虹色過多想い
2005年01月30日(日)  好きと嫌いは正反対じゃないような気がして

1月ももう終わろうとしている。
2月の第2週に3つの大学の入試を受けるあたしは平々凡々と机に向かう日々。
それなのに「やる気が出なーい」なんて言ってるあたし。
やる気出さなきゃ。

今日はイトコ君たちが家に来る予定だったので(と言うか朝の10時前から来た)、お昼から恋人に外に連れ出してもらう約束をしていた。
イトコ君たちは7歳と3歳なので相当うるさくて勉強などできなくなるから。
恋人とガストへ行って、恋人はお昼ご飯にハンバーグを、あたしはイチゴパフェを食べてから勉強を始めた。
夕方の5時まで。
そのうち1時間は食べたりしゃべったりしたとしても、3時間くらいは集中できたかなぁ。
ひたすら英語をノートに書き続けた。

本屋さんに行って読みたいと思っていた本を探したんだけどなくって、本屋さんをぶらーっと見てから最近家の近くに出来た洋食屋さんに行った。
中島公園の近くにある洋食屋さんの第2号店。
1号店には去年の花火大会の帰りに浴衣姿で行った。
あの時はまだ恋人のことを恋人と呼んではいけない時期で、正確に言うと恋人になれるとさえ思っていなかった。
それでもあの日と変わらないことは、あたしが彼を好きなことと、あたしたちは帰りの車の中でキスをしたこと。
時間が経って変わるものと変わらないものがあるんだと思う。
全てが同じままなんて無理で、何かは少しずつ変わっていって、だからと言って全てが変わるわけでもない。

出来たばかりの2号店は壁が白くて、照明がやわらかくって、天井が高くって、居心地よかった。
お料理もやっぱりおいしかった。
あたしは白身魚のムニエルをいただきました。

晩御飯を食べ終わってから、勉強し足りないってことで、いつものミスドへ行った。
大きな本屋さんの中にあるミスド。
本屋さんで探していた田口ランディの本を見つけた。
あと、ずっと買おうか迷っていた佐藤真由美の「恋する短歌」を見つけて、一緒に購入。
短歌とショートストーリーで、切ない中に爽快感がある素敵な素敵な小さな本。
今まで図書館で借りてきたり、本屋さんで何度も立ち読みして内容はもう知ってるんだけど、文庫で出てたから買っちゃった。
ハードカバーだと買う気しないんだよねー。高いし。
素敵な本は何度読んでもいいし、いつもそばに置いておきたい。
ここの本屋さん、ブックカバーが11色から選べて嬉しかった。
あたしは薄いピンクと黄緑色にしてもらった。
ブックカバーの色がたくさんの本屋さんって好き。
そのお店で買いたくなるもん。
あたしはいつもカバーをかけてもらうので、自分の部屋の本棚に並べた本の中から本を探すのが大変になっちゃうんだけど。
タイトルが見えないから。
でもやっぱりブックカバーは外せない。

ドーナツとお茶を片手にお勉強。
恋人は向かいであたしが買ったばかりの本を読んでいた。
こうして何かを共有できるのって嬉しい。
2時間くらい勉強して、閉店の時間になったので帰ることにした。
今日は集中できたし、心地良い疲労感。
勉強なんて好きじゃないけど、でも一段落着いた時の疲労感って気持ちいいんだよねー。
疲れてるのに気持ちいいの。
あ、勉強嫌いとはあえて言いません。
これから勉強するために大学に行くんだし。
でも時々、「勉強きらーい」って言ってるんですけどね。
特に「英語きらーい」って。

2005年01月27日(木)  282分の5の時間

受験前にも関わらず、恋人と冬のドライブに行ってきた。
今日はふたりがつき合いはじめてから5ヵ月目の記念日。
その上今日は平日なのに、恋人のお仕事がお休みだったから特別に。

札幌から片道100kmの滝川市まで2時間半(3時間近く?)かけてドライブ。
夏なら2時間かからないところなんだろうけど、冬は雪道でスピードが出せないから。
岩見沢を通っていって、赤いリボンでケーキを食べた。
大丸のデパ地下にも入っているけど、本場は岩見沢だからーってことで。

岩見沢からもずーっとずーっと北に向かって、砂川を越すとすぐに滝川。
今日の目的地は江部乙町にあるファームレストラン「ママズキッチン」
いつも道に迷うあたしたちがこんなに遠くまで迷わず来れてちょっと感激。
無事目的地に到着できた。
スープカレーがメインのお店みたいなので、スープカレーをいただきました。
恋人がスープカレーマニアなのね。
1年前にはスープカレーを口にしたことがなかったあたしが恋人とつきあうようになってからは月2くらいで食べてる。
恋人は週1くらいで食べてるみたいだけど。
お店はログハウス調でかわいかったし、スープカレーも野菜もおいしかったし、滝川まで来た甲斐あったなーって感じです。
北海道はファームレストランの宝庫。
そしてあたしはファームレストラン巡りをするのが大好きです。
カフェのようにふらっと行けないから、行けた時の感動も大きいし。

滝川は星がすごく綺麗に見えるって聞いていたんだけど、生憎今日の空は曇っていて星はひとつも見えませんでした。残念。

帰りは新十津川、月形回りで帰ってきたんですけど、途中すごい吹雪に見回れて恋人は運転が大変だったんだろうなーって思う。
前からは雪が降るってよりぶつかってくる感じだし、対向車線を大型トラックが通るものならすごい風が送られてきて、雪はぶわっと舞い上がるし。
視界は20mくらいになって、周りは雪原で、前にも後ろにも車はいなくって、人も歩いてなくて、最低限の電灯があるだけの道を走りながら「世界でふたりっきりみたいだね」なんて言った。

ドライブはけっこう好き。
しゃべったり黙ったり、笑ったり歌ったりそーゆう時間が止め処なく流れる。
車の中って何するわけじゃないから、景色を見て、お話してってそれだけだし。
あたしは恋人とそれだけで過ごす時間がいいなぁって思うの。
ただ、冬のドライブは目的地に着いても特にすることがないから、また夏に遠出しようねって話した。
ラベンダー畑を見に富良野へ。ひまわり畑を見に北竜町へ。
あぁ、でも秋にも冬にもドライブしたから次は春だね。
ピンク色の綺麗な桜が見える名所に行きたいな。

記念日には毎度ケンカをするというあたしたちの中では不吉なジンクスめいたものがあったのだけれど、今日はケンカしなかったものね。
長い時間一緒にいたけれど終始仲良しさんだったし。
恋人が生きてきた23年間という時間の中のたった5ヵ月しかあたしは一緒にいれてない。
そう考えるとものすごくちっぽけだ。
恋人が24歳になった時、24分の1を一緒に過ごしたと言ってもらえるようになりたいの。
冬を越えて、春を通り過ぎて、また一緒に夏を迎えたい。
時間の長さを計ることが全てではないと知っているけれど、でも途切れてしまっては終わりなの。
あたしたちの時間が途切れてしまったら、どんなに「あの人は素敵な人だったわ」と言っても「一生忘れられない恋をした」と言っても、そんなことに一緒に過ごすこと以上の意味はないの。
あたしは恋人と想い出を作りたいんじゃない。
今ここにある時を紡いで生きたいの。

2005年01月26日(水)  ミルフィーユもミルクレープも好きだけど

「比べる必要なんてない」
「比べるなんてよくないよ」
よく言われる言葉。
きっとこの言葉で安心する人がたくさんいる。
落ち着ける人がたくさんいる。
助けられる人がたくさんいる。

比べなくても、1番にならなくてもいいんだよね?
槇原敬之はそう言って、SMAPはそう歌っている。
たくさんの人がその言葉に共鳴して、癒されている。
あたしもあの歌が好きよ。

でも、この世の中には比べるってことがまだまだ溢れているじゃない?
全てのことが勝ち負けで定義されるわけじゃないけれど、そーゆう風潮はまだまだあるじゃない?
あたしもね、そうなんだよ。
そんな世間と一緒で、周りの誰かと比べたり、何かと何かを比べたりして生きてるとがこある。
時々「比べないで!」なんて叫んでいるくせに。

生活の中から比べることを完全に排除するなんて無理な気がする。
誰にとっても。

だけど、重ねられるのは嫌。
あたしはあの子と同じじゃないの。
違うから比べるんでしょう?
それなのに、一緒にしないで。
あたしはあの子と違うんだもん。

今のあたしはあの頃のあたしと違うの。
比べてもいいよ。
でも比べた結果が同じなんて嫌。
重ねないで。重ねないで。

あたしとあの子を重ねてしまったら、そもそも比べる必要なんてないよ。
比べられてもいいの。
あたしとあの子は違うんだから。
全然違うんだから。
同じにしないで。一緒にしないで。
同じなら比べる必要なんてないの。

「比べないで!」って叫びたいんじゃない。
「一緒にしないで!」っていつも言いたいの。

2005年01月21日(金)  自由

あたし、あんまり自由が好きじゃなくって。
とてもとても自由を欲していた時期もあったけど、自由なんて本当は好きじゃなくって。
あんまり自由だと何をすればいいのかわからなくなるの。
どうすればいいかわからなくなるの。
甘ったれで、自立できてない証拠なのかもしれないけれど。

自分は必要。
あたしらしいあたしでいたい。
ひとりの時間は欲しいし、ひとりは好き。
でもそんなに自由はいらない。

2005年01月20日(木)  君を想わない日はない

センターリサーチの結果待ちのあたし。
まだどこの大学にするか、どの学部にするか、大まかには決めていても細かく決めてなくって、また悩んじゃったり・・・。
本当、しっかりせねば。
どんなに迷っても悩んでも、あと5日〜1週間ほどで大学に願書を出さなきゃ間に合わないんです。
まぁ最終的にはリサーチの結果が出てから・・・かな。

バレンタイン直前は受験の追い込みなので、今日、札幌駅までお買い物に行ってきました。
思い返してみると、あたしってば17歳、18歳、19歳と、この3年間バレンタインに誰にもチョコを渡してないことに気づきました。
本命はもちろん義理チョコさえ。
これって恋する乙女としてどうなの!?とか思ってしまいましたよ。
しかも1番輝いてるティーンな頃にバレンタインとは無縁に過ごしていたなんて・・・。
16歳のバレンタインデーのことは鮮明に思い出せるのに、去年のバレンタインに自分がどうしてたかなんてまったく思い出せないんです。
あんまり恋してなかったってことですね(苦笑)

ついこの間クリスマスが終わったばかりな気がするのに、街はもうバレンタインデコレーション。
カード売り場もピンクがいっぱい。ハートがいっぱい。
カード売り場って好き。
みんな真剣にカードを選んでいて、きっと贈る相手のことを考えながら真剣に悩んでるんだろうなーって思うと、すっごくあったかい気持ちになれるし。
いつもはカード売り場で全然人を見かけないのに、イベント前は女の人が群がってる。

1時間少々で買い物を終えて、仕事帰りの恋人と一緒に晩御飯。
お酒を飲むのならやっぱり和風居酒屋さんが好きかも。
カクテルの種類は多くなくても、お料理の味がいいし、何より落ち着けるし。
で、今日は金魚楼へ。
お酒、やめようと思ってたんだけどね、恋人と飲むお酒はやっぱりおいしいんだもん。気持ちよく酔えるし。
最初からシャンパンなんて飲んだりした。
シャンパンが特に好きなわけじゃないんだけど、「つぶつぶ苺のシャンパン」って名前だったのね。
苺と名のつくお酒は絶対にオーダーしてしまう。苺が大好きです。
ただ、出されたシャンパンは色が苺色ですっごくかわいかったけど、苺の味なんてしたかなぁ。
完全個室制と聞いていたんだけど、あたしたちが座った席は、隣の席とカーテンで仕切られてる感じでした。
なんか1階から3階までいろんな感じの席があった。
すっごくいい雰囲気で、金魚があちらこちらに散りばめられていて、お料理もどれもおいしくって、素敵なお店だったなー。

昨日、電話で恋人とケンカした。
昨日の内に仲直りはできたけど、本当は心配だった。今日会えるのかどうか。
センター試験の前から約束していた今日だけど、「やっぱり会いたくない」って言われたらどうしようかと思った。
電話でケンカするのは嫌い。
電話で伝えられるものには限りがあるし、仲直りが難しいし、触れたくてたまらなくなるし。
だから今日は触れたくてたまらなかったんだよ。
恋人の体温を感じられれば、あたしの体温を恋人が感じてくれれば、それで心配なことなんて全部なくなる気がしたの。
怒っていたことも、悲しくなっていたことも。
でもね、触れなくても顔見ただけで安心した。
愛しい人があたしの向かいに座ってあたしを見てくれるだけで、心はふわふわした。

「嫌い」なんて言葉を冗談で使ったりするけれど、君を嫌いになったことなんてないんだよ。
君に恋に落ちたあの日から幾日も経ったけれど、君を好きだと想わない日なんて一日たりともない。

2005年01月16日(日)  第一関門突破

昨日、今日とセンター試験でした。
たくさんの人に励まされたので、無事受けてこれることができました。
ありがとうございます。
前夜は緊張して目が冴えて、全然眠れなかったんですけどね、試験が始まったら落ち着けて、試験中はがんばれた気がする。
模試だと、模試中にも関わらず集中力切れちやったりするんだよねー。
ここら辺がダメ受験生。

自己採点も終えて、特別いい点数は取れなかったんですけど、自分が予想していたぐらいは取れたようです。
とりあえず大きな失敗しなくてよかったかな。

センター試験を受ける前、本当はすごく怖かった。
「良い点数とれなかったらどうしよう。」
「べつにセンターがどうしても必要なわけじゃなかったんだから、申し込んだりしなきゃよかった」
10月に願書を出してから、試験が終わる今日までこんな風に何度思ったかわかんない。
悩んでもしょうがないのに、もう受けることは決まってるのに、「どうしよー」ばかり言って、泣きながら恋人に電話したりして。
「英語の点数が30点(200点満点中)でも嫌いにならない?別れたりしない?」なんて、訊ねていた。
実際取れた点数はもちろん30点なんかではないけれど。
不安定になっていて申し訳なかったなーって思う。

恋人はあたしが願書を出そうかどうか迷っていた時に、センターを受けることを薦めてくれたし、周りの人たちも同じように薦めてくれました。
あたしはそんなみんなに後押しされて、試験を受けてきて、そんなに良い点数を取ったわけではないけれど、受けてきてよかったな、無駄じゃなかったなって思えました。
とりあえず少し落ち着けた。
不安定な気持ちは押しやれた。


センター2日目の今日は恋人があたしが受験した会場の大学まで車で迎えに来てくれた。
内装が素敵な洋食屋さんでランチを食べて、ショッピングセンターをブラブラして、ドトールでアイスカフェモカを飲みながらお勉強。
まだ私大の一般入試が残ってるしね。
夜になるまで、駐車場に停めた車の中でゴロゴロしてた。
2時間ぐらいおしゃべりしたり、久しぶりにゆっくりした時間を過ごしたかも。
晩御飯はOWN WAY CAFEに2ヶ月振りに行ってきました。
ここでもまったりして、2時間は居ました。
お店に置いてある文庫本を読んだりして。

特に何をするわけでもなく、長い時間を過ごして、ひと時の休息。
またバレンタインが終わるまでがんばらなくっちゃ(私大入試が終わるのがバレンタインの直前なのです)。

2005年01月14日(金)  ひとりじゃないから

センター試験がいよいよ明日です。
memoになぐり書きしようかと思ったんだけど、後々まで残しておきたいのでやっぱり日記に書くことにしました。

昨日はmemoに見る人が不快になるようなことを書いてしまってごめんなさい。
ネットの世界なんて誹謗や中傷が当たり前にあるものですよね。
今までも何度かこーゆうことがあって、あたしは弱虫だからその度にビクビクして、心かき乱されて・・・って、そんな風になっていたのですが、昨日はそのメールを読んだ瞬間に固まっただけで、数時間で全然平気になりました。
以前のあたしなら1日中泣いていたかもしれません。
昨日、今日とパソコンメールであたたかいメールもいただいて、すごく救われました。
あたしがこんな風に以前より強くなれたのは、本当に周りの人のお陰で、あたしの周りにはやさしくあたたかい人がたくさんいてくれて、とっても助かっています。

ただ、あたしは「死」って言葉を人に向ける人は嫌いです。
あたしは今、大丈夫だよ。
その言葉を向けられたからって落ちていきませんよ。
でも、ネットの世界にはその言葉を聞いてひどく傷つく人もいると思うんですよ。
昔のあたしのように。
だから、そーゆうことを考えなしに最低な言葉を使う人ってどうかと思います。
嫌いって感情はあっていいと思う。
その人の良い所を探しましょうとか言ったって、どうしても嫌いな人を好きになれないことってあるじゃないですか。
だからあたしは、あたしを嫌う人がいて当たり前だと思うし。
でも、だからと言って誰かを傷つけていいかと言うと、違う気がする。
あたしは平気だったけど、今、精神的に弱ってる人は言葉ひとつで平気じゃなくなってしまうかもしれない。
自分がされて嫌なことは人にしないようにあたしは生きていきたいな。
平気って言ってるけど、やっぱり嫌だなぁとは思ったし。
だからあたしはあんなことは絶対したくないし。
結局言いたいことは、みなさんもネット上での傷つけ合いは考えましょうね・・・みたいな。
あたしのサイトに来てくださってる人たちはみんな素敵な人たちで、あたしの大好きな人たちばかりで、こんなことわざわざここに書かなくてもみんな承知でしょうけど。


パパは合格祈願納豆というのを買ってきてくれました。
今日の晩御飯はトンカツだそうです。
ありがちなそーゆうことでも、あたしはあたしを想ってくれている人がいるというだけで、心が満たされます。
最後の追い込みの勉強中、ケータイはけたましく何度も鳴りました。
みんなもうセンター試験からは離れている人たちです。
そんな友人達が、励ましのメールをわざわざ送ってきてくれました。

あたしはまだ、どこの大学を受けるかはっきり決めていなくって、まだまだ幾つもの選択肢の中から進む道を決められていない状態です。
それでも明日はセンター試験なわけで、あたしの今の実力は決してある方ではないのですが、自分が持っている力は明日全部出し切れるようにがんばってきたいと思います。

2005年01月10日(月)  深緑の制服を脱ぎ捨ててから5年

成人式のため、朝5時半に起きて仕度。
メイクするのに足がガタガタ震えて困った。
9時に札幌ロイヤルホテルの美容室を予約していたのでママと行ってきました。
着付けと髪だけだと思ったらメイクもやってくれるらしく、初めてプロの人にメイクしてもらった(自分で朝からメイクがんばったのにな)。

写真はそのうちどこかにアップする予定です。
あたしの振り袖はピンクで桜の地模様で、蝶々と桜が描かれているもの。
それに合わせて半衿は桜模様の黄色にして、帯は蝶々のなかなかお気に入りの着物なのです。

美容室から写真館に直行して写真を撮りました。
弟の友達のおじいちゃん、お父さんがカメラマンなので6千円もおまけしてもらっちゃった。
それでも2万円したけど。
写真を撮ってもらうだけで2万って高いよねぇ・・・。
あたしは写真が苦手なのですっごく堅くなっちゃったんだけど、出来上がりが楽しみです。

式は区内のホテルで2時からなので、1時頃ホテルに着くように恋人に家までお迎えに来てもらいました。
本当ただ送ってもらうためだけに迎えに来てもらっちゃって悪いなぁと思ったんだけど、晴れ着姿見せたかったし。
あとね、初めてママに恋人を合わせたのです。
車の前でちょっとの時間だったけど。
ママの反応は「想像してたよりずっと大人っぽい」でした。
ママが今までどんな風に想像してたのかわからないんだけれどね。
自分の彼氏を親に会わせたいと思ったのは実は初めてで。
あたしは元々家族に恋愛話をしない子供だったんだけど、今の彼のことはしゃべりまくりで、家族の評判も良くって、自慢の恋人なのです。

式場では高校の友達は会場が別な子ばかりなので、中学校の同級生とばかり話してました。
全体的にうちの中学は集まって固まってたなぁ。
式自体は本当に簡素なものになっていて、役員も新成人も面倒なことは避けたいって感じだったんだろうな。
まぁそんな感じで何の問題もなく終わってましたけど。

急遽成人式に参加していたメンバーと連絡の取れる中学校の同級生で、地元の白木屋でミニ同窓会を開くことになって、夕方から参加してきました。
結局集まったのは13,4人で、卒業以来会っていないに等しい子ばかりでした。
女の子は根本的にはあんまり変わってなくて、みんな歳を重ねて綺麗になっていたけど、性格とかはあんまり変わってない気がした。
男の子は大人っぽくなってた子が多くって、変わったからこそとっつき難くなった子と、変わったからこそ話しやすくなった子がいた。
でも全体的に微妙な飲み会でした。
いや、話もしたし、懐かしかったけど、最近のあたしはお酒を飲んでも気持ちよく酔えなくって、お酒を入れるとなんだか変なテンションになってしまうんだよなぁ。
少しお酒断ちしようかなと思ってます。
ってか、受験生なのでね。本当は完全に断つべきでよね・・・。

2005年01月03日(月)  初めてのデートを重ねる

朝から恋人と北海道神宮へ初詣に行ってきた。
あたしも恋人も三箇日に初詣に行くのは初めてなので、人の多さにちょっとびっくり。
車で行ったので、駐車場に入るのにかなりの時間待ちました。

お賽銭は100円。
1000円札を投げようか迷ったけど、やっぱ札はお財布から出せないよね。
いつもなんて25円(二重にご縁がありますように)だし、奮発した方。
もう新しい縁はいらないし。
彼が「ふたりのことは俺がお願いしてあげるから、お前は受験のことをお願いしろよ」って言ってくれたので、「大学に合格して彼と一緒にディズニーランドに行けますように」ってお願いしてきた。
彼に「それって願い事ふたつになってない?」って突っ込まれたけど、延長上だからいいんじゃないのかな・・・?やっぱだめなのかな?
やっぱり彼とのことを願わずにはいられなかったんだもん。

去年の半分、あたしはあらゆるものに彼とのことをお願いをしてきた。
七夕、神社、夕張では幸せの黄色い紙に。
そして地獄谷の閻魔様にまで。
閻魔様ってお願い叶えてくれるの?って感じだけど、お願い事を記帳するノートが閻魔様の前に置いてあったの。
だから願わずになった途端に彼とのことが崩れるのが怖い。
2005年は半分じゃなくって丸々1年一緒にいたいの。

おみくじも引いた。
彼は大吉。あたしは小吉。
彼は「結んでいかないでしょ?」と言って、あたしのおみくじと交換してくれて、あたしは大吉と書かれたそれをお財布の1番奥に忍ばせた。
きっと何よりのお守りになるよね。
こーゆうことをさらりとやってのけるところがとてもとても愛しくて、あたしはこの人を好きになってよかったと心の底から思う。

2005年最初のデートは2004年最初のデートと同じ場所だった。
円山にあるレストランでランチを食べた。
月の名前がついているそのお店は、去年の春、あたしと彼が初めてふたりでご飯を食べたお店。
だからなのかな?あたしはいつの間にかふたりの恋に於いて、月をとても特別に扱うようになった。
2004年5月21日の日記にそのことが書かれていて、そこでは彼はまだ’友達’と記されているんだけど、本当はあの日にはもう恋に落ちていた。
自分でも早いと思うけど。
だって今読み返してみると、日記の浮かれようがすごい(笑)
すべての始まりの日で、すべての始まりの場所だった。

あんなに簡単に恋に落ちてしまったのに、あれは間違いじゃなかったようで、日々大きくなる気持ちを自分でも持て余してしまいそう。
あんなに簡単に恋に落ちてしまったのは、間違いじゃなくって、運命だったのだと今ではそう思っているの。

大切にするということはとても難しいことなのだ。
大切にしたいと思っているものを、いつの間にか傷つけて失くしていってしまったりするから。
あたし、失くしてきたものがたくさんあるよ。
傷つけてきてしまったものもたくさん。
だけど君だけは、失いたくないから。傷つけたくないから。
大切にしたいのなら大切だということをいつも胸に刻んでおかなければいけない。
これからはそんなあたしでいたい。
君を愛してからそう思ったよ。

2005年01月02日(日)  2005年は美人に近づけますように

初売りに行ってきましたー。
朝8時、テレビで銀座プランタン前にすっごーく人が並んでいるのを中継してました。
慌てるあたし。8時に出る予定だったのに・・・その時刻・・・歯磨き中。
そこからメイクもそこそこに走り出しました。
ファンデだけは塗りましたよ。もう、肌年齢が・・・ね。

8時50分にpivotに到着。
PARCOとか4プラはもうけっこう人が並んでたけど、pivotはあんまり並んでませんでした。
あたしの前に150人くらい並んでたかな。
外に並ぶのが辛かった。
単語帳とか持っていったんだけど、雪が降っていて開けなかった。
ひとりぼっちだからぼーっとするのみ。こんな朝早く誰にもメールできないし。
みんなけっこう2人で来るんだねー。
あと家族4人とかもいたけど。お父さんが並んであげてたりとかけっこう。
カップルも多くって、外がすっごく寒かったので、こーゆう時恋人がいてくれたらあったかいんだろうなぁって思った。
でもあたしはバーゲンはひとりでしたい派だから。
pivotは並んでる人全員にあったかいココアを振る舞ってくれて、ちょっと感動しました。

開店して、ディアプリンセスのテナントの前に着いた順位は2位でした。
もうちょっと遅く来ても全然買えたのね。
福袋を買ったんだけど、なかなかよかったと思う。
全部使えそうだし、1万円だったけど、定価5万円分以上入ってたしね。

あとはクレージュとかキャンディロケッツとかで買い物してきました。
紙袋いっぱーい。
紙袋が増えると狭い店内を上手に歩けなくって、買う気も失せてくるんだけど、スカートを買うとそれに合わせるトップスが欲しくなってまた探しに行ったり。
もっとミニなスカートが欲しいなーってなって違うお店に行ったり。
気づけば5時間買い物してた・・・ってか歩き回ってた。
もちろん時間に比例してお金は飛んでいきました。
ギリギリお年玉もらえる年齢でよかった。
まだおばあちゃんとお父さんからしかもらってないけど、たぶん、おじおばも、くれる、はず・・・(だよね)。

あと、とうとうREVUEのファンデを買っちゃいました。
成人式に向けて綺麗になるんだい。
ドラッグストアの店員さんがREVUE初めてなあたしに色を見てくれて失敗せずに買えたし。
初めて高いファンデ買ったー。
もう年齢が年齢だとチープコスメじゃダメな気がする。
ナチュラルメイクだからこそ、ファンデは気合入れないとってなってきた。
でも下地は使ってません。
どこのがいいかわかんないし。
下地も本当は必要なんだろうなー。
あー、お化粧って難しいですね。
美しくなるのってお金がかかりますね。
そして切実に綺麗になりたい・・・。

2005年01月01日(土)  去年の終わりと今年の初めに傍にいて

大晦日の夜は例年通りに家族で紅白を見ながらお寿司を食べた。
いつも通り、居間でテレビを見ながら年の瀬を送ろうとしていた。
恋人とは8時半ぐらいからメールをしてて、お互いに年越しの瞬間をどう過ごすかって話になって、あたしは電話をしていたいと思っていたんだけれど、彼が電話は規制されると言うので、急に会いに行くことになった。

年越しが関係なくとも朝から恋人が恋しくてたまらなかったあたしは、それから準備をして10時過ぎに雪の降る中家を出て駅に向かった。
大晦日の町はすごく静かでびっくりした。
ヒールの高いブーツで雪の上を走って走って、10時36分発の地下鉄に乗った。
あたしの地元の駅から恋人の地元の駅までは8個。
今まで恋人と一緒にしか行ったことがないので、ドキドキしながら駅の数を数えてた。

恋人の車の中で一緒に年越しをした。
CDTVをラジオで聴きながら。
新年1曲目はaikoの「かばん」で、「この曲、去年、片想いの頃に君の着メロにしてたんだよね」って話しながら始まった2005年。

2004年は丁度半分だけ一緒にいられた。
2005年はずっと一緒にいられるかな。
一緒にいられなくとも毎日彼を想って過ごしたいな。
そして毎日想われていたいな(これはわがままかな。望み過ぎかも)。

彼が、「恋人と年越しするのは初めて」と言ったので、嬉しくなった。
あたしより3つ年上で、今までの彼女があたしより年上の人ばっかりだった彼の初めての何かをあたしがもらえることなんてそうそうないんだもん。
あたしも家族以外の誰かと年越しを迎えるのは初めてで、それが彼であって本当によかったなって思った。
こうして毎年彼と年越しを迎えられたらいいのにと、幸せなことがあった瞬間に欲張りなことを考えてしまう。
でも・・・欲張りかもしれないけれど、それが目標であり願いだから。
また365日をまわって隣にいられる大晦日があって欲しい。
年が明けてから、また1年後もこうして一緒にいようねと話した。

2005年が始まって1時間後、家の前でバイバイした。
「今年もよろしくね」と言って。
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