へそおもい

2010年07月31日(土) 真夜中のメール

真夜中に書いた手紙って
朝みると

うへーはずかしいー!

となってしまうことが
多いが。

真夜中にかいたメールも
然り。

しかも
メールは
その場でだせてしまうので

朝になって
読んで

うへーはずかしいー!

とおもっても
もう後の祭り。

真夜中モードは
しっかりと
相手におくられてしまうのです。

うへー!うへー!
うへー!
はずかしいー!


今朝
なってしまいました。

しばらく
メールソフトを
たちあげることが
できないくらい

うへー!
ひょひょひょひょー!


なりました。

ひょひょひょー!


***


朝から
おもしろい人たちと話し
おもしろい人たちと
おいしいパスタを食べる。

いろんな人がいて
世界はひろいとおもう。

脳がピカピカする。

もしかしたら
とおくの世界にも
とても大切な人が
いるかもしれないと
おもう。


夜は
近くの大切な友に
会う予定。

ハードな世の中を
行きぬいていくときに
お互いを励ましあい
支えあえる
パワーをひびきあえる
心のふるさとのような友。

いってきます!



2010年07月29日(木)

島にいった。


左の女木島と右の男木島
あと犬島と。

島はいいね。

海も山も空も
太陽も風も
みんな近くにいっぺんに
感じられる。

この旅は
しっとりおだやかで。

ずっと
会いたかった人に
ひさしぶりに
会えたような
気持ちになった。

自分の人生で
選んできたものを
あらためて
考えなおすような
時間があった。

帰りのバスの中で

これからのことを
思い描いてみた。

ほしいものとか
がんばりたいこと
つくりたいもの
たいせつな仲間
生き方。

そうして
いるうちに
うたたねして
はっと
目覚めると

さっきまで
晴れていたはずが
土砂降りになっていて

窓から虹がみえた。

よくみると
分度器みたいな
180度のおおきな虹。

地面の虹の生え際が
両方とも
はっきりみえて

こんなおおきな虹は
うまれてはじめて。

まるで
おくりものをもらったみたいな
気持ちになって
うれしかった。



女木島のかもめたち


女木島の山の上から
おもいっきり叫びました。



旅のおわりの夕日



2010年07月27日(火) 島にむかって

仕事の後は
夏休みの楽しい仕事の
うちあわせ。

子どもたち
15人と
ダイナミックに
つくって
あそぶ
お仕事。

準備と
時間配分
進行の
リハーサル
などなどなどなど

うちら天才!


何度も叫びながら
楽しい種から
楽しい芽が
でた。


わたしたちは
つなぎを着ることになり
コンビの名は
ツナギーズ。

ツナギ…
きてみたかったんだ。

うれしい
うひひひひひ
という感じで
うれしい。



休憩中に

実は
龍馬伝にでてくる
高杉晋作に
トキメいてる…

という話をした。

そしたら

「やっぱり!
 高杉晋作がでてきたとき
 さとちゃん
 好きやろうと思ってた」


お見通しだった。

彼女には
わたしの好みを
把握されているらしいが
自分では
よくわからない。


「でも
 あの人、あの役ってのもあるんじゃない?
 たとえば、
 あの人が
 上司に怒られるサラリーマンの役やったら
 どお?
 他にも、
 洗濯洗剤のCМで
 『おとうちゃん足くさーい』とかいわれて
 洗濯して、においかいで
 『ああ!いいにおい!』とかいう役やってたら
 どお?」


つめよられる。

うーん
確かに
洗剤のCМかあ…


それを想像しようとしても
あの散切り頭の
あの高杉晋作の映像が
うかんできてしまって

胸が
きゅーんと
するのだ。





さて
明日から
ちょっいと島へ
いってまいります。



2010年07月26日(月) 満月の過ごし方

前日の夜は
夜半過ぎからケンカをして
ないておく。

たくさんないて
涙をだしておく。

涙はストレス物質も
一緒に流すらしいから
泣くことって
いいらしい。

寝不足だが
早起きして
ゲゲゲの女房をしっかりみる。

空が晴れているのを
確認して

梅干しを干す。

昨年は塩分20パーセント梅干しをつけて
しょっぱいといわれたので
今年は塩分15パーセントにしたら
ちょっと蓋にカビがついていたので
きれいにおとして
ピカピカの太陽にあてる。

梅干しはまるいから
まるい満月にはいいねーと
はなしかける。

庭の草むしりをして
蚊にくわれる。

そうして
午後には
ふしぎおもしろい方と会って
話をする。

話をしているときに
心のふるさとのような
風景がみえた。

広く静かな丘の上の
一本のまっすぐな木。

水田か池が近くにあって
聴こえてくるカエルの声。

ひんやりとして
緑の濃厚な空気のにおい。

もう
よけいなこと考えんと
ちょっくら休みに
かえっておいで。

話している人の
肩越しから
ふるさとに
そう
いわれている気がした。

ちょっくら
休みにかえるかな。


今夜は
鰻にしよう。

熊本のおいしい鰻が
あるんだ。


相棒と
家でご飯を食べるのも
とってもひさしぶりだ。

お互い忙しくなると
すれ違いになって
支えあっている
バランスが
崩れてしまう。

家での時間を
大切にしなくっちゃと
昨夜は
泣きながらおもったんだ。


みんな
まあるく
よい満月を。

忙しくっても
あたまがこちゃごちゃになっても
それは小さなことだってこと
忘れない余裕を。

ふるさとは
とおくてちかくの
別の場所にある。

わたしには
ふるさとがあって
それを心の真ん中にもって
まいにちの生活を
旅しているんだ。


*まるいもの特集*


きょう干した梅たち
夜は満月の光にあてる。

満月梅干しができるね。



南風でいただいたゴージャスな食べ物

メロンの中にポルトワイン?

みんなで
スプーンでメロンをけずりながら
お酒に浸していただく。

それを一口
口にいれると…

ほわわわわーんって

一瞬にして
革製のゆったりソファにすわって
天使が奏でるやわらかな音楽に
つつまれているみたいに

ほわわわわーんって

なった。




目玉おやじバッグ

数年前に、境港の小さな喫茶店で
地元のおばあちゃんが
手作りしていたものを
購入。

大好きだったけど
使う機会がなかなかないので
フリーマーケットでだすも
売れ残る。

こんなすてきなもの
なかなかないのにね。




南風サンセット

横から見たらまるくないけど
カンゲキしたもの。

うえからみたらまるいしね。

黒ビールと白ビールを
こんなふうにまぜるには
汗と涙の努力によって
うみだされた秘密の技が
必要なのです。



***

夜は
映画をみにいった。

夢に入り込むやつ。

帰り道に
満月がまんまるで

空に穴があいてるみたいで
夢じゃないかとおもった。



2010年07月25日(日) トイレからでてくる手

仕事と練習の日曜日。

仕事が終わったら
練習場所に
楽な着替えと楽器を
もってきてもらって

トイレで着替える。

最近よく
トイレにものを落とすのだが
きょうは靴をおとしてしまった。

くつの中が
ちょっとぬれたけど
流したあとだったから
気にしないことにした。

先日は、
手ぬぐいを
流す前に落としてしまって

というか
落とすのと
用を足すのが同時くらいだったので
あきらめて捨てた。

そういうことが
多いのは
トイレの妖怪が
なにか
メッセージを送ってきて
いるのだろうか。

小学生のころ
トイレから手がでる話が
よく流行ったけれど

あの話
わたしは大好きだった。

高校時代
写真部だった頃は
自分で
白黒写真を現像をしていたので

写真に光を強くあてたり
弱くあてたり
光の加減によっていろいろな効果をだして
遊んでいた。

そうやって遊んでつくった作品の中で
特にお気に入りだったのが
トイレから手がでている写真。

水洗和式トイレの写真をとって
自分の腕の写真をとって
それを組み合わせて
トイレから手がでている図を
つくったのだ。

あまりに気に入ったので
暗室の壁にはっていたら
みんなに気味悪がられたっけ。

いま考えると
わたしは
若干変わった女子高生だったかも
しれない。

トイレの中にいるおばけは
女子高生のわたしの心を
つかんでいたのだ。


それにしても
水洗トイレから手がでても
その手は何をしようと
しているのだろう。

水洗トイレだから
人はとうてい
ひきずりこめそうにない。

トイレットペーパーに
さーっと手をのばして
ささっとお尻をふいて

はい一丁あがり!と
お尻ぺんぺん!って
たたかれたりして

とっても
手際のいい手かもしれないね。


まあ、とにかく
最近トイレによくものを落とす。

そうして
今夜は
靴をおとしながら
着替えて

葦船の曲を
ソラネコみんなで
アレンジしたのだが
なかなか難航。

葦船が大海原に
でるには
もうちょっと力をあわせた
祈りが必要みたいだ。



2010年07月24日(土) 過去を売る

春くらいから

自分が使わないもの
いらないものを
整理してきた。

思い入れがないものは
段ボールにつめて
リサイクルに
おくった。

おもいいれが
あるものは
手元において

やっと
きょう
フリーマーケットで
うることができた。

おもいいれが
あるものは
それがわたってゆく人を
みたい。

いろんな人がきて
あれよあれよと
うった。

自分の好きなものを
好きだとおもって
興味をもってくれる人に
なんだか親近感がわいて
うれしく売った。

そのものの物語を
伝えて
大切にしてくださいね
と言って売った。

好きなぶんだけ
お金になった。

お金って
こうやって
やってくるのか。

そうして
そのお金で
うちあげに

南風で
ビールとワインを飲んだ。

自分が
おいしく楽しいぶんだけ
のんだ。

お金って
そうやって
まわってゆくのか。


そうして
とってもとっても
ねむくなって

もう
ねむりそう。

よいゆめが
やってきそう。

おやすみ。



2010年07月23日(金) 頭の中の映像

うつらうつらと
しているときに

ふと
話しかけられ
目をあけると
相棒がみえて

その姿が
かわいい!と
思ったので
そう言った。

相棒は
ただ
横にごろんと
ころがっていただけなので

「なにが?」


きくのだけど。

わたしの目には

あの
たらこキューピーのような

白いたらことか
白い繭みたいのに
相棒が入っていて
顔だけでている
ようにみえて

それが
キョロンと
ころがって

かわいくみえたのだ。


こういうことは
よくある。


先日も
居酒屋の
斜め前の
テーブルに座っている
おやじをみていたら

おやじの背中に
天使のような
羽根があって

そのおやじが
がにまたで
おどっている映像が
みえてきた。

がにまたで
おどるおやじは
ドリフみたいに

透明な紐で
天井からぶらさがって
揺れ動きながら
おどっている。


みえる…というのは
頭の中で
想像される…
という感じ。


映像的には
とっても笑えて
おもしろいのだけど

頭の中の映像なので
それを人に言おうとしても
なかなか
言うタイミングじゃなかったり
うまく伝えられなかったりして

共有できなくて
もどかしい。

このままの映像を
みんなにみせたい!

すごく
おもしろいのに!


おもうけど

そうおもっていることすら
伝えないまま

たいていは
現実的な流れの中で
会話がすすんで
おわってしまう。

そして
ちょっと
さみしくなる。



そういえば
うたをうたうときは

そういう
映像を
伝えるチャンスだ。

できるだけ
うたを通して
その映像が
つたわるように
つたわるように
うたっている。

そう。

わたしにとって
うたは
映像だ。

みえてくる世界を
伝える作業だ。



2010年07月22日(木) 北極のアイス

ここのところ
10年来のものが
ぱぁーっとなった!

といっていたが
きょうは
ちょっともどってきた。


リャマたちのいる柵が
一部こわされて
黒い怪物が
入りかけている
感じ。

はやく!
リャマたちを非難させて!
だれか柵をおさえるの
手伝って!
という感じ。

そう。

わたしが
いま
見据えなければいけないのは
この黒い怪物だ。

どうして
柵をねらうのか
おめーは誰なのか
そういうことを
ついつい考えてしまうけど

だれだかわからなくっても
なんでねらうのかわからなくっても
いいから

どうしたら
わたしが
この怪物をコワイとおもわなくなれるか
どうしたら
この怪物の目をみすえて
おちついていられるのか

あるいは
どうしたら
一目散に逃げきれる自信が
つくのか

どうしたら
なんとかなるなる
大丈夫だよ〜と
どでんとながめられるのか

それを知りたい。

それが
できたら

いろいろなことが
もっと
ぱあーっと
みえてくるような
気がする。

考えるんじゃなくって
しっかりと

みよう。

***

帰り道
数年ぶりの友にばったりと会う。

彼女はあいかわらず
かわいくって

「かわいい!」


おもわず
言ってしまう。

「北極のアイス
 かってきたんです!
 アイスたべませんか!」


北極のアイスの箱のふたを
ぺりぺりとめくる彼女。

相棒の分も…というので

目をつぶって
箱からアイスを
くじびきみたいに
ひいた。

相棒は抹茶で
わたしはバニラ。

「とけないように
 走って帰るね!」

といって

ほんとに
走って帰る。

ちょうど
帰ってきた相棒とふたりで

暑い部屋で
とけかけの
北極のアイスを食べた。

なんだか
小さな箱の中の
物語みたいな
気分で
アイスを食べた。



2010年07月21日(水) 鉄板の上にいるみたいな暑さ

暑かった。

友のバンドの
レコーディングのお手伝いに
東京へ。

顔の汗が名物のわたし

やはり
顔汗まみれになって
うたをうたった。

そして
ひさしぶりに
スタジオでの
レコーディングの感じを
おもいだした。

ソラネコは
最近はパン屋さんの屋根裏部屋とか
公民館の音楽室とか
スタジオらしい場所で
録音していなかったので
なんだか久しぶりの
感覚だった。


みんな
楽器もうまいし
耳がいいし
腹がすわっている。

お互いをあたたかく
励ましたり支えあったり
しながら
録音をすすめて
ひとつのものを
つくっていく
バンドの感じ。

かっこいい!
ミュージシャンや!と
おもった。

そうおもってから


わたし自身は
ミュージシャンの自覚ないかも…
とおもった。

わたしは
音楽をする…というよりも
表現する…というのが先にあって
表現する…のカテゴリーの中に
うたうとか曲をつくるとか
言葉をかく…とかが
はいっている。

だからかな
いまだに
ミュージシャンぽい場所にいくと
ちょっとドキドキしてしまう。

うひゃひゃひゃーと
どきどきしながら
とてもたのしく
うたわせていただいた。

たのしいのがいいな。

海辺とか
真夜中の空とか
食パンのじゅうたんにのって
旅するような
たのしさだった。

どんなものが
できてくるのかな!

たのしみな機会を
ありがとう。


帰りの新幹線では
ビール一本で
記憶を失い

目がさめたら
自分がなにをしているのか
何歳だったか
どこにいるのか
しばらくおもいだせなくて
びっくりした。

あの瞬間の感覚って
子どもの頃から
まったく
かわらない。

年齢を超えて
同じ空間に
ふれているんだろうな。


表現したい。

できるだけ
ありのまま
ありのままをつきつめて
そのままのかたち
おもしろいかたち
ほんとうのかたちに近いかたちで
表現をしたい。

つねに
変化するものを
つかまえて

いまここの
わたしがとらえているものを
カタチにしたい

そんな
強い衝動がある。



2010年07月20日(火) ぴやぴやと

よく働いた。

大阪駅の
横断歩道に
いつも
拡声器を持った
警備員さんが二人いて

「はい
 信号が青にかわるまで
 おまちください!」

「信号赤にかわります!
 わたらないで!」

なんて
叫びながら
歩行者が信号無視を
しないように
監視したり注意したり
しているのだが。

きょうの
警備員さんの一人が
とってもおもしろかった。

「ぴよぴよと
 なるまでまとう
 青信号!
 はい!
 おまたせしました〜」

とご機嫌さんだ。


出勤前に
それをきいて

楽しそうに仕事するって
いいなあ…とおもった。

同じ仕事でも
楽しそうだと
なんか
まわりの人も
楽しい気持ちになる。

仕事帰りにも
同じ人いるかなあ…とおもったら
いたいた。

「はいタクシー通ります
 タクシーはとまらない
 とまらない
 もうどうにもとまらない〜」

うしろの女子高生が
クスクスわらっている。

彼はいつも真顔だ。

「ぴやぴやと
 鳴くまでまとう
 青信号!
 はい
 おまたせしました〜」

その声を背中にききながら
青信号をわたる。

きょうもいちにち
なんとか無事に
終わって

よかった。



2010年07月19日(月) 太陽のちから

春に千倉でお会いした方との
すてきなご縁で
葦船のDVDのテーマソングを
つくらせていただくことになった。

5月に依頼をうけて
締切が夏なので
はやくとりかからねば…と

おもっているのに

なかなか
イメージが
わいてこなくって
あせっていたのだが

タイミングは
突然やってくる。

きょう
突然やってきて
ぶわーっと
曲ができた。


葦船は
釘もなにもつかわない
葦と縄と人の手だけでできる船。

太古の昔に
人々とともに
生きた船。

その船の上で
潮にゆられていると
人間が
本来もっていた
太古の感覚を取り戻し
風の声や星の音
地球のリズムが
きこえてくる…
らしい。

わたしの中では
そんなイメージ。


この春の
千倉のアートフリーマーケットの会場で
製作された葦船。

その葦船に車輪をつけて
千倉から館山まで
房総半島を半周
3日間かけて野宿をしながら
曳行したという。

そのフォトムービーに
つける音楽を
つくるのだ。

その葦船の名は
「アワテラス」
「安房を照らす」と「アマテラス」を
かけたのだという。

梅雨があけて
太陽の力が
自由になるのを待って

曲ができたみたい。


あの千倉の海や太陽
葦船のまわりに響く笑い声や
あったかい輪の中で
みんなとしっかりつながっている感覚
ただただそのまんまで
安心していられる感覚

あの空間に
また
触れることができた感じがして
感動した。


さてさて
これが
ソラネコたちによって
どんなアレンジになるのか

それが
楽しみ。



2010年07月18日(日) 服いらない

世界がとうめいで
空気の中にいっぱい
ひかりが
いっぱい

くっきりして
気持ちの良い日だった。

こういう日は

服いらない!

と思う。

服をぬいで
クーラー消して
いっぱい動いて
汗をかいて
水あびして
ビールのんで!

そんなのがいい。


でも…

今日は
昼間は仕事の研修で
夜は練習だった。


研修は
おもしろい日と
たいくつな日が
あるけれど

きょうのは
たいくつな方だった。

頭がピカピカしたり
わくわくしたり
しなくて

眠くなってしまって
こんなすてきな日に
もったいなかった。

わたしみたいな
参加者がいると
その場所のためにも
よくないので

これからは
できるだけ
わくわくするのにしか
でたくないなあ…
と思った。



練習では
うたうカラダに
なかなか
なれなくて

なにか
カラダの中が
つまっているような
感じがして


調子悪い?

とメンバーにきかれて

いや
調子は良いんだけど…
(調子いいからこそ
 内面に入れない…)

と答えたのだが


帰り道
家の近くの
一里塚の木をみながら
自分がとっても
疲れていることに
気がついた。

木の周りを
竜巻みたいに
くるくる
くるったように
まわりたいと
おもった。

くるくるまわりながら
木の幹にぶつかって
カラダのまわりについた
きたない汚れたものを
ぴゃっぴゃっと
とばして
祓いたいと
おもった。


きょうも
色の濃い
大きな半月。


ああー
山に登りたい。



2010年07月17日(土) 旅の日々への通路

ヨガレッスンに。

すてきな庭の
山の一軒家にすんでいる
ちょっとかわった先生。

この5月から
夫とも手紙以外の連絡がとれないような
インドの山奥に修行にいっていて
かえってきたばかり。

ヨガには

1身体を動かすこと
2呼吸
3休息すること
4バランスのよい食事
5哲学と瞑想

この5つが必要だという。

この5つにバランスよく
とりくんではじめて
ヨガをやっていると
おもってください
という。

なにかやりたいこと
ありますか?

ときかれて

マントラを
教えてほしい
声をだすことがしたいと
リクエストした。

この3月のバリの旅で
マントラって
なんと気持ちの良いもの
なのだろうかと
おもったので。

そうしたら
マントラでもいいし
かみさまのうたもある
という。

それで
きょうは

レッスンの最後に
かみさまのうたを
教わった。

ガンジス川のかみさまのうた。

ああ、
あそこにいたかみさまだ。

バリに
とっても大好きな木のある場所があって。
この木にいるかみさまはだれ?と
きいたら

ガンジス川のかみさま
女のかみさまだ
と教えてもらったのだ。


サンスクリット語の発音が
とってもムズカシイけれど
聞き覚えがあるメロディー。

このうた…

バリの山の方の
シャーマンの村を
訪ねたときに

たまたま
村人たちがあつまって
儀式をする日で

そのときに
うたっていたうたと
メロディーがにている。

村人たちは
シャーマンの祭壇の前にあつまって
アコースティックギター(なぜ!)と
たいこに合わせて
みんなでいろんなかみさまのうたを
合唱するのだ。

なんというか
老若男女があつまって
町内会の集いのような
歌声喫茶のような
なんともいえないゆるさで
それが延々と1時間くらい続く。

たまたま
その場に居合わせることになった
わたしたちも
口パクで適当にあわせて
一緒にうたう風にしていたのだが

ギターのチューニングは
あきらかにはずれているわ
メインボーカルは
のっりのりでうたっているわ

なんで
わたしこんなところにいて
うたうバリ人たちの中にまじって
うたってるんだろう?
と思えてくるわ…

そのシュールな風景に
笑いがこみあげてきて
笑ったらあかん!と
おもうとますます
笑いがとまらなくなって
タイヘン苦しい時間であった。

そうそう
あの時にきいたメロディーだ。


まどから夕暮れの風が
はいってくる
うすぐらい部屋で

先生とふたり
ガンガーのかみさまのうたを
うたった。

先生はハルモニウムという楽器をひく。

それがまた
ぼわーんとゆるい音で
かっこいい。

ぼわーんぼわーんと
ゆうぐれがやってきて
ぼわーんぼわーんと
うたって

最後は
先生のマントラ。


ありがとうございました。

と外にでると
空には
大きな三日月が
うかんでおりました。


ここにくると
いつも
旅の日々に
ひきもどされる。



2010年07月16日(金) ねずみ男

数日前の
ぱぁーっとなってから
なんだか本当に
ぱぁーっとしている。

羊とかリャマとか牛とか
大切なイキモノたちが
のんびり暮らす牧場に

動物を狙うケモノたちや
牧場を取り壊して
ビルを建てようとしている腹黒おやじとか
いろんな侵入者がいて
このところ
落ち着かなかったけれど

やっと
しっかりした柵ができて
頼れるやさしい門番がいて
それで
もう安心して
のんびりいられるような

そんな感覚だ。

だから
とっても
安心した気持ちで
空をながめたり
リャマと昼寝したり
できる。

しあわせ。

仙台に暮らしていた頃の
リズムとにてる。


***

シロアリ退治は
17万の見積もり。

間に入る仲介業者さんが

大家さんに交渉する際に
住んでいる人からも
気持ち的ににお金だします…と
いう姿勢がないと
話をもっていきにくいという。

そういう気持ちがあると
これからのつきあい
メインテナンスの問題が
出てきたときに
話をしやすいし

大家さんの心証がよくないと
次の更新の時に
値上げしてくる可能性も
でてくるから。

仲介業者さんも
間にはさまれて
困るのだという。

そういう姿勢を
示してくれないだろうかと。

最初は
半額くらいだせないか
なんていっていたが

こちらとしては
はぁ?
半額?

という気持ちで。

いろいろ話し合って
結局2万を4回払いで
家賃と一緒に…というカタチなら

まあ自分たちが数年住むため…と
思ってだしてもいい

ということを伝えて
落ち着いた。



わたしは
これまでのやりとりから
この仲介業者の方のこと
信頼できていなくて。

最初に家を見に来た時に
「地震がきても絶対!大丈夫です」
とにやにや調子よく言い切ったのだ。

こんな
傾いたボロ家が大丈夫だなんて
かなりうそっぽい人だと
おもった。

雨漏りがおこったときにも
ちょっといやなことを
いわれて
とても疲れたので

今回は
やりとりを
相棒におまかせしたのだ。


今回も
シロアリがいたなんて
しりませんでした!
びっくりしました!

なんて調子よくいっていたらしいが。

3年前に大改装をしていて
その時にシロアリに食われている柱を
補強するような工事をしている

ということを
縁の下にもぐった業者さんが
いっていた。



今回一連のやりとりも
いろいろおもうところが
あったのだが

まあ、このあたりが
おとしどころなのだろうか。



つきあうなら
気持ちよく
相手の中の
よいところをみて
つきあっていこう。

とおもうんだけど。

よいところ…

あまりに
調子よすぎて
おもしろいところかな。

ねずみ男みたいな感じ。


雨漏りのことで
いやな思いをした時に、

この家を紹介してくれた
わたしが信頼できる
不動産屋さんのおっちゃんは
困った顔で

あんな言い方する人ですけど
いい人なんですよ

といっていたっけ。

そうだ。
ねずみ男だ。



2010年07月15日(木) うまくいっている人生

ああ
きょうは疲れたし
雷もこわいし
雨も激しいし
じめじめしてるし
相棒は帰りが遅いし

冷たいビールを一杯飲んで
きゅーっとなって
帰りたいなあ…と思い

よく飲む仲間たちに
ふらりと一杯
都合のいい人募集メールを
送信して

バスに乗り込んだところ

いまメールを送信したばかりの
友だちのひとりに
バスの中でバッタリ!

こういうことがあると
わたしの人生
うまくいってる!

という気持ちになる。


バスを降りて
近所の気になっていたお店に
ふらりと入ると

これまた
落ち着く雰囲気の
ビールも料理も
おいしく
お手頃価格のお店で
うれしくて
コーフン。

次の月曜日に
今度のライブの
打ち合わせを
どこでやろうか?と
いい場所との出会いを
待っていたのだが

座敷もあるし
ゆっくりできそうだし
ここがぴったりだ。

やっぱり
人生うまくいっている!


仕事帰りの相棒も合流し、

シロアリ&ゴキブリ議論を
戦わせながら


きょうも
うまくいっている人生の夜が
激しく更けていくのであった。



2010年07月14日(水) シロアリさんに囲まれて

春に
羽アリが大発生して
3か月。

やっとこさ
腰をあげて

まずは
シロアリ状況を
調べてもらうことにした。

不動産の仲介業者の方から
紹介されたシロアリ業者の方が3人
雨の中やってきた。

ひとりが
ごっついマスクをして
縁の下に入っていく。

写真をとるらしい。

そして
わしづかみにした
シロアリと木くずのかたまりを
もってでてきた。

「たくさんいますわ。
 ごっそりいましたわ。
 ほら
 これがシロアリ。」

ちいさくて美しい白いありが
いっぱい木くずの中で動いている。

名前も美しく
ヤマトシロアリという
種類だそうだ。


それから
テレビとデジカメをつないで
縁の下の被害状況の上映会。

「こりゃみごとな蟻道やなあ!」


感心しながらみている。

シロアリが移動するために
つくった道を
蟻道というらしい。

人間がアスファルトで
道路をつくるような
ものなのかしら。

「うわ、ゴキブリの卵もほら、
 これたくさんありますねえ」


ほんとに
たくさん
ゴキブリの卵だらけ…。

でっかくて不気味…。

ゴキブリ対策をしたので
部屋ではみかけなくなったと
おもっていたのだが

元気な卵がたくさん!

だそうだ。
ショックだ。


シロアリの
被害状況は
家全部に及んでいて

おそらく10年20年レベルで
ほっとかれていたらしい。

みつりんハウスは
ごきぶりとシロアリの
天国だったのだ。

まいにち
シロアリたちが密集している中に
囲まれて
食べたり寝たり
ケンカしたり
テレビみたり
していたのか。


まあ
あの美しい蟻とだったら
家さえたべなければ
一緒にくらしたっていいけれど。

みつりんハウスを
食べられちゃ
困る。


業者の方は

できるだけ早く
対処しないと…
という。

昔の家だから
シロアリに食われることも前提にした
真ん中が堅い柱をつかっているから
まだマシだそうだが

近年つくりなおした新しい土台の柱も
やられ始めているそうだ。

かわいそうな
みつりんハウス。


わたしが大家だったら
屋根もふきかえてあげるし
もうちょっと丁寧にまめに
手入れをしてあげるだろう。

そうしていたら
もっともっと
よい感じで長持ちする
しっかりした家なのに。

そう思うと
悲しく
腹立たしい
気持ちになった。


業者のお兄さんが

「この屋根みると…
 大家さん、家がつぶれるの
 まってるみたいに思えてならないんですが。
 白あり退治のお金…、
 だしてくれるといいですねえ…」


祈るように
いってくれた。

ほんとに!


そして、
シロアリの薬も
庭のミミズとかイモリとかダンゴムシとか
植物たちに影響がでるのが
いやだったので

相談してみると

最近は
アレルギーだとか
ペットのことだとか
いろいろいわれるようになって

ラットの実験でも
大丈夫な新しい薬をつかうのだという。


それでも
シロアリやゴキブリが死ぬんだから
強い薬なのだろうけれど

みつりんハウスのことを思うと
はやいめに対処してあげなくちゃ。


家全部のシロアリ退治になったので
最初の予算の目安の三倍の見積もりになった。


相棒が大家さんとのやりとり係。

果たして
どんな対応をしてくるのか。

ちょっと鋭い目つきで
対応をうかがっているところです。



2010年07月13日(火) ぱあーっと!

やさしく元気がでる
食べ物に出会う日だった。

ジャスミン米の玄米のカレーとビール!

南風楽天にて

ぶあいついピーマンの歯ごたえとか
お店の前でなったいんげんの香りとか
ジャスミン米の玄米のやさしい風味とか
ほわわーんぴりっと
全身にまわる。



数日前の夢に
20歳の頃一緒にネパールを旅した
友だちがでてきた。

夢の中で

「さとちゃんはもう
 細かいこと考えなくていいよ。
 この10年よくやったね。
 その時期はもうおわったんだよ。」

そう言われた。

起きた時は
ただ
彼女元気にしてるかなーと
おもっただけだったのだが。

きょうの仕事中に
彼女の言葉の意味が
ぱあーっと
わかって

ぱあーっと
ぱあーっと

もうほんとに
ここ10年くらい
背中に背負っていたり
頭の周りにまとわりついていたものが
去って行った気がした。

ぱあーっとした!


そのご褒美のような
おいしいもの。


夜更けには

パッションフルーツののみもの

福田バーにて

パッションフルーツの中に泡盛
下のグラスには赤ワインとパッションフルーツのカクテル。

上のフルーツは
お皿にのっけて
スプーンですくって食べる。

こんなものが
でてくるなんて!

びっくりして
魂がよろこんで
おどりだしそうだった。



お店をでると
ざあざあ雨で。

きょう
はじめて出会った女の子が
すごく近所にすんでいることが
わかったので

雨の中を
一緒にあるいて
帰る。


途中で
ざざざざーっ
ごごごごーっと

激しい雨になってきて

なんだか
とっても笑えて
笑えて

ふたりして
大笑いしながら
帰った。


「じゃんけんで
 負けた方が
 傘ささないで
 いきません?」

と彼女がいって

すっごく
したかったけど

じゃんけんで
負けなくても
傘ささないで
いきたかったけど。

仕事の書類が
鞄にはいっていたので
くうーっと我慢した。



彼女のおうちに
ちょっとだけ寄って
すてきな本を借りた。


不思議な
お祝いみたいな
いちにち。



2010年07月12日(月) 山の動物たちみたいに集まろう

朝おきたら
ざあざあ雨。

脳はまだ
ぴかぴかしていたけれど
カラダをくねくね
めちゃくちゃオドリで
動かしていたら

脳もやわらかく
なってきて
よかった。


あんまり
寝ていないけれど
今夜の楽しみなことにむけて
早起きして
せかせかと準備をする。

今夜から
新月みつりん会だ。

新月の夜にあつまって
めいめい
いろんな素材で
作品をつくる。

玄米甘酒を片手に
お互いのつくったものを
味わいながら

じんわり
楽しい時間を
すごしたいなあって
おもっていて

それが
きょうから
スタート。


学生時代
よくいってた喫茶店のマスターが
教えてくれた話。

山形と宮城の間の
どこか山の中に
ちょっとした広場みたいになっている
ところがあって。

満月の次の朝
そこにいくと

いろんな種類の動物たちの足跡が
新雪の上に残っているんだそうな。



山の動物たちは
満月の夜に
あつまって
なにをしているんだろう?


わたしも
いつかは
満月みつりん会も
していきたいのだけど

まずは
新月みつりん会から

こっそり始動。

山の動物たちみたいに
集まろう!

***


今年一番最初の
せみの抜け殻を
発見。


***

新月みつりん会の
おわった夜。

どうぶつになって
あつまって

いっしょにすごせて
ざあざあ雨の音の中で
いっしょに祈れて

感無量。

みんなの
パワーの入った
お塩のお風呂に
はいってねむる
どうぶつ。



2010年07月11日(日) 脳みそにすきまを

日帰りで高松に研修にいって
帰ってきて
連続の寝不足に
へとへとになっていたところで
またもやケンカ。

先日あみだした
ケンカスタイルも
万能じゃないことが
判明してしまった。

はやかったねえ。


人と人って
みんな住んでいる世界
見えている部分が
違うから

ぜったいに
わかりあえないところって
ある。

世の中には
すべての人に共通の
絶対的な
真実はないとおもう。

その人にとっての真実だけしか
ないのだと思う。

はたから見て
「なにバカなことやってんだ…」と
思ったとしても

その人にとっては
それでいいと思って
それを選んで
やっている。

人に言われて
それがバカなことだった…と
思う人もいれば

言われても
やっぱり
価値観はかわらなくて
それがいいと思って
やっている人もいる。

でも
それはそれで仕方がなくって

その人には
その人にしか
わからない理由があって

仕方がない中で
「バカだなあ」とか
「そんなことないよ」とか
いいあっているのだと
思う。

それでいいんだと思う。

相手が大切な人ならば
その前提をわかりあった上で
思いをいいあいたいと
わたしは思う。

そうしたら
そんなに
深刻に
ならないと思う。

わかりあえないからって
つたわらないからって
深刻になることは
ないと
思う。

(内容にもよるけれど
 わたしがケンカするような
 ちっちゃいことならば)

絶対に正しいっていう
真実はないんだから。

だから

いま
かいたことも
いまのわたしが
わたしの世界で感じている
わたしの価値観という
だけのこと。


どんなにフィーリングのあう人でも
ぜったいに
究極的には
わかりあえない価値観とか
考え方とか
ある。

わかりあえなくっても
仕方がないと思う。

だけど
やっぱりすれ違って
腹がたったり
悲しくなったり
することがあるから

それはそれで
ちゃんと表現して
伝えては
しかたねーや
ってところで

やっていけるし
一緒にいられる。

でも
やっぱり
それも
わたしの世界の中の考え方で


これを
相手にいうと
相手にとっては
わたしの考え方を
おしつけられていると
感じることに
なるのだから

もう
なんだか

家なのに
仕事中みたいに
頭がピカピカして

やり場の
ないおもいに

眠れない夜を
すごしております。



わたしが
この関係の中で
自分も相手も
無理をしないで
よい関係をつくることが
できるように
なれたならば

世界から
戦争がなくなって
もう少し
平和になるような
なにかの
ヒントにつながるような
気がする。

って
おおげさかな?

でも
そんな気がする。

わたしの世界では。

それぐらいの
大仕事。

ほんと
家での仕事が
一番大変。


今夜は新月。


脳みその中身を
こうやって文字にして
外にだすと

すきまができて
すこし
風が通りやすくなったよ。


ああ
ほんとに
カラダをはって
修行させてもらっておりますわ。

がんばって
のりこえよう。



2010年07月10日(土) ケモノちゃんをよびさませ!

すごく弱ってるなあと
おもった。

その理由に気がついた。

わたしは
いくら忙しくっても
ちょっと先に
何にも予定が入っていない時間があれば
それを楽しみにがんばれる。

なんにも予定がなくって
その時の気分で動ける…という時間が
わたしには必要なんだ。

旅が楽しいのは
その時の気分や
自分の感覚で
「やりたい!」「行きたい!」「みたい!」と
おもった方に
おもったときに動けるから。

そうすると
これまでは
自分でも想像した以上の
すてきな出会いがあったり
ほしいものが手に入ったり
学びがあったり…と
必ずご褒美があった。

だから
わたしにとっては
直観で動くこと
内側から湧いてくる
衝動にしたがって動くこと

頭で「こうしたらいいな」と
考えて計画して動くことよりも

大切なことのように
感じるんだ。

これまでの人生をふりかえって
そう実感するんだ。


そういう風に
感じているので

先がずっと
スケジュールでつまっていると

その内容が楽しいことであっても
なんだかとっても弱ってしまう。


もっともっと
自分の中の
衝動を大切にしよう。


わくわくしたり
好きだーと
おもったりしたことに
突進しよう。

このまいにちの中に
すきをみつけて
ケモノになろう。

ケモノちゃんだ!



2010年07月09日(金) やさしい色のよる

風のとまった
すずしい夜。

ちょんすけが
キーボードをうつ手のうえで
ちょんちょんと
あるいている。

ちょんすけ
大好きだ。


***

夏のつぎのイベントの
チラシがあがってきた。

その名も
「電車でニャー!
 〜夏だ!ビールだ!ソラネコ、チンチン電車ライブ〜」

8月29日
真夏の午後の阪堺電車で
ライブをする。

ツアーのように
お手伝いしてくれる
ガイド担当の女の子がもつための旗を
つくろう!

という話がでる。

旗には
表に「チンチン」と書いて
裏に「電車」と書こう



メンバーの一人が提案したが

他のメンバーみんなに却下された。


8月29日あけておいてね



2010年07月07日(水) ぐいぐいと伸びてゆく力

日曜日は仕事なので
きょうのうちに投票に。

どしゃぶりで
ずぶぬれになる。

かえったら
となりのおばちゃんが

おばちゃんでかけててね、
洗濯ものがずぶぬれになったんよ!
天気予報で降らないっていったから…。
今からもっかい洗濯機まわさな!


大きな声で
教えてくれた。

でも
夜は晴れた。


夜にはまにあって
よかったね。


昨年の9月のバリ旅と
今年の3月のバリ旅から
とっても大切なメッセージを
もらった気がして。

いま
それをあたためないといけない!
という衝動がわいてきて

バリ旅の本を
書き始めた。

自分のために。

これを
書きながら
自分が
何を感じるのか
楽しみだ。

この作業を通して
次に自分が向かう
方向が
みえてくるような
気がする。





*愛おしい庭のものたち*


あげぽん(手前)とあげちょん(奥)

仲良くならんでかわいい。
いまは他にアゲミ(きのうから行方不明)と
アゲジロウがいる。




この季節2回目の花を咲かせた。
今年植えた紫陽花。
赤い花は土が酸性なんだっけ?
アルカリ性なんだっけ?




沖縄土産のハイビスカス
挿し木からのびる葉が
日に日に大きくなる。
来年どんな花がさくかしら。




一ツ葉ショウマの花

昨年つくったこけ玉さん。
夏は一回ダメになりかけて
あせったけど
無事に花をさかせました。
なんてやさしくてかわいい!




プルメリアの芽

沖縄みやげにもらった
プルメリアの種を植えたら
昨年芽をだして
今年は
ぐんぐん葉をつけているよ。

プルメリアの木の
ブランコも
夢じゃないね。



友にもらった
アボカドやどんぐりも
葉をのばし
浜木綿も芽をだした。

もうしんじゃったと
おもったオクラが
一本だけ復活して
ぐんぐん
伸びているのも
発見!


庭は
わたしにとって
パワースポットだ。

蚊にさされまくるけど。



2010年07月06日(火) おいしいピラフができるといいな

ひどく疲れて
家に帰る。

疲労困憊。

遠回りして
ビールを買って
ビールを飲み飲み
ピラフをつくる。

いろいろ米のピラフ。
ピラフってあんまり作らないから
作ろうと思い立った自分が
うれしい。


ポストに
友だちから
あたたかいはがきが
届いていて

何度もよみなおして
その紙からたちのぼる
あたたかいエネルギー
生き方のスタンスに
涙がでそうになる。

こういう友がいることが
しあわせだとおもう。

ありがとう。



いつも
疑問にぶちあたる。

なんで
わたしは
こんなに
いろんなことをしているのだろう?
いろんなことに
顔をつっこんで疲れ果てているのだろう?

それは
ずーっと考え続けていることだ。

でも
この道を
わたしは
自分で選んでいるのだとおもう。
たぶん無意識に。

そのときどきの
自分の精神状態や感覚は
ぜんぜん違って
その切り替えに一番
エネルギーを使う。

深い深い
海の底を泳いでいたところから
ふーん!とパワーを集中して
えら呼吸から肺呼吸に
身体をつくりかえて

はーっ!とまた気合をいれて
ポーンと羽根をはやして
ぽろぽろとうろこを落としながら
空に飛び立つような。

そんな切り替え感覚。

それでも
なにか
共通して
一番底に流れる
一本のおおきな流れがあるようにおもう。

ゆったりと
おおらかな
しっかりとした
ひとつの
流れ。

それが
最近やっと
うっすらと
感じられるようになってきたというか
みえてきそうな気配というか。

それを
みつけるために
きっと
この道を
この人生を
わたしは選んでいるのだとおもう。


目の前のことに
謙虚になろうとおもう。

知ってると思いこんだり
わかってると思いこんだりは
ぜったいしないでおこうとおもう。

自分のちっちゃさや
未熟さや
エゴや
弱みを
ピリピリ感じたとしても
堂々と
謙虚でいようとおもう。

どんなことも
その時その時
はじめて出会うことで
同じものはない。

出会うものすべてに
自分のまっすぐな魂をかけて
ぶつかっていけるように
なりたいと
思う。

そういうことを
ついつい
流されて
忘れてしまわないように
言葉にしておこう。

そう。
わたしも
みんなも
イキモノなんだよ。




あしたは七夕。

うれしい
はがきの
お返事をかこう。

ビールが
うめえや。




2010年07月05日(月) ケンカスタイル

相棒とケンカ。

もちろん
わたしはケンカなんて
したくないのだが
ケンカになるから
しかたない。

わたしの
言い方が悪いと
いうので

じゃあ
どういう言い方したら
いいの?

ときくと
丁寧に冷静に説明したり
穏やかに誤解のある部分を
教えてほしいという。

こちらだって
怒っているのだし
そんなサポートは
無理。

わたしとしては
そんな深刻なことじゃなくって
ぱーっと怒って
ぱーっと忘れて
次の行動に移りたいのに。

それを言うと
じゃあ
ただの罵声を
あびせてほしいという。

罵声ならいくらでも
いいよ!

とまでいう。

だから
それからは
ちょっとムカっとしたときに
罵声をあびせてみることに
している。


石頭!
がんこじじい
うるさいおっさん
こなきじじい!


この作戦でいくと
わたしも
ぱーっと怒れるし

相棒も
理屈っぽくひっかかってこないし

いいよ!
それならいいよ!

と笑う余裕すら
あるようだし。

世の中は
いろんな人が
いるんだな。


罵声を考えたことって
あんまりなかったので
これから
罵声のレパートリーを
ふやしていかなくっちゃと
楽しみな気持ち。


出会ってから
十数年…
やっと
バランスのよいケンカスタイルを
発見できた…と

感慨深い初夏の日で
ありました。


*きょうの七夕*

仲間たちに
七夕の願いをかいてもらって
我が家の玄関の笹に飾っている。



夏男ってどんなの?

と聞くと

タンクトップが似合うような

という。

でも
タンクトップは着ないけど

だって。



2010年07月04日(日) 夢は旅

山間に田んぼの広がる
あぜ道を歩く夢をみた。

とっても心地がよく
広い気持ちになって
目の中が緑でいっぱいになって
空にぐわーっと包まれていて

ああ
やっぱり
わたしは
こういう場所で
暮らしたいなあと
思って
起きた。


気持ちのいい夢をみると
心から気持ちがよくなるので
いい。

いつか
あんな場所で
くらそう。


きょうは
自分の心の中で
はっきりとしていないことは
口にしない方がいいなと
おもった。

もやもやしたまま口にだすと
心にそわないことを口走ってしまって
あとから後悔して
ひょひょひょー!
となってしまうことが
多い。

ひょひょひょー!と
ならないように

心の中で
はっきりしてから
口にだすようにしよう。



2010年07月03日(土) かえるの王様

実家の母から
メールがきた。


かえるの王様
庭に大きなあまがえるが住んでいることを発見〓(虫めがねマーク)
マッチ箱大です。とぶとドテンとします。
王子様ではなさそうです。





15年ほど前。

わたしが大学生で
ひとり暮らしをしていた頃。

当時高校生だった妹と母親から
随時実家の庭にすみついた
あまがえる情報が
電話で伝えられた。

あまがえるには
なぜか
ヤスユキと
名前を付けて

きょうは
ヤスユキが
コケの上で休んでたとか

行方不明になったとか

また草の上にいるのを
みつけたとか

ヤスユキには
直接会ったことはないけれど
ヤスユキ情報が事細かに
伝えられるので
会ったことがあるくらい
親しく感じたものだった。

ところが
ある時から
ヤスユキが
ぱったりと姿をみせなくなった。

行方不明のまま15年…。

このマッチ箱大の
王様がヤスユキなのではないかと
噂になっている。


そう考えてみると
15年とは
びっくりだ。

ついこの前のような感覚なのに。
時の流れははやい。

15年もあれば
ヤスユキも王様に
なるかもしれない。

わたしも
貴重な人生の時間を
大切につかわなくっちゃと
腹がぴしりとなった。


きょうは
王様が草の上にいることを忘れて
母が草刈りをしてしまったばかりに
王様がびっくりドテン!と
地面におちてきたそうである。


 < pre  index  next >


はたさとみ [MAIL]

My追加