久しぶりに遊び倒しの週末。
昔からの仲間たちと正午集合、深夜解散の
半日飲みっぱなしで今日一日二日酔い。
３年ぶりぐらいにカラオケに行く。
カラオケどころか鼻歌さえも久しく歌っていないと
歌というのは忘れるもので椎名林檎とか
もう全然歌えない。覚えてない。
それでも必ず歌えるものがある。
それは高校生の頃、バンドでず〜っと練習してた
レベッカ（笑）当然今は、Key３度フラットで。
たぶん年老いていろんな記憶がどんどん減っていっても
レベッカのアルバム初期３枚ぐらいは歌えるのだろう、私。


その二日酔いもひきずりながら
今日は今日で、クリエイティブなこれまた昔からの
長いおつきあいの人、二人のイベントそれぞれを訪問。
社会人なりたての頃からずっとお気に入りで通っていた
近所の雑貨屋さん兼洋服屋さんが20周年パーティー。
バンドをしていたころはずいぶんいろんな衣装を
この人に探して用意してもらったものでした。
今はもう私もオーナーの彼女もすっかり「ご隠居」みたいに
すみっこの席でのんびりお茶飲みながら
「いや〜、どうせなら好きなことして生きないともったいないねぇ」とか
「若いころに説教してくれた人のありがたみが今頃わかるねぇ」など
ほんとにご隠居なトーク。
20年ってほんとにあっという間。

その後、高校生の頃いっしょにそのレベッカとかを
コピーバンドしてた仲間のあっちゃんが
梅田阪急のイベント出店で編みぐるみ系のアクセサリーや雑貨を
販売してるというので、おじゃましに。
昔から物を作るのが好きな人だったけど
その手から生み出されるものは今も同じくらいのパワーで
人を力づけるような暖色のあったかく
ポジティブという言葉がピッタリな作品たちばかり。
どっちかというと寒色でしな〜っとしてた私は
昔から彼女のそんなところがいつもまぶしくて憧れてて
いつもパワーをもらってた。
「ぶっ倒れそうに忙しい」と言いながらもぐはは！と笑う笑顔に
やっぱりパワーをもらって帰りました。

そんなこんなで今週末は25年ぐらい前からの
四半世紀なおつきあいの方々の長い道のりを称賛する
そんな感じの週末。
25年前にはとにかく世間知らずで調子に乗ってて
世の中は自分中心に回るかもよと思ってた私なんかを
応援してくれてた人たちだけど
その時の私が素敵だと思ってただけあって
25年経ったらみんな着実に密度の濃い年月を経て
すごい素敵になってる。
なんか、あれこれ遠回りばっかしてる割に
何も全うしていない自分のほうがよっぽどおばかさんだよなぁと
思うんだけど、でもあの時応援してもらったから
今度は私が応援する側でいいよなと思う。
人にはそれぞれ一番輝く時期が違うのだから。

毎年GWとこの行楽シーズンになると
近所が大渋滞します。
おそらくここから奥に進むと篠山とか三田とか
有名な秋の味覚の産地でいろいろなイベントが
行われるからだと思いますが
その通過点である猪名川町という
私がいつも野菜を買いに行ってる町が
町おこしとしてAKB４８の
「恋するフォーチュンクッキー」っちゅう曲で
町の見どころを背景に町民が踊るという企画が
youtubeで話題になってるとか。
どうも秋元氏公認としてAKBのサイトでUPされてるとかで
のどかな町がにわかににぎわっております。

今日も野菜を買いに行きいつも食べる
手打ちそばコーナーのおばちゃんに
「今朝TVでもやってたね〜」というと
「ここも映ってたでしょ〜」とニコニコ。
（ひそかに私はここのそば、めちゃくちゃ秀逸と思ってる。）
これといって何が観光名所ってわけじゃないけど
おいしい野菜とそばとのどかな風景が
車を１５分ほど走らせればそこにあるって
あ〜、これほんと贅沢。

渋滞といえば、実家のあたりも
湘南みたいに狭い道が渋滞するパターンだったなぁ。
あっちの絶景は海だったなぁ。
そう思うといいとこに住んでるってことよなぁ、渋滞するってことは。

半沢の次は「ダンダリン」だね。

マンガ面白かったもんなぁ。
だけど、これ観てまともに受け止めてたら
ほとんどの会社がブラック企業だな。うん。

安藤みかげ