へそおもい

2010年04月30日(金) しばらくへそおもいがかけなかった理由

ぼっとうした。

もう
ここ数日間
ずっと庭のこと
ばかり。

頭の中が
庭からはなれられなくて。

天気が
気になって
夜中に
目が覚めてしまうくらい

頭がぴりぴり熱く
ずーっと
ぼっとうしていた。


無我夢中って
きっと
こういうことを
いうんだろうな。

ちょっとした
時間さえあれば
庭にでて
作業をした。


手はざらざらで
すこし日焼けした。


それで
やっとやっと
昨夜一段落が
ついたのだ。

やっと
解放される。


千倉のライブまでに
一段落つけないと
わたしは
旅の間中
庭のことが
気になってしまうと

あせっていたので
よかった。

昨年は
庭のこっちがわ

ちょっとしたスペースの
どくだみの根をほって
耕して
いろいろなものたちを
植えた。

今年は
庭のむこうっかわの
手をつけられないくらいに
じめじめとして
どくだみが盛んで
岩と砂利と土が
山になってごろごろと
固められている場所

その場所に
とうとう
おもいきって
手をつけたのだ。

暑くならないうちに
蚊がでないうちに
気候の安定しているうちに

そうなると
今しかない。

岩の山をほっていくと
岩の下に岩があり
土の中にも岩があり
いろんな形の岩を
ころがしては
土を耕し

網の目のようにはった
どくだみの根っこを
すてる。

岩は
すごく重いのもあって
相棒のスケジュールを把握して
そのタイミングにあわせて
作業をして
相棒をつかまえて
岩を動かしてもらう。


岩のいくつかは
土の中に半分うめて
飛び石に

あとは
山や月や
おじぞうさんや
腰かけや
お供え物おき

…なんかに
みたてて

石と相談しながら
ここちよさそうな場所に
動いてもらった。

土は
粘土質で重いので
土壌改善の土を
まぜで耕してみたのだけど
どうなるだろう?

そして
一番最後に

紫陽花やオダマキ
鉢植えにしていたすみれや一輪草
裏にはえてた形のいいシダ植物
昨年山で買った
山の植物がわさわさと
はえたものたちを

地下植えにした。

日陰だから
日陰に育つものたちが
きっといいんだ。

これからどうなっていくのか
楽しみだなあ。

ここのところ
ひまさえあれば
庭にいたので
ご近所の人たちと
少し親しくなった。

タケノコの煮たのを
いただいたり
オレンジをあげたり
おとなりさんの
お庭をみせてもらったり
近所の人の事情を
ちょっと耳にしたり
反対のおとなりさんの
子どもにも
たくさん手をふった。


いつもと
違う作業をすると
違う世界が
ひらけてくるんだなあ。

ああ
それにしても

ほんとに
ほんとに
だしきった。


今夜は
ゆっくりと
やすんで


あしたからは
千倉だ!


最高のお天気に
なりそうね。


■5月2日(日) 『アートフリーマーケットinちくら2010』
千葉県南房総市千倉町 潮風王国 入場無料

*ソラネコは5月2日のお昼すぎくらいに演奏の予定です。
 おまつりは5月1日〜2日 9:00〜16:00
*お問い合わせ tel&fax 0470-43-1039(アートフリーマーケット事務局)
*道の駅ちくら潮風王国 http://www.shiokaze-oukoku.jp/event/index.cgi

ポヤランカンなどのジャケット絵でもおなじみ
すてきな絵描きの山口マオさんが中心となって開催される
あたたかで楽しい手作りのものだらけのフリーマーケットです。
このおまつりのステキさといったら!
遠くの方でも、千葉にまで足をはこぶ甲斐があります。
東京から、高速バス「なのはな号」で約2時間。
海と山にはさまれた気持ちのよい場所で
カラダの芯からわくわくしてぷわーっとゆるみます。
ぜひ一緒にたのしみましょう。



2010年04月19日(月) コーフン庭師気味

ライブの次の日の
身体じゅうが
ぼんやりした
あたたかな朝。

あまりに
心地のよい天気なので
ぼんやりあたまに
カツをいれて
これはチャンスと

冬の間
寒くてできなかった
庭作業にとりかかる。

三又鍬で
どくだみを掘って
いるうちに

庭の片隅に
ごろごろと
積んであった石を
土に埋めて
飛び石をつくろうと
おもいついた。

飛び石の行く先には
謎の祠なんかを
つくったら
おもしろい。


おおきな石を
ごろごろと
ころがして
ドスンと
穴にいれる。

かなりの
重労働だが

石をえらぶのも
配置を考えるのも
たのしい。

その中に
ひとつ
丸くてきれいな色の
石があって

これは
かわいいなあと

ころがしてみたら!

なんと
その石は
手水鉢であった。

昔ここに住んでいた人が
つかっていたのだろう。

ごろんとさかさまに
ころがされていたので
気がつかなかったが
なかなかいいモノである。

この手水鉢で
メダカをかおう!


おもいがけない
お宝発見に
一気に
テンションがあがる。

そのまま
夢中になって
作業をしていたら
日が暮れてきて

だんだん
暗くて作業が
しづらくなって

ああ
この
まだ外にいたいのに
暗くて
そのまま
いられなくなる感覚は…

小学校の時の
砂場遊びのときと
おんなじだ。

とうとう
手元がみえなくなって
冷たい風がふいてきて

さみしいけど
仕方なしに
家にはいる。

手をあらっても
爪の間に土がのこる。

指先の
草くさいにおいが
とれない。

カラダは
太陽と土のにおい。

カラダは
へとへとだが
えもいわれぬ
しあわせ感。

庭は
まだまだ
中途半端で

つづきが
気になって
たまらない。


今度の晴れの
お休みの日は

缶ビール片手に
作業をしようかな。




***



きのうのライブ
ありがとうございました。



だいすきな場所と
だいすきな人たちと
すてきな出会いと
うれしい再会と

みんなの存在が
不思議で
ありがたくって

自分が
こんな
おもしろい人生を
いきていることに
感謝します


空に祈る
気持ちになった。


星は
でてなかったけど

バリでみた
星空を
想像して

すこし
気が遠くなりました。

ありがとう。



2010年04月17日(土) あしたはライブです

あめあがりの
気持ちよい土曜日。

庭をながめて
髪を切って
ふくびくう探検をして

あしたのライブの準備。

旅の前の
わくわくと
した気持ち。

ふらりと
おもいたったらば

ぜひ
別世界旅行に
ともに
いきましょう。

出発は明日の19時。
集合は高槻南風楽天。
費用は投げ銭。

旅した分だけ。




■4月18日(日)高槻 南風楽天(0726-85-6395)
『別世界旅行 vol.1』
〜すてきなごはんとおいしい音楽〜

*出演:カンラン/ソラネコ
*18:00open/19:00start
*charge:投げ銭制

※なるべくご予約ください
南風楽天 0726-85-6395
ソラネコ solaneco☆sun.zaq.jp←☆を@にかえる。
(件名を「別世界旅行予約」でお願いします。)

カンランさんは、マルチ弦楽器奏者のトリタニさんと
北欧ボイス妖精的キュートさのアヤコさんのユニットです。
うれしいご縁がつながってつながって
旅をしながら集めているという不思議なカタチの弦楽器は、
音をきいただけでおとぎ話の森の中につれていかれるようです。

ソラネコは、うししのソラネコワールドへ。

さてさて、どんな旅になるでしょう。
びっくり楽しくここちよい旅に
なるといいな。

高槻の別世界「南風楽天」ですてきなごはんを味わいながら
遠くて懐かしい不思議な場所を一緒においしく旅しましょう。

カンラン→ http://www.saharableu.com/kanran.html
南風楽天→ http://www.h3.dion.ne.jp/~nampu00/



2010年04月14日(水) ふくびくう探検とライブのお知らせ

なんのために
ふくびくうがあるのだろう?

顔のなかの空洞。

これがあると
うたをうたう時に
ひびきがかわって
くるのかな。

脳みそが
呼吸しやすいのかな。

いま
わたしの顔の
その空洞が
じくじくと
痛んで

なにか
頭の中に
しらないイキモノが
寄生しているみたいで

ちょっと
くらしにくい。


夜になったら
わたしは
ヘッドランプを
あたまにセットして

小さくなって

自分の鼻の穴から
ふくびくうの
探検をしよう。

耳鼻咽喉科の
レントゲンで
もやもやと白く
かすんでいた場所。

そこには
どんな
世界が
ひろがっているのだろう。

どんな
やつらが
なにをしているのだろう。

この目で
しっかり
みてやろう。






*ライブのお知らせ*

ふくびくうを探検した後は
久しぶりのソラネコライブです!

今週はゆっくり休養して
元気にライブにのぞみますね。

すてきな
別世界旅行に
なりそうです。
ぜひぜひお越しください。



そしてそして、
関東方面の方、
5月2日は千葉の千倉の
アートフリーマーケットで
演奏する予定です。

すてきなおまつりです。
ぜひあそびにいらしてください!


■4月18日(日)高槻 南風楽天(0726-85-6395)
『別世界旅行 vol.1』
〜すてきなごはんとおいしい音楽〜

*出演:カンラン/ソラネコ
*18:00open/19:00start
*charge:投げ銭制

※なるべくご予約ください
南風楽天 0726-85-6395
ソラネコ solaneco☆sun.zaq.jp←☆を@にかえる。
(件名を「別世界旅行予約」でお願いします。)

カンランさんは、マルチ弦楽器奏者のトリタニさんと
北欧ボイス妖精的キュートさのアヤコさんのユニットです。
うれしいご縁がつながってつながって
三重のすてきな北欧雑貨屋さん「Sahara Bleu」で
おふたりと出会いました。
旅をしながら集めているという不思議なカタチの弦楽器は、
音をきいただけでおとぎ話の森の中につれていかれるようです。

高槻の別世界「南風楽天」ですてきなごはんを味わいながら
遠くて懐かしい不思議な場所を一緒においしく旅しましょう。

カンラン→ http://www.saharableu.com/kanran.html
南風楽天→ http://www.h3.dion.ne.jp/~nampu00/


■千倉のアートフリーマーケット
ソラネコは5月2日のおひるすぎくらいに演奏の予定です。

道の駅ちくら潮風王国
http://www.shiokaze-oukoku.jp/event/index.cgi

遠くの方も、このお祭りは
千葉にまで足をはこぶ甲斐があります。
東京から、高速バス「なのはな号」で約2時間。
海と山にはさまれた気持ちのよい場所で
カラダの芯からわくわくして
ぷわーっとゆるみます。

ぜひぜひいらしてください。



2010年04月07日(水) 休花日

桜がさいている限り
まいにち
花見をすることに
決めた!


昨夜
大声で宣言したというのに

すっかり
風邪をひいてしまい
本日の花見は
臨時休業。



しかし
熱発しながらも

山の方の
庭のおおきな
一軒家で

ヨガをした。



おわったあとに
時間感覚が
なくなって
頭と視界が
ぽーっとなって

きっと
熱のせい
なのだけど


これは…
瞑想の境地に
至ったのだ!


いうことに
しておいた。





帰宅して
ふるえながら
梅醤番茶を飲む。

こんやは
はやく
ふとんにつこう。


健康なのか
不健康なのか
よくわからない

へんな
一日であった。



2010年04月06日(火) 花見三昧

まいにち
花見三昧だ。

うちの近所の
夜桜は
まっくらなので

持参した
ヘッドランプで
てらして鑑賞。


ふたりで必死に上をむいて
照らしたバージョン。


もちより
おかずと
チーズフォンデュを
たべちらかし




最後は
みんなで
さくらフォンデュ。


さくらの味がする!


みんな言っていたが

そんな
気がするような
しないような

でも
確実に
気分は
さくらだった。



きょうは
仕事帰りに
ふらり
ひとり
大阪城へ。

さくらの幹に
よりかかって

立ち飲み
カップ花見酒。

さくらが
まるまるまると
たくさん
はなしかけてきて

その
やさしさに
涙がでるよう。

お堀のお城をながめて



いつしか
すっかり
陽が沈み




夜が
やってくる。


ひとむかし前は
よく馴染みのあった
刹那的な
感覚が
ごおーっと
やってきて

帰り道に
メキシコ料理屋で
のんでいた
仲間たちと
合流して

赤ワインを
まるまるまると
ハッピーに
のんだ。


この調子で
今年は
まいにち
いろんな
さくらたちと

はなしあって
いくことに
しよう。


いま
ここにしか
いない
この人と

はなしが
したいよ。



2010年04月05日(月) トキメキのえんそく

今年も
4月の最初の日曜日は
あすかのさくらに
会いに行った。

数年前に出会った
すてきな仲間と3人で
企画したアート遠足。



朝はやおきして
空をながめて
ああ遠足楽しみ!と
じんわりしながら
おにぎりをにぎって
お弁当をつくって

それだけで
とってもしあわせなことに
気がついた。


今回は18人もの
男女さまざまな
人たちがあつまった
カラフルで
ふしぎな出会い。


わたしたちは
空と大地の間を
ぺたぺたと
ゆっくりあるいて
甘樫の丘の芝生の上で

おおきな輪になって
おにぎりを食べる。

みんなの
手のかたちの
いろんなおおきさの
いろんな色の
おにぎりたちが
青空のしたで
おどる。


それから

おちているものを
おもいおもいに拾って
みんなでひとつの
作品をつくる。

おおきな枝を
ひろう人
たからものみたいな
木の実や葉っぱや石
ふしぎなことに
こんな山の中で
貝がらを
ひろう人。

桜のはなびら
つばきの花
しらないなまえの
ふしぎな植物

それが
力石を中心に
自由に丁寧に
配置されていく。

みんなそれぞれが
自由に配置して
ひとつのおおきな
宇宙ができる。

わたしは
その過程に
鳥肌がたつ。


みんな
それぞれが
ちがうかたちの
大切な役割がある。

どのパーツひとつとっても
この宇宙はなりたたない。

それぞれが
自由にうごいているのに
大きなところからみると
みんながかかわりあって
ひとつのおおきなものができている
この不思議。


それが
とっても美しく
まるで
わたしたちが
存在する
ひみつのようで
鳥肌がたつ。


ああ
こういう場所に
たちあえて
よかった。


わたしたちは
まいにちを
忙しく
生きていて

ひとりの部屋で
こつこつと
仕事をしたり

家族や恋人と
ケンカをしたり

いろいろな人たちと
出会いながら
いろいろな気持ちに
なったり

ぼんやりと
旅したり

しているけれど


それぞれの
存在は
意識しないところで

つながっていて
かかわっていて

ひとつの
おおきな世界が
なりたっているのだと
おもう。


みんな
ひとりのこらず
大切な存在だと
おもう。


そんなことを
おもいながら
わたしのカラダの中は
ピンク色で
いっぱいに
なりました。



そうだ。

だから
安心して

わたしは
わたしがいちばん
きもちのよいように
動いてゆこう。



今夜は
わたしの家の
ちかくの
さくらたちと
話をしよう。



2010年04月02日(金) うそのつきわすれ

きのうは
すっかりすっかり
うそをつくのを
忘れていた。


どんなうそを
つこうかと

わくわく
4月1日を
楽しみに
生きてきたのに。

ショックだ。



とりの
卵みたいなものを
ひろったので

パンツの中にしのばせて
あたためてみたら

たまごがかえって
ねばねばした
謎のとりが
でてきて

それが
一時間に5センチくらいずつ
でかく成長していって
こわいんだよー


という
ちょっとこわいバージョンに
しようかな…と
おもっていたのに!





わたしが
しょんぼり
していたら

相棒が


実はわしも
うそつきメールを
送ろうと思ったのに
仕事で疲れて
おくれんかった…

といいだした。

相棒が
わたしに
つく予定だった
うそは


「ちょんすけ(うちの文鳥)が
 “さとちゃん”って
 しゃべったよ!」


というやつ
だったそうだ。

ほのぼの
バージョンだ。


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はたさとみ [MAIL]

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