=A cat has nine lives=
猫には９つの命があるという。９つも命があれば人生をやり直すチャンスもあるけど、たいていの人間は１つしか持ってない。だけど、人間にも人生をやり直すチャンスはあるんだって。ある日、ある時神様が「この人生のまま一生を終わる」か「もう１度生き直す」かを選ばせてくれる。

現在２７歳の俺。これまでの人生はどんなだっただろう。こんな感じで今に至ってるわけだけど「我が人生に悔いはなし」と言うにはまだ早い。四半世紀しか生きてないしね。それなのに既に「ここまでの人生リセットさせて！」って思うこと多々あり。
正直言ってね「もしもあの時・・・」って思うこと沢山あるよ。「うん、あれは英断だった」って思う事の方が少ないもん。
「歴史に『もし』はない」とは言うけど人生には有りだと思う。過去に戻ることはできないけど、「あの時こうしてたら」って事の中には今でも遅くない事はあると思うからね。
そういう意味では生きてる限り何度でも人生にチャンスはあるんだけど、増えてく年だけはどうしようもないから、ついつい年のせいにしてチャンスを無駄にしてしまってるのも否めない。

自分がゲイだということはこの人生何も悔いることはないし、むしろゲイで良かったって俺は思ってる。だけど、親の事を思うとうしろめたい気持ちはやっぱりある。
「俺の人生なんだから」って割り切れればカミングアウトもして「孫の顔は期待しないでね」って言えるんだけど、両親がいるからこその俺なわけで結婚の話がでるたびにうやむやにしてるんだけど、親ももういい年だから気持ちとしては、孫の顔見せてあげて「じぃじ」と「ばぁば」にならせてあげたいとは思うんだけどね。
繁殖活動をし、子孫を後世に残して行くのが動物の自然な姿だとすれば、俺は違う。後に残す命もないし、何か世のため人のためになってることもしてるとは思えない。

俺は何のために生まれて来たのでしょうか？

自分の人生に、自分が生まれて来たことに、何か意味を持たせたり、目的を与えないと自分の存在価値がなくなりそうな気がすることがあります。将来を不安に思ったり、自分のやってること、やってきたことを否定されたりした時とか。
さすがに落ち込んだわ。「俺って何やってたんだろ。俺はいらない人間なのか？」って。んで考えたん。人生の意味とか目的、何のために俺は生まれて来たのか。とか。
哲学の世界やわ。もしくは悟りをひらくかね。

そんなのわかるか〜！

結局「『なんのために生まれてきたのか』とか人生の目的やその意味なんて無くてもいいじゃん。死ぬ時に『だいたい満足な人生やったわ』て成仏できればいいや」って開き直ってやったわ（笑）
目的とか意味なんて後からいくらでもくっつけられるわ。今のこの俺の人生は１度目の物なのか、２度目の物なのかはわからない。やり直す事を選んだ瞬間に１度目の人生の記憶は消去されるらしいから。
だけど、なんとなく２度目の人生のような気がすんの。１度目の人生を参考に（記憶は消去されるから参考にはできないんだけど）２度目のこの人生が順調に進んでるからではなく、何かにつけて「もう後がないぞ」ってことが多いから（笑）

３０代は俺が憧れる「アダルトメンズゲイライフ」年代。あと少しでその世界に入れるわけ。
３０代を実りある物にするにはこれからの日々を大切にしながら生きなきゃなと思います。
例えば、水泳体型になって一目おかれる肉体になるとか、一目おかれる逸物を持つとか
そういう願望は今日、明日のすぐにはムリなこと。日々の筋トレを続けないとね。
トータルした人生の目的とか目標なんてわからんから、願望と肉欲を達成するために努力精進を繰り返す。達成されたら更に欲深く・・・。
俺の人生ってこんなんでええんか？
ええのか？
まぁ、えっか・・・。

あ、俺が今こうして生きてる理由の中にひとつだけ言えることがあります。
それは、今これを読んでくれてるアナタに出会うためです。ぷぷぷ。

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