空色の明日
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引っ越して半年すぎてしまい、体のことを考える時間もあまりないままにすごしていましたが最近すごく体がだるいのでそろそろ・・・と近くのスポーツジム探しをはじめました。
とにかく完全なる住宅地ゆえ、閑静な環境は守られつつもそういう便利さには欠けるのであります。 近所に送迎バスがくるコナミスポーツを見学に行きましたが、ヨガの類に力を入れているティップネスから比べるとその比率が低いのです。 ティップネスって2つ以上スタジオがあるところは常にどこかでヨガをやってたりするわけです。 そこが好きだっただけになぁ・・・。 最寄のティップネスまでは電車で20分+徒歩20分です(泣)
しかし、コナミで体験ヨガをしましたが、カラダはバネという言葉は本当に見事な表現だと思います。 押すと跳ね返る。とどまると錆びる。 さび付くと石化のごとく動かなくなっていくのが日々わかるので、久しぶりに動かした後は、やけにカラダが軽いのです。
またどこかで動かそう、体。
近所で取れたて野菜が買えるようになってそれを食べるとスーパーの野菜が本当に食べられなくなってきました。 魚も実家の近くの獲れたての魚を食べて育ったから生きてるようなやつしか食べられないし、お肉はお肉で夫の実家が肉屋なので、これまた美味しいものしか食べられなくなってきました。 このままだと、普段仕事の帰りに買い物に行く生協で買うものはどんどん限られてきて平日の食生活がどんどん貧相になりそうです。 でもまずい物は仕方なくても口が欲しないのです。 年齢のせいでしょうか、食欲だけでは食事が出来なくなってきました。 これも大人になるってことでしょうか。
本来、盆も正月も関係ない仕事の夫のはずでしたが、退院後の自宅療養のおかげで私の5日間のお盆休みは「人生始まって以来の家族との長期休み」でございます。
まぁ、怪我をした本人は気の毒ですが、こうしてぼんやりと一緒に長い休みを二人ですごせるなんてことはきっとこれからもないだろうと思っていたのでちょっと得した気分。 結婚休暇というシステムがお互いにあるにもかかわらず取得不可能(夫に限り)と思っていただけにこんなところである意味バケーションです。
自宅療養とはいえ、調子が悪いのは腹部だけなので手足は動くためドライブとか釣堀とか地場野菜のお買い物とかクーラーの効いたお部屋でお昼寝とかまったりとお盆らしいぼんやり感。 フットワークが私以上に軽い夫だけにある意味「一番ありえない休み方」で新鮮。
新鮮野菜をたっぷり買って、贅沢なプチ田舎暮らし気分の晩御飯。 何よりの贅沢。
そして、このところ戦争モノのドラマが多くてずっと見ています。 「はだしのゲン」は小学生のころ親と映画館に見に行って実写だったため恐怖のあまりまだ幼稚園生だった弟が号泣し途中で退場したのを覚えています。 私も怖かったのであそこで弟が泣きまくってくれてほっとしたものです。 1日目をみたあと母からメールが来て弟が「怖いからみたくないといっていた」と伝えてきました。 30年も前のことですがやっぱりあの印象はみんな強烈だったようです。 でも途中で終わった30年前のあの映画の結末がどうなったのか気になっていたので、同じ結末ではないかもしれないけどなんだか30年経ってやっとあの日のもやもやした恐怖がきちんと固まったような大人になった気持ち。
しばらくご無沙汰しておりました。 というのも、夫が交通事故で入院しまして、20日ばかり着替えや差し入れなどを運ぶ毎日を過ごしていたわけです。
幸い、大腸の表面に少し傷が入ったものの破裂したわけではなく、手術もせずにすみました。あさって退院します。
朝、バイクで家を出て5分ぐらいのところで一旦停止せずに飛び出してきた車に衝突しました。 そんなシビアな現実とはうらはらに、相手の人から「ご主人が事故に遭いまして病院に運ばれました。」と電話を受けた私は
「これか!振り込め詐欺っちゅーやつは!」
といぶかしげな声で電話の応対をしたのです(笑) 相手の人が自分の名前や電話番号を名乗り、最後までお金の請求をしなかったので、そこで「あ、ホントの事故なんだ」と気付いたのんきな私です。
安藤みかげ
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