うさぎ日記
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2003年02月20日(木) 地鎮祭

日蓮宗二十八宿 房の大吉日を選んで、地鎮祭を行う。
曇り空で風が強い。

6時ごろから準備をする人が来て、敷地の四隅と夕べ張ったテントの中に竹を立て注連縄を張り巡らしてくださる。
8時過ぎには続々と黒の礼服姿の男性が十数名・・
ものものしさに驚く。
寒い中で足踏みなどされているので、慌てて皆さんへコーヒーを出す。


式の始まるのを待つ方々


テントの中、準備が終わった祭壇の前の若師匠

9時開始。
法華経序品、方便品、寿量品、神力品、観世音菩薩普門品のふさわしい部分
陀羅尼品、御遺文、などなど45分読経、鍬入れ、焼香。


敷地へ酒と塩、洗米を供え、諸天善神のご加護を祈願する。

テントの中で全員で乾杯。
工事の日程表の説明を受け、契約書に署名捺印する。

近隣へ挨拶。

大勢の方に来ていただき、式を盛り上げていただいたことに感謝です。
清々しい地鎮祭でした。

南無妙法蓮華経 合掌


2003年02月02日(日) 大日蓮展

朝ホテルからタクシーで上野博物館へ。
9時前に到着。開館は9時半ということで誰もいない。


門の前にポツンと母がいる。



やがて人がどんどんやってきて9時過ぎには行列が出来るまでになった。
観光バスも次々と到着。
あわててまだ開いていない切符売り場に私が並び、母には門の方に並んでもらった。
すると、「団体切符950円を900円で買いませんか?」という女性が現れたので2枚購入。
当日券は1300円なのでずいぶん安く買えた。

定刻に開園。大日蓮展は平成館の特別展。
館内は大変な混雑で御数珠、御硯の展示してある第1室は傍へも寄れないくらい。
空いているところから見て、人ごみの切れ目を狙って第1室に戻った。
何もかもが印象深く心に伝わるものがある。
母と語り合いながら2時間程見学する。

売店でカタログ、CD購入。

母が六義園を見たいというので、タクシーで移動。
帰りは駒込から電車で東京駅へ。新幹線で帰る。
午後5時帰宅。


2003年02月01日(土) 東京の夜

午前中は仕事。
午後、大日蓮展を見に母と東京へ出かける。
少しは明るい陽射しなのは2月だからだろうか。

午後4時東京駅着
有楽町の帝国ホテルまで、普段は山手線に乗り換えて行くのだが、
母の足を思ってタクシーでホテルへ。920円。


ロビーの花が夢のように綺麗。

夜、新宿歌舞伎町にて母とニューハーフのショーを見る。
場末のどちらかといえばうらぶれたような埃っぽい店内で、煙草の煙なのか
スモークなのかぼんやりと靄がかかったような中でそれでも踊り子さんたち
は美しい。
店内には私達のようなお上りさんがいっぱい。
こんな雰囲気をどこかで聞いたような・・と
戦前のパリ、モンマルトルの酒場で見たショーを驚きと好奇心で描写した
ある作家の旅行記とそっくりであることに気がついた。
70年後に日本もそういう文化に追いついたということなのだろうか?

しけったポテトチップとウーロン茶で時間を過ごし、ショーが終わるのを
待って新宿駅まで歩いた。
とにかく人が多い。
12時近くなのにこれから活気を迎えようとする街へ大勢の男女が吸い込まれて行く。

ホテルへ着き、二人とも疲れて早々にやすむ。
午前1時就寝。


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