空色の明日
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日々、行き当たりばったり。 っというかんじが、どんどん濃くなっていく。 人生というものさえもが、こんなにも行き当たりばったりなのは如何なもんか。 これは私が、物事をきちんと白黒つけようとしないからなのか、それとも今の私の運勢が「波乱」のど真ん中なのか・・・。 どちらにしても、今までの生き方は、もう通用しないような気がする。 きちんとしないと。胸張って生きられるようにならないと。
残念ながら面接までたどり着けませんでした。 あぁ・・・世の中ってキビシイ。 面接までいければなんとかなると思ってたのに。
思えば、私の人生は挫折知らずだった。 なにもかもすべてがとんとん拍子で、失敗なんてろくすっぽしたことがなかった。 にもかかわらず、なんだろう・・このところのやることなすこと全敗ぶりは・・・。 踏み外したってこういうこと?
レール踏み外したらここまでことごとく上手くいかないものなの? あの、全てが楽勝だった日々は何処へ? なんで、何もかも、私のささやかな望みは叶わないんだろう。ことごとく。 みんなリセットしてしまいたい。
派遣会社デビューしてまいりました。 私の登録したところは、大手企業の子会社なので、よくある大手人材派遣会社と違い、とてもアットホームというか、カウンセリングだけで軽く登録できちゃうところでした。 久しぶりに、まともに話をしてかなり緊張したけれど、やっぱりするすると言葉が出てくる自分に「あぁ、ひとつでも才能があってよかった」と思いました。 担当の派遣会社の人に「さすが、秘書をなさってただけあってきちんとしていらっしゃいますね。」といわれました。 心の中で「10年も前のことだがね」と思っていたのですが・・(笑)
とりあえず思っていたところにエントリーできて、書類選考の結果待ちといったところ。 暑い中、うだらうだらと歩きながら「お願い、一発で決まってくれ」と思いました。初めて就職活動をしたときも同じことを考えながら歩いていたっけ・・・。
急遽、派遣登録することになり、慌てて履歴書を書いたところです。 いや〜人生が長くなればなるほどこの作業は大変だねぇ・・書くことが多くて(笑)。 あんまり職歴増やしちゃいけないな・・と思った。 たぶんここに派遣登録しても、今エントリーしてるところに決まらなかったらきっと職安で正社員の仕事探すと思う。 そしてずっとそこに勤めるぐらいの気持ちでやらないと。 初めて社会人になる時に書いた履歴書なんてほんとに書くこと少なかったよなぁ・・。 できればもっと資格とかのところにいっぱいかけるようになりたいけど(笑)
っで、あわててスーツも探さなきゃ!ってのに仕事が忙しくていけない!! 帰りに近くのデパートでとりあえずジャケットと靴はみつけた(この歳でリクルートスーツ着てるのも不気味だし・・・)けどパンツがまだなので明日買って、そのまま来て登録にいくつもり(笑) 制服だとこういう仕事服がないのが困るよね。 昔着てたものなんて全然いま着れないもの、デザインが古すぎて・・。
っていうか、まだ派遣登録だけで、会社の面接でもなんでもないのにこんなにぐったり・・・。 うぅ、コレが何回も続くと思うとぞっとする・・・。 ってなことをそういえば十数年前にも思っていたらあっというまに1社目で内定してしまったのだったなぁ。 今度もそんなふうにはならないだろうか・・ならないだろうなぁ。
案じてもしかたあるまい。 とりあえず派遣ってとこがどんなとこかみてこよう。
職場に元上司Y氏がフラリと現れて「今日何時に終わる?」と職場近くの店の名前だけを残して去っていきましたわ(笑) 行ってみるとそれなりに何人かの人が集まっていて、メインテーマは私の勤める会社でいろいろと役員をしていた人がリタイアすることになりそのお祝い(?)会という呼び出しだったようです。
私はお世辞にもそんなに甘え上手な性格でも口がうまいわけでもありません。正直者なのでお世辞が言えません。 たぶん私が水商売に行かないのは(あらゆるジャンルのオジ様たちと接するだけのノウハウを持っているにしても)そういう理由だと思います。
元役員氏しかり、大きな組織を離れる人は、それなりにいろいろな不安を抱えています。 実際に私自身がその経験をしていること、そして組織を離れることで逆に得ることもあるということを自分自身が感じているからこそ、なぜか69歳の自分の父より年上の人に対して(しかも元上司)激励できちゃうのだろうと思うのです。 きっとそんなところをわかっているからこそY氏は、こういう場に私を誘い出すのだろうともわかっているのですが・・。 激励するからには嘘はいいません。というか、おべんちゃらは残念ながら全く言えない正確なので・・・。 ただ、自分の長所は今までみんな会社に捧げられていたために、その大きさにまったく気付かずにいることをそっと教えてあげるだけのことです。 そういうことを、相手の立場とかそういうこと関係なく言えるのは、きっと役員という人たちに囲まれて仕事をしていた秘書ならではなのだろうな・・とも思いますが。 「偉いサン」という言葉は間違いです。 これほど思い込みの強い言葉はありません。 とりあえず、わけもわからず役職に対してこの言葉を鵜呑みにしてしまうのは仕方ないかもしれませんが、これがそもそもの間違いです。 な〜んてことは、きっと役員と一緒に酔っ払うまで飲んだ経験がないといえないのでしょうが・・・・。
今日、偶然に同席した方の中に、私が入社した時の人事課長がいた。 ずいぶんと久しぶりにお会いしてずっと言いたかったこと。 私は入社当初、建築関係のポジションを希望していたにも関わらず秘書に配属された。 でも、自分自身、何が得意なのかと今考えても、人の思っていること、して欲しいと思うことを準備したり手助けするということが一番得意なことじゃないかと思う。 もし入社してすぐ秘書に配属されなかったら、それには気付かなかっただろう。 それをずっとその人に伝えたかった。 そして今日それを伝えられたことがとても嬉しい。 本人は「そうやって口ばかりうまくなって・・」と笑っていたが・・・(笑)
思っていたことをちゃんと伝えられること、とくにそれがその人の決断だったりしたことに対しての自分の感謝の場合、それは必ず告げるべきだと思う。 今日はそれが伝えられただけでも少し幸せ。 そしてリタイアした元役員さんも元気になって帰って行ってくれたその顔がすごく私を元気にしてくれた。 私の才能ってやっぱりこういうことじゃないかと思う。
派遣会社ばっかりのお仕事探しサイトに登録してると私の希望に近いお仕事がメールで送られてくる。 「ま、市場調査だ」と思ってこの1カ月ほど眺めていた。
とりあえず、退職、そしてのんびり職安通い、そして職訓などとぼんやりしたビジョンを本当にぼんやり描いていたが、市場調査にちょっと気になる仕事があったので、ついエントリーボタンを押してしまった(笑) ま、とりあえず派遣ってとこもどんなもんなのか覗いてみないことには、好奇心旺盛な私は気がすまないのだろうと思い・・。 うむ、なんでも経験だ。 どうせ受からないだろうから「社会勉強」と思ってるところ。
そろそろ私の新たなるイベント「転職大会」の足音が聞こえてきたわけです。 あ、そういえば昨日、退職願を再び出しました(笑) 今度はちゃんと契約書もそれにあわせて作ってもらったので間違いなく今度こそ退職。 っちゅーわけです。
紫陽花の花をいただいたので、部屋に飾りました。 神戸市の市花は紫陽花です。 だから余計に見慣れていたからかあんまりちゃんと観ていなかったけれど、大人っぽい花だなぁと思います。 大きな葉っぱとたくさんの花をたわわにして、それでも静々としたその色で雨にぬれるその姿は、とても大人のたたずまい。
日曜日の夜は、駅前のちょっと賑やかなところを歩くと、子供の泣いたり笑ったりする声がして、「あぁ、日曜日なんだなぁ」と思う。
普段はおうちでご飯を食べて、お父さんの帰りを待っている子達が、日曜日は家族でお外でご飯を食べたりみんなで過ごしている。
この音を聞くと、いつも少しさびしくなる。 冬の夜のマッチ売りの少女の気持ちが少しだけわかる。 少しだけと謙遜するけど、そんな気持ちになって人が羨ましいと思う自分が嫌い。 もう10年ちかく、そんな理由で日曜日が嫌い。 私の夢は小さな小さなこと。 日曜日の夜に笑いながら誰かとご飯を食べること。ただそれだけ。
お休みであります。 ひさしぶりにさるちゃんと会うことになったので、なにか面白いところに行こうと考えて温泉ランドに行きました。 ウチの近所のところですが、お風呂の数や施設がとても充実して好きなところで、さるちゃんはそういうとこが初めてだというので2人で2時間半も遊んでしまった。 最近はまっている岩盤浴に行ったけど、前に行った有馬のところより温度が高くて、しかも30分間と時間が決まっていて、一度出たらもう入れないというある意味、強制施設なかんじだったので、ちょっとしんどかった。 有馬の方は出入り自由で何度でも入れてよかったなぁ・・。 でもおそろしく汗をかいて体が今でもほこほこと熱い。 その後、ハーゲンダッツに行って大好きなマカダミアンナッツのアイスを食べて、二人で巨大な100均でお買い物ごっこのようにいろいろ買って、帰りました。
最近いろいろと悩みが山積みな私なのですが、そういう時に限ってなぜか、他の人から悩み相談が殺到する。 「人の悩みきいてる場合かよ〜」と思うけど、でも聞いて話してる間に自分自身のこともなんとなく頭の中で整理がついたりする。何より、人の悩みのことを考えていると自分の悩みをしばし忘れられる(笑) みんなが幸せになった頃、私も幸せになるかなぁ・・・。
ジム・ジャームッシュ監督の「コーヒー&シガレッツ」を観に行きました。 短編11本なのですが、大好きなロベルト・ベニーニとスティーブ・ブシェミとトム・ウェイツが3人数珠繋ぎで出てきました。幸せ〜。(もちろん彼らが目的で観たのですが) 我ながら思う。3人ともお世辞にも男前とはいえない(笑) でも3人ともめちゃくちゃかっこよかった〜。
ジム・ジャームッシュの監督作品はとにかくだら〜っとしていて、「ナイト・オン・ザ・プラネット」以外はあんまり好きだと思う作品がなかったのですが、そのわけがわかりました。 私に、英語力がなかったからです。 字幕を追っているととにかく眠い。 彼の映画は会話の間を楽しむものだということに、リスニングがやんわりできるようになって初めて気付きました。 たとえば、クドカンの作品を英訳しても外国の人が果たして面白いかというとたぶんあんまりそうではないだろうな・・というようなかんじ。 (う〜、いい例えが思い浮かばない)
だから今日は11本があっという間に終わった気がしました。 たぶん英語がわからなかったら、それなりに途中で退屈したと思います。 やっぱり映画も喋ってるニュアンスが大切だと思いました。 字幕ってもののリスクを強く感じましたです。 これからも英語、がんばって勉強しよう!って気になりました。
それにしてもヒップホップ系の英語ってとにかく語尾に“Yo!”つけすぎ! それが、昔なつかしい「のりピー」語の「うれピー」とか語尾にピーをつけるのに聞こえて仕方がなくて意識しだすと、ずっと笑いそうになった。 もしくは「超」を連呼する喋り方みたいなかんじ。
朝、コーヒーを飲んでから家を出てそのカフェインがまわった頭であの映画を観るのはとっても素敵な感じでした。終わり方もすごいクールだった。
ところで、コーヒーの飲み方と煙草の吸い方って、その人の美学を反映してる気がします。上記の私のお気に入り俳優(トムはミュージシャンだけど)3人も3人3様の煙草の吸い方。
コーヒー飲み方ですが、私はカップで飲む時、ほぼカップの耳を持ちません。よっぽどカップが薄かったり、熱くない限りはゴブレットのようにカップのボディを掴みます。 なぜか、あの耳を持つチマッとしたしぐさが照れくさいのです。 トムは私と同じ持ち方でしたが、ロベルト・ベニーニはやっぱり耳を持っていました。しかもデミカップでした。それぞれにそれぞれらしい飲み方だなと思いました。 残念ながら、スティーブはサーブする側の役だったので飲むところはわかりませんでしたが、私が思うには前者ではないかと思います。
人が熱いコーヒーを飲む前の少しおちょぼ口になる顔は警戒心が一瞬解かれてとてもその人の中身が見える顔になるなぁと思います。 あの顔を見るとなんとなく幸せな気持ちになります。
夜になるとね、悲しい気持ち
世の中から何か1つ消せるとしたら「さびしさ」を消去したい。 私を狂わせる諸悪の根源、憎むべき敵、それは「さびしさ」。
夕方、急にヒョウがが降りました。 6月らしい風が吹いて、帰りに近所にある田んぼの前を通ったら今年初めてカエルの声を聞きました。 もうすぐ夏が来ます。 この部屋に引っ越してもうすぐ1年になります。 あっという間の1年でした。 楽しい時は時間が過ぎるのが早いです。 今年の夏はどんなふうに過ぎるのだろう。
2005年06月03日(金) |
ひさびさにいっぱい書きました |
今日から光ケーブルに変わりました。 っが、前のADSLからの切り替えがまだ行われていないらしく、工事の人が来たのに、まだ2日ぐらいADSLのままで使えと・・・。 あー、ぜんぜんご利用開始日じゃないじゃん!! こんなの、私が配線オンチだったらどうすんのさ!ってかんじですが、困ったことに、何でも出来てしまう自分。 これだから、人に頼られちゃうんだろうなぁ。 職場でもしょっちゅうハシゴ抱えて電球交換とか、ビデオが壊れたから新しいのと取り替えて配線したりとか、そんなことばっかりやってる。 男前すぎる自分が憎い。
昨日、ものすごくへこんでいたら、古くからの友達が2人「飲んでるから、出ておいで」と電話をくれた。 行ったら、ものすごい真剣に私の就職先の計画を練ってくれていて、泣きそうになった。もつべきものは、友達だ。。 というか、なんで私が猛烈にへこむとどこからともなく友達からお誘いがあるのだろう・・。 みんなテレパシーを察知するの? とにかく、とても優しくしてくれてずいぶん気持ちが持ち上がって救われました。H氏N氏感謝してます。 でも、私はすごくお酒が弱くなったのでそんなに飲んでないはずなのに、今朝は少し二日酔いでした(笑)
今日は、友達Hちゃんと上賀茂に行きました。 以前、上賀茂神社に行った時は秋だったけど、今日は緑の木々や芝生と白い砂利と青い空がとても美しくて、江原氏が「よい神社」に認定していたのがわかるぐらい気持ちが研ぎ澄まされる神社でした。 一目ぼれしました。また行きたい。 それからお昼に「今井食堂」で鯖煮定食を食べた。おそろしく店構えらしからぬお店だったのであっさり前を通り過ぎてしまった。 骨まで柔らかくて美味しかったけど、たくさんは食べられない味だと思った。意外と脂っこいので。 そしていろいろ自分へのお土産を買って帰りました。 詳細はSWITCHへ。 でも自分のためにだけに買うお土産はなんだかちょっと寂しい。。 お土産って人の喜ぶ顔を想像しながら買うから嬉しいんだろうな・・って思った。
今日は泣いていい日だからね。 でも明日からは泣いちゃダメだからね。 神様、あっち向いててね。
安藤みかげ
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