空色の明日
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2005年10月31日(月) ぼちぼち

今日から簿記が本格化してきて、さすがの私もかなりギブアップ〜なかんじ。
座学だし楽だろうとなめてた。
学校が終わったらものすごい疲労感に襲われる。

そんな時にいつもの派遣会社からお仕事の話を貰った。
とりあえず受けることにしたけど、疲れてるときだったので相当に自信がない。
週末の仕事なので休みが仕事で潰れても体力がついていけるかが心配。
でもなぁ・・そのぐらいムチ打っとかんとあかんのだろうなぁ・・己に。
某一流ホテルのブライダルサロンの受付の仕事。
かなり面白そうだし、私には似合いそうな仕事だとは思うが。

お弁当作ったりしてすごい張り切ってたけど、ちょっと頑張りすぎるときつくなりそうな気がしてきたので、時々手を抜こうと思う。
自分にいろいろルールを課すことは、今の私には大切だけど、そのエネルギーで今しか出来ないようなことをあきらめるのならやらないほうがいいと思うから。
新しい生活サイクルに慣れるのにかなり時間がかかる。
あんまりがんばりすぎず、ぼちぼちやろう。

ぼちぼちやるっていい言葉だなぁ・・。
関西人でよかったと思う言葉。


2005年10月29日(土) 休んでよし

学校は土日がお休み。
なんかこの連休スタイルの週休二日制って、10年ぶりぐらいなので新鮮。
2日休めるって思うとゆっくりできるなぁ。

って、ずっと休んでたようなものなんだけど、実際に学校とかやることが毎日決まってあると、逆に休みも「休んでよし」って自分を許してやれるんだけど、ただ、つらつらとすることなく毎日があると「何かしなくちゃ」って気持ちばっかりがずっとしてて、すごくしんどい。
だから「休んだ」って気持ちになったのは久しぶりかも。

フロアライトの調光機が壊れたのでなんとか修理してもらえないかと近所の電器店を回ったけど、やっぱりメーカーの物でないと直してくれない。
昔はなんでも直せる人がいたのに。
これだから「壊れたら捨てる」ってシステムが出来上がっちゃったんだろうなぁ。
まぁ、壊れないと買ってもらえないからメーカーもそういうシステムにするのだろうけど、町の電器屋さんって最近は「売る」だけなんだなぁ・・とちょっと悲しくなった。
こうなったら、東急ハンズに行って、調光機を買ってきて自分でつけ換えちゃうもんね。
ドライバーとか回すの大好き。
あぁ・・なんか電気工事とかそういう方面にいっそのこと行った方がよかっただろうか・・。
女性のお宅専門に回る・・。
次にまた職業訓練行く時には考えてみよう(笑)


2005年10月28日(金) 百聞は一見にしかず

みっちり勉強してます。
1つの授業を休憩を挟みながら3時間づつ、午前午後で1日2科目だけやります。
さすがに3時間同じ科目をやると、学生の頃と違い授業のはじめに「先週やったことのおさらい」をしなくていいのでとても覚えるのが楽。
覚えてる間にどんどん次へ進むので理解しやすい。
しかも毎日簿記は半月ほど続く。
1日中、簿記の時もある。
短期集中勉強が好きな私はこの方がいいな。

会社にいたころ、商業高校卒のおじさん達が、よく各部署の庶務として帳簿をつけていました。(まだワープロ主流だった時代)
その帳簿にタックスインデックスとかをつけるお手伝いをしてたのですが、それがまさに今勉強してる「勘定科目」とかだったりするのがすごくリアルで、覚えやすいです。
大人になってからの勉強ってこういう意味で飲み込みやすいです。
百聞は一見にしかずっていうけど、物を覚える時に「イメージしながら覚える」って大切だなぁって思う。


2005年10月27日(木) はじめての簿記

昨日はオリエンテーションだけで、午前で終わってしまった職訓。
今日やっと、授業がはじまりました。
簿記ってものをこれっぽっちも知らないというか、「資産」と「資本」の違いもわからんかった私・・・。
(よくコレで経理担当役員の秘書なんかやってたと思う)

今まで聞くに聞けなかった、会社に溢れていたさまざまな言葉の数々が全て解決していくこの爽快感!!
この歳まで知らないでいけたことが不思議だが、OLなんてそんなんでもやれるものだったのよ、昔は。

ここに入る前に、商業高校出身の友達が「簿記の得意な子が言うには『左右がピタッと合った時にすっきりするのがいいのよ!』らしいんだけど、私には全然そんな気持ちがわからん」と言っていたのですが、私はまさにその簿記の得意な子と同じ気持ちなのです!
もう楽しくて、どんどん先に問題を解いてしまっちゃうくらい楽しいの。
そういえば、学生の時の数学の授業も全く同じ感じだったな。
まだ3時間しかやってないからわからないけど、好きな感じがする。

それと、簿記の先生は3人いるのですが、今日の先生はおそらく70代ぐらいのおじいさん先生で、この先生の話し方がとても美しい日本語なのです。
「では、休憩時間を解きます。」と授業を開始したり、「このクラスはご婦人が多いですが」というかんじの話し方。
全ての話し方がそのような流れるようなかんじで、書き留めておきたくなるような表現がたくさんあります。
むしろ国語の先生でも十分にやっていけそうなかんじです。
明日もその先生の授業なので楽しみ。

昨日は予想外に午前で授業が終わってしまったので、今日がはじめてのお弁当になりました。
緊張してし〜んとしてたクラスでしたが、お昼にやっと打ち解けて近くの席の人たちと仲良くなりました。
年齢も結構近い年齢層が多いかんじで、友達が増えそう。楽しみ。


2005年10月25日(火) お弁当

明日からの毎日のお弁当のために、冷凍庫のストック作りをしました。
まるで冬支度の動物みたい(笑)

肉団子とか、豆腐ハンバーグなどを小さめに作って軽く焼いて冷凍庫へ。
あとは朝にデミソースとか甘酢とか照り焼きとか、いろんな味付けで調理すればOK。
夏じゃないから素材をあまり選ばないので比較的気楽。
毎朝、ご飯の炊ける香りと共にお目覚めなのだ。

どうも親から冷凍食品に関してあまりいいイメージを植えつけられなかったので、できるかぎり自分で作ってしまう。手をぬけばいいのに。
でもどこまで作れるか楽しみだな。

何か新しいことをすると、それに付随して新しくやらないといけないことがいくつか生まれる。
そういうことを、面倒くさいと思うとつらいけれど、今回のお弁当のように、「このチャンスに習得できる」と思うと毎日いろんなメニューに挑戦しようと思える。
しかも、時間がたってから実際に試食するのは自分なんだから、失敗も成功も自分で確かめられる。
いつか自分が誰かのために毎日お弁当を作る時に「作って」といわれて「よし!任せて!」とどーんと胸を叩けるようになれるいいチャンス。

自信ってこうやってつけていくもんだと思う。
なんでもやってみないと自信には絶対繋がらないから。

学校ひとつでお弁当テクと職業テクと2つ学ぼう、そして学校まで片道約1.5キロメートルの坂道とてくてく歩き、ウォーキングまでできちゃうわ!などと、どこまでも貪欲に生きる安藤であります。


2005年10月24日(月) 転機

あさってから学校通いが始まります。

会社を辞めて3ヶ月弱。
この3ヶ月で何をやっただろう・・と考えました。
何にもしてないようで、意外といろいろやったかも。

途中からジム通いに燃えてしまってこの1ヶ月ぐらい、他の事をあんまりやってないのがちょっと残念。今思えば。
もうひとつぐらい何かやれた気がする欲張りな気持ち。
でもカレンダーをめくってみたら、結構真っ黒で「よくやった、私」としておきましょう。

1日1日が身についていく毎日ってなんか1日を作り甲斐があるな。
もちろんルーティンワークのほうがずっと安定して精神的にはとてもよいのだけれど、こうやっていろんなことをやれる時期があるって良かったと思う。
まさに転機ってやつなんだな。
転機を「苦しい」と考えるか「チャンス」と考えるか、そこが大きな別れ道だな。
壁にぶつかって痛い思いもいっぱいしたけど、そのたびにたくさんの人が励ましてくれて、なんとかこの転機を楽しめるぐらいになってきたかんじ。
まだまだ、道はどうなるかわからないけど、それまでもうちょっと頑張りますから、見守っていてください。


2005年10月22日(土) 今日のラッキー

信号で立ち止まってふと北東の空を見たら大きな虹がぼんやりと出ていた。
雨が降った後で空は曇り空。
信号が変わる瞬間に雲がさえぎって虹が消えた。
ふと立ち止まった瞬間に出会えた今日のラッキー。


2005年10月21日(金) さくらさく

職業訓練校にうかりまして、1月末まで学生になることになりました。
よかった〜。
これできちんとパソコンソフトとか習えるよ。
簿記も勉強できるよ。
うふふ。。

電車と徒歩で1時間ちょっとかかるけどがんばって行かなくちゃ。
そしてお弁当も作らなきゃ。

久しぶりに定期とかも買っちゃうしな。
帰りに三ノ宮で寄り道しちゃいそう(笑)
誘惑の多いエリアを通るから恐ろしいわ。

とにかく、なんとか私の連敗も食い止められ始めましたです。
この調子で、卒業の時に就職も決まってくれ〜。


2005年10月20日(木) 適職

近所の川原にある巨大なコスモス畑がピンクの魔法のカーペットみたいにゆらゆら揺れて、川はきらきらしてて遠くの山まで見えるくらい景色が澄み切ってクリアに何もかもが見えるとちょっと悲しくなる。

近視の人は世界がぼんやり見えるのだとしたら両目2.0の私はいつもこんな風景を見ているようなかんじなんだろうか・・・
だとしたら、私がとてもいろんなことに気がつきすぎてぐったりすることや、いろんなことを先々と考えすぎてしまうのもそのせいなんだろうか。
見えないから「まぁ、いいか」と開き直ったりする、そんなことができないのはこれのせいかな。

遠い山のふもとの家々が見えるくらい空気が澄んでいると、そこに住んでいる人たちのことまで考えてしまう。
普段、見えていないときは、そこまで考えないのに。


就職支援セミナーでエゴグラムというやつをやった。
性格診断みたいなやつ。
私は親からの影響をすごくうけてるらしい。
それも叱られたりすることよりも、おだてられて育ったような傾向。
当たってる。

それで、人にものすごく優しいが、優しすぎて過保護になったり、甘やかしすぎるというのも当たってる。

あと、適職ってやつは、やっぱり人と接する仕事だった。
受付とか秘書とかカウンセラーとか先生とか販売とか。
やっぱりそういうのが向いてると自分でも思うので、今からの仕事探しでなんとなく確信を持って仕事を絞り込めそう。
一番の希望は企業の総合受付とかなんだけどな。
人を案内したりするのが一番得意で好き。
28歳ぐらいでずっと年齢が止まってくれればそんな仕事につけるのに(笑)
あぁいう仕事は雇う側にしてみれば所詮、嫁入り前の腰掛仕事ぐらいの扱いなのだわよ(泣)


2005年10月18日(火) マッチング

職安が行っている2日間の就職支援セミナーというやつに行ってみた。
我ながら探究心とか好奇心が強いなと思う。
失業ってやつを満喫しようとしてる自分。
失業しているということがどういうことか、就職活動というものがどういうものか、それをとことん見てみたいと思ってそういうものに参加してしまう。

模擬面接などもやってくれるが、参加者全員に「ほ〜、完璧だ」とため息をつかれてしまう。
じゃあ、なんでそんな私がここにいるんだろう(笑)

あまりいい言い方ではないだろうが、いろんなレベルの仕事がある。いろんな意味で。
こういう「世間慣れ」した意味では、私はきっとかなりレベルが高いだろう。
けれど、なにか技術を持っている人、知識を持っている人からみたら、そういう分野では「ド素人」なわけで、ここで「ほ〜」とため息をついた人たちの中にも調理師だったり工業系の技術職だった人がいて、そういう人たちには、私の持っているこういう技は別にそんなに必要でなかったら持っていないだけなのだ。

けれど、面接はどの会社にもあって、その中で必要としている技を持っているかどうかを判断した上で採用が決まるのだから、ここで「ほ〜」と言われても別の技を必要としている会社では全く使いものにならない私なのであります。

これがまさに「秘書」という仕事で「すごい」といわれるわりに、事務職では採用されない原因なのでありますよ。

マッチングって大切。
今登録してる派遣会社は社長が元飛行機の客室乗務員だったので、受付業などの「パリッと対応できる人」を派遣できることが売りの会社なので、きっと私のような人間が合うのだろうと思います。
そういうような人を求めてる会社にめぐり合えるといいな。


2005年10月16日(日) らしくね

「野ブタ。」見ました。
思ってる人はみんな思ってるんでしょう。
だから言ってやります。
「キングのマネしちゃだめだっちゃ、シュンくん。」(笑)

清志郎たんとか夏木マリお姉サマ(髪は伸びたの?)とか岡田くん(髭はやしてるからわかんなかったよぉ)とか深浦加奈子さんとかキム兄とか、好きな人満載なのですがねぇ。これからもっともっと出てきて欲しいです。
何気にクラスメイトでNHK連ドラ「すずらん」の柊瑠美ちゃんが出てるのですねぇ。大きくなって・・・。


チャリチョコをみた友達夫婦はOKサインはウンパルンパ方式だそうです。
うぅ、私もやりてい。
映画見た人に会いたい。


職場の近くで通っていた英会話教室を家の近くのスクールに転校しました。
これで転校は2回目。
全国チェーンの学校はこういう時便利です。
「転校したいんです」の一言で簡単に転校できます。
前の担任の先生はとっても意欲があってわかりやすくするためにいろいろ工夫をしてくれるいい先生だったので、ちょっと残念だったのですが、新しい先生はとってもフレンドリーで、とにかく喋るチャンスをたくさんくれるのがいいです。
ハリーポッターが大人になったみたいな感じでかわいらしいです(笑)


2005年10月14日(金) 食いしん坊京都

紅葉で混雑するまえの静かな京都へ。
バスもガラガラで快適です。
っといっても、私と友達Hちゃんはいつも「食いしん坊ツアー」なので、食べることを目的で(笑)

まずは今宮神社で「あぶり餅」をペロリ。
ま、なんてことないきな粉餅の味噌だれかけなんですが、あのちょっとづつ串の先についてるのが、なんとなくウキウキさせられてしまう。

っで、今宮神社でおみくじをひいたら何年かぶりに大吉でした♪
いいことあるかも。

そのあと、鞍馬口の大好きな「茶洛」のわらび餅をGET。
去年頃はTVに出てしまって恐ろしいまでの行列ができてたそうですが、5年ほど前に私が行った頃ぐらいに常時3〜5人が店内で待ってるぐらいのレベルまでおちついていました。
そして食べたことがなかったところてんも買ってみたのですが、こちらもやはり一般的なものよりずっと柔らかくて口の中に入れると自然に解けてしまう独特の食感でした。
お箸でぎゅっとつまむとすぐに切れてしまうので流し込むように食べないといけませぬ(笑)

そしてお昼は大好きな銀閣寺近くの洋食のお店「ふろうえん」へ。
最近やたら雑誌に取り上げられてきて不安でしたが、混雑もなく、あいかわらずアットホームな雰囲気とうらはらに、洋食と一言で言うにはあまりに見事な味に大満足。
月替りメニューを毎月食べたい、そんなお店。

帰りに錦市場へ。
本日の獲得品。
★田中鶏卵のだし巻き(三木鶏卵よりもさらにマイルドな卵)
★高倉屋のかぶのぬか漬け
★名前忘れたけど糸井さんご推薦のベーコンたまねぎ天
★お花
★鯉の煮付け
などなど

錦は高いけど、どうしてもやっぱり何か買わずには帰れないのですぅ。
まぁ、神戸もお菓子やケーキ高いよね。
もう少ししたら、紅葉で大混雑の京都。
今はしんと静かで趣深し。
しかし、私たちは食い気で・・・・(笑)


2005年10月13日(木) わくわく

PCの壁紙をチャリチョコ(なんでも縮める若人)にしてしまいました。
ポスターとかになってるウォンカってね、「時計仕掛けのオレンジ」意識してるよね、絶対。
たぶん、あの映画って何も知らない若い時にみたらものすごくワクワクするんだろうけど、どうしてもこの年齢になると「あ、2001年宇宙の旅だ」とかいろいろネタ元のことばっかり考えてしまって、新鮮な気持ちで見られないのが残念です。
かなりビジュアルは凝ってるのに。
でも、ティム・バートンの映画って絶対「わくわく」がテーマって感じがする。
私はエンターテイメントに一番必要なのはこの「ワクッとする気持ち」だと思うので、だから彼の映画が好きなんだろうな。
お菓子の山とか見ると、なんか自然とワクワクウキウキしてくるものね。


今日は、職業訓練第二弾の面接。
もうこれでだめなら就職する覚悟なので大きな気持ちで行ったので、あまり後のことは気にならないかんじ。

帰りに、専門学校のすぐ近所に住んでる高校の同級生の家に遊びに行った。
彼女はインテリアや雑貨のお店に勤めていたりしたので、期待通り素敵なお家だった。
元気で明るくてさっぱりして、でもかわいらしくて、高校の時からすごく素敵な人だったのだけど、結婚しても全く変わっていなかったのが嬉しかったな。


2005年10月12日(水) キモかわいい

「チャーリーとチョコレート工場」を見てきました!
あー、やっぱりティム・バートンだぁ・・。
ティムワールドを凝縮したような映画だぁ・・と思いました。
きっと彼はこれを作っててとっても楽しかっただろうなと思います。
模型のおもちゃを作ってるような気持ちで。

私の母が、「有名な童話が映画になったから」という理由でうっかり孫たちを連れて行ってしまったらしい。
一言行く前に言ってくれたら「あれは子供向けじゃないよ」とはっきり言ってあげたのに(笑)
姪と甥は音楽の大きさとかで途中でイヤになって出たらしい。
だって、あれは大人がニヤリと見る映画なのだから。
当然、母は「なんでチャーリーの家だけがあんなにボロなのか、あれが不自然で理解できない」と言ってました。
そうです、不自然が彼の映画の売りなのですからあなたには当然理解できまい。

ジョニー・デップが我が子に「パパ、すっごくキモかった!」と言われて喜んでいたけど、ほんとに彼の怪演はお見事!!
パイレーツにしろ、シザーハンズにしろ、みんな濃いキャラなのに、全部が別人でかぶってないのがすごいです。
(シザーハンズといえば、最初のテープカットのシーンで大きなはさみを持って立ってるシーンはやっぱりシザーハンズを意識したカメラワークなのでしょうか)

あと、ゴールドチケットが当たった時の子供達の顔がCGでものすごく人形みたいになってるのが、これまた気持ち悪くてよかった。
特にチョコ好きのドイツの男の子。

私があの映画の中で唯一「この不自然はどうかと・・」と思ったのは東京のショップでチョコを買い占める子供達が、顔は東洋人なんだけど「チョコレート!チョコレート!」と叫ぶその発音が「チョッコレ〜ト」とEnglishなのがどうなのよ。。。というかんじでしたが(笑)

ま〜、あれだけCG使ってるのにリスをわざわざ数ヶ月かけて調教するという変なところのこだわりがティムらしいです。
好きです、そういうとこ。

でも、なぜかあの映画を観ていて一番自分が感情移入してしまうのがウォンカっていうのがどうもねぇ・・・。
あ〜、私ってお城作って一人で暮らしたほうがいいのかしら。

それにしても、子供というのはどこの国でも最近あんなふうに可愛くないのかしら。
チャーリーのような無邪気なお子様が増える世の中になって欲しいもんです。そのためには、あのおじいちゃんみたいな大人がいないとだめなのね。


2005年10月11日(火) キンモクセイ

甘く、しかしクールなキンモクセイの香り。
この季節はいつも鼻を一番前に突き出しながら臭いをたどるように歩く。
ひんやりし始めた空気に溶け込むその香りを胸いっぱいに吸い込みながら歩く。
深呼吸しながら歩く季節。

いつも体育の日あたりにキンモクセイは咲く。
体育の日が誕生日の友達が「俺の誕生日は必ずキンモクセイの香りがするんだ」と言ってたので、この香りに触れると彼を思い出す。
香りのある誕生日って羨ましい。
私の誕生日はみんな凍えた土の中だもの。


2005年10月10日(月) 南京

肉厚で美味しそうな南京(我が家ではかぼちゃをなんきんと呼ぶ)があったので、煮たらとても美味しく出来た。
南京は別に好きでも嫌いでもないので、あまり買わないし料理しないのだけれど、今日はなんだかすごく食べたい気持ちだったから作ったら、たぶん今まで作った中で一番美味しく煮えた。
料理は愛情(食材に対しても)だと思った。

今日は本格的なヨガをやった。
私は身体が固い。
生まれてこの方一度も自分の身体が柔らかいなどと思ったことはない。
でもヨガをやってるとやってる途中でどんどん柔らかくなっていくのがわかる。不思議。インドの力。
同じ動作を3セットやるのだけど、1回目、2回目、3回目と回を重ねるごとにどんどん柔らかくなって行くのがわかる。
嬉しくてついつい通いたくなる。
運動をする楽しみってこういう変化が嬉しいからなのかな。
筋トレも少し加重を高くしてみた。
粘土でもやってるみたいに、自分の身体を作り上げていく面白さが少しわかる。
たぶんプロテインとか飲んで筋肉を作るマニアの人ってこういうのが楽しいんだろうな。


2005年10月09日(日) テレパシー

ひさしぶりに朝寝坊。
なんだか、出稼ぎ気分だったお仕事。
ああいう、いくところが毎日変わる仕事って、大変だな。

スーツを着てるとどうしても身体が汗をかかないように抑える傾向にあって、身体全体がむくんだかんじで重かったので、ジムへ。
まぁ、いままでの私では考えられないことです(笑)
汗をかいたら身体がシャンとした。
こういう感覚も今までの私にはありえないことです(笑)
それにしても、身体を鍛え始めてから姿勢が楽になった。
以前はとにかく立ってることがしんどかった。
腰とか上半身を支える筋肉が全然ぐなぐなだったんだと思う。
この5日間バイトなどほぼ終日立ちっぱなしで、以前の私ではおそらく1日でグロッキーだったはずなのに、足が疲れただけで上半身は意外に平気だった。おそるべし、筋肉の力。
確かに身体全体を触った感じが違う。
なんか、みしっとしてきた。
いいかんじ。


ふとチャイ子のことを思ってメールしたら、「今みかげさんのことを考えてたらメールが来たからびっくりした」といわれた。
あぁ、私にはテレパシーがあるのだよ。
結構こういうことは多い。
好きな人と同時にメールの送り合いをすることなどがよくある。
たぶん繋がるんだな、なにかが。
っで、昨日の盗難事件だが、途中で控え室から出てくるある男の人を見たときにものすごくそんな予感がした瞬間があった。
だからほんとにそうなったとき「あぁ、また当たってしまった」という感じがした。
「まずいな」というかんじの予感があったときはかなり当たる。
ただ、自分の行動に関するときは、そこでもう一度確認したりできるので、この予感に気付いてから役立つようになったのだけど、今回ばかりはどうしようもなかったな。


2005年10月08日(土) 最後の最後で

5日間の短期バイトは終わりました。
またしても時給800円なのに1200円分ぐらい働いてしまいました。
クライアントのお兄さんに「休憩時間なしでつけてもいいくらいじゃん」と言われましたが、0と書き直してよいとは言ってくれませんでした(笑)

クライアントが3段階ぐらいになってるものすごく大規模なお仕事だったのですが、私のチームを担当してくれた福岡から来ていたイベント屋のお兄さんMさんは、28歳で自分でイベント屋をしている人で、ものすごく仕事のできる人だった。年下とは思えないほど頭のきれる人だった。
しかも男前だった。(小さかったけど)

出来る人と仕事すると本当に気持ちいい。
私もたいがい「動く人だね」といわれますが、彼はもっと動く。
だから一緒に仕事をしていると、本当にポイントだけ話せば、どんどん仕事がはかどるので楽しかった。
一緒にペアを組んでいた女の子もものすごく性格のいいふんわりした私の好きなタイプの子でとても毎日楽しく一緒に仕事ができた。

っが、最終日の今日、先に帰ったスタッフの一人が泣きながら戻ってきて「駅に行ってカバンをあけたら財布がなくなっていた」という。
あぁ、なんてことをしてくれるんだ!
せっかくものすごいいい仕事をしてあと1時間で気持ちよく帰れると思っていた矢先に。
っていうか、こんな大きなイベントで人がいっぱい出入りする控え室にカードとかお金とか置いとくほうが、どうかと思うぞ。
派遣会社の人も口すっぱく、「貴重品は自己管理で」と言っていたのに。
もちろん、私は交通費とほんの少しのお金しか持たずに行ったので、被害にはあわなかったのだけれど。
世の中はせちがらいねぇ。


2005年10月06日(木) 自信

「合う」「合わない」は仕事にもある。
今回は、たぶん面接してくれた人がすごく合うタイプの人だったんだと思う。
そしてきっと私は彼女の予想以上に「使える人」だったらしい。

2週間後に1日だけの単発の仕事の募集があったので、エントリーしたら、ものすごい応募者の中から選ばれた。
たった1日の仕事を見て、それだけのことが決まったというあたりがすごいと思う。
あぁ、こういう人に雇って欲しい。

ま、4時間ぐらいのほんとに短い仕事なんだけど。
また今度も受付系。


実は今使ってもらっている派遣会社の社長は、私が秘書をしていた頃の社員研修の講師をしてもらった人だ。15年ぐらい前のことだけど(笑)
小さな派遣会社だけど、こういうイベントもの専門の派遣をしているらしい。なんかこれも縁だなと思う。

今日は外国人のお客さんが来たのだけど、なんとか私の低レベル英会話で乗り切った。
英語、勉強しててよかったとやっと思えた。
採用の時に「英語の応対もお願いします」と言われてあやふやにYESと答えたので不安だったのだけど。
やっと少しだけ私の武器になるレベルに入ってきたかんじ。
まだ序の口だけど(笑)

友達の鍋ちゃんが「みかげさんは、いろいろバラバラな事をいっぱいやってるけど、いつかそれが全部繋がって役に立つ時が来ると思うんだ。」と以前励ましてくれたんだけど、今日はそれを少し感じた気がする。
音楽やってた時の度胸と、秘書のいろんな経験と、少しだけ努力した英語と。
これらをもう少し洗練してやれば、なにかの仕事に繋がるかもしれない。

このバイトやってよかった。


2005年10月05日(水) 得意分野

5日間だけの派遣のお仕事に昨日から行っています。
医学学会の受付。

我ながら思います。
なんてこの仕事に向いてるんだろう。
丁寧な言葉遣いとか、案内するだとか、みんなの動きを見ていて助けるだとかそういうのが圧倒的に得意なのだよ、私は。
だから全然知らない場所でもの万人単位のイベントであるにもかかわらず、なんの不安もなくてきぱきと働けてしまう。
この才能を生かせる仕事ってないだろうか。

でも、残念ながら受付業には「若さ」も必要とされるのですよ、見た目にも。

今日はお医者様ばかりの受付だったのですが、なおさらに私の丁寧な物腰が本領を発揮するのであります。
あぁ、こういう世界の仕事したい。
やっぱりコンビニはやっててつらかった・・・べたにならなければならないことが。
別に自分自身は普段、ものすごい庶民な関西人の喋り方をしているのだけれど、仕事になるとどうもこういうおハイソ的な仕事が好きだ。
そもそも社会人になって最初の仕事が秘書だったから、どうしても仕事というのはそういうものだというインプットがあるのかもしれないです。
やっぱり「元秘書」を生かせるような仕事がいいなぁ。
あぁ、今回の派遣先がどーんと長期のいいお仕事くれないかなぁ。

とにもかくにも、実力を発揮させてもらえる最初のチャンスを掴まないことには前に進めないというのが、この三十路女のつらいところなのよ。

でも、今回のバイトで自信がついたかも。
そう、私はだてに15年の社会人経験の蓄積はやっぱり大きいということだ。


2005年10月03日(月)

斑尾高原に旅に行っておりました。
またしても、家族旅行です。
もう「このチャンスに」ばっかりです。
確かに私がまた就職したらしばらくは自由に休みなどとれないのでしょうけど、まだ働く先も決まってないわけだから別にそこまでこてんぱんに行かなくても(笑)

ですが、紅葉にも少し早い、シーズンオフの斑尾高原はひっそりと静かで、私たちの泊まったところも我々以外一人も泊まってなくて貸切!!
「いくら走り回ってもいいですよ」と言われました(笑)

あいにく雨も降りましたが、雲海の上で朝を迎える気持ちは、このところのいろいろの悩みをみんな「ちっぽけなこと」にしてくれました。

黒姫山で一面のコスモスを見たり、小布施や奈良井宿の街並みをみたり、一面の林檎畑のたわわな林檎たちを見てると、私がもぞもぞと大阪の小さな部屋でうごめいている間にも日本はすっかり秋になってるってことを感じました。ちゃんと時間に乗っていかなくては。そして秋もきちんと満喫しなくては。

さて、雨の斑尾高原で秋のイベントがあるというので宿のすぐ側が会場だったしまだ準備の時間だったのですが何があるのか聞きに行こうとしたら、駐車場に見たことのある派手なペイントのバスが。
それはNHKの子供番組「ひとりでできるもん」のクッキングのバスです。
っで、運び込みをしているスタッフの中に紛れて、そこにいたのは、なんと「枝元なほみ」先生ではありませんか!!
しかも、パーカーの下にはあのチャイナ服のようなお衣装も着ていらっしゃる!
いつも枝元先生の番組をみるとなんだかこっちまでニコニコ顔になってしまうので大好きだったので、こんなところでお会いできるなんてとっても嬉しかったです。
しかも、母は、あまりよくわかっていなかったのか、直接枝元先生に「今日は何があるんですか?」なんて聞いている。
早朝にもかかわらず、テキパキと動く枝元先生はやっぱりとっても素敵だった。そしてとても丁寧に答えてくれた。
そのお話の仕方はとてもゆっくりと、ひとつひとつ確認するようなかんじで、人にものを伝えるということは、こういう風にするのが最も確実で簡潔であるという代表的な話し方だった。
ますます憧れた。

海で育った私には六甲山以外の山をあまり見たことがないので、大きな大きな山に囲まれてそのそびえ立つ姿を見ると、気持ちを謙虚に持たずには居られない。
ちっぽけな人間。
その間で繰り広げられるちっぽけないざこざなど、この大地においては取るに足らない一瞬の出来事。
くよくよしたとて、明日はやっぱりきちんとやってくる。


安藤みかげ