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すべてはアイーダ
2003年12月27日(土)

劇団四季のミュージカル
「アイーダ」を観てきました。
ブロードウェイで
上演されたディズニー版で
わたるくんが「Switch」の後
ニューヨークへ行った時に観た
というやつですね。
「王家に捧ぐ歌」を観て以来
四季の「アイーダ」も
絶対観ておかねばと思っていました。

四季を観るのは久方ぶりです。
ここ何年も宝塚ばかりだったから。
やはり、客席に男性が多いです。
客層も若い。出演者の歌がうまい。
セリフがとても聞き取りやすい。
聞き取りやすすぎて1本調子に
聞こえるけどこれが四季節なんでしょうか。

以前観たときとの違いは
みんな化粧が非常に綺麗ということです。
以前「オペラ座の怪人」を観た時は
ヒロインほか女優さんの化粧がとてもヘンで
綺麗に見えなくてがっかりした記憶が…。
特に今回驚いたのは
アムネリス役の佐渡さんのアイメイクが
衣装の色に合わせて変えていることです。
赤い衣装なら、赤いまぶた
水色なら水色のまぶた。
1公演の間にこんなに簡単に自在に
メイクって変えられるもんなの??
とても不思議でした。

1幕の大部分を使って
ラダメスとアイーダが
愛し合うようになるまでを
丁寧に描いていたのが良かったです。

 ラダメスの父親ゾーザーは
 息子を王位につけるために
 アムネリス王女と婚約させ
 ファラオの暗殺をたくらむ悪役です。
 ラダメスは、幼馴染のアムネリスに好意をもって
 いますが、愛してはいません。
 王として国に繋がれるより
 自由に冒険に出てみたいと思っています。

 しかし、9年間も続いた婚約期間を
 これ以上伸ばすことは出来ず
 ついにファラオは2人の結婚を
 1週間後と決定します。

 ラダメスは反発し
 そばにいたアムネリス付きの奴隷アイーダに
 自分の運命を呪い不満をぶちまけます。
 すると、アイーダは
 「あなたは、奴隷のわたしの
  同情をひこうとしているのか。
  その運命が嫌なら変えればいい」
 と凛とした声で言います。
 はっとするラダメス。

 アムネリスの部屋まで
 アイーダを追ってきたラダメスは
 そっけないアイーダを振り向かせようと
 「わたしの命令をきかないか」
 と言いますが、
 「わたしはアムネリス様の奴隷ですから。
  あなたの言うことは聞けません」
 となおもそっけないアイーダ。
 すると、ラダメスは
 「そんなことはいい。
  わたしは、お前の言うことは
  正しいと分かった
  と言いたいのだ」
 と告げます。
 今度はっとするのはアイーダでした。
 こうして2人は恋におちてゆくのでした。

また、アイーダとアムネリスが
友情を育むのも、この物語の非常に大きな
ポイントとなっていました。

アムネリスは、最初に登場した時
お洒落にしか興味がなく世間知らずで
プライドが高く、頭の弱いお嬢さん
というように見えます。
マイ・エステサロンを所有し
最新流行のファッションを着こなし
「お洒落がわたしの切り札」
と歌うアムネリス。

しかしアイーダは
奴隷でありながらも
アムネリスに同じ人間同士として
自然に接し、アムネリスの
「権威ある王女」の見かけの下に隠された
「ただの人間」アムネリスの素顔を
引き出してしまいます。
「真実こそあなたの切り札です」
というアイーダを信頼してゆくアムネリス。
それは、同じ王女である
アイーダとアムネリスだからこそ
通じ合えた気持ちなのかもしれません。

しかし、同じ人を愛し
敵同士である2人の友情は長くは続きません。
いよいよ結婚を明日に控えた晩
アムネリスは、ラダメスとアイーダの
密会を目撃してしまうのでした。
体中の力が抜けたようになって
静かに、哀しげに
幸せの終わりを歌うアムネリス。
その歌を歌いながらも
彼女は美しいウエディングドレスへと
身を包んでゆきます。

この運びは
イギリスの故ダイアナ元妃が
結婚直前に皇太子とカミラさんの関係を知った
という話に想を発しているそうです。
作曲のエルトン・ジョンは
ダイアナ妃の友人でしたしね。

 アムネリスは結婚式の日になっても
 ラダメスの裏切りのことは口にしませんでした。

 一方ラダメスは
 アムネリスと式をあげている間に
 アイーダやヌビアの人々が
 祖国へ脱出することを望んでいました。

 2人の密会を見ていたアムネリスは
 なにも言いませんでしたが
 エジプトはすぐに異変に気づき
 アイーダは捕らえられ
 彼女を逃がそうとしたラダメスも
 罪に問われます。

 エジプトを裏切り、王女に恥をかかせた
 と、ファラオは2人の処刑を宣言します。

 すると、アムネリスが
 苦悶の表情で立ち上がり
 「エジプトを裏切った者たちの
  処刑は何者をも妨げられません。
  しかし、この2人がともに死の時を
  迎えられるよう、取り計らいを」
 とファラオに言うのでした。
  ファラオは、それも許しません。
 娘を愛するファラオだから当然のことです。
  けれどアムネリスはなおもまた話し始めます。
  「恥をうけたのはわたし自身のこと。
   わたしは、お父様がゾーザーの毒に蝕まれ
   この世を去られる日が近いのを知っています。
   愛する人のすべてがわたしのそばから
   いなくなった後に、
   わたしはエジプトを継ぐでしょう。
   そのわたしが言うのです。
   2人を一緒に死なせてほしいと」

この台詞(↑は1回聞いただけなので正確じゃないけど)
をアムネリスが言ったとき
客席からいっせいに
鼻をすする音がしました。
ファラオはまぶしそうに
我が娘を眺めながら
その願いを許すのでした。

愛に裏切られるアムネリスですが
絶望の中で嫉妬に狂わず
2人への思いやりへと
気持ちを昇華したのは感動的でした。

「王家」もそうでしたが
この「アイーダ」でも
アムネリスがもっとも魅力的な
キャラクターだったとわたしは思います。
物語のなかで最も劇的な変化をとげ
孤独をかみ締めながらも
1つの高みへと到達したアムネリスです。

それにしても星組がもし
このディスニー版を
やっていたらどうだっただろう。
トウコちゃんが
あの沢山のソロを真ん中で
歌い上げる姿を観たいかも。
実際にはキーが高すぎると思うけど…。
わたるくんも
ラダメスの真っ赤な将軍スーツ似合うだろうな。
でもディスニーのラダメスは
しょっちゅう上半身裸になるけど…。



変な夢
2003年12月25日(木)

わたしの肌の乾燥具合は
かなり深刻になりました。
もうどのようなケアも
砂漠のような乾燥に追いつかない…。
外の季候も良くないけどエアコン4台が
常に職場でフル回転しているというのが
いけないんだと思う…でもつけないと
脚が凍傷になりそうに寒くなるし…。
静電気もものすごいです。
扉に触るたびに音を立てて感電します。
「この電気、もったいないから
 電気会社に売らんとあかんな〜」
というオヤジギャグを聞き続けるのにも飽きました。
というわけで、来年の仕事始めまでには
大型加湿器を導入することになりそうです。


―――――こんなことを書くために
日記を開けたのではなかった。
眠いし疲れてますが
忘れないうちに記しておかなくては。
また変な夢を見てしまったので。


夢〜その1〜

わたしは、家から学校へ行こうとしていました。
学校といっても、高校なのか大学なのか
専門学校なのか、具体的にはよく分かりません。
家から一緒に学校に行く学友(?)は
1匹の巨大な蟻でした。
その蟻は、なぜか
灰色のイモムシの皮をかぶっていて
外見はイモムシに見える蟻でした。

イモムシと一緒に学校へ向かうのですが
わたしは自転車に乗ってスイスイ〜と
先に着いてしまいます。
でもイモムシは歩みが遅いため
当然まだ着いておらず
わたしは気になって
また自転車で家へ引き返てみました。
すると、イモムシは家の縁側に
やる気なさそうにひっついているのでした。

それでわたしは
「早く学校に行かなきゃ」
と言って、イモムシを思いっ切りひっぱると
イモムシは突然怒り出し
ものすごい勢いでわたしの頭に乗っかり
イモムシの皮の下にあった
蟻の大きな歯でわたしを
「ガブリ!!」
と噛もうとしました。
その歯は、クワガタのような形をした
大きな釜のような歯でした。
噛まれる瞬間、恐怖で目が覚めました。

〜分析
その夢を見た日
わたしは愛する飼い犬・キクポン(仮称)に
「ウ〜」と唸られる
という哀しい目に遭ったのでした。
キクポンが寝ている時
わたしが無理矢理場所を移動させようとして
ひっぱったからなのですが
そんなことで唸られるほど(しかも2度も)
自分が軽んじられていたと思うと
少なからずショックだったのかもしれません。
わたしはキクポンの顔を
携帯の待ち受け画面にするほど
キクポンが好きなのに…という切ない想いと
キクポンはイヌのくせしてわたしのことを
下に見ているわけね…という悔しい想いが
イモムシの皮を被ったアリに噛まれる
という夢になって現れたのだと思います。
―――――と一応
分析してみたけと…なんだかな…(^^;)。
自分がそんなにショックだったということは発見でした。


夢〜その2〜

わたしは、タカラヅカ友達と3人で
リカさんのさよなら公演を観ていました。
リカさんのサヨナラ公演は「ヴァンパイア・レクイエム」
そしてこの公演のコスチュームは全部
ある有名デザイナーのデザインでした。
それは前の公演でしょ、と思いますが
とにかく夢ではそうでした。
リカさんは、フランシスの格好で
わたしたち宝塚ファンに向けて
「わたし、このデザイナーと同じ
 デザイナーの衣装を
 普段でも着たいんです。
 皆さん、どこにあるかご存知ですか?
 見つけたら教えてくださ〜い」
と普段の気軽な口調で呼びかけます。
なんで、リカさんがこんなことを
要望するのか全く不明ですが
夢なので、それが普通にまかり通っています。

そして、わたしたちはなぜか
そのリカさんの願いを叶えよう!
と思ったのでした。
そして、劇場からの帰り道
「どうしたらいいんだろう…」
などと相談しながら、バスで帰途についていました。
ちなみに、そのバスはJR宝塚駅前から出ているローカルバスでした。
すると、わたしたちが立っているすぐ
目の前の座席に、舞台のデザイナーと同じ服を着た
エミクラちゃんと同じ顔の女性が眠っているではないですか。
「見つけた〜」
と思って、リカさんに知らせに行こうとすると
その座席のすぐ後ろにリカさんは既に座っていて
「見つけてくれてありがとね」
という顔で満足そうに笑っているのでした。

分析〜
分析できません(^^;)。さっぱり意味不明。
「ヴァンパイア・レクイエム」は
もう一度観たいなと思っていたけれど
あとは別に思い当たる自覚症状(?)はないです。
一緒にいたタカラヅカ友達も誰だったのか覚えていません。
本当はもっと詳しい内容だったと思うのですが
目が覚めてしばらくすると記憶がかなり消えてしまいました。



週末は寒かったです。
2003年12月21日(日)

週末は雪のせいで予定が狂いました。
今後こそジムに行く予定だったのに
―――――寒さに負けた。
軟弱者めが〜〜〜。


「狂想曲」の本が届きました。
とても分厚くてびっくりしました。
読み応えがありそうです。

ここに書かせて頂くのも
きっと今回が最後。
思えば、マリコさんにハマっていた時も
声をかけていただいたのですが
その時は色々と戸惑いもあり
辞退させて頂いたのですが
もしこれをお請けしていたら
なおちゃんの文を書くことも
なかったんだろうなと思います。

実はわたしの文章は
前回も今回も
ここか、掲示板か、
ファンレター(2回くらいしか
出したことないけど)の文の再編集。
お題をいただいて畏まって書くよりも
その場その場で思いついたままに
勢いで書いたものを
後で落ち着いたときに
編集した文の方が読みやすく
気持ちに添っているだろうと思うからです。
まぁちょっと楽をしたかもしれないけど(^^;)。


また肌が乾燥してしまいました。
わたしの守りは完璧なはずだったのに。
たぶんサプリメントを切らしたせいではないかと思います。
そんなに効いていたとは…セルマトリックス。
高価だから続けたくないのだけど
止めるとこんなに差が出るのならば
続けるしかあるまい。


以前妹にイギリス帰りのお土産で
もらったホホバオイル配合の
バスグッズがすごく気持ちよくて
それが日本でも売っていないかと
探していたのですが、今日百貨店で見つけました。
なんだ…案外身近にあったんだ(^^;)。
Crabtree&Evelynというブランドでした。
ローズやラベンダーなど色々な香りがありますが
わたしはこのホホバがとても家庭的で
ほっこりする香りなので一番好きです。
小さい頃大切に持っていた毛布の香りに近いかも。
これを付けて寝るといい夢が見られそう。
特に、旅行先とか慣れていない場所では
とても落ち着く香りです。
今金欠だし…今度買おっと…(・_・、)。



プリンター購入
2003年12月20日(土)

念願のプリンターを購入しました。
これで手紙をプリントアウトできます。
わたしは、昔手紙を書くことが
好きだったのですが
パソコンを使い出して以来
キーを打つのになれて手書きだと
言葉が出て来にくくなってしまいました。

前のプリンターは
初めてパソコンを買ったときに
購入したものなので
7〜8年は経っているかも。
今のパソコンには
部品を買わないと繋げられないんです。

たまに行く電器屋さんで
新しいプリンターを買うときに
古いプリンターを持って行くと
引き替えに値引きしてくれる
というので
早速買い換えたのでした。
今時プリンターを捨てようと思うと
お金がかかってしまうのに
引き取って値引きまでしてくれるなんて
嬉しいじゃないですか。

プリンターは、
新開発のインクに惹かれて
エ○ソンのものを買おうと思ったのですが
店員さんにキ○ノンを強く勧められました。
エ○ソンに比べると消耗品のコストが低く
印刷速度も約2倍だそうです。
プリンターといえばエ○ソン
というイメージですが
今回のラインナップでは総合的に
キ○ノンの方がいいのだそう。
そこの店員さんは
とても丁寧かつ明快に
機能を説明してくれて
わたしはとっても感心してしまいました。
わたしの行動範囲の中で知っている
大型電器店の中では
このお店が一番店員に
商品知識があり
感じがいいと思いました。

ちなみにわたしが一番よく行く
電器屋の店員さんは
商品知識があまりないし
感じもあまりよくないのです…。
以前ラベルプリンタの
ラベルテープ(MDラベルサイズ)
を買いに行ったら
「その大きさのものはありません」
と言われ、
「在庫がないだけで、
発売はされてるはずですよね?」
と聞いたら、
「発売もされていないです」
ときっぱり言われてしまいました(^^;)。
そんなはずはないと思い
その後その商品の品番を書いたメモを渡し
「この品番を取り寄せて下さい」
と言ってやっと買うことが出来ました。
店員さんがたくさんいる割には
インカムマイクで見えない誰かと話していたり
1人で伝票を整理していたりして
すぐそばのレジで並んでいる
お客の相手をしないのも見ていて変な感じです。
一番近いから行くのだけど
どこの店よりも安くても
このお店はあまり好きになれないです。

家に帰って早速プリンターを使ってみました。
最近のプリンターがこんなに早いだなんてびっくり。
フチ無し印刷というのにも感動しました。

あ〜手紙を書きたい。
昔みたいに、伯母さんにまた手紙を書きたいです。



けふ
2003年12月19日(金)

 けふのうちに
 とほくへいつてしまふわたくしのいもうとよ
 みぞれがふつてCSがみられないのだ

来年「エリザベート」が放映される時も
映らなかったらどうしよう。
来年といえば
今日友達からご贔屓さん情報が。
「ショックです。来年2月帝劇」
という短い文だったので
一体何がショックなのだろう…
と不安になっていたら演目でした(^^;)。

さて、昨日書いていた
CSのこだわりアラカルトですが
「ラブ・シーンその2」があるそうです。
今度こそジェラスが載りますように。

他のテーマは「ロケット」
うーん、ロケットは
ショーの休息タイムみたいなものなので(^^;)
ほとんど印象にありません。

それから「タンゴ」
今だとやはり「巌流」小次郎VS.武蔵でしょう。
決闘でもありデュエットでもある不思議な場面
しかもモノローグまで付いていてとても面白い場面です。
「Fly Away」なおゆうかは…ないだろうな…(・_・、)。
ありそうなのは
「タンゴ・アルゼンチーノ」のオープニング
「薔薇の封印」のタンゴ・クラブ(↑と似てるけど)
「二人だけが悪」のラスト
「パッション・ブルー」のフィナーレ
「夜明けの序曲」のフィナーレ
…ほかは思いつかない…。

そして「結婚式」
「うたかたの恋」ラスト
「パルファン・ド・パリ」
「傭兵ピエール」ラスト
「満天星大夜總会」中詰
「ロミオとジュリエット'99」
「テンプテーション!」インドシナ…(^^;)
あとは…
「カスミラ」は着てるだけだし
「エイジ…」も着てるだけだし
「ブルー・スワン」は婚約式だし
案外ないような気がします。

ああ…「巌流」あともう1回観劇を増やしたい…。
仕方ない「花恋」のビデオでも観ようか。



今日の わたし的宝塚ニュース
2003年12月17日(水)

「宝塚GRAPH 1月号」が届きました。
なんと。今年は84期紹介コーナーが
あるじゃありませんか。ということは
ユカリちゃん(@ただいま大ブーム)も出るって事?
1月号はみっちゃん、そして
12月号は逆襲編で
担当のそのかちゃんがメインとして
あと残り、載るのは10名…
その中にユカリちゃんはいるのかな…?
84期をよく知らないわたしは
早速「おとめ」をチェックしてみました。

1月号 みっちゃん
12月号 そのかちゃん
以外だと、
花組 まっつ、あすかちゃん
月組 たまこちゃん
雪組 きむ、ゆめみちゃん、となみちゃん
星組 みらんちゃん、ユカリちゃん

宙組…は誰だろう、わたし的には
まりこちゃん希望。
音楽学校時代ネタとして
直様のことを語って頂きたい…。
 
というわけで、ユカリちゃんは
まず載るでしょう。楽しみだ〜(^^)。

一方、CSでは今日「ステージ・アラカルト」で
「ラブ・シーン特集」をやっていました。
一体全体なぜジェラス・ラバーが選ばれていないの?(笑)
「巌流」を観て、やっぱり
トウコちゃんは黒塗りより白塗り
男役が一番だなと思ったけれど
こうしてまた時間を置いて
アイーダを観るとやはりアイーダも
良かったな…と懐古モードになりました。
「ダル・レークの恋」も懐かしかったです。
わたしの中でラブ・シーンベストは
このダル・レークとジェラス・ラヴァーですね。

で、わたしの苦根ベスト10に入るのは
「黄金のファラオ」半田公演に行ったはずなのに
おとちゃんの役をやるゆうかちゃんの記憶も
半田市出身で紹介されたらしいゆかりちゃんの記憶も
全然一片たりとも残っていないことです。
そのことを思い出すたびに、これからも
わたしは自分の脳みそを恨むでしょう…。



今日は寒い日でした。
2003年12月16日(火)

リフレクソロジーに行ってきました。
ああ…蘇った。やはり1ヶ月に一度はいかないと。

水泳にも行くつもりなのに
最近全く行けてません。
順調にいけば今頃は
体力万全なはずだったのに
それどころか体重3キロも
増えてしまいました…!
この間「巌流」観たときに
ヒシヒシと感じたのですが
やはり鍛えている人の脚の細さは違う。
下の方から見上げるように観ていたのと
みんな着物で立ち回りばっかりしていたので
出演者の足首がよく見えたのですが
(観てない人は「Stage Info」の
武蔵vs清十郎の立ち回りに注目しよう)
ただ痩せて細いのではなくて
引き締まっている方が
良い脚という感じがします。
筋肉がついている
というのが重要なのだと。
でも例え痩せなくても
体力を付けたい…それにたぶん
泳ぐと肩こりも治るような気がします。

反対に
ずっと気になっていた
肌の乾燥の方は
ありとあらゆる手を試した挙げ句
ようやく乾燥しない方法を編み出しました。
わたしにとってそれは

1 トワニーの洗顔フォーム(しっとタイプ)
2 アルビオンの乳液(しっとりタイプ)
3 エストラックスのローション
4 エストラックスのクリーム
5 リサージのプロテクショナリー(しっとりタイプの下地)

これを付ければ
小嵐の吹きすさぶ中
自転車を乗り回しても
一日中エアコンばんばんな中で
パソコンに向かっていても
体調的に乾燥してる時期でも
まず乾きません。
あやがたやありがたや…。

しかし、これもまた
ちょっと年代が変わったり
体調が崩れたりすると
対応できなくなることもあるので
真に万全とは言えないのだけど…。
今のところあとは、これにプラスして
しっとり系のクレンジング・クリームを
探そうと思っています。

せっかく色々わたしなりに
研究しているので
そのうちDRにコスメのコーナーでも
作ろうかと思います。



巌流・注目の人
2003年12月15日(月)

今日は友人と外食。
なんだか久々の普通の会話でした。
わたしの生活、相当偏っている…。
せめて、それを自覚する毎日で
いようと思います、せめて、せめてね。

さて、案の定ハマってしまった
「巌流」について今日は書くぞ!
と思ってパソコンを開いたら
東京方面在住の方から
なおちゃんの話題満載のメールが。
しばし時が止まってしまいました。
いや。時が動いたのかしら…。
どうもありがとうございました。
Iさん、あなたは直茶に行くべきだ〜〜。

話をもどして…「巌流」
詳しくはDRに書いたけれども
この公演、トウコちゃんの次ぐらいに
ユカリちゃんが光っている。
そう思うのはわたしだけでしょうか…。
でも新聞の評論にも「一種異様な美しさ」
と書かれていたし、今回の注目株は
なんといってもユカリちゃんだと思うのです(力説)。
一種異様…クールビューティーの範疇を超えた
怖いくらいの美しさってことかしら。
宝塚のビヨルン・アンドレセンと呼ぼう
(ちょっと違う??)

そしてわたしは今日
「星組特集本」を買いに走りました。
素のユカリちゃんの顔と
言葉をもっと知りたい、いや
知らなければ…!と、なにかが
わたしを駆り立てるのです(笑)。

色々と興味深いことが書かれていて
ますます期待を持ちました。
もっと台詞を言ったり
歌を歌っている姿を観てみたいです。
そのためには新公のチケットを取らねば…。

と、注目の人が現れると
宝塚はより楽しくなりますね。
でもあんまりハマらないようにしよっと。

次は来週…。
この間バウを観たときは
あまりにも前過ぎて
観たい部分が観られなかったので
今度観に行く時はオペラグラスで
好きなところを、好きなだけ観ようと思います。
やっぱり一回の観劇ではすまなかったわ。
ってもう充分ハマっているかも…。



齋藤作品 その2
2003年12月12日(金)

CSで放映された星組バウ「巌流」の映像を
このところずっと見ています。
トウコちゃんと齋藤先生で日本物
あの「花吹雪・恋吹雪」よ再び…。

齋藤作品は、
作品のメッセージを探ろうとしたり
全体の流れを捉えようとすると
訳が分からないことが多いんです。
話の筋よりも、役のキャラクターと
シチューエションに比重が置かれて
いるからだと思います。
筋や意味は思い切って無視し
観客を陶酔させるためだけに計算された
設定の内に展開される一瞬一瞬の
こだわり抜かれた美しさ、格好良さ
その世界に観客は引きずり込まれてゆくのです。

また、キャスティングを知った時点で
ファンが期待する展開を
齋藤先生はいつも裏切らないのも嬉しい。
わたし的には、それは勿論「異邦悲恋」。

今回の「巌流」では
同期同志が演じる小次郎と武蔵の関係が
どう描かれるかが、ファンの最も関心の
集まるところでしょう
わたし的にはゆかりちゃん(綺華)の
キャスティングが気になってました。
「花恋」の夢よ再び、というのなら
ゆかりちゃんに関しては
「ヴィンター」の夢よ再び、でしょうか。
あんなに美しい人の美を、齋藤先生は
絶対放っておくはずはない。

ちなみに来年の齋藤作品
「愛しき人よ」−イトシキヒトヨ−は
キリヤン(霧矢)主演のバウだそうです。
キリヤンは、第二次世界大戦下の
日本人の秘密諜報部員(?)の役で
舞台はフランスだそう。
注目の相手役は一体誰?
相手役とは無論ヒロインの
ジョセフィーヌことではない。
齋藤作品に登場する真の相手役は
だいたい主役と対立する黒い役というのが相場です。
(例*プロスペロー、蛇)
この作品で言うと
ジョセフィーヌの父ハーブリーグ男爵
なんてびったりなんじゃないかと思います。
惜しいのは、ヒロインの父親役なので
2番手役をやるであろう
キリヤンより下級生の男役に
この役は振られなさそうだという点です。
そういえば、わたしはこないだ
川島芳子を宝塚で描いてほしい
と日記に書いたばかりですが
この作品になんと出てくるらしいです。
これは男役が演じるのでしょうか。
女役だったとしても
元男役のるいちゃんとかがいいな…。
ジョセフィーヌ役はわたしの予想では
最近ダンスで目立っている紫水梗華ちゃんとか
あり得るかもしれないと思うのだけど…。
しかし、この舞台を観たらきっと
「異邦悲恋」を思い出してしまうのだろうな…。
ジョー様の軍服とか、涛麗ちゃんのアオザイが
使われていたらどうしよう…。
それにしても、もし「異邦悲恋」が
本格的なお芝居になっていたら
やはりなおちゃんの真の相手役は
涛麗ではなく、顔役になってしまうのかしら…。
あ、そういえば、この話前に某座談会でも話してたっけ。

「巌流」…できれば2回観に行きたかったけど
1枚入手するだけでも大変苦労してしまったので
この調子じゃぁ無理でしょう(・_・、)。
「血と砂」の時みたいに、観終わった後
もう一度観たい病にかかって
きっとまた苦しい想いをするんだわ…。



未来の記憶
2003年12月08日(月)

CSで「聖なる星の奇跡」を見ました。
懐かしい…もう1年経ってしまったのね。
1年前の色々なことが思い出されます。

CSで見るよりも
何倍も舞台は素敵でした。
ラベンダーが溢れた美しい温室や
タイムトリップする時の不思議な照明
そしてなにより1幕最後の21世紀の夜景
例えハイビジョンで撮っていても
あの美しさは客席に座っていないと体感できません。

上演当時、この舞台は
タイムパラドックスの
つじつまがあってない
ということで色々つっこまれ
出演者の演技とセットの美しさは賞賛されたけど
筋自体はそれほど評価されてないように思います。

でもわたしは、例えつじつまがあっていなくても
敢えて強引に話を進めるその児玉先生的手法が
好きなのです、そう「エンラブ」の時から(笑)。

一番のつっこみどころは
主人公フレデリック(和央)が
21世紀から19世紀にタイムトリップした時
ドッペルゲンガーが起こる
すなわち元々19世紀に生きていた
自分に必ず出会うはずなのに
それが起こらないということでしょう。

それから、
ヒロインのリディア(花總)は
フレデリックに出逢い
「懐かしい気がした。以前にあった気がする」
と何度も言いますが、
リディアがフレデリックに"以前"逢ったのは
焼き直される前の時間の流れの中であり
今リディアが生きている時間外
いわばパラレル・ワールドの中の出来事です。
つまり時間の流れからすると
初めて出逢う訳なのです。

しかし、ここがポイントで
この物語のおもしろさは
「単なる過去でも未来でもなく
 タイムパラドックスによって
 焼き直される前の時間の記憶の存在」
なのだと思うのです。

未来から来た自分によって
過去の自分が変えられ
新しく未来も変わる
それでもまだ変えられる前の
もう1人の自分の記憶が残っていたら?
まるで生まれ変わる前の記憶が
残っているような時空を超えた記憶
いわば"もう1つの未来の記憶"の存在なのです。

リディアとフレデリックの愛が
これほど運命的に描き出されるのは
この2人の間に、この もう1つの未来の記憶が
確かに存在していたからこそなのだと思います。

「ある日どこかで」など
タイムトラベルを題材にしたロマンスは
色々あるでしょうけど
こういうことを題材にしたのは
絶対珍しいと思うのです。

「君は待っていた…このブランコに座って…」
というラストのエドアルド(水)の独白は
お芝居のクライマックスで、とても胸を打ちます。
エドアルドは、未来の自分からの手紙によって
書き換えられたもう1つの未来の存在を
認識してこの台詞を言うのですが
エドアルドのこの台詞には
確かな実感が込められているような気がしませんか。
エドアルドもまた、未来の記憶を持っていたと。

ちなみに、同じく
現代から19世紀に旅するお話で
「トムは真夜中の庭で」という物語があり
こちらの主人公は少年なのですが
「聖なる…」の世界は
この物語とちょっと
似ている気がしました。
スケートのシーンとか
真夜中に鐘が鳴るところとか。

やはりタイムトリップものは面白いなぁ…。



「薔薇の封印」
2003年12月07日(日)

「薔薇の封印〜ヴァンパイア・レクイエム」を観てきました。
思った通り、どこかで観たような…
という設定の連続なのが残念でしたが
それでもそれなりになかなか面白かったです。


主役リカちゃん(紫吹)は
永遠の命を持つヴァンパイアで、
各地を放浪して薔薇を探しています。

 薔薇をさがして
 薔薇をさがしています♪
 白薔薇はダイヤモンド
 紫はアメジストです〜

フランシスは花の子ルンルンか…!?(古…)


もとい、フランシスは
中世に迫害された
テンプル騎士団の生き残りでした。
迷い込んだ薔薇の谷で
ヴァンパイア一族の
リディア姫(エミクラちゃん)
と恋に落ち、自らも
ヴァンパイアとなることを決意しますが
姫に横恋慕する修道僧
ミハイル(サエちゃん)が
嫉妬に狂い、ヴァンパイアの悪しき魂を
封印した薔薇の十字架を破壊したため
フランシスはその「薔薇の封印」を
再び取り戻すため、5輪の薔薇を探し
時を彷徨うことになるのです。

封印を解いたミハイルは
邪悪なヴァンパイアと化し
世界に散った5輪の薔薇を集めて
世界征服をたくらみ
フランシスとミハイルは
各時代で対決を繰り返します。

フランシスと恋に落ちた
リディアは、彼をかばい
ミハイルの手によって殺されてしまったため
彼は、リディア以外の女性を
愛することができなくなってしまいました。
しかし、彼が心惹かれる女性は
いつもリディアに面差しが似ているのでした。
それはミハイルもまた同じでした。

果たして、フランシスは
5輪の薔薇を手に入れ
ミハイルの野望を止めることができるのか。
永遠に終わらない時の中で
フランシスは、リディア以上の
女性に巡り会うことができるのか…

―――――というようなお話です。

なにが良かったか。
わたし的な一番の見所は

〜その1
リカちゃん&サエちゃん。
その華麗なる衣装の着こなしっぷり。
素晴らしい。似合ってる似合ってる!
これぞタカラヅカって感じ〜。

リカちゃんは「大海賊」から
専売特許となった(?)
スペシャル・スター・ブーツ
(※膝丈のスター・ブーツより更に長い)
を着用。その類い希に恵まれた体型を
余す所なく見せつけてくれます。
舞台で描かれる4つの時代の中では
ルイ14世(霧矢)の宮廷に
招かれて踊ったときの
ジフシーの衣装と
ヴァンパイアとバレた時の
黒のマントの衣装が
最も素敵だったと思います。

一方、サエちゃんは
最初の出こそ
ジミーな修道僧ルックですが
悪に生まれ変わってからは
突然長髪に甲冑。
絶対王政治下のフランスでは
妖しい錬金術師マダム・ノアールで女装。
黙っていれば盛装の貴婦人ですが
フランシスに悪態をついて
男とバレてしまいます。
その次に出てくるのが
ナチス親衛隊の黒の軍服。
怖いくらい美しい。
サエちゃんは、あんまり男役っぽくないぶん
人間離れした魅力があるので
小池作品にはピッタリな人なのでは。
主役だけでなくサエちゃんも
ヴァンパイアにしたのは
かなりナイスな役振りだったと思います。


〜その2

プログラムを読んでいると分かるのですが
描かれる物事や場所…
テンプル騎士団、薔薇の谷、
ダンス狂いのルイ14世
ナチス親衛隊とベルリンのコンチネンタル・タンゴetc.
すべて現実にモデルがあり
歴史のおもしろさを感じさせ
そこに、現実には存在しないヴァンパイアが
登場するところにロマンがあります。

また、
ダンスに明け暮れたルイ14世の宮廷と
ベルリンのタンゴ・クラブは
ダンサーリカちゃんのために
選ばれた時代設定で
また、時代と時代の挾間に
フランシスが時の流れを渡る場面でも
雰囲気のあるダンスシーンがあり
一本立てのお芝居にしては
かなりふんだんにダンスが
鏤められているのも良かったです。


ただ、その分主人公が
台詞で心の内面を吐露するシーンが
ほとんど無く、フランシスが
抱えていたはずの孤独や迷いの
インパクトがイマイチ薄い気がするのです。

そもそも小池作品では
トート、メフィストフェレスなど
人間でないあやかしの存在は
すでに描き尽くされた感もあり
さらに、不死の命を持つ苦しみといえば
去年木村作品で「不滅の棘」が上映されたばかりなので
目新しさやインパクトを感じることは
最初から困難な状況にあると言えるかもしれません。

観劇する前から
このお話は骨格として
アン・ライスの「ヴァンパイア・クロニクル」
最初の時代は
ジャン・ジャック・アノーの「薔薇の名前」
次の時代は
星組の「カサノヴァ・夢の形見」
&ジェラール・コルビオの「王は踊る」
その次の時代は
星組の「ヴィンター・ガルテン」
&花組「タンゴ・アルゼンチーノ」
現代は
月組の「LUNA」
なのでは、と予想していたのですが
観てからは、さらにそれに
「ポーの一族」「イコンの誘惑」
「ブルー・スワン」が加えられました…。
エドガーをパンパネラにしたのは
領主ガブルエルたちだったのかもしれない…
マダム・ノアールの妖しい術が
やがて教祖ニキータ様へと伝えられてゆくのかしら…
「ヴァンパイア・レクイエム」のミュージカルで
本物のヴァンパイアが現れたとき
青い羽根が刺さる幻が見える…
そんなことを考えさせてしまう(^^;)。

また、エリちゃん(嘉月)が演じた
ドクトル・シュミットは
似ているというのを通り越して
「LUNA」のドクトル・ゲノムと
殆ど同一人物といってよく
いくら当たり役だったとはいえ
芝居達者なエリちゃんだからこそ
二枚煎じになるのがもったいなかったです。

「ポーの一族」については
原作者から設定を借りる許可を
もらっているとのことでしたが
それならばいっそのこと最初から
オリジナルではなく原作付きにして
「ヴァンパイア・クロニクル」
あたりを舞台化したら
よかったのではないかと思います。

勿論、小池作品全般に漂う
カラーは常に魅力的であり
役者や舞台の流れを生かす
演出も、とても鮮やかだと思うのです。
破綻もないし、オリジナルが
いつも二枚煎じっぽいのも
目くじら立てるほどの
ものでもないかもしれません。

(長くなったのでとりあえずここまで)



やっぱりすごいぞ「LotR TTT SEE」
2003年12月05日(金)

「ロード・オブ・ザ・リング 2つの塔 DVD
 スペシャル・エクステンディット・エディション」
略して「LotR TTT SEE」を見ました。
普通のDVDとどう違うかというと
全部で4枚あり、
1〜2枚目は映画本編に約45分の
追加映像を加えた特別ヴァージョン
3〜4枚目はキャストやスタッフの
インタビュー映像を交えた
撮影風景やメイキング風景
そしてミニチュアや
風景画などのギャラリーです。

過去の日記を読み返すと分かるけど
わたしは「LotR」の第一作「旅の仲間」
略して「FotR」公開時
「指輪物語」にめっっっちゃくちゃ
ハマっておりました。

まず最初に映画を見て
それからたまたま家にあった旧訳の原作を
一気に読み上げ
完全に頭はタイムトリップ。
その合間にも映画を3回くらい見て
その度に感動して泣き
関連本を買い漁り
ネットサーフィンに明け暮れ
ビデオは日本で発売される前に
英語版を購入し、DVDは2種類購入
挙げ句の果てには
「TTT」公開が日本では年明けと知ると
先に公開されるグァムとか海外に
出かけようかと真剣に考えました。

それにくらべれば
今回の「TTT」は「FotR」ほどは
ハマらなかったです。
DVDも「SEE」1種類しか買う予定はないし…。

「TTT」は興行的には一作目よりも
ヒットしたそうですが
わたし的には「TTT」の世界は
物語の流れ的にどうしても色彩が暗く
闘ったり彷徨ったりするシーンが多いのが
つまらなく思えてしまうのです。

しかし、やっぱり「LotR」の世界は素晴らしいのです。

毎回SEEのDVDには、映画本編に入りきらなかった映像
特に原作を愛する人たちには喜ばれるマニアな映像が
追加されて入っています。

今回の追加映像で特に注目したのは
なんといっても
第一作ラストで戦死したボロミアが
回想シーンで登場する場面でしょう。
ボロミア役のショーン・ビーンは
この回想シーンのため
自分の撮影が終了し
一作目も公開された後
「TTT」公開の追加撮影のために
ニュージーランドまで戻ってきて撮影したのです。
それなのに「TTT」が出来上がってみると
そのボロミアのシーンはすべてカットでした(泣)。

〜ボロミアとは

 ボロミアは、「指輪物語」の舞台・中つ国にある
 人間の王国・ゴンドールを治める執政の長男。
 かつてゴンドールを治めた王がいなくなって以来
 ゴンドールは「いつか王が戻られるときまで」
 執政の治める国となった。  

 強大な力を封じ込めた「1つの指輪」を
 敵の手に渡る前に、破壊するため
 「旅の仲間」が結成されたとき
 ボロミアは人間を代表して
 その仲間に加わった。    

 けれど内心では彼は
 出来ることならその指輪を
 存亡の危機にある祖国を救うため使いたい
 という誘惑と常に闘っていた。

 しかし、どんな力を持っていようと
 指輪は悪の根元であり
 その持主であるサウロン以外には
 扱えるものではない。
 指輪の不思議な魔力は
 あらゆる者を誘惑し堕落させ
 悪の世界へサウロンの元へ
 引きずり込もうとしているのである。

 ボロミアはとうとう正気を失い
 指輪を運ぶ使命を持ったフロドから
 無理矢理指輪を奪おうする。
 しかし、その時敵オークの軍団が攻め寄せ
 正気を取り戻した彼は
 ホビットたちを守るため
 命がけで闘って命を落とす。

 生きていれば彼は
 やがて執政としてゴンドールを治めるはずだった。
 死に逝く際、彼は傍らにいた
 旅の仲間のリーダー、アラゴルンに
 ゴンドール再興の夢を託す。
 実はアラゴルンは、遙か昔
 ゴンドールからいなくなった王の子孫だったのだ。
 ボロミアははじめ、王の血筋が存在するのを
 認めたがらなかったが
 最期に彼は、アラゴルンに
 「わが王よ」と言って果てる。

このボロミアの死のシーンは
第1作ラストを締める最も重要なクライマックスでした。
旅の仲間の結束と仲間たちの成長
そして旅の困難さを改めて認識するシーンです。

そして、2部には
死んだボロミアに代わって
今度は弟のファラミアが登場します。

原作のファラミアは
兄とは対照的に描かれ
高潔で完全無欠な人物として描かれています。
祖国存亡の危機の中
指輪を手にしたフロドを目の前にしても
指輪の誘惑に決して負けません。
おまけにものすごく兄思いで
ものすごく父思いでもあります。

この、お父さんのデネソール
(現・執政)という人が困った人で
兄のボロミアばっかり可愛がり
弟を邪魔者扱いする
愛情の偏った人なのです。
ボロミアが戦死したことを知ると
ファラミアの面差しが
デネソールの亡き妻の王妃
を思い出させて辛いことや
彼が(デネソールの嫌いな)
ガンダルフに傾倒していること等
色々理由はあるみたいですが…。
しかし
「ボロミアの代わりに
お前が死んでいたらよかったのに…」
ということをファラミアの目の前で
言うくらい非情なお父さんです(・_・、)。
そんな風にずっと兄と比べられて
認められずに育ったことを考えると
このファラミアの出来杉くん的性格は
もう奇跡的ともいうべきでしょう。
(普通ならグレている)。

しかし、映画のファラミアは
原作よりも人間的に描かれ
いったんは兄のように指輪の誘惑に負けてしまいます。
彼の願いは、兄のように父に認められることなのです。
「指輪を手に入れて、父に持ってゆけば
 きっと褒めてもらえる。認めてもらえる」と。
原作のファラミアの完全無欠っぷりも惚れ惚れしますが
こちらの設定も、自然でいいなぁと思います。

また、原作では語られない
ボロミア・ファラミア兄弟の会話も
映画の追加映像では見ることが出来ます。
兄ばっかり褒める父親に
「弟も褒めて下さい。よくやっています」
と言い返すボロミア。立派です。
決して父に甘やかされてはいないのです。

映画版のボロミアは
ファラミアとは反対に
原作よりも出来た人物に
描かれているように思います。


追加映像の中で、ちょっと納得いかなかったのは
アラゴルンが、スープを飲むシーンです。
ローハン王国の王女・エオウィンから
振る舞われた手作りスープを
アラゴルンはあまりのマズさに
そっと捨てようとします。
しかし、彼は野伏(レンジャー)で
ありとあらゆる苦難の生活を何十年も強いられ
不味い食事には慣れているはず。
エオウィンがどんなに料理が下手でも
アラゴルンなら食べられる
アラゴルンなら土でも栄養にしそうな
イメージがあるのですが…。

あと、このシーンで
アラゴルンが実は87歳であることが知らされます。
アラゴルンに片想いしているエオウィンは
それを聞いて目をまるくします。
普通だと
「げ。そんなじーさんだったんかいな」
って感じですが、アラゴルンが
伝説の長寿の一族(=王の血筋)だったと知り
エオウィンはますますアラゴルンに興味を持った様子。

別の追加シーンでは
エオウィンがアラゴルンに
告白するシーンもあります。

これは、日本語吹き替えだと
主語無しで

「命令される必要はありません。
 あなたから離れたくないから
 共に闘うのです。
 あなたのことが好きだから」

と言っており わたし=エオウィンが
「好きだ」と直接的に
言ったように聞こえます。
でも、元の英語の台詞は

"You do not command the others to stay!
They fight beside you because
they would not be parted from you.
Bcause they love you"

となり、主語は
「彼ら(アラゴルンに従う兵士たち)」
になっています。

ちなみに、原作では
別の場面でこの台詞が言われており
そこではこう書かれています。

「殿についておいでになる他の方々とて
 同じではございませぬか。
 あの方々は殿から離れたくないばかりに
 ついておいでになるのです。
 ―――殿を愛していらっしゃるからこそです」
(瀬田版旧訳より引用)

つまりエオウィンの告白は
もっと間接的なのです。

一方同じ日本語でも字幕では

「皆あなたと共に戦いたくて
 留まっているのです。
 あなたが好きだから」

となっており、(命令される必要は…)
の部分は省かれていますが
こっちの方が英語の台詞に近くなってました。
どっちにしてもここが映画で
カットされてしまったのはちょっと残念でした。

もう1つカットされて残念だったのは
エルフのレゴラスとドワーフのギムリが
討ち取った敵の数を競うシーンです。
エルフ族とドワーフ族は敵対しているのですが
旅の仲間である2人は特別な友情で結ばれています。
優雅で繊細なレゴラスと骨太でがさつなギムリ
対照的な2人ですがどんな困難な状況の中でも
快活さとユーモアを失わないところが共通しているのです。

レゴラス役のオーランド・ブルームは
「TTT」で一作目以上に活躍しています。
盾をスケボーにして石段を滑り降りながら弓を連射
という戦闘シーンは、なんとスタント無しで
本人がやったそうです。すごいですよね。
(勿論支えのレールは付けていたけど)

あと、レゴラスが
馬の正面から自分の体を半回転させて飛び乗る
というシーンは途中からCGだそうです。
ちなみにこの撮影をした日
オーランドは肋骨を折ったとか。

ドミニク・モナハンは足を切り
バーナード・ヒルも顔を縫い
ヴィゴ・モーテンセンに至っては
前歯を折り、手を痛め、川底に沈み
足の指を折ったりしたそうですが
それでもスタントマンの怪我に比べたら
たいしたことはないのだそうです。

死者が出なかったことが誇りだという
この撮影は、本当に過酷だったのですね。
ハイウッドの俳優なんて
とても優雅な職業に見られがちだけど
決してそうではない事が
メイキングを見ているとよく分かります。
でもみんなそれを当然だと思っているのがプロですよね。
仕事であり好きなことであることを
悔いなくやり遂げることが
大きな自信と成長に繋がるのだろうな…。

いよいよ、今月中旬
「LotR」の最終章「RotK」が
アメリカで公開されます。
日本公開は来年ですが。
これで映画も完全に終わると思うと
とても淋しい。3年なんてアッという間ですね。



ふじさわ
2003年12月03日(水)

今日母方の伯父が亡くなりました。
病気が分かってから1年くらいしか
経っていないのに…。
祖母のお葬式に来てくれたときは
とても元気だったのに…。

伯母が疲れて気が抜けて
しまわないか心配です。
だだでさえ少ない親戚なのに
1、2年ごとに必ずだれかの
お葬式がある。

寿命というならともかく
突然の病気とか
誰かの不幸が元で連鎖的に
というのはもう嫌なので
そういうことは
もうありませんように。

伯母がこれからもまだずっと
元気でいてくれることが一番の願いです。



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