空色の明日
DiaryINDEXpastwill


2014年10月19日(日) 夢は眠ってるあいだに

昨日ものすごく久しぶりにタカラヅカへ。

今まで見た公演の中で唯一
「もし再演したら絶対行きたい」と思ってた演目
「PUCK」の再演だったからです。
初演主役は涼風真世さん。
ベルばらもファントムもエリザベートも
この作品ほどに心をがっつり掴まれなかった私ですので
かなりタカラヅカらしくない作品なのですが
音楽がユーミンなのでどの曲もものすごく秀逸で
曲を聴くだけで涙が出ちゃってしかたなかったです。

今のキャストの今までの公演を全然見てないので
やっぱり思い入れが違うのもありますが
どうしても比較してしまいます。
でも前回の演出でちょっと違和感があったところが
みんな改善されててよかったのと
組全体の団結力と歌唱力のアップに
一番盛り上がるシーンでは前回よりも感動しました。


久しぶりの劇場にお客としていきましたが
女性がいっぱいで、みんなおしゃれして
ウキウキしててその空気が懐かしく
今と正反対の世界で仕事してたんだなぁと思うと
仕事ひとつで人生って全然見え方が違うんだなと実感します。

でも正直何でもかんでも業界の裏側を知ってしまうと
世の中どんどんつまんなくなっちゃうなと思う。
むしろ知らずに楽しませてもらってる方が
楽しく感じられるんだなぁってことを
いろんな業界で仕事するたびに感じます。
あえて知らないでいることって楽しむ術なのかも。

お客として見る劇場は夢の世界そのままの
幸せな場所でした。



さて、本日の「ごめんね青春」。
ぬれ煎餅って。
懐かしすぎです、「流星の絆」。
金10から日9へ。
これ昇進なのでしょうな、おそらく。

あと、お父さんがチェンジにまつわる諸々のセリフ。
「オバマもチェンジって言うわ」まで
面白すぎてリピート観しました。


2014年10月13日(月) 思い出の景色

映画「ぶどうのなみだ」を観てきました。

三島監督の前作「しあわせのパン」が好きで
とにかく原田知世さんがかわいくてかわいくて
景色だけでなく人を綺麗に撮る人だなぁと
そう思って今回も観に行ったらやっぱり。。
今回のヒロイン役は安藤裕子ちゃん。
IWGPのキュートさがたまらなくて
また映像仕事しないかなぁと思ってたら
三島監督だったのでもう、これは見るしかない!と
初日に行ってきましたよ。
PV観てるみたいにずっと最初から最後まで
すべてのシーンがきれいで裕子ちゃんは
あのクルクル変わる表情がたまらなく素敵で
また気に入ってしまった作品です。

何よりも、他の作品で絶対見ない大泉洋さんの
まじめキャラがですね、良いんです。
それと対照的なほわんとした染谷くんがまたかわいい。
染谷くん、どんだけ働き者やねん。
林業家の次は農家。
あんなにハイカラな顔なのになぜか田舎が似合う。

上映館が限られているので西宮で見たのですが
映画全体に流れていた曲
(あえてここで言わないでおいたほうが
いまから観る人にいろいろ先入観を与えないのでいいかも)が
この夏にその映画館のすぐ近所のホールで上演された
コンサートでアンコール曲としてすごく良かった曲で
なんか今年はこの町でこの曲よく聴くなぁと思う。
そういう連鎖みたいなものって結構大切にしてる私です。


最近の映画館はそうなのかどうかわからないけど
この映画では風の音とか空気感を大切にしてて
映画の中で風が吹きそよぐシーンで
空調で風を流していたように感じました。
いい映画館だなぁと思います。
また、館内売りで上映前にワインを特別販売してました。

ちなみに「しあわせのパン」の時は
別の映画館で見たのですが
途中から猛烈にコーヒーを飲みたくなったのを思い出し
こういうこまかいサービスって大切だなと。
でもワイン飲んじゃうと映画の途中で寝そうなので
今回は我慢しました。
今度また家で見る機会があったらその時にはぜひ。


さて、この映画の前に三島監督の次回作(来年初春)の
「繕い断つ人」の予告篇をしていました。
「しあわせのパン」も「ぶどうのなみだ」も
北海道で撮影されていましたが今回は兵庫県ロケだそうです。
しかも私の生まれた神戸市と今住んでる川西市で。

今住んでる町でロケがあったのは近所の「郷土館」という
歴史的建造物の資料施設で
「この前まで映画の撮影してたんです」と
言っていたので知ってたのですが
他のシーンは神戸で撮影したらしく
予告篇では子供のころに見慣れた
六甲から見下ろす海の懐かしい景色が映っていて
感無量でございます。

ちなみに近所の郷土館、よくロケ地に使われていて
今朝の「マッサン」でも洋館のほうが使用されていました。
「カーネーション」の時は日本家屋の方が使われてましたが。
電信柱とか人通りとかが少ないのでロケしやすいんでしょうね。
もちろん、撮影前には知らないので
撮影現場に出くわすことはないのですが
TVを観ていていきなり毎日見てる風景が出るのでびっくりします。

昔、高校生の頃「シーズレイン」という神戸が舞台の小説があって
それが映画化されたのですが、その後に震災が起き
今となっては震災前の懐かしい神戸の風景になってしまいました。
きっとこの「繕い断つ人」も私の中では
また新たにそんな映画のひとつとなるのだと思うと
それが三島監督でとてもとても嬉しいです。
彼女らしい美しい映像で残されると思うと
今からわくわくします。


2014年10月12日(日) 秋のドラマと栗

「ごめんね青春!」第一話。

クドカン、磯P、ジャニメンバー。
やっぱりこの組み合わせ最強!

なぜでしょうか、満島ひかりちゃんの
あのキャラ、あの服装、あの髪形、
なぜでしょうか、私「愛し合ってるかい?」の
小泉さんを思い出すの私だけでしょうか?
かわいいです。


今回は古田さんが出ないのが残念。


今期は「深夜食堂」もあるし楽しみです。



地元は栗の季節です。
この前、栗ひろいに行って
圧力鍋で栗を茹でるやり方をやったら
ホントに鬼皮も渋皮もつるっと剥けてびっくり。
今日は栗ごはんでした。


安藤みかげ