空色の明日
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ウチのベランダの屋根は大きなガラスなのですが昨夜の台風で一枚がこっぱ微塵に割れました。 デザイン性を重視した家ってやっぱり無理あるんだなぁ。 それにあんな重たいガラスを吹き飛ばす風、さすが台風。 よくウチのベランダの中にガラスが落ちてくれたもんだ。人のウチだったらと思うと恐ろしい。 もうじき管理会社の人が修繕にやってきます。
夏服もそろそろ着替える季節になってきて、でも、まだ暑いしだらだらと着るものに頭を悩ませてたら、朝のTVで観たaikoちゃんがミニスカートはいてるのが新鮮に映ってインスパイアされました。 何歳までミニ履くんだろう、私(笑) ワークブーツをだして、足元から秋のスタート。 ところで最近のaikoちゃんってなんか若いときの山下久美子ちゃんみたいな可愛いさだなと思う。
四季を持つ日本人は四つの季節だけでなくその間の季節の狭間や変わり目を楽しむのが上手でした。 昨今はすっかりそんな人が少なくなりましたが私のお友達にとても上手に季節を操り楽しめる人がいます。 夏の終わりのこの短い切ない空気を詰めて贈ってくれました。 封を開けると夏の思い出、時間と温度と匂いと音、そんな全てが広がるようなその人のセンスが詰まっていました。 空間を演出する仕事をしていた彼女ならではの季節の贈り物。 心だけでなく感性までもが満たされました。
チャイ子25歳が「大人っぽいお金の使い方をしたい」と言ってほくろを取りに行きました(笑)20代だなぁ。 私もそろそろ人生半ばを迎えましてふと考えるのは「一生モノの買い物をそろそろしなくては」ということ。 家が狭いとモノがひとつ増えるだけで買い物にも躊躇します。これを機会に「死ぬまで使うか」という尺度でそろそろ考えるようにしてもいいんじゃないかと思いました。 確かに消耗品も多い現代だけれど気に入って買ったものはやっぱり大事にしますから。特に道具類。 モノは少なく質は高い生活、永遠の課題。
先日の日記にお友達がすぐメールをくれました。
元気がないとき、誰かがくれた一言、笑顔、それ以前にちゃんと見てくれている、耳をかたむけてくれるその存在に勇気づけられます。 私の笑顔はきっと自分で作るものではなく誰かに与えてもらったもの。 誰かが私を今日も笑顔にしてくれる。 幸せってそういうことなのかも。
空ばかり見上げていたら足元がおぼつかなくなって 足元ばかり見ていたら自分の気持ちがおろそかにになって 自分の手のひらばかり見ていたら心が狭くなって そしてまた空を見上げる
何度繰り返せば自分のおろかさを素直に受け入れられるのだろう
私はおろか 痛みと共に思い知るがいい
スΓテーツ観戦しない私ですが、毎朝オリンピックのダイジェストだけは見ています。 今朝のアーチェリーの山本選手の自分の生徒達に向けた「みんな!帰ったらメダル触っていいぞー」って言葉がインタビュー臭くなくてとても耳障りがよかったです。
滋賀県の長浜という街に行きました。古い古い町並みが美しい街です。ところが町並みはすっかり観光客向けに整備され、古い外観の建物の中はピカピカにリメイクされ、そういう物は1軒、2軒なら面白く映るのですが、軒並みやられると滑稽で少し悲しくなります。 そんな中に残ったほんの一握りの時間に逆らわない自然な姿の風景に惹かれました。 あるべき姿を正々堂々とさらす強さは見る人を素直にさせます。 そんな生き方をそろそろしてもいい年齢かもなぁと考えながらながめていました。
お盆とお正月、街に家族連れが溢れる。 一人がやけに際立つ気がして悲しい気持ちになるから嫌い。 一人暮らしコンプレックス。
好みはあれども、飽きというものはくるものです。 昔からスマートでかっこいい服が好きだった私の持ってる洋服は、ほとんど無地で柄物がありません。 それもいい加減飽きてきて最近柄物に惹かれます。 先日ホームウェアのコーナーでみつけたフィンランドのマリメッコというブランドのサマードレス。 大きな花柄がものすごくかわいくて(ホームウェア価格なのも嬉しい)思わず購入。 ホームウェアなのにすっかりおでかけ着です。 最近「かっこいい服似合いそうなのに」と言われたら「もう、飽きた」と言うのがMy大人発言(笑)
私のhotmailのアドレスでウィルスメールが届いたとの報告をいただきました。 現在、携帯以外からは一切メールを発信していませんのでもし私からメールが届いた場合には決して開かず全て削除してください。 ご迷惑おかけして申し訳ありませんがよろしくお願いいたします。
大好きな焼き茄子をどうしても作りたくなって焼き網を買いました。 暑い暑い中、タオルで汗を拭きながらガスコンロにむかうのは焼き茄子との我慢比べみたい。 昔、母がクーラーもない古い台所で首にタオルをかけながら、ざるそばと一緒に食べる天ぷらを揚げてた姿を思い出す。 「暑い、暑い」と言いながらも私たちの「美味しい!」を聞くと誇らしげに笑う顔は家族のために台所で闘う戦士の顔なのでした。
先日、大好きなカナール・ペキノワというパフォーマーを見に天保山に行きました。 初めて見た友達が「みかげちゃんの好きなリズムだね」と言いました。 人との相性で大事なのは温度とリズムだと思う。 安藤は3拍子ぐらいが好き。気負わないぐらいのお洒落なかんじで。
カナペキの美学を大事にしてるところが好きだな。男も女も微かに美学を匂わせてる人って素敵。 私の仲良しな人の共通点ってそういうとこかも。
私の住んでるフロアは女の子が多い。隣も女性。 それで安心してたらお隣さんはちょっとサイコさんだったらしく先日偶然出くわしたらとても危険な言動で脅された。 あぁ、まだ引っ越して一ヶ月なのに。 とりあえずあらゆる友達に力と知恵で助けていただいた。 女の一人暮らしってきっと常にこういう不安との共存に耐え続けなきゃならないものなんだろうな。 人は一人じゃ生きていけないってことを確信した出来事でした。
ケーブルテレビのネット工事会社から不可との連絡がはいりあきらめました。 今度は有線光ケーブルに調査依頼していますがまた2〜3ヶ月かかると思います。 最近この短い日記もそれなり好評なのであえて手をうつのはやめました。 BBSお返事できなくてごめんなさい。
新しい部屋からも淀川花火大会は綺麗に見えました。 花火の前にものすごくひさしぶりに虹を見ました。 なんだか自分の歩いてる道に不安を感じているとき虹を見ると山道に迷っていて標識をみつけたような、「あ、これで合ってたんだ」みたいな気持ちになります。 その時、その場所で空を見上げた偶然に立ち会えたそのことに。 運命の道しるべのように。
台風一過、昨夜はまるで秋のような涼しさの大阪でした。 寝苦しい日々の中に一日こういう日があると神様が休暇を与えてくれたみたいな気持ちになります。 一晩ぐっすり、ひとやすみ。 夏はまだまだ続きます。
安藤みかげ
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