空色の明日
DiaryINDEX|past|will
友達が男の子を紹介してくれた。 神戸の人だが、ものすごく神戸らしい男の子だった。私の頭の中の神戸の男の子の典型的なかんじだった。(たぶん一般的な神戸のイメージとは全然違うと思うが) そして周りの人が「たぶん合うと思う」と言ってた意味もなんとなくわからなくもない、すら〜っと普通に喋れる人だった。 けれど、同時に「あぁ、私は人をあまり好きになれない人間になってるかも」とも思った。 人のことをすぐに「いい人だなぁ」と思うくせに惚れるという感覚に全く結びつかないのだわ、これが。 だから、未婚の男性が恋について語ると「んー、なんかそれって懐かしいけど現実感ない・・・」と考えちゃったりするぐらい面倒くさがりになってるのかも。 感覚がぼーっとしてる今の私とのギャップに気持ちが妙にさめざめする。 私の男友達は既婚者か、男っぽさを消して付き合ってる長い付き合いの人ばかりなので、ますます私の感覚はぼんやりしてくる。 前々から思ってたのだが、やっぱりバツイチの人じゃないとだめなのかも。。 昨日の彼が、ちゃんと素敵な人だけにそんな自分が悔しい(笑)
っとか考えながら、しかし現実は私の前に立ちはだかった。 契約更新の時期で新しい契約書が来たが条件が何一つ変わっていなかった・・。 さすがに私もそれを机に放って席を離れたね。 あとから魔女やらいろんな人がなだめに来てくれて、結局それでまた3ヶ月分、判を押してしまったが。 9月にはちゃんと答えをくれるらしい。先々どうするつもりなのかを。 リミットが決まっただけでも少し気持ちがすっきりした。
そんなふうにへこんでたらどんどんと友達が「なんか美味しいものでも食べよう」と誘いの電話をくれた。 みんな私のへこみ加減をどうして察知してくれるのか? 最近私はテレパシーを発してるのか? みんな本当にありがとう、私を気にかけてくれて。 たぶんこんなにへこんだりしても全然不幸だなんてこれっぽっちも思わないのはみんなのおかげだと思う、間違いなく。 ありがとうね。みんな。
契約更新の時期(3カ月おき)なのだが、思いっきりブルーだ。 大変な交渉の後、昇給するかも・・・・20円・・・。 20円って。1日働いても160円。ペットボトルのお茶も買えやしない。 上がらないよりましと思うには、あまりにもお粗末過ぎる金額じゃないか。 昇給したって、バーガーショップより安いんだから。 ってか、その20円のために何日も交渉するんだぜ、1時間3000円ぐらいの給料の人、数人が。 交渉しなくていいからその分こっちまわしてといいたい。 私が経営者だったらこんなにおいしい人材を1200円ぐらいで雇ったって安いと思うのだがねぇ。 チケットもぎっておつり渡して1日座ってるだけの人間と、企画して運営して人事管理してる人間がなんで同じ給料なんだ・・まったく。 あぁ、こうやって最近ものすごく愚痴っぽい。いやだ。
いやなので楽しいことを考えよう。 この前、腰痛や冷え性に効く入浴剤を買った。 大きいやつ。 確かに効く。 体が冷えない。えらいもんだ。 ただ、香りがジャスミンで夜寝る前にかぐにはあまりにアッパー過ぎてどうもなぁ・・。 もう1つもレモンで、それも思いっきり元気になりそうでどうも・・。 なんでラベンダーじゃないんだろう。 しばらく凝りそうな気がする。 ま、温泉ランドに行くと思えば安いもんだ。このぐらいの贅沢は自分に許そう。 友達が先日そういう感じのをいろいろ送ってくれて、それからなんとなくマイブームになってしまったのだ。 なんかそういう「癒し物」を送って貰うと「気にかけてもらってる」感じがしてとても幸せな気持ちになる。 お友達よ、本当にありがとう。
今日はほとんどの上司が休み。 というか、最近私まで社員のようにカウントされ(給料は思いっきりアルバイト)私がいると社員が平気で休む。どういうことだ!(怒) 魔女と私達バイトの間にいるEさんというおじさんだけしか社員はいなかった。 ただでさえ、バイトが少ないので私もあまりEさんのお手伝いはできない。 でもEさん一人では大変なので出来るだけ時間を作ってお手伝いをした。 正直かなり「絶対今度の契約更新の時には契約書にやすやすと判を押さないぞ!」と思いたくなるぐらいこの待遇に納得できない。 新しくバイトに入ってきた人、2人に「絶対私達の倍ぐらいお給料貰ってると思ってた」と言われて内心「やっぱりそうだよな」と思った。 っていうか、この人たちと1円も違わないってのもおかしくない?安藤よ。 それで少しうんざりした気分だった。 その時「安藤!」とEさんが呼んでいるので行ってみたら自販機の前でEさんが「どれにする?」と待っていた。 Eさんはちゃんとわかっていてくれている。 というか、こうやっていつも誰かに「ごめんな」という気持ちを見せられると安藤は強く出ることができなくなるのだ・・・。 でもEさんには全く私の昇進の決定権がないので、しかたがない。 それでもこうして気遣ってくれるEさんの気持ちでモヤモヤしていた気持ちがすーっと晴れた。 こういうことがあるから、きっと私はここを「辞める、辞める」といいながら辞めないのだろう。 そしてずっと悶々としながら居続けるような気がする。 いいのだろうか・・・・。 みんないい人・・・でもお金にならない。 なんか私の親も同じようなことにぶつかりながら、結局、人のほうを選択して生きてきた気がする。 これは血なんだろうか・・・。 そういえば、去年まではこの「気持ち」ってやつがない代わりにお金がいっぱいあったんだった。 結局、私はそのときにお金を捨てたのかもしれない。 うぅ、バランスよく・・っていうわけにはいかないだろうか(笑)
堤監督の「恋愛寫眞」をやっと観ました。 それぞれに素敵だったけど、やっぱり私は堤監督に恋してるのだなぁ・・と思いました(笑) 出演者や景色ではなく、その映像の切り取られたひとコマひとコマにドキドキしたから。 もし近くにいたら私は毎日ラブレターを書いてただろうな(爆) 音楽の匂う映像というところにとても共感を覚えるのです。 たぶん私は生きながらいつも頭の中にBGMが流れてるのです。 どの曲というのではなく、ここではこういう感じの曲が流れて欲しい・・・と思いながらそれに似合う行動をしたりするのです。 たぶん「何をいうとんのじゃ?」と思うでしょうが、きっと堤監督もそんなかんじに生きてるのではないかといろんなインタビューなどを見て思います。 ま、そんな私の堤監督への愛をここに書いたって誰も面白くないと思うのですが。
今日は前住んでいた街に1年ぶりに行った。 よく歩いた場所へ。 以前は恐ろしく心が痛んだのに、もうそこは「過去」でしかなく、私はもう何も感じなかった。 もう脱皮が完了し、新しい表皮も完成したのだなと実感した。 時間はかかったけど、時間をかけていろいろ考えたからこんなにもすっきりした気分の今があるのだと思う。 そして、今の自分がとても好きだ。 好きな自分になれたのが嬉しい。 もっと好きな自分になりたい。なっていきたい。 そしていつかまた、その街を訪れることがあったとしたら、思いっきり胸を張って闊歩したいのだ。。。
先日「下妻物語」を見てから気分はとても「女の子」なのだ。 あー、もう一回みたい。 ってかDVD欲しい。買うかも。 そのぐらい元気が出るかわいい作品。愛しいぐらいかわいい作品。 雑貨屋さんに入って「きゃー!」って気持ちになるのに似てるその感覚。 おかげで何を血迷ったか、ベビードールみたいなめちゃくちゃかわいいフリフリの花柄のパジャマを買ってしまった。 ホントは全然違う感じを買うつもりだったのに。 明らかに頭が侵されてる。 SWITHにUPしたので笑ってくれたまへ。
この前、レンタルビデオで「僕の魔法使い」を借りてきた。 O.A.の時は、たぶん気分がものすごく荒れ狂ってた時だったので集中して見れなかったから途中で見るのをやめてしまったんだけど、こんな秀作はなかったな・・・。面白すぎ!!!マンハッタンに負けないぐらい! もし見逃した人は絶対観るべきだ!
4月に上司がまとめて代わった。 課長、係長。 その係長がとても面倒見のいい本当にガッツのあるおじさんで、ちゃんと私の超ハードな仕事振りをみていてくれたらしく、魔女と2人で今のこの痛々しいまでの生活を何とかしてくれる方向に動くぞ!と話してくれた。 例によって残業していたら「3人で飲みに行くか!」と誘ってくださって「食べろ食べろ!」とご馳走してくださり、その話だった。 丁度、涙の出そうな給与明細をみて、また「やめたい病」が顔を出しそうになってた時だったので、嬉しくて泣きそうになった。 そのタイミングでそういう話を上にしてくれた魔女、そして情の厚い、いい上司に恵まれたこと。 私ってつくづく人に恵まれてると思う。 みんなが本当にかわいがってくれる。 ちなみに今週はまだ1日しか自分でご飯を作って食べてない(笑) みんながご飯を食べさせてくれる。。。「がんばってて偉いぞ!」って言ってくれながら。
そして私はそれだけのことをちゃんと返せるように頑張ろうと思う。 これって、本当の意味で世界が円滑に回ってるような気がする。 自分の気持ちに偽りなく、ごまかしなく、ただただ、愛してくれる人たちのために頑張ろうという気持ち。 そしてその気持ちが無駄にならずに人のためになるという生産性のよさ。 私という人間が生きているということをこんなに実感しながら暮らせるって幸せ。 何の飾りもなく等身大の人間になるって気持ちのいいこと。 そして等身大の自分を愛してもらえる幸せ。
子供の頃は、周りの友達は年下ばかりだった。 たぶん私が第一子で、「お姉さん風」を吹かせていたからだろう。
でもいつからかだんだんお姉さんらしく振舞うことや、人を引っ張っていくことにくたびれてしまった。 引っ張っていくということは、自分のカラーでその場をプロデュースしていくということで、それを繰り返すと、他からの刺激が入ってこなくなる。 影響をうけるというチャンスも少なくなるわけです。
反対に誰かに引っ張られていくといろんな知識や考え方を教わるチャンスに恵まれる。 大人しく素直についていくと見たこともない世界が目の前にひろがっていく。 こんな面白いチャンスを見逃す手はない!と気づき始めてから、友達はもっぱら年上が増えた。
はじめは年上にどう甘えていいかわからず、うまくついていくことができなかったけど、今ではお話を聞くことも得意になったし、質問も臆せずできるようになってきた。
自営業の時に「先輩のいない物足りなさ」を実感してからなんだか年上の人たちの言葉がひとつひとつありがたい。
最近また新しい年上友達が出来た。 昨日はその友達とのんびりご飯を食べて温泉に入って1日遊んだ。 いろんな話をしていくうちに、気持ちがすっと軽くなって鏡を見たら自分の顔が素直で幼くなっているのに気づいた。 甘えさせてくれる人、広い両手で心を受け止めてくれる人。 普段年下の子達を統率しながら働く今の私にはこういう場所が必要なのかも。 心からほっとできる場所。
CMなどの監督でおなじみ中島哲也監督の「下妻物語」の試写会に誘っていただいたので一足早く観ることができました! 中島監督は短編(特に「世にも奇妙な物語」など)ですっかりファンになってしまった安藤。今回はもうずっと前から期待してたのです。
観終わって、アドレナリンでまくりな自分に驚きです。 もう見てる途中から顔がニコニコなのです。 妙にハイテンションなのです。 スピードとCUTEさとかっこよさと笑いが押し寄せてきます。30秒ごとに。 まさにCM数珠繋ぎなかんじです。 少なくとも女の子ならかならずあの2時間弱の間にどこかで必ず元気になれます。 それにしても深キョンてばハマリ役!!! 私は彼女のファンでもなんでもないですが、見終わったらファンになっちゃいます。かわいいです。
デザートバイキングみたいなどこみても楽しくてかわいくて切なくてかっこよくて笑えて、私なら部屋でずっとエンドレスで流していたいです。 元気なくなったら観たいです。
ということで、今日はめっちゃくちゃ元気になった一日でした。 デートにさそってくれたSちゃんさんきゅーーー!!!!
非通知電話が毎日かかってくるようになってもう3週間になる。 あんまり気持ち悪いので非着信にして「非通知を解除する番号を入れないとつながらないよ」的なメッセージが流れるように設定したにもかかわらずまだかかってくる。 なんだよぉ。だれだよぉ。 そんなにかけてきたいならメッセージいれろよ。 かなり怖い。 もし「それは私だよ」という人いたら、正直に申し出てください。それか、かけるのやめてください。 かなり気持ち悪くて気分悪いです。
あーーやっとOFFだぁーー!!のんびりだーー!! と思ってたのに8時間寝たら目が覚めてしまった。 最近平均6時間でパッチリ目が覚める。 精神的に休んでないのだろうが・・・。
雨だと思ってたら綺麗に晴れてたのでシーツやら冬のものを全部洗濯。3回も洗濯機を回した。 これで部屋はすっかり衣替え。 そこでふと母の日を思い出し、近所の叔母と共に実家へ(祖母がいるので叔母にとっても実家)。 叔母の家の車で久しぶりに運転。
豪華昼ごはん(てんぷら、ヒラメのお刺身、若竹煮、アサリのお吸い物など)を母がババッっと作って美味しく食べ、そのあと義妹に髪を切ってもらう。 またものすごく短くなった。ここまでのつもりじゃなかったけど、まぁ、いいや。 この前のオリジンズのマッサージジェルを母の日にプレゼント。 そしてまた夕方までに家に帰って来ました。
今はレピシエの「杏仁豆腐」のアイスティーを飲みながら洗濯も掃除も終わったすっきりな部屋で寛ぎタイム。 ソニー時代のピチカートが心地よく。 この後、整骨院に行って、クリーニング屋に行って・・・。
うぅ、これでも「のんびりの休日」なのか?どうなんだ? それでも気分は超リラックス。それでよしとしよう。
ところで最近ほぼ毎日私に非通知で電話がかかってくる。 もう3週間になる。 でも必ず私が仕事が終わりかけぐらいの微妙に出れない時間なのでまだ一度も出たことがない。 誰だ!! ものすごく気になっている。
10:00〜22:00という恐ろしいバイトが休日の私の予定に入るはずだったのが夕方に突如開放。 というか今日のバイトは、はじめ、司会をすることになってたのに、結局同じビデオを3回みてボーっとしてただけで終わった。なんて楽なバイトなんだ。
久しぶりに梅田で時間が出来たので、阪神百貨店のレピシエでまた「さくらんぼ」を買って、その後、お花をたくさん買って(魔女の誕生日なのでアレンジを作るために)、その後、阪急百貨店のオリジンズへ。 マスカラベースを愛用していてなくなってきたので新しいのを買いに行ったら、新商品の説明につかまってしまった。 っが、そこでマッサージ用ジェルを試したらものすごく温かくなってハッカの香りもよくてすぐに虜になってしまい1500円というお値段も気に入り、即購入。 今日はいっぱいひさびさにお買い物してしまった。 私の買い物依存症はすっかり治ったらしく、近頃ものを買わなくなった。 買い物に行く時間もないのだけれど。 なので、経済的にあまり苦しい感じがしなくなってきた。 とてもいい傾向。バブルで狂った感覚がやっと収まった気分。
そういえば、今日のバイト先の向かいにファミマがあって、メロンパンを買ってたら商品の納入に来たお兄さんが、ウチに納入に来てた人だった。 さすがに向こうもこんなところに私がいると思ってなかったからか気づいてなかったが、今も変わらずあそこではあの毎日が続いているのかと思うとなんとなく「逃げ出してきた」気分。 そしてもうあそこに戻らないのだと実感しながら他人事の顔でメロンパンを食べた。
やさしさを1つ。ありがとうを1つ。 やさしさを2つ。ありがとうを2つ。 このイコールの式は永遠。 永遠でなくちゃだめなんだ。
年に1度会えるか会えないかの人たちと久しぶりに会えるチャンスだったのに、今日はかねてからの人手不足のしわ寄せがドドッ!と来たような恐ろしく人が足りなく、恐ろしく忙しい日だったので会えずに終わった。悔しい。 随分前から約束してたのに仕事でそういう約束を断るなんてことは私の人生では今までにほとんどなかったのだが・・・ それだけこの職場で私は逃れられないほど広いポジションを占めてることになるとすると、それはそれでありがたい話だが、しかし「らしくない」!
家に帰ってからここ数年の今頃の日記を読んでいろいろ考えていた。 自分の変化を見るうえで日記というものはとてもよい。 我ながら過去の自分自身に諭されたりする(笑) 自分で書いたとは思えないぐらい忘れてるもんだ。
部屋の植物達が本格的に新しい成長を始め、新しい芽や葉が出てきて嬉しい。 私もいろいろと目や葉が出てくるような感じの変化激しい今日この頃ではありそういう季節なのだと植木鉢に語り掛けたりする(笑) 変化がないということが一番苦痛な私にとってはありがたいことだ。 クワズイモも新しく芽が6つも出ている。 はやく青々と茂って欲しい。拾ってあげてよかった。 なんか今の自分を見ているようだ・・クワズイモ。 すくすくと育っていこう、夏に向けてお互いね。
「60セカンズ」を観ている。 これのニコラス・ケイジは本当にかっこいいと思う。 そしてアンジェリーナ・ジョリーも。 それにしても全然英語がわからん。 会話英語は実に難しいよ。
昨日お月様にお祈りしたら少しだけ夢が叶った。何を祈ったかは内緒。
忙しい。 毎回書いてるが書くたびに更に忙しくなってることが怖い。 今週は中途半端に以前「やります」と言ってしまった短期バイトのおかげで休みさえもない。 しかもそのバイトは私がまだ暇だった時期に「やらない?」と頼まれてたものだ。 よりによってこの時期じゃなくても・・・。 たぶん今私の占いは仕事運・健康運ともMAXな数値なのだろう。ヘビーという意味で。 これで恋愛運もMAXならいいのだが・・・。
それはそれとして、最近やけに既婚者や彼女のいる人とばかり遊んだりご飯を食べたりして安藤としては実質的に実りはないもののそれなりにいい気分でいる(笑)←そんなんで満足すんな!安藤!! 離婚してからというもの、やけにこの類の人から「飯食わせてやるから人生相談乗れや」みたいなかんじで妻や彼女の相談をもちかけられる。 やっぱり離婚するって「ひと山超えた」ってことなのかしら・・(笑) 当の本人は恋さえもしてないというのに・・・(爆)
今、向かいのマンションの上から満月が顔を出した。 オレンジ色の大きな月だ。 何か願い事をしなくては。(別に意味はない)
そして明日からこのMAX値を更に塗り替える怒涛の一週間が始まるのだわ。 ということで今日はもう10時就寝!
実はそれなりに「忙しい」と書いていたが、この2ヶ月ほど恐ろしいぐらい働いていた。 魔女はいつもそれを気にかけてくれいて(彼女は自分の力で私の昇給をできないことが一番苦しいらしい)それで昨日は彼女の家で「接待」をうけていた(笑)
魔女の彼はホテルマンだ。 しかも料理がうまい。 (というか魔女は恐ろしいほど料理が下手。) 夕方一緒に会社を出て彼女の家にいったら、もうシェフ(魔女の彼)が包丁をふるっていた。 昨日のメニューはガルバンゾーとレンズ豆とチキンのトマト煮込みと生春巻き(私のリクエスト)。 魔女は外大のベトナム語学科出身なので何度もベトナムに行っている。 だから私は彼女の家でしか生春巻きは食べない。 店では仰々しく出てくる生春巻きも彼女の家では手巻寿司状態で自分で好きなだけ巻いて食べる。 生春巻きは大勢で食べる方が絶対美味しい。これも手巻寿司と同じ。 スパークリングワインと生春巻きの相性は絶妙なのだ! しかもそれぞれの料理は見事にもりつけられ、そして食事も飲み物もホテルのレストランのようにサービスされる。 彼女の家での食事はいつもとても不思議な錯覚に陥る。「これって家?」と。 そうして3人でダラダラとテレビなど見ながら喋りながら食べて飲んでたら、魔女の古くからの友達のオペラ歌手のような風貌の男が途中参加した。
オペラ歌手(本当は塾講師だが)は頭がいいのにノンビリと人の話を聞いてくれるのでアホな私にもペースをあわせてくれる。 シャイだがいいヤツだ。 以前一度一緒に飲んでからなんとなく仲良し。 そして途中、翌日仕事のシェフは寝床へ向かい、オペラと魔女と私は3時ぐらいまですごくつまらない話をしながら温かいお茶を何杯も飲んだ。
そしてオペラが帰り、魔女が私の足をアロマオイルでしっかりとマッサージしてくれ(彼女は以前アロママッサージの店の立ち上げの仕事をしていたので資格を持ってたりする。それで時々フットマッサージをしてくれるのだよ。)、そして眠りについた。
時々私がぶっ壊れそうになるぐらい働くと魔女はこうして私の足を揉んでくれる。やさしいやさしい魔女。魔法をいっぱい使える人。 私は魔女じゃないから空も飛べないし地面をひたすら走るしかないけれど、そんな私にしかできないことは、きっとある。 それで私はなぜかものすごく仕事をがんばれる。 私をやる気にさせるそれが魔女の一番すごい魔法かもしれない。
また人手不足になって、新しい人がまた入る。 また当分忙しい。 忙しすぎて、なんとなくいろんなことを感じられなくなって、優しくなれなくなって、優しくしてくれる人にもアリガトウがいえない気持ち。 でも後でそれが胸にひっかかってて、携帯メールっていう便利なものがあって、最近はなんか「さっきはごめんね」ってメールばっかり打ってる気がする。 でも以前はそれが言えなくてとても自己嫌悪なのに放ったらかしにして気持ちが伝わらなかったりしたけど、今は素直にごめんって言えるようになった。 今度はちゃんとその時に口で言えるようになりたいな。
安藤みかげ
|