空色の明日
DiaryINDEXpastwill


2003年02月28日(金) やりたいこと

私のまわりは2〜4月のお誕生日の人が猛烈に多い。
お誕生日プレゼントに困るが、もう今私にできることといえば
お花をあげることのような気がする。
冬はお花の持ちもいいし、ちょうどいい。
その人のイメージでお花を選んでデザインを考えることはとても楽しい。
っで、自分の好みはあれどもやはりあげる人のイメージで全然違うものができるのが面白い。
私が今、自分の作品としてあげられるのはこれくらいなのでこれはこれでいいと自分では思っている。

さて、今日は友達の女優みつきちゃんのお芝居を観にいった。
毎回毎回観に行くたびうまくなってる。と言ってももう彼女も女優暦8年。
安定した演技で引き込まれた。

彼女は強い。女優になってからぐっと強くなった。
やりたいことへの信念が半端じゃない。

舞台が終わってから少しだけ話した。
私の今の状況は昨日彼女に話したが、「またやりたいことをやって欲しい」と言われた。
この手のことの説明が一番困る。
やりたいことはやりまくってるんだけどな。
別に「お芝居」とか「音楽」とかそういう名前のつくことばかりが「やりたいこと」ではないと思う。
あえて言うなら「なりたい自分であり続ける」ことが私の「やりたいこと」だと思う。
でもこれが実は一番誰もがもつ「やりたいこと」のような気がするんだけど。

帰ってからお芝居のポスターから彼女の写真を切り抜いて壁に貼った。
弱ってきたとき彼女の顔をみたら強くなれるような気がする。


2003年02月27日(木) 部屋作りシリーズ 壁

一日づつここでの生活が日常になりつつある。
ま、まだ仕事してないからちゃんと定まってるわけじゃないけど。

部屋はいい調子。
でも相変わらず出掛けてばっかで全然いないのでくつろぐ暇なし。
この前、「クリスティーナの好きなこと」を見た。
馬鹿映画だけど、今の私にはちょうどよかった。
面白かったし、英語もわかりやすかった。
どっちにしても笑う門には福来るで、笑顔になると気分も晴れる。
やっとだんだんナチュラルな顔に戻ってきたかも。
これで彼氏とかできたら「いい顔」になるんだけどなぁ(笑)

壁掛けの時計を探してまして、いいのが全然みつからなかった。
文字が気に入らない。
っで、フランフランで目に留まったのがよくある「針だけのフレームもない時計」。
そうだよ、文字をね、自分で壁に貼ればいいじゃん、好きな文字。
雑誌やチラシから好きな数字を切り抜いて貼りました。
まだ11と12がない。
1と4と7以外も好きじゃない。
っで、きっとこれからいろいろなメモリアルな数字を切り抜いてどんどん変えていく予定。
「この2はね、彼氏と初デートで行ったコンサートのチラシの中の文字」とかそういうかんじにね。

賃貸って画鋲とかうっちゃだめでしょ?
(こっそり打ってるけど)
写真やポスターを両面テープで貼りまくってます、安藤。
マイブームはいっぱい写真やポストカードなんかで壁を埋めること。


2003年02月25日(火) プー

新しい仕事は内定しているにはしているが、まだいつから来いともなんとも連絡がない。
たぶん3月からだろうと思ってるけど今日になってもまだ連絡ないって…。
っで、時間がたっぷりあるし、やっと部屋も完成したし本当の意味でのんびり。
も・・もしかしてこれが世に言う「プーたろう」ってやつ!!??
だよね、そうだよね、間違いなく。
きゃー、安藤ってばプーだわ!!
なんだかんだいって今までものすごく地に足がついた生活を送ってきてます。
学校を卒業してすぐ厚生年金とかある会社に勤めてしっかり嫁に行って、はじめてですぅ!!この宙ぶらりん加減!!
なんかいいなぁスリリングで。
でも来月になっても会社から連絡がなかったらこのスリリングがピンチに変わるんでしょうけど(笑)

ま、どうせ時給800円で雇われる予定なので(おいおい、そんなんで家賃払って生活できんのか?)別にだめになっても駅前のTSUTAYAとかでバイトしますから。
フリーターってやつ!!??

こんな30代がいるから日本経済が悪化するのではないかと思われ。。。


2003年02月24日(月) 巣、完成

ベッドが届いて一応に部屋が完成した。
すべての器が配置され行き場がなかったモノたちがやっと定位置を与えられ満足そう。
これで私もこの部屋に定位置を作れる。
私の部屋ができた。

そんな私の部屋作りでいろいろアイテム調達に役立ったのが「BEAUX-ARTS」というお店。
全国にチェーン展開してるから知ってる人も多いだろうけど、ここの雑貨は安い。
そしてシンプル。
まぁ、安いなりのチープな作りのものも多いけど、うまくセレクトすればかなり使えるお店。
私はここで籐の籠をたくさん買いました。
どうせ長く住む部屋ではないので長く使う家具は必要ないので。

今日も籐の蓋付きのBOXをランドリーBOX用に購入。
その後椎名林檎のニューアルバムとこの前買わなかった「百色眼鏡」購入。
「百色眼鏡」、この人と私は同じようなもので育ったんだろうなと思う。
まぁ、10歳ぐらい違うんだけど・・・。
次の台詞が自然に私の中から出てくるかんじに希望通りの展開だった。
安藤がこの映像を見て思い出した映画は、「人間椅子(清水美砂主演)」「屋根裏の散歩者」「人でなしの恋」「夢見るように眠りたい」などなど。
江戸川乱歩作品を映画化したものはみんなああいう感じで好き。
「夢見るように眠りたい」は違うけど、林海象作品もああいうかんじあるし。
とにかく見ててきもちよかった。
買ってよかったかも。

今日はこのベッドで寝るかと思うとワクワク。
っでもう今お風呂を貯めています。


2003年02月23日(日) 静養

実家に帰ってました。
ちょっと書く気になってるのでまとめ書きしてますから数日さかのぼって下さい。

家族のみんながそれはそれは腫れ物を触るようでしたが、でも私は自分で腫れ物になってる気がしてたのでそれはそれでとてもありがたかった。

注意力は散漫になってるし、集中力もないし、常にボーっとしていて自分でも尋常じゃないと思ってた。
激しくバタバタしてて、やっと実家に帰った。
帰るとそののんびりした街の雰囲気で余計落ち込むんじゃないかと思ったけど、ぐっすり眠れたしご飯は美味しかったし、リハビリしたってかんじがした。静養ってやつでした。
そして今日ここへ戻ってきました。
戻ってきたこの部屋は、もう既に「あぁ、帰ってきた」って気持ちにさせるかんじに私を迎えてくれ私はホッとした。
「またここに暮らすのか」と思わないですんだから。

そして近所に美味しいパン屋とケーキ屋とそば屋(これは今日発見)と花屋を見つけた。
これだけでかなり私は安心。
これらがあるだけでも前の街よりずっと素敵。
(前の街はこの4つが車で20分以上走らないとなかった)

夜が来る。
この夕方の時間が一番嫌いだ。さびしくて。
夜は好きだけど。
今から美味しいパンを買いに行こう。
そして花屋の店先をのぞこう。
夜にはサルちゃん夫婦と晩御飯の約束がある。
明日はついにベッドが届いてこの部屋が一応完成する。


2003年02月22日(土) 坊主

この前電車に乗ったら前にいわゆる「ヤンキー」っちゅうかんじの18歳くらいの坊主二人が座ってた。
携帯の着メロ選びとかして結構うるさい。
ウザイかも・・・って思ってた。

そしたら次の駅で結構混んできて、微妙におばさんとおばあさんの間みたいな女性が乗ってきたらその片割れが「どうぞ」って席を譲った。
「お年寄りには席を譲らないとね!」「いやだわぁ、お年寄りだなんて(笑)」「いえいえ、どうぞ座って」なんてふざけながらもしっかり彼は席を譲った。
なんかそれがすごいよかった。
お年寄りと呼ぶには微妙な年齢だから言いづらい。
でもガハガハわらいながらふざけながら彼はしっかりといいことしてる。

その後そのおばさんとすごいくだらないことを話し続けてた。
話がかみ合わなさそうで、でもどっちもが少しづつ歩み寄って話してた。
おばさんは「若い人はおもしろいねぇ」といい、坊主は「俺、総理大臣になりたいんっすよ」とまたふざけながらも、その女性のことは結局一度もちゃかしたりせず話をして終点の駅に着いた。

坊主は「じゃぁ、またどこかで」とニクい台詞を残して降りた。
気の利いたことが言える人ってタイミングをつかむのがうまい人だと思う。
それは言葉を知っていようといまいと、言うタイミングが大切なんだと。

坊主、好みじゃないけど、きっと彼はもてるだろうな・・と思った。


2003年02月20日(木) 元気の素

友達が「映画でも見て元気出せ」と映画の鑑賞券をくれた。
家の中作りも一段落したので「戦場のピアニスト」見に行った。
よかった、すごくね。
でも今の私にはちょっとヘビーすぎた。
ハリーポッターかなにかにしておけばよかった。
映画って見る時の自分の体調や心境がすごく影響を及ぼすわ。
ポーランドのユダヤ人迫害の悲劇の話なので、残虐なシーンとか
いっぱいあってそれだけでもう駄目だった。
最後の最後に主人公の笑顔がやっと1シーンだけ出てきて
それを見たら涙が止まらないを通り越して嗚咽を抑えるのが大変だった。
それだけ私は今笑顔に飢えてるんだと思った。
笑顔を見たい、笑顔になりたい。
私を笑顔にしてくれる人は誰?
部屋にいっぱいいっぱい友達の写真を貼っている。
そしてそこには、その友達と一緒の笑顔の私。
こんな顔にまたなれるのかしら・・と鏡を見る。

話は変わって、私が今住んでるマンションはコンクリート打ちっぱなしの外観。
私はこのコンクリート打ちっぱなしってやつがあまり好きじゃない。
なんか不幸な感じがするから。
そしてそこにブルーにペイントされた柱がアクセントとして何本か立っている。
これが仮に赤だったら私はこの外観が少しだけ好きになれるのに。
今、部屋は赤色ばっかりのコーディネート。
冬だからというのもあるけれど、カーテンを選んだときに「もう赤ぐらいパンチがないとエネルギーをもらえない」と思った。
やっぱり弱ってるかも。
っで、青の柱を見る度なんとなく物悲しくなるのだけれど、玄関前の廊下から遠くに某焼き鳥チェーン店の真っ赤な看板が見える。
それを見るとなんとなく元気になるんだな。
色の力ってすごい。
月曜にやっとベッドが届くんだけどもう赤の花柄のベッドカバーを調達しました。
ベッドが入ればこの部屋も完成です。
来月から仕事かなぁ・・・。


2003年02月19日(水)

安藤はこの間まで、結構でかい家に住んでいました、実は。
部屋が一番狭くても8畳という贅沢さ。
それがですね、今の家は6畳ワンルームです。キッチンは微妙に6畳から出てますけど。
まるで巣ってかんじ。
でもこの部屋の中にあるものは全て私の好きなものばかりだし、それが嬉しい。
一人暮らしなのにエスプレッソマシーンがあったり、オーディオ機器が充実してたりちょっと変だけど。

安藤の荷物の半分が洋服で3割がCDとビデオとDVD。
あと本とキッチン用品。
このパーセンテージがいかにも自分らしいなぁと思ってしまった。
もちろん服は全部入らないのでずいぶん処分したり実家に送りましたが。
だてに7年も自分でご飯を作ってませんからね、キッチン用品を
どれだけ簡略化させるかは我ながら完璧でした。
それにしてもあの小さい冷蔵庫はなんとかならないのか。
私はこれだけが不満だ。
だってだって・・
調味料だけでもう満杯なんですもの・・・・。
(一人暮らしでコチュジャンとか生とうがらしとかそういうもの使うなよ)

中型の冷蔵庫が置けるもうちょっと広いところに引っ越せる日を夢見てがんばります。
とりあえず、今はアメリ色な部屋で。


2003年02月18日(火) わけ

安藤が家を出ようと思ったのは、もうずっとずっと前のことです。
もともと安藤と同居人はなんとなく「同居人」っぽい関係でした。
たぶん同居人は忙しすぎて、安藤はしっかりしすぎて、それで安藤は仕事以外の全てのことを一人でやらせても大丈夫だと思われていたのでしょう。

実際安藤は「何でもできる人」とみんなに言われる。
自分でもやれると思う。
でもそれをやってしまってはいけなかったのかもしれない。
家族というのは一緒に歩かないとだめだ。
もちろん役割分担することは大切だしそれも一緒に歩いているうちに入るのかもしれないけど、なんだかちょっと違う気がしていた。

話をしなくなって、一緒に行動しなくなって、一緒にご飯を食べなくなって、そして安藤は「別に一緒に暮らす必要なんてないんじゃないか」と思い始めてしまった。

安藤が本当に困ったときに助けてもらえなかったり、反対に向こうが必要としているときに気づかなかったり。
同じ屋根の下に住んでいたのに何一つ伝わらない気持ちがカサカサと音を立てて床に降り積もっていた。

でも最後に安藤は思ったのです。
「優しくしてあげられない気持ちになった人とは暮らせない」と。
思いやってあげられないのに一緒に暮らしていることが、もうつらくてつらくてしかたなかった。
むしろ浮気でもしていい人でもいてくれたらとさえ思った。
そのくらい安藤の気持ちは冷め切ってしまっていたのかもしれません。
冷めないように冷めないように暖め続けなければならない気持ちが、もうどんなに暖めても元にはもどらなくなってしまった時、とうとう安藤は決断しました。

もちろんこのご時世、何の特技もない女が一人で仕事をたやすく見つけられるわけもなく、いろいろと問題は山積みで、それが足かせになってこれまでずっと踏み出せないでいましたが、親の病気やいろんな出来事が重なったり、ちょうど友達が仕事を持ってきてくれたり、いろんなことがそっちの方向へ一度に流れ始めたので安藤もそれに乗ってみる勇気がわいたのかもしれません。

そうして安藤は離婚したのでした。


2003年02月17日(月) ただいま

今日やっと新しいケーブルテレビの設定が終わってここに戻ってきました。
でも家もPCも名前も全てがおニューです。
ここに越してきて5日目。
もともとインテリアとか大好きだったのでこの5日間ずっと引越しの後片付けと、新しい部屋作りにワクワクしていました。
ここにいたるまでのことは少しづつ書いていきますが、
とにかくこの数ヶ月「きつい」と書き続けていて、それを本当にたくさんの人に助けられて、安藤は本当に幸せでした。
だから今こうしてとても好きな感じの部屋でまた日記を書いているわけです。

あ。ご飯が炊けた。
自分のために作るご飯はなんだかわがままいっぱいで美味しい。
今日のご飯はしいたけとニラを入れてコチュジャンを入れた韓国風味噌汁と納豆、チーズオムレツとブロッコリーのソテー。
隣のTVは「キッチン」を流してます。
みかげちゃんをみんなで、励ましててなんだか自分が励まされてるみたい。
みかげという名前が自分のものになってきた感じ(笑)


2003年02月13日(木) 発表

安藤は離婚ってやつをしました。
だけどまだ新しい家にネット環境がないの。
来週あたり書けるかも。
安藤の元同居人と知り合いの人はこれを読まなかったふりしてあげてください。
可哀相だから。


2003年02月10日(月) また来週

明日から一週間PCが使えない生活に入ります。
気が向いたら携帯からここだけ書くかもしれませんがBBSやメールは
見ることが出来ません。すいません。
なお、hotmailと携帯以外のメアドは抹消します。

こうやって書くとなんか物騒な感じだなぁ・・・。
ではまた来週。


2003年02月09日(日) 誕生日

誕生日が終わりました。
今年も本当に本当にたくさんの人におめでとうの言葉や贈り物を頂き
「これだけの人が私の存在を認めてくれてる」って感動しました。
安藤は本当に大勢の人に愛されているとこの数ヶ月、心から実感しました。
苦しいことがいっぱいあったけど、その分それだけの愛を実感する
チャンスを貰ったと思うと辛くないです。

今日は友達が集まってお誕生会を開いてくれました。
「おめでとう」の言葉の中に「がんばれ」とか「元気になって」とか
たくさんの気持ちが含まれていることが強く強く感じられて
安藤は本当に泣き出しそうでした。
そしてそんな優しい暖かい気持ちに本当に感謝してもし尽くせないほどでした。
そして本当に何ヶ月かぶりに心の底から幸せだと感じました。

ここ数日おめでとうと言ってくれたみなさま、本当にありがとう。
安藤はずっとずっと今年の誕生日のことを忘れないと思う。


2003年02月08日(土) 33

安藤です。生きてます。ご心配おかけしてたらすいません。
もう私の「我が人生最悪の時」ももう数日で終わります。
そうなったらここのところの、この激しい滞りようも書けると思うので
それまでもうしばらく待っててください。
ごめんなさい。

そんな大荒れの中、安藤は明日でなんと33になります。


2003年02月04日(火) 途中経過

ずっとしがみついていたロープを持つ手を離した。
落ちていく・・落ちていく。
その足がすくむようなドキドキがずっとずっと・・
まだ下にも辿りつかないし上にも浮き上がらない。
足のすくむような思いをこんなに長くしたことなんてないのに。

ちょっと疲れたから時々しか書けないかも。


2003年02月01日(土) 晴れの日に

義弟シロちゃんが結婚した。
小さな結婚式だったけどなんか初々しかった。
午後からの式だったので、朝ゆっくり起きて、そこからブーケとブートニアを
2つづつ作ったけどそれでも4時間以上かかった。
生花のブーケって時間との戦い。
早く作りすぎるとそれだけ弱る時間も早まるわけで、必要な時刻から
逆算してギリギリに仕上げるようにしないといけない。
これってムツカシイ。
へたすると遅刻するから。
まぁ、なんとか作った。
我ながらいい出来だった。

っで、2月になりました。
安藤の新しいプロジェクトが今日からスタートしました。
一応順調な滑り出しです。
プロジェクトが軌道に乗ったらお知らせします。
とりあえず今日はつかれたので寝る。


安藤みかげ