい
う短期レンタルも慣れていて、上手にそういう使い方ができるのか
もしれません。ストイチコフなどは良い例でしょう。






■過去の日本・タイの関係

タイ港湾局(PAT)のチームは、当時のスポンサー(三菱自動車)
の関係でJSLからJリーグへ移行する期間に来日し、日本の
三菱自動車チームと試合をしています。

また、何年だったか忘れてしまいましたが、JSLの全日空が
ANAの成田−バンコク間のフライト開始を記念して訪タイし、
親善試合をしたこともありました。

日本とタイとのサッカーでの関係は、昔の方が近く、W杯本大
会を2回経験して、日本があまりアジアに目を向けなくなった
現在では、少し離れてしまったように見えます。




■日本でプレイしたタイ人選手(名無しさんが記憶しているもののみ)


* ビタヤ(ヤンマーディーゼル)
 
ビタヤは日本でヤンマーディーゼル時代に釜本邦茂といっしょに
プレーし、Jリーグ初期のガンバ大阪でヘッドコーチを勤めた
“ビタヤ・ラオハクル”氏として知られています。 
関西弁が少し入った日本語を流暢に話します。

現在のビタヤ氏の記事(Mainichi Interactive)→●



* ポントーン、ソムチャーイ、プラサート(コスモ石油)
  
ポントーン(ポンサトーンのほうがタイでの発音に近いみたい)は、
日本に来る前は警察のチームにいたと思います。

89か90年ころの写真を見ると胸にゾウのイラスト(スポンサー
のサイアムセメントのロゴ)をつけた、エビ茶色(タイ警察のカラー
)のユニフォームで、颯爽とプレーしています。


これは彼の父が警察官なので、なにかのコネで警察のチームに居た
のかもしれません。ただし、彼の実家はマレーシアとの国境、サダ
オというこぢんまりとした町で、父親もそこで勤務してたと思うん
ですが、タイ警察のサッカークラブはバンコク郊外です。


タイの警察や軍隊のチームは、その選手のほとんどが実際に警官や
軍人ですが、若い選手には学生という例外も時々あります。事実、
あのドゥシットもあどけない顔をした頃は警察のチームにいたみた
いです(資料あり)。


コスモでプレーした3人は全員、来日前に警察チームにいた事があ
ります。帰タイ後はソムチャーイもTOTです。


* ナティ、ロナチャイ(松下電器) 

ナティは昔も今も警察(今は警察大尉。昔はプーケットの空港警察
に籍があったらしい)だし、警察チームのコネがタイ選手の日本行
きには関係してるかもしれません。

それから松下電器に居たインドネシア人選手は、リッキーとかロッ
キーとかいう名前だったと思います。たぶんニックネームでしょう
が・・・


* ウォラワン(帝人)  

* スティン(?)

-------

次回は、タイ国内事情(大会など)について、再び名無しさんの
書き込みを転載させていただきます。

大変、大変感謝!です。



...

10 minutes: ラーメンとテリヤキとハート - 2002年11月05日(火)

3連休!!

仕事がひと段落した俺は、モチ等々力に行ったのだった。


等々力ですぐ売り切れる割に、チッともありがたくないテリ
ヤキバーガーを喰い、そして早い・ヌルい・美味くはナイ、
の3拍子揃ったラーメンをほお張る。


俺が哈日族なら、泣いて喜ぶだろうなナァ・・というコースだ。




そんで相変わらず、ダラダラと川崎-鳥栖戦を見ていたのだ
が、鳥栖サポのダンマク(弾幕?)にはハートが多い。

ちょっと昔から思っていたのだが、ハートを弾幕に掲げる
というのは、現代の若者には、どういう感覚なのだろうか。


もちろん、俺のような世代は、文末にハート=ラヴ!なのだ
が、ピッチ上に居る人々は、U21だったりするのだ。


今日、セリフ中にハートを使っている漫画は、

・コーターローまかり通る


・代紋(エンブレム) Take 2


・BE-BOP-HIGHSCHOOL

という、極めて野郎臭の漂うモノが多いと思う。



しかも使い方としては、

「おやおや・・残念でした(はぁと)」
「くっ・・!」

という、主人公が危機の時、先を行動の先を読んだ悪役の
言う場合が多い。

しかも、ちょっとお茶らけが入っているニュアンスなのだ。


その文例にならうと、


「松田直樹(はぁと)」
=「松田直樹、お前は大した器じゃネーンだよ、くくく。」

になるのではないか。


ハート=ラブ!を使うのは、俺が知っている限り「おはよう!
スパンク!」の時代ごろだと思う。

そういうコトを知らずに少年漫画バッカリ読んでいる若手選手
が居たら、「俺、サポから舐められてる。。」と落ち込んだり
しないか、ちょっと不安だ。

(なんだか、あまりにもアホらしいことを書いている気がする
が。)



そういえば、韓国あたりの映像でも(はあと)は見たことある
のだが、イングランドやイタリアで、旗に(はぁと)はあまり
見たことがない。

東アジア特有なのかもしれん。

まぁ、西アジアで(はぁと)まみれのスタジアム、つーのも見
てみたい気がするが。



実は等々力には、結構な外国人が来ていたりするのだが、
あのあたりの旗や弾幕に、相当なアウェイ感を持つので
はないか。


ラーメンに”はぁと”にヘンテコなチャイニーズ(漢字)ばっ
かりの看板や旗だしなぁ。


そんで、その日、川崎が勝ったのだが、外国人へは最高の
アウェイ感を与えてくれたのだった。



アナ「じゃぁ、万歳三唱で、選手を送り出そう!」

もちろん三唱する観客。。うーむ・・さすが等々力(はぁと)。

あ、この”はぁと”は勿論ラヴの方です。




...

10 minutes: アジア・サッカーはアメリカン - 2002年11月01日(金)

ちゅーわけで、先日趣味が車、という人と話をした。

こっちは、車やバイクはサッパリ興味が無いのでありますが、
興味深かったのは、車好きのカテゴリーであります。

(こっちが無理やりファンをカテゴリーに分けてくれ、と頼んだ)

すると、


1.海外チャラチャラ派

「アルファロメオっていいよね!なんとなくそれに乗っている俺、
 ステイタスが上がってる気がしちゃう」


2.海外ウンチク派

「やはりイタリア車・・この居住空間・・歴史だ・・
 日本車はやはり・・」


3.国内スペック派

「壊れないし、チューンナップは出来るし、手に入れやすいし・・
 国内の車でどこに不満があるのかワカラン。」


4.お買い得派

「今ならこれが安いなぁ・・買い物にも便利そうだし。。」


という感じ、らしい(かなり適当に分けたらしいので、周りの人にも
聞いてください)。




まぁ、サッカーで言うとこの

・海外サッカー派
・Jリーグ派
・選手派
・戦術ウンチク派

みたいなモンだろうな・・と考えておったわけです。



そこで、

「欧州・南米でもなくて、Jリーグでもなくて、アジアに目を
 向けるサッカーファンというのは、車好きで言うと、どんな感じですか?」

と訪ねると、


「うーん・・・

 難しい・・・



 あ!



 アメ車!
 アメリカの車好きだな、うん。

 燃費は悪い、スピードも速くない、でもあの世界に惹かれる、って
 いうファンは確実にいるからなぁ・」



・・"あの世界に惹かれる"ってトコに、ちょっとだけ納得しました。


...



 

 

 

 

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