思考回路2011
もくじむかしあした


2004年01月11日(日) 腹黒い

店長は腹黒い。
表面的には平和主義、事なかれ主義。
それは自分の怒りの感情をごまかしてでも、
相手に対して穏和な態度を貫く。
それが、大人だと思っている。
・・・が。
ため込む分、店長が吐き出す怒りは、
ものすごい毒を含む。
レベル1のスライムにレベル99の勇者が
メラゾーマを唱えて倒すような、
1%の毒で充分、死に至らしめるのに
100%の毒を飲ませるような、
情け無用、容赦ない。
昨日の日記に書いた28才男の件も、
怒りをぶちまけ、ヒステリックに叫ぶ彼に
動じることなく、冷静に説いていた。
彼が店を後にしたとたん・・・・
怒り爆発。
別に怒鳴るとか、物に当たるとかそうゆう
ことはしない。
それよりもタチが悪いかもしれない。
なにせ、相手の人格と、今までの人生を全部
否定する言い方で、批判をする。
そこまで言うか!と思うくらい、言われている
相手に同情してしまうほど、キツイ。
私も人や物の見方はキツイ方だけど、それを
遙かに上回るキツさ。
その猛毒をぶつけられた私は、本人じゃない
のに、落ち込むほど。
これが本人だったら・・・たぶん泣くね。
怒り出すまえに、戦意喪失するだろう。
それぐらい、猛毒。
でも、思う。
その批判の仕方は、関心できない。
なんというか、周り回って自分に返ってくるような、
そんな相手の罵り方だ。
そうゆう言い方は辞めた方が良いと忠告しても、
店長の返しはきっとこうだろう。
「おれは間違ったことは何も言ってない」

・・・は〜。


2004年01月10日(土) 核爆弾のような人が

和食店で今、一番、旬な話題と言えば。
深夜に入ってきた男の人(28)について。
彼はとても仕事熱心。真面目。
だけど完璧を求めすぎて、周囲といざこざが
絶えない。入った一日目から、すでに店の状態
に不満を持ち、夕方からの引継ぎの酷さに
怒りを爆発させる。
なにか気に入らないこと、納得がいかないことが
あると、キレる。
物に当たる。
人に当たる。
暴言を吐く。
彼の口癖は「ふざけんな、ちくしょう」
すでに2度、辞めるという話しを店長にしている。
普段は2人で回すところ、彼の場合は3人で回す。
彼が、1人では出来ないから、誰か付けろと店長に
言ったからだ。
そのおかげで、彼は仕事を終わらせることが出来るが、
手伝いで、必ず誰かいる状況に慣れてしまい、
1人では何も出来ない人になってしまった。
問題なのが、それ当たり前になってしまったため、
誰も残れずに、何か一つでも引継ぎの時に仕事が終わっ
ていなかったりすると、もう大爆発。
下手をすれば掴みかかって、殴りそうな勢い。
自制が出来ないらしい。
いつも、引継ぎの時に、残される人と、
私は入るたびに彼の文句を聞かされる。
こちらが反対意見を言えば、機嫌が悪くなる。
彼の被害は、引継ぎの学生さん達にまで及び、
店長に対しても変わらずヒステリックに訴え続ける。
彼は、自分は真面目に仕事に取り組み、この悪い店を
良くしてやろうと熱心なのだ。
店の空気を悪くしているのが、自分だと言うことに
気がつかない。
状況は店長も把握しているので、なんとかするという。
・・・まぁまぁと、彼をなだめながら、実は一番
頭に来ているのが店長なので、近く彼はクビになる
だろう。それ以外に解決する道は無いところまで
来ている。
上手く、爆弾を店から遠ざける事が出来ればいいが
周りからの刺激で、暴発する可能性がかなりある
ので、要注意。






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