空色の明日
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2003年05月30日(金) 白状

5月も終わりますね。
昨日久しぶりに会った人に「ひさしぶり!」って言われて、初めて時が経ったことに気づいた。
毎日毎日をとにかくクリアしていくことで精一杯だったけど、もう3ヵ月半、まだ3ヶ月半。

これを読んでいる人は「安藤は変わってしまったな」と思っているんでしょう。
安藤はこれでもなるべく変わらないように努力してたのです。
っが、まぁ、これが精一杯です。
優しいことやゆるやかなことがかけないのは、やっぱりまったく気持ちに余裕がないからです。
変わらないようにと努力してたけどみんなにバレバレだとわかったので、もう白状します。
春のこの爽やかな季節をもってしても、安藤はこれ以上はもうやわらかくなんてなれません。
立ってるだけで精一杯です。

でもね、立ってられるんだからそれでいいと思います。
なんとかかんとか、ご飯を食べて寝るところがあります。
だってまだ3ヵ月半。のんびりする余裕なんてこれっぽっちもないもの。
よく眠れないし、恐ろしいくらい肩が凝ってるし。

だから時々友達が会って話してくれるとその時だけ、肩こりが治るんです。
だからね、みんな安藤がこんなになってしまっても嫌いにならないでね。
本当はこんなこと書きたくなかったけど、もう正直に書いた。
安藤はすっかり変わってしまっていいでしょ?


2003年05月29日(木) 脱その日暮らし

ひさしぶりに高校時代の友人達と大阪のヒルトンのバイキングに。
以前もここには行ったが美味しい。
しかも夜8時から行ったら一人2300円だ。破格だ。

仲良しグループみたいな5人組なのだが、この中で一人だけ昔からどうしても根本的に合わない子がいる。
頭もいいし背格好も似ているのだが、どうしてもだめ。
その理由は間違いなく喋り方にあると思う。
私の本当に仲のいい友達はみんな喋り方がやわらかい。
別に美しい言葉遣いではないが、丁寧だ。
相手を思いやる気持ちがこもった話し方をする。
っが、その彼女は見た目は女っぽいが喋り方がカサカサと乾いている。
とても雑で乱暴でときに暴力的だ。
潤いがない。
それが聞いていて不愉快だったりする。

っが、安藤も気をつけなければならない。
機嫌のいいときはいいのだが、ダメモードに入ると途端に凶暴になる。
反省することしきりである。

仕事についてどうしようかこの2ヶ月ずっと考えていたが、やっと自分の気持ちに決着がつきそうだ。
やっぱりやったことないことがいっぱいあって、しかも面白い今の仕事を続けていこう。
収入は学生バイトレベルだが、他では絶対出来ないような仕事がいっぱいあって、きっとこの仕事はいくら望んでもなかなかできる仕事ではないので、こういうのを「チャンス」と呼ぶのだとしたらつかんでみようと思う。
そう、先日著作権の申請書を書きながら思った。(あんなもの書くこともなんとなく自分らしい仕事のような気がしたから)

もちろん贅沢はできないが、当面贅沢したいことがない。
今はそうやって今しか出来ない仕事や勉強をやってみよう。
明日その決心を魔女に伝える。
そうなったら私の不安定だった気持ちも全て決着がついて、それにあわせて自分の生活を計画していけるようになるかも。
そうしたらこれからは、もっと文化的に充実した生活を送ろう。
「その日暮らし」はこのぐらいにして。
ま、それはそれで面白いんだけど(笑)


2003年05月28日(水) テリトリー

ケーブルテレビ導入。
しばらく映画から遠ざかってたのでその埋め合わせができそう。
wowowとかスカパーとか、月に何度も同じものをやるので、半年ぐらいしたらだんだん「これ前見た」ってものばかりになる。
半年ぐらいしたら解約しよう。

取り付け作業に来た人、女の一人暮らしなのに、ビデオ音声がアンプから出るように設定されてるから「ふーん」って思ったのか、ケーブルの音声出力について「どうします?」と細かく相談してくれた。
あぁ、私は音にはうるさいよ。いくらワンルームでもね(笑)

さて、今日は元上司と元同僚と飲みに行っていた。
というかご馳走になっていた。
今の私の現状や、仕事のことなどいろいろ話して、でも結局「面白いかどうかが大切じゃないか?」という話になって、今の仕事を続けようと思った。
とりあえず魔女が毎日8時間働けるようにしてくれそうだし。
ま、まだ返事はしてないけど。

隣の市(といっても私の住んでるところは市の境目にあるので隣の駅なのだが)の市立図書館に行ってみた。
この春出来たばかりの大きな図書館。
だが、大きく人が多いだけあって、借りられている本が多いのか面白い本が少ない。使えねぇ!
でも広いところは気持ちいい。
占いによると私は広いところがあってるらしい。
と言う意味ではいまの劇場という職場はうってつけである(笑)
ま、ときどき休みの日にはあの図書館にぶらりといこう。

自分の住んでる町やその周りを自分のテリトリーにするということは無意識のうちに行われるものなのだろうか?
今日家から職場までの途中の駅に降り立ちながら「あ、このエリアが私のテリトリーになろうとしている」と実感した。
そのエリアは関西では結構素敵なエリアとされているところなので、悪い気はしない。
これからしばらくはこの町にお世話になることもなんとなく嬉しい。
どちらにしても好きな感じの町に住むということは気分がいい。
住む場所を選べるチャンスって女は人生の上で結構少ないかもしれないので今を満喫したい。


2003年05月27日(火) 今日のやんわりしたできごと

東北では落ち着かない夜が続いていることでしょう。
地震について語りだすと恐ろしく長くなるのでやめておきます。
(たぶん語っても伝わらないと思うし)

とりあえず家具のそばで寝るのはやめよう。
そしてたんすの上のものは下ろそう。
安藤は当時、しばらく寝巻きじゃなく、服を着て寝てました。
靴は表の倉庫に1足入れてました。(だいたい飛び出した時靴を履き忘れる。そしてすごく困るから。

ただ、慌ててもあせっても生き残る人は生き残る。
全ては運ですから、悲観なさらないように。

英会話に行ったら生徒さんも先生も鼻声。
今はイネ科の花粉だそうで。
私はどうもヒノキっぽいです。いまはへっちゃらです。

いっぱいいっぱいの生活のクセにケーブルテレビに加入してしまった。
あした設置工事が来る。
破格値の初期費用と3ヶ月無料、かつ最低契約期間が設けられていないというおいしさに。
4ヶ月でやめようと思ってるけどきっとやめられないと思う(笑)
英語の教材と思って2500円払い続けるかも。
だって最近TV全然おもしろくないんだもん。
「きみはペット」と「伝説のマダム」だけ欠かさず見てるけど。

近所のパン屋がまた新しい支店をこれまた近所にだした。
兵庫県はおいしいパン屋が当たり前にある。
それだけで半分以上は幸せだ。
今日は帰りに明太子フランスを買って、オーブンでかるくあぶって黒ビールと。。。幸せ。

転職しようと思ってたが、魔女が「仕事はいくらでも作れるから毎日8時間働けるようにしてあげるからやめないで」と嬉しいことを言ってくれたので残ろうかという気に少しだけなってる。
この仕事は面白いから、やりたくもない仕事でたかだか1万円ぐらい多く貰うぐらいならこっちにいるほうがいい。
しかも祭日は休みじゃないので時給労働者にとってはとても有意義だ。
安藤なやむところ。
どっちにしてもそうやって私を「雇いたい」って言っていただけることはこの上ない幸せである。
持つべきものは友だ。


2003年05月26日(月) ルールは守ろう

きー!!むかつくー!
展示品に触るやつ!
しかもチケット売りをしながら見張ってる私が、金銭やり取りをはじめてその場を離れられないときをみはからって正々堂々と触るやつ!
一人が「私ぐらいいいだろう」と思って触ったら1日300人、一ヶ月9000人が触ることになるんだよぉ!

まぁ、安藤は正義感に満ち溢れてるので、「お客様!展示物は触らないでください!」と他のお客さんにも聞こえるようにレジから大声で叫んであげるんだけどね(笑)

しかもなんでそういうルール違反をへっちゃらでするのは大人なんだ。
横で子供が「お母さん!触っちゃダメだよ!」と袖を引っ張っている。
この子に「ルールを守りなさい」と教えたのは己だろうがっ!

安藤はこういうことには生真面目だ。
ダメと書いてあることにはダメという理由があって書いてあることなんだろうから絶対しない。
自分がルールを破ることによって誰かに迷惑がかかるということが大人としていやなだけだ。
しかしながら世の中にはそんなことはお構いなしで自分の欲望のままに動く人が多すぎる。
最近そういうことがやけに目に付く。
みんなわがまますぎやしないか?
電車の中の携帯しかり。
みんなメールしすぎだってば、電車の中で。
あれみると「うっ!!!」って、胸押さえて倒れる振りしたくなる(笑)

話は全然変わるが、以前何かで読んでずっと頭に残っている話。
某女ばかりの劇団の生徒(劇団員のこと)がある喫茶店だか甘味処だかに入ってきた。
まだ若くて口紅もなんだか初々しい。
二人はコーヒーを飲みながらしばしおしゃべりして、おもむろにそれぞれバッグを開けてティッシュをとりだした。
そしてコーヒーカップについた口紅をきれいにふき取り、「ご馳走様でした」と店を出て行った。

この話がそう昔の話でないことは確かだけれど、私はこういう話が好きだ。
こういう瞬間を目の当たりにした時はっとする。
こういうことはなかなか誰も教えてくれない。
「しつけ」の範囲のことだ。
こういうことがスマートに出来る人は人に対して失礼なことはしないと思う。

もうひとつ、職場に昔から知っているある女の子がいる。
彼女は私より3つぐらい年下でいわゆる「クールビューティー」なかんじだ。
まだ結婚してなかったのには驚いた。
たしかに寄り付きがたい雰囲気がある。っていうか、本当に近づきがたかったんだ・・・と確認してみたり(笑)
「きみはペット」の小雪ちゃんもそうだけど「クールビューティー」ってどうだろう?
「クールビューティー」はかっこいい女であって、冷たい女ではない。
かっこいい女と冷たい女は違う。
かっこよくてもやさしい女でありたいと思う。
彼女もきっとそうであって欲しいとなんとなく願う。


2003年05月22日(木) 初日まえ

今日は明日からの初日に備え、私達も職場の中身を全部変える仕事で出勤。

また衣装を運んだりなんだかんだして楽屋裏を行ったり来たり。
楽しい。緊迫感に満ち満ちている。
いったん始まってしまえば全ては同じ日々が一ヶ月以上続くので、たぶんこの初日前がここでは一番みんな生き生きしている時なのだろう。
とくに裏方さんはここ2〜3日が一番大詰めなので、食堂などで見かけても顔つきが違ってて、みんながそんな感じなのでとてもフレッシュな職場になる。
たとえば年末とか正月のような。

そういう「節目」がここでは年に何度もある。
きっとこういう仕事が楽しいのはそういうところにあるんだろう。
「飽きる」ということがない。
常にどんどんと新しいものへみんなで挑戦していくから。

最近おそらくここの日記はあまり面白くないと思う。
残念ながらすごく新鮮で面白いことがたくさんあるにもかかわらず、私の職場はとても秘密めいた奥座敷のような古い体制の劇場なので詳しくかけないのです。本当に残念。
しかたないのでARAちゃんのことを書きます。
ARAちゃんは実は大学で声楽を専攻していました。
とても大きな声で歌うとは思えないほど普段はささやき声なのに。
そんなARAちゃん、今度は「雅楽の横笛を習いたい」と言っている。
たまたま私の知り合いの鍋ちゃんが尺八のお家元なので知り合いを当たってもらっている。
ARAちゃんのほかにも音大でコントラバスを弾いている子が一人いる。
やっぱり音楽が好きだからこういうところで働いて少しでも関わっていたいと思うのだろうなぁ。
まぁ、私もそんなかんじですが。

先日当たったラーメン、6袋12食分。
近所の親戚に半分くらいあげたが、私は私で麺類が好きなのでいろんな風にアレンジして食べている。
今日はスープに細工をして冷やし中華にしてみた。
麺が私好みじゃないのが残念だが、冷やし中華にしたら少しましだ。
これが尽きた頃にまた何か当たるような気がする。


2003年05月21日(水) また休日

今週は明日出勤なので、1日しか休みがない、が、1日で十分って感じなのであまり気にならない。
2日もあるとでかけるが、1日しかないから逆にのんびりするということをわざとした。
まずこのところの雨続きで出来なかったウール洗いを済ませ、掃除をし、ずっと気になっていた棚の中のレイアウトを変え、買い物に行って野菜を買い込んだ。
この前、手に入れた魔法瓶に桜のほうじ茶を入れ、自転車に乗って近所をふらり。
途中スーパーで干し葡萄の入った黒糖入りの蒸しパンを買う。

図書館へ向かったら「振り替え休館日」だった。
このへんは大きな公園が山ほどある。
その中で一番大きくてお気に入りの公園の、お気に入りの場所へ行く。
小さな人工の小川の前にベンチが二つあって、その前は小山になっていて木がたくさん生えている。
そのベンチに座って魔法瓶を出し、やっと湯気の出るお茶を外で飲めるようになったことにちょっとニッコリして(ずっと魔法瓶が欲しかった)黒糖蒸しパンを食べながら空を見た。
人口の川の流れる音がして、木々は夏へ向けて一番綺麗な緑で、そしたらなんだかはじめて「ほっ」と息をついた。
時間が過ぎるのがのろく感じるということは少し退屈しているということだ。
退屈しているという事は、今が日常になったって事だ。
そしていろいろなことを乗り越えたっていうかクリアしたって事だな。
「忙しい。忙しい。」と書いてた去年が嘘のようだ。
でも何もかも一歩一歩が自分のために歩いてる感じがするので、「こういうのが地に足がついてる」ってかんじがする。
休日ごとに私の中の何かが変わっていく気がする。

っで、今日は「図書券1000円分」が当たった(笑)


2003年05月20日(火) 憧れの職業その1

スタイリストという「華々しい」名前の職業の人と初めてお会いした。
私の職場では「衣装展示」なるものをやっている。
それの展示替えで彼女は10数体のマネキンに衣装を着せるためにやってきた。
というか、私が新米で彼女はもう何度もここで仕事をしているので手馴れたものだ。
安藤は彼女のアシスタントとして任命され、今日1日彼女の隣に衣装を運んだり着せ付けの手伝いをした。

たかが人形に服を着せるだけのことであるが、やっぱりプロの仕事は違う。
彼女が着せると使い古された衣装がピシッと輝きを取り戻すし、風や空気をはらんだように生き生きとしたラインを描く。
そのためにマネキンにパッキンで肉付けしたりワイヤーを巧みに使い、いろいろなテクニックを駆使していた彼女。
さすがである。

結局全部着せるのに丸一日かかった。
なんせ、服もただの服ではない。
衣装だから大掛かり。そして恐ろしく重い。
着物なんかよりずっと重いんだからあれでダンスするなんてすごい!

それにしても、初めて会うスタイリストさんと私。
示し合わせてもいないのに、なぜかグレーのTシャツに黒のパンツ、黒の靴、エプロンというまったく同じ格好で「子弟のようだ」とみんなに笑われました。
私はスタイリストさんと同じ格好で光栄でしたが彼女には気の毒でした(笑)


2003年05月19日(月) 仕事場

私の働いている劇場では出し物が約一ヵ月半ごとに変わる。
だから物事のサイクルがだいたいその程度の長さになる。
入社したのが初日で今日が千秋楽だった。
ここ数日ちょっと元気がなかったので、チラリとだけステージを見た。
別に好きってわけじゃないけど、やっぱり舞台って人のエネルギーで鳥肌が立つ。
そしたら元気が出てきた。
エンターテイナーって人を元気にするのが仕事だからそういうところで働けるって幸せなのかも。

千秋楽が終わって撤収作業などが始まった。
これから年に数回こういう作業に立ち会うことになる。
現場ってかんじ(笑)
衣装や大道具や小道具、そういうのが動いていく様はワクワクする。
考えてみたらこの職場は一番私らしい気はする。
確かに私がここで働くといっても誰も驚かなかったし。
ただし薄給だが(笑)


2003年05月18日(日) アリさん

SARSらしき人、某テーマパークで遊んでたらしく。
ま、あそこは絶対やばいだろうなと私はこの頃思ってたので、SARS騒動が始まってからなるべく行かないようにしていましたが、やっぱり。

密室に何千人も入るようなところにそんな患者が入ったらどうなるか。
いや、怖い怖い。
それにしてもあのテーマパーク祟られてるな。
そしてもし、まだあの町に住んでたら、間違いなく私も同じ日に行ってたと予想される。
神様、ありがと。

やっと全ての生活が定まり始めたからか最近とても疲れる。
疲れるだけの余裕ができてきたのだろうが。
無理しないようにしなきゃ。
だけど今週は1日休日出勤なのだ(泣)

今の仕事、冬になったら仕事が大幅に減る。
2週間休みとかいう時給生活者には考えられないことをする。
キリギリスじゃないけど冬に凍えないよう、アリのように今なんとかしておかなくては。
誰か仕事ちょーだい。


2003年05月17日(土) 五月病?

なんかものすごーく疲れた。なんでだろ。
寝ます。


2003年05月16日(金) また当たった

英会話教室を職場の近所に転校して、今日が新しい教室の初日。
なかなかかっこいい外国人の先生が多い。(前の教室と比べて)
今日の先生はおそらく教室で一番かっこいいんじゃないだろうか。
いかにも人気者っぽかった。
カナダ人の先生、でも早口。
見とれていたら取り残されそうだ(笑)

家に帰ったらまた宅配便の「不在通知」がポストに入っていた。
今度はラーメンセットが当たったらしい。
すごいなぁ、週一で当たる。
まぁ、それだけ応募してるけど。

今日は忙しかったのでそろそろ寝ます。


2003年05月15日(木) 雨の休日なので

ひさしぶりに神戸へ。
お昼ごはんはもちろん中華で。(母のおごり)今日は上海料理。美味しかった。
その後、友達のやってる雑貨洋服のお店へ。
ダラダラと喋る。

やっぱり神戸って物価安い!!
靴とか服とかカバンとか。
しばらく神戸から遠ざかってたけど家も兵庫県になったことだし、これからは三ノ宮や元町で買い物するようにしよう。大阪は高すぎる。

昨日は魔女の誕生日だったけど彼女は彼氏と旅行に行ったので明日職場へお花を持っていってあげようと、さっきアレンジを作っていたところ。
何も資格は持ってないけどこういうことが出来ると楽しい。
人を喜ばせることができるから。

人の生きがいって自分が楽しいだけじゃなく誰かが喜んでくれたり驚いてくれたりすることって重要だと思う。

母が父が職場で作った苺で苺ソースを作って持ってきてくれた。
あと小さい筍も。
筍は湯がいてあって、おまけに山椒の葉もついていた。
晩ご飯はもちろん筍ご飯。
すっかり「おでんの素」、大活躍(笑)
ちなみにこのおでんの素のシリーズで「炊き込みご飯の素」もある。
ようは、ほとんど中身は変わらんということだ(笑)


2003年05月14日(水) 頭隠して尻隠さず

料理教室でかけもちバイトしようと偵察に「単発イベント」としてチーズケーキ作りに参加してきた。
私が1度だけ通っていたベターホーム料理教室とは違ってものすごい営業色のつよいギラギラした教室で圧倒された。
しかもあんまりためにならない授業だった。

帰ってから、先日懸賞で当たった「おでんの素」としめじ・えのき・うすあげ・ちくわで炊き込みご飯を作り(夏に向かってるのにおでんの素を2箱ももらってもねぇ・・と他の料理にアレンジして使っている)、フライパンで玉子焼きをなんとかかんとか作ってちゃんとだしをとったお味噌汁と電子レンジで作ったなすの田楽もどきを晩ご飯に食べる。
料理教室のインストラクターってやっぱり料理が全然出来ない人に教えるんだとしたら、私は最初からなにかしらできる人だったので出来ない人の気持ちがわからないから無理かも・・と思う。

そういえば、往きの電車で向かいに座っていた女の子、すごくいい服を着ていいサンダルを履いて、綺麗にお化粧して、シャネルのバッグを持って座っていたが、コンビニの袋から菓子パンを出して食べ、そのあと油取り紙で、脂を取り、ファンデーションと口紅を塗り、携帯をチェックし、3回ペットボトルのお茶を飲んでいた。
綺麗なサンダルを履いた足は虫刺されや、魚の目で汚かった。

綺麗になるための化粧は、過程が見えないから化粧なわけであって、過程を大公開したら意味ないぞ。
シャネルを持ってコンビニの菓子パンとお茶でランチも「そんなに節約してシャネル買ったの?」としか見えないし、何より、ご飯もちゃんと食べる時間を捻出できない人がいくら着飾ってもかっこいいわけないし、私の想像力が極端にすごいわけでもないとすれば、はっきりいってたったそれだけの行動で彼女の生活丸見えじゃん!!!と思うんですけど。
それってすっぴんで電車乗るより恥ずかしくないか?

おまけに綺麗な靴もあんな足にはかわいそう。
足の手入れも出来ない子が何履いても綺麗なわけない。

それでも彼女は「うん、完璧!」って感じで電車を降りていった。
降りる時はシャネルとコンビニの袋を一緒に持っていた。
やっぱ付け焼刃は付け焼刃。ボロが出てる。
シャネルを持つに値しない人の行動だ。
彼女はまるで花束とゴミ袋一緒に持って歩いてるようなもの。
ゴミ袋だけ持って歩いてる人なら「ゴミを出しに行くんだ」と思うけど花束と一緒に持ったらなんとも滑稽。

お洒落な人ほど「お洒落」という言葉を口にしないものです。


2003年05月13日(火) 薔薇が咲いた

ベッド横の壁一面にバラのポストカードを貼っています。
なんか、バラって可憐なのに強くてエネルギーをくれる気がする。
今まではあまり好きではなかったけどバラを「好き」って言えることはなんとなく強いような気がする。

職場の周りにはバラがたくさん咲いている。
遠くにバラが木のように伸びて立派に大輪を咲かせているところがあってそれを眺めながら歩いているとふとバラの匂いがした気がした。
まさかこんなところまで届かないよな・・と思ったりつけていた香水の匂いと間違えたのかな?と思ったり。

仕事場の窓から真っ赤なバラがたくさん咲いているのが見える。
元気が出る。心がやわらかくなる。
何か嬉しいことがあったときって心の庭にバラがふわりと開く感じがするんだけどなんだかバラを見ているとそんな気持ちになる。

今朝、いつものようにヨーグルトを食べた。
前まで食べていた林檎のジャムがなくなったので、先日S嬢にいただいたバラのジャムを入れたら、昨日歩いていた時に匂ってきた香りと同じ香りが口に広がった。
気持ちが少し高いところに持ち上がった気がした。
背筋がピンと伸びた。


2003年05月12日(月) 今日のラッキー

いつもは電車通勤だけど、駅まで歩くのがなんとなくしんどくて、職場の近くのバス停からバスに乗った。
(ちなみにこっちのバス停はマンションのすぐそば)

夕暮れ時で、もう半分以上暗くなりかけていたとき。
動くバスの窓から見えた目の前のマンションの廊下の外灯が一斉につく瞬間を見た。
ピカピカ〜!!っと一斉に。

こっちも走っててたまたまそこを通った時にそんな瞬間に出会ったからなんかラッキーって思った。
いろいろ考えてちょっと自分が不幸みたいな気持ちになってたときで、「まだ運はつきてないね」って思えた。

あ、そういえば昨日も懸賞で柔らか素材下着が当たったんだった・・・(笑)


2003年05月11日(日) 今の目線

朝大勢の「入り待ち」のファン達の間を抜けて仕事に行く。
人に夢を託してるファンという人たち。
自分も誰かのファンだったりしたけど、事務所側の仕事をするとやっぱりどうもさめざめ見てしまう。
自分でいろいろできる人がファンとしてその人に夢を託し、使えるエネルギーをその人へ注ぎ込んでいるのは、その時は楽しいけど後で何も残らないような気がする。
まぁ、「楽しい時間をありがとう」って思えたらいいけど、それがいろいろできる年齢だったり、環境だったりするときだと「勿体無いなぁ」とおせっかいに思っちゃったり。
今は勉強し放題の安藤だからそんな風に考えるようになったんだと思うけど。
何か自分で納得いくまでやろうと思えばやれるもんだ。
目をつぶって飛び込んでみれば。
飛び込むまではいろいろ躊躇するけど結局現場は「やる気」を求めているだけだと思う。
最近「やる気」なんて言葉が薄いので逆にやる気は希少価値かも。
でもチャンスがないと無理なことも多いのが、これまたこの世の難しいところ。
安藤は今チャンス待ち。
でも誰からも文句言われず「好きにしていい」状態にあるのはとても幸せなことだと思う。
そう思うことにしている。


2003年05月10日(土) 修行中

魔女に「ねぇ、転職してもいい?」って聞いたらサックリ「だめ」って言われた。
ほんとは魔女にすっごい感謝してるし、今こうして働いてないときっとなんともならなかっただろうから、続けたいが、それにしてもやっぱり生活できないと魔女と遊びにもいけない。
どうしたもんだろう。
「だめ」って言いながらも私が仕事をみつけてきたら納得してくれるんだろうが、私の仕事の出来具合から離したくない気持ちは山盛りらしく、なんか私は何を悩んでいるんだろう・・と自分でも時々わからなくなる。
なので、魔女の友達に相談してみよう。

こうして「どうしよう・・」と思っているのは正しいことなのか、それとも自分の気分が落ち込んでいるだけなのか・・とわからなくなる。
自分が気分屋だと知っているので余計にそう考えてわからなくなるのがなんとも納得いかない。
今までこうして考えていたらこのあたりでなぜか自然と道が開けていたんだが、今回はどうもそういうわけに行かなくて、安藤ちょっと戸惑っている。
これもひとつの修行だろうか?


2003年05月07日(水) 結婚

やっぱりな、窪塚くん結婚。
きっと若いうちにすると思ったさ。
っつーか、たぶん離婚するような気がする←お仲間勧誘

もちろん本人と喋ったことあるわけじゃないからなんとも言えないが、彼はインスピレーションで生きてるタイプだと思う。
だから「ビビッ」ときて結婚して「ダラッ」と感じたら離婚するんじゃないかと←己と一緒にすなっ!!

私が言うのもなんだが、1回目の結婚はそんなもんでもいいかも。
他人と暮らすって事がどういうことか、いまひとつわかってないんだからそれで結婚に失敗したって仕方ないと思う。
きっと2回目の時はちゃんと先々を見据えて結婚するだろう。

結婚とはどれだけ相手を許せるかだとずっと思っていた。
っが、許す以前にどれだけその相手と一緒に暮らしていくための努力を惜しまずできるかだと最近は思う。
許すという言葉がすでにおこがましい。

親元に暮らしてた時だって、なるべく喧嘩しないように相手を気遣ったり、思いやったりしていた。
それは努力だ。
努力と言う言葉はなんだか余分にエネルギーを使う悪いことのように聞こえるかもしれないが、この努力に対するエネルギーを惜しまないことが愛だと思う。
家族って一人一人が「つながっていよう」と自分から手を差し伸べあう関係であるから成り立つ。
職場とかだってそうでしょ?
協調性っていうと軽々しいけど、みんなで仲良くしようとしてるでしょ?

それが家の中に入るとなぜかわがままによって壊れたりする。
それが「ダメ家族」なんだな。

窪塚くんよ、愛を注ぎ続ける努力を惜しむなかれ、怠るなかれ。


2003年05月06日(火) 習い事

今まで通っていた英会話教室、新しい職場から電車で30分。
しかも、職場の最寄り駅の駅ビルに同じ学校が入ってるのを横目に通り過ぎながら。
今までの先生がとても好きだったから通い続けたけど、クラスが上がってから新しい先生になって、その理由もなくなったので、思い切って会社の近所に転校。
明日で今までの教室とさよなら。

思えば英語大嫌いだった私に英会話の勉強の楽しさを教えてくれたのは、この教室だった。
梅田のど真ん中にあるこの教室。
転職を密かにもくろんでいる安藤、いつかまた梅田で働いてこの教室に戻ってくるぞと野望を胸に・・・。

以前の担任の先生、私より少し若い日本人の女の先生。
明るくて、でも甘くなくしっかり教えてくれる。そういうとこが好きだった。
習い事って身になるかならないかは8割先生との相性だと思う。
同じ教室でも先生が変わって途端に面白くなくなった。
以前習っていたフラワーアレンジメントなんか、出来上がりの作品が「こんな素敵なのを作って持って帰れて嬉しいな。」って思えるような作品ばかりを毎回教えてくれる先生だったから4年半も続いたんだと思う。

みんなはどんな習い事をしましたか?
ちなみに安藤が今まで習っていたもの。
ピアノ8年、習字5年、ドラム2年、コーラス1年、バレエ半年。
でも結局自分でお月謝を払ってないと決して身につきません。
大人になってからの習い事はとても有意義です。


2003年05月05日(月) メロンちゃん

ARAちゃんに負けないくらい個性派ぞろいの職場。
今日はメロンちゃん(メロンパンナちゃんに似ているから)とペアで仕事だった。
メロンちゃん、大学生だが恐ろしいくらいマイペースだ。
まず、喋るのが恐ろしくノロい。
食べるのもノロい。
っていうか、あせることがあるのか、この子は。

でも、彼女には学ぶことが多い。
彼女の論理は常に平和的で、優しい。
だからどんなことも彼女の中を通過するととても柔らかくなる。
できることならいつもそばにいて、私がジタバタしたりイライラした時に、丸ごと彼女のフィルターを通過したいくらいだ。

メロンちゃんは心理学を専攻している。
っが、彼女の価値観は独特すぎて、むしろこっちが彼女の分析に頭を抱えるほどなので、彼女が何を分析できるのか興味深い。
だけど、彼女にカウンセリングしてもらったら、どんなこともなんだか気楽になると思う。
就職活動がんばれ、メロンちゃん。

そういえば、今日メロンちゃんが「下(階下)にある花屋さんでワイルドベリーを買いたいんです。」と突然言ったので笑った。
メロンちゃんも幸せになりたいのか?


2003年05月04日(日) クラゲ

GWっぽい。
街に少し遊びの空気が漂っている。
昨日、帰宅途中に某餃子チェーン店の前を通ったら、普段は静かなのに「餃子半額」だったからか家族連れが何組か並んでいて、それを見たらふと、ここに来て初めてちょっとだけ「孤独感」を感じた。
ま、落ち込んだりするようなものではないけれど「あぁ、正月に実家に帰らないとこんなかんじがもっと大きく押し寄せてくるんだろうなぁ」と少しだけ危機感を感じた。

「もしかしたらもう結婚しないかも」なんてことをへっちゃらで思っていたけど、たぶんそのうち猛烈に寂しさが押し寄せてくる時が来るんだろうなぁ。

実は真剣に転職を考えている。
今の仕事ではとても食べていけないので。
そんなこととかいろいろとにかく、ふわふわと何もかもが宙ぶらりんでクラゲみたいな気分。
でもそれがちょっとだけスリリングで今は心地よかったり。
まぁ、季節がいいからだろうけど。
冬までにはなんとかしないと。
いいお仕事あったら教えてください。

今夜はひとまず緑茶飲んで寝ましょう。


2003年05月03日(土) 今のおすすめ

最近ま幸田文を読んでいます。
久しぶりにヒット。
「番茶菓子」という短編エッセイ集。
粋なことがいっぱい書いてあって、憧れる。

粋に年代も年齢もないと思う。
粋な人はどこまでも粋だ。
無駄がない。
くだらないことをわめいていたら「雑音を発するな」と言われてた子がいたが、まさにそういうかんじの雑多なことで人に不快感を与えないのが粋なのではないかと思う。
そういう粋な生き方が彼女の作品にはちりばめられていて、彼女自身の生き方がそうで、元をたどれば、それは幸田露伴の生き方であって、そういうのを読むたび、背筋がピンと伸びる。

気配り、気働きの深さは現代の私達には頭の下がる思いで、まったく情けなくなるほどです。
欧米人は直接的に話し、日本人は思慮深いといいますが、今では欧米人のほうが気の利いた遠まわしな言い方はずっと日本人より上手なんじゃないかとさえ思います。
そんなことを書いてる安藤も気の利いたことをポンっと言うのは下手で、後から「ああ言えば良かった」と後悔することしきりです。

ひさしぶりに気に入ったページの肩を折りながら「あとでもう一度読もう」と思うほどの作品でした。


あ、ARAちゃんが梅雨を前に、縮毛矯正パーマをあててかっこよくなっていました。
ARAちゃんは激しい気分屋です。
以前の私のように。
今日は髪型が変わったからかとても機嫌がよく、昼ごはんも珍しくみんなと一緒に食べていました。
ARAちゃんは笑うとかわいいです。
でもなかなか笑いません。もったいないです。
今日は比較的よく笑いました。
明日もそんな調子でいって欲しいものです。


2003年05月01日(木) トレーニング

晴れ!!!!!

この3週間新しい仕事と生活のトレーニング期間としてとても慎重に、地味に、余裕を持って暮らしていたためほとんど遊びに出ませんでした。
それはそれでいろいろと学べて楽しかったのですが、そろそろウズウズしてきたので、今日一ヶ月ぶりぐらいに某テーマパークへ行ってみました。
いやぁ、すごい人だ。

途中で友達さるちゃんと合流してひさびさにいっぱい笑っていっぱい遊んだ。

そして帰り道、いつもの駅を降りて家に向かう道を歩いていると、なんとなく新鮮な気持ちが沸いてきた。
今までに何百回と行った某テーマパーク。
その帰り道は自転車だったり、徒歩だったり。
そして引っ越してこの街に来て、しばらくうなだれていた私。

「憧れの独り暮らしだ!!!」って言いながらも心が沈んでいたり寒かったりで、この帰り道が今までなんとなく足取り重かった。

でも今日はなんとも晴れやかな気分。
半袖のワンピースにカーディガンで風が気持ちよくて、鼻歌を歌いながらこの道を歩く日がやっときた。
「帰ったらどのお茶を飲もうかな」と考えながら・・・。

そう、私はついこの間まで打ちひしがれていたのでした。
ずっと長い間、自分で気づかない振りをしていながら心から打ちひしがれていたのでした。
そして、やっと私はそこから元気になったのでした。

年間パスが切れたので更新した。
(年間パスの大幅値下げによって、1年無料更新してくれたので)
新しいパスの写真はなかなかいいかんじに映って気に入っている。
去年の顔よりずっと好き。
去年の私よりずっといい。
こうしてまたひとつリニューアルした。
しんどかったけど人生をリニューアルできるチャンスがあっただけよかったと思う。

人生ってなんでもトレーニングだと思う。
お金がなければ「無駄をなくすトレーニング」と思う。
時間がなければ「能率をあげるトレーニング」だと思う。
トレーニングの後はかならず何かの能力が少しアップしているからトレーニングだと思えばどんなことも前向きにやれるし、楽しいし、がんばれる。
新しいことに出会ったら、そこから何を得られるかを考えて最大限に活用しよう。
安藤はいま女優とかダンサーとかシンガーとかそういうジャンルの人たちに囲まれて働いているので「姿勢をよくするトレーニング」と「笑顔でいるトレーニング」と「ぬかりのない仕事をするトレーニング」だと思っている。
チャンスはありがたく受け入れることが、楽しく生きる秘訣だと思う。


安藤みかげ