痒痛 ☆ 日記 
お酒と音楽と変人と。菫色の日々。

2003年11月30日(日) 飲んでいる

毎日、煙草とお酒と、お茶とガムとおせんべい の日々。
意識していないストレスは、口元になにか、シャブシャブチューチューカジカジするものを求めるのか。

ガムは、噛む人の気がしれないよ、と思っていたけれど、そりゃ気が知れないよ。
なにかいいことあるかも、スポーツ選手も噛んでるしね、と買ったから まだ残っているから噛んでいるけど、気に食わない奴よ。
相性悪いみたい。噛めば噛むほどよけいにイライラ焦りが増してくる。
早いとこ、甘味を出し尽くして口から出したいとしか思えない。

ガム人よ。ガムとはどのような心持ちで、噛めばいいのか、効果的なのか教えて欲しゅうござんす。

一杯飲んで眠る、それにまさる楽々癒しに辿りつけませぬ。



2003年11月28日(金) 楽ちん

子供って、好きとか嫌いとかとくになんとも思っていないのだけれど、つきあうのって簡単。楽よ。
ケガさえさせなければ。

思いついたことを、そのまま口にすればいい。
まず、ご機嫌をとる必要なし。
話をつきつめる必要なし。
自分がかっこつける必要も、頭よさそげにふるまう必要も、興味をもってもらおうとあれこれする必要もなし。


子供は別にそんなこと相手に求めていないのね。
大人に甘えようとズルをするけれど、
「いま、ウソついたでしょ。」
「ズルすんな!」
と言えば、へへバレタカ・・・ とちゃんと一度ネタを明かす。

長時間つきあうと、身体がつらい&こっちが飽きてくる。
そうなったら、無理してつきあうこともない。
他人に
「いやだ。」
と言われることも
「でも自分はやりたいんだ。」
と言い返すことも、子供だって、子供同士そんなやりとりをしているはず。

子供と遊ぶのは大得意ですが、甘やかしませんよ。危ない危ない、もあんまりいいませんよ。
子供の頃は毎日ケガをしていたもんです。
自分のでも(いないけど)他人のでも子供に言い聞かせるのは、よそさまに迷惑かけるな、ですかね。

動物のあつかいもうまいよ。



2003年11月23日(日) 見るぞ

街を歩いていて、一人歩きのひとは大抵、地面や自分のつま先、または店のウィンドゥや看板、はたまた数m先の虚空を見つめています。
他人の服装や後頭部を眺めるひとも多いでしょう。

でも他人の顔を見ながら歩くひとはあんまりいない。

だって目があわないもんね。

無意識にあわさないようにしているんだと思うのです。
そういうところ、動物 猫やらとかわらないかんじ。

それからひとの顔をジロジロ見るのはすっごく失礼だ、という意識。
日本では強いです。外国でも地域によるかな、場所によっては見たいものは通りすぎても首を後に回してでもみる人達と、顔はみないようにしているなと感じる人達がいる。
日本だと目があってしまったらまず、さりげなく目をそらすのが礼儀ですが、目があったらとりあえずニッコリする国もある。

で、それをいいことにわたしは結構ひとの顔をジロジロみている。
やっぱり一番興味があるんだもん。
ただすれ違っただけの、自分の長いような人生のなかでまったくどこにも係わりのない人達。
幸せでも不幸でも、いなくなっても全然じぶんには無問題な人達。

おいおい、ずいぶんな眉毛ですね、
不思議な額の生え際ですね、ご両親のどちらから受け継がれたんですか、
あなたの祖先は間違い無く、太平洋南方面から小船にのってきたんでしょうねえ

とか、まあ顔の造作を見ていることが多いです。いくつ見てもやっぱり同じ顔はふたつとないんだよね。
というのは、道を歩いているひとはほとんど無表情だから。

でもたまにはっきり喜怒哀楽を顔にだして歩いているひとがいるともう釘付けです。想像がふくらむふくらむ。
特に笑っているひと。
泣いたり怒ったりしているひとをみても、そうそう人生そんなことあるのよね、あったのねあなたも、で大体スルーです。
お金を落としたのかな、くらいしか具体的に思いつかない。
でも、もともと顔が笑っているように見えるひとではなくて、酔っ払っているわけでもなくて、一人で歩いていて笑っているひと を見るのは面白いです。
面白くて嬉しくなる。
今日みたゲジゲジ眉毛の27、8くらいの男性がひとり携帯を眺めながらニコニコしていただけでも、楽しい。

嬉しいメールだったんだね、ま 女の子からじゃなさそうだね、仲良しかバイト仲間(フリーターチックだった)からの馬鹿メールかな、いがったね〜

と、おばさんを通り越しておばあさんな気持ちになりまする。
あんたはわたしにゃなんの係わりもないけれど、これからも楽しく笑顔で暮らしなさいよ、むにゃむにゃ
な気持ちになりまする。


そんなわけで、音楽とか表現とか考え込ませたり驚かせたりいろいろあるようですが、わたしは見た聞いたひとが、単純に笑ってくれるのが好きです。
自分のため。自分が楽しくなれるから。
昔は爆笑してくれたら、とだいそれたことを考えたこともありましたが、爆笑の神様は思惑や計算の外にある、もしくは最高度の計算と的の先にある、と悟り
あは、ニッコリ路線を貫いてみよう クスでもよし、
と思っています。

明日はは昼間からライブでござりまする。
お客さんの顔ばかりみている演者ってどうなんだ、と言われつつもやっぱり見ちゃうと思います。

きてね。



2003年11月20日(木) あめあめあめ

ずいぶんお見限りね。
そう 見限る ということばも使われんようになりましたなあ。

芝居とライブが重なって、毎日やることがいろいろあって、空いた時間は勉強のためにビデオをみたり本を読んだり、体調維持のためとにかく寝ようとしているので
ずれずれなるままに日記を書く余裕というか暇がありませんでした。

日記って暇なときかくのよね。暇つぶしなのね。
一日一年って短いけど、つぶす時間はいっぱいなのね。つぶしてる間にもう12月だ。

そうなんだけど、日記を書くって習慣だから習慣がとぎれると書かないというより書けなくなる。ほんとのこといえば、20分くらい毎日日記をかく時間はあるのだ。
それから、頭の中がスカスカの日々は、なんやかや過ごしているときにいろんな観察をしていたり、ひとつのアクションに意味を考えたりこじつけたりしているのだけれど、いまはやっていることのことを考えて、合間もやはりそのことを考えているので、しかも全部他人様にはまったく係わりのないことなので、やっぱり書くことないんだな。

そうそう、日記はひとにみせるために書くものではない! というまっとうな意見を久しぶりに聞きました。
そうだな、と思いながら、んじゃこれも 世の中のweb日記も日記ではないんだな。
なんでしょう。

暇つぶし?



2003年11月14日(金) 微妙な

贅沢なようなみみっちいような悩み。
いま、全国百貨店商品券が、8000円ぶん手元にある。

なにに、使えばよいのでしょう。
金券ショップに出入りするような額でなし。
靴・・・は買えないよね。
消費税込みで8000円の品 at the 百貨店。
うううん。

わざわざ8000円握り締めてデパートに行く。
unnnnnn。

棚ぼたで手に入った8000円なので、嬉しいといえば嬉しい。
これが、現金8000円だったら、すぐに飲み代or本代に消えたでしょう。
が、商品券 百貨店限定。

悩む。
悩んだすえ暫定的に、クリスマスコフレ を買ってはどうか、と思いつきました。
男性には全然賛同いただけないであろう選択ですが。
別に新しい化粧品は欲しくないし必要でもないのですが。
楽しいじゃん。いろいろセットになって特別パッケージになっているのって。

遠い昔、紙芝居屋さんでのお買い物で、わたしの買いたいものはいつでも、
お弁当
でした。
お弁当 とは、最中の皮のような食べられる四角い小さな箱に、あんず のしいか 水あめ ゼリー 梅ジャム etc 単品で10円とか20円とかそんなものが、少しずつ詰めてあるものです。
でも お弁当 は高かった。50円だか100円だかしたのかな?
幼児がもっている一日のお小遣い全額だしても買えるか買えないかだった。
それに同じくらい大好きな うさぎ(2枚のソースせんべいに棒でからめた水あめを挟んで、もう2枚を耳のように突き出させて、梅ジャムとソースでウサギの顔を描いたもの。)の方がトータルな味、という点で お弁当 に勝っていた&絶対幼児でも買える値段だった、30円か50円だったような、為に毎回悩みに悩んで、結局ウサギ を選んでしまうために、少しでも余分なお金がある時、お正月あととか親戚が来た時、そんな時には 絶対 お弁当 を買う。ウサギ も買っちゃう! と意気込んだものでした。
でも、なんだか紙芝居ごときに大金を使うのは、幼児なりに みっともないことのような気がして、大抵どちらか一つしか買わなかった。のでした。

我が生誕の地そして幼児期を育んだ土地は一種特殊な土地柄だったので、まあ世間の10年から15年くらい後まで紙芝居屋さんの自転車が公園をまわっていたのよね。

近所の焼き鳥&ホッピー屋のおじいちゃんだったけど、彼がなくなって紙芝居&駄菓子をつかった創作お菓子&はいおつり30万円 という文化は消えた。

なにが言いたいのかというと、昔から小さな入れ物に、カラフルなものが少しずつチマチマぎっしり詰めてあるものが好きだ、クリスマスコフレも大好きだ、ということです。

at でいいのだろうか? in か?
あいかわらず前置詞ってやつは、わからん。外人さんが てにをは に迷うようなものかしら?



2003年11月07日(金) ニ連敗

隠れ家は静かなところ。ですが、とうとう騒音騒動が発生。
一度しか顔をみたことがない2軒隣(3軒しかないよ)さんが、朝早く夜も早い人らしく、寝入ったところをシジュウ包丁でまな板をトントントントンする音で起こされる。また寝入ったところドアノブをガチャガチャされたこともあり怖い。
と、不動産屋さんに相談したんだって。

当然お隣さんなんだけど、お隣さんは、自分は恥ずかしながら料理はしない、だからトントンは自分ではない、また自分はお酒は飲まないので、夜中に間違って隣のドアノブを開けようとしたこともない、と言いましたとさ。
ま、それはいい。ウソだってわかっているけれど、2軒隣さんが言うほどものすごい音でもないし、神経質さんと非を認めないさんのお話ということでそれはいい。
でもお隣さんは、奥の人(わたし)でしょう、と不動産屋さんに言ったのだ。
よってお隣さんは非を認めないさんから嘘吐きさんになったのだ。

わたしではありません、と言ったけど 人のせいにするなあ。
11頃頃帰ってきておもむろに廊下の洗濯機を回して、お湯をわかしてまな板でトントンとお味噌汁の実を刻み出すではないか。外からみえるところに日本酒の紙パックを置いているではないか。
お隣と2軒隣のドアノブは10cmと離れていないではないか。いくら泥酔して帰ってきてもわたしのドアと2軒隣のドアは何mも離れていて第一向きが違ーう!間違えるはずがないではないか。深夜に別れた旦那か誰かにベロベロなものすごい声で怒鳴ったりしていたではないか。

しかし、シャーシャーとウソをつかれてしまったので、もう誰もナンにも言えないの?
まあ、わたしではない。だって、みじん切りなんてもう何年もしていないもん。
しかし、嘘吐きさんにもっとウソをつかれると怖いので、しばらく夜のウクレレ練習とヘッドホンなしの音楽観賞はやめる。
お互い様だったのにさ。ぐっぞー。



2003年11月06日(木) 負けた

とうとう疲れて、チックはひどいし、頭は痛いしで、1日半つぶれてしまった。
寝た。寝ても寝てもぐったりしていた。
お風呂にも疲労快復用の粉を日々いろいろいれてみた。
これは内臓の疲れかも・・・ としばらく寝酒用の梅酒以外飲まないと決めた。

すこしスッキリしたのはアスピリンのおかげかしら。
アスピリンは体質的にすごく効くので、助かる。
たまのアスピリンはガンだかボケだかの防止になるって本当かしら。
どっちだったか。

明日からも毎日予定はありありなのだが、予定があってものぼぼ〜んと構えていられるといい。
でも、芝居のプレッシャーでもう辛い夢を見始めているので無理かも。

毎回じつに単純なのだが、たいてい公衆の面前で大便する夢なのだ。
夢判断によると、排泄行為の夢は自己の排泄=表現らしいのでまったく単純だ。
おとといのは、運転中にこっそりしっかり排泄しているところを子供達に邪魔され、
「放っといてよ、うんこしてるんだから!」
と怒っている夢でした。なにかブレーキペダルが、吸い込み装置のスイッチのようになっていた。尻から直接吸い込みなのね。服はどうなっていたんだろう。

その前はいわゆる間に合わない夢。芝居のメンバーや多くの知り合い達でなにかなしとげて(スパイ大作戦的なハラハラ馬鹿馬鹿しいなにかだったようなうっすらとした記憶)、
屋上での記念写真に間に合わなかったわたし。
階段を駆け上って駆け上ってやっと屋上についたら、メンバーは解散。写真屋はいない。老人や子供達が寂しい屋上の売店の植木市や金魚すくいのようなものをひやかしていた。
寂しかった。

まだなにもやっていないのに、勝手に重圧を感じている。
のぼぼ〜んとなりたい。



2003年11月02日(日) ホ〜リデ〜イ v

素〜晴らし〜い〜ホ〜リデ〜イ
きょお〜はきゅ〜うじつ〜 わっはっは

と、ひとりミュージカルな日曜日。
実に14日ぶりのなにも予定のない日。
大事だ、大事だよ。
やることはまだまだあるんだけど、そうだ休みをとろう! と昨日決意しました。
返事も面倒なくらい疲れてしまって、始めてあった方々にも疲れた顔をしたひとだ、と思われたのだろうと思うと もうもうもうイヤになったっす。

昨夜寝る前は、今日は目覚ましかけないもんね、きゃっはっは と誰にともなく高飛車な気持ちでした。
今日は自然と目が覚めたらば当然午後の日もかなり傾きかけていたけれど、まだとても暖かくて、
ずっとぺしゃんこのままだった自転車の空気を入れて、雨ざらしのためサビついて閉まらなくなった鍵もサビ取りスプレーして、すっかり快調になったチャリ君でお買い物にでかけました。
上着がいらない暖かさのなか、まず大好きなお店の豆大福を2個買って、本屋さんにいって大好きなミステリーのシリーズ新刊をゲットして、出ているのを知らなかったからより嬉しかった、雑貨屋さんで友人たちの誕生プレゼントを見つけ、自分にもプレゼントだコノヤロウと散財しまして、全部プレゼント用に包んでくれたまえ、と頼んだらやけに遅くて まあ仕方ないわね、と鷹揚によかよか構えていたら、恐縮した店主がすごく大きなお香セットをくれまして、(息継ぎ)
最後におでん専門店でおでんを買って、おうちのソファでもぐもぐ食べながら新刊を流し読みしまして、いやもったいないッこれはまた忙しい日々の合間のお楽しみにとっておこう、と予想外にいい匂いだったお香を焚いて精神集中してHPの更新作業を終え、それでもまだ夜8時半、まだまだ今夜は長いぜ、お風呂に入って音楽を聴きながらチケット郵送作業などをして、とうとう寝るぞという前に、借りておいた 世紀末豪華コスプレミステリー のビデオをみるのだ!

完璧な休日。
一人悦にいる。
その奢った心の隙間にダメをだされたのね。
更新作業を終え、ちょっと冷たいものでも飲もうかな、と冷蔵庫を空けたらなにか臭い。知りたくないけど調べてみたよ。
下の段の奥の奥、いつからあったのか記憶にないような古い小さな牛乳パックが横倒しになっていました。下の段にあったすべてのものが零れた古い牛乳に汚染されていたよ。
全部どかして雑巾で拭いて拭いて、雑巾を洗って ああとても水洗いではすまないその匂い。学校給食を味わったことがあるひとならば、古くなった牛乳と牛乳を拭いた雑巾の匂いには皆、一言あるでしょう。

少し意気消沈。でもまだ9時半だ。1時間くらいすぐ挽回するぜ。


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