うさぎ日記
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2012年10月27日(土) 「無いものをなげくな、あるものを活かせ」



新しい型紙で作った母のワンピース。ダブルガーゼ980円/m×2。
布帛用で頭からかぶるタイプなので、襟ぐりが大きい。
高齢者は、首まわりが詰まっていないとダメなので、使っていないフリルストールを襟ぐりに縫いつけてみました。
うーん・・・モードな感じでいいじゃない?!
母に着せてみたら、すごく似合う、とまではいかないけれど、まあ、良い感じ。
ショートのスタッフさんに「お洒落なワンピース!」と、褒められて母も嬉しそうでした。


「無いものをなげくな、あるものを活かせ」
障害のあるかたが、この言葉を励みに頑張っておられる姿をTVなどで拝見します。

介護もまさにその通りだなぁ〜。
と、近頃思います。

介護で無くなるのは、時間、オカネ、労力、です。
介護者のブログを拝見すると、
「私の人生の一部を捧げているのに・・・。」
と書かれているかたもおられますが、要は、「このひとが居なかったら、」出来るようなことが全部できない。
ということですね。
私も、時々「ああ、母が居なかったら、あれも、これもできるのに。
このまま、したいこともできないままに一生を終わるのか。
これが私の人生なら、なんとつまらない人生だろう。」
と、暗い思いに果てしなく落ち込むことがあった。

でも、ふと気がついた。
これって、障害のあるかたの嘆きに似ているな。と。
ならば、母が居るからできないことを嘆くより、母が居てできることをすれば良いのだ。
と。
今まで、ただ空っぽな時間にしか思えなかった時間が、なんだか充実した時間に変わったような気がしている。
気持ちの切り替えができるだけ、まだまだ、私は元気。
頑張れ私。



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2012年10月11日(木) 衣服のこと



母のワンピースを5枚作製。
NHK「すてきにハンドメイド」9月号に掲載されていたものを参考にして作りました。

着せてみたら・・・似合わないのよね。
レシピの作者さんが来ている写真から、可愛いおばあちゃんスタイルになるだろう。
との予測は見事にはずれ、なんと言ったら良いのか、ただ、似合わない。
どこがダメなんだろう?

夏前は、セーター、ブラウス、Tシャツ、パンツ。
が定番だったのですが、
夏にホームウェアワンピースを着せたら、着替え介助がすごく楽だったので、よほど寒くなるまではワンピースで行こう。
と、思ったのですけれどね。

何かと汚れるので、毎日洗濯したい。
医者や美容院へ行く時には、シャリっとした格好で行きたいけれど、
毎日どちらかあるデイ、ショートは、もうホームウェア感覚でいいじゃないかと思う。

私が楽だと思うように、たぶん、施設のヘルパーさんもワンピースのほうが着替えや、トイレの介助が楽だと思うし。

取りあえず、10月いっぱいは、似合わなくても、着ていただきます。
ネットで、応用が効きそうなワンピースの型紙を注文してみました。



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