空色の明日
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2008年02月21日(木) おとこのこって

「人のセックスを笑うな」を観ていろいろと客観的に気付かされたことがあって、それがぐるぐると頭をまわっています。

私は女なので男の立場で恋愛を考えたことがあまりないのですが、永作さん演じる自由奔放な女性 ゆり に

・会いたいけど会えなくて悶々とする男の子
・どんなに彼女がじたばたしても落ち着いてたしなめる夫

とか

・機嫌の悪い女友達にやつあたりされてそれにじっと耐える男の子

とか
そういう場面をみて「男ってすごいなぁ」って思わされるのです。

今までそういう場面を自分も何度も通り過ぎてきたけど、それは自分の目線でしか見てなくて、人にもよるのだろうけれど男の人って女より辛抱強いし無駄なこと言わないし、男のこういうところに救われたり惚れたりするんだろうなと思う。
言葉で着飾ったりしない「男の子」のままの部分に触れたときに安心するのは、たぶんさらけ出してくれてることに対する敬意があるからじゃないかな。
そしてそれを敬意を持ってみつめられるくらい私も大人になったってことだなぁ(笑)若い時だったらじたばたしてたもの。

そんなふうにその映画を観てたのです。
すごくすごく本音の部分の多い映画で面白かったです。


2008年02月19日(火) おとなですもの

ひさしぶりに平日にお休みが取れてぽっかりと時間が出来たので前から観たいと思ってた映画「人のセックスを笑うな」を観にぷらりとでかけました。
火曜日でレディースデイだからか(神戸は火曜が女性お得デイなのだ)お客さんは全員女性。しかも25歳オーバー(笑)
だよなぁ、やっぱり年上ウケするよなぁ、松山くん。

とにかくだらんと長い映画でしたが、何しろ永作さんとか蒼井優ちゃんとか忍成くんとか好きな人ばっかりでてて、その人たちのすごいいい感じのところをじっくりみれる美味しい映画でした。
それと、たぶん若い時に見てたら「くそ〜、おばさん、松山君に何しやがる!」な目で見てたでしょうが(まぁ、若かったら松山くんがお気に入りになったかどうかも怪しいですが)永作さんの役の年齢なのでどっぷり実年齢な体験がオーバーラップな心地よさです。
くそ〜、松山君かわいすぎる!私だってあんなのが横にいたら触りたい(笑)となるわけです。

たぶん男の人はつまんないだろうな、あの映画。
大人の女の人はいろんな恋を思い出しちゃう映画です。


話はかわって、最近甘酒にはまっています。
近所の山の中に酒造会社があってそこが大吟醸の酒かすを年に1〜2回だすのですが、それを入手しましたところあまりに美味しく、冷凍しておいてちびちびと甘酒を作っては飲んでいます。
お酒を飲みまくってた頃はあんな甘ったるいもの絶対飲めませんでしたが、今はすっかり「私おさけ弱いんです」といえるぐらい弱くなったので甘酒が美味しいこと!(笑)
もろもろ〜っとお米の粒が浮かんだ甘いぽかぽかの甘酒を飲みながら、甘酸っぱい諸々の思い出にちょっぴりほんわかする休日です。


2008年02月09日(土) 生まれた日

生まれてからちょうど38年になりました。
生まれた日は雪がチラチラと舞う日だったそうです。
温暖化といわれながらも、今朝おきて窓を開けたら周りの屋根が白くなってて、それから1日ずんずん降りました。

生まれた時はお父さんとお母さんと3人きりでしたが、38年経って隣には夫がいて、そして朝から携帯メールがどんどん入ってきて、雪の中を宅配便がサンタのようにいっぱいプレゼントを運んできて、こんなに大勢の人たちが私のことを見守ってくれていることにこの上ない幸せ。
年月というのは形がないのにこうしてたくさんの形ある幸せがきちんとその日々を刻んだことを証明してくれる。
あなたがいるから私は今日も頑張ろうと思う。
何があるたび、誰かの顔を思い出して乗り越えられる。
離れていても、そばにいなくても、ずっと私の心の中であなたの存在が私を支えてくれています。
みなさん、ほんとにありがとう。


2008年02月04日(月)

校長辞職事件以来、「結局どちらにしても今年度の学生がもうじき年度を終えるのでそれまでは何もなかったように我々としてもやっていこう。それから先のことはそこで考えよう。」ということになり、私たちはなるべく息をひそめ、今の状況が少しでも変化せぬようにやっているかんじです。
経営者ってもう少し何かこういうとき言葉を発するべきものだと思うのですが、まったくもってだめな人です。

さて、そういうバランスの悪い状況下ですが、緊急事態になると人は団結するし本性をあらわすもので、そういうことをじんわりと見ているのは面白いものです。こんな状況であたふたしないようになった自分は、やっぱりいろんなことを経験してきたからなのだろうなぁと、変に自分の成長に感心したりします。

まぁ、こういうネガティブなことよりもせめてもう少しましなことで心をほぐしたいと思います。
今年は雪が多いです。
私の住んでるところは大阪よりも雪が降りやすいところなので、今年は少し雪景色を楽しんでます。
楽しんでると言えるのは雪深い地域の人と違い、交通に影響が出たり雪かきをしなくちゃならないぐらいの積雪ではなく、ほんのり周りが白くなる程度で済むという気楽な雪だから言える言葉だと思います。

それからこのまえ「スウィーニー トッド」を見てきました。
チャーリーとチョコレート工場以来のティム・バートン+ジョニー・デップ。
そしてキャストが大好きな人ばかり!!なんて濃いキャスト。
ハリーポッターのあの人もこの人も・・・
ヘレナ・ボナム・カーターとジョニデがなんてお似合いなんでしょ。
もともとミュージカルで有名な作品らしく、全編ミュージカル仕立てにすることで、グロテスクさをリズムでごまかしてる分、怖いのが苦手な私も見れるものになってましたが、なんか「しつこい」映画でした。
もともとのストーリーが浅いものなので唄で引っ張るしかないのでしょうが、もう少し展開があってもいいのに。とくに娘との関係とか。
ジョニデが老け役なのでかっこよさ半減でもしかたないのでしょうが、どうせならバットマンのジャックニコルソン(ペンギンマン)やビートルジュースのマイケルキートンぐらいやっちまったほうがいさぎよかったのでは・・・中途半端でおっさんくさい風なのがちょっと。髪型のせいかしら。
スリーピー・ホロウとビートルジュースとバットマンを足した上で詰めの甘さ分を引いたような映画でした。
つまり、いい要素はいっぱい詰まってるのに肝心のティムバートンが最後まで集中力を持続できてないみたいな終わりに近づくほどにだれていくなんとも満足感の足りない映画でした。残念。あれだけ素材はいいのに。音楽とかめちゃくちゃよいのに。BIG FISHのときみたいです。

っで、気分を取り直し最近のお気に入りなモノについて。
ロボ&セクシーボイス以来すっかりお気に入りになってしまった松山ケンイチくん。
Lに関しては、走る姿をCMで見て「お前が走んな」な台無し感にぐったりですが、「人のセックスを笑うな」の予告をみて「これよ、あたしは君にこれを求めてるのよ」な彼にぴったりの役だったのでぜひとも映画館に見に行きたいものです。
私には非常によい弟がいますので弟萌えするような目線はむしろ避けがちなものですが、松山くんほどに歳が離れるとわかる気がする、弟萌え。かわいすぎる。面倒みたくなる。年取ったもんだ、私も。

ところで今期のドラマですが。
結局面白いと思ってみてるのは1つ。
「未来講師めぐる」
面白いな、面白いなと思ってみてたらやっぱりクドカンだった。
船越、武田真治、ばかすぎて面白い。

あと、昨日メントレGに出てたゴー☆ジャス、ツボをピンポイント押しされた感じでした。


安藤みかげ