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キト日記 DiaryINDEX|past|will
ツタヤの更新ついでに、評価がアレというSIREN映画版を借りてみました。そんなひどくないじゃん、と思いながらずーっと見てて、ラスト30分ほどのひどさに笑いすら出なかった…。屍人が屍人じゃなくゾンビだし(メイクも動きも)、サイコスリラーになっててもう全く、何もかも違った。SIRENの表面の薄皮一枚だけ被った別物。なるほど、評価アレなのはこういうわけだったのか。自分は評価アレなの知ってて見たからいいけど、これ、当時期待して映画館行った原作ファンは泣けるくらい悔しかったのでは。あえてSIRENのネタバレにならないように全然違うモノにしたってわけじゃないでしょ、アレ、SIREN作る気最初からなかったんじゃねえの。人魚、サイレン、っていうキーワード使っただけ(屍人?ゾンビはいたけど屍人はいなかったよ)で、最後にはSIRENの匂いも完全に消えちゃった。SIREN最大の特徴である視界ジャックのしの字も出てこないし、って、元からか人魚の呪いかわからないけど結局ただの精神異常じゃ視界ジャックできなくて当然か。SIRENっていうよりひぐらしにまだ近い。最初から別物としてみれば俳優陣も豪華でそこそこ楽しめるものだと思うけど、いかんせんSIREN名乗っちゃってるから…。そこまでSIRENに思い入れない私でも悲しい気持ちになるのに、ファンの人の心情を思うとやりきれない。これは、黒歴史だなぁ‥‥。
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