今まで付合った人との時間を示す時計があったらどんな数字が出てくるのだろう。

「恋愛は付合った時間じゃないよ」と言う人もいる。確かに俺もそれは思う。何年付合っててもそこに想い通じ合う気持ちがなければそれはただ、別れなかった時間に過ぎないのかも知れない。

でも、半年じゃ見えないもの、１年じゃわからない事、３年たって気付く気持ち、１０年たって見つかる答えだってある。それなりに時間を重ねなければわからない事はあるのだ。「５年目になるかな」と言うと「へぇ、長いね。よくそんだけ付合ってられるなぁ」って言われることがある。余計なお世話であると思いつつも「そっか、やっぱ５年って結構長い方なんだな」って思ったりする。決して万事順調にきたわけではない。お互いに別れることを考えたこともあったし、まさに最後の日を迎えようとしたこともあった。

恋愛時計は幸せな時間だけを刻むわけではない。破局が近付こうとも同じように時を刻んでいく。ただ、不幸せな間に刻まれる時間はすごく速く感じる。いつもの倍以上の速さで結論へと急がせる。どちらかが反対すればまだその速度は落ちるのだろうが、双方同意している場合はもうコントロールすらできない。しかし、この時計は最後にひとつだけ猶予をくれる。「ずっと一緒にいような」そう思ってた時間を思い出させてくれる。

「もう、絶対こんな奴とは出会えない。ここで別れたら俺は一生後悔する」そう思った。それを繰り返してきた。繰り返す度に「絶対後悔する」の「絶対」の数が増えてく気がした。出会った頃の感情を維持する事は難しい。感情は時間と共に変化していく。新鮮さなんて時と共に薄れて行く。これは当然のことである。新鮮さがなくなり当たり前になった時にどんな感情を持っているのだろうか。

恋人？家族？
おそらく全てが混在しているだろう。男女であればこの頃には既に結婚しているはずである。子供だっているかも知れない。家族ができあがっているのだ。しかし、俺たちにはそれはない。変わらぬ人間関係の中で感情だけは変化していくのだ。
子供を持たない夫婦もいるが、それとも少し違う。

この頃になると恋愛時計はその動きを鈍らせて行く。恋愛時計を止めたことは過去に何度かあった。別れの数だけストップさせた。しかし、今の感覚はそれとは違うのだ。流がもっと大きな流に合流しようとしている感じがする。
ふたりがそれぞれ持っていた恋愛時計はそれぞれの生きる時間へと合流し、そして二人の生きる時間が１つの大きな時間へと合流していく。
そんな時なのだ。

ちょっと前までこのＨＰは更新がカメよりも遅い仮死状態にありました（笑）俺んとこは更新するとしたら「ひとりごと」ぐらいやねんけど表に書くにはあまりにも露骨すぎる内容の物もあたったりでなっかなか書いてませんでした。「おんがく」なんかは思い出したように時々するけど、エサとかあの辺はネタはあっても記憶に残ってないから書けない（笑）しかし、ＨＰを管理してる側としてはコンテンツの組み方に悩みます。今はこの状態で落ち着いてますが、消えて行ったコーナーも沢山あります。自分が何を言いたいのか、なにをしたいのか、それを考えた結果今のコーナーが残ったわけですが、ＨＰに来てもらってそこに書き込みを残してもらうという事はすごく大変な事だと実感してます。読者の立場でいろいろサーフしてても書き込みしていこうと思うとこって意外と少ないんです。おもしろくないとかよりも、常連さんでうちわネタで盛り上がってるとこに入っていく勇気がない（笑）いいなと思ったとこでも書き込みを残さずに帰ってくることもあります。で、自分のとこに戻ってみて「じゃぁ、俺んとこはどうなんだろ」って考えます。うちにも常連さんがついてくれてます。特にあのコーナーは（笑）俺はあのコーナー大好きです。ＧＧＨシスターズと勝手に俺が名付けた彼らははじめは別のＨＰで知り合った人達でした。残念ながら今はそのサイトは仮死状態にありますが、彼らは初めて行った俺をとても自然に受け入れてくれました。とても入りやすいとこだなって思ったのを覚えてます。「これだな」って思いました。初めての訪問でこの感覚を持ってもらえるようなとこにしたい。管理人だけでなくそこにいる人達が迎えてくれるってすごくうれしいことだなって思ったんです。で、どうやったらそういうみんなで交流できる場所が作れるかなと思って「？＆！」を作ったりしたわけです。普通のＢＢＳは俺対その人のやりとりになりがちやから、横レス促進ＢＢＳとして（笑）来てくださった人に「また来たいな」って思ってもらえるようなとこにできたらなって思ってます。
メルマガを発行してますが、メルマガはひとりごとの別冊のような物です。現在約８０人の読者の方がいてメールでは感想を頂いてますが、「メルマガ読みました」というカキコはありません（笑）でも、これはこれでいいんです。そのためにメルマガという手段を選んだのです。思ってることを聞いてもらいたい、同じような悩みを持ってる人がいるんだってこと知ってもらえればいいなって思って。一方通行なコミュニケーションですが、メールをくれる人は年下も年上も女性もいます。だいたい、発行した１週間くらいの間にもらうのですが、「同じようなこと思ったことあります」っていうのが多いんです。そうなんです、俺は別に俺だけに特別おこった事ではなく誰にだってあることを書いてるだけなんです。続けて読むとその人の体験を読みながら「あぁ、俺も同じようなことあったなぁ」って逆に俺が「うんうん」って頷いてたり。俺はメルマガにはＨＰのＵＲＬを貼りつけてますが、メールをくれた人を直接勧誘することはしません。何を選ぶかは読者の自由であると思うからです。
　ここ最近新しいＨＰとの交流が増えました。いろんなＨＮが掲示板を賑わしてくれてうれしい限りです。どうしたらもっとみんなが楽しめるＨＰにできるのかわかりませんが、俺は常連さんも新しい人も一緒に楽しめるとこにしていきたいと思ってます。管理人必死です（笑）
お付き合いありがとうございました。

＞年下は？
「嫌い。」

＞なんで？
「わがまま・生意気・やさしくするとつけあがる・素直じゃない。」

＞なんかあったの？
「ちょっとね。こっちが本気になってるのになかなか心開いてくれない。
　真面目に言ってるのに笑って返すし。
　何考えてるのかわからない。素直になれって。なんでいつもそうなんだよ。
　黙って口尖がらせたまま口もきかないし。なんだって言うんだよ。」

＞甘えん坊？
「多分そうだと思う。でも素直には甘えない。屈折した甘え方が得意みたい。
　ヨシヨシってすると逃げるし、ほったらかすと猫みたいに寄ってくるし。」

＞子供なのかな？
「う〜ん、それも違うと思う。年下って言ってももうちゃんと大人だしね。
　本気で怒るとしっかり謝ってくるし、時々はすごくかわいく甘えてくる。
　年上の扱いを知ってる感じ。大人だなあれは。子供なんかじゃない。」

＞わかってるんじゃない？年下のこと。
「わかる気がする。
　生意気で素直じゃなくて。わがままは言わなかったけど優しくされると
　反発してた。甘えるのが下手だった。本当は甘えたいのに。もっと素直に
　なればいいのにね。」

＞それ誰のこと？
「俺のこと。」（年下モード時）

＞ふ〜ん。じゃぁ、年上は？
「嫌い。」

＞（笑）なんで？
「都合のいい時にだけ子供扱いして、そのくせ「大人になれ」って言う。
　年上だからって言う事全てが正しいわけじゃない。年下にだって言い分は
　あるし言う権利だってある。何か言えば「子供にはわからん」って。
　ふざけんなって。子供扱いされんのはベッドの中だけで充分。」

＞あらら。なんか怒りモードになってるよ。落ち着いて。
「あ、すいません。」

＞じゃぁ、年上の人って思ったほど大人じゃなかったりする？
「正直言えばね。でも、やっぱり俺よりも大人だなって思うことの方が多い。
　大人じゃないっていうよりも性格が合わないだけだったのかも。」

＞なんで甘えないの？
「甘えないんじゃなくて甘え方がわからない。甘えてる自分を客観的にみて
　恥ずかしくなるから。精神的には甘えてたよ。すごく安心できたし。
　でも、大好きな人の前では確実に変化があるね。普段の自分じゃないような。
　口調だっておかしくなるし。言葉じゃない音を出すっていうのか。
　母音を強調したり、語尾に「・・・」をつけたり。「てんてんてん」って
　言うんじゃないよ。余韻を残すってこと。」

＞「じゃぁ、年下は年上に苦労してる？」「年下も苦労してるんじゃないかな。でも年上だって苦労してる。
こいつの思いをちゃんと受けとめてやれてるのかな？
最近ちょっと冷たかったかも。
我慢する方やからきっと俺に言いたいことあってもあんまり言わないんだろうな。優しくしてやらないと。
年上だって不安にもなれば、弱気にだってなる。人間なんだから。
それでもあいつの前でだけはしっかりしててやりたい。そんなこと思ったり。」

＞年上の気持ちをわかるんだね（笑）
「だって今俺年上やもん。」
＞そっかそっか。失礼（笑）　　

＞さっき言ってたよね「人間だもんね、年上だって。年下だって人間」
　みたいなこと。
そうだと思うよ。年下からすれば年上にはいつだって強くてがっちり抱きしめてもらいたいってのは思ってるんだけど、でも、ほんとは弱いとこだって見せて欲しいんだ。頼りない子供だって思ってるかも知れないけど、年下だっていざとなれば年上のひとりやふたり受けとめられるって。大好きな人なんだから。潰れても受けとめたいって思ってるんじゃないかな。

「そうだよね。俺も今年上やってて、何度か弱いとこ見せたことある。そん時うちの年下くんは抱きしめてくれたもんなぁ。なんかすごいパワー出たのを覚えてる。初めっから出してたわけじゃないよ。俺がひとりで抱えててかなりおかしくなった時があって、その時に「弱いとこだって見せて欲しい」って言われた。関係ないなって思った。年が上だとか下だとかそんなこと。
年下だって一生懸命年上を支えようとしてるし、一生懸命愛してる。
年上だっておんなじこと一生懸命やってる。両方一生懸命にね。」

＞ほんとそう思うよ。
　じゃぁ、最後にいい？年下は好き？
　「好き。生意気でわがままで優しくするとつけあがるけど、それでもそれは俺にしか見せないこと。俺にしか見せないんだからかわいいと思わない？」

＞じゃぁ、年上は？
　「好き。時々は子供扱いしたり、冷たいなって思うことあるけど、優しくて包み込んでくれるその雰囲気がたまらなく好き。生意気言うのもやっぱりその人のこと大好きだから安心して言える。」

＞はいは〜い。
　なんだ結局ダレ専じゃん。って言ったそこのキミ。あとで体育館の裏へ。
いや、まぁ、そういうことでダレでもいいってことではなく精神的に支え合えれば年の違いって関係ないなってことです。依存や寄生ではなく個々の人間がちゃんと相手を思い合えればなんかいいかなって思います。

　

人にはそれぞれ記憶や思い出があり誰一人として同じ物を持っていません。
そんな中、全く違った過去を持った者同士が出会い二人で未来を作り始めるのです。
そして同時に過去も。過去をあからさまに今にひっぱることってしないけど、それでも大好きだった彼の影をその人に見てたことはあった。失礼な話しだけど。ホント。彼は彼であってあの人じゃないのにね。

　過去を忘れるために未来を作ろうとする人もいれば、過去を未来へ繋げる人もいます。人は常に時空をさまよえるラッキーな生き物だと思います。今に疲れた時にふと、過去に戻ってみたり、未来を見て希望を持ったり。もちろん消したい記憶だってあります。その記憶が消えれば思い出す度に痛む胸ももっと軽くなるのに。
でもその痛みって当分の間は消えないんだろうなって思います。たぶん、記憶の神様が、俺がもっと人として人をいたわり思いやれるような人間になるまではその痛みを背負ってなさいって。

　記憶や心のメカニズムは俺にはわからないけど、今でも残ってるそれはきっと未だ俺の心や頭に未熟な部分があるからだと思うのです。この先誰かに同じことを、今度は俺が加害者としてしてしまいそうな時、この記憶が俺を止めてくれるのだと思ってます。

う〜ん、でも最近はあんまり昔のこと思い出さなくなったかな。ひとりごとを書く上で思い出したりするけどあんまり胸も痛まないし。すごく時間がたって思うのがあの時言ってしまった言葉に対して謝りたいってこと。謝らないままに別れた人もいるし。友達も恋人も。
「だったら言うけど○○だって俺になんて言った？」ってのもあんまり言わないようにします。じっと黙って後から爆発してたもんね、俺。その時に我慢したなら一生我慢。我慢できないならその時に言う。心がける。って今更言っても、もう過去の人達か。
　　　
　　　

「寂しそうな目してんなぁ」

あぁ、また言われてしまった。俺ってどんな目してるんだろう？
大体は想像つく。電車とか乗ってるとき、お茶してるとき、俺はふと飛んでしまうことがある。その時間が退屈なわけではなくすごく不思議な感覚なのだが、いつも同じ記憶をだどろうとしている時なのだ。その記憶が何なのかわからない。
そこに本当に記憶があるのかさえわからない。単になんにも考えてないだけなのかも知れないし（笑）ただ、そういう時に「寂しそうな目してんなぁ」と言われるのだ。そういう時は唇もちょっととんがってたりする。

寂しいわけじゃないと思う。思うってのは自分でもその時の感情がよくわからないのだ。彼氏といる時にも「またあの目になってるで」と言われることがある。
昔付合ってた彼に「捨て犬みたいな目してるな」と言われた。しかも、初対面の時にである。ちょっとうつむき加減になってるから目だけ彼の顔を見ると上目遣いになって余計に捨て犬になる。
あぁ、なんなんだろ、この感覚は。俺の前世って捨て犬なんかなぁ。

その人はとても優しかった。
その人は飾らない人だった。
その人は俺のことちゃんと見てくれる人だった。
その人は遠くにいても近くに感じる人だった。
その人は俺よりもすごく大人だった。
その人は俺のこと分かってくれた。
その人は怒ってくれた。
その人は眠たい時も電話で話してくれた。
その人は笑ってくれた。
その人は俺の気持ちを受けとめてくれた。
その人はその気持ちを正しい形で返してくれた。
その人は何が大切なものかわかってくれてた。
その人はもっとちゃんと見ろって言ってくれた。
その人のような大きな男になれたらいいな。
その人のような大きな男になれるかな。

そんなその人だから俺は安心して好きでいられました。

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