空色の明日
DiaryINDEX|past|will
2003年08月31日(日) |
夏休みの終わりはところてんとコーラで |
あるある大辞典みてます。 ここんとこずっと眠れないが・・そうだったか、睡眠障害。 全部該当する(笑)
子供の頃よく行った遊園地が今日で閉園。 閉園間際に滑り込んで大好きだった「大人形館」に。 同じような「思い出組」の大人がたくさん並んでいた。
帰りにムショウにところてんが食べたくなって買って帰った。 関西人はところてんを黒蜜で食べると言うが、私は生まれてからこれまで一度も黒蜜で食べたことはない。 親もだと思う。ちなみに祖母もからし酢醤油だ。 ってか、まわりで黒蜜で食べると言う人に会ったことがない。 どこにいるんだ、黒蜜関西人。
そして先日家に押しかけてきた近所の叔母が持ってきたコーラを氷入りで飲んだ。 コーラは氷入りの方が絶対美味しいと思う。 でも私は普段清涼飲料水を初めとするジュース類を一切買わない。 あれは「砂糖の塊だ」と親にインプットされたため。 とくにコーラは「骨が溶ける」と何度もしつこく言われた。 溶けるには恐ろしい量のコーラを飲まないといけないということは大人になってから知った。 とりあえず私が平均以上に太ったことがないのは、このノン・ジュース生活のせいだと思っている。
あ・・来週のあるあるはヘルニア・腰痛だ。 みなきゃ。
昨日は「松本裁判」を読んだ。 さすが動物占いがまったく同じなんとかのライオン←忘れた だけのことはあって、どんなに酔っ払って帰ってもかならずシャワーを浴びてパジャマに着替えて寝るというあたりとても共感。
今日は山下久美子のエッセイを読んだ。 明日からは料理に関するエッセイを3冊連続で読むつもり。 料理コーナーのエッセイがマイブーム。
最近とにかく本を読む。 でも女の人のものばかり。「俺」という言葉とか血なまぐさいのとか、暑苦しくて読みたくない。
図書館へ行く途中、献血の呼びかけに遭遇したのでものすごく久しぶりに献血した。 だっれだれの格好だったし慣れてないのでおたおたしてたら血を抜くおばさんが、少し冷たかった。
ようやく針を入れて血抜きに入っておばさんが「こんなところあんまりこないでしょ」と言ったので「それってどういう意味だろう」と少々カチンときながらも「引っ越してきたばかりなのでここでは初めてです」ととりあえず答えた。 続けて「去年父が輸血させてもらって命拾いしたのでちゃんと返しとかないとと思って。」と言ったらおばさんの態度が急に変わった。 去年の安藤父危篤事件以来、安藤母は献血をみかけるとするようにしている。 私もしたかったが、しばらく「お前が血もらえ」と言われるくらい弱ってたのでできなかったから今日はとても勇んでいったが、残念ながら血が薄くて200mlしかとってもらえなかった。
正直あの針を刺す瞬間が大人になった今でもちょっと苦手。 だから今まであんまり積極的に献血なんてしなかった。 でも本当にそれで命拾いした場面に出会ったら同じ場面で自分のほんのわずかな時間とやる気が役立つことに大きな意味を感じる。 B型っていう日本では少なめな比率の血液なのだしこれからはちゃんとしようと思う。 (ちなみに父が頂いたのもB型。 母は「やっぱり若い人の血が入ったからか顔色が以前と全然違って澱んでないわぁ・・・」などと笑っている。)
帰るとき「お疲れ様でした」といったおばさんの声はとっても笑顔だった。
追記
今日の「すいか」初めから終わりまで直球だった。 こうして毎日日記を書くのはSinging dogの遠吠え。 私が今こうして一人になって思うのは、いやな事、ダメな事を全部同居人のせいにして悪かったってこと。 そしてそんなふうにしか同居人を思えなくなった自分がいやで自分から逃げ出してしまったこと。 「言い訳」するのは楽チンだけどとてもとてもずるい。 特に人を言い訳の理由にするのは。 もう二度としない。人を言い訳の理由にすること。 「誰々がこうしてって言ったから」とかそういうのも含めて。 だって結局決断を下したのは自分だからね。 「自分がそうしたいって思ったから」って正々堂々と言う。 そんな人になる。絶対。←決心
少し涼しいと思いながらSTAND UP見た。 夏が終わるねぇ。 いつもの今頃はその夏をいっぱい振り返って「夏の重み」を感じてる頃だけど、今年は自分の重み(軽さ?)を感じる夏だった。
一人ってなんて軽くてふわふわでペラペラなんだろ。
それと対照的に今朝、どうしても5時に目が覚めてしまってどうしてもそのまま眠れなくてウォーキングした。 近所の公園でうんてい(どんな漢字か知らない)にぶら下がったら、自分の体を両手で支えるのが精一杯だった。 子供の時には片手でさえ軽々と自分を引っ張り上げることもできたのに。
自分という存在はこんなにもペラペラで風に吹かれそうなのに、命(生き物として)はこんなにも重い。 毎日食べなきゃならないし、眠らなきゃならない。 でも食べなくても眠らなくても、せめて笑って生きよう。
今日やっと背中の神経痛が治った。
ウチの近くには英会話教室が多い。 駅前でよく外国人講師が案内のチラシを配っている。 映画でも見たことがあるけど、アメリカなんかではチラシを配る時「お願いしまーす」と言わない。 渡して受け取ってくれたら「ありがとう」という。
日本人は受け取ってくださいと言うへりくだった気持ちが先にでる。 アメリカ人は受け取ってくれたことへの感謝が先にでる。 このテンポの違い。 どちらが丁寧とかどちらがへりくだってるとかそういうことはどちらにも言えない。 でもどちらもいいなぁと思う。 結果主義のアメリカ。根回しの日本。 でもどちらも無言で配るより心がこもってる言葉。
無言ほどの冷たさはないと思う。
昨日は結局、肝心の「紹介したい男」抜きで、その友達の「既婚者歯科医」と魔女と梅田で飲んだ。 歯科医はとてもいい人だった。 2軒目に「ハイボール」へ。 このお店もともと神戸の老舗バーだったが震災後、梅田に移転した。 まだ神戸にあったときには「ハイボールのカウンターに座って飲めるほど大人じゃなかった」ので一度も行った事がなかったので、念願のハイボールだた。 マスターは魔女が「いいぞぉ」と言ってただけあって、めちゃめちゃすごい人だった。 魔女はガンガン怒られてた(笑) 帰りに「今度は魔女ちゃん抜きでおいで」と言われた。 ひさしぶりにいいバーだった。大人になってから行ってよかった。 お子様が行くところではない。
昼、近所に住む叔母が野菜を持ってきてくれた。 彼女は私の母の妹だが、どうも仲があまりよくない。 「合わない」らしい。 そして私もやっぱりその娘なのでなんとなく「合わない」。 たぶん自分の話しかしない人だからだと思う。 そして話す時、自分の価値観が一番すばらしいと思いながら喋ってるところが怖くなってくる。
今日は京都の洋食屋「ふろうえん」へさるちゃん夫妻と。 久しぶりに行ったけどやっぱり美味しかった。 洋食なのに「ぬた」「酢の物」「味噌汁」がつく。 でもメインディッシュは「レストランの味」。 美味しいどころ取りみたいで魅力的。 哲学の道界隈は涼しくてやっぱり趣深くて心が和む。
帰りに京阪三条にできた新しいレストランモールへ。 まぁ、「そんなもん」というかんじ。 あんまり京都の匂いがしないので京都の人にはおもしろいだろうが、わざわざ京都へ出かけていく人間には無意味かも。
外食続きで野菜不足。 明日からはまたせっせと晩ご飯を作ろう。
さっき玄関前の呼び鈴(一応オートロックなので下の門と玄関前の2箇所で別の音がするようになってる)が鳴ったがインターホンに出たら誰も出なかった。 こういうの、やばいらしい。 1時間おきにきたりして「いるかどうか」を探ってると聞く。 やっぱり一人暮らしってこういう時、不安だなぁ。 ま、別に財産とかないけど、パスポートとか保険証とか盗られると厄介だ。 あー、物騒だねぇ。 幸か不幸か私は「規則正しい」シフトじゃないので、いたりいなかったり、休みだったり休みじゃなかったりなので留守の予測はつけにくいほうだと思うけど家にいるときチェーンロックは絶対忘れないようにって実感。
明日は魔女が「会わせたい男がいる」というので少し楽しみにしてたのにドタキャンされた。 安藤の職場、ほんと女ばっかで男の人と知り合う機会はおろか喋ることもない。 この1週間で喋った男の人は同じ部署の気のいいおじさんEさんだけだ。 この前「まじで、お見合いパーティーとか行けば?」と友達に言われた。 ちょっとだけ真剣に考えるべきだろうか・・(笑)
「STAND UP」面白くなってきた。 夏になると堤さんの作品の切なさがとーってもしみる。 このクソ暑いのにあんなに切ないかんじを細かく考えられるそのエネルギー、才能だけで出来るものではないと思います。頭が下がる。 あのドラマの素敵なとこって、実物大ってとこかも。 高校生ってさ、あの5人以外の人たちのスケールってメディアではデフォルメされてるけど実際の高校生ってやっぱりもっとかわいいよね。 男の子なんか学校の池のめだかすくってたりさぁ・・(笑) そんなもんだったよなぁって思うの。 だからあれみるとなんか一番高校時代のせつなさを思い出す。
夏の終わりってなんかいつもこんなだよなぁ。
本日はものすごく久しぶりの京都へ。 静岡からお友達が来るのでこっちのお友達が大集結しました。 HPを見に来てくださってる方々なのですが、安藤あらためて、本当にみんなやんわりとしたいい感じの人ばっかり、よくもこう集まるものだなぁと感動いたしました。 「この人だめだぁ・・私」って思う人が一人もいないってすごいなぁ。 みんな優しくて気持ちのいい人ばっかり。
っで、安藤の周りは個性的な人が多いという話をしていてふと思ったのですが、個性的じゃない人っていないよね。 そして安藤はどんな人にもみんなその人にしかないものがあって、それをみつけだして「この人こういうとこすごいよね」って気づくのが好きなのかも。 すごいって思うってことは自分が持ってないところなわけで、そういう発見をするってことはその人が私に何かの影響を与えてくれたってことだと思う。 だから一生の間にたくさんの人に会ってそういういろんな発見をできるってことはとっても幸せなことなんだよね。
そして久しぶりに仕事以外の人と会って、とても気持ちがやわらかーくなった。 以前は女という生き物があまり好きじゃなかった。じめじめしてるみたいで 。 でもそうじゃない人は世の中にいっぱいいる。 それに今は実は男の方がじめじめしてると知っている(笑) 「いい女」はみんな柔らかくてさっぱりして気持ちいい。 女の柔らかさが好き。 安藤もそんな風になりたい。 柔らかく強い人。 それで最近はなるべく薄くて優しい色の服を選んでしまう。 今日はそんな人にたくさん会って、優しさオーラに囲まれていい影響受けた気がする。 安藤もあんなふうに素敵になれたらいいな。
また会いましょうね、みなさま。
今日は展示替えの仕事。 実は今度企画からやらせてもらえるようになった。 以前からいろいろと気になってるところがたくさんあったので今回はちょっといろいろ注文をつけたりして豪華にしてみた。 フラワーアレンジメントをやめてしまったけど4年やった成果がここにちょっとだけ表れたかも。 バランスとかリズム感みたいなものがわかる。 あと、前のコンビニの仕事で人がどういうところを見るかってことも学んでたので役立ってる。 人間どこで何が役立つかわからないもんだ。
「いいとも」は小西さんだったのでビデオ録画したのを見たら明日は緒川たまきちゃんだった。 なんかほんと今週は豪華だわ・・。
今日は展示替えのためいつもより1時間ぐらい早く帰ったので、ご飯など炊いてみて、冷蔵庫にあったピーマンやらトマトやらなすやらの夏野菜をカレーにしてみた。 肉類をいれてないのでにんにくを入れてちょっとだけ味にパンチを入れたら美味しかった。 その後TVのグルメ番組をみてたら3つぐらい連続でカレーのCMで、「あぁ、カレーじゃなかったらここでカレーが食べたくてたまらなくなるところだった。」と変な安心(笑)
昼に書いてまた夜に書いてます(笑) さっきやっと「Road of the Ring」の1を見ました←古いよ。 なかなかよく出来てる映画だ。 まるでRPG見てるみたいだ。ってかRPGまんまだ。 出てくる人の顔もゲームに出てきそうな人ばっかだった。 だからどうしてもエージェントスミスだけがあの映画の中で浮いて見える。 それだけが気がかりだった。 でも私はやっぱりハリポタの方が好きだ(別に比べる必要ないけど)。 殺気が嫌いなんだと思う。根本的に。
お昼からノロノロと図書館へ。 昔の「ダ・ヴィンチ」のともさかりえちゃんの「私の1冊」みたいなインタビューを見たら江國香織さんの「神様のボート」だった。 なんか私が彼女を好きな理由がわかった気がした。 ちょうど映画「クロエ」の頃のインタビューで、あの映画を見た時「神様のボート」をちょっと思い出してたらやっぱりそういうことだったのか・・ってかんじ。 ああいうナーヴァスな作品が好きな自分が嫌だなぁと思ったりすることが多いけどなんかともさかさんに同意してもらえた気分になって少し心強かった。
自転車置き場のエリアが少しだけ昇格して駅に近くなった。 先日自転車に「ここは有料地域だから勝手に止めないで」の札がついてて、「ふん!ちゃんとお金払ってるもん!失礼しちゃうわ!」って思ってその札をくちゃくちゃとして自分の自転車の前カゴに放り込んでいた。 数日後よくみるとその札の裏になにやら手書きの文字が。 広げてみると「もうちょっと駅に近いところに空きが出たんだけど移動しますか?」って内容だった。 ハッとした。 その札をよく見もしないで「失礼しちゃう!」って思っちゃう自分が「くさってる、私」と。すっかり心がトゲトゲしちゃっててやなかんじ!
お返事をする期限が2日遅れてたんだけど、ダメもとで電話してみた。 その札をくちゃくちゃにしたことなんて電話に出たおじさんは知らないのに、なんだかとても丁寧にへりくだって電話してしまった。 心は正直だ。 でもおじさんは二つ返事でOKしてくれて、晴れて私の自転車は少しだけ昇格したのである。 手続きに行って自転車についてる「停車場所」を示すシールを張り替えてもらって深々とお辞儀して帰ってきた。 心の中で「疑ったりしてごめんなさい」っていいながら。
2003年08月19日(火) |
いいとも見ながらの日記 |
いやぁ、ひさびさにさぼったね、日記。 酔っ払ったり眠たかったりのこの頃でした。
所属部署の「納涼大会」っつーもの(初開催らしいが)に行ってきた。 劇場だからか、芸達者な人が多くて面白かった。 バーコード課長が高らかにトランペット吹いたりする。
昨日、もう眠くて仕方ないくらいよく働いたので今日は家で休日。 それにしてもマンションってなんて涼しいのっ!!!しかも冬は温かいし。 安藤は中層階で南東向きに住んでるので天井や日差しにほとんど悩まされない。 部屋を探す時「広くても西向きは絶対いや!」だったのは以前の家のリビングが北西向きで夏の夕方、クーラーが利かないくらい蒸し風呂だったから。 南向きでもベランダに屋根がないと暑いし、とにかく家はお日様との駆け引きですなぁ。 ここは本当に気持ちがいい。 ベランダも町中が見渡せて、嫌いな洗濯物干しの作業も楽しくなる。 しわ伸ばして干そう!って思うくらい爽快な気分になるもの。
あ、今「いいとも」に横山剣さんがでてます。 いやー、ほんとこんなに人気出てくるとは。。。 ちなみに安藤の今一番気になる人は「SAYAKA」です。 そうです、聖子娘です。 歌とか何で売れないのかわかんない。 娘ってことが邪魔してると思うが、一人のタレントとして彼女はあの歳でもう完成している。 あの不自然さにものすごい価値があると思う。 松浦亜弥が人気があるのはあの「作り笑顔」だと思う。 正々堂々と作ってるっぽいのが、いいんだと思う。 そしてSAYAKAはそれが生まれた時から母があの調子なのであれが「普通」になってるところがいい。 もう息の仕方も不自然なところが面白い。 もうちょっと大人になって、ちゃんと仕事に専念できるようになったら絶対面白いと思う。
っと書いてる間に、「明日のお友達」は小西康陽氏に決定。 うー、豪華(安藤の価値観で)。ビデオだな。
先日のNYの大停電。 現代人が電気によってどれだけの労力と時間を短縮できているかが浮き彫りになった。 みなさま、考えられますか、電気のない生活が。 明かりもつかなけりゃ、動作が鈍るっちゅーものよ。何するのも時間がかかる。 ご飯も炊けないし、洗濯も時間がかかるし、電話も使えないし下手すりゃ時間さえわからない。
こんな時に別にたいして騒がないのが「昔からのものを大切に使ってるアナログさん」なのですわ。
震災の時、初めは電気も止まっていました。 その時でもウチの黒電話は何事もなかったようにちゃんと機能しておりました。 リダイヤルもメモリーも留守電もないけどね。 ウチはおばあちゃんが昔から住んでた家なのでもちろん電池で動くラジオも手巻きの置時計もあるわけです。
結局ガスと水道が数ヶ月止まりましたが、とりあえず電気さえ復旧すれば水まわり以外のことはたいてい電気で代用できます。 っが、電気の代用はなかなかガスではできません。 エジソンさん感謝なのです!!!!! NYのみなさま、資源の重さを忘れないでくださいませ。
話は変わって先日「ゴムベラ」を100円ショップで購入した。 ゴムベラを見ると祖母を思い出す。 以前にも書いたが安藤の祖母は満州から子供3人連れて命からがら逃げてきたり、女でひとつで子供6人(帰国後3人生まれる)育てた肝っ玉ばあさんだ。 見た目はものすごく細くて弱々しく喋り方も弱々しいが。 この祖母が私が子供の頃、当時400円ぐらいのゴムベラを買うのにものすごく思案していた。 400円というのは、あの手の道具(おたまや木べら)には当時としては結構高価だ。 ゴムベラというのは、ボールや鍋の中のものを綺麗にさらえるアイテム。 つまり「無駄をださないための道具」なのだが、彼女は無駄を出さないために出費するのに悩んでいたのである。 結局悩んで買ったからものすごく大切に今でも使っている。 彼女のそういうところは、ちゃんと見習いたい。この時代でも。 先日ポテトサラダを作ったボールをこそげながら「やっぱりゴムベラいるな」と心に決めて、それで購入したのだ。
レジで100円出しながら(そこは消費税込みだ)数十年前の祖母に届けてあげたい気持ちになった。 いい時代だ。でも100円でも大事に長く使いたい。
疲れというのはだんだん自覚症状がなくなるものですね。 実家に帰って母の美味しいご飯を食べてお風呂にゆっくり浸かって、畳でゴロゴロと寝たらいろいろと具合の悪かったところが全部直りました。 やっぱり時々は自分を休めてやらないとダメです。 なんかものすごくすっきりしました。 美味しい美味しい野菜たちを食べたら、体がまっすぐになった気がします。
今日のすいかのグッと来たところは小林聡美が「おのろけ」をありったけ買って、それを喫茶店のテーブルの上に並べたところです。 別にそんなに仲がよかったわけでもないかもしれない友達がいなくなってやっぱりずっと気になって、その友達もやっぱり彼女のことが気になってて、その相手がもしかしたら来るかもしれないって思ったら「おのろけ」(私はそれがたぶん小泉さんのお気に入りだったと読んでいる)をありったけ持たせてあげたくなったその気持ちが好き。 何かしたいっていう気持ちが。 それがお菓子だったりするあたりも。 これといって大きなことは出来ないんだけど、どうしても何かせずにはいられない気持ちが好き。 そして米をあげたかった小泉さんの気持ちも。
私がへこんでた時期にお茶とか桃缶とか入浴剤とかくれた友達にそれがなんとなくかぶった。 もう、なんか何言っていいかわかんないくらい私は複雑になってて、それをなんとかしようとしてくれた気持ちに。
それにしてもね、あの「すいか」で私が毎回グッとくるとこってね、一番のヤマ場のひとつ手前なのよね、ほんと毎回。 みんなはどうなんだろう。。これって私だけなんだろうか。 私は、実はあの小ヤマ場が本当は一番作者の力入れてるところだと思ってるんだけどそう思うのは私だけなんだろうか・・・。
この前「点子ちゃんとアントン」を観た。 小泉今日子ちゃんがすきなのもわかるかんじ。 ちゃきちゃきしたかんじが。 点子ちゃんのママは世界中のかわいそうな子供達のために働いてるのに点子ちゃんのそばには、いつもいてくれないのがかわいそうだった。 なんかそういう「口ばっかりの愛」って嫌い。 一番近い人も幸せにできないで遠くの人を幸せに出来るのかって思う。
今日ふと思ったこと。 私の嫌いな「気持ちがヒヤっとする瞬間」。 お店に入ってとても優しい感じの人が、「ここで働きたいんですが」と言ったら店の奥に連れて行かれる途中でどんどん「雇う人」の表情と喋り方に変わっていく瞬間。 別にお客としてと、従業員としてだと態度が変わるのは当たり前なんだけど人の2面の狭間を見た気がしてぞっとする。 人がさっきの人と別人にようになる瞬間って人間の恐ろしさを感じる瞬間だと思う。
今夜も涼しい。 ぐっすり眠れそう。
昨夜は涼しくてぐっすり眠れた。 昼前、ふとお墓参りが気になって実家に電話したら「今からお墓参りに行くんだけど」と言うのでちょっと親子の以心伝心って感じがした。 お墓近くの駅で母&祖母と待ち合わせ。 駅から徒歩3分のお墓。 我々の家のどこよりも近かった。いいな・・ご先祖さま(笑)
帰りに三ノ宮のそごうの「豆藤」という京都のお惣菜(京都ではおばんさいというが)の店で2品ほど買って、あと同じく京都の「文の助茶屋」のわらび餅も一緒に私に持たせる母。 すまんねぇ、また世話かけて・・・。 週末は実家に帰る約束をしてそれぞれの家に別れた。
家に帰って久しぶりにご飯を炊いた。 普段は家に帰ってからすぐに食べられるパスタとか麺類そして冷凍ご飯が多いので休みの日しかご飯は炊かない。 干ししいたけとしめじと溶き卵のスープを作って、オクラとモロヘイヤを湯がいて細かく刻んだものに鰹節とポン酢をまぜたものをご飯にかけて、そして豆藤の「肉じゃが」と「こんにゃくの炊いたん」で晩ご飯。お腹いっぱい。 干ししいたけって偉い。あんなちっぽけな体でものすごいダシが出る。 最近お気に入り。干ししいたけ。
晩ご飯の後、先週つけたスモモサワーからスモモを救出し、砂糖と少量の水で電子レンジに入れて、ジャムに。 もちろん酢の味も少しするけど(笑)冷やしたらほとんど気にならない。 朝のヨーグルトのお供に最適。
前にウチに遊びに来た友達が「みかげちゃんってずっと動いてない?」と言っていたが、確かに家にいてじっと座ってるのってPCの前にいるときだけかも。 これってたぶん主婦の時についてしまった癖だろうと思う。 時間があると何かしようとする。 これっておばあちゃんのマネかも。 ちなみにおばあちゃんは、暇な時はずっと針仕事をしている。 安藤はこれがだいたい台所仕事になる。何か常に作ってる。 例えばアイスティーとか、作りおきおかずとか・・。 好きなことはやってもやっても気にならないんだな、やっぱり。
今日新しいプロジェクトの練習を手伝ってくれと言われて職場に居残ったら、舞台メークのモデルだった。 見事「男」にされた。 もみ上げまで書かれた。 せっかくだからと、将校の服着せてもらって写真撮ってくれた。 怪しい職場だ・・・・。 日本で女を男にしてくれるのなんてここぐらいだろう。 生まれて初めてつけまつ毛っつーモノをつけたよ。
帰りにアボガドを探したがやっぱりなかった。 本当にあるある大辞典の仕業らしい。
かわりにモロヘイヤを買ってきた。 モロヘイヤをさっと湯がいてポン酢をかけたら美味しい。大好き。 モロヘイヤ、もっと和風の名前だったらもっと売れると思うのに。 名前がグロテスクすぎ。。。 なんか苦そうな名前。でも本当は全然クセがなくて美味しいのに。 栄養も満点だし。 今の季節が一番旬らしい。
喉が痛い。 ガサガサするともちがうけど、飲み込むのが痛い。 あー、やだなー、風邪だったら。 今休めないんだよねぇ、ほんとに。 今日ははやく寝よう。あさってのお休みも家でゆっくりしよう。 最近なんかごそごそとしすぎた。 たまには自分をいたわろう。そうしよう。こき使い過ぎた。 雨が降ればいいなぁ・・静かにしとしとと。
日記を書き始めた頃からずっと思ってたこと。 日曜になるとみんな日記を書かないしメールもしない。 そしてしーんとしてる安藤んち。 安藤はあいかわらず日曜日は休みじゃなくて、あいかわらず別に忙しくもなくて、それで少しだけ退屈なんだな。 みんなはどこに行ってるのかなーなんて考えながら。 そういう星の元に生まれたのかな・・・あたしは。 悲しくないけどちょっとだけひっそりな気持ち。
この前うけた英語の試験の結果が返ってきた。 笑っちゃうぐらいあの「暑さ」が結果に出てた。 前半のリスニングは思った以上に成績がよかったが、後半のリーディングは簡単なはずなのに最悪だった。 たぶん他の人もみんなだと思う(笑)
帰りにアボガドが食べたくなってスーパーをはしごしたがどこにもなかった。 なんだ?盆にはアボガド食べちゃダメなのか? ちなみにアボガドの一番好きな食べ方は皮をむいて1センチ幅のスライスにして、塩をぱらぱらとかけて、味付け海苔で巻いて食べる。 わさび醤油のときは別に好きでもなんでもなかったアボガド。 この食べ方になってからはへっちゃらで一人で1個食べる。そのぐらい好き。 塩はアジシオ。 仕方がないので豆もやしを買って、キムチと豚バラ肉でキムチ鍋。 鍋と言っても一人なので小さな片手鍋に適当に作ってたべた。
「すいか」で「ひとり暮らしなんだからしたいことしたら・・」って言ってたので私は何をしたかなぁ・・と考えた。 たぶん好きな時にキムチ鍋を食べることだと思う。 以前は同居人があまりすきじゃないというので時々しかできなかった。 そして同居人がいない時は、そういうのを食べると夜寝る時、同じ部屋でにんにくくさいと気の毒なので、またそれでも食べなかった。 まぁ、そういうときに限って同居人は平気で焼肉なんかを食べてきてたのだが。 相手がにんにくくさくてもこっちは構わないが、向こうにいやな思いをさせてるんじゃないかと思うことが、何よりいやだった。本人がそう思っている、いないにかかわらず。 ばかなんだろうか・・・私。
この前頭の中にふと思い浮かんで「そうか!」と思った言葉。 「なりふり構わず」 私はものすごくがんばったりすることはいいことだと思うけどできない。 どんなことも最大で9割しかしない。 それは怠け者だからかとも思ったが、違った。 「なりふり構わず」必死になってる自分がいやなのだ。 たぶん10割やったら「なりふり構わない」状態になる。それだけはいやだ。 例えばデートに遅刻するからと、そばにある適当な服を着たり、化粧をしなかったりするのは絶対いやだ。 むしろ遅刻して怒られるほうがいい。そしてごめんと謝る。 見苦しい自分をさらすほうがいやだ。 それが仮に相手には「別に何着ても一緒じゃん」と思われてても、そんな自分がいやだ。
たぶん上のにんにくと少し似てるかも。
昨日は台風だったにもかかわらず仕事が終わってから梅田の某ホテルのバーで飲んでた。 昔の職場の先輩(といってももうじき定年だが)と魔女と。 二人ともお酒は強い。半端なく。 安藤は「弱くなったのでぇ・・」と言いながら以下のものを飲んだ。
フローズンチチ ドライシェリー(すごいいいやつ) ドライマティーニ バーのオリジナルカクテル(これは以前から好き) スコッチ ロックで
バーテンダースクールに行ってから、ちゃんとしたバーテンダーのいるバーで飲むときはできるだけカクテルを飲む。 そういうところでは「いい仕事」を飲む方が楽しいから。 瓶から氷を入れたところに注ぐものは氷とグラスとステア具合以外は他の店でも大差がないので。 それはすし屋で絶対に煮アナゴを食べるのと似てる。 それで作り手の仕事の姿勢がわかるような商品。
家に帰って、ひさしぶりに美味しい楽しいお酒を飲んだと実感してなんだかほっこりした。 でも魔女は始終いろんな人の文句を言っていた。 彼女はすごく仕事するし仕事をするのが好き。 でもそれでストレスや憂さが溜まってそれをお酒やなんかではらすのは、今の私には合理的には思えない。 ここが彼女と私の最大の違いだ。 憂さがたまって文句を言うのならあまり仕事をがんばっても自慢にならないと思う。 彼女の「こんなにがんばってるのに」に素直に「偉いね」っていえないのはそこかも。 でも偉いんだけど。ほんとによくがんばってて。 とりあえず飲んでて愚痴っぽくなる人と飲むの嫌い。
昨日のSTAND UP!さっきみたけど夏っぽくて気持ちよかった。 堤さんの作品って「かっこわるさ」が好き。 「かっこ悪くていいじゃん。っつか、みんなかっこ悪いとこあるじゃん、普通。ってか、それってかっこ悪いの?ほんとに。」ってかんじが。 そういうとこを掘り下げて「かっこいい」の定義を自分で探せよっていつも言ってるところがすき。 嘘みたいにかっこいいドラマってもうお腹一杯だもん。偽物くさい。 だから「すいか」もそういう意味で好きなのかも。
そしてたぶん午前4時ごろ、ここを台風が通り過ぎた。 私の住環境は団地→古い木造一軒家→寮→元の古い木造一軒家→新築だけど構造があまい4階建て豪邸→今の7階建て震災も潜り抜けたタフなマンション。 寮は短期間だったけど、それ以外で「窓閉めたら台風なんて気にもならない」家は初めてかも、ここが。 揺れたりとかしてたもんなぁ・・・どの家も。 さすが、震災くぐりぬけただけのことはあるぜ、このマンション。
この街が私が今まで暮らした5番目の街。 今日は仕事で3番目に暮らしていた街に行った。 そこは震災の時、電車が長期間不通で、自宅から通勤できなかったため仮住まいさせてもらってた、会社の寮がある街。 古いのどかな街。
今まで5つの街に住んでわかったこと。 私の好きな街の条件は大きな道があまりないこと。 私の好きな道は舗装がちゃちな細い道。 アスファルトが広く敷いてあるところはどうしても落ち着かない。 今日行った街はのどかで好きだけど大きな道が結構多いから好きじゃない。 交通量の問題じゃなくなんか落ち着かない。
でも古いお寺や古い家の庭が素敵。 庭も整ってなくて、植木鉢にでたらめにいっぱい植えてあって、でもそれは毎日手入れされてるようなの。 この時期だと、いちじくとか朝顔とかがいい。 朝顔は屋根と鉢の間に紐を張って蔓を這わせて、日よけになるようにしてあったりするのを見るとほっこりする。 かっこよくなくても、そういう鉢ひとつに愛情をかけられる心に余裕のある人がその家に暮らしているということが好き。 付け焼刃じゃない生き方をしてるって感じがする。どっしりと。
今、料理家の枝元なほみさんと作家の伊藤比呂美さんのFAXエッセイを読んでる。その日食べたものを中心にかかれたもの。 食べ物の本を読むのは楽しい。 読みながら味を想像することとか。材料などを見て想像の舌の上にそれぞれの味を足して出来上がりの味を想像の味覚で感じる。参考になる。 たぶん私が料理本を見ながらでもサクサク作れるのは1回読むと頭に入る部分が多いからだと思う。 基本行動とか以前やったことのある方法の部分をギュッと圧縮して頭に入れられるので実際に見るのは材料の分量のところと「本を読みながらでないと作れない新しく出会う作り方の部分」だけ見ながら作る。 だから新しい知識を吸収するのも他のどの分野より早いんだと思う。 予備知識が多いので新しいことが少ないから。 そしてその予備知識の全ては料理番組と好きで子供の時から読んでた料理の本。
今日は昨日作ったツナとオニオンスライスがいっぱいのポテトサラダと、えのきとしめじとベーコンのパスタを晩ご飯に食べた。 パスタは基本的に外で食べない。簡単だし家で作っても美味しく出来るので。 パスタはたくさん作ったので途中納豆を混ぜで和風にして食べ、そのあと残りには今度は粉チーズをかけて味を変えて食べた。 なんか得した気分で満足。 そして今日届いた、FMで当たったモロッコのミントティーを飲む。 ものすごく香りがいい。さすがミント王国モロッコ。
書かなくてもわかってるだろうが、暑い(笑) 今日は広島の原爆記念日だったが、どうせなら日本も楽しい日ばっかり休みにしないで、こういう日を休みにしたらどうだろう。 祝う日ばっかりじゃなくて。 今日もこの日をネタに北朝鮮なんかにやんわりと小泉さんは核反対を訴えてたが、国を上げて記念日をしっかり主張した方がもうちょっとましだと思う。 まぁ、落とした国がアメリカだけにちょっと風当たりきつそうだけど、地球のためにはその方がいいと思うが・・・。
台風が来てるそうで。 最近地震だの何だのと天変地異で日本列島は結構大騒ぎですが、皆様は大丈夫ですか? 以前は地震というとこみ上げてくるものがいっぱいありましたが、喉もと過ぎればと言うか・・・いいのだろうかと思いながらも私の中で風化しつつある。 まぁ、確かに「逃れようがないから案じても仕方ない」ということはあるけど。 高いところに物を置かないとかそのレベルぐらいしかやれることってないと思う。 あと家族の連絡の取り方や集合場所の打ち合わせなど。 天災ってそういうものだ。 人間が予測できないレベルのものがやってくるから災害なんだと思う。
テレビ話。 横山剣さん、やっぱり愛すべき素人くささ(笑) 見ていて憎めないおどおど感がいい。 しかし私がギャラリーに彼の名前を書いた時には「はなまる」に出るほど有名になるとは思ってなかった。正直。 安藤の「当たり予想」歴でもそうとうのヒットだと思う。
その後、スタジオパーク。 見る前にビデオに録画していた大人計画の「ニンゲン御破算」を見ていたのでダブル阿部サダヲだった。 彼は実は同じ歳だ。私と。どうでもいいことだけど(笑) ますます大人計画見たいが、本当に券が取れない。TVでも言ってたぐらいだからよっぽどだと思う。 死ぬまでには1回ぐらいみたい(笑)
昨日、スーパーへこみモードだったら、友達がメールくれて、霧が晴れたようにすっきりわかるヒントをもらった。
「みかげちゃんは色んな思いと『闘ってる』なぁって。 色んな自分の感情を吟味している?みたいな。」
の文に、「そうよ、今の私はまさにこれなの!」だった。
仕事とかいろいろ忙しいけど、心に沸いてくる気持ちとか、思い浮かぶいろんなこと(いい事も悪い事も)にひとつ残らず決着つけてると思う。
今までたくさんの見て見ぬふりしてきたことへの反動もある。 あと、ある程度いろんなことを考えてあみ出したひとつのライフスタイルが根こそぎリニューアルされたので、またイチからあみ出さなきゃならないからもある。 でも嫌なことから目をそらさず真っ向対決するのは私にとって初めてかもしれない。 逃げ回っていてはいけなかったことが思っていたより本当はたくさんあったとわかったからだと思う。
本当に次から次へと押し寄せるいろんな気持ちをもれなくやっつけようとしている。 それをある程度終わらせないと、本当にこの生活は自分のものにはならないと思う。
ま、でもそんなコムヅカしいこと考えながらも、「こんばんは何を食べようか」ということと交互に考えてたりするんだけど。
そして今晩の晩ご飯はキムチとニラともやしの入った焼きビーフン。 やっぱり中華街で売ってる「新竹米粉」は美味しい。売ってるおばちゃんが「これ」と言うだけのことはある。 もどすの面倒だけどケン○ンの焼きビーフンとはやっぱり違う。
それからそろそろ次のサワーを作らないとなくなりそうなので、今度はプラム(とうかソルダムとかいろいろな品種がでてる中のどれか。大きくて甘めのやつ)でやった。 桃系、梅系は柑橘と並ぶ美味しさだ。
朝、出勤前なのにどうしても気になって少し模様替えした。 朝っぱらからばかじゃなかろうか・・と自分で思ったが、思ったらすぐしないと気がすまない。遅刻しなかったからよかったけど。
あしたのはなまるカフェは横山剣。 そしてスタジオパークは阿部サダヲ。 阿部くん、脇役なのに最近存在感ありすぎ。明日も絶対見なきゃ。
ホントばかだなぁ・・ただでさえ下手な人付き合いがどんどん下手になっていく。 わがまま放題してた時は何も考えなくてよかったなぁ。 人のこと考えるとどんどん何も言えなくなってく。 あまり親しくない人と距離を置いて丁寧にお話しするほうがずっと気楽に思えちゃう。 この前も友達と二人で飲みに行って、あまりの喋り下手さに自分でも「あほになったんか、私」と思った。 「他愛なくお喋りする」ってことがどういうことか忘れてしまった。 時間を埋めるためのお喋りみたいなことをここ何年もちゃんとしてない。 「聞き上手になった」と言われるが、単に何を喋っていいかどんどんわからなくなって聞いてる方が気楽だからだ。 昔は自分のことしか喋らなかった私。 「聞いて!」って言葉をしばらく発していない。 相手が喋らない人だと最悪だ。
あーあ、独身でなきゃいけない期間も終わったってのに、これじゃ男どころか女友達も無理だ。 どうしちゃったんだろ、私。 なんか自分が生きてる価値がますますないって感じる、この頃。
まぁ、「生きてくことに必死」だった時期を過ぎたって事なんだろうけど。
平成淀川花火大会。 大阪ではPLの花火大会の次ぐらいに大きい。 19時過ぎに仕事を終えて、電車に乗ると浴衣の女の子がいっぱいいた。 ちょうど今から見に行くんだろうって感じで。 先日飲んだ友達が「行く」と言ってて「くそー、いいなぁ。」と思いつつも人がいっぱいだからど真ん中に見に行く気にもならず、そのまま家に帰った。 去年は家から見えたのに。。。でも半分も見えなかったけど。
家で、しし唐と厚揚げの味噌炒めなどをつくりテーブルに座った。 いつもベランダの方をむいて食べる。壁に向かうのもなんかいやなので。
食べ初めてしばらくしたらゴロゴロとかみなり・・・っと顔を夕飯からあげたら、目の前でガンガン花火が上がってた!!! なんと、この部屋は淀川花火大会が丸ごと見える方向に建っていたのだった。 しかもちょうどいろんな建物の隙間を縫うように花火のところだけがぽっかりと空いていて、たぶん両隣の部屋では見えないのであります!!
あぁ、神様、私はいろんなことの選択について正しかったのかいろいろ迷っていましたが、この部屋を選んだことが正しかったことについて今日初めて確信がもてました。 そしていろんな事も意外と正しい選択だったかも・・と少しだけだけど自信がもてました。
まるで私には「正解!!」って合図のように見えた大花火大会でした。
朝起きたら昼前だった。 暑い夏日だったのでシーツを洗濯して干して、制服をエマールで洗って、大好きなごまだれの冷やし中華をお昼に作った。 それからたくさんたまっていたダンボール(懸賞が送られて来る時に入っていた)をひもでまとめて、下のゴミ置き場に持っていって、家の中を掃除したらやらなきゃならないと思って溜まっていたことが全部片付いてすっきり。
ふと前から気になっていた市民プールに行くことにした。 プールの準備から懐かしい。 自転車で5分と近いので、サマードレスの下に水着を着てでかけた。 もう3時半ごろで、更衣室にはさすがにだれもいない。 古いプールでおばちゃんとおばあちゃんの真ん中みたいな人がチケットを売るところにも更衣室で荷物を預かるところにも。 入り口で300円払って入る。 脱衣かごに荷物などを入れ、おばちゃんに預ける。
プールは「お父さんと子供」が多かった。 土曜だからお母さんはお父さんに子供を任せて家で普段出来ないこと(のんびりしたり、美容院に行ったり)をしているのだろう。 いい大人の女が一人で来てるのはかなり珍しくお父さん達の好奇の目(子供にはただのおばちゃんにしか映らないらしい)が笑えた。
少しだけ日焼けしておかないと肌がだれる。 2時間ほど泳いで、またサンドレスに帽子を被ってビーチサンダルぺたぺたさせて自転車乗って帰った。
家に帰って夏野菜をいっぱい料理して食べた。 夏休みってこんな感じだったなぁを満喫した気持ち。 夜、「すいか」でとどめさして、私の夏休み凝縮デーはおしまい。 明日も冷房の下で働くぜ!
職場の真横で花火大会。 仕事を終えてから屋上で見た。 多分今まで見たどの花火より間近だったと思う。 音にタイムラグがない。
思ってたよりずっとたくさん上がった。
私の好きなのねずみ花火みたいにくるくる回りながら打ち上げられるやつと、ドロップみたいにいろんな色が砕け散るようにとびちるやつ。 あと大きいのはしだれ菊みたいに長く垂れるやつ。
花火って一番最後に上げる時「これで終わり?」っていつもわからないけど、昨日のは、花火師が「終わりだよ」って言ってるようなラストだった。 ガンガンとこれでもかと打ち上げた後に、大きな大きなしだれをひとつどーんと上げてそこに小さく横に散るのが2つだけ。 「はい、おしまい。気をつけて帰れよ。」って声が聞こえてきそうなしみじみとした花火だった。
今年はNHK連続テレビ小説のおかげで花火師が脚光を浴びてるそうで。 花火師さんたちもメッセージ性のある組み方を以前より考えたりするようになってるんだろうか・・。 「こころ」ひさびさに結構欠かさず見ている。 今週の「おかあさん」と「さおりさん」のやり取りは見ていてとても痛かった。
安藤みかげ
|